JP2001014894A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2001014894A
JP2001014894A JP11185814A JP18581499A JP2001014894A JP 2001014894 A JP2001014894 A JP 2001014894A JP 11185814 A JP11185814 A JP 11185814A JP 18581499 A JP18581499 A JP 18581499A JP 2001014894 A JP2001014894 A JP 2001014894A
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JP
Japan
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write
signal
circuit
test mode
data bus
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JP11185814A
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Takahiko Fukiage
貴彦 吹上
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作マージンの小さいメモリセルを効率的に
検出することが可能な半導体記憶装置を提供する。 【解決手段】 本発明に係る半導体記憶装置1000
は、テストモード検出回路12、書込信号発生回路10
および書込ドライバ22を含む。書込信号発生回路10
は、テストモードでは、書込制御信号WEより短いパル
ス幅を有する書込活性化信号WEdを、通常動作モード
では、書込制御信号WEと同一パルス幅の書込活性化信
号WEdを出力する。書込ドライバ22は、書込活性化
信号WEdに基づき、書込データ信号WDによりデータ
バス線対IO、/IOを駆動する。これにより、動作マ
ージンの小さいメモリセルを自動的に検出することが可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置に
関し、特に動作マージンの小さいメモリセルを容易に検
出する機能を有する半導体記憶装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】SDRAM(シンクロナス・ダイナミッ
ク・ランダムアクセス・メモリ)は、年々大容量化され
ており、この大容量化のためにメモリセルが縮小化され
る傾向にある。これにともない、動作マージンの小さい
メモリセルを有する確率が増加する傾向にある。このた
め、従来のSDRAMでは、動作マージンの小さいメモ
リセルが検出された場合にこれに代わって情報の書込/
読出を行なう、冗長メモリセルと呼ばれる置換用のメモ
リセルを配置している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のSDR
AMでは、メモリセルへの書込信号幅が一定であるた
め、より小さな動作マージンのメモリセルを検出するこ
とが困難であった。
【0004】その一方で、上述したようにメモリセルの
大容量化に伴い、効率的に動作マージンの小さいメモリ
セルを検出することが要請されている。
【0005】そこで、本発明は上述した問題を解決する
ためになされたものであり、その目的は動作マージンの
小さいメモリセルを効率的に検出することができる機能
を有する半導体記憶装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の一つの局面に
よると、半導体記憶装置は、外部制御信号に基づき、内
部書込制御信号を発生する発生回路と、外部信号に基づ
き、テストモードが設定されたことを検出するテストモ
ード検出回路と、通常動作モードにおいては、内部書込
制御信号と同じパルス幅を有する書込活性化信号を発生
し、テストモードにおいては、前記通常動作モードにお
けるパルス幅よりも短いパルス幅を有する書込活性化信
号を発生する書込信号発生回路と、データバスと、書込
活性化信号に応じて活性化し、外部から受けるデータに
応じてデータバスを駆動する書込ドライバと、データバ
スにおけるデータに基づき記憶状態が決定されるメモリ
セルアレイとを備える。
【0007】好ましくは、書込信号発生回路は、内部書
込制御信号を遅延する遅延回路と、テストモードにおい
ては、遅延回路の出力と内部書込制御信号とに基づき書
込活性化信号の電位を決定し、通常動作モードにおいて
は、内部書込制御信号に基づき、書込活性化信号の電位
を決定する回路とを含む。
【0008】この発明のもう一つの局面によると、半導
体記憶装置は、外部制御信号に基づき、書込活性化信号
を発生する書込信号発生回路と、外部信号に基づき、テ
ストモードが設定されたことを検出するテストモード検
出回路と、データバスと、記書込活性化信号に応じて活
性化し、外部から受けるデータに応じてデータバスを駆
動する書込ドライバと、データバスにおけるデータに基
づき記憶状態が決定されるメモリセルアレイとを備え、
書込ドライバは、通常動作モードおよびテストモードの
いずれにおいてもデータバスを駆動することが可能な第
1書込回路と、通常動作モードにおいてのみデータバス
を駆動することが可能な第2書込回路とを含む。
【0009】好ましくは、テストモード検出回路は、テ
ストモードが検出されると活性状態となり、テストモー
ド以外の場合には非活性状態となるテストモード信号を
発生し、第2書込回路は、前記データバスを駆動する駆
動回路と、テストモード信号が非活性状態の場合には、
データバスを駆動するための電位を駆動回路に供給し、
テストモード信号が活性状態の場合は、駆動回路への電
位の供給を停止する供給制御回路とを含む。
【0010】より好ましくは、供給制御回路は、テスト
モードにおいて、前記データバスを駆動するための電位
として電源電位と接地電位とを供給し、駆動回路は、第
1書込回路に同期して、供給制御回路の出力ノードをデ
ータバスと接続する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して詳しく説明する。なお、同一の構成要素に
は、同一の符号または同一の記号を付し、その説明を省
略する。
【0012】[実施の形態1]本発明の実施の形態1に
おける半導体記憶装置について図1を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における半導体記憶装置
1000の主要部の構成を示す図である。
【0013】図1に示す半導体記憶装置1000は、内
部クロック信号に基づき、外部データ入力ピンDQから
受けるデータをラッチして書込データ信号WDを出力す
るデータラッチ回路2と、外部クロックピンCLKで受
ける外部クロック信号CLKに基づき内部クロック信号
を発生する基本CLK発生回路4と、外部制御ピンPか
ら外部制御信号(チップセレクト信号/CS、ローアド
レスストローブ信号/RAS、コラムアドレスストロー
ブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WE)を受け
て、内部動作を制御するコマンドを発生するコマンド認
識回路6とを備える。
【0014】半導体記憶装置1000はさらに、内部ク
ロック信号とコマンド認識回路6において認識された書
込コマンドとを受けて、書込制御信号WEを発生するN
AND回路8と、テストモードが設定されたことを検出
するテストモード検出回路12と、書込制御信号WEに
基づき、後述する書込ドライバ25の動作を制御する書
込活性化信号WEdを発生する書込信号発生回路10と
を備える。
【0015】テストモード検出回路12は、たとえば、
特定の外部信号を受けることによりテストモードが設定
されたことを検出する。検出結果として活性状態のテス
トモード信号TEが出力される。
【0016】書込信号発生回路10は、テストモード検
出回路12から出力されるテストモード信号TEに基づ
き、書込活性化信号WEdのパルス幅を調整する。
【0017】半導体記憶装置1000はさらに、行列状
に配置された複数のメモリセルを含むメモリセルアレイ
14と、内部行アドレスに基づきメモリセルアレイ14
の行方向の選択を行なうロウデコーダ16と、内部列ア
ドレスに基づきメモリセルアレイ14の列方向の選択を
行なうコラムデコーダ18と、メモリセルアレイ14の
選択された行に接続されるメモリセルのデータを検知し
増幅するセンスアンプと、コラムデコーダ18からの列
選択信号に応答して選択された列をデータバスIO、/
IOに接続する列選択回路と、書込活性化信号WEdに
応答して書込データ信号WDに基づきデータバスIO、
/IOの電位を駆動する書込ドライバ22と、出力コマ
ンドに応答してデータバスIO、/IOに読出されたデ
ータを外部へ出力するための出力回路24とを備える。
なお、図1においては、センスアンプと列選択回路とを
同一ブロック20で記載している。
【0018】図2は、図1に示す書込ドライバ22とメ
モリセルとの接続関係を示す図である。図2を参照し
て、メモリセルアレイ14は、複数のメモリセルと、メ
モリセルの各行に対応して配置される複数のワード線
と、メモリセルの各列に対応して配置される複数のビッ
ト線対とを含む。図2においては、ワード線WLと、1
対のビット線BL、/BL、およびワード線WLとビッ
ト線BLとに対して配置されるメモリセル31とを代表
的に示している。
【0019】メモリセル31は、情報を電荷の形態で格
納するキャパシタC0と、対応のワード線の電位に応答
して導通し、対応のビット線とキャパシタC0とを接続
するアクセストランジスタT0とを含む。アクセストラ
ンジスタT0は、NMOSトランジスタで構成される。
【0020】各ビット線対は、センスアンプ32および
列選択回路に含まれるNMOSトランジスタ34a、3
4bを介してデータバス線対IO、/IOに接続され
る。NMOSトランジスタ34a、34bは、列選択信
号CSLにより導通状態となる。
【0021】ビット線BLと/BLとの間に配置される
NMOSトランジスタ33a、33bは、ビット線イコ
ライズ信号BLeqを受けて導通する。これにより、ビ
ット線BL、/BLがビット線電圧VBLに設定され
る。データバス線対IO、/IOは、書込データ信号W
Dおよび書込活性化信号WEdにより動作が制御される
書込ドライバ22に接続されている。
【0022】図3は、書込信号発生回路10の構成の一
例を示す回路図である。図3を参照して、書込信号発生
回路10は、遅延回路41、NAND回路42、および
波形整形回路43を含む。
【0023】遅延回路41は、複数のインバータで構成
される(図3においては、4つのインバータが直列に接
続されている)。遅延回路41は、書込制御信号WEを
所定期間遅延して出力する。NAND回路42は、遅延
回路41の出力とテストモード信号TEとを入力に受
け、信号WE1を出力する。
【0024】波形整形回路43は、NAND回路44お
よびインバータ45を含む。NAND回路44は、書込
制御信号WEと信号WE1とを入力に受ける。インバー
タ45は、NAND回路44の出力を反転して書込活性
化信号WEdを出力する。
【0025】図4および図5は、書込信号発生回路10
の動作を説明するためのタイミングチャートである。図
4は、テストモード信号TEがLレベル(通常動作モー
ド)の場合に、図5は、テストモード信号TEがHレベ
ル(テストモード)の場合ににそれぞれ対応している。
【0026】図4を参照して、テストモード信号TEが
Lレベルの場合、NAND回路42から出力される信号
WE1はHレベルに固定される。したがって、書込活性
化信号WEdは、書込制御信号WEと同じパルス幅tz
を有する信号となる。
【0027】図5を参照して、テストモード信号TEが
Hレベルになると、NAND回路42は遅延回路41の
出力を反転するように機能する。これにより、NAND
回路42から、書込制御信号WEを遅延して、さらに反
転した信号WE1が出力される。この結果、書込活性化
信号WEdは、書込制御信号WEの立上がりと信号WE
1の立下がりで決定されるパルス幅tw(tw=(t1
−t0)、(t3−t2)、(t0−t4))を有する
信号となる。この場合、tz>twである。すなわち、
テストモードにおけるパルス幅twが、通常動作モード
におけるパルス幅tzより短くなる。
【0028】図6は、書込ドライバ22の構成を説明す
るための回路図である。書込ドライバ22は、図6
(a)に示される回路と、図6(b)に示される回路と
を有する。図6(a)に示される回路は、NAND回路
101、102およびインバータ103、104、10
5を含む。NAND回路101は、書込データ信号WD
と書込活性化信号WEdとを入力に受け、信号WD1を
出力する。インバータ104は、信号WD1を反転して
信号/WD1を出力する。NAND回路102は、イン
バータ103で書込データ信号WDを反転した信号と書
込活性化信号WEdとを入力に受け、信号WD2を出力
する。インバータ105は、信号WD2を反転した信号
/WD2を出力する。
【0029】図6(b)に示す回路は、トランジスタ1
06、107、108および109を含む。トランジス
タ106および108は、PMOS型トランジスタであ
り、トランジスタ107および109は、NMOS型ト
ランジスタで構成される。トランジスタ106および1
07は、電源電位と接地電位との間に接続される。トラ
ンジスタ106および107の接続ノードは、データバ
ス線IOに接続される。トランジスタ108および10
9は電源電位と接地電位との間に接続される。トランジ
スタ108と109との接続ノードは、データバス線/
IOに接続される。
【0030】トランジスタ106は、信号WD1に基づ
き導通する。トランジスタ107は、信号/WD2に基
づき導通する。トランジスタ108は信号WD2に基づ
き導通する。トランジスタ109は信号/WD1に基づ
き導通する。
【0031】図7は、書込ドライバ22の動作を説明す
るためのタイミングチャートである。図7においては、
パルス幅tyの書込活性化信号WEdが、時刻t0、t
2、t4およびt6でHレベルに立上がる状態を示して
いる。
【0032】時刻t0において、書込活性化信号WEd
とHレベルの書込データ信号WDとに基づき、信号WD
1はLレベルに立下がり、信号/WD1はHレベルに立
上がる。ty期間後(t1)に、信号WD1はHレベル
に、信号/WD1はLレベルになる。
【0033】時刻t2において、書込活性化信号WEd
とLレベルの書込データ信号WDとに基づき、信号WD
2がLレベルに立下がり、信号/WD2がHレベルに立
上がる。ty期間後(t3)に、信号WD2はHレベル
に、信号/WD2はLレベルになる。
【0034】さらに、時刻t4において、書込活性化信
号WEdとHレベルの書込データ信号WDとに基づき、
信号WD1はLレベルに立下がり、信号/WD1はHレ
ベルに立上がる。ty期間後(t5)に、信号WD1は
Hレベルに、信号/WD1はLレベルになる。
【0035】そして、時刻t6において、書込活性化信
号WEdとLレベルの書込データ信号WDとに基づき、
信号WD2がLレベルに立下がり、信号/WD2がHレ
ベルに立上がる。ty期間後(t7)に、信号WD2は
Hレベルに、信号/WD2はLレベルになる。
【0036】このような信号WD1、/WD1、WD2
および/WD2に基づきデータバス線対IO、/IOの
いずれか一方が電源電位に、他方が接地電位に設定され
る。
【0037】次に、本発明の実施の形態1における半導
体記憶装置の動作について説明する。対比のため、図8
に示す半導体記憶装置の動作と比較する。図8に示す半
導体記憶装置(以下、半導体記憶装置9000と称す)
は、書込信号発生回路10に代わって、複数のインバー
タを含む波形整形回路3を備える。図8においては、波
形整形回路3は、2つのインバータで構成されている。
【0038】波形整形回路3は、NAND回路28から
出力される書込制御信号WEを遅延して書込活性化信号
WEdを出力する。なお、図示しない書込ドライバは、
図6と同じ構成とする。
【0039】図9は、本発明の実施の形態1における半
導体記憶装置1000のテストモードでの動作を説明す
るためのタイミングチャートである。図10は、半導体
記憶装置9000の動作を説明するためのタイミングチ
ャートである。
【0040】図9〜図10では、時刻T1において4ビ
ットのデータを書込む書込コマンドを入力し、データと
して“H”、“L”、“H”、“L”を順番に入力した
場合を示している。
【0041】図9を参照して、書込コマンドが発生する
時点でテストモード信号TEをHレベルにする。書込コ
マンドに基づき、外部クロック信号(外部CLK)に同
期して書込制御信号WEが4つ発生する。テストモード
信号TEに基づき、書込制御信号WEよりも短いパルス
幅の書込活性化信号WEdが4つ発生する。書込データ
WDは、外部クロックCLKの1周期分の時間、Hレベ
ルまたはLレベルを保持する。
【0042】書込ドライバ22は、書込活性化信号WE
dが活性状態(Hレベル)の期間、データバス線対I
O、/IOにデータを書込む。
【0043】具体的には、時刻T2〜T3、T6〜T7
において、信号WD1がLレベルに、信号/WD1がH
レベルになる。これにより、時刻T2〜T3、T6〜T
7においてデータバス線IOがHレベルに、データバス
線/IOがLレベルに設定される。
【0044】時刻T4〜T5、T8〜T9において、信
号WD2がLレベルに、信号/WD2がHレベルにな
る。これにより、時刻T4〜T5、T8〜T9において
データバス線IOがLレベルに、データバス線/IOが
Hレベルに設定される。
【0045】コラム選択信号CSLに応答して、データ
バス線IOの電位が対応するビット線BLに、データバ
ス線/IOの電位が対応するビット線/BLの電位に転
送される。これにより、メモリセル31には、時刻T2
〜T3およびT6〜T7においてHレベルの情報が蓄積
され、時刻T4〜T5およびT8〜T9においてLレベ
ルの情報が蓄積されることになる。
【0046】図10を参照して、半導体記憶装置900
0では、書込コマンドに基づき外部クロック信号(外部
CLK)に同期して書込制御信号WEが4つ発生し、さ
らに書込制御信号WEと同じパルス幅をもつ書込活性化
信号WEdが4つ発生する。図示しない書込ドライバ
は、書込活性化信号WEdが活性状態(Hレベル)の期
間、データバス線対IO、/IOにデータを書込む。
【0047】時刻T2♯〜T3♯、T6♯〜T7♯にお
いて、信号WD1がLレベルに、信号/WD1がHレベ
ルになる。これにより、時刻T2♯〜T3♯、T♯6〜
T♯7においてデータバス線IOがHレベルに、データ
バス線/IOがLレベルに設定される。
【0048】時刻T4♯〜T5♯、T8♯〜T9♯にお
いて、信号WD2がLレベルに、信号/WD2がHレベ
ルになる。これにより、時刻T4♯〜T5♯、T8♯〜
T9♯においてデータバス線IOがLレベルに、データ
バス線/IOがHレベルに設定される。これに基づい
て、ビット線対の電位が決定され、さらにメモリセルに
情報が蓄積される。
【0049】ここで、(T3−T2)<(T3♯−T2
♯)、(T5−T4)<(T5♯−T4♯)、(T7−
T6)<(T7♯−T6♯)、(T9−T8)<(T9
♯−T8♯)である。
【0050】このように、半導体記憶装置1000にお
ける書込活性化信号WEdのパルス幅は、半導体記憶装
置9000に比べて短くなる。書込活性化信号WEdの
活性状態の時間(H幅)を短くなると、データバス線対
IO、/IOおよびビット線対BL、/BLに転送され
るデータ幅が小さくなる。したがって、メモリセルへの
書込み時間が短縮する。この結果、半導体記憶装置90
00に比べて半導体記憶装置1000は、メモリセルの
書込み動作を厳しくすることが可能となる。
【0051】なお、テストモード信号TEがLレベルの
場合(通常動作モード)、上述したように、書込活性化
信号Wdは、書込制御信号WEと同じパルス幅を有する
信号になる。したがって、半導体記憶装置1000は、
図10に示すタイミングで動作する。
【0052】たとえば、テストモードにおいて、書込活
性化信号WEdのパルス幅を外部制御信号によって変化
させるとする。図11は、外部制御信号により書込活性
化信号を制御した場合の各種信号の変化を説明するため
のタイミングチャートである。
【0053】図11では、時刻T1において4ビットの
データを書込む書込コマンドを入力し、データとして
“H”、“L”、“H”、“L”を順番に入力した場合
を示している。
【0054】図11を参照して、書込コマンドに基づき
外部クロック信号(外部CLK)に同期して書込制御信
号WEが4つ発生する。そして、書込活性化信号WEd
が4つ発生する。この際、書込制御信号WEよりも短い
パルス幅の書込活性化信号WEdを発生するためには、
特定のパルス幅(たとえば、所望の書込活性化信号のパ
ルス幅)を有する外部制御信号を特定のタイミングで、
入力する必要がある。
【0055】このような外部制御信号を入力することに
より、半導体記憶装置1000と同様に、時刻T2〜T
3、T4〜T5、T6〜T7、T8〜T9においてデー
タバス線対IO、/IOをHレベルまたはLレベルに設
定することが可能となり、メモリセルへの書込みマージ
ンを厳しくすることができる。しかしながら、この場
合、対応する外部制御信号を操作する必要が生じる。
【0056】これに対して、本発明の実施の形態1にお
ける半導体記憶装置1000によれば、自動的に書込活
性化信号WEdのパルス幅を短くすることが可能とな
る。この結果、メモリセルの書込マージンを厳しくし
て、動作マージンの小さいメモリセルを容易に検出する
ことが可能となる。
【0057】[実施の形態2]図12は、本発明の実施
の形態2における半導体記憶装置2000の主要部の構
成を示す図である。半導体記憶装置2000が半導体記
憶装置1000と異なる主な点は、図1に示す書込ドラ
イバ22に代わり、通常動作モードとテストモードとで
ドライブ能力が変化する書込ドライバ52を配置する点
にある。
【0058】半導体記憶装置2000における書込信号
発生回路55は、たとえば、波形整形回路3により構成
される。なお、書込信号発生回路55は、書込信号発生
回路10と同じ構成であってもよい。
【0059】図13は、本発明の実施の形態2における
書込ドライバ52の構成を示す回路図である。書込ドラ
イバ52は、図13(a)に示す回路と、図13(b)
に示す回路とを有する。
【0060】図13(a)に示す回路は、NAND回路
101、102およびインバータ103、104、10
5を含む。これらの接続関係は、図6(a)で説明した
とおりである。図13(a)に示す回路は、書込データ
信号WDおよび書込活性化信号WEdに基づき、信号W
D1、/WD1、WD2、および/WBD2を発生す
る。
【0061】図13(b)に示す回路は、トランジスタ
106〜109を含む。これらの接続関係は、図6
(b)で説明したとおりである。図13(b)に示す回
路はさらに、トランジスタ110〜115およびインバ
ータ116を含む。トランジスタ110、112および
114はPMOS型トランジスタであり、トランジスタ
111、113および115は、NMOS型トランジス
タである。インバータ116は、テストモード信号を反
転してテストモード信号/TEを出力する。
【0062】トランジスタ110および111の一方の
導通端子はデータバス線IOと接続される。トランジス
タ112および113の一方の導通端子はデータバス線
/IOと接続される。トランジスタ110および112
の他方の導通端子と電源電位との間にトランジスタ11
4が配置される。トランジスタ111と113の他方の
導通端子と接地電位との間にトランジスタ115が配置
される。
【0063】トランジスタ114はテストモード信号T
Eに基づき導通状態となる。トランジスタ115はテス
トモード信号/TEに基づき導通状態となる。
【0064】トランジスタ106、110のそれぞれの
ゲート電極は、信号WD1を受ける。トランジスタ10
9、113のそれぞれのゲート電極は、信号/WD1を
受ける。トランジスタ108、112それぞれのゲート
電極は、信号WD2を受ける。トランジスタ107、1
11のそれぞれのゲート電極は、信号/WD2を受ける
テストモード信号TEがLレベル(通常動作モード)に
設定されると、トランジスタ114および115が導通
状態となる。これにより、データバス線IOは、トラン
ジスタ106、107、110、111により駆動さ
れ、データバス線/IOはトランジスタ108、10
9、112および113により駆動される。すなわち、
すべてのトランジスタが動作可能となる。
【0065】テストモード信号TEがHレベル(テスト
モード)に設定されると、トランジスタ114および1
15が非導通状態となる。これにより、データバス線I
Oはトランジスタ106および107により駆動され、
データバス線/IOは、トランジスタ108および10
9により駆動されることになる。
【0066】すなわち、テストモードでは、一部のトラ
ンジスタ(トランジスタ110〜113)が動作しない
ためドライブ能力が通常動作モードに比べて小さくな
る。
【0067】このように、本発明の実施の形態2におけ
る書込ドライバを含む半導体記憶装置によれば、テスト
モードにおいて書込ドライバのドライブ能力を小さくす
ることが可能となる。この結果、メモリセルの書込マー
ジンを厳しくして、動作マージンの小さいメモリセルを
容易に検出することが可能となる。
【0068】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0069】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜請求項2に係
る半導体記憶装置によれば、テストモードにおいて、書
込ドライバを活性化させる書込活性化信号のパルス幅を
短くすることが可能となる。このため、メモリセルの書
込マージンを厳しくし、動作マージンの小さいメモリセ
ルを容易に検出することが可能となる。自動的に書込活
性化信号のパルス幅を短く設定することができるため、
特に、大容量化した半導体記憶装置に対して、当該動作
マージンの小さいメモリセルを効率的に検出することが
可能となる。
【0070】また、請求項3〜請求項5に係る半導体記
憶装置によれば、テストモードにおいて、書込ドライバ
のドライブ能力を小さくすることが可能となる。これに
より、メモリセルの書込マージンを厳しくして、動作マ
ージンの小さなメモリセルを検出することが容易とな
る。また、テストモードにおいて自動的にドライブ能力
を下げることができるため、特に、大容量化した半導体
記憶装置に対して、当該動作マージンの小さいメモリセ
ルを効率的に検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における半導体記憶装
置1000の主要部の構成を示す図である。
【図2】 図1に示す書込ドライバ22とメモリセルと
の接続関係を示す図である。
【図3】 書込信号発生回路10の構成の一例を示す回
路図である。
【図4】 書込信号発生回路10の動作を説明するため
のタイミングチャートである。
【図5】 書込信号発生回路10の動作を説明するため
のタイミングチャートである。
【図6】 (a)〜(b)は書込ドライバ22の構成を
説明するための回路図である。
【図7】 書込ドライバ22の動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
【図8】 波形整形回路3により書込活性化信号WEd
を発生する半導体記憶装置9000の主要部の構成を示
す図である。
【図9】 本発明の実施の形態1における半導体記憶装
置1000のテストモードでの動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
【図10】 半導体記憶装置9000の動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【図11】 外部制御信号により書込活性化信号を制御
した場合の各種信号の変化を説明するためのタイミング
チャートである。
【図12】 本発明の実施の形態2における半導体記憶
装置2000の主要部の構成を示す図である。
【図13】 (a)〜(b)は本発明の実施の形態2に
おける書込ドライバ52の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
2 データラッチ回路、4 基本CLK発生回路、6
コマンド認識回路、8NAND回路、10,55 書込
信号発生回路、12 テストモード検出回路、14 メ
モリセルアレイ、16 ロウデコーダ、18 コラムデ
コーダ、20センスアンプ/列選択回路、22,52
書込ドライバ、24 出力回路、43 波形整形回路、
41 遅延回路、100,900 半導体記憶装置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部制御信号に基づき、内部書込制御信
    号を発生する発生回路と、 外部信号に基づき、テストモードが設定されたことを検
    出するテストモード検出回路と、 通常動作モードにおいては、前記内部書込制御信号と同
    じパルス幅を有する書込活性化信号を発生し、前記テス
    トモードにおいては、前記通常動作モードにおける前記
    パルス幅よりも短いパルス幅を有する書込活性化信号を
    発生する書込信号発生回路と、 データバスと、 前記書込活性化信号に応じて活性化し、外部から受ける
    データに応じて前記データバスを駆動する書込ドライバ
    と、 前記データバスにおけるデータに基づき記憶状態が決定
    されるメモリセルアレイとを備える、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記書込信号発生回路は、 前記内部書込制御信号を遅延する遅延回路と、 前記テストモードにおいては、前記遅延回路の出力と前
    記内部書込制御信号とに基づき前記書込活性化信号の電
    位を決定し、前記通常動作モードにおいては、前記内部
    書込制御信号に基づき、前記書込活性化信号の電位を決
    定する回路とを含む、請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 外部制御信号に基づき、書込活性化信号
    を発生する書込信号発生回路と、 外部信号に基づき、テストモードが設定されたことを検
    出するテストモード検出回路と、 データバスと、 前記書込活性化信号に応じて活性化し、外部から受ける
    データに応じて前記データバスを駆動する書込ドライバ
    と、 前記データバスにおけるデータに基づき記憶状態が決定
    されるメモリセルアレイとを備え、 前記書込ドライバは、 通常動作モードおよび前記テストモードのいずれにおい
    ても前記データバスを駆動することが可能な第1書込回
    路と、 前記通常動作モードにおいてのみ前記データバスを駆動
    することが可能な第2書込回路とを含む、半導体記憶装
    置。
  4. 【請求項4】 前記テストモード検出回路は、 前記テストモードが検出されると活性状態となり、前記
    テストモード以外の場合には非活性状態となるテストモ
    ード信号を発生し、 前記第2書込回路は、 前記データバスを駆動する駆動回路と、 前記テストモード信号が非活性状態の場合には、前記デ
    ータバスを駆動するための電位を前記駆動回路に供給
    し、前記テストモード信号が活性状態の場合は、前記駆
    動回路への前記電位の供給を停止する供給制御回路とを
    含む、請求項3記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記供給制御回路は、 前記テストモードにおいて、前記データバスを駆動する
    ための電位として電源電位と接地電位とを供給し、 前記駆動回路は、 前記第1書込回路に同期して、前記供給制御回路の出力
    ノードを前記データバスと接続する、請求項4記載の半
    導体記憶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7006395B2 (en) 2001-11-20 2006-02-28 Oki Electric Industry Co., Ltd. Semiconductor integrated circuit

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