JP2001016965A - 排藁カッター - Google Patents

排藁カッター

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JP2001016965A
JP2001016965A JP11197358A JP19735899A JP2001016965A JP 2001016965 A JP2001016965 A JP 2001016965A JP 11197358 A JP11197358 A JP 11197358A JP 19735899 A JP19735899 A JP 19735899A JP 2001016965 A JP2001016965 A JP 2001016965A
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JP
Japan
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scraper
cutting
blade shaft
straw
shaft
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Pending
Application number
JP11197358A
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English (en)
Inventor
Takanori Otani
貴則 大谷
Mikio Mochida
幹夫 持田
Katsuichi Hasegawa
勝一 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カッターケース内に設けた切断刃軸に、掻込
み刃軸を近接離間させて排藁の切断長を「短切り」およ
び「長切り」に切換えるようにした排藁カッターにおい
て、掻込み刃軸にスクレーパを着脱可能に嵌着したもの
でありながら、排藁切断時にスクレーパと掻込み刃軸と
の間に藁屑等が入っても、スクレーパが掻込み刃軸から
外れないようする。 【解決手段】 掻込み刃軸4に、排藁の巻付きを防止す
るスクレーパ11を着脱可能に嵌着すると共に、上記ス
クレーパ11が掻込み刃軸4から外れるのを防止する規
制手段18を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバイン等に装
着される排藁カッターに係り、特に、排藁の切断作業
中、着脱可能のスクレーパが掻込み刃軸から外れるのを
防止できる排藁カッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンバイン等に装着される排藁
カッターは、カッターケース内に設けた切断刃軸に、掻
込み刃軸を近接離間させて排藁の切断長を「短切り」お
よび「長切り」に切換えるようにし、掻込み刃軸には排
藁の巻付きを防止するスクレーパを設けている。
【0003】このようなスクレーパは、切断長の切換え
時に、掻込み刃軸とともに切断刃軸に対して移動させる
必要があり、また、掻込み刃軸に対しては組立て点検作
業等の観点から、取付け取外しが容易であることが望ま
しい。
【0004】このため図5で示すように、スクレーパa
を、円弧状の切欠凹部で掻込み刃軸bに着脱自在に嵌着
すると共に、スクレーパaの上端側を長孔cによって固定
軸dに支持したものが知られている。
【0005】ところが、スクレーパaの上端側を長孔cで
支持しただけでは、切断長の切換え時に、スクレーパa
を掻込み刃軸bとともに移動させることはできても、切
断作業中、カッターeが詰まったりして、矢印方向の力f
が発生すると、スクレーパaが掻込み刃軸bから外れると
いう問題があった。
【0006】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよ
うな実情に鑑み創作されたものであって、掻込み刃軸
に、排藁の巻付きを防止するスクレーパを、容易に着脱
できるものでありながら、排藁の切断作業中には、スク
レーパが掻込み刃軸から外れるのを防止でき、しかも切
断長の切換時には、切断刃軸に対するスクレーパの移動
が規制されることのない排藁カッターを提供しようとす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明が講じた技術的手段は、カッターケース内に
設けた切断刃軸に、掻込み刃軸を近接離間させて排藁の
切断長を「短切り」および「長切り」に切換えるように
した排藁カッターにおいて、上記掻込み刃軸に、排藁の
巻付きを防止するスクレーパを着脱可能に嵌着すると共
に、上記スクレーパが掻込み刃軸から外れるのを防止す
る規制手段を設けたことを特徴とし、また、上記スクレ
ーパを、掻込み刃軸に円弧状の切欠凹部で回動かつ着脱
可能に嵌着すると共に、上記スクレーパの上端側を支持
する保持バーと、スクレーパの背面側に摺接する固定軸
とを、回動リンクを介して連結することにより、掻込み
刃軸を切断刃軸に近接離間させたときには、固定軸に摺
接しているスクレーパを、掻込み刃軸の回りに回動させ
ながら掻込み刃軸とともに移動させて、常にスクレーパ
の背面側に摺接する固定軸で、排藁の切断時にスクレー
パが掻込み刃軸から外れるのを防止する規制手段を構成
したことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】次ぎに本発明の実施の形態を、図
面に示された実施例に基づいて詳細に説明する。まず図
1〜図4において、1はコンバイン本体の後部に装備さ
れた排藁カッターであって、この排藁カッター1は次の
ように構成されている。すなわちカッターケース2内に
高速回転する切断刃軸3と、低速回転する掻込み刃軸4
とが段違い状に軸架されている。
【0009】掻込み刃軸4には、スターホイル爪刃5と
送込み盤6とを対とした排藁の送込み手段が所定間隔毎
に設けられており、スターホイル爪刃5と送込み盤6と
間には、仕切部材によって所定の間隙7が保持されてい
る。
【0010】そして上記掻込み刃軸4の両端部が、カッ
ターケース2の側板に設けたスイング機構8に軸支され
ていて、スイング機構8の作動により、掻込み刃軸4が
支点Aを軸心として切断刃軸3に近接離間するようにな
っている。
【0011】また、切断刃軸3には、排藁を長尺に切断
するディスク型の大径切断刃9と、短尺に切断する小径
切断刃10とが適当間隔毎に配設されている。この大径
切断刃9と小径切断刃10とは、いずれも、その刃先部
を、前記スターホイル爪刃5と送込み盤6との間隙7内
に進入可能としたものであり、かつ、大径切断刃9の数
を小径切断刃10の数よりも少なくしてある。
【0012】そして、スイング機構8の作動により、掻
込み刃軸4を切断刃軸3に近接離間させて、大径切断刃
9の刃先部のみがスターホイル爪刃5と送込み盤6との
間隙7内に進入したときには排藁を長尺に切断し、大径
切断刃9と小径切断刃10とが同時に間隙7内に進入し
たときには、排藁は両切断刃9、10によって短尺に切
断されるようになっている。
【0013】11は掻込み刃軸4に排藁が巻付くのを防
止するスクレーパであって、このスクレーパ11は、ス
ターホイル爪刃5と送込み盤6との間隙7内に位置して
掻込み刃軸4に次のように嵌着されている。すなわち、
スクレーパ11の内側部には、図4に示すように、掻込
み刃軸4の外周に対して外側方より着脱可能で、かつ、
掻込み刃軸4を挟み込むように円弧状の切欠凹部12が
形成されていて、この切欠凹部12によってスクレーパ
11が掻込み刃軸4に相対回動自在に嵌着されている。
【0014】13は掻込み刃軸4に嵌着されたスクレー
パ11を支持する保持バーであって、この保持バー13
は、掻込み刃軸4と平行状に配設され、スクレーパ11
の上端側に設けた傾斜状の長孔14に挿通されている。
また、15はスクレーパ11の背面側に形成した傾斜面
Bに摺接する固定軸であって、この固定軸15は、カッ
ターケース2の内面に固定した取付部材16によって保
持バー13と平行状に配設されている。
【0015】そして、複数のスクレーパ11を支持した
保持バー13と上記固定軸15とを、固定軸15の両端
に設けた回動リンク17を介して連結することにより、
掻込み刃軸4を切断刃軸3に近接離間させたときには、
固定軸15に傾斜面Bで摺接しているスクレーパ11
は、掻込み刃軸4の回りを回動しながら掻込み刃軸4と
ともに移動する。このように、常にスクレーパ11の背
面側と摺接する固定軸15によってスクレーパ11が掻
込み刃軸4から外れるのを防止する規制手段18が構成
されている。
【0016】また、図1に示すように、スクレーパ11
は、排藁全長の株元側約半分に相当する範囲に配設すれ
ばよい。これは株元側のほうが穂先側に比べて茎が太
く、しかも水分を多く含んでいることが多いので、掻込
み刃軸4に巻付き易いからである。なお、スクレーパ1
1を排藁全長の範囲に設けてもよいことは勿論である。
【0017】本発明は上記のように構成したので、排藁
の巻付きを防止するスクレーパ11を、掻込み刃軸4に
円弧状の切欠凹部12によって外側方から容易に嵌着す
ることができる。
【0018】そして、掻込み刃軸4を切断刃軸3に近接
離間させれば、排藁の切断長を「短切り」および「長切
り」に切換えることができるが、このときスクレーパ1
1は固定軸15に摺接したまま回動して掻込み刃軸4と
ともに移動する。
【0019】すなわち、「短切り」から「長切り」に切
換えたときには、図3〜図4で示すように、切断刃軸3
と掻込み刃軸4との間隔がl→l´となり(l´=l+Δ
l)、スクレーパ11は後方の固定軸15側に押圧され
るが、固定軸15はスクレーパ11の傾斜面Bに摺接し
ているので、回動リンク17が上方に回動するのに伴っ
て、スクレーパ11は矢印イ方向に回動して、掻込み刃
軸4とともに移動する。
【0020】また、「長切り」から「短切り」に切換え
たときには、切断刃軸3と掻込み刃軸4との間がl´→l
となり(l=l´−Δl)、掻込み刃軸4が切断刃軸3側
に押し出されるが、回動リンク17が下方に回動するの
に伴って、スクレーパ11は固定軸15に摺接しながら
矢印ロ方向に回動して、掻込み刃軸4とともに移動す
る。
【0021】したがって、排藁の切断長を「短切り」お
よび「長切り」に切換える時には、スクレーパ11を掻
込み刃軸4とともに移動でき、しかもスクレーパ11の
背面側には、固定軸15が常に摺接しているので、切断
作業中、カッターが詰まったりして、スクレーパ11に
外れようとする力fが発生しても、上記固定軸15が規
制手段18となってスクレーパ11が掻込み刃軸4から
外れるのを確実に防止することができる。
【0022】
【発明の効果】これを要するに本発明は、カッターケー
ス内に設けた切断刃軸に、掻込み刃軸を近接離間させて
排藁の切断長を「短切り」および「長切り」に切換える
ようにした排藁カッターにおいて、上記掻込み刃軸に、
排藁の巻付きを防止するスクレーパを着脱可能に嵌着す
ると共に、上記スクレーパが掻込み刃軸から外れるのを
防止する規制手段を設け、また、上記掻込み刃軸にスク
レーパを、円弧状の切欠凹部で回動かつ着脱可能に嵌着
すると共に、上記スクレーパの上端側を支持する保持バ
ーと、スクレーパの背面側に摺接する固定軸とを、回動
リンクを介して連結することにより、掻込み刃軸を切断
刃軸に近接離間させたときには、固定軸に摺接している
スクレーパを、掻込み刃軸の回りに回動させながら掻込
み刃軸とともに移動させて、常にスクレーパの背面側に
摺接する固定軸で、排藁の切断時にスクレーパが掻込み
刃軸から外れるのを防止する規制手段を構成したことか
ら、排藁の巻付きを防止するスクレーパを、掻込み刃軸
に着脱可能に嵌着したものであっても、掻込み刃軸から
外れるのを防止する規制手段が設けてあるので、排藁の
切断時にスクレーパと掻込み刃軸との間に藁屑等が巻き
付いても、スクレーパが掻込み刃軸から外れることはな
い。
【0023】そして、上記規制手段を構成する固定軸
が、スクレーパの背面側に摺接していても、掻込み刃軸
を切断刃軸に近接離間させたときには、回動するスクレ
ーパが掻込み刃軸とともに移動するので、排藁切断長さ
の切換え時に、スクレーパが移動するのを固定軸によっ
て規制することはなく、しかも切断作業時には、スクレ
ーパの背面側に固定軸が常に摺接しているので、スクレ
ーパが掻込み刃軸から外れるのを確実に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】排藁カッターの平面図である。
【図2】同上後部斜視図である。
【図3】(イ)「短切り」時における掻込み刃軸と切断
刃軸との間隔を示す側面図である。(ロ)「長切り」時
における掻込み刃軸と切断刃軸との間隔を示す側面図で
ある。
【図4】(イ)「短切り」時のスクレーパを示す側面図
である。 (ロ)「長切り」時のスクレーパを示す側面図である。
【図5】従来のスクレーパを示す側面図である。
【符号の説明】
2 カッターケース 3 切断刃軸 4 掻込み刃軸 11 スクレーパ 12 切欠凹部 13 保持バー 15 固定軸 17 回動リンク 18 規制手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 勝一 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1三菱農機株式会社内 Fターム(参考) 2B097 AA03 CC01 CL24 DA17 DA53

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カッターケース内に設けた切断刃軸に、掻
    込み刃軸を近接離間させて排藁の切断長を「短切り」お
    よび「長切り」に切換えるようにした排藁カッターにお
    いて、上記掻込み刃軸に、排藁の巻付きを防止するスク
    レーパを着脱可能に嵌着すると共に、上記スクレーパが
    掻込み刃軸から外れるのを防止する規制手段を設けたこ
    とを特徴とする排藁カッター。
  2. 【請求項2】カッターケース内に設けた切断刃軸に、掻
    込み刃軸を近接離間させて排藁の切断長を「短切り」お
    よび「長切り」に切換えるようにした排藁カッターにお
    いて、上記掻込み刃軸に、排藁の巻付きを防止するスク
    レーパを、円弧状の切欠凹部で回動かつ着脱可能に嵌着
    すると共に、上記スクレーパの上端側を支持する保持バ
    ーと、スクレーパの背面側に摺接する固定軸とを、回動
    リンクを介して連結することにより、掻込み刃軸を切断
    刃軸に近接離間させたときには、固定軸に摺接している
    スクレーパを、掻込み刃軸の回りに回動させながら掻込
    み刃軸とともに移動させて、常にスクレーパの背面側に
    摺接する固定軸で、排藁の切断時にスクレーパが掻込み
    刃軸から外れるのを防止する規制手段を構成したことを
    特徴とする排藁カッター。
JP11197358A 1999-07-12 1999-07-12 排藁カッター Pending JP2001016965A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011108399A1 (ja) * 2010-03-03 2011-09-09 ヤンマー株式会社 コンバインの排藁カッター装置

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Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040528