JP2001012647A - 流路切換弁を有する温度感知無動力自動弁 - Google Patents

流路切換弁を有する温度感知無動力自動弁

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JP2001012647A
JP2001012647A JP11188148A JP18814899A JP2001012647A JP 2001012647 A JP2001012647 A JP 2001012647A JP 11188148 A JP11188148 A JP 11188148A JP 18814899 A JP18814899 A JP 18814899A JP 2001012647 A JP2001012647 A JP 2001012647A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】植物を凍霜害より守るため、低温時、自動散水
を行なう温度感知無動力自動弁において、定温度作動弁
の設定温度より、外気温度が低くなった時は、定温度作
動弁が開いて自動散水を行なうが、次に、外気温度が高
くなっても散水を自動的に止めることが出来ず、そのた
め、その都度、手動で止めねばならず、その後、再度、
自動散水のセットを行なう必要が有った。加えて、定温
度作動弁および、その温度センサーが故障した時は、自
動散水が出来ず、凍霜害が防止できなかった。 【解決手段】温度感知無動力自動弁に、連結管により流
路切換弁を接続し、流路切換弁の子弁を温度センサーに
より、切り替えることにより、外気温度が流路切換弁の
開放温度より、下がってきた時は定温度作動弁の開閉に
関係なく、接続口101と102を連通し、大気に開放
し、散水状態とし、また、外気温度が流路切換弁の設定
温度より、上がってきた時は接続口101と102を連
通させ、自動制水を行なう構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、環境温度を感知し
自動的に弁を開閉し、自動散水、自動制水することによ
り、栽培作物を凍霜害から防止するための温度感知無動
力自動弁に関する。
【従来の技術】近年、特にお茶栽培等の農業分野におい
ては、凍霜害を防止するため、霜が降りるとお茶の葉面
に散水し、新芽を氷の幕で覆い、水の凝固潜熱を利用し
て凍霜害を防ぐ方法(散水氷結法)が普及している。その
ため本発明者はこの目的を達成するために、温度感知無
動力自動弁を案出したのである(特開平2―25307
4号)。この従来例の特許請求項2の構造を図8、9、
10に示す。従来例の温度感知無動力自動弁Vは、給水
本管に接続するための入水口11と出水口12を有する
弁本体Aには、接続継手6と連結管7aにより三方弁4
が接続され、また接続継手92と連結管7cにより第2
の三方弁9が接続され、更に連結管7cにより定温度作
動弁5が接続された構成となっていた。しかるに、図8
の構成は、外気温度が定温度作動弁5の設定温度より高
く、自動散水がセットされた状態で弁本体Aは閉の状態
にある。次に図9の構成では外気温度が定温度作動弁5
の設定温度より下がった状態を示したもので、該定温度
作動弁5の子弁51が開放し、第2室bの圧力が開放さ
れ、弁本体Aは流通状態となり散水される。次に外気温
度が上昇してきて、該定温度作動弁5の設定温度より高
温になった時は、図10に示す如く、該定温度作動弁5
は温度センサーにより、閉となるが第2室bの圧力は開
放されたままなので、弁本体Aは流通状態のままとな
り、自動的に制水することができなかった。そのため夜
間に自動散水がなされ、その後、外気温度が上昇しても
水は出っぱなしになるため、無駄な水が放出され、節水
が強く望まれ、また、過度の散水は、植物に害を与えた
りする問題点を有していた。また、朝になって毎日、三
方弁を手動で作動し、弁本体Aを閉じ、再度自動散水の
セットを行なわねばならなかった。加えて、該定温度作
動弁5や、その温度センサーが故障した時は、自動散水
ができず凍霜害を防ぐことができないという欠点を有し
ていた。そのため、これらの現実面における欠点を排除
することが、強く望まれていた。
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらの欠点
を無くし、自動散水された後、外気温度が上昇した場合
は自動的に散水を制止することにより、大幅な節水を計
ると共に、毎朝、手動で再セットする必要が無い回路を
構成すると共に、該定温度作動弁5や、その温度センサ
ーが故障した時も自動散水、自動制水が可能となる回路
を提供するものである。
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、温度感知無動力自動弁Vにおいて、連結管7aの
中間と、流路切替弁の接続口101を連結し、更に、連
結管7bの中間は、流路切替弁の接続口102に連結さ
れている。流路切替弁の弁本体105の中央には中央開
口106が設けられており、該中央開口106の内部に
は、子弁107が摺動可能に、嵌挿されており、子弁1
07の上端は、温度センサー108に接続されており、
外気温度の変化により、子弁107が摺動し、流路の切
替がなされるように,構成されており、子弁107は、
中央開口106内に密に嵌挿された大径部107aと小
径部107bとなっており、また子弁107は温度セン
サー108により大幅に引き上げられると、接続口10
2は放出口103と連通され、大気に開放状態となるよ
うに構成されている。 〔作用〕外気温度が流路切替弁の設定温度T1以上の場
合は、流路切換弁は、第1室aの水圧を、第2室bに伝
達し、通水は遮断されている。更に、流路切替弁の設定
温度T1より外気温度が低くなった場合は、流路切替弁
の接続口と開放口はそれぞれ遮断されているため、第2
室bの圧力は維持され、通水は遮断された状態となって
いる。次に、定温度作動弁の設定温度T2より外気温度
が下がった場合は、定温度作動弁が開き、第2室bの圧
力は開放され、散水が自動的に行われる。次に流路切替
弁の開放温度T3より外気温度が低くなった場合は、流
路切換弁は接続口102と、放出口103が連通され、
大気に開放されるため、第2室bの圧力は開放されたま
まで、散水が続行される。加えて、流路切替弁の開放温
度T3より外気温度が低くなった状態で、定温度作動弁
5または、その温度センサーが故障し開かなかった場合
も、接続口102と、放出口103は連通されており、
第2室bの圧力は開放され、散水が行われるよう構成さ
れている。次に、外気の温度が上昇してきて流路切替弁
の設定温度T1より外気温度が高い状態になると、この
時、流路切替弁は接続口101と接続口102を連通
し、開閉自在弁2を押し下げ、散水は遮断するように構
成されている。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例につい図面
を参照しながら説明する。 (実施例)この実施例は図1に示すように、従来例の温度
感知無動力自動弁Vの構造に対し、連結管7aの中間に
は、連結管7dの一端が連結され、連結管7dの他の一
端は、流路切替弁100の接続口101に連結されてい
る。また、連結管7bの中間には、連結管7eの一端が
連結され、連結管7eの他の一端は、流路切替弁100
の接続口102に連結されている。また、放出口103
には、放出管104が接続され大気に開放されている。
流路切替弁100の弁本体105の中央には中央開口1
06が設けられており、接続口101、102と放出口
103とが、連通されている。該中央開口106の内部
には、子弁107が摺動可能に、嵌挿されており、子弁
107の上端は、温度センサー108に接続されてお
り、外気温度の変化により、子弁107が中央開口10
6内を温度センサー108の押下げ、または、引上げに
より摺動し、流路の切替がなされるように,構成されて
いる。また、子弁107は、その先端部と温度センサー
108に接続される連結部は、中央開口106内に密に
嵌挿された大径部107aとなっており、その中間部
は、接続口101と102が連通するための小径部10
7bとなっている。また子弁107は温度センサー10
8により大幅に引き上げられると、図4に示す如く、大
径部107bは上方に移動し、接続口102は放出口1
03と連通され、大気に開放状態となるようになってい
る。なお、流路切換弁100の温度センサー108と定
温度作動弁の温度センサーは感温部と作動部により構成
されているが、それらは温度変化に対し、一定した動き
をする物であれば、何れでも良い。例えば、ガス体、サ
ーモワックス、形状記憶合金等を用いることが出来る。
もちろん電池や、太陽電池、交流電力等の電気動力も用
いることは出来るが、それらは制御が複雑で、保守に高
度の技術が必要となるため、農地や山間等で用いること
は困難であるため好ましいとは、言えない。図1の状態
は、外気温度が流路切替弁100の設定温度T1以上の
状態を示すもので、子弁107は温度センサーの押下げ
により、小径部107bは、接続口101と接続口10
2を連通させ、また、先端の大径部107aは中央開口
106に、密に嵌挿され、接続口101、102は放出
口103と遮断されている。接続口101と接続口10
2が連通されることにより、第1室aの水圧は連結管7
dを介して、接続口101、102と伝達され、第2の
三方弁9の第3連結口9cと第2連結口9bが連結さ
れ、更に第2連結口9bは第1の三方弁4の第3連結口
4cと連通され、第1の三方弁4は第3連結口4cと第
1連結口4aとが連通するように、切り替えられている
ことにより開閉自在弁2は押し下げられ、通水は遮断さ
れている。この図1の状態は、昼間時散水を停止した状
態を示すものである。通常、流路切替弁100の設定温
度T1は、2.8℃〜3℃位に設定されることが良好で
ある。図2の状態は、流路切替弁100の設定温度T1
より外気温度が低くなった状態で、流路切替弁100の
子弁107は図1の状態より引上げられ、接続口101
と接続口102と放出口103は先端の大径部107a
が中央開口106に、密に嵌挿されているため、それぞ
れ遮断されている。従って、第2室bの圧力は維持さ
れ、開閉自在弁2は押下げられたままで、通水は遮断さ
れたいわゆる「散水セット」の状態となっている。次に
図3の状態は、定温度作動弁5の設定温度T2より外気
温度が下がった状態を示すもので、該定温度作動弁5の
子弁51が開放し、流路切替弁100の子弁107は、
図2とほぼ同一の状態で、接続口101と接続口102
と放出口103は、それぞれ遮断されたままとなってい
る。従って、第2室bの圧力は該定温度作動弁5を介し
て開放され、開閉自在弁2は押し上げられ、散水が自動
的に行われる。通常、定温度作動弁5の設定温度T2は
流路切替弁100の設定温度T1に対応して決定される
が、1.5℃〜2℃位が良好である。次に図4の状態
は、流路切替弁100の開放温度T3より外気温度が低
くなった状態で、流路切替弁100の子弁107は、図
3の状態より更に引上げられ、先端の大径部107aが
中央開口106より抜けるために、接続口102と、放
出口103は連通され、大気に開放されるため、第2室
bの圧力は開放されたままで、散水が続行され、いわゆ
る、『連続散水』の状態となる。通常、開放温度T3
は、流路切替弁100の設定温度T1に対応し、流路切
替弁100の子弁先端部の大径部107aの長さ寸法
と、温度センサー108のストロークにより決定され、
設定温度T1に対し、追従的に決定され、通常1℃〜
1.8℃位の温度が良好である。図5の状態は、流路切
替弁100の開放温度T3より外気温度が低くなった状
態で、定温度作動弁5または、その温度センサーが故障
し開かなかった状態を示すもので、その時も、流路切替
弁100の子弁107は図4の状態と同様で、先端の大
径部107aが中央開口106より抜けているため、接
続口102と、放出口103は連通され、大気に放出さ
れるため、第2室bの圧力は開放され、散水が行われ
る。したがって、流路切替弁100は定温度作動弁5ま
たはその温度センサーの故障時の安全弁としての機能を
も果たすことになる。次に、外気の温度が上昇してきて
流路切替弁100の開放温度T3より外気温度が高くな
った場合は、図3の状態に戻り、流路切替弁100の子
弁107は、接続口101と接続口102と放出口10
3は、それぞれ遮断した状態であるが、第2室bの圧力
は定温度作動弁5を介して開放されたままであり、開閉
自在弁2は押し上げられ、散水は、続行される。更に外
気の温度が上昇してきて、定温度作動弁5の設定温度T
2より外気温度が上昇した場合は、図3の状態に対し、
定温度作動弁5の子弁51が閉じられ、流路切替弁10
0の子弁107は同一の状態で、接続口101と接続口
102と放出口103は、それぞれ遮断されたままとな
っている。その時、第2室bの圧力は開放されたまま
で、定温度作動弁5の子弁51が閉じられても開閉自在
弁2は押し上げられたままで、散水は続行されている。
更に外気の温度が上昇してきて、流路切替弁100の設
定温度T1より外気温度が高い状態になると、図1と全
く同じ状態となる。この時、流路切替弁100の子弁1
07はその温度センサーにより引上げられて、接続口1
01と接続口102が連通されることにより、第1室a
の水圧は、第2室bに導かれて開閉自在弁2を押し下
げ、散水は遮断される。このように作動することにより
従来例のように、自動散水後、水が出しっぱなしになる
問題を回避でき、自動的に散水を遮断できるようにした
のである。次に、図6の状態は、昼間等に、流路切替弁
100の設定温度T1より外気温度が高い状態で、手動
で、三方弁4を切替えて、第1連結口4aと、第2連結
口4bとを連通し、第1室Aの水圧を第2室Bに導い
て、給水を完全に停止した状態を示す。また、図7の状
態は、昼間等に、流路切替弁100の設定温度T1より
外気温度が高い状態で、手動で、三方弁9を切替えて、
第1連結口9aと、第2連結口9bとを連通し、第2室
Bの水圧を第3室Cに開放して、散水を行なった状態を
示す。
【発明の効果】以上、詳説したように、このように、構
成することで、自動散水後も外気温度が流路切替弁10
0の設定温度以上になると、自動的に散水が遮断される
ことになる。このため、現実の実施結果により、無駄な
散水が大幅に無くなり、夜間の散水量が最大で従来の2
0分の1という好結果を得ておると共に、大幅な節水効
果が得られている。更に、定温度作動弁5、またはその
温度センサーが故障した時もその安全弁としての機能を
流路切替弁100が果たすため、万一の不作動の不安が
無くなり、その年の収穫が安定して得られる結果が出て
いる。また、毎朝、手動で制水し、再度、散水セットす
る手間が省けるため、栽培従事者の省力化を計ることが
でき時間拘束、低コスト化に大幅に貢献することができ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】外気温度が流路切替弁の設定温度T1以上の状
態の本発明装置の断面図。
【図2】外気温度が流路切替弁の設定温度T1より低く
なった状態の本発明装置の断面図。
【図3】外気温度が定温度作動弁5の設定温度T2より
下がった状態の本発明装置の断面図。
【図4】外気温度が流路切替弁の開放温度T3より低く
なった状態の本発明装置の断面図。
【図5】外気温度が流路切替弁の開放温度T3より低
く、定温度作動弁5または、その温度センサーが故障し
た状態の本発明装置の断面図。
【図6】外気温度が流路切替弁100の設定温度T1よ
り高い状態で、手動で、給水を停止した状態の本発明装
置の断面図。
【図7】外気温度が流路切替弁100の設定温度T1よ
り高い状態で、手動で、散水を行なった状態の本発明装
置の断面図。
【図8】外気温度が定温度作動弁5の設定温度より高い
状態の従来例の装置の断面図。
【図9】外気温度が定温度作動弁5の設定温度より低い
状態の従来例の装置の断面図。
【図10】外気温度が定温度作動弁5の設定温度より高
い状態戻った時に散水を続行している状態の従来例の装
置の断面図。
【符号の説明】
V……温度感知無動力自動弁 A……弁本体 4……三方弁 5……定温度作動弁 2……開閉自在弁 6、92……接続継手 7a,7b,7c,7d……連結管 9……第2の三方弁 100……流路切換弁 101、102……接続口 103……開放口 104……開放管 105……弁本体 106……中央開口 107……子弁 107a……子弁の大径部 107b……子弁の小径部 108……流路切換弁の温度センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H056 AA02 BB39 BB44 BB46 BB47 CA08 CB02 CC06 CD06 GG05 GG11 3H057 AA05 BB06 BB24 BB26 BB28 BB46 CC13 DD03 DD04 DD13 EE07 GG01 GG05 HH03 HH11 4F035 AA01 BA02 BA05 BB16 5H307 AA10 BB06 DD12 EE04 EE09 EE12 FF21 GG20 LL05

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給水本管に接続するための入水口と出水口
    を有する弁本体Aに対し、接続継手6と連結管7aによ
    り三方弁4が接続され、また接続継手92と連結管7c
    により第2の三方弁9が接続され、更に連結管7bによ
    り定温度作動弁5が接続された構成となっている温度感
    知無動力自動弁Vにおいて、連結管7aの中間には、連
    結管7dの一端が連結され、連結管7dの他の一端は、
    流路切替弁の接続口101に連結されており、更に、連
    結管7bの中間には、連結管7eの一端が連結され、連
    結管7eの他の一端は、流路切替弁の接続口102に連
    結されており、一方、放出口103には、放出管104
    が接続され大気に開放されており、流路切替弁の弁本体
    105の中央には中央開口106が設けられており、接
    続口101、102と放出口103とが、連通されてお
    り、該中央開口106の内部には、子弁107が摺動可
    能に、嵌挿されており、子弁107の上端は、温度セン
    サー108に接続されており、外気温度の変化により、
    子弁107が中央開口106内を温度センサー108の
    押下げ、または、引上げの作動により摺動し、流路の切
    替がなされるように,構成されており、子弁107は、
    その先端部と温度センサー108に接続される連結部
    は、中央開口106内に密に嵌挿された大径部107a
    となっており、その中間部は、接続口101と102が
    連通するための小径部107bとなっており、また子弁
    107は温度センサー108により大幅に引き上げられ
    ると、接続口102は放出口103と連通され、大気に
    開放状態となるように構成されており、外気温度が流路
    切替弁の設定温度T1以上の場合は、小径部107b
    は、接続口101と接続口102を連通させ、第1室a
    の水圧を、三方弁4と第2の三方弁9とを介して、第2
    室bに伝達し、開閉自在弁2を押し下げ、通水は遮断さ
    れており、更に、流路切替弁の設定温度T1より外気温
    度が低くなった場合は、子弁107は接続口101と接
    続口102と放出口103を、それぞれ遮断し、第2室
    bの圧力は維持され、通水は遮断された状態となってお
    り、次に、定温度作動弁の設定温度T2より外気温度が
    下がった場合は、該定温度作動弁の子弁51が開放し、
    第2室bの圧力は開放され、散水が自動的に行われる様
    になっており、次に流路切替弁の開放温度T3より外気
    温度が低くなった場合は、子弁107は、先端の大径部
    107aが中央開口106より抜けるために、接続口1
    02と、放出口103が連通され、大気に開放されるた
    め、第2室bの圧力は開放されたままで、散水が続行さ
    れ、加えて、流路切替弁の開放温度T3より外気温度が
    低くなった状態で、定温度作動弁5または、その温度セ
    ンサーが故障し開かなかった場合も、接続口102と、
    放出口103は連通されており、第2室bの圧力は開放
    され、散水が行われ、流路切替弁はそれらの故障時の安
    全弁としての機能を果たし、次に、外気温度が上昇して
    きて、流路切替弁の開放温度T3より高くなった場合、
    および、更に定温度作動弁5の設定温度T2より上昇し
    た場合は、第2室bの圧力は開放されたままで、散水は
    続行されており、更に外気温度が上昇してきて、流路切
    替弁の設定温度T1より高い状態になると、この時、流
    路切替弁の子弁107は接続口101と接続口102を
    連通されることにより、第1室aの水圧は、第2室bに
    導かれて開閉自在弁2を押し下げ、散水が、遮断される
    ことを特徴とする流路切換弁を有する温度感知無動力自
    動弁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101016625B1 (ko) 2008-09-08 2011-02-23 인지컨트롤스 주식회사 열감응식 밸브
JP2011106661A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Indy Kk ダイヤフラム三方弁及び差圧排水システム
JP5604603B1 (ja) * 2014-01-08 2014-10-08 株式会社テックコーポレーション 感熱バルブ及びこれを用いた散水装置

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