JP2001015903A - はんだ付け方法およびはんだ付け装置 - Google Patents

はんだ付け方法およびはんだ付け装置

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JP2001015903A
JP2001015903A JP11187040A JP18704099A JP2001015903A JP 2001015903 A JP2001015903 A JP 2001015903A JP 11187040 A JP11187040 A JP 11187040A JP 18704099 A JP18704099 A JP 18704099A JP 2001015903 A JP2001015903 A JP 2001015903A
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cooling
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邦明 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無鉛はんだによるフローはんだ付けでもリフ
トオフ現象が発生しないはんだ付けができる。 【解決手段】 フラックス塗布工程で回路基板のはんだ
付け面にフラックスを塗布し、プレヒート工程ではんだ
準備温度に回路基板を昇温し、はんだ付け工程で無鉛溶
融はんだ液によるフローはんだ付けをした後、急冷工程
で20℃乃至100℃の温度の冷媒液により回路基板を
冷却する。つぎに、洗浄工程で回路基板を洗浄してはん
だ付けを終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、はんだ付け方法
およびはんだ付け装置に係り、特に無鉛はんだによるフ
ローはんだ付けに最適なはんだ付け方法およびはんだ付
け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】VLSIの高集積化が限りなく進み現在
では、集積度64Mバイトから125MバイトVLSI
の量産化が間近である。このように高集積化されること
は、VLSIの電極パッドまたは電極リードの本数が、
限られた面積に著しく増加することであり、1本の電極
リードから見ると、例えば回路基板にCSP実装した場
合、実装面積やはんだ付け部の容積が著しく減少するこ
とを意味している。
【0003】すなわち、高集積化される都度、より強固
なはんだ付け技術が要求されることになる。このはんだ
付け部に対してはさらに、VLSI素子の高集積化によ
り、動作時VLSIパッケージ内の温度上昇も大きく、
この熱伝達径路構成部品のX−Y面内熱膨張係数が大き
く異なり、その応力がはんだ付け部に集中する。さら
に、回路基板などに物理的応力がかかると、この物理的
応力もはんだ付け部に集中する。
【0004】他方、はんだ付けのはんだ材料は、鉛によ
る地下水汚染の問題がクローズアップされている。これ
ら公害対策から電子部品の実装に用いるはんだもこれま
での有鉛はんだから無鉛はんだへの切り替えが要求され
ている。
【0005】しかし、無鉛はんだは、有鉛はんだたとえ
ばSn−Pb共晶はんだよりも液相点が高く、はんだ付
け温度も上昇する傾向にある。したがって、はんだ付け
後の冷却時間も従来より長時間となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように形成されたはんだ付け法ではこのはんだ付け部に
クラックが入り、強固なはんだ付けが出来ていない場合
があった。即ち、接続信頼性が悪い課題があった。
【0007】この発明者は無鉛はんだの接続信頼性の高
いはんだ付けの実用化について開発している。無鉛はん
だの一例として、たとえばSnに第3添加物以上を入れ
た多元合金無鉛はんだにおいては、はんだ付け後の冷却
時間が長いと、例えば、Biを添加した無鉛はんだの場
合、Biが例えば1%でもあれば、序冷工程において、
SnとBiで冷却速度が異なるため、はんだが凝固する
時にリフトオフ現象(フィレットリフテイング)を起こ
し、はんだにクラックが入ったような離れる症状が発生
することを見出した。
【0008】Biのような添加元素は、偏析や、租化し
やすく、スルーホール部品におけるリフトオフ現象の発
生原因となっていると思われる。このようなリフトオフ
現象は、フローはんだ付けプロセスのように、はんだ付
け面が片面のみの場合、顕著に現れる。すなわち、回路
基板の片面のみに、高温の溶融はんだ液に接触する。他
方面は、はんだ液に対接せず、高温度のはんだ付け部を
有してないため、表裏両面間非対象な温度状態となる。
このため、フロー型はんだ付けにおいて、リフトオフ現
象が顕著に発生することが判った。
【0009】このように無鉛はんだの実用は、上記した
高集積化されるVLSI素子実装の上記課題とも重な
り、はんだ付け実装において重要な課題である。
【0010】この発明は上記点に鑑みなされたもので、
リフトオフ現象の発生を防止した強固なはんだ付け方法
およびはんだ付け装置を提供するものである。すなわ
ち、すなわち、はんだ付け後の冷却プロセスを強制的に
急冷することにより、冷却速度の異なる材料からなる無
鉛はんだでも、強固なはんだ付けのできるはんだ付け方
法およびはんだ付け装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明のはんだ付け方
法は、請求項1に記載されているように、 被加工体の
はんだ付け面をはんだ液に対接させてはんだ付け処理す
る工程と、このはんだ付け処理された上記回路基板のは
んだ付け部を上記はんだ付け温度の1/2以下の温度の
冷媒に対接させて冷却する工程と を具備してなること
を特徴としている。
【0012】この発明のはんだ付け方法は、請求項2に
記載されているように、被加工体のはんだ付け面をはん
だ液に対接させてはんだ付け処理する工程と、このはん
だ付け処理された上記被加工体をHFC(ハイドロフル
オロカーボン)系、グリコールエーテル系、高級アルコ
ール系のうち少なくとも1種の冷媒により液冷する工程
とを具備してなることを特徴としている。
【0013】この発明のはんだ付け方法は、請求項3に
記載されているように、回路基板のはんだ付け面をはん
だ液に対接させてはんだ付け処理する工程と、このはん
だ付け処理された後の冷却を上記回路基板のはんだ付け
部を上記はんだ付け温度の1/2以下の温度の冷媒に対
接させて冷却する工程とを具備してなることを特徴とし
ている。
【0014】この発明のはんだ付け方法は、請求項4に
記載されているように、請求項1又は請求項2又は請求
項3記載のはんだ付け方法において、はんだ付けは無鉛
はんだによるフローはんだ付けであることを特徴として
いる。
【0015】この発明のはんだ付け方法は、請求項5に
記載されているように、請求項1又は請求項2又は請求
項3記載のはんだ付け方法において、冷媒の温度は20
℃乃至120℃であることを特徴としている。
【0016】この発明のはんだ付け方法は、請求項6に
記載されているように、回路基板のはんだ付け面をはん
だ液に対接させてはんだ付け処理するはんだ付け部と、
このはんだ付け部ではんだ付け処理された上記回路基板
を上記はんだ付け温度の1/2以下の温度の冷媒により
冷却する冷却部とを具備してなることを特徴としてい
る。
【0017】この発明のはんだ付け装置は、請求項7に
記載されているように、回路基板のはんだ付け面をはん
だ液に対接させてはんだ付け処理するはんだ槽と、この
はんだ付け槽で処理された上記回路基板のはんだ付け面
を上記はんだ付け温度の1/2以下の温度の冷媒に対接
させて冷却する冷却部と を具備してなることを特徴と
している。
【0018】この発明のはんだ付け装置は、請求項8に
記載されているように、 請求項1又は請求項2記載の
はんだ付け装置において、冷媒の温度は20℃乃至12
0℃であることを特徴としている。
【0019】この発明のはんだ付け装置は、請求項9に
記載されているように、 請求項1又は請求項2記載の
はんだ付け装置において、冷却部は温度は20℃乃至1
20℃液体を収容した冷却液槽であることを特徴として
いる。
【0020】この発明のはんだ付け装置は、請求項10
に記載されているように、請求項1又は請求項2記載の
はんだ付け装置において、冷却部は温度20℃乃至12
0℃の冷媒を少なくともはんだ付け面に噴射する手段で
あることを特徴としている。この発明のはんだ付け装置
は、請求項11に記載されているように、請求項1又は
請求項2記載のはんだ付け装置において、冷却部は温度
20℃乃至120℃冷媒を少なくともはんだ付け面に噴
流する手段であることを特徴としている。このような発
明によれば、リフトオフ現象の発生を防止できるため強
固な無鉛はんだ付けができる。さらに、高集積LSI素
子でも強固な無鉛はんだ付けを実施できる。
【0021】
【発明の実施の形態】実施形態1 次に、図1を参照して本発明のはんだ付け方法をフロー
型はんだ付け方法に適用した実施形態を説明する。図1
は、フローはんだ付け方法を工程順に示すフローチャー
トである。被加工体たとえば回路基板はフラックス塗布
工程1でこの基板のはんだ付け面にはんだ付けのための
フラックスを均一に塗布する。フラックスの塗布が終了
した回路基板はプレヒート工程2で、はんだ付けのため
の準備温度例えばはんだ付け温度より100℃程度低温
度にプレヒートされて、はんだ付け工程3へ搬送する。
【0022】この工程3は無鉛はんだたとえばSn−B
i系無鉛はんだが溶融されたはんだ槽でフローはんだ付
け例えば多段フロー方式はんだ付けを温度たとえば25
0℃ではんだ付けをする。フローはんだ付けの終了した
回路基板を冷却工程4に搬送して、20℃〜120℃の
うち予め選択された温度に温調された冷媒液中に浸漬さ
せて、回路基板の表裏面同時に急速に冷却する。冷却さ
れた回路基板を洗浄工程へ搬送してフラックスなどの残
さがあれば回路基板を洗浄する。このようにしてフロー
はんだ付けプロセスを終了する。このように、フローは
んだ付け後、急冷したはんだ付けはリフトオフ現象の発
生を防止できる。
【0023】次に、図2乃至図4のフローはんだ付け装
置を参照してはんだ付け方法をさらに具体的に説明す
る。図2はフロー型はんだ付け装置の一実施形態を説明
するための図で、はんだ付け後冷媒の液槽に浸漬して冷
却する実施形態の説明図である。図3は、フロー型はん
だ付け装置の一実施形態を説明するための図で、はんだ
付け後冷媒をスプレーして冷却する実施形態の説明図で
ある。図4は、フロー型はんだ付け装置の一実施形態を
説明するための図で、はんだ付け後冷媒を噴流させて冷
却する実施形態の説明図である。
【0024】実施形態2 先ず、図2の実施形態について説明する。クローズされ
た雰囲気を形成する囲い11内には、被処理体たとえば
回路基板を搬送する環状コンベアベルト12が設けられ
ている。このコンベアベルト12は周知のもので図示し
ない回転ローラ間に張設されている。コンベア角度は水
平型と傾斜型がありこの実施形態では、はんだの切れの
よい傾斜型コンベアの例で傾斜角度は4度乃至8度の角
度である。 水平型コンベアの場合は回路基板13をロ
ーデイングし易く、比較的接続信頼性がよいメリットが
ある。このコンベアベルト12上に、はんだ付け工程を
実行するための回路基板13をオートロデイング例えば
ロボットハンドリングにより予め定められたプログラム
により順次載置する。すなわち、回路基板13にマウン
タによりVLSI素子、コンデンサなど電子部品が装着
され、接着剤により仮固定された状態で、上記ロボット
ハンドリングにより上記ベルト12上に搬入される。搬
入された回路基板13は、フラクサ工程部14にて、回
路基板3の片面即ち、はんだ付け面上に液状フラックス
を均一に塗布する。この塗布法は例えば噴霧法で均一に
塗布する。即ち、フラクサ14は、噴霧式フラックス塗
布装置が均一塗布に良好である。
【0025】この塗布プロセスはベルト12を停止して
実行してもよいが、ベルト12を停止させず走行状態で
塗布してもよい。次に、ベルト12により回路基板13
は搬送されて、プレヒート工程部15に搬送される。こ
のヒート工程部15では、はんだ付け前の加熱を実行す
る。この温度は、はんだ付け温度のたとえば1/2程度
の温度を選択する。この加熱手段は、たとえば表裏面側
に面状ヒータ16,17を配置して、加熱する。
【0026】この加熱プロセスもベルト2を停止させて
実行させてもよいし、走行状態で実施してもよい。ベル
ト12を停止させた場合には、ヒータ16,17が上記
基板3のサイズで処理できる。ベルト12を停止させ
ず。走行中に加熱する場合には、ヒータ16,17の長
さを、所望する温度になる長さにする必要がある。また
は、ベルト12の走行速度を選択して解決することもで
きる。準備加熱された回路基板13は、はんだ付け工程
部18に搬入される。
【0027】即ち、無鉛はんだの溶融液19で満たされ
たはんだ槽20がベルト12の位置より下方に設けられ
る。すなわち、搬送された回路基板13下面に対しては
んだ液が上方へ噴流する状態即ちフロー方式で、回路基
板13の下面が無鉛はんだの溶融液19に対接する。こ
のはんだ付け法は何れでも良く、多段フロー方式、ウエ
ーブ方式、その他何れでもよい。勿論、回路基板13へ
の電子部品のはんだ付けリードの長さが充分な場合に
は、静止式はんだ付け法が最適である。
【0028】無鉛はんだの溶融液19に対接した回路基
板13はコンベアベルト12の走行により冷却工程部2
5に搬入される。冷却工程部25には冷媒液27で満た
された冷媒槽26が設けられている。この実施形態で
は、冷媒液27中に回路基板13を浸漬して急冷するプ
ロセスの例である。この浸漬型冷却を可能にするように
ベルト12が敷設されている。冷媒槽26中の冷媒液2
7はパイプ28を介して熱交換器29に循環されてい
る。
【0029】この熱交換器29はたとえば加熱冷却機能
を有し、循環する冷媒液27を予め設定した温度に温度
制御して、冷媒槽26に返還する温度調整システムが構
成されている。この冷却プロセスもベルト12を停止さ
せて冷却してもよいし、ベルト12は走行状態で冷却し
てもよい。
【0030】回路基板13を所望する温度に降温する。
この冷却プロセス終了後必要に応じて洗浄した後、搬出
する構成になっている。このようにしてフローはんだ付
け装置20が構成されている。このフローはんだ付け装
置30には温度センサ(図示せず)がセットされてい
る。すなわち、プレヒート部5により加熱される回路基
板12の上昇温度を検知する感温センサたとえば熱電対
が基板13の設定位置に設けられる。基板12の温度が
設定温度になるのを検出し、コンピュータ(図示せず)
に報知する。所定温度以上にならないようコンピュータ
により制御し管理する。
【0031】さらに、はんだ付け工程部18には、はん
だ槽10に温度センサがはんだ槽20に設けられる。こ
の温度センサの感知温度を上記コンピュータに報知す
る。無鉛はんだの溶融液19の温度が予め設定された温
度以上にならないよう、常に設定温度に上記コンピュー
タにより管理する。この温度管理は、適切な無鉛はんだ
付けを可能とし、溶融液9の表面酸化を管理する面でも
重要である。
【0032】さらにまた、冷却工程部25に収容されて
いる冷媒液27の温度を感知するために冷媒槽26に温
度センサが設けられている。この温度センサの感知温度
は上記コンピュータに常時入力され、20℃〜100℃
内の予め設定した温度に管理している。たとえば、設定
温度より高温になった場合には冷媒の循環速度が早くな
るよう制御し、温度が設定温度より低温になった場合に
は、冷媒の循環速度を遅く制御して、常に設定温度に上
記コンピュータにより制御、管理する。
【0033】実施形態3 次に、はんだ付けプロセスの実施形態を説明する。常時
予め設定された速度で走行しているコンベアベルト12
に、被加工体たとえば電子部品が装着され接着剤例えば
アクリル系接着剤により仮固定した回路基板13を搬入
する。上記ベルト12の走行速度は0.5m/分乃至2
m/分で最適実施例では0.7m/分乃至1m/分であ
る。上記基板13の搬入は上記コンピュータの制御によ
りロボットハンドリングにより自動的に、予め定められ
た位置に載置する。
【0034】ベルト12によりローデイングされた回路
基板13はフラクサ工程部14において、はんだのフラ
ックスをたとえば噴霧法により、はんだ付け面に均一に
塗布する。このフラックスは、温度15℃乃至30℃に
予め温調することが均一塗布に適当である。即ち、回路
基板13のはんだ付け面たとえば下面にフラックス液を
噴霧する。この噴霧は、ベルト2を停止させることなく
回路基板13の走行中に塗布する。この塗布時間は1秒
間乃至3・5秒間が適当である。
【0035】したがって、回路基板3がフレクサ工程部
14にローデイングされたのを感知するセンサたとえば
ホトカプラにより感知し、この情報を上記コンピュータ
に入力して、このコンピュータによりフレクサ工程部1
4を自動的に制御する。フラックスは、たとえばロジン
系フラックス、水溶性フラックスなどである。フラック
ス塗布の目的は、化学的に活性の母材およびはんだ表面
酸化の除去、母材に対する濡れ性のよいことなどであ
る。
【0036】フラックスの塗布された回路基板13はベ
ルト12によりローデイングされてプレヒート工程部1
5に搬入する。このヒート工程部15において、予め加
熱されているヒータ16、17により表裏面同時に加熱
する。一方面のみに熱線を照射しない。この加熱期間は
ベルト13の通過期間である。
【0037】この期間に予め設定したプレヒート温度た
とえば150℃に上昇するようにヒータ16、17の長
さが設定されている。プレヒート温度ははんだ付け温度
より100℃程度低温度が望ましい。プレヒートに遠赤
外線と温風併用にするとフラックス性能を向上させる効
果がある。プレヒート時間は、35秒間乃至100秒間
が適当である。
【0038】プレヒート温度に加熱された回路基板13
は、ベルト12によりローデイングされて、はんだ付け
工程部18に搬入する。この搬入をセンサたとえばホト
カプラにより検知すると、はんだ槽20に満たされてい
る無鉛はんだの溶融液19に回路基板13のはんだ付け
面に対接する。このはんだ付けは、この実施形態ではフ
ローはんだ付けで、片面のはんだ付けであるため、噴流
はんだにより供給している。この他、ダブルウエーブ方
式、スイングウエーブ方式、トリプルウエーブ方式など
である。このはんだ付け工程は、ベルト12を停止する
ことなく、ベルト12の走行期間内で実施する。無鉛は
んだとしては、たとえば、Sn−Bi−Ag系合金にC
u、Inを添加したSn−Bi−Ag−Cu−In系合
金無鉛はんだである。
【0039】また、他の例として、Sn−Ag系合金無
鉛はんだで添加物として、1重量%〜5重量%のAg
と、それぞれ0.1重量%〜14重量%および0.1重
量%〜10重量%で両者の合計が15重量%以下のBi
およびInと、0.1重量%〜2重量%のCuとを含み
残部がSnと不可避不純物からなる合金である。その他
Sn−Sb系無鉛はんだなどである。無鉛はんだの溶融
液9の温度は、はんだ付け温度を選択するか、又は多少
高温度を選択する。はんだ付け温度は、230℃乃至2
60℃たとえば250℃である。このはんだの凝固点は
205℃である。このようにして、はんだ付け工程を終
了した回路基板13はベルト12によりローデイングさ
れて冷却工程部25に搬入する。この冷却工程部25に
搬入されると、この搬入を感知たとえばホトカプラによ
り検知し、これを上記コンピュータに報知する。このコ
ンピュータの管理により冷媒液17の液温度を確認し、
温度制御する。この温度はリフトオフ現象を回避する急
冷温度としてはんだ付け温度の1/2以下の温度で望ま
しくは25℃〜120℃の冷却温度が選択される。たと
えば80℃である。すなわち、250℃でのはんだ付け
が終了した回路基板13は、たとえば80℃の冷媒液1
7中にベルトハンドリングする。即ち、250℃から8
0℃の冷媒液温に一気に急冷する。したがって、回路基
板13が冷媒液27中に進入した時、回路基板13はん
だ付け面は、はんだ溶融温度の250℃またはそれ以下
近傍の温度にあり、他面側は常温より高温となった状態
である。
【0040】このような2面の温度差を持つ、基板13
の両面は一気に80℃に冷却される。この冷却プロセス
の終点検出は、処理時間でもよいが、回路基板13の表
裏面の温度が、冷媒の設定温度に到達した時を検知し、
終点として、次工程へ搬送するようにしてもよい。この
ような冷却の熱交換は回路基板13が進入した時、冷媒
液19の温度上昇となる。この温度上昇を出来る限り小
さくするように、上記コンピュータは、予め定められた
プログラムで冷媒液27の循環速度を高速化制御する。
このようにして、表裏温度差のある回路基板13を冷却
することにより、リフトオフ現象のない、はんだ付けを
実現する。
【0041】この冷媒液27はたとえばHF(ハイドロ
フルオロカーボン)系冷媒液、PFC(パーフルオロカ
ーボン)系冷媒液、グリコールエーテル系冷媒液、高級
アルコール系冷媒液などである。主としてPFC(パー
フルオロカーボン)系冷媒液が適当である。冷媒として
は、地球環境に配慮し、オゾン層破壊係数が小さく、地
球温暖化係数が小さく、大気寿命の短い、高沸点フッ素
系不活性液体が望ましい。この実施形態におけるリフト
オフ現象の発生率の一例は表1のとおりである。 回路
基板13に設けられているはんだ付け部たとえばランド
部でのはんだ付け状態の評価結果である。
【0042】
【表1】 図1には記載されていないが、グリコールエーテル系冷
媒液、高級アルコール系冷媒液などのように、冷却後回
路基板13の表面がべとつくような冷媒や、フラクサ工
程で洗浄が必要な処理液の場合にははんだ付け工程後、
洗浄工程を増設することが、望ましい。洗浄液は、水ま
たは溶剤による洗浄例えばCFC(クロロフロロカーボ
ン),HCFC(ハイドロクロロカーボン),アルコー
ルによる洗浄である。
【0043】この実施形態のように、Snに第3添加物
以上をいれた多元合金において、はんだ付け後の冷却時
間を短くすることにより、たとえばBiのような添加元
素の偏析や、租化を防ぎ、スルーホールにおけるリフト
オフ現象の発生を防止できる。上記実施形態では、はん
だ付け後の冷却手段として冷媒液中に基板を浸漬させて
冷却した実施形態を説明したが、急速冷却であれば何れ
でもよく、冷媒をスプレー状に噴霧する冷却法や、冷媒
を基板13に噴流させて冷却する方法など何れでもよ
い。
【0044】実施形態4 次に、図3を参照して、冷媒液をスプレー状に噴霧する
法について説明する。実施形態2と実施形態4とは、は
んだ付け工程後の冷却手段および冷却手段のみが隔離し
た処理室に分割した2点が相違するものであるから、冷
却工程のみ説明する。後者のはんだ後処理室を分離した
のは、スプレーにより噴霧するため、その飛散を考慮し
て処理室を独立させたものである。はんだ付け工程部8
までの工程は、図2と同様であるため、その詳細な説明
は省略し、図3に図2と同一番号を付与してその詳細な
説明を省略する。
【0045】すなわち、冷却工程部31は囲い32内に
設けられている。コンベアベルト12が囲い32まで延
長して設けられている。このベルト12の走行路近傍に
は冷媒液33をスプレーするスプレー装置34が設けら
れている。このスプレーは噴霧でもよいが、単位時間当
たりの冷媒液供給量を多量にすることが望ましい。
【0046】このようなスプレー、噴霧により噴流した
ことにより回路基板13のはんだ付け面を濡らしこの基
板13から流れ落ちる冷媒液33を捕集するように受け
容器35が設けられている。この容器35に溜まった冷
媒液33はドレイン用パイプ36により熱交換器37に
流入するように設けられている。
【0047】この熱交換器37では冷却プロセスを経た
冷媒液を冷却のための設定温度に冷却した後、再びソー
ス用パイプ38を介してスプレー用として使用する。循
環系を構成している。この循環系にはフィルタを設け、
スプレープロセスによりはんだ残さ等が入っている場合
には、除去することが望ましい。このプロセスでの冷媒
液33の温度管理は実施形態1の要領で設定温度を冷却
液としてスプレーする。 この実施形態では、はんだ付
け面のみにスプレーしている急冷である。
【0048】実施形態5 次に、図4を参照して冷却手段の他の実施形態を説明す
る。この実施形態も図2と相違する装置は冷却装置のみ
であるため、実施形態2と同様にはんだ付け工程部18
までは、実施形態1と同一番号を図4に付与してその説
明を省略する。即ち、コンベアベルト12の走行路に沿
って冷媒液41を滞留する冷媒槽42が設けられてい
る。この冷媒槽42に貯留されている冷媒液41を噴流
して、回路基板13のはんだ付け面に放射し濡らすノズ
ル43が設けられている。上記冷媒槽42には冷媒液4
1の温度を冷却のための設定温度にするために熱交換器
44との間に冷媒液41の循環パイプ45、46が配管
されて、冷却工程部47が構成されている。この実施形
態も実施形態2と同様に、回路基板13のはんだ付け面
に冷媒液41を噴流し冷却する実施形態である。
【0049】上記実施形態4、5は被加工体の回路基板
13のはんだ付け面のみに冷媒液を放射した実施形態で
あるが、急冷するため表裏両面同時に冷却操作をしたい
場合には、いずれの実施形態も図5乃至図8のように構
成することにより、回路基板11の表裏面同時に冷却で
きる。
【0050】すなわち、回路基板13の表裏両面同時に
冷媒液51をスプレー(噴流、噴霧)するには、回路基
板13を図5、6に示すように垂直に立てて、左右それ
ぞれにノズル52、53を設け、左右のノズル52、5
3から同時にスプレーすればよい。
【0051】図5は表裏面各一個のノズル52、53か
らスプレーするため周縁部の冷媒液温度と中央部の冷媒
液温度に温度差が発生する。また、基板13から見る
と、基板13の周縁部と中央部とでは冷媒液51の供給
量に大きく密度差があり、冷却速度に変化が発生する場
合がある。この場合には図6乃至図8のようにノズル5
2、53を配列すればよい。
【0052】すなわち、図6に示すように左右何れにも
スプレーノズル52、53を複数個配列し、回路基板1
3の全面に均一な密度で冷媒液を供給できるように構成
してもよい。回路基板13の表面裏面何れも図7に示す
ように、ノズル52、53の配列を面状に配設するとよ
い。これらノズル52,53群を同時に開バルブし、放
射すればよい。また、図8に示すように回路基板13の
表裏面共に直線状1列にノズル52、53配設すること
により、同様に、表裏面同時に冷却できる。この場合は
ノズル列と回路基板13を相対的に移動させることによ
り、回路基板13の全面を急速に冷却できる。
【0053】図5乃至図8の実施形態いずれも図2の実
施形態と同様なプロセス条件で実施できる。例えば、冷
媒液の温度は20℃〜120℃間で選択、実施する。さ
らに冷媒の種類も上記実施形態と同様である。
【0054】上記実施形態では、無鉛はんだによるはん
だ付けの実施形態について説明したが、有鉛はんだでも
同様な作用効果が得られることは説明すまでもないこと
である。
【0055】上記実施形態では、フローはんだ付けの実
施形態について説明したが、はんだ付けであれば、リフ
ローはんだ付けでも、デイップはんだ付けでも、同様な
作用効果が得られることは説明すまでもないことであ
る。
【0056】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
はんだ付け終了後急冷するので、リフトオフ現象の発生
を防止し、強固なはんだ付けができる。特に、無鉛はん
だ付けやフローはんだ付けにおいてもリフトオフ現象の
ないはんだ付けができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のはんだ付け方法の1実施形態を説明
するためのフローチャートである。
【図2】この発明のはんだ付け装置の1実施形態を説明
するための図である。
【図3】図2の他の実施形態を説明するため図である。
【図4】図2の他の実施形態を説明するため図である。
【図5】図3および図4の冷媒液噴流ノズルの配列の実
施形態を説明するための図である。
【図6】図3および図4の冷媒液噴流ノズルの配列の実
施形態を説明するための図である。
【図7】図3および図4の冷媒液噴流ノズルの配列の実
施形態を説明するための図である。
【図8】図3および図4の冷媒液噴流ノズルの配列の実
施形態を説明するための図である。
【符号の説明】
1……フラックス塗布工程 2……プレヒート工程 3……はんだ付け工程 4……急冷工程 5……洗浄工程 11、32……囲い 12……コンベアベルト 13……回路基板 14……フラクサ工程部 15……ヒート工程部 16、17……ヒータ 18……はんだ付け工程部 19……溶融液 20……はんだ槽 25、31、47……冷却工程部 26……冷却槽 27、33、41……冷媒液 28、36、38、45、46……パイプ 29、37、44……熱交換器 30……フローはんだ付け装置 34、34、43……ノズル 35……受け容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 秀典 東京都青梅市新町3丁目3番地の1 東芝 コンピュータエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 4E080 AA01 AB01 AB06 DA04 EA07 5E319 BB01 CC23 CD31 GG20

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工体のはんだ付け面をはんだ液に対
    接させてはんだ付け処理する工程と、 このはんだ付け処理された上記被加工体のはんだ付け部
    を上記はんだ付け温度の1/2以下の温度の冷媒により
    冷却する工程とを具備してなることを特徴とするはんだ
    付け方法。
  2. 【請求項2】 被加工体のはんだ付け面をはんだ液に対
    接させてはんだ付け処理する工程と、 このはんだ付け処理された上記被加工体をHFC(ハイ
    ドロフルオロカーボン)系、グリコールエーテル系、高
    級アルコール系のうち少なくとも1種の冷媒により液冷
    する工程とを具備してなることを特徴とするはんだ付け
    方法。
  3. 【請求項3】 回路基板のはんだ付け面をはんだ液に対
    接させてはんだ付け処理する工程と、 このはんだ付け処理された後の冷却を上記回路基板のは
    んだ付け部を上記はんだ付け温度の1/2以下の温度の
    冷媒により冷却する工程とを具備してなることを特徴と
    するはんだ付け方法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2又は請求項3記
    載のはんだ付け方法において、はんだ付けは無鉛はんだ
    によるフローはんだ付けであることを特徴とするはんだ
    付け方法。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2又は請求項3記
    載のはんだ付け方法において、冷媒の温度は20℃乃至
    120℃であることを特徴とするはんだ付け方法。
  6. 【請求項6】 回路基板のはんだ付け面をはんだ液に対
    接させてはんだ付け処理するはんだ付け部と、 このはんだ付け部ではんだ付け処理された上記回路基板
    を上記はんだ付け温度の1/2以下の温度の冷媒により
    冷却する冷却部とを具備してなることを特徴とするはん
    だ付け装置。
  7. 【請求項7】 回路基板のはんだ付け面をはんだ液に対
    接させてはんだ付け処理するはんだ槽と、 このはんだ付け槽で処理された上記回路基板のはんだ付
    け面を上記はんだ付け温度の1/2以下の温度の冷媒に
    より冷却する冷却部とを具備してなることを特徴とする
    はんだ付け装置。
  8. 【請求項8】 請求項6又は請求項7記載のはんだ付け
    装置において、冷媒の温度は20℃乃至120℃である
    ことを特徴とするはんだ付け装置。
  9. 【請求項9】 請求項6又は請求項7記載のはんだ付け
    装置において、冷却の温度は20℃乃至120℃液体を
    収容した冷却液槽であることを特徴とするはんだ付け装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項6又は請求項7記載のはんだ付
    け装置において、冷却の温度は20℃乃至120℃の冷
    媒を少なくともはんだ付け面に噴射又はスプレーする手
    段であることを特徴とするはんだ付け装置。
  11. 【請求項11】 請求項6又は請求項7記載のはんだ付
    け装置において、冷却の温度は20℃乃至120℃冷媒
    を少なくともはんだ付け面に噴流する手段であることを
    特徴とするはんだ付け装置。
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EP1188506A1 (en) * 2000-08-21 2002-03-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Process and apparatus for flow soldering
CN116782528A (zh) * 2021-11-23 2023-09-19 刘洋 一种复合铝基led印制电路板及其制备工艺

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