JP2000505743A - 粒子を備えている積層体を作成する為のプロセス - Google Patents

粒子を備えている積層体を作成する為のプロセス

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Abstract

(57)【要約】 この発明は使い捨て吸収体において特に有用な積層材料10を作成する為のプロセスに関係している。特にこのプロセスは、液体不透過性フィルム12及び液体透過性不織基材の、これらの間の粒子材料14を伴っている、積層体を提供する為に使用されることが出来る。フィルムと不織基材とは、例えば点溶着18による熱接着により相互に取り付けられている。このプロセスは、吸収体を作成する為のより大きなプロセスの一部として積層体を創出させる為に使用されることが出来るよう適用される。

Description

【発明の詳細な説明】 粒子を備えている積層体を作成する為のプロセス 発明の分野 この発明は、使い捨て吸収体において特に役立つ積層体材料を作成する為の プロセスに関係している。特に、このプロセスは、液体不透過フィルムと液体透 過不織基材との間に粒子部材を伴っている液体不透過フィルムと液体透過不織基 材の積層体を提供する為に使用されることが出来る。フィルム及び不織基材は、 例えば点溶着(spot welding)による加熱接着により相互に取り付 けられている。このプロセスは、これが吸収体を作成する為のより大きなプロセ スの一部として積層体を創出する為に使用されることが出来る。 発明の背景 ヨーロッパ公開特許(EP−A)第682927号には吸収製品中における 粒子損失に対する遮蔽が記載されており、これは例えば不織材料を無端線に沿い フィルム層に取り付けることにより形成されていて、フィルム層はこの開示に従 っている吸収製品中のバックシートとして使用されている。この記載の意図は、 粒子が製造,出荷,または製品の使用中に損失出来ないようにする粒子の隔離で ある。 従来技術のこの状態に基づき、この発明に横たわっている問題は、長手方向 において連続的な接着を有している積層体を作成する為の簡単でコスト的に有効 なプロセスを提供することであり、そしてここにおいては粒子が収納されている が、必ずしも隔離されているわけではない。 同様な積層体はまた既に知られていているが、しかしながら、これらは連続 している不織材料の2つの層をこれらの長手方向縁に沿い接着剤で接合すること により提供されている。国際公開(WO)9503019に従っているプロセス においては、接着剤が粒子の存在している領域においては積層体層を接合するこ とが出来ないので、粒子の無い長手方向窓を創出することのさらなる要求が記載 されている。 当該技術分野のこの状態に関しては、この発明に横たわっている問題は、粒 子の存在に関してより強いプロセスを提供するばかりでなく、接着剤を移動させ る(これは接着剤を介して横断方向に積層体を切断した時に問題を生じさせるの で)ことでもある。さらにこの発明は、一方の側に液体不透過能力を有する積層 体を作成する為のプロセスにのみ向けられている。 この発明のさらなる目的は、以下の記載及び図面からより良く理解すること が出来る。 発明の手短な記載 この発明は、粒子材料を備えている積層体を作成する為のプロセスに関係し ている。プロセスはこの順番の、または異なった順番の以下の工程を備えていて : 幅Wf及び長手方向側縁を有している液体不透過性フィルムの連続的なウエ ブを提供することと; 層の幅がWpであってフィルムの少なくとも長手方向部分、即ち長片、が粒 子材料を備えているように粒子材料の層をフィルム上に連続的に載置することと ; 幅Wlを有していて、粒子材料を覆うようにフィルム上に載置されている液 体透過性基材の連続的なウエブを提供することと; 最終的にフィルム層と連続している透過性基材とが、粒子材料の層の長手方 向側縁に隣接しているフィルム及び透過性基材の領域で相互に熱接着されている 。 好ましくは、連続的なウエブ及び粒子材料の層の両者がこれらの夫々の長手 方向中心線に沿い直線状に配置されていて、これらの長手方向中心線に対して個 々のウエブ及び粒子材料の層はまた対称である。粒子材料の層の幅Wpは全ての 粒子の95%を備えていて、最も好ましくは全ての粒子を備えている。 このプロセスに従っている好適な実施例においては、液体透過性基材の連続 的なウエブと粒子材料の層とが非直線状の長手方向側縁を有していて、熱接着が 側縁の輪郭の非直線状に従っている。この実施例においては、液体不透過フィル ムが典型的には直線状の長手方向側縁を有している。 好ましくは、粒子材料は、ゼオライト,カーボンブラック,そしてph緩衝 材料から選択されている臭い制御材料を備えている。液体透過性基材は好ましく は繊維状であって、そして最も好ましくは液体不透過性フィルム材料に対して熱 接着されることが出来る繊維を備えていて、好ましくは液体透過性基材はこのよ うな繊維から成っている。粒子材料の層の幅Wpは好ましくは全ての粒子の95 %を備えていて、最も好ましくは全ての粒子を備えている。 この発明の特定の実施例に従えば、熱接着は点溶着場所の形状(patte rn)により提供されている。 この発明に従っているプロセスの特に好適な実施例においては、フィルム層 の幅Wlが液体透過性層の幅Wlよりも大きい。 このプロセスはまた、バックシート積層体,装着者の皮膚に隣接して着用さ れる液体透過性トップシート積層体,そしてバックシート積層体とトップシート 積層体との間に載置されている吸収核積層体を備えている吸収体を作成する為の より大きなプロセスの一部として使用されることが出来る。 使い捨て吸収体を作成する為のより大きなプロセスにおいては、バックシー ト積層体と核積層体とが、フィルム材料がバックシート積層体の一部であるよう にWfがW1よりも大きい積層体を備えている粒子材料により少なくとも部分的 に設けられている。次に粒子材料層及び液体透過性基材のウエブの両者が核積層 体の一部を形成している。 図面の手短な記載 図1は、この発明に従っているプロセスの概略図。 図2は、この発明の一実施例に従って作成された積層体の一部切り欠かれた 斜視図。 発明の詳細な記載 この発明は、粒子材料を備えているとともに典型的には使い捨てにおいて役 立つ積層体を作成する為のプロセスに関係している。この発明により要求されて いるプロセス工程は、図1中に示されているプロセスの実施例及び図2中に示さ れているこの発明に従っているプロセスから得られた積層体を参照することによ り限定されることなくこれから説明される。 図1中では、フィルム材料12が巻き解き場所1において提供されている。 フィルム12は次に処理方向(process direction)における 下流に搬送される。粒子ホッパ3において粒子材料14はフィルム12上に粒子 材料14を連続的に載置するようにされる。これは典型的にはフィルム12の中 心線及び粒子材料14の層の中心線に関して対称になされている。 次のプロセス工程により、連続的な液体透過性ウエブ16が巻き解き場所2 において提供されていて、そして粒子材料層14上に導入され、そしてまた好ま しくは長手方向、即ち処理方向、における対称軸に沿い中心におかれている。液 体透過性ウエブ及び液体不透過性フィルムは熱接着場所4において組み合わされ てこの発明に従っている積層体10を形成する。積層体10は次に、この発明の 特定の実施例に従った使い捨て吸収体を作成する為のより大きなプロセスへと進 路をとらされることが出来るか、またはさらなる使用までに積層体(10)を貯 蔵しておく為にロール状に巻かれることが出来る。 明らかに、例えば液体透過性ウエブ及び液体不透過性フィルムの巻き解き位 置を交換といったようなこの発明の範囲内に残っているような多くの変形を提供 することが出来る。このような場合、粒子材料は、フィルムが粒子層が設けられ ている場所の下流にのみ提供される間に、液体透過性ウエブ上に提供される。 図2中には、この発明に従っているプロセスから得られる積層体の実施例が 示されている。積層体10は、長手方向側縁13を有しているとともに液体透過 性基材16及び粒子材料層14よりも幅が広いことが示されているフィルム材料 12を備えている。粒子材料層14は長手方向または処理方向において連続して いる必要はない。粒子材料の個々の小片(patch)の間の所望の距離は、断 続的な載置により粒子材料とは無関係であることが出来る。粒子材料の層は、そ の長手方向側縁15の間に伸びることが考えられている。しかしながら、例えそ れが最も望ましいとしても、全ての粒子が長手方向側縁15により規定されてい る幅Wp内に載置されることが要求されているわけではない。従って、幅Wpは 好ましくは全ての粒子の95%を含んでいることが要求されている。 フィルムの長手方向側縁13及び液体透過性基材16の長手方向側縁17は 、これらが粒子材料層の長手方向側縁15の間の幅Wpの外側で重複するよう離 間されている。粒子材料層の長手方向側縁15の外側の領域においては、フィル ム12と液体透過性基材16とが、この場合においては点溶着18により提供さ れるていることが示されている熱接着により組み合わされている。 図2中に示されている如く、積層体の全ての材料、そして従ってこの発明に 従っているプロセスもまた、同時に積層体及び個々の材料の為の対称軸でもある 直線状に配置された中心線を有している。フィルム材料12は、横断方向におい て可変の距離を有している長手方向側縁17を液体透過性基材16が有している 間に、直線状の長手方向側縁13を有している。また粒子材料層14は非直線状 であるが液体透過性基材16の横断方向における最大及び最小幅に従っている可 変幅を呈している長手方向側縁15を有している。 熱接着場所4において提供された熱接着は粒子材料層14の幅Wpの外側で あって、液体透過性基材層16の長手方向側縁形状に従っている。熱接着は示さ れている如く点溶着により提供されることが出来るが、しかしまた、液体透過性 基材層16の長手方向側縁17に沿った一本の連続した線又は多数の連続した線 及び/又は点により提供されることが出来るし、または使い捨て吸収体を作成す る技術分野において使用されているいかなる他の典型的で有用な模様により提供 されることが出来る。熱接着は、高圧溶着により、超音波手段により、熱及び圧 力または熱接着の分野において典型的に使用されているいかなる他の手段の組み 合わせにより、提供されることが出来る。 この発明に従って設定されている装置及びプロセスは、もちろん、この発明 に従っている積層体の為に通常である材料の為に調整及び選択されていなければ ならない。従って、特に積層体のような、そして積層体の為の使い捨て吸収体の 両者の為に使い捨て吸収体の分野において使用されている通常の材料の手短な記 載が、以下に提供されている。プロセス設定及び装置の選択のプロセス工程に対 する変形とともに、従って当該技術において習熟している人々にとっては容易に 可能であり、そしてこの発明に従っている積層体または使い捨て吸収体を提供す る有用で、エネルギー消費が少なく、強くそして信頼性があり、また経済的なプ ロセスとなるように最も要求されている簡単な実験である。 使い捨て吸収体は以下に生理用ナプキンまたは月経用品を引用することによ り以下に記載されるが、しかしながら赤ん坊用おむつ、または成人用失禁用具も また用語使い捨て吸収体の下に含まれている。用語「生理用ナプキン」は、ここ で使用される時、女性により外陰部の近傍に装着され体から排出された種々の体 液(例えば、膣排泄物,月経,及び/又は小水)を吸収し閉じ込めることを意図 されているとともに、一回の使用の後に廃棄されることを意図されている用品に 関係している。使い捨て吸収体は使用前には実質的に平坦である。 弾性化されていることも出来る、長手方向側カフ(cuff)を伴っている 生理用ナプキンそして緩やかな湾曲を伴っている生理用ナプキンもまたこの発明 から利点を得ることが出来る。外陰部の幅により良く合致するように形作られて いる、即ち、核の前及び/又は後端に対して減少した幅を有している、吸収核が 一般的に望まれている。 用語「接合されている(joined)」または「取り付けられている(a ffixed)」は、ここで使用された時、それによって第1の部材が第2の部 材に直接連結されている形態、及びそれによって、第1の部材が第2の部材に連 結されている中間部材に連結されることにより第2の部材に間接的に連結されて いる形態を含んでいる。 生理用ナプキンは好ましくは液体透過性トップシート積層体,トップシート 積層体に接合されている液体不透過性バックシート積層体,そしてトップシート 積層体とバックシート積層体との間に中間の吸収核積層体を備えている。生理用 ナプキンは2つの主要な表面を有しており、体接触または対面表面、及び衣類対 面または接触表面である。生理用ナプキンの一般的な構造を示す為に3つの主要 な構成要素が積層されるよう示されている。しかしながら、トップシート積層体 ,バックシート積層体,そして核積層体はそれぞれ単一の構造により提供される ことが出来る。 トップシート積層体は従順で、柔らかい感触で、装着者の皮膚を刺激しない 。さらにトップシート積層体は液体透過性であって、液体がその厚さを容易に通 過することを許容している。適切なトップシート積層体は、織られている材料及 び織られていない材料;穿孔されて形成された熱可塑性プラスチックフィルム, 穿孔されたプラスチックフィルム,そして油圧成形(hydroformed) された熱可塑性プラスチックフィルムのようなポリマー材料;多孔性フォーム( porous foam);網状にされているフォーム(foam);網状にさ れている熱可塑性プラスチックフィルム;そして、熱可塑性スクリムのような幅 広い範囲の材料から製造されることが出来る。適切な織られている材料及び織ら れていない材料は、天然繊維(例えば、木材または綿繊維),人工繊維(例えば 、ポリエステル,ポリプロピレン,またはポリエチレン繊維のようなポリマー繊 維);または天然繊維と人工繊維の組み合わせを備えることが出来る。 好適なトップシート積層体は、オハイオ州シンシナチのプロクター・アンド ・ギャンブル社(The Procter & Gamble Company )により「ドリーウィーブ(DRI−WEAVE)」として生理用ナプキンで市 場に出荷されている成形フィルムである。この発明の好適な実施例においては、 成形フィルムトップシート積層体の体または露出された表面が親水性であって、 トップシート積層体を介した液体搬送が体表面が親水性でなかった場合よりも早 くなることを助け、流体が吸収核積層体中に流入しそして吸収されるよりもむし ろトップシート積層体から流れ落ちてしまう傾向を減少させる。 この発明に従っているプロセス中で使用されている液体透過性基材は、上述 したトップシート積層体の為に有用な材料に類似または同一であることが出来る 。好ましくは、液体透過性基材は不織材料である。それは吸収体、即ち親水性ま たは疎水性、即ち疎水性が廃棄されている疎水性繊維により作成されている、で あることが出来る。基材は熱接着された不織布または接着剤で接着された不織布 であることが出来る。それはまた、スパンボンドされていたり(spunbon ded)、毛羽立てられていたり(carded)、または溶融吹き込み(me ltblown)されていることが出来る。繊維は、セルロース繊維,薄片(t issue),その他のようにトップシート積層体の為に、そして吸収核積層体 において有用なものであることが出来る。バックシート積層体は液体(例えば、 月経及び/又は小水)に対して実質的に不透過性であるが、その他はトップシー ト積層体と同様である。バックシート積層体の機能は、吸収核積層体から漏れ出 したり、または吸収核積層体の脇にそれてしまった排泄物が使用者の下着に接触 したり汚したりするのを阻止することである。バックシート積層体は従って織ら れている、または織られていない材料,ポリエチレンまたはポリプロピレンの熱 可塑性フィルムのようなポリマーフィルム,またはフィルム被覆されている不織 材料のような複合材料を備えていることが出来る。好ましくは、バックシート積 層体は、より布様の外観を提供する為にエンボス加工(embossed)され ている、及び/又はマット仕上げ(matte finished)されている 、ポリエチレンフィルムである。 好ましくは、バックシート積層体はまた、バックシート積層体の主要な機能 を損なうことなく、少なくとも水蒸気透過性、好ましくは空気透過性であること によって吸収体に呼吸能力を提供する。バックシート積層体は、例えば微小多孔 性フィルム及び穿孔されている成形フィルムの積層体材料または微小多孔性フィ ルムの単独による単一層であることが出来る。もし望むのであれば、呼吸能力は バックシート積層体の周辺に限定されることが出来るし、またはバックシート積 層体の全体を横切ることも出来る。 バックシート積層体は、この発明のプロセスにおいて使用されている液体不 透過フィルムにより少なくとも部分的に提供されることが出来る。この発明に従 っているプロセスの好適な実施例においては、バックシート積層体の全体が液体 不透過フィルム12により提供されている。従って、液体不透過フィルム12は 、バックシート積層体の最も内側の層を提供する為に有用であるこれらの材料か ら選択されることが出来る。 この発明の好適な実施例においては、生理用ナプキンにまたパンテイ固定手 段が設けられている。典型的には、バックシート積層体の外表面の少なくとも一 部が接着剤により被覆されていて、パンテイ固定接着剤を形成している。パンテ イ固定接着剤は典型的には、接着剤が乾燥してしまうことを阻止したり、あるい は使用前にパンティ以外の他の表面に接着してしまうことを阻止する為に、可動 解放紙またはフィルムにより覆われている。 好適な実施例において吸収核積層体は、この発明の液体透過性基材16とと もに接合され対面関係にある吸収要素を備えている。基材16は吸収要素とバッ クシート積層体との間に配置されている。 吸収要素は、当該技術分野においては通常である単一層または多層型の繊維 状基材により提供されることが出来る。繊維は、親水性または疎水性または混合 であることが出来るが、吸収核積層体に対して吸収性を提供しなければならない 。吸収要素は、木材パルプまたは紙毛羽(paper fluff)のような接 着されていない繊維構造、あるいは薄片(tissue)または空気重複ウエブ (airlayed web)または湿潤重複ウエブ(wetlayed we b)のような接着されている繊維構造を備えていることが出来る。接着は、ポリ エチレン粒子やポリプロピレン粒子のような溶融可能なポリマー粒子により提供 されることが出来る。それはまた、ラテックス(latex)被覆または機械的 な繊維の絡みまたはこれらの組み合わせによっても提供されることが出来る。 吸収要素及び液体透過性基材16は、吸収核積層体を形成する為にいかなる 適切な方法によっても組み合わされることが出来る。適切な方法は、これに限定 される訳ではないが、吸収要素と液体透過性基材とを、これらの間における接着 剤噴霧または接着剤の線または点の適用のような接着により組み合わせることを 含んでいる。或いは、または追加的に、層間の組み合わせは繊維の絡み合い又は 複数の分離している溶融接着により達成されることが出来る。 或いは、液体透過性基材16は粒子材料14とともに吸収核積層体の全体を 構成することが出来る。吸収核積層体の吸収容量は、液体透過性基材16及び粒 子材料14により提供された容量を含んでいる吸収体の為の意図されている体か らの流体負荷により変えることが出来なければならない。 さらには、生理用ナプキンは、吸収核積層体の側縁に隣接していて側縁から 側方に伸びているフラップを有していることが出来る。フラップは股部において 着用者のパンティーの縁を越えて垂れ下がるよう形作られていて、その結果とし てフラップは着用者のパンティの縁と着用者の太腿との間に配置される。フラッ プは着用者の体及びパンティの汚れを阻止するとともに生理用ナプキンをパンテ ィ中の適切な配置するのに役立つ。 フラップは、当該技術分野において全く良く知られている種々の材料及び種 々の設計に従って構成されることが出来る。この発明の生理用ナプキンに対して 適している、または適用可能な好適なフラップは、1987年8月18日にファ ン・ティルバーグ(Van Tilburg)に対し発行された米国特許第4, 687,478号及び1986年5月20日にファン・ティルバーグ(VanT ilburg)に対し発行された米国特許第4,589,876号中に記載され ている。または生理用ナプキンは、着用者のパンティの側を自然に覆う要素を備 えていることが出来る。 おむつまたは失禁用具の為に通常である特徴や特色は吸収体の技術分野にお いて良く知られており、そしてこの製品中に含まれる。これは弾性制限,閉塞機 構,脚バリア(leg barrier),そして当該技術分野において知られ ているその他を伴なわないこと含む。 この発明の吸収体中に含まれている粒子材料構成要素は好ましくは、臭い制 御手段を備えており;いかなる適切な臭い制御手段も、当該技術分野において良 く知られている技術に従って作成された顆粒,カプセル/マイクロカプセル,ま たは粉のようないかなる所望の形状でもこの発明の製品中に組み込まれることが 出来る。好適な臭い制御材料は、ゼオライト,カーボンブラック,そしてポリア クリル酸エステルまたは硼酸塩あるいは硼酸エステル(borate)のような p−H緩衝体である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A41B 13/02 G (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),UA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.粒子材料を備えているとともに連続している長手方向縁を有している積 層体を形成する為のプロセスは: 幅Wf及び長手方向側縁を有している液体不透過性フィルムの連続して いるウエブを提供する工程と; 上記フィルム上に幅Wpを有している粒子材料の層を連続して載置して 、上記フィルムの長片が上記粒子材料を備えているとともに、上記層が長手方向 側縁を有している工程と; 幅Wlを有している液体透過性基材の連続しているウエブを提供する工 程と; 上記基材を上記フィルム上に載置して上記基材が上記粒子材料を覆う工 程と; 粒子材料の上記層の上記長手方向側縁に隣接している上記フィルム及び 上記液体透過性ウエブの領域における上記液体透過性基材及び上記フィルムの連 続している熱接着工程と; を備えている。 2.請求項1に従っているプロセスにおいて、上記連続的なウエブ及び粒子 材料の上記層の両者の夫々は長手方向中心線を有していて、上記連続的なウエブ 及び粒子材料の上記層の両者はそれらの個々の長手方向中心線に関して実質的に 対称であり、そして上記連続的なウエブ及び粒子材料の上記層の上記長手方向中 心線は相互に直線状に配置されていて上記積層体の単一の中心線を形成する。 3.前述した請求項のいずれかに従っているプロセスにおいて、液体不透過 性フィルムの上記連続したウエブは直線状の長手方向側縁を有していて、そして 粒子材料の上記層は非直線状の長手方向側縁を有しており、そして上記熱接着は 上記非直線状の長手方向側縁輪郭に従う。 4.前述した請求項のいずれかに従っているプロセスにおいて、上記粒子材 料は、好ましくはゼオライト,カーボンブラック,そしてpH緩衝材料から選択 されている、臭い制御材料を備えている。 5.前述した請求項のいずれかに従っているプロセスにおいて、上記液体透 過性基材は繊維であって、上記繊維基材は上記液体不透過性フィルムに対して熱 接着することが出来る繊維を備えている。 6.前述した請求項のいずれかに従っているプロセスにおいて、上記連続し ている熱接着は点溶着の模様により提供されている。 7.前述した請求項のいずれかに従っているプロセスにおいて、上記幅Wf は上記幅Wlよりも大きい。 8.吸収衛生体がバックシート積層体,装着者の皮膚に隣接して装着される 液体透過性トップシート積層体,そして上記バックシート積層体と上記トップシ ート積層体との間に配置されている吸収核積層体を備えていて、上記バックシー ト積層体と上記核積層体は請求項7の積層体を備えている上記粒子材料により少 なくとも部分的に粒子材料の上記層が設けられていて、そして液体透過性基材の 上記ウエブが上記核積層体の一部を形成している、吸収衛生体を作成する為のプ ロセスの一部として請求項7に従っているプロセス。 9.請求項8に従っているプロセスにおいては、上記バックシート積層体が 上記液体不透過性フィルムから成っている。
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