JP2001007840A - データ配信方法及び装置、並びに、データ受信方法及び装置 - Google Patents

データ配信方法及び装置、並びに、データ受信方法及び装置

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JP2001007840A
JP2001007840A JP11174721A JP17472199A JP2001007840A JP 2001007840 A JP2001007840 A JP 2001007840A JP 11174721 A JP11174721 A JP 11174721A JP 17472199 A JP17472199 A JP 17472199A JP 2001007840 A JP2001007840 A JP 2001007840A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意に定義可能なタグを使用するメタ言語
(例えば、XML)形式の文書の表現形式等を規定する
スタイル・シートを好適に管理する。 【解決手段】 スタイル・シートには固有のスタイルI
Dが付与される。受信システムは、XML文書と分離し
てスタイル・シートを蓄積し管理することができるの
で、スタイル・シートをXML文書本体に逐一付加して
送信する必要がなく、送信データのサイズを削減するこ
とができる。また、XML文書本体に鍵データを添付す
ることによりスタイル・シートを不正利用から保護し
て、スタイル・シートを著作物として管理することがで
きる。さらに相手を特定し若しくは認証する手段を備え
ることにより、スタイル・シートの限定的な利用も可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星デジタル放送
やマルチメディア・コンテンツの通信など、デジタル・
データ配信技術に係り、特に、データ属性を持つコンピ
ュータ言語の命令で構成されるデジタル・データを配信
する技術に関する。データ属性を持つコンピュータ言語
の命令で構成されるデジタル・データは、例えば、デー
タ属性を定義するタグで区切られたタグ・データからな
るマークアップ言語形式で記述される。
【0002】更に詳しくは、本発明は、任意に定義可能
なタグを使用するマークアップ言語(例えば、XML
(eXtensible Markup Langua
ge))形式のデジタル・データを配信する技術に係
り、特に、XML文書などで構成される配信データの表
現形式等を規定するためのスタイル・シート(例えば、
XSL(eXtensible Stylesheet
Language)文書)の取り扱いに関する。
【0003】
【従来の技術】衛星テレビ放送の技術分野において、デ
ータのデジタル化が急速に進められている。これは、デ
ジタル・データの方がアナログ・データよりも帯域を効
率よく利用できる点や、映像や音声以外のデータとの親
和性が高い点などに依拠する。
【0004】例えば、デジタル・データであれば、1チ
ャンネルで4本分のデータを搬送することができ、ハイ
ビジョン用のデータをそのまま送信することができる。
また、EPG(Electric Program G
uide:電子番組ガイド)など各種のシステム情報等
を映像情報や音声情報とともに送ることによって、ユー
ザ(視聴者)へのサービスを向上させることができる。
【0005】デジタル形式のデータは、汎用コンピュー
タ・システムとの親和性も高い。例えば、汎用コンピュ
ータ・システムに衛星チューナ・カードを取り付けて、
受信したEPGデータをコンピュータ内で解析して、番
組表をコンピュータ・ディスプレイ上にウィンドウ表示
して、番組切換や録画予約などをマウス・カーソルによ
る操作で実現することができる。勿論、放送データをコ
ンピュータの内蔵ハード・ディスクにそのままデジタル
録画することも可能である。
【0006】また、映像以外のデータを送信することに
より、放送番組の対話性を高めることができる。例え
ば、択一式のクイズを提供するような放送番組であれ
ば、映像データとともに解答を併せて送信することによ
り、テレビ受信機側では、コンピュータ・ディスプレイ
上に解答メニュー・ボタンを用意し、マウス・カーソル
による解答操作に応答して答合わせを行うことができ
る。
【0007】さらに対話性が高まれば、家庭内のテレビ
受信機は、単に映像コンテンツを扱うだけでなく情報管
制塔として飛躍することが期待できる。例えば、テレビ
受信機は、インターネット端末や電子商取引端末にもな
り得る。
【0008】衛星デジタル放送の標準化作業では、デジ
タル伝送データの形式(フォーマット)として、従来は
MHEG(Multimedia and Hyper
media Expert Group)の利用が検討
されてきた。MHEGは、データ属性を定義するタグを
用いるマークアップ記述言語の一種であり、マルチメデ
ィア・コンテンツをテレビに表示し、ビデオ・オン・デ
マンド(VOD)やデジタル・テレビ放送において視聴
者が所望の情報を引き出すような用途を想定している。
例えば日本のCSデジタル放送(SKYPerfecT
V)では、MHEG−5が採用されている。
【0009】しかしながら、MHEGは、タグの定義が
固定的であり拡張性に欠ける。すなわち、一意に定めら
れたタグのみを用いて記述しなければならないので、例
えば関数(API(Application Prog
ramming Interface)など)を一つ変
更するのにさえ、相当の修正作業を要する。また、MH
EGは、放送業務に特化してプレゼンテーション方式を
規定したものなので、汎用コンピュータとの親和性が比
較的低い。
【0010】そこで、MHEGに代わって、XML(e
Xtended Markup Language)を
ベースとした仕様が検討されている。当業界では既に周
知のように、XMLは、現在のインターネットの記述言
語であるHTML(Hyper Text Marku
p Language)と同様、タグを使ってコンテン
ツ・データを区切り、その属性を指定するマークアップ
記述言語である。XMLは、HTMLと同様にコンテン
ツ中にリンクすなわち別の資源オブジェクトへのアクセ
ス情報(リファレンス)を埋め込むこともできる。
【0011】XMLは、タグの定義が任意、すなわち属
性の記述の仕方に制約がないので、自由度が高く、ま
た、コンピュータやインターネットとの親和性が高いこ
となどが、MHEGよりも有利な点として挙げられる。
また、XMLは、次世代インターネットの記述言語とし
ての策定も進められている。
【0012】XMLの採用により、放送データのコンピ
ュータに対する親和性が一段と高まる。また、インター
ネットとの親和性も高いことから、デジタル・テレビ受
信機にインターネット受信端末の役割を備えさせること
も容易になってくる。
【0013】XMLの仕様は、「基本XML」と、基本
XMLの拡張版である「高度XML」に大別される。基
本XMLは、送信コンテンツをディスプレイ上に表現す
るプレゼンテーション形式を、タグを用いて記述するこ
とを規定したものである。
【0014】これに対し、高度XMLは、送信コンテン
ツの属性情報を付加できるようにしたものである。属性
情報の記述方法(すなわちタグの文法)を定めたもの
が、DTD(Document Type Defin
ition)と呼ばれる標準規約である。基本XMLで
はDTDは固定であるが、高度XMLではDTDは任意
に定義可能であり、例えば各業界毎にDTDを定めるこ
とができる。ここで言う属性情報には、例えばテレビ受
信機とコンピュータのように異機種間で接続したとき
に、各機器が互いにコンテンツの意味を理解して処理す
るために必要な情報などが含まれる。
【0015】また、XMLコンテンツの表現方法(すな
わち、ディスプレイ上でのプレゼンテーション形式やプ
リンタへの印刷出力形式であり)は、DTDとは別の文
書であるスタイル・シートによって記述される。例え
ば、スタイル・シートの記述次第で、書体やそのサイズ
・色などを変化させて、同じDTDコンテンツを全く別
の形式で表現することができる。スタイル・シートは、
DTDとは別のファイルにして送信される。XML文書
用のスタイル・シートのことを、特に「XSL(eXt
ensible Stylesheet Langua
ge)」とも呼ぶ。XSLは、スタイル・シート本来の
機能の他に、XML文書の変換言語としても注目されて
いる。
【0016】XMLコンテンツの配信は、図17に示す
ように、XML文書の他、DTDとXSL文書を伴な
う。但し、文書本体は、必ずしもXML文書には限定さ
れず、SGML(Standard Generali
zed Markup Language)やHTML
など他のマークアップ言語形式であってもよい。また、
XMLで記述された文書が、例えばTV放送などに適用
され、他のマルチメディア・コンテンツと共に動作して
コンテンツのプレゼンテーションを行う場合には、マル
チメディア・コンテンツも文書本体に含むものとする。
【0017】受信側では、これら受信した文書を「XM
Lパーサ(Perser)」と呼ばれる構文解析プログ
ラムでパーシング処理する。XMLパーサは、DTD文
書を用いてXML文書を解析して、文書オブジェクトを
出力する。この文書オブジェクトは、元のXML文書中
のタグに従って木構造が形成された構造化文書である。
【0018】次いで、この文書オブジェクトは、「XS
Lプロセッサ」と呼ばれる変換プログラムによって変換
処理される。XSLプロセッサは、XSL文書を例えば
スクリプト形式の変換して、XSL文書の記述に従った
表現形式に文書オブジェクトを変換する。例えば、高度
XML形式で記述された文書を、いわゆるHTMLブラ
ウザでブラウジング可能なHTML形式の文書に変換し
たり、HTML以外のカスタム・ブラウザでブラウジン
グ可能なカスタム文書に変換したりすることができる。
【0019】繰言になるが、同一のXMLコンテンツで
あっても、スタイル・シートを変えるだけで、ディスプ
レイ画面上の表示形態は大いに異なる。すなわち、スタ
イル・シートは元のXMLコンテンツに対して付加価値
を与える役割を持つ。今後、さらにスタイル・シートの
価値が高まり、専門のデザイナの手によって、格好良
い、凝ったスタイル・シートが作成されるという事態も
予想される。
【0020】ところが、スタイル・シートすなわちXS
L文書が高機能化又は高付加価値化するにつれて、その
文書サイズが肥大化するという側面がある。複雑なスタ
イル・シートの場合、XML文書本体よりもデータ・サ
イズが大きくなることも有り得る。XML文書を伝送す
る度に、このような重たいXSL文書を逐次送信したの
では、限られた帯域の負荷を過大にする結果となる。特
に、電子番組ガイドや広告など、定形的なスタイル・シ
ートを毎回送ったのでは、帯域の浪費は甚だしい。
【0021】他方、専用のデザイナの手で作成されるよ
うな付加価値の高いスタイル・シートは、XML文書本
体とは切り離されて、スタイル・シート単体でも取引す
なわち配信・配布の対象となり得る。また、スタイル・
シートそのものが著作物としての利用価値を有している
ので、無断・不正な使用に対抗する必要がある。
【0022】したがって、スタイル・シートを効果的に
管理するための技術と、スタイル・シートの無断の使用
を排除し得るプロテクション技術が望まれている訳であ
る。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、コン
ピュータ言語形式のデジタル・データの表現形式等を規
定するスタイル・シートを好適に管理することができ
る、優れたスタイル・シート管理技術を提供することに
ある。コンピュータ言語形式のデジタル・データは、例
えば、任意に定義可能なタグを使用するマークアップ言
語(例えば、XML(eXtensible Mark
up Language))で記述される。
【0024】本発明の更なる目的は、XML文書の表現
形式等を規定するためのスタイル・シート(例えば、X
SL(eXtensible Stylesheet
Language)データ)を好適に管理することがで
きる、優れたスタイル・シート管理技術を提供すること
にある。
【0025】本発明の更なる目的は、例えばXML形式
で記述されたようなデジタル・データ表現形式等を規定
するためのスタイル・シート(例えば、XSL(eXt
ensible Stylesheet Langua
ge)データ)に対する無断の使用を好適に排除するこ
とができる、優れたスタイル・シートのプロテクション
技術を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を参
酌してなされたものであり、その第1の側面は、コンピ
ュータ言語で記述されたデータを配信するデータ配信方
法又は装置であって、コンピュータ言語形式の配信デー
タ・コンテンツに固有のコンテンツ識別子を該データ・
コンテンツに付加するステップ又は手段と、該配信デー
タ・コンテンツの表現形式を規定するスタイル・シート
に固有のスタイル識別子を該配信データ・コンテンツに
付加するステップ又は手段と、該配信データ・コンテン
ツを配信するステップ又は手段と、を具備することを特
徴とするデータ配信方法又は装置である。ここで言うコ
ンピュータ言語は、例えば、任意に定義可能なタグを使
用するマークアップ言語を指し、その一例はXML(e
xtensible Markup Languag
e)言語である。
【0027】本発明の第1の側面に係るデータ配信方法
又は装置は、さらに、該配信データ・コンテンツに、未
有効化されたスタイル使用権鍵を作成して該配信データ
・コンテンツに付加するステップ又は手段を含んでもよ
い。このスタイル使用権鍵は、例えば、コンテンツ識別
子とスタイル識別子を連結して生成することができる。
【0028】また、前記の配信データ・コンテンツを配
信するステップ又は手段は、該配信データ・コンテンツ
に付加されたスタイル識別子に該当するスタイル・シー
トの配信を必ずしも伴なう必要はない。
【0029】また、本発明の第2の側面は、コンピュー
タ言語で記述されたデータを受信するデータ受信方法又
は装置であって、コンピュータ言語形式の配信データ・
コンテンツを、該配信データ・コンテンツの表現形式を
規定したスタイル・シートに固有のスタイル識別子が添
付された形式で受信することを特徴とするデータ受信方
法又は装置である。ここで言うコンピュータ言語は、例
えば、任意に定義可能なタグを使用するマークアップ言
語を指し、その一例はXML(extensible
Markup Language)言語である。
【0030】本発明の第2の側面に係るデータ受信方法
又は装置では、受信する配信データ・コンテンツはスタ
イル識別子を以って生成された未有効化スタイル使用権
鍵を有していてもよい。この場合、さらに、購入手続き
に従ってスタイル使用権鍵を有効化するステップ又は手
段を含むことが好ましい。
【0031】また、本発明の第2の側面に係るデータ受
信方法又は装置は、さらに、有効化されたスタイル使用
権鍵を用いた認証を行うステップ又は手段と、該認証に
成功したことに応答してスタイル・シートの適用を認め
るステップ又は手段とを含んでもよい。
【0032】また、本発明の第3の側面は、コンピュー
タ言語形式のデータを配信するデータ受信装置であっ
て、受信データのうちメタ言語形式のデータ・コンテン
ツを格納する第1の保存部と、データ・コンテンツの表
現形式を規定するスタイル・シートを、データ・コンテ
ンツとは独立して格納する第2の保存部と、を含むこと
を特徴とするデータ受信装置である。ここで言うコンピ
ュータ言語は、例えば、任意に定義可能なタグを使用す
るマークアップ言語を指し、その一例はXML(ext
ensible Markup Language)言
語である。
【0033】前記第2の保存部は、各スタイル・シート
が固有に持つスタイル識別子によって管理することがで
きる。
【0034】
【作用】本発明を具現化した受信システムによれば、コ
ンピュータ言語で記述されたデジタル・データとは分離
してスタイル・シートを蓄積し管理することができる。
この結果、スタイル・シートを配信データ本体に逐一付
加して送信する必要がなくなり、送信データのサイズを
削減することができる。特に、スタイル・シートが高機
能化し肥大化した場合には、通信負荷軽減の効果が絶大
である。スタイル・シートのみの再利用環境を実現する
こともできる。ここで言うコンピュータ言語は、例え
ば、任意に定義可能なタグを使用するマークアップ言語
を指し、その一例はXML(extensible M
arkup Language)言語である。
【0035】また、本発明に係る受信システムによれ
ば、鍵データを添付することによりスタイル・シートを
不正利用から保護するので、スタイル・シートを著作物
として管理することが可能となる。また、さらに相手を
特定し若しくは認証する手段を備えることにより、スタ
イル・シートの限定的な利用も可能となる。
【0036】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例を詳解する。
【0038】図1には、本発明の実施に供される衛星デ
ジタル放送システム100の概略構成を示している。同
図に示すように、衛星デジタル放送システム100は、
放送サービスを提供する放送局(Broadcast
Server)1と、放送データを中継する放送衛星
(Satellite)5と、放送衛星5から放送デー
タを受信する受信局(Receiver/Decode
r)10とで構成される。放送局1は地上に1基以上存
在し、放送衛星5は地球のはるか上空に散在する。ま
た、受信局10は、一般家庭などに相当し、実際には地
上に無数存在する。放送局1及び衛星5を介したデータ
配信すなわち放送は、一方向通信である。
【0039】デジタル・データ放送では、10〜50M
bpsの転送レートでデータ伝送される。本実施例で
は、放送局1が配信するデータは、XML(eXten
sible Markup Language)形式の
デジタル・コンテンツであり、XML文書と、DTD文
書と、XSL文書を含む(但し、XSL文書を含まない
場合もある)。また、配信データは、通常、MPEG
(Motion Picture Experts G
roup)−2形式でデータ圧縮されている。
【0040】各受信局10と放送局1との間は、インタ
ーネットのような広域ネットワーク50、又は専用線な
どによって双方向接続されていてもよい。例えば、イン
ターネット50を利用した一部オンデマンド放送サービ
スを提供することも可能である。但し、この場合、両者
間は、56kbps以上の高速アナログ電話回線、10
〜64kbps程度の高速ワイヤレス通信、128kb
psのISDN(Integrated Servic
es Digital Network)、あるいは5
−30Mbpsクラスのケーブルによって接続されてい
ることが好ましい。
【0041】図2には、受信局10(すなわち一般家
庭)における受信システムの一例10−Aのハードウェ
ア構成を模式的に示している。該システム10−Aは、
例えばSTB(セット・トップ・ボックス)と呼ばれる
形態で普及している。該システム10A内の各ハードウ
ェア・コンポーネントは、バス15を介して相互接続さ
れている。以下、各部について説明する。
【0042】アンテナ(図示しない)で受信された放送
波は、チューナ11に供給される。放送波は、規定のフ
ォーマットに従っており、例えば番組ガイド情報(EP
G:Electric Program Guide)
等を含んでいる。なお、放送波としては、上記した放送
波以外に、有線放送波や地上波でもよく、特に限定され
ない。
【0043】チューナ11は、CPU21(後述)から
の指示に従い、所定チャンネルの放送波のチューニング
を行い、TS(Transport Stream)デ
コーダ12に出力する。受信データは、映像情報、音声
情報と、それ以外の番組情報等のデータが、MPEG圧
縮され、シリアルに連結されて、「トランスポート・ス
トリーム」として構成されている。トランスポート・ス
トリームは、OSI(Open Systems In
terconnection)参照モデルで言う「トラ
ンスポート層」で規定されている。
【0044】なお、送信されてくる放送波がアナログか
デジタルかに応じて、チューナ11の構成を適宜変更又
は拡張することができる。
【0045】TSデコーダ12は、このトランスポート
・ストリームを解釈して、映像及び音声情報すなわちA
Vデータ・ブロックをAVデコーダ13に送出し、それ
以外の番組情報等のデータ・ブロックを、バス15を介
してCPU21に送信する。TSデコーダ12は、作業
データ保管用のメモリ12Aを自己のローカルに備えて
いてもよい。
【0046】AVデコーダ13は、TSデコーダ12か
ら渡されたAVデータ、すなわち音声及び画像データを
解釈して、元の映像信号や音声信号を再生して、映像・
音声出力部18に出力する。AVデコーダ13は、作業
データ保管用のメモリ13Aを自己のローカルに備えて
いてもよい。また、映像・音声出力部18の実体は、C
RT(Cathode Ray Tube)ディスプレ
イ(又は液晶などのフラット・パネル・ディスプレイ)
とスピーカである。
【0047】ユーザ・インターフェース制御部17は、
ユーザからの入力操作を処理するモジュールであり、例
えば、ユーザが直接操作するための操作ボタンや遠隔操
作するためのリモコンを備えている。また、現設定内容
を表示するための表示パネルやLEDインジケータ(図
示しない)を含んでいてもよい。
【0048】CPU(Central Process
ing Unit)21は、受信システム10−A全体
の動作を統括するメイン・コントローラである。CPU
21は、オペレーティング・システム(OS)によって
提供されるプラットフォーム上で、XMLパーシングや
XSLプロセッシング、ブラウジングなど、XMLコン
テンツ処理のための各種ソフトウェア・プログラム(後
述)を実行することができる。
【0049】RAM(Random Access M
emory)22は、CPU21の実行プログラム・コ
ードをロードしたり、実行プログラムの作業データを書
き込むために使用される、書き込み可能な揮発性メモリ
である。また、ROM(Read Only Memo
ry)23は、システム10−Aの電源投入時に実行す
る自己診断・初期化プログラムや、ハードウェア操作用
のマイクロコードを恒久的に格納する読み出し専用メモ
リである。
【0050】シリアル入出力(SIO)コントローラ2
4は、システム10−A外部の機器とシリアル的なデー
タ交換を行うための周辺コントローラである。SIOコ
ントローラ24が用意するシリアル・ポートには、アナ
ログ電話回線上の伝送データを変復調するための高速モ
デム25(例えば、転送レートが56Kbps)が装着
されている。モデム25によって所定のアクセス・ポイ
ント(図示しない)にPPP接続することで、システム
10−Aはインターネットに接続される。
【0051】IEEE1394インターフェース26
は、数10MBps程度のデータ送受信が可能なシリア
ル高速インターフェースである。1EEE1394ポー
トには、IEEE1394対応の外部機器をデイジーチ
ェーン接続又はツリー接続することができる。IEEE
1394対応機器には、例えば、ビデオ・カメラ27や
スキャナ(図示しない)などがある。
【0052】ハード・ディスク・ドライブ(HDD)2
9は、プログラムやデータなどを所定フォーマットのフ
ァイル形式で蓄積するための外部記憶装置であり、通
常、数GB程度の大容量を持つ。HDD29は、インタ
ーフェース28を介してバス15に接続される。
【0053】OSD表示コントローラ16は、OSD
(Open Software Descriptio
n)フォーマットのデータを画面表示するための専用コ
ントローラである。
【0054】この受信システム10−Aでは、CPU2
1は、ユーザ・インターフェース制御部17を介したユ
ーザ入力コマンドに従って、チューナ11のチューニン
グ動作を制御するとともに、番組情報の表示制御などを
行う。すなわち、TSデコーダ12から供給された番組
情報を処理して表示用のデータに変換してOSD表示コ
ントローラ16に供給する。OSD表示コントローラ1
6は、この表示データを基に、番組情報の画像信号を生
成し、ミキサ19に供給する。ミキサ19は、AVデコ
ーダ13から供給される映像信号と、OSD表示コント
ローラ16から供給される映像信号とを合成して、映像
・音声出力部18に出力する。
【0055】なお、OSDは、ソフトウェアの配布やイ
ンストールのための情報記述用フォーマットであり、C
DF(Channel Definition For
mat)と組み合わせてプログラムのプッシュ配信や自
動インストールに適応している。OSDは、米Mari
mba社と米Microsoft社の提案に端を発し、
Netscape社やCyberMedia社、Ins
tallShieldSoftware社等が支持して
いる。
【0056】図3には、他の例に係る受信システム10
−Bのハードウェア構成を模式的に示している。該シス
テム10−Bは、例えば、汎用コンピュータ・システム
30に衛星デジタル放送用のデジタル・チューナ・カー
ド40を装備するという形態で実装される。
【0057】デジタル・チューナ・カード40は、チュ
ーナ11と、TSデコーダ12と、AVデコーダ13
と、各RAM12A及び13Bとで構成される。チュー
ナ11と、TSデコーダ12と、AVデコーダ13の各
々の機能は図2に示した例と略同一なので、ここではこ
れ以上説明しない。
【0058】他方、汎用コンピュータ・システム30
は、CPU31(後述)を始めとする主要回路コンポー
ネントを搭載した印刷配線基板(図示しない)を含んで
ある。該基板は「マザーボード」とも呼ばれる。汎用コ
ンピュータ・システム30の一例は、米IBM社のPC
/AT互換機及びその後継機である。先述のチューナ・
カード40は、例えば「アダプタ・カード」の形態で提
供され、マザーボード上に配設されたバス・スロット
(図示しない)に装着される。バス・スロットに装着さ
れたチューナ・カード40は、PCIインターフェース
17(図示)を介してコンピュータ・システム30内の
バス(PCIバス)に接続される。
【0059】なお、チューナ・カード40は、アダプタ
・カードとしてではなく、PCMCIA(Person
al Computer Memory Card I
nternational Association)
/JEIDA(JapanElectronic In
dustry Development Associ
ation)の策定仕様に準拠したPCカードの形式で
提供され、PCカード・スロットに挿入することによっ
てシステム構成に組み込まれてもよい。
【0060】CPU31は、コンピュータ・システム3
0全体の動作を統括的に制御するメイン・コントローラ
であり、CPU21は、オペレーティング・システム
(OS)によって提供されるプラットフォーム上で、X
MLパーシングやXSLプロセッシング、ブラウジング
など、XMLコンテンツ処理のための各種ソフトウェア
・プログラム(後述)を実行することができる。
【0061】CPU31の外部ピンに直結したプロセッ
サ・バスは、バス・ブリッジ32を介してシステム・バ
ス33に相互接続されている。
【0062】本実施例のバス・ブリッジ32は、プロセ
ッサ・バスとシステム・バス33間の速度差を吸収する
ためのデータ・バッファの他、RAM34へのメモリ・
アクセスを制御するメモリ・コントローラを含んだ構成
となっている。
【0063】RAM(Random Access M
emory)34は、CPU21の実行プログラム・コ
ードをロードしたり、実行プログラムの作業データを書
き込むために使用される、書き込み可能な揮発性メモリ
である。通常は、複数個のDRAM(ダイナミックRA
M)チップで構成される。
【0064】バス33は、アドレス・バス、データ・バ
ス、コントロール・バスなどを含んだ共通信号伝送路で
あり、例えばPCI(Peripheral Comp
onent Interconnect)バスがこれに
相当する。バス33上には、PCIインターフェース仕
様に合致した各種周辺機器が相互接続されている。周辺
機器の一例は、先述のデジタル衛星放送用チューナ・カ
ード40である。これら周辺機器の各々には固有のI/
Oアドレスが割り振られており、CPU31(より厳密
にはCPU31が実行するプログラム)は、I/Oアド
レスを指定することで所望の周辺機器に対するデータや
コマンドの転送を実現することができる。
【0065】ROM(Read Only Memor
y)35は、コンピュータ・システム30の電源投入時
に実行する自己診断プログラム(POST)や、ハード
ウェア操作用の基本入出力システム(BIOS)を恒久
的に格納する読み出し専用メモリである。ROM35
は、例えば電気的な消去及び再書き込み動作が可能なE
EPROM(Electrically Erasab
le and Programmable ROM)で
構成されていてもよい。
【0066】シリアル入出力(SIO)コントローラ3
6は、システム30外部の機器とシリアル的なデータ交
換を行うための周辺コントローラである。SIOコント
ローラ36が用意するシリアル・ポートには、アナログ
電話回線上の伝送データを変復調するための高速モデム
37(例えば、転送レートが56Kbps)が装着され
ている。モデム37によって所定のアクセス・ポイント
(図示しない)にPPP接続することで、システム30
はインターネットに接続される。
【0067】IEEE1394インターフェース38
は、数10MBps程度のデータ送受信が可能なシリア
ル高速インターフェースである。1EEE1394ポー
トには、IEEE1394対応の外部機器をデイジーチ
ェーン接続又はツリー接続することができる。IEEE
1394対応機器には、例えば、ビデオ・カメラ39や
スキャナ(図示しない)などがある。
【0068】ハード・ディスク・ドライブ(HDD)6
2は、プログラムやデータなどを所定フォーマットのフ
ァイル形式で蓄積するための外部記憶装置であり、通
常、数GB程度の大容量を持つ。HDD62は、インタ
ーフェース51を介してシステム・バス33に接続され
る。ハード・ディスク・ドライブをコンピュータ・シス
テム30に接続するイーターフェース規格は、例えばI
DE(Integrated Drive Elect
ronics)やSCSI(Small Comput
er System Interface)などであ
る。
【0069】キーボード/マウス・コントローラ(KM
C)63は、キーボード64やマウス65などからのユ
ーザ入力を処理するための専用コントローラである。K
MC63は、キーボード64からのスキャン・コード入
力やマウス65からの座標指示入力を検出したことに応
答して、CPU31に対して割り込み要求を発行する。
本実施例では、コンピュータ・システム30に対する通
常のコマンド入力の他、チャンネルの選択などの受信シ
ステム10−Bに対する入力操作も、キーボード64や
マウス65を介して行うことができる。
【0070】ビデオ・コントローラ66は、CPU31
からの描画命令に従って画面表示を制御する専用コント
ローラであり、描画情報を一時格納するためのフレーム
・メモリ(VRAM)67を備えている。なお、本発明
を好適に具現するためには、ビデオ・コントローラ67
は、VGA(Video Graphics Arra
y)以上の描画能力(例えば、SVGA(Super
video Graphics Array)やXGA
(eXtended Graphics Arra
y))を有することが好ましい。
【0071】この受信システム10−Bでは、CPU3
1は、キーボード64やマウス65を介したユーザ入力
コマンドに従って、チューナ11のチューニング動作を
制御するとともに、番組情報の表示制御などを行う。す
なわち、TSデコーダ12から供給された番組情報を処
理して表示用のデータに変換してビデオ・コントローラ
66に供給する。ビデオ・コントローラ66は、この表
示データを基に、番組情報の画像信号を生成し、ミキサ
19に供給する。ミキサ19では、AVデコーダ13か
ら供給される映像信号と、ビデオ・コントローラ67か
ら供給される映像信号とを合成して、映像・音声出力部
18に出力される。
【0072】なお、衛星デジタル・データ受信システム
100を構成するためには、図2や図3に示した以外に
も多くの電気回路等が必要である。但し、これらは当業
者には周知であり、また、本発明の要旨を構成するもの
ではないので、本明細書中では省略している。また、図
面の錯綜を回避するため、図中の各ハードウェア・ブロ
ック間の接続も一部しか図示していない点を了承された
い。
【0073】例えば、図2及び図3には図示しないが、
受信システム10は、FD(Floppy Disc)
やCD−ROM、MO(Magneto−Optica
ldisc)などの可搬型の記録メディアを装填してデ
ータ・アクセス可能なFDD(Floppy Disc
Drive)、CD−ROMドライブ、MOドライブ
のような外部記憶装置を備えていてもよい。
【0074】図4には、デジタル放送データ受信システ
ム10において実行される各種ソフトウェア・プログラ
ム間における階層的構成を模式的に図解している。以
下、各層のソフトウェアの機能について説明する。
【0075】最下層のハードウェア制御層は、オペレー
ティング・システム(OS)等の上位ソフトウェアに対
してハードウェアの相違を吸収する目的を持ち、各ハー
ドウェアに対する直接的な入出力動作やハードウェア割
り込みに対応した処理を実行する。
【0076】ハードウェア制御層は、例えばROM23
/35に恒久的に格納されたBIOS(Basic I
nput/Output System)、あるいは、
HDD28/62にインストールされた「デバイス・ド
ライバ」という形態で受信システム10に提供される。
【0077】オペレーティング・システム(OS)は、
受信システム10内のハードウェア及びソフトウェアを
総合的に管理するための基本ソフトウェアのことであ
る。OSは、HDD28/62上のファイルの記録を管
理する「ファイル・マネージャ」や、メモリ空間を管理
する「メモリ・マネージャ」、システム・リソースの割
り振りを管理する「リソース・マネージャ」、タスク実
行を管理する「スケジューラ」、ディスプレイ上のウィ
ンドウ表示を制御する「ウィンドウ・システム」などの
サブシステムを含んでいる。
【0078】システム・サービスは、アプリケーション
などの上位プログラムがOSに対して各機能を呼び出す
(コールする)ための関数の集まりであり、API(A
pplication Programming In
terface)やラン・タイム・ライブラリがこれに
相当する。システム・サービスの存在により、アプリケ
ーションは各ハードウェアを直接操作する必要がなくな
り、ハードウェア操作の統一性が担保される。
【0079】XMLアプリケーションは、XMLコンテ
ンツに相当し、XMLという任意の定義付けが可能なタ
グ付のマークアップ言語で記述されたXML文書であ
る。各XML文書には、文書型定義のためのDTD文書
と、表示形式を規定するXSL(スタイル・シート)文
書が付随する。
【0080】XMLパーサは、XMLパーサは、DTD
文書を用いてXML文書を解析するソフトウェア・プロ
グラムであり、解析結果としての文書オブジェクトをX
SLプロセッサに渡す。この文書オブジェクトは、元の
XML文書中のタグに従って木構造が形成された構造化
文書である。
【0081】XSLプロセッサは、XSL文書の記述に
従った表現形式に文書オブジェクトを変換するソフトウ
ェア・プログラムである。XSLプロセッサで変換処理
された文書は、XMLブラウザでブラウジングすること
が可能である。また、別のXSL文書を使用することに
より、他のブラウザ(例えば、HTMLブラウザや、そ
れ以外のカスタム・ブラウザ)でブラウジング可能な文
書に変換することも可能である。
【0082】次に、衛星データ受信システム10におけ
るXML文書の受信処理手順について説明する。
【0083】デジタル衛星放送システムでは、図5に示
すように、まず、放送局1から放送衛星5に対してコン
テンツが送信され、衛星5から受信局10に向かって転
送される。
【0084】放送のコンテンツは、XML形式で記述さ
れた文書本体(但し、DTD文書を含んでもよい)と、
XSL形式で記述されたスタイル・シートからなる。X
ML文書本体には、どのように表示されるかを指定する
スタイル情報以外の情報が包含されている(例えば、テ
キストと、これに利用される画像オブジェクトなどのマ
ルチメディア・コンテンツなど)。
【0085】衛星放送のように一方向性の送信環境で
は、標準的なXML言語で記述されたコンテンツは、使
用するスタイル・シートを限定しない限り、XML文書
とスタイル・シートが同梱された形態で送信される。
【0086】受信システム10側では、受信データのう
ち必要なものは、HDD29/62のような大容量記憶
装置に一旦蓄積される。受信データが、XMLなどのマ
ークアップ言語形式の文書である場合、受信システム1
0内で処理され、TVなどの表示装置18/68に画面
出力される。
【0087】また、本実施例では、放送衛星5を介して
送信されるコンテンツは、XML文書とXSL文書が同
梱されたもの以外に、XML文書本体のみ、XSL文書
のみというケースも想定している。また、XSL文書
は、放送以外による配信・配布の形態、例えばインター
ネットのようなネットワーク経由でのファイル・ダウン
ロードや、FDやCD−ROMなどの可搬型記憶媒体に
担持されて供給を受けることができる。
【0088】本実施例に係る受信システム10は、供給
されたXML文書とXSL文書を分離して蓄積する。す
なわち、これら供給された文書・ファイルを蓄積するH
DD29/62には、XML文書(但し、DTD文書を
含んでもよい)のみを保存・管理する文書本体保存部8
0と、スタイル・シートとしてのXSL文書のみを保存
・管理するスタイル・シート保存部90が設けられてい
る。
【0089】前述したように、スタイル・シートの高機
能化・高付加価値化が進み、スタイル・シートすなわち
XSL文書自体が、文書本体と同様に著作物性を具備す
るようになってきている。したがって、スタイル・シー
トの無断使用や不正利用を排除するためには、スタイル
・シート保存部90はセキュリティ管理された記憶領域
であることが好ましい。
【0090】本実施例では、スタイル使用権鍵を導入す
ることで、スタイル・シートすなわちXSL文書の使用
を制限するようにしているが、この点は後に詳解する。
【0091】次に、受信システム10におけるスタイル
・シートの利用手順について、図6を参照しながら説明
する。
【0092】上述したように、受信システム10は、文
書本体すなわちXML文書と同梱で、あるいは文書本体
とは分離して、スタイル・シートを獲得することができ
る。文書本体は、必ずしもXML文書には限定されず、
SGML(StandardGeneralized
Markup Language)やHTMLなど他の
マークアップ言語形式であってもよい。XML文書が、
例えばTV放送などに適用され、他のマルチメディア・
コンテンツと共に動作してコンテンツのプレゼンテーシ
ョンを行う場合には、マルチメディア・コンテンツも文
書本体に含むものとする。また、スタイル・シートはX
SL形式で記述された、XML文書本体の表現形式を規
定した文書である。
【0093】文書本体は、XML文書の他にDTD文書
を含んでいてもよい。文書本体は、XMLパーサと呼ば
れる構文解析プログラムでパーシング処理される。そし
て、パーシングされた文書オブジェクトは、スタイル・
シートすなわちXSL文書と一緒にXSLプロセッサに
渡される。
【0094】XSLプロセッサは、XSL文書の記述に
従って、文書オブジェクトを描画処理可能なデータ形式
に変換して、スタイルに応じた文書を生成する。例えば
同一の文書本体に適用するスタイル・シートを換えるこ
とで、HTML(HyperText Markup
Language)文書、カスタムA社文書、カスタム
B社文書、番組紹介文書、マルチメディア・コンテンツ
など、様々な描画可能形式の文書が作成される。
【0095】HTML文書とは、米Netscape社
の”Netscape Navigator”や米Mi
crosoft社の”Internet Explor
er”などの、いわゆるHTMLブラウザを用いて描画
可能な文書である。また、カスタムA社文書やカスタム
B社文書は、A社及びB社の各々が提供するカスタム・
ブラウザで描画可能な形式の文書であると理解された
い。
【0096】また、XSLプロセッサによる文書変換処
理によれば、上記以外に、各番組に対応した番組紹介用
の文書に変換して表示することが可能である。
【0097】図7には、元の番組情報が同じであって
も、スタイル・シートに応じて表示形態が大きく相違す
る例を図解している。同図に示す例では、番組A及び番
組Bの紹介情報はそれぞれ同一な形式であるとする。こ
のような場合、各々についての元の文書に適用するスタ
イル・シートを変えて、異なる処理を行うことで、各番
組における紹介方法を異ならせることができる。
【0098】図7に示した表示は、TVなどの表示装置
に対して行われるものである。但し、本発明を実現する
上で、表示装置は特に限定されない。すなわち、スタイ
ルの指定において、表示対象をテレビや携帯端末に指定
することができる。また、各々の装置が持つ表示機能に
合わせてスタイルを選択することで、より効果的な表示
を実現することができる。
【0099】放送で実現されている電子番組ガイド(E
PG)は、各番組毎に専用の番組情報を送信するように
なっている。また、その送信方法としては、専用の送信
チャンネルを使用する方法や、テレビ放送におけるVブ
ランクを使用する方法などがある。このため、従来は、
番組情報の形式は放送サービスの開始時に決定され、そ
の表示方法も受信機によって固定的であった。
【0100】これに対し、本実施例に従ってスタイル・
シートを利用すると、今までは固定的であった番組情報
の表示を柔軟に変更することが可能となる。また、スタ
イル・シートは、放送する番組情報に対応させて随時更
新することができるので、番組情報そのものを簡単に変
更することができる。また、番組毎、サービス提供者毎
に番組ガイドの定義を変更することも可能である。
【0101】図5を用いて説明したように、本実施例に
係る受信システム10は、スタイル・シート保存部90
を装備している。したがって、受信システム10は、放
送コンテンツを描画可能形式に変換するためのスタイル
・シートを、XML文書本体とは分離して利用すること
ができる。
【0102】さらに、単一のスタイル・シートを複数の
XML文書間で共用したり、あるいは、複数のスタイル
・シートを複数のXML文書間で共用することも可能で
ある。
【0103】本発明によれば、放送コンテンツすなわち
XML文書本体にスタイル・シートを添付せずに済む。
その反面、各XML文書に対して適用すべきスタイル・
シートを識別する情報が必要となってくる。
【0104】そこで、本実施例では、各スタイル・シー
トに固有の識別子(スタイルID)を定義してスタイル
・シートに付加することとした。このスタイルIDによ
って、スタイル・シート保存部90に格納されたスタイ
ル・シートを好適に管理することができる(例えば、ス
タイルIDを指定するだけで、所望のスタイル・シート
を容易に取り出すことができる)。
【0105】また、放送コンテンツすなわちXML文書
本体側でも、コンテンツIDを定義する必要がある。ス
タイルIDやコンテンツIDは、世界規模で一元管理さ
れていることが好ましい。このような場合、コンテンツ
IDとスタイルIDの組み合わせを示すだけで、表示対
象となるコンテンツ本体とその表示形態の両方を指定す
ることができる。
【0106】図8には、本実施例に係るXML文書のソ
ース・コードを例示している。
【0107】CONTENTSタグでは、コンテンツの
名前、コンテンツの作者、コンテンツの配信者、コンテ
ンツの発行された日、コンテンツのIDが指定される。
【0108】コンテンツIDは、例えば、IDを一元管
理する団体にコンテンツを登録したときのIDである。
コンテンツIDは、例えば書籍の管理に使用されるIS
BN(International Standard
Book Number)のように、世界規模で一元
管理され、一意に識別できることが好ましい。
【0109】STYLESWITCHタグでは、デフォ
ルトで使用するスタイルシートのIDを設定するための
属性が含まれている。また、該タグの内部に発生するU
SESTYLEタグ内には、使用可能なスタイルシート
IDが列挙される。
【0110】USESTYLEタグ中で複数のスタイル
シートIDが列挙されていることは、ユーザはその中か
ら任意のスタイルシートを選択可能であることを意味す
る。例えば、受信システム10が、GUI(Graph
ical User Interface)環境を提供
する汎用コンピュータ・システム30で構成されている
ような場合(図3を参照のこと)、放送コンテンツを受
信システム10に導入した時点で、各スタイルシートが
ボタン化されて表示されたダイアログ・ボックス(図9
を参照のこと)を開いて、ユーザが所望のスタイル・シ
ートを選択することを促すようにしてもよい。
【0111】また、USESTYLEタグ中には、使用
するスタイル・シートのIDとその使用が許可されてい
ることを示す「使用権鍵」が含まれている。
【0112】既に述べたように、スタイルシートIDと
コンテンツIDはともに、一元管理する団体における登
録により一意のIDが割り当てられることが好ましい。
これらのIDは、XSLプロセッサにおける文書変換処
理の際に、外部記憶装置29/62からの文書取り出
し、スタイルの使用、正当な使用者か否かの確認などに
利用される。
【0113】次に、本実施例に従った放送コンテンツの
利用態様について詳解する。但し、送信者としての放送
局1は、まず番組Aを紹介するための番組紹介情報を記
述するものとする。この情報のことを、以下では「番組
A紹介XML文書」と呼ぶことにする。番組A紹介XM
L文書は、XML形式で記述され、且つ、番組A専用の
番組紹介スタイル・シートを持つものとする。そして、
コンテンツ送信時に、専用スタイル・シートが指定され
るものとする。(但し、本発明を実現する上で、番組紹
介用の文書は、XML形式である必要は必ずしもない。
例えば、SGMLやHTMLなど他のマークアップ言語
形式であってもよい。また、XMLで記述された文書
が、マルチメディア・コンテンツも文書本体に含んで、
他のマルチメディア・コンテンツと共に動作してコンテ
ンツのプレゼンテーションを行ってもよい。)
【0114】図10には、放送コンテンツ作成者(例え
ば、放送局1)において行われるコンテンツの作成処理
の手順を模式的に図解している。以下、図10を参照し
ながら説明する。
【0115】放送局1は、XMLエディタ(仮称)を用
いて、番組Aを紹介するためのXML文書本体を作成す
る。
【0116】また、放送局1は、番組A専用のスタイル
・シート「放送局1番組紹介スタイル」(仮称)を予め
用意しており、XMLエディタによる文書作成時には、
このスタイル・シートを参照しながら番組Aの紹介情報
を作成する。
【0117】この作業の結果、作成された番組A紹介X
ML文書には、使用する放送局1番組紹介スタイルのス
タイルID、又は、番組A紹介XML文書を識別するコ
ンテンツIDのうち少なくとも一方が含まれている。ス
タイルIDやコンテンツIDは、それぞれ所定団体によ
って一元管理されているものとする。
【0118】次いで、作成した番組A紹介XML文書
を、スタイル使用権鍵作成処理モジュールに渡す。
【0119】この作成処理モジュールにおいて作成され
るスタイル使用権鍵は、キーとしては半分だけ有効なも
のとして生成する。これによって、不正にスタイルを使
用させないようにしている(但し、スタイル使用権鍵の
生成処理の詳細は後述する)。この作成処理モジュール
を実行することで、スタイル使用権鍵が付加された番組
A紹介XML文書が作成される。
【0120】図11には、スタイル使用権鍵を生成し利
用する手順を模式的に図解している。以下、図11を参
照しながら説明する。
【0121】コンテンツ送信時に、文書全体をキー発行
モジュールに渡す。
【0122】キー発行モジュール内では、文書本体の中
からコンテンツIDとスタイルIDを取り出す。そし
て、これらのIDを基にキー発行処理を行い、スタイル
使用権鍵を生成する。但し、生成されたキーすなわちス
タイル使用権鍵は、この時点では未だ完全には有効化さ
れていない。これは、放送コンテンツが利用者(一般家
庭など)に受信された時点では無効で、さらにコンテン
ツの購入手続き後に有効化するためである。
【0123】生成されたスタイル使用権鍵は、送信対象
となる番組A紹介文書本体に添付される。より具体的に
は、スタイル使用権鍵は、該文書本体のUSESTYL
EタグのrightKEY属性に埋め込まれる。
【0124】以上の処理を経て生成されたXML文書本
体が放送局1から放送衛星5に向けて送信され、さら
に、放送衛星5から各受信局すなわち受信システム10
に向けて放送される。
【0125】次いで、受信局10側においてスタイル・
シートを利用する手順について、図12を参照しながら
説明する。
【0126】受信局10側には、放送局1番組紹介スタ
イル・シートが予めHDD29/62に蓄積されている
ものとする。スタイル・シートの獲得は、例えば放送コ
ンテンツに同梱して逐次受信することも可能であるが、
深夜などコンテンツ自体の本放送以外の時間帯を利用し
て自動的に受信するようにしてもよい。あるいは、FD
やCD−ROMなどの可搬型メディアを媒介して配給を
受けてもよい。あるいは、インタネットのような広域的
ネットワーク経由でダウンロードしてもよい。
【0127】受信局10は、放送局1から番組A紹介X
ML文書を受信すると、その番組購入を決定する。この
購入決定に応答して、番組A紹介XML文書内のスタイ
ル使用権鍵が有効化され、予め蓄積しておいたスタイル
・シート(すなわち放送局1番組紹介スタイルシート)
の利用が許可される。
【0128】この有効化されたスタイル使用権鍵を基に
してスタイル・シートを獲得し、番組A紹介XML文書
をXSLプロセッサに投入して、該XML文書を描画可
能形式に変換する。この結果、スタイル・シートの記述
に従った表示がディスプレイ18/68画面上に提供さ
れる。
【0129】次いで、スタイル使用権鍵を用いてスタイ
ル・シートを獲得する手順について、図13及び図14
を参照しながら説明する。該処理手順は、受信システム
10ないで行われる。
【0130】番組A紹介XML文書は、有効化されたス
タイル使用権鍵とともに、スタイル管理モジュールに投
入される。
【0131】スタイル管理モジュール内では、まず、該
XML文書中のCONTENTSタグ及びUSESTY
LEタグから、コンテンツIDとスタイルIDの各々を
取り出す(ステップS11)。さらに、取り出したコン
テンツIDを基に、スタイル使用権鍵からスタイルI
D’を取り出す(ステップS12)。
【0132】次いで、ステップS13において、スタイ
ル使用権鍵から取り出されたスタイルID’が、XML
文書中で指定されているスタイルIDと一致するか否か
を判断する。
【0133】もし、スタイルIDどうしが一致せず、認
証に失敗したならば、正規のスタイルシートを獲得する
代わりに、空のスタイル・シートを生成する(ステップ
S14)。この結果、受信システム10のユーザは、高
機能且つ高付加価値を持つ放送局1番組紹介スタイルシ
ートの利益を享受することができない。
【0134】他方、スタイルIDが一致し、認証に成功
したならば、このスタイルIDを基に、受信システム1
0がHDD29/62に予め蓄積しておいた番組紹介ス
タイル・シートを取得する(ステップS15)。そし
て、要求元であるスタイル管理モジュールに対してこの
スタイル・シートを返す(ステップS16)。
【0135】獲得されたスタイル・シートは、番組A紹
介XML文書とともにXSLプロセッサに投じられて、
文書変換処理が行われる。図15には、XSLプロセッ
サにおける文書処理の手順を模式的に図解している。以
下、この図を参照しながら説明する。
【0136】XSLプロセッサは、XML文書本体(但
し、XMLパーサによる構文解析済み)と、番組A紹介
スタイル・シートとを併せて、文書処理を実行して、表
示可能形式の番組A紹介データを生成する。生成された
番組A紹介データは、番組表示処理モジュールに渡され
る。
【0137】スタイル・シートがHTMLブラウザを表
示対象としていれば、生成される番組A紹介データはH
TML形式の文書となる。また、表示対象がプリンタで
あれば、生成される文書は、指定されたプリンタで出力
処理可能な形式のデータとなる。
【0138】図16には、番組表示処理モジュールにお
ける表示処理の手順を模式的に図解している。以下、こ
の図を参照しながら説明する。
【0139】表示可能形式に変換された番組A紹介デー
タは、番組表示処理モジュールに渡される。
【0140】本実施例では、番組表示を行なうためのブ
ラウザがあり、生成されたデータは、このブラウザによ
って具体的に処理される。すなわち、ブラウザは、表示
可能形式の番組A紹介データを処理して、TVなどの映
像・音声出力部18/68に対するデバイス・ドライバ
に描画処理を委ねる。
【0141】デバイス・ドライバによる表示出力処理の
結果、受信システム10のユーザは、画面を介して番組
Aの紹介情報を見ることができる。
【0142】なお、表示対象として、TVではなくプリ
ンタが指定されている場合には、プリンタ・ドライバに
処理を委ねて、印刷出力のためのプリンタ・コマンドの
制御などを行う。
【0143】[追補]以上、特定の実施例を参照しなが
ら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や
代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示とい
う形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈
されるべきではない。本発明の要旨を判断するために
は、冒頭に記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきで
ある。
【0144】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
コンピュータ言語形式の文書の表現形式等を木規定する
スタイル・シートを好適に管理することができる、優れ
たスタイル・シート管理技術を提供することができる。
コンピュータ言語は、例えば、任意に定義可能なタグを
使用するマークアップ言語(例えば、XML(eXte
nsible Markup Language))形
式で記述される。
【0145】また、本発明によれば、XML文書の表現
形式等を規定するためのスタイル・シート(例えば、X
SL(eXtensible Stylesheet
Language)データ)を好適に管理することがで
きる、優れたスタイル・シート管理技術を提供すること
ができる。
【0146】また、本発明によれば、XML文書の表現
形式等を規定するためのスタイル・シート(例えば、X
SL(eXtensible Stylesheet
Language)データ)に対する無断の使用を好適
に排除することができる、優れたスタイル・シートのプ
ロテクション技術を提供することができる。
【0147】本発明に係る受信システムによれば、配信
されるデジタル・データ本体としてのXML文書とは分
離してスタイル・シートを蓄積し管理することができる
ので、スタイル・シートを好適に再利用することができ
る。この結果、スタイル・シートをデジタル・データ本
体に逐一付加して送信する必要がなく、送信データのサ
イズを削減することができる。特に、電子番組ガイド
(EPG)や広告など、定型的な表示を行う場合には逐
次表示データを送信する必要がなくなるので、狭い送信
バンド幅しか使用できない場合には有利である。また、
スタイル・シートが高機能化し肥大化した場合には、通
信負荷軽減の効果が絶大である。スタイル・シートのみ
の再利用環境を実現することもできる。
【0148】また、本発明に係る受信システム10によ
れば、各スタイル・シートをIDにより一元的に管理す
ることができる。また、鍵データすなわちスタイル使用
権鍵を付加することによりスタイル・シートを好適に使
用制御することができる。すなわち、不正利用から保護
することができるので、スタイル・シートを著作物とし
て管理することが可能となる。また、さらに相手を特定
し若しくは認証する手段を備えることにより、購入手続
きによる有効化などスタイル・シートの限定的な利用も
可能となる。
【0149】スタイル・シートの未使用状態では、その
使用権鍵は暗号化されているので、使用権限を持たない
ユーザによる無断の利用を排除することができる。ま
た、セット・トップ・ボックス(STB)のような受信
装置内に、スタイル・シートを安全に蓄積することがで
きる。
【0150】上述した実施例では、コンテンツIDやス
タイルIDは、所定の団体によって世界規模で一元管理
する点について言及した。このような方式以外に、コン
テンツ自体若しくはスタイル自体に基づいて生成された
一意なIDを用いて暗号化することも可能である。この
場合、IDを真似てデコード処理を誤魔化すといった不
正利用を完全に排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に供される衛星デジタル放送シス
テム100の概略構成を示した図である。
【図2】受信局10(すなわち一般家庭)における受信
システムの一例10−Aのハードウェア構成を模式的に
示した図であり、より具体的には、STB(セット・ト
ップ・ボックス)と呼ばれる形態で実装された受信シス
テム10−Aの構成を示した図である。
【図3】他の例に係る受信システム10−Bのハードウ
ェア構成を模式的に示した図であり、より具体的には、
汎用コンピュータ・システムに衛星デジタル放送用のチ
ューナ・カードを装備するという形態で実装された受信
システム10−Bのハードウェア構成を示した図であ
る。
【図4】デジタル放送データ受信システム10において
実行される各種のソフトウェア・プログラムにおける階
層的構成を模式的に図解している。
【図5】放送コンテンツが放送局1から衛星5を介して
受信局10に転送される様子を模式的に示した図であ
る。
【図6】受信システム10におけるスタイル・シートの
利用手順を模式的に示した図である。
【図7】元の番組情報が同じであっても、スタイル・シ
ートに応じて表示形態が大きく異なる例を図解したもの
である。
【図8】XML文書のソース・コードを示した図であ
る。
【図9】ユーザが所望のスタイル・シートを選択するた
めのダイアログ・ボックスを表した図である。
【図10】放送コンテンツ作成者(例えば、放送局1)
において行われるコンテンツの作成処理の手順を模式的
に示した図である。
【図11】スタイル使用権鍵を生成し利用する手順を模
式的に示した図である。
【図12】受信局10側においてスタイル・シートを利
用する手順を模式的に示した図である。
【図13】受信局10側で行われる、スタイル使用権鍵
を用いてスタイル・シートを獲得する手順を模式的に示
した図である。
【図14】受信局10側で行われる、スタイル使用権鍵
を用いてスタイル・シートを獲得する手順を示したフロ
ーチャートである。
【図15】XSLプロセッサにおける文書処理の手順を
模式的に示した図である。
【図16】番組表示処理モジュールにおける表示処理の
手順を模式的に示した図である。
【図17】XMLコンテンツを処理する手順を概略的に
示した図である。
【符号の説明】
10…デジタル放送データ受信システム 11…チューナ,12…TSデコーダ 13…AVデコーダ,12A,13A…RAM 15…バス,16…OSD表示コントローラ 17…ユーザ・インターフェース制御部 18,68…映像・音声出力部,19…ミキサ 21/31…CPU,22/34…RAM 23/35…ROM 24/36…シリアル入出力コントローラ 25/37…高速モデム 26/38…IEEE1394インターフェース 27/39…ビデオ・カメラ 28/61…ハード・ディスク・インターフェース 29/62…ハード・ディスク・ドライブ 63…キーボード/マウス・コントローラ 64…キーボード,65…マウス 66…ビデオ・コントローラ,67…VRAM 80…文書本体保存部,90…スタイル・シート保存部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B017 AA07 BA05 BA07 BB02 CA07 CA08 CA09 CA11 CA15 CA16 5B082 AA11 AA13 CA07 EA12 GA01 GA02 GC03 GC04 GC05 HA08 5B089 JA08 JB02 JB23 KA04 KA13 KA17 KB13 KC58 5K030 GA15 HA05 HB16 HB19 LA02 LD20 LE12

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータ言語で記述されたデータを配
    信するデータ配信方法であって、 コンピュータ言語形式の配信データ・コンテンツに固有
    のコンテンツ識別子を該データ・コンテンツに付加する
    ステップと、 該配信データ・コンテンツの表現形式を規定するスタイ
    ル・シートに固有のスタイル識別子を該配信データ・コ
    ンテンツに付加するステップと、 該配信データ・コンテンツを配信するステップと、を具
    備することを特徴とするデータ配信方法。
  2. 【請求項2】さらに、該配信データ・コンテンツに、未
    有効化されたスタイル使用権鍵を作成して該配信データ
    ・コンテンツに付加するステップを含むことを特徴とす
    る請求項1に記載のデータ配信方法。
  3. 【請求項3】スタイル使用権鍵は、コンテンツ識別子と
    スタイル識別子を連結して生成されることを特徴とする
    請求項2に記載のデータ配信方法。
  4. 【請求項4】前記の配信データ・コンテンツを配信する
    ステップは、該配信データ・コンテンツに付加されたス
    タイル識別子に該当するスタイル・シートの配信を必ず
    しも伴なわないことを特徴とする請求項1に記載のデー
    タ配信方法。
  5. 【請求項5】コンピュータ言語で記述されたデータを配
    信するデータ配信装置であって、 コンピュータ言語形式の配信データ・コンテンツに固有
    のコンテンツ識別子を該データ・コンテンツに付加する
    手段と、 該配信データ・コンテンツの表現形式を規定するスタイ
    ル・シートに固有のスタイル識別子を該配信データ・コ
    ンテンツに付加する手段と、 該配信データ・コンテンツを配信する手段と、 を具備することを特徴とするデータ配信装置。
  6. 【請求項6】さらに、該配信データ・コンテンツに、未
    有効化されたスタイル使用権鍵を作成して該配信データ
    ・コンテンツに付加する手段を含むことを特徴とする請
    求項5に記載のデータ配信装置。
  7. 【請求項7】スタイル使用権鍵は、コンテンツ識別子と
    スタイル識別子を連結して生成されることを特徴とする
    請求項6に記載のデータ配信装置。
  8. 【請求項8】前記の配信データ・コンテンツを配信する
    手段は、該配信データ・コンテンツに付加されたスタイ
    ル識別子に該当するスタイル・シートの配信を必ずしも
    伴なわないことを特徴とする請求項5に記載のデータ配
    信装置。
  9. 【請求項9】コンピュータ言語で記述されたデータを受
    信するデータ受信方法であって、 コンピュータ言語形式の配信データ・コンテンツを、該
    配信データ・コンテンツの表現形式を規定したスタイル
    ・シートに固有のスタイル識別子が添付された形式で受
    信することを特徴とするデータ受信方法。
  10. 【請求項10】受信する配信データ・コンテンツはスタ
    イル識別子を以って生成された未有効化スタイル使用権
    鍵を有し、 さらに、購入手続きに従ってスタイル使用権鍵を有効化
    するステップを含むことを特徴とする請求項9に記載の
    データ受信方法。
  11. 【請求項11】さらに、有効化されたスタイル使用権鍵
    を用いた認証を行うステップと、 該認証に成功したことに応答してスタイル・シートの適
    用を認めるステップと、を含むことを特徴とする請求項
    10に記載のデータ受信方法。
  12. 【請求項12】コンピュータ言語で記述されたデータを
    受信するデータ受信装置であって、 コンピュータ言語形式の配信データ・コンテンツを、該
    配信データ・コンテンツの表現形式を規定したスタイル
    ・シートに固有のスタイル識別子が添付された形式で受
    信することを特徴とするデータ受信装置。
  13. 【請求項13】受信する配信データ・コンテンツはスタ
    イル識別子を以って生成された未有効化スタイル使用権
    鍵を有し、 さらに、購入手続きに従ってスタイル使用権鍵を有効化
    する手段を含むことを特徴とする請求項12に記載のデ
    ータ受信装置。
  14. 【請求項14】さらに、有効化されたスタイル使用権鍵
    を用いた認証を行う手段と、 該認証に成功したことに応答してスタイル・シートの適
    用を認める手段と、を含むことを特徴とする請求項13
    に記載のデータ受信装置。
  15. 【請求項15】コンピュータ言語で記述されたデータを
    配信するデータ受信装置であって、 受信データのうちコンピュータ言語形式のデータ・コン
    テンツを格納する第1の保存部と、 データ・コンテンツの表現形式を規定するスタイル・シ
    ートを、データ・コンテンツとは独立して格納する第2
    の保存部と、を含むことを特徴とするデータ受信装置。
  16. 【請求項16】前記第2の保存部は、各スタイル・シー
    トが固有に持つスタイル識別子によって管理することを
    特徴とする請求項15に記載のデータ受信装置。
  17. 【請求項17】任意に定義可能なタグを使用するマーク
    アップ言語形式のデータを配信するデータ配信方法であ
    って、 マークアップ言語形式の配信データ・コンテンツに固有
    のコンテンツ識別子を該データ・コンテンツに付加する
    ステップと、 該配信データ・コンテンツの表現形式を規定するスタイ
    ル・シートに固有のスタイル識別子を該配信データ・コ
    ンテンツに付加するステップと、 該配信データ・コンテンツを配信するステップと、を具
    備することを特徴とするデータ配信方法。
  18. 【請求項18】さらに、該配信データ・コンテンツに、
    未有効化されたスタイル使用権鍵を作成して該配信デー
    タ・コンテンツに付加するステップを含むことを特徴と
    する請求項17に記載のデータ配信方法。
  19. 【請求項19】スタイル使用権鍵は、コンテンツ識別子
    とスタイル識別子を連結して生成されることを特徴とす
    る請求項18に記載のデータ配信方法。
  20. 【請求項20】前記の配信データ・コンテンツを配信す
    るステップは、該配信データ・コンテンツに付加された
    スタイル識別子に該当するスタイル・シートの配信を必
    ずしも伴なわないことを特徴とする請求項17に記載の
    データ配信方法。
  21. 【請求項21】任意に定義可能なタグを使用するマーク
    アップ言語形式のデータを配信するデータ配信装置であ
    って、 マークアップ言語形式の配信データ・コンテンツに固有
    のコンテンツ識別子を該データ・コンテンツに付加する
    手段と、 該配信データ・コンテンツの表現形式を規定するスタイ
    ル・シートに固有のスタイル識別子を該配信データ・コ
    ンテンツに付加する手段と、 該配信データ・コンテンツを配信する手段と、を具備す
    ることを特徴とするデータ配信装置。
  22. 【請求項22】さらに、該配信データ・コンテンツに、
    未有効化されたスタイル使用権鍵を作成して該配信デー
    タ・コンテンツに付加する手段を含むことを特徴とする
    請求項21に記載のデータ配信装置。
  23. 【請求項23】スタイル使用権鍵は、コンテンツ識別子
    とスタイル識別子を連結して生成されることを特徴とす
    る請求項22に記載のデータ配信装置。
  24. 【請求項24】前記の配信データ・コンテンツを配信す
    る手段は、該配信データ・コンテンツに付加されたスタ
    イル識別子に該当するスタイル・シートの配信を必ずし
    も伴なわないことを特徴とする請求項21に記載のデー
    タ配信装置。
  25. 【請求項25】任意に定義可能なタグを使用するマーク
    アップ言語形式のデータを受信するデータ受信方法であ
    って、 マークアップ言語形式の配信データ・コンテンツを、該
    配信データ・コンテンツの表現形式を規定したスタイル
    ・シートに固有のスタイル識別子が添付された形式で受
    信することを特徴とするデータ受信方法。
  26. 【請求項26】受信する配信データ・コンテンツはスタ
    イル識別子を以って生成された未有効化スタイル使用権
    鍵を有し、 さらに、購入手続きに従ってスタイル使用権鍵を有効化
    するステップを含むことを特徴とする請求項25に記載
    のデータ受信方法。
  27. 【請求項27】さらに、有効化されたスタイル使用権鍵
    を用いた認証を行うステップと、 該認証に成功したことに応答してスタイル・シートの適
    用を認めるステップと、を含むことを特徴とする請求項
    26に記載のデータ受信方法。
  28. 【請求項28】任意に定義可能なタグを使用するマーク
    アップ言語形式のデータを受信するデータ受信装置であ
    って、 マークアップ言語形式の配信データ・コンテンツを、該
    配信データ・コンテンツの表現形式を規定したスタイル
    ・シートに固有のスタイル識別子が添付された形式で受
    信することを特徴とするデータ受信装置。
  29. 【請求項29】受信する配信データ・コンテンツはスタ
    イル識別子を以って生成された未有効化スタイル使用権
    鍵を有し、 さらに、購入手続きに従ってスタイル使用権鍵を有効化
    する手段を含むことを特徴とする請求項28に記載のデ
    ータ受信装置。
  30. 【請求項30】さらに、有効化されたスタイル使用権鍵
    を用いた認証を行う手段と、 該認証に成功したことに応答してスタイル・シートの適
    用を認める手段と、を含むことを特徴とする請求項29
    に記載のデータ受信装置。
  31. 【請求項31】任意に定義可能なタグを使用するマーク
    アップ言語形式のデータを配信するデータ受信装置であ
    って、 受信データのうちマークアップ言語形式のデータ・コン
    テンツを格納する第1の保存部と、 データ・コンテンツの表現形式を規定するスタイル・シ
    ートを、データ・コンテンツとは独立して格納する第2
    の保存部と、を含むことを特徴とするデータ受信装置。
  32. 【請求項32】前記第2の保存部は、各スタイル・シー
    トが固有に持つスタイル識別子によって管理することを
    特徴とする請求項31に記載のデータ受信装置。
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