JP2001010040A - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

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JP2001010040A
JP2001010040A JP18831799A JP18831799A JP2001010040A JP 2001010040 A JP2001010040 A JP 2001010040A JP 18831799 A JP18831799 A JP 18831799A JP 18831799 A JP18831799 A JP 18831799A JP 2001010040 A JP2001010040 A JP 2001010040A
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JP
Japan
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ink
chamber
supply
individual
chambers
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Application number
JP18831799A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Tachibana
良昭 橘
Masanori Deguchi
政宣 出口
Kunihiro Tamahashi
邦裕 玉橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2002/14419Manifold

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェットヘッドの吐出動作に伴い、イ
ンクが飛び出した時に起こるインク室内のインク振動が
隣接ノズルに影響を与えることを可能な限り少なくなる
ような構造とし、駆動周波数を向上させ、高速印刷を可
能とすることを課題とする。 【解決手段】 インクジェットヘッドのノズルと連通し
ている個別インク室と、インク補給用の共通インク供給
路との間に、インク溜め部となる各個別インク室に対応
する数の供給用インク室(インク溜め部)を設け、かつ
供給用インク室の体積と個別インク室の体積の大きさが
相違するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェットヘッ
ドの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェットヘッドには、個々のイン
ク滴の吐出量が10plから100plと少ない量でも
って600dpiから1200dpiの解像度を得られるよう
に印刷する要求がある。このため、個別インク室および
個別インク室に連通するインク吐出用のノズルは共通イ
ンク室を挟んで左右に配置され、更にこの左右のノズル
をノズルピッチの半分だけずらしてして配列するように
構成されている。
【0003】かかる従来の技術においては、共通インク
室が共通のプールのようになっており、そのプール状共
通インク室に個別インク室が夫々連通されていてインク
を取り入れる構造になっているため、一つのノズルがイ
ンクを吐出すると、隣接するノズルにもインク吐出に起
因するインクの振動が伝わって影響を及ぼし、結果的に
先に駆動したノズルの挙動が安定するまでの間、隣接ノ
ズルは駆動させられなくなるという不具合があった。こ
のため駆動周波数が落ちてしまい、プリンタとして高速
にできないという致命的欠陥になっていた。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】上述したように、従来
の構成においては、インクを吐出させるために一つのイ
ンク室に何らかの振動を与えると、インクが振動媒体と
なって共通インク室内で振動し、隣接のインク室はこの
振動の伝播で共振して振動してしまう。そして、その影
響としてのインクの残振動が消えるまで待って隣接ノズ
ルを駆動させるため、吐出の待ち時間の設定が必要であ
った。
【0005】この課題の対策のため、種々検討を重ねた
結果、その原因は共通インク室およびこれに連通する個
別インク室の形状が夫々同じになるように設計されてい
ることにあるのではないかと考えた。
【0006】そこで、本発明においては、インクジェッ
トヘッドの吐出動作に伴い、インクが飛び出した時に起
こるインク室内のインク振動が隣接ノズルに影響を与え
ることを可能な限り少なくなるような構造にすること
で、速い駆動周波数で圧電素子を駆動することを可能に
することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては、インクの吐出口となるノズルと
連通すると共にインクを蓄える個別インク室と、電気信
号の印加により前記個別インク室内に圧力変動を発生さ
せる圧電素子と、前記個別インク室の壁面の少なくとも
一部を形成し、前記圧電素子が装着されている振動板
と、前記個別インク室にインクを供給する共通インク供
給路とを有するインクジェットヘッドにおいて、前記個
別インク室と共通インク供給路との間に、各個別インク
室に対応する数の供給用インク室を設け、かつ前記供給
用インク室の体積と個別インク室の体積の大きさが相違
するように構成した。
【0008】また、本発明においては、前記供給用イン
ク室の体積を少なくとも2種類以上に設定し、同じ体積
の供給用インク室を隣接しないように配置した。
【0009】上記構成のインクジェットヘッドによれ
ば、インク供給に際し、隣りのインク室に共振が発生し
ないようにできるので、駆動周波数を高くし、ノズルを
駆動するタイミングを考慮する必要なく、安定したイン
ク吐出を行うことが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明につ
いて説明する。
【0011】図1は本発明のインクジェットヘッドを示
す断面図である。
【0012】図において、1はノズルプレートおよびイ
ンク室プレートとを一体成形したインク供給プレート、
2は振動部材、6はハウジングであり、圧電素子4は基
板10に接着固定されている。なお、圧電素子4は、一
つのノズルに一つずつ対応するようにノズルの数にあわ
せて配置されている。
【0013】個別電極5および共通電極55は圧電素子
4に接合しており、インク吐出の要求に応じて圧電素子
4に電流を印加するようになっている。
【0014】3は個別インク室であって、この個別イン
ク室3一部である振動板2の壁面上に圧電素子4が配さ
れており、個別電極5、共通電極55から圧電素子4に
通電することで、圧電素子4を変位させ、この変位に応
じて振動板2も変位することによって、個別インク室3
内のインクをノズル8から吐出させる。
【0015】吐出後の個別インク室3へのインクの補給
は、供給用インク室9よりリストリクタ7を経て供給さ
れる。供給用インク室9は個別インク室3の数に夫々対
応するように設けられている。更に、供給用インク室9
は共通インク供給路13と連通しており、インクは縦イ
ンク供給路12から共通インク供給路13を経て供給用
インク室9へ供給されるよう構成されている。
【0016】ここで、供給用インク室9の大きさは、個
別インク室3の体積と明らかに大きさが違うように構成
する。なお、供給用インク室9の大きさは個別インク室
3より大きくしても良いが、インクジェットヘッドの小
型化を考慮すると、個別インク室3よりも小さい体積に
するのが望ましい。
【0017】図2は、図1を矢印B側から見た断面図で
ある。
【0018】図に示すように、ノズル8、個別インク室
3および供給用インク室9は左右に所定ピッチずらして
配置されている。そして、図示しないインクタンクから
縦インク供給路12、共通インク供給路13、更にイン
ク供給孔11を経て供給用インク室9へとインクが供給
されるようになっている。
【0019】前述したように、供給用インク室9の体積
を個別インク室3と異にするのは、圧電素子4が動作し
たときにおこる個別インク室3内の振動が隣接する個別
インク室3を共振させるのを避けるためである。すなわ
ち、供給用インク室9と個罰インク室3とは体積が違う
ことが必要条件になる。
【0020】更に言えば、図3に示すように、隣接する
供給用インク室9の種類を多数用意し、供給用インク室
9A、9B、9C、9D、9Eのようにするとよい。特
に、共振がおこるような同じ形をした供給用インク室9
が遠く離れていたほうが共振を、より少なくすることが
可能であって、場合によってはほぼゼロにすることもで
きる。
【0021】なお、本例では供給用インク室9A〜9E
を5種類設けたが、2種類以上であれば同じような効果
が得られる。
【0022】また、供給用インク室9の体積を変化させ
る方法は、幅や深さなどを変化させることでも同じ効果
が得られる。但し、供給インク室9のインク供給断面積
は、7のリストリクタの断面積よりも大きくすることで
供給インク量を確保する必要があり、その点注意が必要
である。あるいは、インク供給ノ孔11の径や形を変化
させても同じような効果が得られる。
【0023】
【発明の効果】本発明のように個別インク室の他に、イ
ンクを供給する供給用インク室(インク溜めの部分)を
設けて、かつ個別インク室と供給用インク室の体積を異
にすることにより、インクを吐出させたノズルの振動を
隣接ノズルへ伝わるのを防止することが可能になったの
で、次のインク吐出までの待ち時間をなくすことがで
き、高速印刷が可能になる。また、高速印刷が可能とな
ることから、少ないノズル数でも速く印刷するできるよ
うになる。
【0024】しかも、インク室の構造を2室構造とした
ため、インク室構成部の剛性が上がるという効果も得ら
れる。
【0025】更に、供給用インク室毎に体積を変形させ
る構成では、クロストークを皆無とすることができるの
で、これも駆動周波数の向上に寄与し、高速印刷が実現
でき、その工業的価値は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のインクジェットヘッドの断面図
【図2】 図1の矢印B方向から見たインク供給プレー
トの底面図
【図3】 本発明の他の例を示すインクジェットヘッド
の平面図
【符号の説明】
1はインク供給プレート、2は振動板、3は個別インク
室、4は圧電素子、5、55は電極、6はハウジング、
7はリストリクタ、8はノズル、9は供給用インク室、
10は基板、11はインク供給孔、12はインク供給
路、13は共通インク供給路である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクの吐出口となるノズルと連通し、イ
    ンクを蓄える個別インク室と、電気信号の印加により前
    記個別インク室内に圧力変動を発生させる圧電素子と、
    前記個別インク室の壁面の少なくとも一部を形成し、前
    記圧電素子が装着されている振動板と、前記個別インク
    室にインクを供給する共通インク供給路とを有するイン
    クジェットヘッドにおいて、 前記個別インク室と共通インク供給路との間に、各個別
    インク室に対応する数の供給用インク室を設け、かつ前
    記供給用インク室の体積と個別インク室の体積の大きさ
    が相違するように構成したことを特徴とするインクジェ
    ットヘッド。
  2. 【請求項2】請求項1記載のインクジェットヘッドにお
    いて、 前記個別インク室および供給用インク室を水平に配し、
    前記共通インク供給路を前記供給用インク室に対して垂
    直に配置したことを特徴とするインクジェットヘッド。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のインクジェットヘ
    ッドにおいて、 前記供給用インク室の体積を少なくとも2種類以上に設
    定し、同じ体積の供給用インク室を隣接しないように配
    置したことを特徴とするインクジェットヘッド。
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