JP2001000561A - 光刺激装置 - Google Patents

光刺激装置

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JP2001000561A
JP2001000561A JP11172561A JP17256199A JP2001000561A JP 2001000561 A JP2001000561 A JP 2001000561A JP 11172561 A JP11172561 A JP 11172561A JP 17256199 A JP17256199 A JP 17256199A JP 2001000561 A JP2001000561 A JP 2001000561A
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Hiroyuki Otsuki
大槻博之
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光刺激装置の光源部を故障し難くし、常に最適
の状態で使用できるようにすることを目的とする。 【構成】光源と光反射器等からなる光刺激装置の光源部
をケースで覆って塵埃が侵入し難くいようにし、さら
に、光源部が高温にならないように強制冷却をおこなう
ようにした。 【効果】光源部に塵埃が侵入しないようにし、さらに光
源部を強制冷却するので、光源部内に塵埃が侵入せず、
適正な環境で作動させることができる。このため故障等
の不都合が発生しにくく、メンテナンスも少なくするこ
とができ、ランニングコストの低減や医療効率の向上が
可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光源で発生した光を生
体に照射し、生体を刺激する光刺激装置に関するもの
で、特に光源部の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光刺激装置には各種のものがあるが、本
発明は、ハロゲンランプ等の光源で発生させた光を導光
路で導光して生体に照射するタイプの光刺激装置に関す
るものである。このようなタイプの装置は、例えば特公
昭62−41744や実公平6−27172等に開示さ
れている。
【0003】特公昭62−41744は、光源で発生さ
せた光から可視光線のみをとりだし、直線偏光して生体
に照射する、創傷治癒促進を目的とする、光刺激装置に
関するものである。図2は特公昭62−41744の実
施例を簡略化して示したものである。装置は、可視光を
含む光を発生する例えばハロゲンランプのような光源2
1と、光源21で発生した光を一定方向に揃える反射器
22と、不必要な波長領域の光を濾波する光フィルタ2
3と、光を集光するレンズ群24、この光を直線偏光す
る偏向素子25と、光源部を冷却するファン26と、レ
ンズ群24と偏向素子25を収納するハウジング27
と、装置の筐体28から構成される。ハウジング27は
導光路を兼ねている。図の矢印はファン26による空気
の流れを示す。
【0004】一方、実公平6−27172は、光源で発
生させた光から赤外線のみをとりだし、光ファイバー導
光路で照射部まで導光し、ほぼ平行なビームにした後、
直線偏光して生体に照射するようにした赤外線治療器に
関するものである。図3は、実公平6−27172の実
施例である。この公報の実施例にファン39の記載は無
いが、実際の装置では使用しているので、ここでは説明
のために追加している。装置は、光を発生するハロゲン
ランプ(光源)31と、前記光源31から発生させた光
を一定方向に揃える反射器32と、発生した光の中の必
要な波長帯の光だけを透過させるカラーガラスフィルタ
(光フィルタ)33と、光を光源部から照射部37に導
光する導光部34と、導光部34を通過した光を集光す
るレンズ群35と、レンズ群35を通過した光を直線偏
光する偏光素子36と、レンズ群35と偏光素子36を
収納する照射部37等から構成される。この公報には記
載されていないが、実際の装置では、光源部の温度が高
くなるので、ファン39を用いて光源部を空気冷却して
いる。40はファン39で送風される空気の埃を捕る塵
埃用フィルタである。38は装置の筐体であり、図の矢
印は冷却用ファン39による空気の流れを示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、光刺激装
置の出力が高くなると光源及びその近傍が高温になり、
光源の寿命が短くなったり、近傍にある付属品が故障し
たりする等の不都合が生じる。これを防止するために
は、光源部を冷却することが必要になり、通常は、図2
や3に示すように、ファンで送風して強制冷却する方法
がとられている。
【0006】しかしファンで強制冷却する方法では、光
源内部に空気中の塵埃も同時に送り込まれ、これが光源
や反射板、導光部等に付着し、光の出力が低下したり、
光源の寿命を縮めたりしていた。この不都合を少なくす
るために、図3のように空気用フィルタ40を使用して
いるものもあるが、フィルタ40のメッシュサイズより
も小さなゴミは捕捉できないで内部に侵入し、光源部に
付着し、光量低下や、光源の寿命短縮につながる。ま
た、フィルタ40の表面に埃が付着して目詰まりする
と、内部に送風できなくなり、冷却することができなく
なるので、光源とその近傍が高温になり、光源やその付
属品の寿命が短くなったり、故障が発生したりする等の
不都合が生じる。故障の頻度が高いと、メンテナンスに
多大の労力を取られ、そのためのコストがかかり、また
医療効率が低下することになる。本発明はこのような問
題を解決し、光源部を十分に防塵し、かつ冷却し、常に
最適な状態で使用できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するため
に、光源部をケースで覆って塵埃が侵入し難くいように
し、さらにケースごと光源部を強制冷却するようにし
た。ケースには開口部があっても、塵埃用フィルタをつ
ける等してもよい。
【0008】
【作用】光源部をケースで覆うので、塵埃が光源部に侵
入し難い。しかも、ケースごと光源部を冷却するので、
光源部の温度が上昇しない。
【0009】
【実施例】図1は本発明を赤外線治療器に応用した実施
例である。図1の1は光源で、赤外線治療器では必要な
量の赤外線を発生できるものであればよく、例えばハロ
ゲンランプを使用することができる。ただし、本発明は
赤外線治療器に限らないので、光源は目的とする波長の
光を発生するものであればよい。2は光源1で発生した
光を一定の方向に揃える反射器である。3は光フィルタ
で、所定の波長の光だけを取り出す。本実施例は赤外線
治療器であるので赤外線のみをとりだすフィルタを使用
すればよい。可視光線治療器では可視光線だけを取り出
すフィルタを、紫外線治療器では紫外線のみを取り出す
フィルタを使用すればよく、全ての光を使用する場合に
はフィルタを使用する必要はない。
【0010】4は光を生体に導入するための導光部で、
この実施例では光ファイバを用いている。光ファイバを
用いると柔軟な導光部を実現することができるので、い
ろいろな体の部位に光を照射することが簡単にできる。
しかし本発明では、導光部4の形状や材質等は問わない
ので、図2のような筒状のものや、図は例示していない
が、ミラーを用いた多関節型の導光路等、どのようなも
のを用いてもよい。5は光源1から導光部4までを覆う
カバーで、6は反射器2周辺を覆うカバーで、カバー5
とカバー6を結合して光源部をほぼ密閉するケース11
を形成し、光源部に塵埃が侵入できないようにしてい
る。この実施例では、光源1の交換等のメンテナンスを
簡単にするためにこのような構成にしたが、カバー6を
反射板2と共通化してカバー5と結合するようにしても
よいし、カバー5とカバー6を一体のケースにしてもよ
い。本発明のケースの目的は、光源部を覆い、内部に塵
埃が入り込まないようにすることであり、構造や形状等
は問わない。ケース11に塵埃を取れる細かい開口部を
設けたり、大きめの開口部を設けて塵埃用フィルタを取
り付けてもよい。
【0011】本実施例では、光で加熱される部分をカバ
ー5で、反射板2の周りをカバー6で、それぞれ覆うよ
うにし、この2つのカバーを結合して光源部をほぼ密閉
するケース11を構成している。このようにすると、カ
バー6は昇温し難くいため、カバー5を冷却すればよい
ので、カバー5には放熱用のフィン10を付け、ファン
9で送風して、冷却するようにしている。しかし、フィ
ン10を付ける位置、その構造、材質、ファン9の取り
付け位置、送風方向等は、装置に適した方法を選べばよ
い。場合によってはフィン10を省略してもよい。7は
導光部4を光源部に固定する固定部、8はランプ1の電
源コート゛である。本実施例では、光源1と、反射器2と、
フィルタ3と、導光部4の入光部をケース11で覆って
いる。しかし本発明ではケース11で覆う範囲は規定し
ておらず、目的に応じて、必要な範囲をケーシングすれ
ばよい。この実施例では、ファン9でカバー5に送風し
て空気冷却する例を示しているが、本発明はどのような
冷却法を採ってもよい。冷却法が異なればケース11等
の構造も変わる。要するに本発明は、光源部に塵埃が入
り込まないようにケース11で覆い、しかもケース11
で覆った光源部の温度が高くなりすぎないように冷却す
るものであればよい。
【0012】以下に本実施例により、動作を説明する。
光源1で発生した光は、直接又は反射板2で反射して導
光部4に伝えられる。その途中、光はフィルタ3で不要
な光を遮断される。赤外線治療器では赤外線のみを透過
させる。この光は導光部4を経由し、図には記載してい
ないが導光部4の端部にある照射部に導光され、照射部
から生体に照射され、生体を刺激する。照射部は光を生
体に照射する部分で、通常はレンズ群や偏光素子等の光
学素子が配置され、必要に応じて光路の調整や偏光等を
おこなう。このとき、光源1及びその周囲はケース11
で覆われているので、従来と異なり、塵埃が入り込み難
くい。一方、光源部は発生した光によって加熱され、ケ
ース11も昇温する。そこで、ファン9でケース11に
送風し、ケース11とその内部の光源部を冷却するよう
にしている。本実施例は、カバー5は反射器2の端部か
ら導光部4までを覆い、カバー6は反射器2の部分を覆
い、カバー5と6とを結合して光源部を覆うケース11
としている。図では解りにくいがカバー5と6は空間的
に分離し、加温された空気の対流を少なくしている。こ
のため、カバー5は加熱され、カバー6は加熱されにく
い。そこでカバー5には放熱性のよい素材を使用し、フ
ィン10を付けて、この部分にファン9で送風するよう
にしている。このようにすることで、ケース11内の温
度は効率よく放熱され、光源部は必要以上に昇温しない
ようにしている。しかしこれは一つの実施例であり、ケ
ース11は塵埃の侵入をし難くし、光源部の温度があま
り上昇しないようにすることができればよい。このため
ケース11の構造や材料等、また、冷却法はどのような
ものでもよい。本発明により、装置を常に最適な状態で
作動させることができるので、従来は問題であった汚れ
問題が無くなり、その結果、出力光の量的低下や故障等
の問題が発生しない。また、光源部は高温にならないの
で、故障等の不都合もすくなくなる。その結果、長時
間、最適な状態で使用できることになる。さらに、光源
部をケース11で覆ったので、光が漏れることはなく、
従来の装置よりも効率よく光を利用できる。
【0013】
【発明の効果】本発明により、光源部を覆って塵埃が侵
入できないようにしたので、ランプ等に汚れが付着せ
ず、光出力が低下する等の不都合を防止することができ
る。また、光源部を冷却するので、異常な高温になるこ
とがなく、故障の頻度をを減らすことができる。その結
果、常に最適の条件で作動させることができるので、部
品の寿命を長くすることができ、清掃や修理等のメンテ
ナンスの頻度を減らすことができる。このため、部品の
費用を含めて総合的なメンテナンス費用を低減すること
ができ、メンテナンスによる刺激中断も発生しにくくな
るので医療効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である。
【図2】従来の直線偏光光刺激装置の例である。
【図3】従来の直線偏光赤外線治療器の例である。
【符号の説明】
1・・・光源 2・・・反射器 3・・・光フィルタ 4・・・導光部 5、6・・・カバー 7・・・導光部固定部 8・・・光源の電源コード 9・・・ファン 10・・・フィン 11・・・ケース 21、31・・・光源 22、32・・・反射
器 23、33・・・光フィルタ 24、35・・・レン
ズ群 25、36・・・偏向素子 26、39・・・ファ
ン 27・・・ハウジング 28、38・・・筐体 34・・・導光部 37・・・照射部 40・・・塵埃用フィ
ルタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源部をケースで覆って塵埃が侵入し難い
    ようにし、また、強制冷却して光源部の温度が上昇しす
    ぎないようにした、光刺激装置。
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