JP2001023619A - 電極フィルム箔原反の連続巻取方法及び連続巻取装置 - Google Patents

電極フィルム箔原反の連続巻取方法及び連続巻取装置

Info

Publication number
JP2001023619A
JP2001023619A JP11195032A JP19503299A JP2001023619A JP 2001023619 A JP2001023619 A JP 2001023619A JP 11195032 A JP11195032 A JP 11195032A JP 19503299 A JP19503299 A JP 19503299A JP 2001023619 A JP2001023619 A JP 2001023619A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
electrode film
cutting
film foil
winding core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11195032A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Nishimaki
正春 西間木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP11195032A priority Critical patent/JP2001023619A/ja
Publication of JP2001023619A publication Critical patent/JP2001023619A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Winding Of Webs (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極フィルム箔原反を切断するカッタの摩耗
を抑制することによってその交換回数を少なくして生産
効率の向上を図るとともに連続巻取が確実に行い得るよ
うにする。 【解決手段】 押圧ローラ13によって揮発性液体23
を噴霧された巻取コア11bの外周面に押圧して密着状
態で走行する電極フィルム箔原反8を、カッタ14によ
って幅方向の中央位置を頂点として走行方向に凸となる
略二等辺三角形状に切断するとともに、切断時に切断部
位の頂点部9にエアー24の吹き付けを行うことで、頂
点部位9が巻取コア11bの外周面に強制的に密着され
るとともにカッタ14による切断動作の促進が図られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属フィルム箔に
電極材を塗布してなる二次電池用電極フィルム箔原反を
所定の長さに切断して複数の巻取コアに連続して順次巻
き取るようにする電極フィルム箔原反の連続巻取方法及
び巻取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の電子機器等には、直流電源として
電池が用いられる。電池は、大別して放電してしまうと
寿命となる一次電池と、充電することによって再使用が
可能な二次電池とがある。二次電池としては、鉛電池、
ニッカド電池、ニッケル水素電池或いはリチウムイオン
電池等が提供されている。例えば携帯型電子機器等にお
いては、多機能化に伴って電源容量の確保とともに携帯
性の確保が求められるとともに電源の小型薄型化が求め
られている。
【0003】リチウムイオン電池は、体積あたりの容量
密度が高く、ニッカド電池と比較しても約3倍の高電圧
を有し、電池内においてリチウムがイオン状態で存在す
ることで安全性が高いといった種々の特性から、各種の
携帯型電子機器等の電源として汎用されている。リチウ
ムイオン電池には、その形状から円筒形、コイン形、ピ
ン形或いは平板形(角形、ペーパ形)等が提供されてい
る。例えば、円筒形リチウムイオン電池1は、図7に示
すように有底筒状の電池缶2と、この電池缶2の開口部
にかしめ付けられた蓋体3と、電池缶2の内部に非水電
解液とともに封装された正極材4と、負極材5及びセパ
レータ6等によって構成されている。
【0004】正極材4は、数十μmの厚みのアルミ箔か
らなるフィルム状集電体の両面に、例えばリチウムニッ
ケル酸化物、リチウムコバルト酸化物或いはリチウムマ
ンガン酸化物等の正極活物質を成膜形成してなる。負極
材5は、例えば銅箔からなるフィルム状集電体の両面に
ドープ・脱ドープ可能な炭素材料からなる負極活物質を
成膜形成してなる。
【0005】リチウムイオン電池1は、同図に示すよう
に正極材4と負極材5とをセパレータ6を介して密着さ
せた状態で積層するとともに、この積層体を螺旋状に巻
回して電池缶2内に収納してなる。積層体は、セパレー
タ6が最外周部位となるようにして巻回される。リチウ
ムイオン電池1は、正極材4の集電体から取り出した図
示しない正極端子を蓋体3に接続するとともに、負極材
5の集電体から取り出した負極端子7を電池缶2に接続
し、電池缶2に対して蓋体3をかしめ付けることによっ
て構成される。
【0006】リチウムイオン電池1は、適宜の工程を経
て製造されるが、供給されたフィルム状集電体、すなわ
ちフィルム状金属箔に対して電極活物質を塗布する塗布
工程と、乾燥工程と、冷却工程等を経る電極製造工程に
よって電極材が製作される。電極製造工程においては、
幅広のフィルム状金属箔が巻回された供給ロールから繰
り出されて供給され、冷却工程を経た後に電極フィルム
箔原反8として巻取コアに巻き取るようにする。電極フ
ィルム箔原反8は、次工程の裁断工程へと供給されて所
定の幅、長さに切断される。フィルム状金属箔原反は、
工程中を例えば15m/min〜100m/minの走
行速度、かつ例えば30kg/600mm幅の走行テン
ションを以って連続走行される。
【0007】フィルム状金属箔は、一般に1000m〜
5000m長で供給ロールに巻回されており、電極製造
工程中に供給されて電極フィルム箔原反8を連続的に製
造する。電極製造工程は、電極活物質の塗布工程及び巻
取工程において、最初の供給ロールから繰り出されるフ
ィルム状金属箔の供給が終了すると、自動的に次の供給
ロールから繰り出されるフィルム状金属箔が瞬間的に繋
げられて電極フィルム箔原反8の製造が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電極製造工
程においては、生産するリチウムイオン電池1のロット
や種類に応じてフィルム状金属箔に対して電極活物質を
塗布する長さが適宜決定される。したがって、電極製造
工程には、図9乃至図11に示すような、切断指示に基
づいて電極フィルム箔原反8を任意の位置で切断すると
ともにこれを巻取コア51に巻き取る切断巻取装置50
が設けられる。電極フィルム箔原反8は、詳細を後述す
るように切断巻取装置50によって幅方向の中央位置を
頂点部9として走行方向に凸となる略二等辺三角形状を
呈して切断されるいわゆるバアイアスカットが行われ
る。電極フィルム箔原反8は、切断巻取装置50によっ
て切断部位の頂点部9を巻取始点として巻取コア51に
よる巻取が行われる。
【0009】切断巻取装置50には、図9に示すよう
に、巻取コア51(図においては2個の巻取コア51
a、51b。)と、これら巻取コア51に対して電極フ
ィルム箔原反8を導くガイドローラ52(図においては
2個のガイドローラ52a、52b。)と、押圧ローラ
53(図においては2個の押圧ローラ53a、53
b。)と、カッタ54と、スプレーノズル55等が備え
られている。切断巻取装置50は、同図に示すように第
1のガイドローラ52aと第2のガイドローラ52bと
に掛け合わせて電極フィルム箔原反8を走行させること
で、この電極フィルム箔原反8を第1の巻取コア51a
に巻き取らせる。切断巻取装置50は、切断された電極
フィルム箔原反8を図11に示すように第2のガイドロ
ーラ52bに掛け合わせて走行させることで、この電極
フィルム箔原反8を切断部位から第2の巻取コア51b
に巻き取らせる。
【0010】ガイドローラ52は、図示しない支持機構
によって、第2の巻取コア51bに対して接離自在とさ
れ、通常はこの第2の巻取コア51bに対して離間保持
されている。カッタ54は、図示しない駆動・支持機構
に支持された一対のカッタ部材を備えており、通常は一
対のカッタ部材が第2の巻取コア51bに対して離間保
持されている。カッタ54は、駆動・支持機構によって
一対のカッタ部材が第2の巻取コア51bの幅方向の中
央を超えた位置から相対する側方へと移動される。
【0011】スプレーノズル55は、第2の巻取コア5
1bの外周面に近接して配置されている。スプレーノズ
ル55は、カッタ54の動作に先行して、第2の巻取コ
ア51bの外周面に電極フィルム箔原反8に悪影響を及
ぼさない揮発性の液体、例えばエチルアルコール56を
均一に噴霧する。
【0012】電極製造工程においては、通常、塗布工程
を経て製作された電極フィルム箔原反8が、図9に示す
ように第1の巻取コア51aに連続して巻き取られる。
電極製造工程においては、切断指示に基づいて、切断巻
取装置50が駆動されて電極フィルム箔原反8の切断と
第2の巻取コア51bへの巻取動作が開始される。切断
巻取装置50においては、図10に示すようにスプレー
ノズル55から第2の巻取コア51bの外周面にエチル
アルコール56が噴霧される。
【0013】切断巻取装置50においては、押圧ローラ
53が第2の巻取コア51b側へと移動動作されること
によって、電極フィルム箔原反8を第2の巻取コア51
bの外周面に押圧する。電極フィルム箔原反8は、第2
の巻取コア51bの外周面との間の空気が除去されて、
この第2の巻取コア51bの外周面に密着された状態で
走行する。
【0014】切断巻取装置50においては、カッタ54
が第2の巻取コア51b側へと移動されるとともに、そ
の一対のカッタ部材が第2の巻取コア51bの幅方向の
中央を超えた位置から相対する側方へと移動される。電
極フィルム箔原反8は、カッタ54によって図8に示す
ように幅方向の中央位置を頂点部9として走行方向に凸
となる略二等辺三角形状に切断される。
【0015】切断巻取装置50においては、電極フィル
ム箔原反8が濡れた状態の第2の巻取コア51bの外周
部に密着した状態を保持されることで、その切断部位の
頂点9を巻取始点として直ちに巻取が行われる。切断巻
取装置50においては、電極フィルム箔原反8を上述し
たバイアスカットして巻取を行うことで、カッタ54の
電極フィルム箔原反8に対する切断抵抗が低減されて良
好な切断が行われるとともに、電極フィルム箔原反8と
第2の巻取コア51bの外周面との間に空気が流入した
り皺や折返しの発生を抑制して自動巻取が行われるとい
った特徴を有している。
【0016】ところで、電極製造工程においては、上述
した切断巻取装置50が備えられてカッタ54によって
電極フィルム箔原反8のバイアスカットが行われる。カ
ッタ54は、高速度鋼等の超硬度の金属材からなる一対
のカッタ部材がそれぞれの刃先を第2の巻取コア51b
の外周面に突き当てられた状態で電極活物質が塗布され
たアルミ箔や銅箔を切断する。したがって、カッタ54
は、5回乃至15回の切断動作を行うと刃先が摩耗して
切れ味が悪くなる。このため、切断巻取装置50は、電
極フィルム箔原反8の切断部位がシャープとならなくな
るために、頂点部9がエチルアルコール56を噴霧され
て濡れた状態にある第2の巻取コア51bの外周面に密
着して自動巻取が行い得なくなるといった事態を発生さ
せる。
【0017】電極製造工程においては、電極フィルム箔
原反8がその切断部位を第2の巻取コア51bに密着さ
れて自動巻取が行い得なくなると、走行路中で電極フィ
ルム箔原反8にジャムが発生したり皺寄りや折返しが発
生することがあった。電極製造工程は、かかる事態が発
生した場合には装置を停止してその対応を図るために生
産効率を大幅に低下させるとともに製品歩留まりを低下
させていた。
【0018】このため、電極製造工程においては、切断
巻取装置50のカッタ54を例えば10回程度の切断動
作を行うと定期交換するといった対応が図られていた。
電極製造工程は、カッタ54の定期交換のためにその都
度工程全体が停止されることで、生産効率が低下すると
ともに製品の品質にもバラツキが生じるといった問題が
あった。また、カッタ54は、切断巻取装置50から取
り外されて研磨が行われて再使用されるが、研磨にも大
幅なコストを要していた。
【0019】したがって、本発明は、電極フィルム箔原
反を切断するカッタの摩耗を抑制することによって交換
回数を少なくして生産効率の向上を図るとともに連続巻
取が確実に行い得るようにした電極フィルム箔原反の連
続巻取方法及び連続巻取装置を提供することを目的に提
案されたものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
本発明にかかる電極フィルム箔原反の連続巻取方法は、
次位の巻取位置に準備した巻取コアの周面に揮発性の液
体を噴霧する液体噴霧工程と、電極フィルム箔原反を押
圧ローラによって巻取コアの周面に押圧することによっ
て密着した状態で走行させる押圧工程と、一対のカッタ
を巻取コアの幅方向の中央を超えた位置から相対する側
方へと移動させることによって電極フィルム箔原反を幅
方向の中央位置を頂点として走行方向に凸となる略二等
辺三角形状に切断する切断工程と、電極フィルム箔原反
の切断される頂点部位の周辺にエアーを吹き付けてこの
頂点部位を巻取コアの外周面に密着させるとともに切断
促進を図らせるエアー吹付工程とを経て、電極フィルム
箔原反の巻取が行われる。
【0021】本発明にかかる電極フィルム箔原反の連続
巻取方法によれば、押圧ローラによって液体を噴霧され
た巻取コアの周面に押圧されることで、電極フィルム箔
原反が、周面との間の空気を排除されて密着された状態
で走行する。電極フィルム箔原反の連続巻取方法によれ
ば、カッタによって幅方向の中央位置を頂点として走行
方向に凸となる略二等辺三角形状に切断される電極フィ
ルム箔原反の頂点部位に吹き付けられるエアーが、頂点
部位を巻取コアの周面に強制的に密着させるようにする
とともにカッタによる切断動作の促進を図らせる。した
がって、本発明にかかる電極フィルム箔原反の連続巻取
方法によれば、連続巻取の失敗に伴う生産性や歩留まり
の低下が抑制されるとともにカッタ交換の回数の低減に
よる生産性の向上が図られる。
【0022】また、上述した目的を達成する本発明にか
かる電極フィルム箔原反の連続巻取装置は、次位の巻取
位置に配置された巻取コアの周面に揮発性の液体を噴霧
する液体噴霧手段と、電極フィルム箔原反を巻取コアの
周面に押圧することによって密着状態で走行させる押圧
ローラと、巻取コアの外周部に配置されてその幅方向の
中央を超えた位置から相対する側方へと移動することに
よって電極フィルム箔原反を切断する一対のカッタと、
巻取コアの外周部に配置されて電極フィルム箔原反の切
断された頂点部位の周辺にエアーを吹き付けるエアー吹
付手段とを備えて構成される。
【0023】以上のように構成された本発明にかかる電
極フィルム箔原反の連続巻取装置によれば、液体噴霧手
段を介して液体を噴霧された巻取コアの周面に押圧ロー
ラによって押圧されることで、電極フィルム箔原反が、
周面との間の空気を排除されて密着された状態で走行す
る。電極フィルム箔原反の連続巻取装置によれば、カッ
タによって幅方向の中央位置を頂点として走行方向に凸
となる略二等辺三角形状に切断される電極フィルム箔原
反の頂点部位にエアー吹付手段を介して吹き付けられる
エアーが、頂点部位を巻取コアの周面に強制的に密着さ
せるようにするとともにカッタによる切断動作の促進を
図らせる。したがって、本発明にかかる電極フィルム箔
原反の連続巻取装置によれば、連続巻取の失敗に伴う生
産性や歩留まりの低下が抑制されるとともにカッタ交換
の回数の低減による生産性の向上が図られる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。実施の形態として
示す電極製造工程も、リチウムイオン電池1の正極材4
や負極材5の製造工程であり、供給されたアルミ箔や銅
箔のフィルム状金属箔に対して電極活物質を塗布する塗
布工程と、乾燥工程と、冷却工程等を経て製作された電
極フィルム箔原反8を、生産するリチウムイオン電池1
のロットや種類に応じて後段に配置した切断巻取装置1
0により所定の長さに切断するとともに自動的に巻取を
行う。切断巻取装置10は、電極フィルム箔原反8を、
切断部位が幅方向の中央位置を頂点として走行方向に凸
となる略二等辺三角形状を呈するバイアスカットする。
【0025】切断巻取装置10は、基本的な構成を上述
した切断巻取装置50とほぼ同様としており、図2及び
図3に示すように、第1の巻取コア11a及び第2の巻
取コア11b(以下、総称する場合には巻取コア11と
称する。)と、これら巻取コア11に対して電極フィル
ム箔原反8を導く第1のガイドローラ12a及び第2の
ガイドローラ12b(以下、総称する場合にはガイドロ
ーラ12と称する。)と、第1の押圧ローラ13a及び
第2の押圧ローラ13b(以下、総称する場合には押圧
ローラ13と称する。)が備えられている。切断巻取装
置50には、カッタ14と、スプレーノズル15と、エ
アー吹出ノズル16が備えられている。
【0026】第1の巻取コア11aと第2の巻取コア1
1bとは、電極フィルム箔原反8の幅寸法よりも長軸と
され、図3に示すように電極フィルム箔原反8の走行路
に沿ってそれぞれ前方位置と後方位置とに配置されてい
る。第1の巻取コア11aと第2の巻取コア11bと
は、それぞれコア支軸17a、17bに回転方向に対し
て固定されるとともに、軸方向に対して着脱自在に軸装
されている。第1の巻取コア11aは、コア支軸17a
が駆動モータ18によって回転駆動されることによって
所定の速度で回転し、電極フィルム箔原反8を例えば1
5m/min〜100m/minの巻取速度、かつ30
kg/600mm幅の巻取テンションを以ってその外周
面上に順次巻取を行う。
【0027】第2の巻取コア11bは、図2に示すよう
にそのコア支軸17bがコア支軸17aと連結ベルト1
9によって連結されることで、第1の巻取コア11aに
連動して回転駆動される。第2の巻取コア11bは、第
1の巻取コア11aにおいて電極フィルム箔原反8が満
杯に巻き取られたり切断信号が供給されて後述する電極
フィルム箔原反8のバイアスカットが行われた場合に、
切断部位から連続して供給される電極フィルム箔原反8
の巻取を行うようにする。
【0028】第1のガイドローラ12aは、図3に示す
ように第2の巻取コア11bに対して電極フィルム箔原
反8の走行方向の前方位置に配置されている。第2のガ
イドローラ12bは、第2の巻取コア11aと第2の巻
取コア11bとの中間に位置して配置されている。第2
のガイドローラ12bは、第1の巻取コア11aと第2
の巻取コア11bとを結ぶ接線に対して上方に位置して
配置されている。電極フィルム箔原反8は、図3に示す
ように第1のガイドローラ12aと第2のガイドローラ
52bとに掛け合わされて第1の巻取コア11aへと導
かれてこれに巻き取られる。電極フィルム箔原反8は、
後述する切断が行われると第2のガイドローラ12bの
みに掛け合わされて第2の巻取コア11bに導かれてこ
れに巻き取られる。
【0029】第1の押圧ローラ13aは、電極フィルム
箔原反8の走行路を挟んで、第2の巻取コア11bと対
向しかつ電極フィルム箔原反8の走行方向のやや前方側
に位置して配置される。第2の押圧ローラ13bは、電
極フィルム箔原反8の走行路を挟んで第2の巻取コア1
1bと対向し、電極フィルム箔原反8の走行方向の後方
側でかつ第2のガイドローラ12bの前方側に位置して
配置されている。第1の押圧ローラ13aと第2の押圧
ローラ13bとは、図2に示すように回動ブラケット部
材20に回転自在に支持されている。
【0030】回動ブラケット部材20は、詳細を省略す
るが、一端側が図示しない支軸に回動自在に支持されて
おり、自由端側に上述した押圧ローラ13を支持してい
る。回動ブラケット部材20は、通常図3に示すように
押圧ローラ13を第2の巻取コア11bに対して上方に
離間させる位置に保持する。回動ブラケット部材20
は、満杯信号や切断信号が供給されることによって図示
しない駆動機構によって回動動作し、図4に示すように
押圧ローラ13を第2の巻取コア11b側へと接近させ
る。押圧ローラ13は、この動作によって図3に示すよ
うに電極フィルム箔原反8を第2の巻取コア11bの外
周面に密着させて走行させる。
【0031】カッタ14は、図2に示すように一対のカ
ッタ部材14a、14bと、回動ブラケット部材20に
支持されたカッタガイド21a、21bと、これらカッ
タガイド21にそれぞれ軸装されたカッタ部材14a、
14bを駆動する図示しない駆動機構とから構成され
る。カッタ14は、回動ブラケット部材20が回動動作
することによってカッタ部材14a、14bの刃先が第
2の巻取コア11bの外周面に突き当てられる。カッタ
部材14a、14bは、詳細を省略するが図5実線で示
すように電極フィルム箔原反8の走行方向に対して前後
に離間するとともに、電極フィルム箔原反8の幅方向の
中心よりもそれぞれ幾分外側に位置して第2の巻取コア
11bの外周面に突き当てられる。カッタ14は、この
場合押圧ローラ13とによって電極フィルム箔原反8が
第2の巻取コア11bの外周面に密着された状態で、カ
ッタ部材14a、14bが第2の巻取コア11bの外周
面に突き当てられる。
【0032】カッタ14は、カッタガイド21がその両
端を回動ブラケット部材20に対してカッタアーム22
を介して支持されている。カッタガイド21は、このカ
ッタアーム22に図示しない適宜のカム機構やダンパ機
構が付設されており、カッタ部材14a、14bの刃先
が第2の巻取コア11bの外周面に対して衝撃を緩和さ
れて突き当てられる。カッタ14は、巻取コア11bに
突き当てられた状態において、図示しない駆動機構によ
ってカッタ部材14a、14bがカッタガイド21に沿
って移動動作する。カッタ部材14a、14bは、それ
ぞれ第2の巻取コア11bの外周面に沿ってその中心を
越えて相対する側方へと移動し、詳細を後述するように
この第2の巻取コア11bの外周面を密着状態で走行す
る電極フィルム箔原反8をバイアスカットする。
【0033】スプレーノズル15は、図3に示すように
電極フィルム箔原反8の走行路を挟んで第1の押圧ロー
ラ13aと対向して第2の巻取コア11bの外周面に近
接して配置されている。スプレーノズル15は、満杯信
号或いは切断信号が供給されると、第2の巻取コア11
bから200mm程度離間して位置されて揮発性の液
体、例えばエチルアルコール23を第2の巻取コア11
bの外周面に一様に噴霧して濡れた状態とする。スプレ
ーノズル15は、噴霧動作が上述した押圧ローラ13の
動作に先行して行われるようにする。なお、スプレーノ
ズル15は、噴霧する揮発性の液体がエチルアルコール
23に限定されず、作業者や電極フィルム箔原反8に悪
影響を及ぼさない他の揮発性の液体を噴霧するようにし
てもよい。
【0034】エアー吹出ノズル16は、カッタ14に近
接する電極フィルム箔原反8の走行方向の後方側に位置
して上述したように回動ブラケット部材20に付設され
ており、例えば0.5cm2乃至1.5cm2程度の図示
しないエアーチューブの先端に接続されている。エアー
吹出ノズル16は、上述したようにカッタ14が第2の
巻取コア11bの外周面に突き当てられた状態におい
て、この第2の巻取コア11bから100mm程度離間
して位置される。エアー吹出ノズル16は、カッタ14
によって電極フィルム箔原反8のバイアスカットが行わ
れている状態において、図示しないコンプレッサが駆動
されることによって図4に示すようにその切断部位に対
して3kgf/cm2乃至6kgf/cm2の噴射圧を以
ってエアー24を吹き付ける。
【0035】電極製造工程において、上述した切断巻取
装置10による電極フィルム箔原反8の切断動作並びに
自動巻取動作について、図3乃至図6を参照して説明す
る。切断巻取装置10は、フィルム状金属箔に対して電
極活物質の塗布工程、乾燥工程、冷却工程等を経て製作
された電極フィルム箔原反8を、通常図3に示すように
第2のガイドローラ12b及び第1のガイドローラ12
aに掛け合わせて第1の巻取コア11aの外周面に連続
的に巻取りを行う。切断巻取装置10は、この状態で回
動ブラケット部材20が初期位置にあり、押圧ローラ1
3やカッタ14或いはエアー吹き出しノズル16等が電
極フィルム箔原反8の走行路から離間している。
【0036】切断巻取装置10は、満杯信号或いは切断
信号が供給されると、第2の巻取コア11bが第1の巻
取コア11aと連動して回転するとともに、スプレーノ
ズル15から第2の巻取コア11bの外周面にエチルア
ルコール23が吹き付けられる。切断巻取装置10は、
第1の押圧ローラ13aと第2の押圧ローラ13bとが
電極フィルム箔原反8を走行方向の両側から第2の巻取
コア11bの外周面に押し付ける。切断巻取装置10
は、これによって第2のガイドローラ12b−第1の押
圧ローラ13a−第2の巻取コア11b−第2の押圧ロ
ーラ13b−第1のガイドローラ12aの走行路を構成
して、電極フィルム箔原反8を第2の巻取コア11bの
外周面に所定の角度巻き付けて密着させた状態で走行さ
せる。
【0037】切断巻取装置10は、コンプレッサが駆動
されてエアー吹出ノズル16から電極フィルム箔原反8
に対して所定の噴射圧を以ってエアー24を吹き付け
る。切断巻取装置10は、カッタ14が駆動されて一対
のカッタ部材14a、14bが図5に示すように電極フ
ィルム箔原反8の幅方向の中心をやや越えた位置からそ
れぞれ相対する側方へと移動することによって、第2の
巻取コア11bの外周面においてバイアスカットを行
う。
【0038】電極フィルム箔原反8は、図1に示すよう
に幅方向の中央位置を頂点として走行方向に凸となる略
二等辺三角形状を呈して第1の巻取コア11aに巻き取
られる先行部位8aと、第2の巻取コア11bに巻き取
られる後方部位8bとに分断される。電極フィルム箔原
反8は、カッタ14の第1のカッタ部材14aが移動す
ることによって切断される切断線9aと、第2のカッタ
部材14bが移動することによって切断される切断線9
bとが中央部位でクロスして頂点部位9を構成する。電
極フィルム箔原反8は、切断線9a、9bの長さlが5
00mm乃至1000mmとなる。
【0039】切断巻取装置10は、上述したカッタ14
の切断動作に際して、エアー吹出ノズル16から図1に
おいて斜線で囲んだ領域16aに対してエアー24の吹
き付けが行われる。切断巻取装置10は、エアー吹付領
域16aが具体的には切断を行う頂点部位9の近傍とさ
れ、噴射圧によってこの頂点部位9から後方部位8bを
第2の巻取コア11bの外周面に貼り付けさせる。切断
巻取装置10は、上述したようにカッタ部材14a、1
4bが移動して電極フィルム箔原反8を略二等辺三角形
状に切断するが、吹き付けられたエアー24の噴射圧に
よってその切断動作の促進が図られる。したがって、切
断巻取装置10は、カッタ14の摩耗が低減される。
【0040】切断巻取装置10は、上述したように電極
フィルム箔原反8の切断部位に対して3kgf/cm2
乃至6kgf/cm2の噴射圧を以ってエアー吹出ノズ
ル16からエアー24の吹き付けを行う。切断巻取装置
10は、エアー24の噴射圧が3kgf/cm2よりも
小さい場合には第2の巻取コア11bに対する貼付け作
用或いは切断促進作用が充分に奏せられない。切断巻取
装置10は、エアー24の噴射圧が6kgf/cm2
りも大きい場合には電極フィルム箔原反8に皺よりも生
じさせて第2の巻取コア11bに対する貼付け作用が劣
化するとともに精密な巻取が行い得ない。
【0041】切断巻取装置10は、上述したエアー24
の吹き付けを行うことでカッタ14の使用回数が、およ
そ150回乃至200回を越えても電極フィルム箔原反
8を良好な状態で切断することが可能となり、飛躍的に
向上されるようになった。切断巻取装置10は、電極フ
ィルム箔原反8が良好な状態で切断されることで、第2
の巻取コア11bによる巻取が安定した状態で行われる
ようにする。
【0042】切断巻取装置10は、上述したように切断
された電極フィルム箔原反8の後方部位8bが第2の巻
取コア11bに密着して巻き取られることによって、装
置を停止して電極フィルム箔原反8を第2の巻取コア1
1bに固定して巻取を始めるといった操作を不要として
連続巻取が可能となる。切断巻取装置10においては、
第2の巻取コア11bによって電極フィルム箔原反8の
巻取が開始されると、図6に示すように回動ブラケット
部材20が初期位置へと復帰する。切断巻取装置10に
おいては、第2の巻取コア11bに対して押圧ローラ1
3、カッタ14及びエアー吹出ノズル16が離間動作す
る。
【0043】上述した実施の形態においては、巻取コア
11がその支軸17を固定されるとともに、押圧ローラ
13、カッタ14及びエアー吹出ノズル16を回動ブラ
ケット部材20に搭載して第2の巻取コア11bに対し
て接離自在に構成したが、かかる構成に限定されるもの
では無い。切断巻取装置10は、例えば第1の巻取コア
11aと第2の巻取コア11bとを中央部を支点とした
揺動レバーの両側に配置したいわゆるシーソ型支持機構
によって支持するとともに、第2の巻取コア11bに対
応して押圧ローラ13、カッタ14及びエアー吹出ノズ
ル16を固定位置に配置するようにしてもよい。
【0044】また、切断巻取装置10は、第1の巻取コ
ア11aと第2の巻取コア11bとを備えるとともに第
2の巻取コア11bに対応して配置された押圧ローラ1
3、カッタ14及びエアー吹出ノズル16とを搭載した
回動ブラケット部材20を1セット備えて構成したがか
かる構成に限定されるものでは無い。切断巻取装置10
は、多数個の巻取コア11を備え、それぞれにカッタ1
4等のユニットを配置するようにしてもよい。また、切
断巻取装置10は、多数個の巻取コア11と1つのカッ
タ14等のユニットを備え、このユニットを所定の巻取
コア11に対して適宜移動させるように構成してもよ
い。
【0045】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、押圧ローラによって揮発性液体を噴霧された巻取
コアの周面に押圧して密着状態で走行する電極フィルム
箔原反を、カッタによって幅方向の中央位置を頂点とし
て走行方向に凸となる略二等辺三角形状に切断するとと
もに、切断時に切断部位の頂点部にエアーの吹き付けを
行うことで、頂点部位が巻取コアの周面に強制的に密着
されるとともにカッタによる切断動作の促進が図られ
る。したがって、本発明によれば、切断された電極フィ
ルム箔原反の自動巻取が確実に行われるとともにカッタ
の摩耗が抑制されることで生産性の大幅な向上と不良発
生の低減が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電極フィルム箔原反の切断部位を説明する要部
平面図である。
【図2】本発明の実施の形態として示す切断巻取装置の
構成を示す要部斜視図である。
【図3】同切断巻取装置の概略構成図であり、第1の巻
取コアによる電極フィルム箔原反の巻取動作状態を示
す。
【図4】同切断巻取装置の概略構成図であり、電極フィ
ルム箔原反の切断動作及び自動巻取動作状態を示す。
【図5】カッタによる電極フィルム箔原反の切断動作の
説明図である。
【図6】同切断巻取装置の概略構成図であり、第2の巻
取コアによる電極フィルム箔原反の巻取動作状態を示
す。
【図7】リチウムイオン二次電池の構成説明図である。
【図8】改良前の切断巻取装置による電極フィルム箔原
反の切断部位を説明する要部平面図である。
【図9】改良前の切断巻取装置の概略構成図であり、第
1の巻取コアによる電極フィルム箔原反の巻取動作状態
を示す。
【図10】同切断巻取装置の概略構成図であり、電極フ
ィルム箔原反の切断動作及び自動巻取動作状態を示す。
【図11】同切断巻取装置の概略構成図であり、第2の
巻取コアによる電極フィルム箔原反の巻取動作状態を示
す。
【符号の説明】
1 リチウムイオン二次電池、2 電池缶、3 蓋体、
4 正極材、5 負極材、6 セパレータ、8 電極フ
ィルム箔原反、9 頂点部、10 切断巻取装置、11
a 第1の巻取コア、11b 第2の巻取コア、12
ガイドローラ、13 押圧ローラ、14 カッタ、14
a 第1のカッタ部材、14b 第2のカッタ部材、1
5 スプレーノズル、16 エアー吹出ノズル、20
回動ブラケット部材、23 エチルアルコール、24
エアー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断指示に基づいて供給される電極フィ
    ルム箔原反を走行中に所定の長さで切断して複数の巻取
    用コアに連続して順次巻き取りを行う電極フィルム箔原
    反の連続巻取方法において、 次位の巻取位置に配置された巻取コアの外周面に揮発性
    の液体を噴霧する液体噴霧工程と、 上記電極フィルム箔原反を押圧ローラによって上記巻取
    コアの外周面に押圧することによって密着した状態で走
    行させる押圧工程と、 一対のカッタを上記巻取コアの幅方向の中央を超えた位
    置から相対する側方へと移動させることにより上記電極
    フィルム箔原反を幅方向の中央位置を頂点として走行方
    向に凸となる略二等辺三角形状に切断する切断工程と、 上記電極フィルム箔原反の切断される頂点部位の周辺に
    エアーを吹き付けてこの頂点部位を上記巻取コアの外周
    面に密着させるとともに切断促進を図らせるエアー吹付
    工程とを経て連続巻取を行うことを特徴とする電極フィ
    ルム箔原反の連続巻取方法。
  2. 【請求項2】 上記エアー吹付工程は、上記電極フィル
    ム箔原反の頂点部位の周辺に3kgf/cm2乃至6k
    gf/cm2の噴射圧を以ってエアー吹き付けを行うこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電極フィルム箔原反の
    連続巻取方法。
  3. 【請求項3】 切断指示に基づいて供給される電極フィ
    ルム箔原反を走行中に所定の長さで切断して走行路に沿
    って配置された複数の巻取用コアに連続して順次巻き取
    りを行う電極フィルム箔原反の連続巻取装置において、 次位の巻取位置に配置された巻取コアの外周面に揮発性
    の液体を噴霧する液体噴霧手段と、 上記電極フィルム箔原反を上記巻取コアの外周面に押圧
    することによって密着状態で走行させる押圧ローラと、 上記巻取コアの外周部に配置され、その幅方向の中央を
    超えた位置から相対する側方へと移動することによって
    上記電極フィルム箔原反を切断する一対のカッタと、 上記巻取コアの外周部に配置され、上記電極フィルム箔
    原反の切断される上記頂点部位の周辺にエアーを吹き付
    けるエアー吹付手段とを備え、 上記電極フィルム箔原反は、上記巻取コアの周面に密着
    して走行した状態で上記一対のカッタによってその幅方
    向の中央位置を頂点として走行方向に凸となる略二等辺
    三角形状に切断されるとともに、上記エアー吹付手段か
    ら吹き付けられるエアーの噴射圧によって切断促進が図
    られながら上記頂点部位が上記巻取コアの周面に貼り付
    けられることによって巻き取りが行われることを特徴と
    する電極フィルム箔原反の連続巻取装置。
  4. 【請求項4】 上記エアー吹付手段は、上記電極フィル
    ム箔原反の頂点部位の周辺に3kgf/cm2乃至6k
    gf/cm2の噴射圧を以ってエアー吹き付けを行うこ
    とを特徴とする請求項3に記載の電極フィルム箔原反の
    連続巻取装置。
JP11195032A 1999-07-08 1999-07-08 電極フィルム箔原反の連続巻取方法及び連続巻取装置 Withdrawn JP2001023619A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11195032A JP2001023619A (ja) 1999-07-08 1999-07-08 電極フィルム箔原反の連続巻取方法及び連続巻取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11195032A JP2001023619A (ja) 1999-07-08 1999-07-08 電極フィルム箔原反の連続巻取方法及び連続巻取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001023619A true JP2001023619A (ja) 2001-01-26

Family

ID=16334414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11195032A Withdrawn JP2001023619A (ja) 1999-07-08 1999-07-08 電極フィルム箔原反の連続巻取方法及び連続巻取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001023619A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018038435A1 (ko) * 2016-08-26 2018-03-01 주식회사 엘지화학 에어 블로잉 유닛을 포함하는 전극조립체 제조 장치
WO2018221318A1 (ja) * 2017-06-01 2018-12-06 株式会社村田製作所 二次電池の製造方法
CN110137417A (zh) * 2019-06-30 2019-08-16 福建南平南孚电池有限公司 一种电池隔膜制作装置
US10665900B2 (en) 2016-08-26 2020-05-26 Lg Chem, Ltd. Device for manufacturing electrode assembly including air blowing unit

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018038435A1 (ko) * 2016-08-26 2018-03-01 주식회사 엘지화학 에어 블로잉 유닛을 포함하는 전극조립체 제조 장치
US10665900B2 (en) 2016-08-26 2020-05-26 Lg Chem, Ltd. Device for manufacturing electrode assembly including air blowing unit
WO2018221318A1 (ja) * 2017-06-01 2018-12-06 株式会社村田製作所 二次電池の製造方法
JPWO2018221318A1 (ja) * 2017-06-01 2020-04-02 株式会社村田製作所 二次電池の製造方法
US11329323B2 (en) 2017-06-01 2022-05-10 Murata Manufacturing Co., Ltd. Manufacturing method of secondary battery
CN110137417A (zh) * 2019-06-30 2019-08-16 福建南平南孚电池有限公司 一种电池隔膜制作装置
CN110137417B (zh) * 2019-06-30 2024-02-02 福建南平南孚电池有限公司 一种电池隔膜制作装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP4012813B1 (en) Method and apparatus for the production of electrode assemblies for secondary batteries
US11235426B2 (en) Method for forming tab and apparatus therfor
KR900007808B1 (ko) 필름등 띠형상물의 자동절단권치장치
EP0183135B1 (en) Automatic cutting and winding apparatus for a web-like material such as a film
CN102017242B (zh) 电极片的制造方法和制造装置
JP2017098210A (ja) タブ形成方法とその装置
JP2007329059A (ja) 電極群の製造方法およびその製造装置
CN112864477B (zh) 一种卷绕机
CN111958123A (zh) 一种极耳成型及分切设备
CN110666446A (zh) 一种锂电池极片激光制片方法
JP2021086698A (ja) 巻回装置及び巻回素子の製造方法
JP2008258136A (ja) 二次電池用電極群およびその製造方法と製造装置
JP2001023619A (ja) 電極フィルム箔原反の連続巻取方法及び連続巻取装置
CN115000529A (zh) 隔膜连续卷绕机
JP4964818B2 (ja) 巻回素子の製造装置
CN114212584A (zh) 一种湿法锂电池隔膜自动收换卷系统
JP6064558B2 (ja) 電極体の製造方法および電極捲回装置
CN210789707U (zh) 一种极耳成型及分切设备
CN211733249U (zh) 一种锂电池隔膜分切装置
JP2000158042A (ja) 帯状基材の巻取装置および巻取方法
JP2002042793A (ja) 巻回装置及び巻回方法
CN219521198U (zh) 极片加工装置和设备
JP3741334B2 (ja) 電池用電極のバリ取り装置
CN108933218B (zh) 隔离件卷绕体的制造方法
CN217719659U (zh) 极片预锂化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061003