JP2000508796A - インサイドマネー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 潜在的借り手と潜在的貸し手との間の、実時間に近い取り引き決済での取り引きを実行する人工通貨取り引きネットワークである。人工通貨は、高度に流動的な資産のポートフォリオを共同管理し、株に分割して作成され、資産の頻繁な評価と資産への配当金支払いとによって人工通貨株の価値は基礎をなす通貨と一体に保持される。人工通貨取り引きネットワークは、人工通貨取り引きネットワークのユーザを人工通貨取り引きネットワークへ接続する手段を提供する。人工通貨取り引きネットワークによって使用される記録及びその他の情報を蓄積し、維持するためにデータベースが用いられる。取り引き管理手段は、ユーザの口座と全てのネットワーク取り引きを管理する。資金会計手段は、人工通貨に関するネットワーク情報を管理する。預金銀行は、人工通貨の基礎をなす高度に流動的な資産のポートフォリオのための保管機関として機能する。投資管理手段は、人工通貨の評価を管理し、投資の意志決定を方向付けする。貸金会計手段は、人工通貨取り引きネットワークにおける全ての貸付け及び借り付け活動を管理する。

Description

【発明の詳細な説明】 インサイドマネー関連出願との相互参照 本願発明は、１９９６年４月１２日出願の米国仮出願第60/015,542号に基づき 優先権主張する。発明の背景 本願発明は、人工通貨（商業上、インサイドマネーと呼ぶ。）用の取り引きネ ットワークに関し、特に、実時間に近い取り引き決済ができる仮想中央銀行を創 設して、取り引きネットワークの使用者に、２４時間の国際ネットワークにおけ る電子通貨取り引きの実行を可能とする、現金取り引きの代替に関するものであ る。人工通貨は、高度に流動性の資産のポートフォリオを共同管理し、株に分割 して作成され、これらの資産を頻繁に評価し、資産に配当金を支出することによ って、人工通貨株の値を基礎をなす通貨と一体に保つ。 現金取り引きの現在の方法は、紙幣または手形、小切手等の証書を用いること による現金の転送を必要とする。証書の所持者は、支払いのために他人または金 融機関に紙幣または証書を提示する必要がある。小切手の場合には、銀行は充分 な残高を確かめた上で、小切手所持者に現金を支払い、支払い人の口座の借方に そのように記入する。電子借方、貸方手段が現存する。しかしながら、このよう なシステムは取り引きの決済を提供したり、利子を生ずることはない。現在では 、電子転送手段は、利子ベースの資産についての決済はできない。例えば、支払 い人の口座の資金が不充分な場合には、小切手の所持者は、支払い人のところへ 戻って支払いを要求しなければならず、その後でしか現金を受け取ることができ ない。このように、現行の取り引きにおいては、証書すなわち価値の象徴の移転 の時点では、取り引きの決済はない。同様に株式や投資信託の移転においては、 決 済の前に、多数のバンキングシステムを処理が通過する必要があるので、現行の 取り引きネットワークには、取り引き遅延が含まれる。このような遅延によって 、現金または通貨が適切な口座に振替される間に、現金すなわち通貨資産が所持 者のために利息を稼ぐのが妨げられる。現在、現金すなわち通貨資産の所持者に 市場の金利レートを継続的に支払う現金または通貨交換ネットワークはない。 現在では、通貨の潜在的貸し手と潜在的借り手は、お互いを識別するためには 仲介者が必要である。一度これをやれば、その後は貸し手と借り手は彼ら自身の 間で取り引きを行うことができる。しかしながら、現行のシステムは、潜在的な 貸し手と潜在的な借り手に、取り引きに先立って、他のパーティーの信用格付け に関する実時間取り引きベースの情報を得ることを可能とする手段を有しない。 現行のシステムにおいては、現金または通貨は取り引きの間中現金化されてい るので、現在の現金または通貨資産は、取り引きの間中継続的に利息が報われる ことはない。発明の要約 インサイドマネー（以下ＩＭと記す。）ネットワークは、人工通貨を取り引き し、貸し出すための、管理されたネットワークである。人工通貨ネットワークの ２つの長所は、実時間に近い決済ができることと、取り引き手段に継続的に利息 が付加されることである。ＩＭネットワークは、次の主要な構成部分、すなわち 、転送エージェントと、資金口座と、投資顧問と、保管機関と、株主サービスエ ージェントと、データベースと、貸付け口座とを含む。 完全なＩＭネットワークによって、ユーザは、投資信託株または手形を、投資 信託株または手形の共同管理（プール）から売買することができる。これによっ て、ユーザは、投資信託株を直接発行し、転送することに伴う取り引きコストを 節約することができる。ＩＭは、投資信託でネット取り引きを処理し、その共同 管理を株需要で残高調整する。これらの株は、貸付けにも利用可能である。この 組み合わせによって、ＩＭネットワークは、投資信託単独よりも高い収益を投資 信託株に支払うことが可能になる。図面の簡単な説明 図１は、ユーザステーションと、株主サービスエージェントＳＳＡと、資金口 座ＦＡと、投資顧問ＩＡと、転送エージェントＴＡと、貸付け口座と、預金銀行 ＤＢとを示す、インサイドマネー人工通貨ネットワークの図である。 図２は、ネットワーク構成部分間の接続を示す図である。 図３は、拡張インサイドマネーネットワークを示す図である。 図４は、株転送の構成部分を示す図である。発明の実施の形態 インサイドマネーネットワークは、多数の投資信託と、潜在的な借り手をＩＭ 株の潜在的な貸し手に繋ぐ手段と、個人的なＩＭ株の取り引きを、オンラインま たはオフラインまたはこれらのハイブリッド環境で実行する方法及び技術とを含 む人工通貨取り引きネットワークである。ＩＭネットワークシステムは、使用者 に、２４時間国際ネットワークにおける、取り引きの実時間に近い決済での取り 引き実行を可能にする。さらに、ＩＭネットワーク参加者は、借り手の貸付け格 付けと貸し手の決心とに基づいて、互いからＩＭ株の貸し借りができる。さらに また、ＩＭネットワーク参加者は、担保に基づく信用取引でＩＭ株を購入するこ とができる。この担保は、オンラインまたはオフライン環境において追跡可能で ある。ＩＭ株は、取り引き可能な人工通貨として機能する。このようにインサイ ドマネーネットワークは、世界的な「超」仮想中央銀行に結果としてなる。 ＩＭ人工通貨は、高度に流動的な資産のポートフォリオを共同管理し、株に分 割して作成され、資産の頻繁な評価と資産への配当金支払いとによって、基礎を なす通貨と一体価値（例えば、１ＩＭ株＝１ドル）に保持される。拡張シナリオ においては、全参加者相互間の了解により、これらの参加単位は他の任意の通貨 によって上下させてもよい。コンピュータシステムが、ＩＭ株価を一体価値に維 持するのに必要な処理を計算、実行し、また、上記ポートフォリオを、高収益率 を維持しつつ充分流動的に維持するのに必要な処理を計算、実行する。人工通貨 取り引きは、参加者に現金の決済を伴う資金転送を可能とする、特別に創造され たシステム構造の中における取り引きである。 ＩＭ人工通貨取り引きは、従来の現金取引に対して、幾つかの利点を有する。 第１に、ＩＭ人工通貨は、所持者に競争的な利息を継続的に支払う。すなわち、 ＩＭは、現金での取り引き決済を可能にし、資産に利息稼ぎを可能とする、新し い形式の「現金」である。第２に、ＩＭネットワークは、多数の銀行システムを 迂回することによって取り引き遅延を減少する。すなわち、ＩＭは、ＩＭ現金が 転送されている間に所持者のために利息を稼ぐ。第３に、ＩＭは処理間に現金化 されないので、全処理間に渡って継続的に利息を生じる。 ＩＭ取り引きネットワークは、ＩＭユーザに信用を供与し、ＩＭ貸手に高収益 の機会をもたらす、貸付け及び借受けサブシステムを提供する。ＩＭ貸手は、Ｉ Ｍの利息稼ぎの特性を残したままでＩＭをＩM借り手に貸付け、ＩＭ借り手にＩ Ｍ＋数％のような上乗せ利息を要求することができる。全ての信用限度は完全に 担保化される。完全に裏付けされた貸金を用いるので、ＩＭシステムの換金性と 、安定性とが保たれ、全取り引きが決済される。さらに、ＩＭシステムは、ＩＭ 貸手と有資格ＩＭ借り手との間の、共同管理（プール）された引き合わせサービ スを提供する。 共同管理された引き合わせサービスは、潜在的貸手と潜在的借り手の格付けを 開示する。例えば、潜在的借り手の格付けは、ＡＡ、ＡＡＡ等となるであろう。 格付けは潜在的ＩＭ貸手に開示され、ＩＭ貸手は借り手への貸付けを、格付けそ の他の要素に基づいて、承認または非承認するころができる。貸付けがなされる 場合、ＩＭ貸手はＩＭの利息稼ぎの特性を残す選択を行い、借り手からの利息支 払いについて協議することができる。例えば、会社Ａが会社ＢにＩＭ株を貸付け 、会社Ｂに会社ＣへＩＭを支払わせる。会社Ａと会社Ｂとは、収益率、例えば、 ＩＭ回収金プラス、会社Ｂが会社ＡにＩＭを借りたために支払わなければならな いＩＭの価の幾らかの上乗せ％であるところの、ＩＭプラス幾らかの上乗せ％を 協議するであろう。本発明のシステムは、誰がＩＭを保有しており、ＩＭに課さ れる利息を誰が受領し、どちらの参加者が他の参加者にポイントを負っているか 、 を追跡する手段を提供する。 傾斜貸付け利率と取り引き手数料とを組み合わせることによって、ユーザにＩ Ｍ取り引きを可及的速やかに実行する動機付けが提供される。これは、営業日に 取り引きが到来する割合の分布を平均化する取り引き環境を創設する。 ＩＭ取り引きエージェントは、ＩＭ人工通貨とともに「超」仮想中央銀行とし て機能し、世界中のユーザが実時間に近い決済をすることができるようにする。 ＩＭシステムの全ての部分構造は、特に断らない限り、コンピュータ制御され 、コンピュータ管理された、特定の機能を有するプロセッサである。これらの機 能には、転送エージェント機能と、資金口座機能と、投資顧問機能と、株主サー ビスエージェント機能と、データベースまたは記録管理サーバ機能とが含まれる 。上記機能は、上記機能を実行するようにプログラムされた単体のコンピュータ 上で実行されてもよいし、ネットワークに配置された複数のコンピュータ上で実 行されてもよい。 ＩＭシステムは、ユーザのワーク ステーションと、コンピュータ プロセッサ と、会計データベースと、外部金融コンピュータ インフラストラクチャーへの 通信リンクとを含む。 完全なＩＭネットワークは、共同管理された投資信託株を取り引きすることが できる。ＩＭネットワークは、取り引きを総決済システム（全ての取り引きは投 資信託について直接なされるので、投資信託取り引き手数料が最大限に賦課され る。）から周期的正昧決済システム（ネットワークは、少しの投資信託だけしか 取り引きしない。）へ転換するので、参加者のマネーを節約する。 ＩＭネットワークは、この能力を、総決済取り引きの内部業務処理の動きを外 部正味決済取り引きシステムの中に吸収するのに必要な株の上下限を設定（過去 の取り引きの流れを解析することによって）することによって維持する。所要共 同管理限度は、ユーザが株の所定のパーセントを共同して指定して、未払い取り 引きの裏付けをすることによって担保化される。例えば、５％を共同して指定す れば、１０取り引きあたり基礎となる１投資信託によって、取り引き共同管理が 低、高の株差引き勘定（例えば、共同管理の限度を超える）を残高調整するのに 要する充分な限度が設定されよう。取り引きエージェント 図１、２に示すように、取り引きエージェントは下記の５主要機能を有する。 （１）名義書換エージェント（以下ＴＡと記す。）、（２）資金口座（以下ＦＡ と記す。）、（３）投資顧問（以下ＩＡと記す。）、（４）株主サービスエージ ェント（以下ＳＳＡと記す。）、（５）データベース（以下ＤＢと記す。）また は記録管理サーバ。 ＴＡは、ユーザ口座への帳簿記入（すなわち口座への変更）を実行する。ＴＡ は、全てのネーネットワーク取り引きをチェックし、承認し、決済させる。取り 引きが承認される前にチェックされるパラメータには、共同管理におけるＩＭ株 の数、信用限度、貸出し可能株としてマークされているか、取り引きは他の取り 引きに付随しているとしてマークされているか、が含まれる。 拡張システムにおけるＴＡは、上記の全てを実行し、投資信託株の共同管理に 基づき、投資信託株の共同管理によって、取り引きを実行することができる。 ＦＡは、ＩＭの収益率を計算し、ＩＭ株の価値を基礎をなす通貨と一体に保つ ために所要の行為をとるようにＴＡに勧告する。ＩＭ株所持者は、ＩＭ配当でさ らにＩＭ株を買い足すべきか、ＩＭ配当が現金口座へ預金されるべきかを選択す ることができる。 ＦＡはまた、ＩＭ（ドル）とＩＭ（円）の間の変換のような異なる人工通貨の 間の変換のための交換比率を最新化する。 拡張システムにおいては、ＦＡは投資信託株の価格を最新化し、基金間の移動 のための交換比率を計算する。 ＩＡは、ＴＡからＩＭを作れ、あるいは換金せよ、との要求を受けた場合には 、ＩＭの高収益率と換金性とを維持するためにはどの特定（短期、中期または長 期）の投資証券を購入または売却するべきかを指示する。これは財務機能に似て いる。ＩＡはまた、満期の投資を他の投資に再投資してＩＭ投資混合組成を維持 する。ＩＡは、必要に応じて、大量のＩＭ購入または売却オーダーの事前通知を 処理して、ＩＭ作成または換金の経費を最小化する。 拡張システムにおけるＩＡは、投資信託またはその他の金融証券がどのような 平均収益率をもたらすかに関して、アドバイスを提供することができる。ＩＡは 、異なった投資信託、有価証券、銀行券、信用状、交易送り状、及びその他の電 子取り引きの組合せから引き出されるところの参加単位を設定することができる 。その場合、ＩＡは、共同管理（プール、派生投資信託）が基礎をなす投資信託 その他の金融証券に戦略的に投資されるように維持することによって、ＩＭＩＡ のように機能する。 参加単位は、全ての参加者からの相互了解によって一つの単位価値にするほか に、任意の他の通貨の価に、上昇したり低下したりされ得る。 ＳＳＡは、ネットワークのユーザとの間のインターフェースを提供する。ＳＳ Ａは、顧客からの取り引き状態、口座の差引き勘定についての照会を処理し、適 当な機能要素を介してその他のコマンドをパスする。またＳＳＡは、保安規則に 要求されるような、ユーザへの取り引きのハードコピー記録を提供する。 システムによつてデータベースが維持される。データベースの記録には、口座 の差引き勘定、担保化された信用限度、取り引き記録、収益率、為替レート、価 格情報、監査証跡、貸出し可能ＩＭ、所有及び貸出し総額、及び担保評価が含ま れる。貸金口座 貸金口座（以下ＬＡと記す）は、ＩＭユーザに関する信用限度を確証する。全 ての信用限度は完全に担保保証される。ＬＡは、担保の第１先取特権を確かめ、 担保の日々の価格を評価する。ＬＡは、担保の不足高を補償する追加の預金また は委託証拠金を要求することができる。 ＬＡは、貸出し可能ＩＭ株の共同管理についての収益率を計算し、貸出された ＩＭから得られた利子を貸出し金共同管理へ配分する。貸付け金収益の数値と優 先企画が入手可能である。一つの可能な企画は、均等に優先化され、収益を均等 に貸出し金共同管理へ配分することである。ＬＡは、ＦＡに利子収益を配分する ことを要求する。 ＬＡは、システムの貸し借り機能に関連する全ての債務と手数料の回収に責任 を有する。 拡張ＩＭシステムにおけるＬＡの機能（担保評価と共同管理された貸付け金の 収益）は、ネットワーク上で取り引きされる多数の基金により密接に連結される 。例えば、システム中の投資信託株は容易に評価され、ＩＭ信用限度についての 担保として確保される。 ＬＡのシステムまたは機能の幾らかまたは全部は、取り引きエージェントの中 に含ませてもよい。預金銀行 預金銀行（以下ＤＢと記す）は、ＩＭを基礎となす資産についての口座保管機 関として機能する。またそれは取り引きエージェントについての銀行機能を実行 する。 図３を参照すれば、拡張システムにおいては、複数のＤＢは、他の投資信託の 保管機関として機能する。これらの投資信託は、ＩＭシステム上で取り引きされ る間、それら自身のＩＡ、投資評価基準、及び取り引き手数料に支配される。Ｉ Ｍ取り引きシステムは、ＩＭネットワークの枠内で実行された取り引きは、完全 にＩＭネットワークの中のみで実行され、このため、投資信託を直接売買するこ とに伴う取り引き手数料を除外することができるので、これらの投資信託に、よ り大きな収益をもたらす。このように、ＩＭは投資信託の正味の取引を実行し、 ＩＭのユーザに節約（すなわち投資信託の総取り引きから受けたであろう費用） をもたらす。操作 取り引きエージェントは、三組の取り引き、すなわち、（１）顧客取り引きと 、（２）基金管理業務と、（３）投資信託業務とを実行する。顧客取り引き 顧客取り引きは、（１）ＩＭ株購入と、（２）ＩＭ株売却と、（３）ＩＭ転送 と、（４）ＩＭ交換とを含む。上述のように、貸金利率と取り引き費用は、傾斜 料率で計算される。傾斜料率は、ユーザに早急に取り引きを実行するように奨励 する。 金銭のＩＭネットワークへの転送は、次のステップを用いる。現金は中央銀行 システム（例えばフェド ワイヤ（Fed Wire））から取り引きエージェントロ座 へ転送される。委託証拠金共同管理において充分なＩＭ株が利用可能なら、ＴＡ は現金をＩＭ株へ移す。委託証拠金共同管理において充分なＩＭ株が利用可能で ないなら、ＴＡは現金をＩＡへ移し、ＩＭ共同管理のサイズの増加を要求する。 （ＩＭ株は常時基礎をなす通貨と一体に保持される。）ＩＡは、ＩＭ共同管理に よって如何なる資産が要求されるか（例えば短期、中期または長期）を決定し、 保管機関に購入または売却オーダを執行する。保管機関はそれに従って現金口座 の借り方に記入する。保管機関が資産が取り引きエージェントの管理下にあると いう確認を受け取った場合には、保管機関はＦＡに新しい所有権と収益率につい て通知する。ＦＡはＩＭ共同管理の新しいサイズと配当金を計算し、ＴＡに新し いＩＭ共同管理のサイズを通知する。ＴＡは、株を購入者のＩＭ口座へ移す。 ＩＭネットワークから外部の現金口座へのマネーの転送は、次のステップを用 いる。ＩＭユーザは、取消し不能支払い指示を記入する。ＴＡは、ユーザのＩＭ 口座に充分の株があるかをチェックする。不充分なＩＭ株が示された場合には、 その要求は、（１）充分な株の受領、または（２）自動借り出しクレジットが可 能で、かつ、その指示がクレジットを要求している場合に、取り引きが決済され 、ユーザのＩＭ口座がそのように借方に記入されるのを待つように、保留キュー を入れる。充分なＩＭ株が受け取られた場合には、取り引きは決済され、ユーザ のＩＭ口座がそのように借方に記入される。ＩＭ共同管理が上限よりも低い状態 にある場合には、ＩＭ株は共同管理へ戻される。ＩＭ共同管理が上限よりも高い 状態にある場合には、ＩＡは適当な金額のＩＭを共同管理から換金するように勧 告される。ＩＡは、ＩＭ共同管理によって如何なる資産が要求されるか（例えば 短 期、中期または長期）を決定し、保管機関に購入または売却オーダを執行する。 資産売却の確認が取れ次第、保管機関は現金口座の貸方にそのように記入する。 保管機関が資産が買い戻されたことの確認を受け取った場合には、保管機関はＦ Ａに換金された持株について通知する。ＦＡは、ＩＭ共同管理の新しいサイズと 配当金を計算し、ＴＡにＩＭ共同管理の新しいサイズを通知する。そこでＴＡは 、現金をユーザの指定された外部口座へ電子的に送金する。 ＩＭの送金面の特徴は、ユーザに、互いの他の口座の間でのＩＭ株の転送（決 済の最終決着を伴う）を可能とする。 ＩＭの交換面の特徴は、ユーザに、異なるタイプのＩＭ間の一般的な通貨交換 比率での交換を可能とする。例えば、ユーザは、ＩＭ（ドル）をＩＭ（円）へ、 現在の通貨交換比率で交換できる。 基金管理業務 基金管理業務は、ＩＭ株と現金支出に総供給及び需要の要求を提供するのに必 要な業務を含む。ＩＭネットワークはあらゆる面で事実上の余裕を有しているが 、ＩＭ株についての供給と需要の大きな動きは、ＩＭ株の作成または換金によっ て充たされなければならない。従って、ＩＭシステムは自動的にＩＭ株の作成ま たは換金を指令することができる。ＩＭネットワークは、ユーザに大量のＩＭの 購入または売却を前もってＩＭネットワークへ通知させる動機付け構造（例えば 、傾斜貸付け金利及び取り引き手数料）を持っている。これによって、ＩＭネッ トワークは、内部のＩＭの供給と需要とを、ＩＭ共同管理の合計を大きく変えて 最適化することが可能となる。さらに、ＩＭネットワークが最も費用効率的な方 法でＩＭの作成または換金を行うことが可能になる。 ＦＡは、ＩＭをその基礎をなす通貨と一体に維持するのに必要な配当金を継続 的にモニターし、計算する。さらに、ＦＡは、配当金を現金（この場合には、マ ネーを現金口座へ転送するためにＴＡが呼び出されなければならない。）または ＩＭ株（この場合には、ＩＭ共同管理の低限がチェックされ、所要のＩＭが作成 されなければならない。）で支払う。投資信託業務 拡張ＩＭネットワークは、ユーザが投資信託株共同管理から投資信託株を取り 引きすることを可能にする。株の量が共同管理の限界を越えない限りは、取り引 きはＩＭネットワークの中で行われる。ＩＭネットワークは、必要な場合にのみ 投資信託株の共同管理サイズに正味調整を実行する。保管機関とＦＡは、投資信 託株の価格を最新のものにする。例えば、拡張ＩＭネットワークは３つの共同管 理、すなわちＩＭ人工通貨共同管理と、マゼラン投資信託株共同管理と、ケンプ ファ投資信託株共同管理とを有する。ＩＭネットワークのユーザは、ＩＭ通貨を 用いて投資信託株共同管理への購入、売却ができる。 購入及び売却掲示板 ＩＭネットワークは、電子掲示板システム（例えば、インターネットまたはイ ントラネットからアクセス）を提供する。電子掲示板システムにおいては、ＩＭ 株の貸付けを希望する参加者はその可能性を記入し、ＩＭ株の借入れを希望する 参加者はＩＭ株購入希望を記入する。掲示板は、予定される借り手会社のＡＡ、 ＡＡＡ、またはジャンクの格付けを再度開示してもよい。予定される貸し手は、 ＩＭ株の借り手をケースバイケースで承認または非承認する。取り引きエージェ ントシステムは、ＩＭ株を転送する手段を提供して、予定の借り手が帳簿記入に よって株を受領し、第三者へ帳簿記入によって株を転送することを可能にする。 仮想取り引きエージェント 本発明の第２の実施の形態は、充分な認証及び暗号化技術が、ＩＭ株、銀行券 、信用状、交易送り状、またはｅ−キャッシュ媒体または電子スマートカードま たはローゼンの米国特許第5455,407号に開示されているもののような電子通貨媒 体へのその他の電子商取り引きをエンコード（符号化）するのに用いられる、仮 想 取り引きエージェントを含む。スマートカード技術を受容することの現在の不利 な点は、蓄積された価値に得られる利子を欠くことである。 ｅ−キャッシュ媒体上でのＩＭの実行には、ＩＭ株の暗号化表示範囲内で、ｅ −カード上での個々の間の株取り引きの記録と、ＩＭの利付きの特徴がそのまま になっている、あるいは、剥がされている、という記録と、貸付け点の表記とが 要求される。ＩＭの取り引きは、ＩＭ株の電子表示に記録されるので、ＩＭ株が ＩＭシステムから現金支出された場合には、任意の特定の時における株の権利を 有するＩＭ株保持者にそれに応じて適切な配当金が支払われる。これは、ＩＭ株 が、一旦ｅ−キャッシュ／ＩＭとして作られた場合には、電子カード上で、ある いわインターネットを介して、ＩＭ通貨が法的所有権を取り引きしている間にＩ Ｍ株の所有権と誰がＩＭ利息を受け取る利益を受けるべきかとを追跡するところ の、仮想取り引きエージェントとしてふるまうことを可能にする。このように、 ｅ−キャッシュ／ＩＭ代用貨幣仮想取り引きエージェントの特徴は、参加者がＩ Ｍ代用貨幣からＩＭの利付きの特徴を剥がして、所有者Ａが借り手ＢにＩＭを貸 付け、こうして所有者Ａに貸付け期間中のＩＭの利子支払いを確実にすることを 可能にする。このように、本発明の新規な特徴の一つは、取り引きエージェント の外部、あるいは、いわゆる仮想取り引きエージェント内の参加者との間で、転 送可能な人工通貨の創造にある。 本発明の他の一つの特徴は、ＩＭネットワークの中へ借り入れるのに用いられ る参加者の担保を綿密にモニターするところの、強化された資金口座にある。こ れは、参加者、つまり会社、が、担保を基礎となす資本をＩＭネットワークの中 へ参入することを可能にする。これは、資産は豊富だが現金は乏しい会社に、人 工通貨（現金）すなわちＩＭへの接近を可能にする。この本発明の新規な特徴は 、このように、会社の財産をＩＭ通貨と引替えに担保化することによって、参加 会社に会社の財産を現実化することを可能にする。 暗号化株式と資産証明 本発明の他の一つの特徴は、資産の価値の所定の限度範囲内でＩＭを購入する のに用いることができるところの、暗号化株式と資産証明にある。ローゼン特許 の暗号化と認証の仕組みには開示または論述されていないが、このような仕組み は、新しい電子株券の創造に使用できる。このような電子株券は、証券を法的に 所有するところの個人が株式への権利を与える文書を所持する、持参人証券に似 ている。本発明は、個人が、仮想取り引きエージェントを介し、電子株券を担保 として用いて、所定の限度範囲内でＩＭを購入することを可能にする。このため に、ＩＭを代理するところの電子代用貨幣は、限度範囲内でＩＭを購入するのに 用いた担保に関する情報を符号化する。所定の期間経過後には、限度範囲内で購 入されたＩＭは補償金を要求すると理解される。また本発明は、限度範囲内で購 入されたＩＭに、時間切れし裏付けを入れる手段を提供する。また本発明は、Ｉ Ｍを購入するために担保として用いられた資産を確保する手段を提供する。この ために、本発明の暗号化電子株券は、資産に先取特権を付加または設置して、資 産がＩＭを購入するために担保として用いられたことを示す、干渉排除手段を提 供する。また本発明は、担保に時間切れまたは現金化させて、ＩＭの購入を裏付 けさせる手段を提供する。ＩＭを購入するために用いられた電子株券を追跡し確 保する一つの手段は、電子株券が入っているスマートカードに、株式の先買権を 取り引きエージェントに移管することを要求することである。取り引きエージェ ントは、それによって、先買権を介して、株式を現金化して、ＩＭ限度購入を補 償する手段を得る。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ， ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，Ｇ Ｂ，ＧＥ，ＨＵ，ＩＬ，ＬＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ， ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，Ｎ Ｚ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ， ＶＮ，ＹＵ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．潜在的借り手と潜在的貸し手との間の実時間に近い取り引き決済での取り引 きを実行する人工通貨取り引きネットワークにおいて、上記人工通貨は高度に 流動的な資産のポートフォリオを共同管理し、株に分割して作成され、上記資 産の頻繁な評価と上記資産への配当金支払いとによって上記人工通貨株の価値 は基礎をなす通貨と一体に保持され、上記人工通貨取り引きネットワークは、 上記人工通貨取り引きネットワークのユーザを上記人工通貨取り引きネット ワークへ接続する手段と、 上記人工通貨取り引きネットワークによって使用される記録及びその他の情 報を蓄積し、維持するデータベース手段と、 上記接続する手段と上記データベース手段とに機能的に接続され、上記ユー ザの口座及び全てのネットワーク取り引きを管理するための取り引き管理手段 と、 上記取り引き管理手段に機能的に接続され、上記人工通貨に関するネットワ ーク情報を管理するための資金会計手段と、 上記人工通貨の基礎をなす高度に流動的な資産の上記ポートフォリオのため の保管機関として機能する預金銀行手段と、 上記取り引き管理手段と上記預金銀行手段とに機能的に接続され、人工通貨 の評価の基準を管理し、投資の意志決定を方向付けするための投資管理手段と 、 上記取り引き管理手段に機能的に接続され、上記人工通貨取り引きネットワ ークにおける全ての貸付け及び借り付け活動を管理するための貸金会計手段と 、 を含んでなることを特徴とする人工通貨取り引きネットワーク。 ２．上記接続する手段は、顧客の照会を処理し、取り引きのハードコピー記録を 提供することを特徴とする請求項１に記載の人工通貨取り引きネットワーク。 ３．上記記録は、１または複数の口座差引き残高と、担保された信用限度と、取 り引き記録と、収益率と、為替レートと、価格情報と、監査証跡と、貸付け可 能人工通貨と、借受け額と、貸付け額と、担保価値とを含んでなることを特徴 とする請求項１に記載の人工通貨取り引きネットワーク。 ４．上記資金会計手段は、上記人工通貨取り引きネットワークの収益率を計算し 、異なった人工通貨間の交換比率を最新化し、上記人工通貨株の価値を基礎を なす通貨と一体に維持する行為を開始する指示を与えることを特徴とする請求 項１に記載の人工通貨取り引きネットワーク。 ５．上記取り引き管理手段は、上記人工通貨取り引きネットワークのユーザの口 座への変更を実行することを特徴とする請求項１に記載の人工通貨取り引きネ ットワーク。 ６．上記取り引き管理手段は、上記資金会計手段から指示された場合には、上記 人工通貨を作成するか、あるいは上記人工通貨を現金化することを要求するこ とによって、上記人工通貨株の価値を基礎をなす通貨と一体に維持する行為を 開始することを特徴とする請求項１に記載の人工通貨取り引きネットワーク。 ７．上記取り引き管理手段は、全ての人工通貨取り引きネットワーク取り引きを チェックし、承認し、決済させることを特徴とする請求項１に記載の人工通貨 取り引きネットワーク。 ８．上記投資管理手段は、上記取り引き管理手段から人工通貨を作成する、また は現金化する、要求を受けることを特徴とする請求項ｌに記載の人工通貨取り 引きネットワーク。 ９．上記投資管理手段は、どの特定の投資を購入または売却するべきかについて 指示することを特徴とする請求項１に記載の人工通貨取り引きネットワーク。 １０．上記投資管理手段は、満期投資を再投資することを特徴とする請求項１に 記載の人工通貨取り引きネットワーク。 １１．上記投資管理手段は、大量の人工通貨購入または売却の事前通知を処理す ることを特徴とする請求項１に記載の人工通貨取り引きネットワーク。 １２．上記貸金会計手段は、人工通貨ユーザに関する信用限度を設定することを 特徴とする請求項１に記載の人工通貨取り引きネットワーク。 １３．上記貸金会計手段は、人工通貨貸付け可能株の共同管理に関する収益率を 計算することを特徴とする請求項１に記載の人工通貨取り引きネットワーク 。 １４．上記貸金会計手段は、貸し付けた人工通貨から得られた利息を貸付け共同 管理へ配分することを特徴とする請求項１に記載の人工通貨取り引きネット ワーク。 １５．上記貸金会計手段は、システムの貸付け及び借り受け機能に関連する全て の債務と手数料とを回収することを特徴とする請求項１に記載の人工通貨取 り引きネットワーク。 １６．上記貸金会計手段は、上記人工通貨取り引きネットワークのユーザのため に信用を手配することを特徴とする請求項１に記載の人工通貨取り引きネッ トワーク。 １７．認証され暗号化された人工通貨株が電子通貨媒体上にエンコードされる仮 想人工通貨取り引きエージェントにおいて、上記仮想人工通貨取り引きエー ジェントは、 上記仮想人工通貨取り引きエージェントを他の人工通貨取り引きエージェ ントへ接続するための手段と、 上記仮想人工通貨取り引きエージェントの過去の取り引きと所有権とに関 する情報を蓄積し、維持する手段と、 上記人工通貨についての利息に関する情報を追跡する手段であって、上記 情報は上記利息の現在の所有者と上記利息の値とを含む、利息に関する情報 を追跡する手段と、 上記人工通貨に関する配当金を追跡する手段と、 上記人工通貨の貸付けに対して課金された点を追跡する手段と、 を含んでなることを特徴とする仮想人工通貨取り引きエージェント。 １８．仮想人工通貨取り引き実行方法において、 預金銀行への通貨の振替と、 上記預金銀行による高度に流動的な資産のポートフォリオの取得と、 上記資産の人工通貨株へ分割することによる人工通貨作成と、 高収益率を維持しつつ上記ポートフォリオを充分流動的に維持するのに必 要な業務の実行と、 上記人工通貨株の認証及び暗号化と、 上記認証及び暗号化された人工通貨株の電子通貨媒体上へのエンコードと 、 上記人工通貨株を１つの上記電子通貨媒体から１または複数の上記電子通 貨媒体へ転送による上記人工通貨の振替と、 上記転送を反映するための各上記電子通貨媒体の最新化と、 を含んでなることを特徴とする仮想人工通貨取り引き実行方法。 １９．上記電子通貨媒体は、ｅ−キャッシュであることを特徴とする請求項１８ に記載の仮想人工通貨取り引き実行方法。 ２０．上記電子通貨媒体は、電子スマートカードであることを特徴とする請求項 １８に記載の仮想人工通貨取り引き実行方法。 ２１．実時間に近いユーザ間の決済での人工通貨取り引き実行方法において、 ネットワーク通信線からユーザの口座への通貨の転送と、 高度に流動的な資産のポートフォリオの取得であって、上記資産は資産の 共同管理の作成に用いられる、高度に流動的な資産のポートフォリオの取得 と、 人工通貨の作成と、 １または複数の上記人工通貨取り引きのためのユーザの要求の処理と、 上記ユーザの要求の上記処理の差引き結果を反映する上記ユーザの口座の 最新化と、 上記人工通貨株のコストを統一して維持するために必要な処理の計算及び 実行と、 高収益率を維持しつつ上記ポートフォリオを充分流動的に維持するのに必 要な処理の計算及び実行と、 を含んでなることを特徴とする実時間に近いユーザ間の決済での人工通貨 取り引き実行方法。 ２２．人工通貨の所持者と、上記人工通貨に支払うべき利息の受取人と、どちら の上記ユーザが他の上記ユーザにポイントを負うかとを追跡するステップを 更に含むことを特徴とする請求項２１に記載の実時間に近いユーザ間の決済 での人工通貨取り引き実行方法。 ２３．上記支払うべき利息の支払いをするステップを更に含むことを特徴とする 請求項２１に記載の実時間に近いユーザ間の決済での人工通貨取り引き実行 方法。 ２４．大量の人工通貨取り引きを予測して、最も効率的な方法で自動的に人工通 貨を作成または現金化するステップを更に含むことを特徴とする請求項２１ に記載の実時間に近いユーザ間の決済での人工通貨取り引き実行方法。 ２５．上記人工通貨の作成ステップは、上記資産の共同管理の人工通貨株への分 割を含んでなることを特徴とする請求項２１に記載の実時間に近いユーザ間 の決済での人工通貨取り引き実行方法。 ２６．上記ユーザの要求の処理ステップは、更に人工通貨の貸手を有資格人工通 貨借り手に引き合わせることを含んでなることを特徴とする請求項２１に記 載の実時間に近いユーザ間の決済での人工通貨取り引き実行方法。 ２７．上記貸手と上記借り手の格付けを開示することを特徴とする請求項２６に 記載の実時間に近いユーザ間の決済での人工通貨取り引き実行方法。 ２８．上記貸手は、上記人工通貨の利息を付加する特色を保持することを特徴と する請求項２６に記載の実時間に近いユーザ間の決済での人工通貨取り引き 実行方法。 ２９．上記貸手は、上記借り手からの利息支払いについて協議することを特徴と する請求項２６に記載の実時間に近いユーザ間の決済での人工通貨取り引き 実行方法。 ３０．上記人工通貨の作成ステップは、上記資産の共同管理への配当金を頻繁に 評価及び支払いして、上記人工通貨株の価値を基礎をなす通貨と一体に維持 することを含んでなることを特徴とする請求項２１に記載の実時間に近いユ ーザ間の決済での人工通貨取り引き実行方法。 ３１．高度に流動的な資産の上記ポートフォリオは、１または複数の短期、中期 、または長期の証券を含んでなることを特徴とする請求項２１に記載の実時 間に近いユーザ間の決済での人工通貨取り引き実行方法。 ３２．上記証券は、投資信託証券であることを特徴とする請求項３１に記載の実 時間に近いユーザ間の決済での人工通貨取り引き実行方法。 ３３．高度に流動的な資産の上記ポートフォリオは、１または複数の高度に流動 的な資産の共同管理を含んでなることを特徴とする請求項２１に記載の実時 間に近いユーザ間の決済での人工通貨取り引き実行方法。 ３４．上記ユーザは、上記１または複数の高度に流動的な資産の共同管理の取り 引きを許容されることを特徴とする請求項３３に記載の実時間に近いユーザ 間の決済での人工通貨取り引き実行方法。 ３５．上記ユーザの要求の処理ステップは、上記人工通貨の購入を含んでなるこ とを特徴とする請求項２１に記載の実時間に近いユーザ間の決済での人工通 貨取り引き実行方法。 ３６．上記人工通貨購入のユーザの要求は、 上記ネットワーク通信線から受け取った上記通貨の現金口座への転送と、 上記資産の共同管理の中において充分な上記人工通貨株が利用可能である ことの検証と、以下の一つ 上記資産の共同管理の中に利用可能な上記人工通貨株が充分ある場合に は、上記通貨を上記人工通貨株へ転送、または、 上記資産の共同管理の中に利用可能な上記人工通貨株が充分でない場合 には、新しい資産を取得することによって共同管理のサイズを増加、 の実行と、 上記資産の共同管理の新しいサイズと、上記資産の共同管理への配当金と 、新しい収益率との計算と、 上記人工通貨株の上記ユーザの人工通貨口座への転送と、 を含んでなることを特徴とする請求項３５に記載の実時間に近いユーザ間 の決済での人工通貨取り引き実行方法。 ３７．上記ユーザの要求の処理ステップは、上記人工通貨からの投資引き上げを 含んでなることを特徴とする請求項２１に記載の実時間に近いユーザ間の決 済での人工通貨取り引き実行方法。 ３８．上記ユーザの人工通貨からの投資引き上げの要求は、 上記ユーザからの支払い要求指示の受取りと、 上記ユーザの人工通貨口座が充分な上記人工通貨株を有していることの確 認と、以下の一つ、 利用可能な上記人工通貨株が不充分である場合には、充分な上記人工通 貨株を受領するまで上記支払い要求を保留キューのままにしておくこと、 または、 利用可能な上記人工通貨株が充分である場合には、取り引きを決済し上 記ユーザの人工通貨口座にそのように借り方記入すること、 の実行と、 上記共同管理がその上限以下の場合には上記人工通貨株を上記共同管理に 戻すことと、 上記共同管理がその上限以上の場合には上記共同管理からの上記資産の適 当量の現金化と、 上記資産の売却を確認し、現金口座にそのように貸方記入することと、 上記資産の共同管理の新しいサイズと、上記資産の共同管理への配当金と の計算と、 ユーザの指定外部口座への現金の電子的振替と、 を含んでなることを特徴とする請求項３７に記載の実時間に近いユーザ間 の決済での人工通貨取り引き実行方法。 ３９．上記ユーザの要求の処理ステップは、上記人工通貨の転送を含んでなるこ とを特徴とする請求項２１に記載の実時間に近いユーザ間の決済での人工通 貨取り引き実行方法。 ４０．上記ユーザの要求の処理ステップは、上記人工通貨の交換を含んでなるこ とを特徴とする請求項２１に記載の実時間に近いユーザ間の決済での人工通 貨取り引き実行方法。 ４１．上記ユーザの要求の処理ステップは、上記人工通貨取り引きのチェックと 承認とを含んでなることを特徴とする請求項２１に記載の実時間に近いユー ザ間の決済での人工通貨取り引き実行方法。 ４２．上記チェックは、 上記共同管理の中の上記人工通貨株、 信用限度、 株は貸付け可能か、 取り引きは他の取り引きに付随しているか、 の少なくとも一つのチェックを含んでなることを特徴とする請求項３９に記 載の実時間に近いユーザ間の決済での人工通貨取り引き実行方法。 ４３．上記人工通貨株のコストを統一して維持するために必要な取引の上記計算 及び実行のステップは、上記取り引きを、総決済システムから周期的正味決 済システムへ転換することによってユーザのマネーを節約するために、上記 人工通貨取り引き実行の内部業務処理の動きを吸収するのに必要な株の限度 の共同管理を維持することを含んでなることを特徴とする請求項２１に記載 の実時間に近いユーザ間の決済での人工通貨取り引き実行方法。 ４４．上記共同管理は、ユーザが株の所定のパーセントを指定して未払いの取り 引きを補償することによって担保化されることを特徴とする請求項４１に記 載の実時間に近いユーザ間の決済での人工通貨取り引き実行方法。 ４５．上記ユーザは、潜在的貸手と潜在的借り手とからなることを特徴とする請 求項２１に記載の実時間に近いユーザ間の決済での人工通貨取り引き実行方 法。 ４６．上記実行方法は、上記人工通貨の所持者に、競争的利息を継続的に支払う ことを特徴とする請求項２１に記載の実時間に近いユーザ間の決済での人工 通貨取り引き実行方法。 ４７．上記実行方法は、多数の銀行制度を迂回することによって、取り引き遅延 を減少することを特徴とする請求項２１に記載の実時間に近いユーザ間の決 済での人工通貨取り引き実行方法。 ４８．上記実行方法は、上記利息を全取り引きを通じて継続的に支払うことを特 徴とする請求項２１に記載の実時間に近いユーザ間の決済での人工通貨取り 引き実行方法。