JP2001023314A - 欠陥情報管理方法及び情報記憶装置 - Google Patents

欠陥情報管理方法及び情報記憶装置

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JP2001023314A
JP2001023314A JP11192313A JP19231399A JP2001023314A JP 2001023314 A JP2001023314 A JP 2001023314A JP 11192313 A JP11192313 A JP 11192313A JP 19231399 A JP19231399 A JP 19231399A JP 2001023314 A JP2001023314 A JP 2001023314A
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Masami Tashiro
雅己 田代
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Fujitsu Ltd
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    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/012Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic disks
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    • G11B5/02Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B5/09Digital recording

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、欠陥情報管理を高速に、短時
間で効率良く処理を行うことができる欠陥情報管理方法
及び情報記憶装置を提供することである。 【解決手段】新たな欠陥情報が検出された時に追加欠陥
情報を未使用領域に格納し、この格納された追加欠陥情
報と、追加欠陥情報が結合する既存の欠陥情報とを連結
して欠陥情報を管理することで解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は欠陥情報管理方法及
び情報記憶装置に係り、特に磁気ディスク装置における
欠陥情報を管理する欠陥情報管理方法及び情報記憶装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は従来の磁気ディスク装置の一例の
ブロック構成図を示している。従来の磁気ディスク装置
1は、主に、磁気ディスク2、スピンドルモータ3、磁
気ヘッド4、ヘッドアーム5、VCM(Voice C
oil Motor)6、回転軸7,8、ドライバ9、
MCU(マイクロコントロールユニット)10、フラッ
シュROM11、HDC12、インターフェース回路1
3、バッファ(DRAM)14、リード・ライトチャン
ネル15から構成される。
【0003】磁気ディスク2は、スピンドルモータ3の
回転軸8に固定され、スピンドルモータ3によって、回
転される。磁気ディスク2には、磁気ヘッド4が対向し
て配置される。スピンドルモータ3は、ドライバ9を介
してMCU10に制御される。磁気ヘッド4は、リード
・ライトチャネル15から供給される記録信号に応じて
磁気ディスク2を磁化することによって、情報を記録す
る。
【0004】ヘッドアーム5の他端は、回転軸7を介し
てVCM6に結合している。VCM6は、ドライバ9を
介してMCU10に制御されており、ヘッドアーム5を
磁気ディスク2の半径方向に揺動させる。ヘッドアーム
5がVCM6により揺動されることにより、磁気ヘッド
4が磁気ディスク2の半径方向に移動され、磁気ディス
ク2上の所望のトラックに追従される。
【0005】ドライバ9は、スピンドルモータ3及びV
CM6を制御する。MCU10は、HDC12の命令に
より磁気ディスク装置1の制御を行う。フラッシュRO
M/RAM11は、MCU10での処理情報を格納す
る。HDC12は、インターフェイスからの情報により
磁気ディスク2を制御する。インターフェイス回路13
は、HDC12と接続されており、インターフェイスの
情報を取り込む。バッファ14は、処理結果などを一時
的に情報を格納する。
【0006】図2は、従来の磁気ディスク装置の一例の
磁気ディスクのデータ構成図を示している。図2(A)
に示すように同心円状に複数のトラックTr1〜Trn
が形成されている。トラックTr1〜Trnは、それぞ
れ複数のフレームS1〜Smに分割されている。複数の
セクタS1〜Smは、磁気ディスク2を所定の角度毎に
分割して構成されている。各フレームS1〜Smは、図
2(B)に示すようにサーボ情報領域SB及びデータ領
域Dから構成される。サーボ情報領域SBには、磁気ヘ
ッド4が所望のトラックを走査するように制御するため
のサーボ情報が記録されている。
【0007】このような磁気ディスク2上に欠陥情報
(ディフェクト)が検出された場合、そのディフェクト
を管理するためにディフェクト管理テーブルを用いてい
る。このディフェクト管理テーブルを作成するためにデ
ィフェクト配置図を用いる。図3に従来の一例のディフ
ェクト情報の位置を表すディフェクト配置図を示す。図
3において、縦軸は磁気ヘッドの位置を示すヘッド番号
が0〜3、横軸は磁気ディスクのセクタ番号が0〜6で
ある。テーブル内の値は、例えば、ヘッド番号が0の場
合、セクタ番号の0〜6までのテーブルに論理値0〜6
を格納する。次に、ヘッド番号1のセクタ番号0から、
次の論理値7から格納していく。
【0008】そして、この表内にディフェクトが存在す
る場合、ディフェクトの種類を区別できる情報を格納す
る。このディフェクトは、欠陥部分を飛ばして追従する
スリップディフェクトと、ディフェクトを他のテーブル
に移動させる交代ディフェクトが存在する。スリップデ
ィフェクトは図3の{ヘッド番号=1、セクタ番号=
1}と{2,5}に示すように、先頭にSを付加する。
交代ディフェクトは{2,3}に示すように、先頭にR
を付加する。また、ディフェクトの番号は論理値の順に
1から付加する。
【0009】次に、図4に従来の一例のディフェクト管
理テーブルを示す。図4は、図3のディフェクト配置図
から各ディフェクトのヘッド番号とセクタ番号を示して
いる。スリップディフェクトであるS1とS3は、その
情報が格納されているヘッド番号とセクタ番号を、交代
ディフェクトであるR2は元の位置のヘッド番号とセク
タ番号と、移動先のヘッド番号とセクタ番号を示してい
る。
【0010】上記ディフェクト情報が表内に格納され、
ディフェクト管理テーブルが作成された後、論理値にお
ける配置の決定方法を以下に示す。例えば図3の論理値
10の配置の決定方法において、まずディフェクトが存
在しない場合の論理値10は、仮ヘッド番号1、仮セク
タ番号3となる。次に、トラックの先頭からディフェク
ト別に検索し、仮ヘッド、セクタ番号を比較して論理値
10の配置を決定する。この場合、スリップディフェク
トS1が検出され、このヘッド番号と仮ヘッド番号が1
で同じであるため、セクタ番号を比較する。S1のセク
タ番号が「1」で、仮セクタ番号の方が大きいため、論
理値10は、そのディフェクトより後で追従されること
となり、仮セクタ番号に「1」を加算する。その後、交
代ディフェクトを検索する。ここでは、交代ディフェク
トは存在しないため、論理値10は、ヘッド番号
「1」、セクタ番号「4」の位置となる。 また、論理
値16の配置の決定について説明する。まず、同様に、
ディフェクト別に検索する。ここで、スリップディフェ
クトS1が検出され、このヘッド番号が「1」で、仮ヘ
ッド番号が「2」で仮ヘッド番号の方が大きいため、仮
セクタ番号に「1」を加算する。その後、交代ディフェ
クトを検索し、R2が検出され、その一次ヘッド、セク
タ番号が仮ヘッド、セクタ番号と一致するため、仮ヘッ
ドと仮セクタ番号は正しい位置にあるとされ、図4に示
すR2の移動先の2次ヘッド・セクタ番号が、論理値1
6の位置となる。
【0011】次に、上記のような処理によりディフェク
ト管理テーブルが作成された後のディフェクトの追加処
理を以下に示す。まず、図5に従来の一例のディフェク
ト追加処理の図を示す。図5において、ディフェクト情
報を磁気ディスクのシリンダを単位として分割し、ディ
フェクト情報群とする(21)。シリンダ毎の追加情報
を調べ、その追加情報を、対応するシリンダのディフェ
クト情報群の次に格納する(22)。格納した後、図5
に示すように、その次からの全ディフェクト情報群(2
3)は、追加情報(22)の次に移動される。
【0012】図6に従来の一例のディフェクト追加処理
手順のフローチャートを示す。図6において、追加する
ディフェクト情報をディフェクト管理テーブルに挿入す
るため、ディフェクト配置図から追加情報のアドレスを
求める (ステップS100)。そのアドレス以降の全デ
ィフェクト情報を、追加情報の長さ分だけ後方に移動す
る(ステップS101)。その処理で作成されたスペー
スに追加情報を挿入する(ステップS102)。挿入
後、移動した全ての情報のアドレスを更新する(ステッ
プS103)。従来は、追加ディフェクト情報と同一の
シリンダのディフェクト情報群の次にディフェクト情報
を追加し、それ以降の全ディフェクト情報群を写し換え
て、ディフェクト情報群をずらしていた。従って、図5
に示すようにディフェクト情報群の前方に追加ディフェ
クトが存在する場合、以降の全ディフェクト情報群を写
し換えなければならなかった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、欠陥情
報に追加の欠陥情報がある場合、その追加欠陥情報が結
合される欠陥情報の後方の全情報を、追加欠陥情報の領
域分だけ移動させ、その領域に追加欠陥情報を格納し、
追加処理を行っていた。そのため、追加情報が既存の欠
陥情報の上方に格納される場合、格納される位置から後
方の全欠陥情報を移動させなければならない。よって多
くの情報を移動させることとなり、追加処理における遅
延の原因となっていた。
【0014】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、欠陥情報管理を高速に、短時間で効率良く処理を行
うことができる欠陥情報管理方法及び情報記憶装置を提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項1に記載されるように、記憶媒体
上の欠陥位置を示す欠陥情報を管理する欠陥情報管理方
法において、新たに前記欠陥情報が検出されたときに追
加欠陥情報を未使用領域に格納する欠陥情報格納手順
と、前記欠陥情報格納手順で未使用領域に格納された前
記追加欠陥情報と、前記追加欠陥情報が結合する既存の
欠陥情報とを連結し、前記欠陥情報を管理する欠陥情報
連結手順とを有することを特徴とする。
【0016】この欠陥情報管理方法は、欠陥情報格納手
順により、追加欠陥情報は、既存の全欠陥情報の後方な
どの未使用領域に追加欠陥情報を格納し、この格納され
た追加欠陥情報と、追加欠陥情報が結合する欠陥情報を
連結することで、追加欠陥情報を既存の欠陥情報の所定
位置に格納するために、その既存の欠陥情報を移動する
ことなく、追加欠陥情報を容易に、また高速に追加及び
管理することができる。
【0017】また、本発明の請求項2に記載されるよう
に、上記の欠陥情報管理方法において、前記欠陥情報連
結手順は、前記欠陥情報としてアドレス情報を有し、前
記アドレス情報に前記追加欠陥情報が格納された領域に
対応するアドレスを格納して該アドレスを利用して前記
追加欠陥情報と前記既存の欠陥情報とを連結させること
を特徴とする。
【0018】この欠陥情報管理方法は、欠陥情報毎にア
ドレス情報を有し、このアドレス情報に追加情報のアド
レスを格納して欠陥情報を連結させることにより、隣接
していない追加欠陥情報を連結させることができる。よ
って、追加処理を容易に、また高速に行うことができ
る。また、本発明は、請求項3に記載するように、記憶
媒体上の欠陥位置を示す欠陥情報を管理する欠陥情報管
理方法において、新たに検出された追加欠陥情報が連結
される位置に存在する既存の欠陥情報を未使用領域に格
納し、前記既存の欠陥情報が格納されていた格納領域に
前記追加欠陥情報を格納することを特徴とする。
【0019】このように、追加情報が追加される位置に
存在する既存の欠陥情報を別の場所に移動させて作られ
た格納領域に追加情報を格納することにより、領域の移
動を減少させることができ、効率良く欠陥情報の管理を
行うことができる。また、本発明は、請求項4に記載す
るように、上記の欠陥情報管理方法において、前記格納
領域の情報が格納されていない複数の空き領域を前記欠
陥情報が格納可能となる領域に集約することを特徴とす
る。
【0020】このように、格納領域内の情報が格納され
ていない空き領域が複数ある場合、その空き領域を集約
して欠陥情報格納可能にすることで、情報を格納する領
域を有効に使用でき、効率良く欠陥情報を管理すること
ができる。また、本発明は、請求項5に記載されるよう
に、記憶媒体上の欠陥位置を示す欠陥情報を管理する情
報記憶装置において、新たに前記欠陥情報が検出された
ときに追加欠陥情報を未使用領域に格納する欠陥情報格
納手段と、前記欠陥情報格納手段で未使用領域に格納さ
れた前記追加欠陥情報と、前記追加欠陥情報が結合する
既存の欠陥情報とを連結し、前記欠陥情報を管理する欠
陥情報連結手段とを有することを特徴とする。
【0021】この情報記憶装置は、欠陥情報格納手段に
より、追加欠陥情報は、既存の全欠陥情報の後方などの
未使用領域に追加欠陥情報を格納し、この格納された追
加欠陥情報と、追加欠陥情報が結合する欠陥情報を連結
することで、追加欠陥情報を既存の欠陥情報の所定位置
に格納するために、その既存の欠陥情報を移動すること
なく、追加欠陥情報を容易に、また高速に追加及び管理
することができる。
【0022】また、本発明は、請求項6に記載されるよ
うに、上記の情報記憶装置において、前記欠陥情報連結
手段は、前記欠陥情報としてアドレス情報を有し、前記
アドレス情報に前記追加欠陥情報が格納された領域に対
応するアドレスを格納して該アドレスを利用して前記追
加欠陥情報と前記既存の欠陥情報とを連結させることを
特徴とする。
【0023】この情報記憶装置は、欠陥情報毎にアドレ
ス情報を有し、このアドレス情報に追加情報のアドレス
を格納して欠陥情報を連結させることにより、隣接して
いない追加欠陥情報を連結させることができる。よっ
て、追加処理を容易に、また高速に行うことができる。
また、本発明は、請求項7に記載されるように、上記の
情報記憶装置において、新たに検出された追加欠陥情報
が連結される位置に存在する既存の欠陥情報を未使用領
域に格納し、前記既存の欠陥情報が格納されていた格納
領域に前記追加欠陥情報を格納することを特徴とする。
【0024】このように、追加情報が追加される位置に
存在する既存の欠陥情報を別の場所に移動させて作られ
た格納領域に追加情報を格納することにより、領域の移
動を減少させることができ、効率良く欠陥情報の管理を
行うことができる。また、本発明は、請求項8に記載さ
れるように、上記の情報記憶装置において、前記格納領
域の情報が格納されていない複数の空き領域を前記欠陥
情報が格納可能となる領域に集約することを特徴とす
る。
【0025】このように、格納領域内の情報が格納され
ていない空き領域が複数ある場合、その空き領域を集約
して欠陥情報格納可能にすることで、情報を格納する領
域を有効に使用でき、効率良く欠陥情報を管理すること
ができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に本発明の第一実施例から第
三実施例を説明する。尚、上記従来と同一構成部分に
は、同一符号を付し、その説明を省略する。同様に、磁
気ディスク装置の構成及び磁気ディスクも図1、図2と
同様であるため、説明を省略する。
【0027】まず、本発明の第一実施例において、図1
の磁気ディスク2に新たなディフェクト情報が検出さ
れ、追加をするディフェクト追加処理を図7に示してい
る。図7(A)において、例えば、オフセットアドレス
をディフェクト情報群毎に、その情報群の次に付加す
る。オフセットアドレスは次のディフェクト情報群のア
ドレスの値が格納されている。図7(A)の状態で、新
たなディフェクト情報を追加された場合を同図(B)に
示す。その追加ディフェクト情報22は、ディフェクト
情報群の最後に配置され、オフセットアドレス27が付
加されている。また、追加ディフェクト情報22は、シ
リンダ0に存在するディフェクト情報である。そのディ
フェクト情報群21のオフセットアドレス26に追加デ
ィフェクト情報22のアドレスが格納されている。この
ように、追加ディフェクト情報22を最後に配置し、追
加ディフェクトと同一のシリンダのディフェクト情報群
のオフセットアドレスに参照先のアドレスを格納するこ
とで、以降のシリンダ1〜nディフェクト情報群を写し
換える必要がなく、追加処理における時間の短縮とな
る。
【0028】図8に、本発明の第一実施例であるディフ
ェクト追加処理における、ディフェクト情報群内のディ
フェクト管理テーブルを示している。このテーブルは図
3を参照している。従来と異なり、ヘッド番号、セクタ
番号毎にテーブルアドレス30が付される。また、ディ
フェクトの種類毎に区分され、その次にオフセットアド
レス31、32が配置される。例えば、図8におけるス
リップディフェクトS1は、ヘッド番号、セクタ番号に
それぞれテーブルアドレス30を0,1と付加される。
その次に、同様にしてスリップディフェクトS3のテー
ブルアドレス30が2・3と付加され、その次にオフセ
ットアドレス31のテーブルアドレス4が配置される。
この場合は、同一シリンダに交代アドレスが存在するた
め、オフセットアドレス31の値は次のテーブルアドレ
ス5が格納される。そのオフセットアドレス31の後方
に交代アドレスR2が配置される。そして、交代アドレ
スの最後にオフセットアドレス32が配置される。ここ
でのオフセットアドレス32は、アドレス値−1の内容
を指している。
【0029】図9に上記ディフェクト追加処理手順のフ
ローチャートを示す。まず、追加ディフェクト情報を、
ディフェクト管理テーブルの最後に追加する(ステップ
S30)。次に、同一のシリンダにディフェクトが存在
するか調べ(ステップS31)、存在しない場合、同一
のシリンダのオフセットアドレスに、追加ディフェクト
情報のアドレスを格納し(ステップS33)、そのアド
レスから、追加ディフェクト情報を参照する。 同一の
シリンダに、すでにディフェクト情報が存在する場合、
そのディフェクト情報に交代ディフェクトが存在するか
を調べる(ステップS32)。存在しない場合は、ディ
フェクト情報はスリップディフェクトのみであり、その
オフセットアドレス値に、追加ディフェクト情報のアド
レスを格納する(ステップS34)。交代ディフェクト
が存在する場合、交代ディフェクトのオフセットアドレ
ス値に、追加ディフェクト情報のアドレスを格納する
(ステップS35)。
【0030】上記処理により、新たなディフェクト情報
を最後に追加し、その追加ディフェクト情報の種類によ
って、同一シリンダのディフェクト情報群に付加したア
ドレス値を追加ディフェクト情報のアドレスとし、追加
ディフェクト情報を参照することができる。 従って、
ディフェクト情報群を写し換える処理が不要となり、処
理時間の短縮となる。よって、アクセス機能の向上を図
ることができる。
【0031】また、上記第一実施例であるディフェクト
追加処理後の状態を最適化する処理を以下に詳述する。
図10は、ディフェクト情報の最適化を示している。図
10(B)と図7(B)は同一であり、ディフェクト情
報追加後の状態である。ここで、例えば初期化(フォー
マットユニット)コマンドが発行されると、その追加デ
ィフェクト情報22を、対応するシリンダのディフェク
ト情報群21の次に配置される(図10(C)参照)。
追加ディフェクト情報22のオフセットアドレス27は
削除され、シリンダ毎にディフェクト情報が格納され
る。
【0032】この最適化処理手順のフローチャートを図
11に示す。図11において、ディフェクト情報追加後
の状態で最適化を行うため、シリンダ毎に追加ディフェ
クト情報が存在するか調べる(ステップS40)。追加
ディフェクト情報が存在する場合において、その追加デ
ィフェクト情報を同一のシリンダのディフェクト情報群
に挿入するため、そのディフェクト情報群のアドレスを
求める(ステップS41)。その次に、追加ディフェク
ト情報の長さ分の領域を確保するために、求めたアドレ
ス以降のディフェクト情報を後方に移動する(ステップ
S42)。その後、この領域に追加ディフェクト情報を
挿入する(ステップS43)。
【0033】このように、図9のディフェクト追加処理
によって、後方に追加されたディフェクト情報は、初期
化コマンドが発行された場合、同一のシリンダのディフ
ェクト情報の次に挿入され、オフセットアドレスが削除
されることにより、最適化を図ることができる。以上が
第一実施例である。次に、第一実施例に係る変形例を以
下に詳述する。
【0034】第一実施例におけるディフェクト追加処理
において作成されたディフェクト情報、および更新され
た情報のみを保存する保存処理を図12に示す。図12
(A)は図7(A)と同一である。図12(A)に示
す、これらのディフェクト情報群にオフセットアドレス
を付加した状態から、追加ディフェクト情報22の追加
処理後を図12(B)に示す。この図12(B)で新た
に更新されたのはオフセットアドレス26、27と追加
ディフェクト情報22である。この更新、追加された情
報のみを不揮発性領域、例えばシステムエリアや、図1
に示しているフラッシュROM11に書き込む。そのこ
とにより、装置の電源が落ちた場合、データを失うこと
なく保存できる。また、追加処理を高速で行うことがで
きる。
【0035】上記変形例の保存処理手順のフローチャー
トを図13に示す。図13において、まず追加処理が終
了した段階で、追加ディフェクト情報のオフセットアド
レス値のみが更新されているため、この情報のみを所定
の不揮発性領域に格納する(ステップS50)。次に、
同一シリンダにおいて、ディフェクト情報群が存在する
かを調べる (ステップS51) 。ディフェクト情報群が
存在する場合、そのディフェクト情報群のオフセットア
ドレスが更新されているため、このオフセットアドレス
値を所定の不揮発性領域に格納する(ステップS5
2)。その後、またはディフェクト情報群が存在しない
場合、全ての追加ディフェクト情報を所定の不揮発性領
域に格納する(ステップS53)。
【0036】このように、ディフェクト追加処理におい
て更新、追加されたディフェクト情報とオフセットアド
レスのみを、フラッシュROM11に格納して保存する
処理を行うことにより、電源が落ちてもデータが失われ
ることなく、また追加処理の高速化を図ることができ
る。以上が第一実施例の変形例である。次に、第二実施
例を以下に詳述する。
【0037】ディフェクト情報毎にオフセットアドレス
を付加し、シリンダ・ヘッド・セクタの昇順にアドレス
更新して追加するディフェクト追加処理を図14に示
す。図14(A)は、ディフェクト情報毎にオフセット
アドレスを付加し、ディフェクト情報を、昇順に番号を
付けて並べた状態である。この状態で、No.1とN
o.2の間に存在するディフェクト情報を追加した場合
を図14(B)に示す。図14(B)において、追加の
ディフェクト情報は最後に配置し、その追加ディフェク
ト情報にオフセットアドレスを配置する。この追加ディ
フェクト情報は、昇順に並べた場合、No.2に位置す
るため、No.1のディフェクト情報のオフセットアド
レスの一次アドレスに、追加ディフェクト情報のアドレ
スを格納する。そして、追加ディフェクト情報をNo.
2とし、追加ディフェクト情報のオフセットアドレス
に、次のディフェクト情報のアドレス値を格納する。そ
の次以降のディフェクト情報の番号は、ディフェクト情
報の追加により、1だけインクリメントされる。このよ
うに、昇順にディフェクト情報を並べることにより、デ
ィフェクト情報を容易に探索することができる。
【0038】上記のディフェクト追加処理におけるディ
フェクト情報探索処理手順のフローチャートを図15に
示す。昇順ディフェクト情報群であるディフェクト情報
を探索する場合、図15に示すディフェクト情報探索処
理を行う。まず、所定のセクタ情報の論理アドレス(論
理値)を仮アドレス(ヘッド番号、セクタ番号)に変換
する(ステップS600)。その後、仮アドレスの前方
の一番最初に登録されているディフェクト情報を取得す
る(ステップS601)。ディフェクト情報を取得でき
なかった場合(ステップS602、いいえ)、ディフェ
クト情報が存在しないこととなり、仮アドレスがそのま
ま求めるディフェクト情報のアドレスとなり(ステップ
S603)、ディフェクト情報検索は終了する。一方、
ディフェクト情報を取得できた場合(ステップS60
2、はい)、そのディフェクト情報のアドレスと仮アド
レスを比較し、ディフェクト情報のアドレスの方が小さ
い場合(ステップS604、はい)、仮アドレスの前方
にディフェクト情報が存在することになり、そのディフ
ェクト情報がスリップディフェクトかを調べる(ステッ
プS605)。スリップディフェクトの場合、スリップ
ディフェクト自体を読み飛ばすため、仮アドレスのセク
タ番号を1インクリメントする(ステップS606)。
その後、次のディフェクト情報をオフセットアドレスに
格納されたアドレスから取得する。また、スリップディ
フェクトではなく交代ディフェクトである場合、その交
代ディフェクトのオフセットアドレス値の2次アドレ
ス、すなわち次のディフェクト情報のアドレスを取得す
る(ステップS607)。
【0039】よって、上記ステップS602、ステップ
S604、ステップS605,ステップS606、ステ
ップS607の処理を繰り返す。ステップS604の処
理で、ディフェクト情報のアドレスより仮アドレスの方
が小さい、または等しいかを調べる(S608)。仮ア
ドレスの方が小さい場合、仮アドレスの前方にディフェ
クト情報が存在しないこととなり、仮アドレスが求める
アドレス値となり(ステップS609)、ディフェクト
情報検索は終了する。一方、ステップS608の処理
で、ディフェクト情報のアドレスと仮アドレスが等しい
場合、そのディフェクト情報が交代ディフェクトである
か調べる(ステップS610)。交代ディフェクトであ
る場合、オフセットアドレスの二次アドレスが求めるア
ドレスになり(ステップS611)、ディフェクト情報
検索は終了する。また、ステップS610の処理におい
て、ディフェクト情報が交代ディフェクトでない場合、
即ちスリップディフェクトであり、仮アドレスを1イン
クリメントする(ステップS612)。その仮アドレス
が求めるアドレスとなり(ステップS613)、ディフ
ェクト情報検索は終了する。
【0040】上記の処理は、ディフェクト情報毎にオフ
セットアドレスを付加することにより、一つのディフェ
クト情報毎に付加されたオフセットアドレスを利用する
ことで、ディフェクト情報の探索を容易に行うことがで
きる。以上が第二実施例である。次に、第二実施例に係
る変形例を以下に詳述する。
【0041】第二実施例である図7に示した追加処理を
行う手順を用いてディフェクト情報群を最適化する処理
を図16に示す。図16において、プライマリディフェ
クト情報群とオフセットアドレスを示している。プライ
マリディフェクト情報とは、工場出荷時において検出、
記録されたディフェクト情報のことで、所定の単位、例
えば1シリンダを一つのプライマリディフェクト情報群
として、オフセットアドレスを付加して格納する。
【0042】上記のプライマリディフェクト情報群にお
けるディフェクト情報探索処理手順のフローチャートを
図17に示す。プライマリディフェクト情報群の中から
一つのディフェクト情報を探索する場合、図17に示す
ディフェクト情報探索処理を行う。まず、探索する一つ
の情報の論理アドレスを仮アドレスに変換する(ステッ
プS700)。次に、プライマリディフェクト情報群の
一番最初に登録されているディフェクト情報を取得する
(ステップS701)。ディフェクト情報が取得できた
場合、そのディフェクト情報のアドレスと仮アドレスを
比較し、ディフェクト情報のアドレスの方が小さい場合
(ステップS703、いいえ)、仮アドレスの前方にデ
ィフェクト情報が存在することになり、仮アドレスのセ
クタ番号を1インクリメントし(ステップS704)、
次のスリップディフェクトの情報を取得する(ステップ
S705)。その後、上記の処理ステップS702,ス
テップS703,ステップS704,ステップS705
を再び行う。ステップS702でディフェクト情報を取
得できなかった場合(ステップS702,いいえ)、プ
ライマリディフェクト情報群にスリップディフェクトは
存在しないこととなり、そのスリップディフェクトのオ
フセットアドレスから交代ディフェクトの情報を取得す
る(ステップS706)。また、取得したディフェクト
情報のアドレスが仮アドレスより大きかった場合(ステ
ップS703、はい)もステップS706の処理が行わ
れる。その取得したアドレスがスリップディフェクトで
あれば仮アドレスより後方に存在することとなり、仮ア
ドレス値には影響しない。そのアドレスが交代ディフェ
クトである場合、2次アドレスの値が大きいことであ
り、2次アドレスの指定するアドレスが仮アドレスの後
方に存在する。
【0043】ステップS706の処理から交代ディフェ
クトが取得されたか調べる(ステップS707)。交代
ディフェクトが取得されなかった場合、S706の処理
においてディフェクト情報が存在しなかったことにな
り、仮アドレスが求めるディフェクト情報のアドレスと
なる(ステップS708)。一方、交代ディフェクトが
取得された場合、その取得されたアドレスと仮アドレス
を比較する(ステップS709)。ディフェクト情報の
アドレスの方が小さい場合、仮アドレスの前方における
交代処理をする交代ディフェクトということであり、仮
アドレスには影響しない。よって、次の交代ディフェク
トを取得する(ステップS710)。その後、上記処理
ステップS707、ステップS709、ステップS71
0を繰り返す。ステップS709の処理で、ディフェク
ト情報のアドレスの方が大きい場合、仮アドレスとディ
フェクト情報のアドレスが等しいかを調べる(ステップ
S711)。ここで、アドレス値が等しい場合、求める
ディフェクト情報の値は、取得した交代ディフェクトの
2次アドレスである(ステップS713)。ステップS
711で仮アドレスとディフェクト情報のアドレスとが
等しくない場合、取得した交代ディフェクトは仮アドレ
スに影響しないため、仮アドレスが求めるアドレスとな
る(ステップS712)。上記処理によりプライマリデ
ィフェクト情報群におけるディフェクト情報の検索をす
ることができ、また、プライマリディフェクト情報群を
利用することで、オフセットアドレスを減少させること
ができ、記憶容量を効率よく使用することができる。
【0044】次に、新たなディフェクト情報を追加する
ために、ディフェクト情報群を移動させて空き領域を作
成する処理を行う手順を図18に示す。図18は、シリ
ンダを単位として、シリンダ0〜nのそれぞれにまとめ
られたディフェクト情報群へ、シリンダ0に存在する新
たなディフェクト情報を追加する場合の処理手順を示し
ている。この処理において、シリンダ0に追加ディフェ
クト情報を、シリンダ0のディフェクト情報群の次に追
加する。そのために、追加ディフェクト情報が追加され
る領域に存在するシリンダ1のディフェクト情報群を、
シリンダnのディフェクト情報群の後方に写し換えて移
動させる。その結果、シリンダ1のディフェクト情報群
が存在していた領域が空き領域となる。この空き領域に
追加ディフェクト情報を追加し、残りの空き領域も追加
処理に利用する。
【0045】上記のディフェクト情報群の移動処理にお
ける、新たなディフェクト情報の追加処理手順のフロー
チャートを図19に示す。図19において、ディフェク
ト情報群に新たなディフェクト情報を追加する場合、ま
ず追加するディフェクトが存在する同一シリンダのディ
フェクト情報群の次のディフェクト情報群を、配列の示
されている一次テーブルから検索する(ステップS8
0)。検索された後、空き領域を調べるため、追加する
ディフェクト情報群の最後から、検索されたディフェク
ト情報群の先頭までの領域の大きさを計算する(ステッ
プS81)。空き領域に追加ディフェクトを格納するた
め、ステップS81の計算から得られた領域の大きさが
追加ディフェクトの情報量より小さいか比較する(ステ
ップS82)。空き領域の方が小さい場合、追加する容
量が不足しているため、以下の処理を行う。まず、検索
されたディフェクト情報群を、ディフェクト情報群(デ
ィフェクト管理テーブル)の最後に移動する(ステップ
S83)。移動したディフェクト情報群の配置情報の一
次テーブル値を更新する(ステップS84)。追加する
ための領域が確保されるまでステップS80、ステップ
S81、ステップS82、ステップS83、ステップS
84の処理が繰り返される。
【0046】一方S82の領域の比較処理で、追加ディ
フェクト情報の領域より、空き領域の方が大きかった場
合、その空き領域に新たなディフェクト情報を追加し、
同一シリンダのディフェクト情報群に追加登録を行い
(ステップS85)、追加処理が終了する。上記処理に
よって、同一シリンダのディフェクト情報群の次に空き
領域を設け、その空き領域に新たなディフェクト情報を
追加することで、ディフェクト情報群毎に集約してディ
フェクト情報を管理することができる。
【0047】次に、本発明の第三実施例の変形例であ
る、空き容量の最適化処理を行う手順を図20に示す。
図20(A)は、ディフェクト情報群33に図19に示
した空き領域における追加処理によってディフェクト情
報が追加された時に生じた空き領域と、次のディフェク
ト情報群34を示している。これらのディフェクト情報
群の間と、ディフェクト情報群34の後方に空き領域が
別々に存在するため、図20(B)に示すように空き領
域を合わせ、領域を広く確保して空き領域の最適化を行
う。
【0048】その空き領域の最適化処理のフローチャー
トを図21に示す。図21において、上記移動処理にお
けるディフェクト追加処理後において、空き領域が複数
存在する場合において、空き領域の最適化処理を行う。
まず、ディフェクト情報群が格納されているディフェク
ト管理テーブルの最初に登録されているディフェクト情
報群p (図20ではp=33、q=34)を取得する
(ステップS90)。次に、ディフェクト情報群pが取
得できたかを調べ(ステップS91)、取得できない場
合、ディフェクト情報群が存在しないこととなり、最適
化処理は終了する。ディフェクト情報群pが取得できた
場合、その取得したディフェクト情報群pの次のディフ
ェクト情報群qを取得する(ステップS92)。そのデ
ィフェクト情報群qを取得できたかを調べ(ステップS
93)、ディフェクト情報群qが取得できなかった場
合、ディフェクト情報群はディフェクト情報群pのみで
あり、よって空き領域が存在しない。よって、最適化処
理は終了する。ディフェクト情報群qが取得できた場
合、ディフェクト情報群pとディフェクト情報群qの間
に空き領域が存在するかを調べ(ステップS94)、空
き領域が存在する場合、ディフェクト情報群pの後方に
あるディフェクト情報群qを、ディフェクト情報群pの
次に移動し(ステップS95)、移動したディフェクト
情報群qのアドレスを更新する(ステップS96)。ス
テップS96の処理後、又はステップS94の処理で空
き領域が存在しない場合、後方のディフェクト情報qを
ディフェクト情報群pとして、ステップS92、ステッ
プS93、ステップS94、ステップS95、ステップ
S96、ステップS97の処理を繰り返す。上記処理に
より、空き領域をまとめることで領域を広く取ることが
でき、空き領域を有効に利用することができる。
【0049】また、図22に本発明の第三実施例の変形
例である最適化処理の一例を示している。図22(a)
はシリンダ1とシリンダ2のディフェクト情報群に新た
なディフェクト情報を追加した後の状態を示している。
新たなディフェクト情報を追加するために、図19に示
した処理を行い、シリンダ1とシリンダ3のディフェク
ト情報群が最後に移動され、シリンダ1と2のディフェ
クト情報の次の領域に空き領域が確保される。空き領域
はシリンダ1のディフェクト情報群の次と、シリンダ2
のディフェクト情報群の次に存在しており、図22
(b)に示すように、これらの空き領域をまとめること
で空き領域を広く確保できる。図22(b)の空き領域
に、最後に移動されたシリンダ3のディフェクト情報群
を移動する。この時の状態を図22(c)に示してい
る。このようにして、空き領域に最後に存在するディフ
ェクト情報群を移動させることで、ディフェクト情報群
の格納されているバッファメモリ14の領域を少なくす
ることができ、空き領域の最適化を図ることができる。
【0050】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、新たに
欠陥情報が検出された場合に追加欠陥情報を未使用領域
に格納し、その格納された追加欠陥情報と、追加欠陥情
報が結合する既存の欠陥情報とを連結することにより、
欠陥情報管理における処理を効率良く行うことができ
る。また、欠陥情報に付加されたアドレス情報を用い
て、上記の処理及び欠陥情報の探索を行うことで、高速
に処理でき、欠陥情報の管理機能の向上となる。
【0051】一方、欠陥情報を移動し、格納領域に追加
欠陥情報を格納し、また、その格納領域を集約して格納
領域の最適化を行うことで、欠陥情報管理における処理
を効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の磁気ディスク装置の一例のブロック構成
図である。
【図2】従来の磁気ディスク装置の一例の磁気ディスク
におけるデータ構成図である。
【図3】従来の一例のディフェクト情報の位置を表すデ
ィフェクト配置図を示す図である。
【図4】従来の一例のディフェクト管理テーブルを示す
図である。
【図5】従来の一例のディフェクト追加処理を示した図
である。
【図6】従来の一例のディフェクト追加処理手順のフロ
ーチャートを示した図である。
【図7】本発明の第一実施例のディフェクト追加処理を
示した図である。
【図8】本発明の第一実施例のディフェクト管理テーブ
ルを示す図である。
【図9】本発明の第一実施例のディフェクト追加処理手
順のフローチャートを示した図である。
【図10】本発明の第一実施例の初期化コマンド実行時
におけるディフェクト情報の最適化を示した図である。
【図11】本発明の第一実施例の初期化コマンド実行時
におけるディフェクト情報の最適化手順のフローチャー
トを示した図である。
【図12】本発明の第一実施例の変形例である不揮発性
領域への保存処理を示した図である。
【図13】本発明の第一実施例の変形例である不揮発性
領域への保存処理手順のフローチャートを示した図であ
る。
【図14】本発明の第二実施例のディフェクト情報毎に
オフセットアドレスを付加した方法におけるディフェク
ト追加処理を示した図である。
【図15】本発明の第二実施例のディフェクト情報探索
手順のフローチャートを示した図である。
【図16】本発明の第二実施例の変形例であるプライマ
リディフェクト情報群を示した図である。
【図17】本発明の第二実施例の変形例であるプライマ
リディフェクト情報群の処理手順のフローチャートを示
した図である。
【図18】本発明の第三実施例のディフェクト情報群の
移動処理を示した図である。
【図19】本発明の第三実施例のディフェクト情報群の
移動処理におけるディフェクト追加処理手順のフローチ
ャートを示した図である。
【図20】本発明の第三実施例の変形例である空き領域
の最適化処理を示した図である。
【図21】本発明の第三実施例の変形例である空き領域
の最適化処理手順のフローチャートを示した図である。
【図22】本発明の第三実施例の変形例である最適化処
理の一例を示した図である。
【符号の説明】
1 磁気ディスク装置 2 磁気ディスク 3 スピンドルモータ 4 磁気ヘッド 5 ヘッドアーム 6 VCM 7、8 回転軸 9 ドライバ 10 マイクロコントロールユニット(MCU) 11 フラッシュROM/RAM 12 ハードディスクコントローラー(HDC) 13 インターフェース回路 14 バッファメモリ(DRAM) 15 リードライトチャネル Tr1〜Trn トラック S1〜Sm フレーム

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶媒体上の欠陥位置を示す欠陥情報を
    管理する欠陥情報管理方法において、 新たに前記欠陥情報が検出されたときに追加欠陥情報を
    未使用領域に格納する欠陥情報格納手順と、 前記欠陥情報格納手順で未使用領域に格納された前記追
    加欠陥情報と、前記追加欠陥情報が結合する既存の欠陥
    情報とを連結し、 前記欠陥情報を管理する欠陥情報連結手順とを有するこ
    とを特徴とする欠陥情報管理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の欠陥情報管理方法におい
    て、 前記欠陥情報連結手順は、前記欠陥情報としてアドレス
    情報を有し、 前記アドレス情報に前記追加欠陥情報が格納された領域
    に対応するアドレスを格納して該アドレスを利用して前
    記追加欠陥情報と前記既存の欠陥情報とを連結させるこ
    とを特徴とする欠陥情報管理方法。
  3. 【請求項3】 記憶媒体上の欠陥位置を示す欠陥情報を
    管理する欠陥情報管理方法において、 新たに検出された追加欠陥情報が連結される位置に存在
    する既存の欠陥情報を未使用領域に格納し、 前記既存の欠陥情報が格納されていた格納領域に前記追
    加欠陥情報を格納することを特徴とする欠陥情報管理方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載による欠陥情報管理方法に
    おいて、 前記格納領域の情報が格納されていない複数の空き領域
    を前記欠陥情報が格納可能となる領域に集約することを
    特徴とする欠陥情報管理方法。
  5. 【請求項5】 記憶媒体上の欠陥位置を示す欠陥情報を
    管理する情報記憶装置において、 新たに前記欠陥情報が検出されたときに追加欠陥情報を
    未使用領域に格納する欠陥情報格納手段と、 前記欠陥情報格納手段で未使用領域に格納された前記追
    加欠陥情報と、前記追加欠陥情報が結合する既存の欠陥
    情報とを連結し、 前記欠陥情報を管理する欠陥情報連結手段とを有するこ
    とを特徴とする情報記憶装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の情報記憶装置において、 前記欠陥情報連結手段は、前記欠陥情報としてアドレス
    情報を有し、 前記アドレス情報に前記追加欠陥情報が格納された領域
    に対応するアドレスを格納して該アドレスを利用して前
    記追加欠陥情報と前記既存の欠陥情報とを連結させるこ
    とを特徴とする情報記憶装置。
  7. 【請求項7】 記憶媒体上の欠陥位置を示す欠陥情報を
    管理する情報記憶装置において、 新たに検出された追加欠陥情報が連結される位置に存在
    する既存の欠陥情報を未使用領域に格納し、 前記既存の欠陥情報が格納されていた格納領域に前記追
    加欠陥情報を格納することを特徴とする情報記憶装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載による情報記憶装置におい
    て、 前記格納領域の情報が格納されていない複数の空き領域
    を前記欠陥情報が格納可能となる領域に集約することを
    特徴とする情報記憶装置。
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