JP2001001334A - コンクリート混練ドラムミキサ - Google Patents

コンクリート混練ドラムミキサ

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JP2001001334A JP11177389A JP17738999A JP2001001334A JP 2001001334 A JP2001001334 A JP 2001001334A JP 11177389 A JP11177389 A JP 11177389A JP 17738999 A JP17738999 A JP 17738999A JP 2001001334 A JP2001001334 A JP 2001001334A
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  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリート混練ドラムミキサにおいて、ミ
キサの出口付近や入口側での骨材の溜まりを無くした
り、撹拌用の羽根と羽根との間にコンクリートが付着す
るのを防ぐことにより、撹拌機能を高めて所望の混練時
間を確保できるようにする。 【解決手段】 ドラム4の軸線L方向に沿って複数段の
撹拌羽根11,12,…を設けるとともに、一の段の撹
拌羽根11と隣の段の撹拌羽根12の位置を、ドラム4
の円周方向において異ならせる。撹拌羽根11,12,
…は、ドラム4の回転により掬われた材料が入口5側に
戻されるような角度または形状によるものである。ドラ
ム4内周面の入口5側に、撹拌羽根11への材料の急激
な流れを抑えながら材料の滞留を防止するスパイラル形
状のスパイラル羽根7,8,…を設ける。ドラム4の円
周方向ほぼ等間隔に3枚の撹拌羽根11,12,…を設
けている。ドラム4内周面に対し撹拌羽根11,12,
…を、ドラム4の回転方向Rに向かって鋭角なほぼ50
°の角度で設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート混練
ドラムミキサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ダム建設において、川の流れを堰き止め
て迂回させる仮締切堤工事で「CSG工法」が採用され
る。ここで、CSGとは、Cemented Sand and Grave
l(砂、礫をセメントで固める) の略で、河床砂礫や掘削
材等の現地発生骨材にセメントを混合してコンクリート
を製造することを言う。そして、CSG工法は、現地発
生骨材にセメントを混合したコンクリートを敷き均し・
転圧することによって構造物を築造していく工法であ
る。このようなCSG工法によれば、骨材製造設備が
不要であり、骨材製造の際の濁水が発生しない、現地
発生材(河床砂礫や掘削土砂)が骨材として有効利用で
きる、広いスペースで連続的な施工が可能であり、安
全性が増すといった特長が得られる。
【0003】ところで、現地発生骨材にセメントを混合
してコンクリートを混練するために傾胴式のドラムミキ
サが用いられる。そして、従来は、ドラムの内周面に対
し直角に撹拌羽根を円周方向に多数(例えば、8枚等)
設けたコンクリート混練ドラムミキサを使用していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のコンク
リート混練ドラムミキサでは、投入した骨材のうち、
大きな骨材がミキサ出口付近に溜まり、均一に混練りで
きない、細かい骨材がミキサ入口側で溜まり、均一に
混練りできない、目標の混練り時間(例えば、70〜
90sec 等)が確保できない、ドラム内の撹拌用の羽
根と羽根との間にコンクリートが付着し、撹拌羽根の機
能を果たさなくなる、撹拌羽根がドラム内周面に対し
直角に取り付けられているため、材料分離を起こしてし
まうといった問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、ミキサの出口付
近や入口側での骨材の溜まりを無くしたり、撹拌用の羽
根と羽根との間にコンクリートが付着するのを防ぐこと
により、撹拌機能を高めて所望の混練時間を確保できる
コンクリート混練ドラムミキサを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の発明は、軸線をほぼ水平もしくは若干傾
斜させて設置されるドラムの内周面に撹拌羽根を備え、
回転駆動されるドラムの一端側の入口から投入される骨
材及びセメントを撹拌羽根により混合して、混練りされ
たコンクリートをドラムの他端側の出口から排出するコ
ンクリート混練ドラムミキサであって、例えば、図1に
示すように、ドラム4の軸線L方向に沿って複数段の撹
拌羽根11,12,…を設けるとともに、一の段の撹拌
羽根11と隣の段の撹拌羽根12の位置を、ドラム4の
円周方向において異ならせた構成、を特徴としている。
【0007】このように、請求項1記載の発明によれ
ば、ドラムの軸線方向に沿った一の段の撹拌羽根と隣の
段の撹拌羽根の位置を、ドラムの円周方向において異な
らせたコンクリート混練ドラムミキサなので、円周方向
に異なる位置関係にある一の段の撹拌羽根と隣の段の撹
拌羽根との間にコンクリートが付着しなくなり、撹拌羽
根による撹拌機能が高められる。
【0008】また、請求項2記載の発明は、軸線をほぼ
水平もしくは若干傾斜させて設置されるドラムの内周面
に撹拌羽根を備え、回転駆動されるドラムの一端側の入
口から投入される骨材及びセメントを撹拌羽根により混
合して、混練りされたコンクリートをドラムの他端側の
出口から排出するコンクリート混練ドラムミキサであっ
て、例えば、図1に示すように、ドラム4の回転により
掬われた材料が入口5側に戻されるような角度または形
状による撹拌羽根11,12,13,14,15を設け
た構成、を特徴としている。
【0009】このように、請求項2記載の発明によれ
ば、ドラムの回転により掬われた材料が入口側に戻され
るような角度または形状による撹拌羽根を設けたコンク
リート混練ドラムミキサなので、撹拌羽根により材料を
ミキサ入口側に戻して、ミキサ出口付近に大きな骨材が
溜まらなくなり、撹拌時間の確保が可能となって、撹拌
羽根による撹拌機能が高められる。
【0010】また、請求項3記載の発明は、軸線をほぼ
水平もしくは若干傾斜させて設置されるドラムの内周面
に撹拌羽根を備え、回転駆動されるドラムの一端側の入
口から投入される骨材及びセメントを撹拌羽根により混
合して、混練りされたコンクリートをドラムの他端側の
出口から排出するコンクリート混練ドラムミキサであっ
て、例えば、図1に示すように、ドラム4内周面の入口
5側に、撹拌羽根11への材料の急激な流れを抑えなが
ら材料の滞留を防止するスパイラル形状のスパイラル羽
根7,8,…を設けた構成、を特徴としている。
【0011】このように、請求項3記載の発明によれ
ば、ドラム内周面の入口側に、撹拌羽根への材料の急激
な流れを抑えながら材料の滞留を防止するスパイラル形
状のスパイラル羽根を設けたコンクリート混練ドラムミ
キサなので、スパイラル羽根により、撹拌羽根への材料
の急激な流れを抑えるとともに、ミキサ入口側での材料
の滞留を防止して、撹拌羽根による撹拌機能が高められ
る。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1、2また
は3記載のコンクリート混練ドラムミキサであって、例
えば、図3に示すように、撹拌羽根11,12,…が、
ドラム4の円周方向ほぼ等間隔に3枚設けられている構
成、を特徴としている。
【0013】このように、請求項4記載の発明によれ
ば、請求項1、2または3記載の撹拌羽根が、ドラムの
円周方向ほぼ等間隔に3枚設けられたコンクリート混練
ドラムミキサなので、円周方向ほぼ等間隔に設けた3枚
の撹拌羽根と撹拌羽根との間にコンクリートが付着せ
ず、撹拌羽根による撹拌機能がより高められる。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1、2、3
または4記載のコンクリート混練ドラムミキサであっ
て、例えば、図3に示すように、ドラム4内周面に対し
撹拌羽根11,12,…が、ドラム4の回転方向Rに向
かって鋭角なほぼ50°の角度で設けられている構成、
を特徴としている。
【0015】このように、請求項5記載の発明によれ
ば、請求項1、2、3または4記載の撹拌羽根がドラム
内周面に対し、ドラムの回転方向に向かって鋭角なほぼ
50°の角度で設けられたコンクリート混練ドラムミキ
サなので、ドラム内周面の回転方向に向かって鋭角なほ
ぼ50°の角度の撹拌羽根により掬われる材料の分離が
無く、撹拌機能が確保される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るコンクリー
ト混練ドラムミキサの実施の形態例を図1から図4に基
づいて説明する。先ず、図1は本発明を適用した一例と
してのコンクリート混練ドラムミキサの縦断側面図で、
図2はそのドラムの展開図、図3は同じくドラムの各部
を示す図である。即ち、図3(a)は図1の矢印A−A
線に沿って示した入口側の端面図、図3(b)は図1の
矢印B−B線に沿った断面図、図3(c)は図1の矢印
C−C線に沿った断面図、図3(d)は図1の矢印D−
D線に沿った断面図、図3(e)は図1の矢印E−E線
に沿った断面図、図3(f)は図1の矢印F−F線に沿
った断面図である。これらの図1から図3において、1
は投入シュート、2は排出シュート、3はコンクリート
混練ドラムミキサ、4はドラム、5は入口、6は出口、
7,8,9はスパイラル羽根、11,12,13,1
4,15は撹拌羽根、16はブラケットである。
【0017】この実施の形態例では、図示のように、仮
想線で示した投入シュート1と排出シュート2との間に
コンクリート混練ドラムミキサ3が設置されており、こ
のコンクリート混練ドラムミキサ3はダム建設現場での
現地発生骨材を用いたコンクリート混練りに使用される
ものである。このコンクリート混練ドラムミキサ3は、
直径が約1450〜1500mmで全長が約6000m
m程度の鋼管によるドラム4を図示しない駆動装置によ
り回転駆動するもので、そのドラム4の一端側の直径が
約1000mm程度の入口5に投入シュート1が接続さ
れて、ドラム4の他端側の全面的に開放された出口6に
排出シュート2が接続されている。
【0018】そして、ドラム4の内周面には、耐摩耗鋼
板が内張りされていて、入口5から約600mm程度ま
では何も設けられておらず、投入シュート1が挿入され
ているが、その奥の約1200mm程度の長さに渡って
スパイラル形状の3枚のスパイラル羽根7,8,9が設
けられている。この3枚のスパイラル羽根7,8,9
は、耐摩耗鋼板によるもので、投入シュート1から投入
される現地発生骨材の滞留防止を図るとともに、大きな
骨材の勢い止めを行うためのものである。さらに、ドラ
ム4の内周には、5段(5列)の撹拌羽根11,12,
13,14,15が設けられている。この撹拌羽根1
1,12,13,14,15は何れも耐摩耗鋼板による
ものである。
【0019】即ち、具体的には、ドラム4内周でスパイ
ラル羽根7,8,9の次の約700mm程度の長さに渡
って1段目(1列目)の撹拌羽根11が設けられてい
る。この撹拌羽根11は、図3(b)に示したように、
円周方向等間隔に120°ずつ離れて3枚設けられてい
る。このような1段目の撹拌羽根11に続いてドラム4
内周には、次の約800mm程度の長さに渡って2段目
(2列目)の撹拌羽根12が設けられている。この撹拌
羽根12は、図3(c)に示したように、円周方向等間
隔に120°ずつ離れて3枚設けられているが、1段目
の撹拌羽根11とは円周方向に位置が60°ずれた配置
となっている。以上のような2段目の撹拌羽根12に続
いてドラム4内周には、次の約800mm程度の長さに
渡って3段目(3列目)の撹拌羽根13が設けられてい
る。この撹拌羽根13は、図3(d)に示したように、
円周方向等間隔に120°ずつ離れて3枚設けられてい
るが、2段目の撹拌羽根12とは円周方向に位置が60
°ずれた配置となっている。
【0020】そして、以上のような3段目の撹拌羽根1
3に続いてドラム4内周には、次の約850mm程度の
長さに渡って4段目(4列目)の撹拌羽根14が設けら
れている。この撹拌羽根14は、図3(e)に示したよ
うに、円周方向等間隔に120°ずつ離れて3枚設けら
れているが、3段目の撹拌羽根13とは円周方向に位置
が60°ずれた配置となっている。さらに、以上のよう
な4段目の撹拌羽根14に続いてドラム4内周には、次
の約1000mm程度の長さに渡って出口6までの5段
目(5列目)の撹拌羽根15が設けられている。この撹
拌羽根15は、図3(f)に示したように、円周方向等
間隔に120°ずつ離れて3枚設けられているが、4段
目の撹拌羽根14とは円周方向に位置が60°ずれた配
置となっている。
【0021】以上において、ドラム4は、図示例では軸
線Lが平行となっているが、角度α,βで示したよう
に、−2°〜+8°の傾胴角度範囲で使用される。そし
て、合計5段(5列)の撹拌羽根11,12,13,1
4,15は、各々一対のブラケット16,16を介して
ドラム4内周に取り付けられていて、ドラム4の矢印R
方向の回転に伴って、撹拌する材料(現地発生骨材及び
セメント)を入口5側に向けて戻すようにする形状並び
に角度位置をもってドラム4に取り付けられている。な
お、ブラケット16は、高さが約100mm程度であ
る。しかも、各々の撹拌羽根11,12,13,14,
15は、図4に示したように、ドラム4の回転方向Rに
向かって鋭角な50°の角度でドラム4に取り付けられ
ている。ここで、各撹拌羽根11,12,13,14,
15は、幅が約190mm程度で厚さが約16mm程度
である。そして、スパイラル羽根7,8,9についても
同様である。
【0022】次に、以上の構成によるコンクリート混練
ドラムミキサ3による作用について説明する。なお、ド
ラム4の回転数は、5〜20rpm の間で任意に変更でき
るものであり、また、混練時間は、70〜90sec の確
保を目標としている。
【0023】(1)合計5段(5列)の撹拌羽根11,
12,13,14,15を設け、その各撹拌羽根11,
12,13,14,15を1段(1列)当たり3枚と
し、軸線L方向において千鳥状配置によりドラム4に取
り付けたため、各撹拌羽根11,12,13,14,1
5について、軸線方向の隣の段同士間や円周方向のもの
の間にコンクリートが付着するのを防止することができ
る。
【0024】(2)入口5側にスパイラル羽根7,8,
9を設けたため、1段目(1列目)の撹拌羽根11以降
への材料(現地発生骨材及びセメント)、特に、大きな
骨材の急激な流れを抑えることができ、また、入口5側
において、材料、特に、細かな骨材が滞留するのを防止
することができる。
【0025】(3)各撹拌羽根11,12,13,1
4,15を、回転方向Rに向かって鋭角な50°の角度
で、かつ、材料を入口5側に向けて戻すようにする形状
及び角度位置をもってドラム4に取り付けたため、混練
り時間を確保することができるとともに、各撹拌羽根1
1,12,13,14,15により掬われる材料の分離
を防止することができる。
【0026】以上によって、混練時間を、90sec 程度
確保することができ、しかも、良質なコンクリートが得
られるようになった。また、以上のコンクリート混練ド
ラムミキサ3によれば、大量に連続して混練することが
でき、従って、ダム建設に用いるに好適なものである。
以上において、回転数・ドラム傾斜角を変えた各種テス
ト結果から、安定した最良値として、回転数:10rpm
程度、ドラム角度:6°程度が見いだされた。
【0027】なお、以上の実施の形態例においては、ド
ラム軸線方向に5段の撹拌羽根としたが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、2段から4段の撹拌羽根や
6段以上の撹拌羽根であっても良い。また、撹拌羽根の
材質や形状等も任意であり、その他、具体的な細部構造
等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
【0028】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明に係
るコンクリート混練ドラムミキサによれば、ドラム軸線
方向に沿った一の段の撹拌羽根と隣の段の撹拌羽根の位
置を、ドラム円周方向において異ならせたため、その円
周方向に異なる位置関係にある一の段の撹拌羽根と隣の
段の撹拌羽根との間にはコンクリートが付着せず、撹拌
羽根による撹拌機能が高まり、所望の混練時間の確保に
寄与することができる。
【0029】また、請求項2記載の発明に係るコンクリ
ート混練ドラムミキサによれば、ドラムの回転により掬
われた材料が入口側に戻されるような角度または形状に
よる撹拌羽根を設けたため、その撹拌羽根により材料を
ミキサ入口側に戻して、ミキサ出口付近に大きな骨材が
溜まらず、撹拌羽根による撹拌時間を確保でき、従っ
て、撹拌機能が高まり、所望の混練時間の確保に寄与す
ることができる。
【0030】また、請求項3記載の発明に係るコンクリ
ート混練ドラムミキサによれば、ドラム内周面の入口側
に、撹拌羽根への材料の急激な流れを抑えながら材料の
滞留を防止するスパイラル形状のスパイラル羽根を設け
たため、そのスパイラル羽根により、撹拌羽根への材料
の急激な流れを抑えるとともに、ミキサ入口側での材料
の滞留を防止できて、撹拌羽根による撹拌機能が高ま
り、所望の混練時間の確保に寄与することができる。
【0031】請求項4記載の発明に係るコンクリート混
練ドラムミキサによれば、ドラムの円周方向ほぼ等間隔
に3枚の撹拌羽根を設けたため、請求項1、2または3
記載の発明により得られる効果に加え、円周方向ほぼ等
間隔に設けた3枚の撹拌羽根と撹拌羽根との間にコンク
リートが付着せず、撹拌羽根による撹拌機能がより高ま
り、所望の混練時間の確保により寄与することができ
る。
【0032】請求項5記載の発明に係るコンクリート混
練ドラムミキサによれば、ドラム内周面に対し撹拌羽根
をドラム回転方向に向かって鋭角なほぼ50°の角度で
設けたため、請求項1、2、3または4記載の発明によ
り得られる効果に加え、ドラム内周面の回転方向に向か
って鋭角なほぼ50°の角度の撹拌羽根により掬われる
材料の分離が無く、撹拌機能を確保でき、所望の混練時
間の確保により一段と寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一例としてのコンクリート混
練ドラムミキサの縦断側面図である。
【図2】図1のドラムの展開図である。
【図3】図1のドラムの各部を示すもので、(a)は図
1の矢印A−A線に沿って示した入口側の端面図、
(b)は図1の矢印B−B線に沿った断面図、(c)は
図1の矢印C−C線に沿った断面図、(d)は図1の矢
印D−D線に沿った断面図、(e)は図1の矢印E−E
線に沿った断面図、(f)は図1の矢印F−F線に沿っ
た断面図である。
【図4】図3(b)〜(f)の撹拌羽根の取付角度を示
した拡大図である。
【符号の説明】
1 投入シュート 2 排出シュート 3 コンクリート混練ドラムミキサ 4 ドラム 5 入口 6 出口 7,8,9 スパイラル羽根 11,12,13,14,15 撹拌羽根 16 ブラケット L ドラム軸線 R ドラム回転方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 紘 東京都港区虎ノ門一丁目20番10号 西松建 設株式会社内 (72)発明者 足立 英文 大阪府大阪市北区堂島浜1−4−19 株式 会社大阪砕石工業所内 (72)発明者 鈴木 義博 大阪府大阪市北区堂島浜1−4−19 株式 会社大阪砕石工業所内 Fターム(参考) 4G036 AA13 4G056 AA07 BA03 BA04 CC22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸線をほぼ水平もしくは若干傾斜させて設
    置されるドラムの内周面に撹拌羽根を備え、回転駆動さ
    れるドラムの一端側の入口から投入される骨材及びセメ
    ントを撹拌羽根により混合して、混練りされたコンクリ
    ートをドラムの他端側の出口から排出するコンクリート
    混練ドラムミキサであって、 ドラムの軸線方向に沿って複数段の撹拌羽根を設けると
    ともに、 一の段の撹拌羽根と隣の段の撹拌羽根の位置を、ドラム
    の円周方向において異ならせたこと、を特徴とするコン
    クリート混練ドラムミキサ。
  2. 【請求項2】軸線をほぼ水平もしくは若干傾斜させて設
    置されるドラムの内周面に撹拌羽根を備え、回転駆動さ
    れるドラムの一端側の入口から投入される骨材及びセメ
    ントを撹拌羽根により混合して、混練りされたコンクリ
    ートをドラムの他端側の出口から排出するコンクリート
    混練ドラムミキサであって、 ドラムの回転により掬われた材料が入口側に戻されるよ
    うな角度または形状による撹拌羽根を設けたこと、を特
    徴とするコンクリート混練ドラムミキサ。
  3. 【請求項3】軸線をほぼ水平もしくは若干傾斜させて設
    置されるドラムの内周面に撹拌羽根を備え、回転駆動さ
    れるドラムの一端側の入口から投入される骨材及びセメ
    ントを撹拌羽根により混合して、混練りされたコンクリ
    ートをドラムの他端側の出口から排出するコンクリート
    混練ドラムミキサであって、 ドラム内周面の入口側に、撹拌羽根への材料の急激な流
    れを抑えながら材料の滞留を防止するスパイラル形状の
    スパイラル羽根を設けたこと、を特徴とするコンクリー
    ト混練ドラムミキサ。
  4. 【請求項4】撹拌羽根が、ドラムの円周方向ほぼ等間隔
    に3枚設けられていること、を特徴とする請求項1、2
    または3記載のコンクリート混練ドラムミキサ。
  5. 【請求項5】ドラム内周面に対し撹拌羽根が、ドラムの
    回転方向に向かって鋭角なほぼ50°の角度で設けられ
    ていること、を特徴とする請求項1、2、3または4記
    載のコンクリート混練ドラムミキサ。
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