JP2000505611A - ポイント―トゥ―マルチポイント同期cdmaシステムの多重ユーザ捕捉方法 - Google Patents

ポイント―トゥ―マルチポイント同期cdmaシステムの多重ユーザ捕捉方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ポイント−トゥ−マルチポイントCDMAシステムのフォワードチャネルの捕捉方法を開示する。この方法の1つは、(a)受信CDMA信号中に有ることが知られている第1のpnコードにより受信CDMA信号を逆拡散し、受信信号レベルの第1の基準を得るステップと、(b)受信CDMA信号中に無いことが知られている第2のpnコードにより受信CDMA信号を逆拡散し、受信信号レベルの第2の基準を得るステップと、(c)第1、及び第2の信号レベルの間の違いを用いて所望のチャネルに同期するステップと、を有している。この方法においては、逆拡散する第1の逆拡散ステップは連続的に送信されるサイドチャネルを逆拡散し、また同期ステップは、その送信側チャネルに同期する。更に、受信信号レベルの第1の基準を獲得するステップは相関ピークを得、また、受信信号レベルの第2の基準を獲得するステップは相関ヌルを得る。好ましくは、逆拡散及び獲得するステップは、n個の第1のpn符号位相状態の範囲及びn個の第2のpn符号位相状態の範囲にわたり反復して遂行される。

Description

【発明の詳細な説明】 ポイント−トゥ−マルチポイント同期CDMA システムの多重ユーザ捕捉方法関連特許出願に関するクロスリファレンス 本特許出願は、本願と同一の出願人に譲渡された1996年2月23日出願の S.キングストン等(S.Kingstonet al.)による「マルチポイント−トゥ−ポ イント同期CDMAシステムの多重ユーザ捕捉方法(A MULTI-USER ACQUISITION PROCEDURE FOR MULTIPOINT-TO-POINT SYNCHRONOUS CDMA SYSTEMS)」と題する 米国特許出願第08/606,285号(代理人事件整理番号DUT 513) に関連する。1.発明の属する技術分野 本発明は、符号分割多元接続(CDMA)通信システムに関し、特に、直接拡 散(DS)ポイント−トゥ−マルチポイント同期CDMA通信システムに関する 。2.発明の背景 CDMA通信システムでは、複数のユーザ通信信号を周波数スペクトルの同一 部分内で、すなわち共有して送信することができる。これは、キャリヤを変調す ることによって生じる波形のスペクトルを「拡散」する異なる擬似雑音(pn) 2値符号系列(例えば、各ユーザ毎に1つ)を複 数用いることによって実行される。所与の受信機ではユーザ信号の全てが受信さ れ、割当てられた1つのpn2値符号系列を相関器に供給し、受信CDMA信号 を「逆拡散」してその受信機に向けられた信号のみを抽出することによって1つ のユーザ信号が選択される。他の(相関を有しない)全てのユーザ送信は雑音と して現れる。 1つのタイプのCDMA通信システムは、EIA/TIA/IS−95と呼ば れるドキュメントによって規定される。この規定されたシステムでは、複数の基 地局を用いて複数の移動局(例えばセルラ電話)との双方向直接拡散(DS)C DMAリンクを確立及び維持する。IS−95システムの1つの特徴は各基地局 によって送信されるパイロット・チャネルの存在である。 パイロット・チャネルは各CDMA基地局によって連続的に送信される非変調 の直接拡散スペクトル拡散信号である。パイロット・チャネルは、移動局がフォ ワードCDMAチャネル(すなわち、基地局から移動局へ)のタイミングを得る ことを可能にし、コヒーレント復調のための位相基準、及びいつハンドオフをす るかを確定するための基地局間の信号強度比較に関する基準を供給する。パイロ ットpn系列はフォワードCDMAチャネル及び逆方向CDMAチャネルを拡散 するために用いられる最長周期215の1対の変形PN系列として定義される。異 なる基地局は異なるパイロットPN系列オフセットによって識別される。パ イロットpn系列オフセット指標はゼロオフセットのパイロットpn系列に関し 、64のpnチップ単位により定義される。pnチップはpn系列の1ビットと して定義される。パイロットの強度は受信エネルギー全体に対する受信パイロッ ト・エネルギーの比率として定義される。 ウォルシュ関数はパイロットチャネル及びユーザチャネルに用いられる異なる pn2値符号系列間の直交性を確立するために用いられる2Nクラスの直交2値 関数である。 パイロット・チャネルを用いることにより移動局のCDMAシステムにおいて ある種の利点が得られる一方、移動局に対向するユーザ・トランシーバが固定さ れるとシステムにおいて不利な点を有する。例えば、パイロット・チャネルは、 もしパイロット・チャネルを用いなかったらシステムユーザに分配することがで きるはずのある量の利用可能なpn符号系列、及び信号エネルギーを消費する。 更に、多くの検出方法では、キャリヤ位相ロックの前にpnコード・タイミン グへの同期を行わなければならない。この場合、非コヒーレントな検出アルゴリ ズムが用いられなければならない。一般に、非コヒーレントな検出器は、符号タ イミング・セルのレンジをサーチしながらの固定帯域幅内のエネルギー検出に依 存する。正確な符号タイミングを見つける際、検出器のエネルギーレベルは所定 の閾レベルを上回る。次に、ビット−同期ループがより高精度の分解度でビット タイミングを得る。 しかしながら、標準の捕捉方法はユーザ数が多くなると機能しなくなることが 知られている。これは同期型のCDMAシステムのユーザが同期しない場合、雑 音電力が信号電力に匹敵するようになるという事実による。その結果、ユーザの 受信機にとって、雑音の増加に起因する正しくない位相と正確なpnタイミング 位相とを判別することが非常に困難になる。 捕捉技術は、その動作がフォワードリンクへの同期が起こる全体の速度に大き な影響があるという点で受信機の重要な側面である。もし、ユーザの受信機を同 期させるのに必要な時間が過度になる場合、それによる遅延はユーザにとって受 け入れがたいものとみなされる。発明の目的 受信機を同期CDMA通信システムに同期させることを可能にする方法、及び 装置を提供することが本発明の第1の目的である。 更に、全ての活性な符号に直交するヌル(不活発な)pn符号系列を送信する 第1のフォワードチャネルと、常に活性なpn符号系列を送信する第2のフォワ ードチャネルと、を有し、第1のフォワードチャネル、又は第2のフォワードチ ャネル、あるいは両フォワードチャネルを用いてフォワードCDMAリンクに同 期する受信機を備えた、同期CDMAシステムを実施する方法と装置を提供する のが本発明の目的である。発明の概要 複数の同期干渉チャネルがある場合に、所望のCDMAチャネルを捕捉するこ とが可能な回路及び方法をユーザ端末に備えた本発明の実施例に従った装置及び 方法によって、前述及び他の課題は解決され、本発明の目的は実現される。 1つの特徴として、本発明は、CDMAシステムのフォワードチャネルに同期 する方法を開示する。本方法は、(a)受信CDMA信号中に無いことが知られ ている第1のpn符号により受信CDMA信号を逆拡散する、(b)受信信号レ ベルの基準を得る、(c)得られた受信信号レベルの基準を、受信すべき所望の フォワードチャネルに対応する第2のpn符号の位相をセットする場合に用いる ステップを有している。この方法では、逆拡散ステップはヌルチャネルを逆拡散 し、所望のフォワードチャネルは全ての加入者装置又は端末にシステム・レベル の情報を提供する連続的に送信されるサイドチャネルである。 他の特徴として、本発明は、ポイント−トゥ−マルチポイントCDMAシステ ムのフォワードチャネル捕捉方法を教示する。この方法は、(a)受信CDMA 信号中に有ることが知られている第1のpnコードにより受信CDMA信号を逆 拡散し、受信信号レベルの第1の基準を得るステップと、(b)受信CDMA信 号中に無いことが知られている第2のpnコードにより受信CDMA信号を逆拡 散し、受信信号レベルの第2の基準を得るステップと、(c)第 1、及び第2の信号レベルの間の違いを用いて所望のチャネルに同期するステッ プと、を有している。 この方法では、逆拡散する第1の逆拡散ステップは連続的に送信されるサイド チャネルを逆拡散し、また同期ステップは、その送信側チャネルに同期する。更 に、受信信号レベルの第1の基準を獲得するステップは相関ピークを得、また、 受信信号レベルの第2の基準を獲得するステップは相関ヌルを得る。 好ましくは、逆拡散及び獲得するステップは、n個の第1のpn符号位相状態 の範囲及びn個の第2のpn符号位相状態の範囲にわたり反復して遂行される。 pn符号位相状態iに関して、本方法は、受信信号レベルの第1基準及び受信信 号レベルの第2基準の間の差分を決定し、その差分を閾値と比較し、差分が閾値 より大きければ、所望のチャネルに対応するpn符号を出力するようpn符号発 生器を設定し、出力pn符号をpn位相状態iに設定する。他方、差分が閾値よ り大きくなければpn位相状態iを増加させ逆拡散及び獲得ステップを再実行す る。 本方法においては、差分を決定するステップは、決定した差分を格納するステ ップを含み、n個の差分のいずれも閾値より大きくなければ、更に格納した差分 を調べて最も大きい格納値を選択するステップと、所望のチャネルに対応するp n符号を出力するようpn符号発生器を設定し、出力pn符号を選択した格納差 分に対応するpn位相状態 に設定するステップとを含む。 更に、本発明は、前述の方法により動作する同期CDMA通信システムを開示 する。図面の簡単な説明 本発明の前述した特徴及び他の特徴は、添付した図面と共に本発明の詳細な説 明を読むことにより一層明らかとなる。 図1は、本発明に従って構成され動作する、無線基地装置(RBU)及び複数 の加入者装置(SU)を有する同期DS−CDMA通信システムの単純化したブ ロック図である。 図2は、図1のSU受信機検出器、特に非コヒーレントな2乗検出器の第1の 実施例のブロック図である。 図3は、図1のSU受信機検出器、特に非コヒーレントな絶対値検出器の第2 の実施例のブロック図である。 図4は、本発明の、Es/No=6dB、Pd=0.995、α=0.01にお ける、単一ユーザ、マルチユーザ、及び差分試験の相対平均捕捉時間特性を稼働 ユーザに対して示す図である。 図5は、3極バターワース送信機及び受信機フィルタ、30の稼働ユーザの場 合において、符号タイミングオフセットに対する平均マルチユーザ干渉電力及び 平均サイドチャネル相関電力を示す図である。 図6は、マルチユーザ干渉、背景雑音、及び所望の加入 者装置のエネルギー対オフセットを示す図である。 図7Aないし7Dは、高SNR/低SNR、及び重負荷/軽負荷におけるサイ ドチャネルPN符号(1点鎖線)及びヌル符号(実線)に整合したマッチドフィ ルタ(整合フィルタ)の出力についてのエネルギー対オフセットを示す図である 。これらの図では、シンボルxはサイドチャネル符号のマッチドフィルタ出力、 □は符号のマッチドフィルタ出力である。 図8は、本発明によるチャネル捕捉方法の論理フローチャートである。発明の詳細な説明 図1を参照すると、本発明の好ましい同期CDMA通信システム10は、固定 無線システム(FWL:fixed wireless system)として具体化される。無線基 地装置(RBU)12から複数のユーザ又は加入者装置(SU)14へのフォワ ードリンク(FL)送信は、時間軸上でビット及びチップが整列し、SU14は 本発明の開示に従って動作しFL信号の受信及び信号の1つに同期する。FWL は、RBU12とSU14の間で音声又はデータを伝える通信システムに実施す るのに適している。 RBU12は、複数のユーザ信号(USER_1ないしUSER_n)、連続 的に送信されるサイドチャネル(SIDE CHAN)信号、及びNULL信号 を生成するための回路を有している。これらの信号の各々はそれぞれの pn拡散符号を割当てられ、アンテナ12bを有している送信機12aに供給さ れる前にそれらによって変調される。FLで送信されるとき、位相直交変調され SU14は同位相(I)及び直交位相(Q)成分を抽出するのに適した位相復調 器を有すると仮定される。図の配置は、1つの周波数(キャリヤ)チャネルに関 して示しているが、そのような複数のチャネルを送信することができるRBU1 2によって実現される。例えば、各周波数チャネルは31までの符号チャネルを 有しており、2GHzから3GHzの範囲に中心周波数を有している。 各SU14はアンテナ14a、受信信号をダウンコンバートするためのミキサ 14b、ローカルpnコードにより受信信号を逆拡散しユーザの送信信号を得る 相関器14c、検出器、及び相関器14dを有している。検出器の適切な実施例 は図2の中に示される非コヒーレント2乗検出器、及び図3の中に示される非コ ヒーレント絶対値検出器である。SU14は、更にSU14の動作を管理するロ ーカルのプロセッサ14eを有している。これらの管理機能は、電圧制御発振器 (VCO)14f等から得られる可変の局部発振器(LO)信号の生成、及びユ ーザ信号を逆拡散するためにSU14に割当てられるpn2値符号系列の供給を 含んでいる。プロセッサ14eは、更に、本発明による捕捉方法の1つ以上を実 行する。SU14は更にリターンリンクによりRBU12にDS−CDMA信号 を送信する ことができるが、これらの機能は本発明の開示に密接ではないので説明しない。 本発明の好ましい実施例においては、アンテナ12b及び14aは見通し線の 関係にある。SU14はRBU12に関して固定した位置にあり、アンテナ12 b及び14aはSU14の設置中に照準を合わせられる。しかしながら、以下で 議論されるように、本発明の開示は特にこの好ましい配置だけに限定されない。 以下の記述では、符号シンボル期間Tsで、チップ期間Tc及びヌル−ヌル帯域 幅Wc=2/Tcの拡散系列c(t)により乗算されるDS信号a(t)を仮定す る。各SU14のシンボル・レートは1/Tsで、チッピング・レートは1/Tc =P/Tsで固定される。全てのpnコードは配列した時に相互に直交し、正常 な動作中に全て正確に配列されると仮定する。本発明の好ましい実施例では、p n符号は、無作為化されたウォルシュ・アダマール符号の1セットから選ばれる 。しかしながら、本発明の開示はこれらの特性を有する信号のみに限定されない 。例えば、pn拡散符号のセットは、ゼロ相対シフトにおいて低い相互相関を示 すどのようなセットから選んでもよい。 マルチユーザ干渉が無い場合には、受信信号はr(t)=a(t−r)c(t −r)+n(t)として表すことができる。ここで、n(t)は白色ガウスチャ ネル雑音である。r(t)は、次の拡散系列のシフトc(t−mδt) により乗算され、タイミング・オフセットrが推定される。図2及び図3の検出 器フィルタ17は等価雑音帯域幅Ws=1/Tsを有する有限(Ts)の積分器で ある。この帯域幅内では、実効雑音スペクトル密度(1/2)Noは積分器によ っては変わらない。c(t−mδt)がr(t)と同期する場合、pn拡散符号 は落込み、積分器はDS信号a(t−r)の平均値を生成する。非同期動作を仮 定すると、ほとんどの信号エネルギーは検出器フィルタ17の帯域外に落ち、よ い近似として検出器入力は白色ガウス雑音のみとみなすことができる。非同期動 作において最悪の場合、信号エネルギーは拡散帯域幅Wcに反射される。 2乗ガウス・プロセスのnサンプルの和は自由度nの中心χ2分布を示し、検 出器フィルタ17の2倍の帯域(DC近くに)を有する。自由度nの中心χ2分 布はで表すことができる。ここで、σはガウス・プロセスの分散である。 信信号スペクトルはデータ帯域幅に落込み、検出器フィルタ17内のエネルギー の和を増加させる。受信信号の位相は基準に関して自由に回転するので、この波 形は一定のエネルギー信号に対してさえDCではない。従って検出器の出力もま た中心χ2分布であるが、雑音のみの場合よりも大 きな平均値を有する。しかしながら、位相回転レートは十分に遅く信号成分は決 定論的なものとして扱うことができる。従って、検出器フィルタ出力の第i番目 の独立しているサンプルは、雑音成分によって決定される平均si、分散σ2の正 規分布に従う。積分器出力は、自由度nの非心χ2分布及び次式の非中心パラメ ータによって特徴づけられる。 ここで、Sは平均信号電力を表す。自由度nの非心χ2分布は、以下のように記 述される。 最終的に、ブロック21からのnサンプルの和はプリセットされた閾値thと ブロック23において比較される。閾値及びサンプルの数は、検出確率≧Pd、 かつ誤警報確率≦αを得るように設定される。所与のthに対してPdは非心χ2 分布をthから無限大まで積分して決定される。誤警報確率αは、中心χ2分布を thから無限大まで積分して決定される。積分時間Tが大きくなるとともに、2 つの分布間の開きは更に大きくなる。ある点において、所望の検出確率を得つつ 目標誤警報確率を得ることができる。目標検出確率及び誤警報確率を達成するの に必要なサンプルの最小の数は、検出器の観察ウィンドT=nTsを決定する。 しかしながら、通常は、何度か不確実なことが存在し、時間セルのある数Qが サーチされる。平均捕捉時間は以下のように決定される。所与のHoの場合(雑 音のみの場合)に、1つの時間セルを探すのに必要な時間は次式で表される。 To=T+αKT ここで、Kは誤警報についてのコストと呼ばれる。閾値を超えた際に、検証プロ セスが始められ、この検証プロセスが、第2の誤警報確率が無視できるほど十分 長いKTの第2の積分を含むと仮定した場合、To=(1+αK)Tである。平 均して、正しいセルに遭遇する前に((1/2)Q−1)時間セルがサーチされ なければならない。次に、H1の場合(信号が存在する場合)に与えられる時間 セルをサーチするのに必要な時間は次式で表される。 最初の項は検出が成功した場合に対応し、その場合、検証プロセスが更に要求さ れる。第2項は、検出が失敗した場合に対応する。この場合には、(1/2)QTo 増加させ捕捉プロセスを始めから開始する(全ての時間セルがサーチされるので )。従って、捕捉時間は次式で与えられる。 代入及び整理して次式に到達する。 従って、与えられたS/N比(SNR)、所望の検出確率Pd、誤警報確率α 、及びコストファクタに対し、必要な積分時間Tを計算できる。次に、与えられ たT及び不確実性Qに対し、平均捕捉時間Tacqを決定できる。 入力フィルタにおける特定のEs/Noについて、入力S/N比が次式で与えら れる。 信号が、SU受信機フィルタ15の出力においてAGC制御されていると仮定 すると、S+Nc=1であり、これから、 ここで、Sは信号電力、NcはWcの出力での雑音電力である。加えて、No=2 Nc/Wcである。検出器フィルタ17の出力Wsの雑音電力はNs=Nos/2で あり、これから、エネルギー検出器19aあるいは19bのS/N比はSNRs =S/Nsと計算することができる。次に、各仮定についての確率分布関数は、 以下のパラメータによって完全に確定される。 前述の解析は、本発明において最も興味のあるマルチユーザ・チャネルの場合 に一般化される。例えば、CDMA通信システム10においてM≦30の稼働ユ ーザ(SU14)がいる場合、その各々は、割当てられた長さP=32の符号化 された情報シンボルをRBU12から受信する。pnコードは配列された時、全 て相互に直交し、正常動作中は正確に配列されると仮定する。各SU14のシン ボル・レートは、1/Ts、チッピング・レートは1/Tc=P/Tsで固定され る。RBU12は稼働チャネルを全て同期させ一様に送信する。従って、いかな るSU14で受信されたチャネル電力レベル、及びタイミング・オフセットも実 質的に等しい。 ユーザ・チャネルに加えて、全てのSU14が利用できる2つのチャネルがあ る。決して活性でない1つは、前述のヌルチャネルと呼ばれる。ヌルチャネルは 、全ての活性な符号に直交する一意のpn符号(ヌル符号と呼ばれる)を割当て られるが、ヌル符号は実際には送信されない。すなわち、ヌル符号は「見当らな い」符号とみなすことができる。これは図1の中で、NULL信号経路に置かれ た開いたスイッチ(SW)によって概略的に示されている。そのスイッチ(SW )は、ヌルチャネルに割当てられたpn符号(pn_null)が関連する乗算器(拡 散器)12cに達しないように、pnヌル(pn_null)経路中に置くこともでき る。 上記においてサイドチャネルと呼ばれた第2チャネルは常に活性である。サイ ドチャネルは、SU14にサイド情報(例えば、システム・アクセス情報など) を提供する。 1つのユーザ捕捉技術あるいはテスト(SUT)では、1つのサイドチャネル 統計が用いられ、一方、マルチユーザ捕捉技術あるいはテスト(MUT)では、 ヌルチャネル統計が用いられる。異なる2つの統計を用いるのも本発明の範囲内 である。すなわち、以下に説明するように、1つはヌルチャネルに対応し、他は サイドチャネルに対応する。 単一ユーザ技術。この測定においては、図2の非コヒーレント2乗検出器ブロ ック及び図3の非コヒーレント絶対値検出器ブロックに示されるように、サイド チャネルpn符号がSU14相関性符号c(t−mδt)として用いられる。単 一ユーザ技術は、SU14に格納されたサイドチャネルpn符号のコピーと活性 なサイドチャネルそれ自身との間の相関ピークを位置づけるようにこの統計量を 利用する。符号が配列されるときにピークの最大点が起きる。 マルチユーザ技術。この測定においては、マルチ符号が相関符号として用いら れる。マルチユーザ・テストは、SU14に格納されたヌル符号のコピーと活性 なチャネルとの間の相関ヌル(ピーク反対としての)を見つけるようにこの統計 量を利用する。相関ヌルは、ヌル符号を備えた全ての可能な活性な符号の相互直 交性に起因し、符号配列と一致する。 単一ユーザテストは、Mが許される稼働ユーザの最大数に近づくにつれ効率が 減少することが知られている。これは、自己取消(self-canceling)と同様に、 サイドチャネル相関信号が増加するに従ってマルチユーザ干渉レベルが低下する という事実による。同様に、Mが小さい場合、相関ヌルが周囲雑音にマスクされ るので、マルチユーザテストの効率が減少することが知られている。 これらの効果を補償するために、FLを捕捉する場合のこれらの2つの統計間 の違いを用いるのが好ましい。従って、大きなMについては単一ユーザ統計が支 配的であり、小さなMについてはマルチユーザ統計が支配的である。しかし、い ずれの場合も、2つの統計間の違いは、pn符号タイミングがロック・ポイント に近づくにつれ著しく変化する(すなわち、大きくなる)。この利点は、観測ウ ィンドT=2nTsを倍増することにより低減する。しかしながら、図4を参照 すると、差分テストを用いることによって、可能な稼働ユーザ数の全域にわたっ て、全体の平均捕捉時間において利点を有することは直ちにわかる。 本発明による検出は、前述の2つの統計間の違いに起因する2つの確率分布関 数(pdf)について実行されることが好ましい。単一ユーザの場合では、一方 のpdfはH0の場合、又は符号非整列ケースに対応し、他方は、H1の場合、又 は符号整列ケースに対応する。いずれの場合でも、2つの統計は連続して計算さ れるので、雑音成分は本質的 に相関を有しない。pn符号の長さはP=32である。また、タイミングはチッ プの半分(δt=Tc/2)を増加させSU14でサーチされるため、Q=64 の位置が可能である。従って、最良の信号レベルを与える時間セルは、最悪の場 合でも(1/4)Tcだけ外れている。 H0の場合に、単一ユーザ及びマルチユーザ・テストの両方は背景白色ガウス 雑音及びマルチユーザ干渉を生じる。マルチユーザ符号はテスト符号と相関が無 いので、両方の雑音成分はガウス分布、従って検出器出力では中心χ2分布であ ると仮定される。チャネル雑音の分散はNs=(1/2)N0sである。ここで、( 1/2)N0=Nc/Wcは両サイドの雑音スペクトル電力密度である。従って、Ns =Ncc/2Ts=(1/2)Nc/Pである。最悪の場合、マルチユーザ干渉電力 は、Is=(1/2)Iosである。ここで、(1/2)Ioは両サイドの干渉スペクト ル密度である。 図2及び3における受信機フィルタ15のヌル−ヌル帯域にわたり干渉密度が 変化することに注意すべきである。しかしながら、最も興味深いのはDC近くの 密度である。この電力密度における等価干渉帯域幅は(1/2)Wc=1/Tcであ る。従って、(1/2)Io=Icc、及びIs=Icc/Ts=Ic/Pである。H0 仮定について、σ0 2=Is+Ns+S/P=(1/P)[1−(1/2)Nc]であり 、ここで、S/Pはサイドチャネルの寄与を表す。 H1の場合、単一ユーザ・テストは背景白色ガウス雑音項、 及び決定論的な信号成分を生じ、従って、検出器12dの出力で非心χ2分布の ランダム変数に寄与する。マルチユーザ・テストは、中心χ2分布のランダム変 数に寄与する背景白色ガウス雑音を生じさせる。これは、もちろん、整列したp n拡散符号の相互直交性によりマルチユーザ干渉を無視することができると仮定 している。しかしながら、フィルタリングのために、pn符号は通常、厳密に直 交していない。それは3極バターワース(butterworth)フィルタリングにより 、干渉ヌル深さはpn符号配列よりも、およそ25dB以上である。従って、最 悪のフェード(Es/N0 なり低い。考慮すべき他の要因は、最悪ケースのアラインメント・オフセット( 1/4)Tcが干渉ヌル及び信号相関ピークを弱める効果があるという事実に起因す る。図5の中で示すグラフからマルチユーザ相関ヌルは14dB、単一ユーザ相 関ピークは約2dB損失することがわかる。従って、これらの効果を考慮しなけ ればならない。しかしながら、最悪ケースのフェードについては、雑音分散は単 一ユーザ及びマルチユーザ統計の両方に対し約σ1 2=Nsである。非中心度パラ メータλはnSに等しい。 他の独立な2つのランダム変数の差Z=X−Yであるランダム変数の確率分布 関数は、畳み込み積分に類似する次の積分から決定することができる。 従って、H0及びH1分布は、中心及び非心χ2分布の変形特性関数の逆フーリエ 変換、又は直接の積分によって得られる。 マルチユーザ捕捉の場合には、SU14自動利得制御(AGC)関数はS+Nc +Ic=1を仮定して設定され、ここで、Ic=MSはマルチユーザ干渉電力で ある。従って、(M+1)S+Nc=1である。単一ユーザの場合も同様にSN Rは次のように定義することができる。 従って、λ=nSとおくと、確率分布は、自由度の数まで完全に決定され、ある閾値thに対する検出確率 及び誤警報基準に整合するように調整される。 上記及び本発明の第1の様相によれば、ある量のマルチユーザ干渉(MUI) がある状態での同期CDMAフォワードチャネル・リンクの正確な符号タイミン グを得るSU14についての方法が提供される。この方法は、存在しないことが 知られているpn符号(つまりヌル符号)を故意に逆拡散することにより適切な 符号位相を決定するのに用 いられるpn符号の直交性を利用する。この方法は、多くのユーザが稼働してい る場合に、従来の捕捉プロセスを用いるときに生じる問題を克服するために行わ れる。プロセス利得Pを有するP−l干渉ユーザの干渉エネルギーは、所望のユ ーザの信号エネルギーとほとんど同じくらいに強くなりうる。その結果、マッチ ドフィルタ出力(あるいは、スライディング相関器の出力)のエネルギーが閾値 より大きい場合に検出が宣言される標準の捕捉方法は、極度に負荷の大きいシス テムにおいては実行可能ではない。 この方法の議論を単純化するために、入力信号のキャリヤと受信機の局部発振 器との間の周波数オフセットがゼロであることを仮定する。 図6は、マッチドフィルタのタイミング・オフセットの関数として、所望のユ ーザ信号、干渉ユーザ、及び背景雑音によるマッチドフィルタ出力のエネルギー を示している。フォワードチャネル上で、全てのユーザ信号が互いに完全に同期 していることを仮定していることに注意すべきである。図1に示される異なる曲 線は受信信号の様々な成分を表し、これらの成分の合計が受信強度を形成する。 受信機チップ・タイミング・オフセットによるMUIエネルギーは、受信機のオ フセットが無い場合の所望のユーザ信号に匹敵することに注意することは重要で ある。このことが意味するのは、標準の捕捉アルゴリズムがオフセット及び同期 位相の間の差を容易に識別することができないというこ とである。実際、もし更に平均化が起こらなければ、信号エネルギーは雑音分散 に本質的に等しく、検出S/N比(SNR)が約0dBであることを意味する。 更に、MUIによる雑音及び背景雑音による雑音は共にゼロ平均雑音ブロセス であることは注目されるべきである。従来の検出プロセスにおいて、IとQの逆 拡散器出力の大きな方の絶対値がとられ、結果はある停留時間にわたり平均化さ れる。雑音がゼロ平均を有することは検出統計量を平均化することによって決定 SNRを増加させることが可能であることを意味している。しかしながら、負荷 の大きなシステムにおいては平均化の時間は、受信機が正確に信号に同期してい るか確実に決定するのに十分大きなSNRを得るために十分長いことが要求され る。 標準の捕捉アプローチと対比し、本発明の様相に従えば、もしSU受信機が送 信されないPN符号を逆拡散すれば、雑音は受信機が干渉信号と整合したときに 非同調(tuned-out)となる。これは、ゼロ・オフセット位相で生じる「雑音の 裂け目(“hole in the noise”)」をSU受信機が見ることができ、スライデ ィング相関器出力の雑音エネルギーが閾値以下に減少したときを確定できること を意味している。この時、捕捉回路はロックが起きたことを宣言することができ る。この技術は、上記においてマルチユーザ・テスト(MUT)と呼ばれた。 この方法は、従来の捕捉技術に対して著しい長所がある が、MUT方法を使用するときに2つの問題が生じる。 第1の問題は、干渉ユーザの数が一定ではないという事実に起因する。従って 、MUIの絶対レベルは固定ではない。このことにより、背景雑音は無視できず 、符号アラインメントが完全になる場合、マッチドフィルタの出力の雑音電力が 減少しないという軽い負荷の場合に捕捉の問題を複雑にする。 第2の問題は、ロックが宣言されるべき雑音電力の閾値が現在稼働中の干渉ユ ーザの数の関数であるという事実に起因する。従って、あるタイプの校正プロセ スが実行され、閾値がセットされなければならない。そのような校正プロセスは 、チップの半分のステップで可能なコード位相を走査して平均エネルギーレベル 及び最低エネルギーレベルを決定することを含んでいる。最低エネルギーレベル がある閾量以上に平均レベルより低い場合、最低エネルギーレべル位相はロック 位相にあると宣言される。しかしながら、この方法に関する不利な点は、校正プ ロセスを実行するために実質的な時間、すなわち停留時間の2P倍の時間を要す ることである。SUにとって長い捕捉時間は、それが開始時及び長く深いフェー ドの後に生じるだけなので重大な欠点でない一方、可能であれば、比較的長い平 均捕捉時間を回避することが望ましい。 図7A−7Dは、負荷(稼働中の干渉ユーザの数(N))及び背景雑音レベル の可能な4つの状況を示して いる。各場合では、サイドチャネルpn符号及びヌルpn符号に整合したとき( つまりpn符号が送信されないとき)のマッチドフィルタ又はスライディング相 関器の出力を示している。スライディング相関器のヌルpn符号及びサイドチャ ネルpn符号はチャネル負荷及び背景雑音レベルに大きく依存してその挙動が変 化することは明らかである。 本発明の好ましい実施例では、信号ユーザ・テスト(SUT)、及びマルチユ ーザ・テスト(MUT)の両方が実行され、その結果が各位相状態で減算される 。この好ましい技術の手順は図8のフローチャートに示される。 この手順において、2P位相状態(例えば、64位相状態)の各々で、位相x から開始する(ブロックA)。SU受信機は、まずIとQの逆拡散器出力のより 大きなものの絶対値を平均化し、信号ユーザ・テスト(SUT)を実行する(ブ ロックB)。その後、SU受信機は、ヌルpn符号を用いる逆拡散器と同じ平均 化を行うことによりブロックCにおいてマルチユーザ・テスト(NUT)を実行 する。次に、これらの2つのテスト統計の違いが計算され(ブロックD)、差分 (Z(x))が閾値より大きい場合、検出が宣言される(ブロックE)。閾値を 超えない場合は、SUプロセッサ12eは関連メモリ(MEM)にZ(x)を格 納する。ブロックFにおいて、位相xの64の可能な位相状態が全てチェックさ れたか否かの判別がプロセッサ1 2eによってなされる。もしNOならば、制御はブロックGに移り、プロセッサ 12eは受信機のチップ・クロックを次の位相状態にずらし、ループはブロック Bに再び入る。 ブロックFにおいて、可能な64の位相状態が全てチェックし尽くされ、全く 検出が宣言されない場合、少なくとも2つのオプションがある。第1のオプショ ンは、SUプロセッサ12eが格納されたZ(x)をソートし、最大のZ(x) 値を有する位相状態xを選別することができることである。第2のオプションは 、一時的なフェードが第1のパス中の検出し損ないの原因であった場合、受信機 は可能な64の状態にx値を再びずらし続けることができることである。 絶対値のテスト結果ではなく、2つのテスト(SUTとMUT)の相対的な差 分を用いるこの方法は、絶対値テストより少ない平均捕捉時間を与えるだけでは なく、よりロバストなテストを提供する。 この方法の全体の目的は、多くの干渉フォワードチャネル信号がある状態でフ ォワードサイドチャネルを得る際に、SU14において用いられるマルチユーザ 捕捉手順を提供することである。この方法の重要な様相は、個々の可能な位相状 態について、マルチユーザ・テスト(MUT)と単一ユーザ・テスト(SUT) の結果を比較することによって、2つのテスト間の相対的な差分が正しい位相状 態と正しくない位相状態の全てとをよく識別することができるこ とにある。 本発明の好ましい実施例は、タイミング(基準)情報が存在せず、例えば10 シンボル・レートまでの周波数不確実性が存在すると仮定している。更に、全て の干渉チャネルが独立したランダム・データを送信することを仮定している。 更に、本発明の様相によれば、「探索(look)」と呼ばれる1つの捕捉シ ーケンスは、特定のチップ・コード位相及び搬送波周波数をセットし、名目上6 4シンボルの検出値(すなわち、同位相(I)成分の大きさに直交位相(Q)成 分の大きさを加えたもの)をその後蓄積することを含んでいる。この動作は検出 回路12dによって実行され、得られた値は全体の捕捉シーケンスを制御するプ ロセッサ12eに供給される。例えば、17Kボー(baud)では、この動作 は3.8ミリ秒毎に起こる。 本発明のこの実施例による捕捉技術は、チャネル評価、符号位相サーチ、搬送 波周波数引き込み及びキャリヤロックの4つの成分から構成される。 チャネル評価成分は、激しい使用(大量の通信トラヒック)の期間に直交性領 域をサーチするように動作する。未使用のチャネル(ヌル・チャネル)のpn拡 散符号が供給され、チップ・ステップの半分の名目搬送波周波数でタイミングサ ーチが実行される。検出された信号エネルギーレベルの減少は、直交性領域、す なわち適切なpnタイミン グにおよそ等しいpn符号の存在を示すと仮定される。 探索値が、平均探索値に比例した閾値以下の場合、タイミング検出が宣言され る。プラス・マイナス1/2のチップ・ステップ及びシンボル・レートの1/4 の周波数ステップでのより長い探索が、ロック・ポイントをより正確に決定する ためになされる。次に、所望のチャネル(例えば、サイドチャネル)のpn符号 に変えられ、搬送波周波数引き込みが実行される。 閾値以下の信号検出がなされるpn符号位相が見つからない場合、搬送周波数 は、例えばシンボルレートの半分を増加され、チャネル評価プロセスが繰り返さ れる。シンボルレート・ステップの半分を用いるのは、1/4のシンボルレート の周波数オフセットの場合は直交性が著しく低減することを仮定しているからで ある。直交性領域の位置を見つけずに、周波数不確実性が使い尽くされた場合、 そのような領域を生成する不十分な干渉源又は干渉者が存在すると仮定され、従 来の符号位相サーチが実行される。 上記のチャネル評価サーチは、例えば256のpn符号位相、20の周波数増 分を用い、完了するのにおよそ20秒を要する。チャネル評価サーチは、空であ ると知られているチャネル(つまりヌル・チャネル)の使用を必要とする。 チャネル評価サーチが結果を出さない場合、従来の符号位相サーチが実行され る。従来の符号位相サーチは、捕捉 されたチャネル(例えば、サイドチャネル)のpn符号を用いる。pn符号の空 白が1/2シンボルレート・ステップで各周波数のチップ・ステップの半分でサ ーチされ、平均値に比例する閾値以上の探索値を見つけるようにサーチされる。 十分なチップサーチが実行され、閾値以上の最大の探索値がロックポイントとし て得られる。その結果、直接の信号より弱いいかなるマルチパス伝送信号も検出 される。従来の符号位相サーチがうまくいかない場合、チャネル評価サーチを再 び試みてもよい。 一度タイミング位相が前述の2つの符号位相サーチ技術のうちの1つによって 1/4チップ内に確立され、搬送波周波数が1/4シンボルレート内に合せられ たら、チップ・タイミングループは閉じられ、搬送波周波数引き込みが達成され る。周波数引き込みプロセスは、シンボルレートの副高調波に誤ロックすること なしに位相ロックが急速に達成されることができるポイントにLO周波数(図1 参照)を合せるように動作する。 更に、シンボル間弁別器(intra-symbol dlscriminator)を用いてもよい。シ ンボル間弁別器は、所望のpn符号を表し後半が反転したpn符号を有する他の pn符号チャネルを用いる。その特定の符号を用いるチャネルは弁別プロセスに 干渉するが、干渉はループフィルタによって容易にフィルタリングされるゼロ平 均干渉(ランダムデータを仮定)である。周波数引き込みプロセスは、SU14 が位 相ロックに切替えられ、捕捉プロセスを終了する一定時間の後に終了する。ロッ ク損失が検出された場合、SU14はチャネル評価サーチに戻る。 本発明について多くの実施例に関して上記に説明したが、本発明の思想及び範 囲から逸脱せずにその形態及び詳細を変え得ることは当業者により理解されるだ ろう。 例えば、上記に例示した周波数、pn符号長、ユーザ数、逆拡散器、検出器、 及び同種のものの実施例のうちのいかなるものにも本発明の開示は限定されない ことは理解されるべきである。更に、図8のブロックD中の閾値が変数であり、 例えばこのブロックを通過するループ回数の関数であってもよい。閾値の初期設 定は、全ての位相状態にずらされ、閾値を最大の相関値及び2番目に大きい相関 値の間に設定する校正プロセスに従って実行することができる。 また、本発明の開示は、図1に示すRF送信機及び受信機への利用のみに限定 されない。すなわち、本発明の他の実施例において、CDMAフォワードリンク 及びリバースリンク信号は、例えば同軸ケーブル又は光ファイバケーブルにより 伝送されてもよい。更に、CDMA信号は、適当な音響変換器を用いて水中を伝 送されてもよい。 上記した実施例は、本発明の開示の例示であり、本発明を実施する上で限定的 に解釈されてはならない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 シルベスター ランダル アール. アメリカ合衆国 ユタ州 84120 ウエス トバリーシティー サウス6165ウエスト 3941 (72)発明者 マトラック デービッド ダブリュ. アメリカ合衆国 ヴァージニア州 22070 ヘーンドン ファンタジアドライブ 12820 (72)発明者 スミス パトリック アメリカ合衆国 ユタ州 84105 ソルト レークシティ サウスレークストリート 1155

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.CDMAシステムのフォワードチャネルに同期する方法であって、 受信CDMA信号中に無いことが知られている第1のpn符号により前記受信 CDMA信号を逆拡散し、受信信号レベルの基準を獲得するステップと、 受信すべき所望のフォワードチャネルに対応する第2のpn符号の位相を設定 する際に、獲得された前記受信信号レベルの前記基準を用いるステップと、を有 することを特徴とする方法。 2.請求項1に記載の方法であって、 前記逆拡散ステップはヌルチャネルを逆拡散し、前記所望のフォワードチャネ ルは連続的に送信されるサイドチャネルであることを特徴とする方法。 3.請求項1に記載の方法であって、 前記受信信号レベルの基準を獲得するステップは相関ヌルを獲得することを特 徴とする方法。 4.請求項1に記載の方法であって、 前記逆拡散及び獲得するステップは、第1のpn符号位相状態の範囲にわたり 反復して遂行されることを特徴とする方法。 5.ポイント−トゥ−マルチポイントCDMAシステムにおいてフォワードチャ ネルを捕捉する方法であって、 受信CDMA信号中に有ることが知られている第1のp n符号により前記受信CDMA信号を逆拡散し、受信信号レベルの第1の基準を 獲得するステップと、 前記受信CDMA信号中に無いことが知られている第2のpn符号により前記 受信CDMA信号を逆拡散し、受信信号レベルの第2の基準を獲得するステップ と、 前記第1及び第2の信号レベルの間の差分を用いて所望のチャネルに同期する ステップと、を有することを特徴とする方法。 6.請求項5に記載の方法であって、 前記逆拡散する第1のステップは、連続的に送信されたサイドチャネルを逆拡 散し、前記同期するステップは前記サイドチャネルに同期することを特徴とする 方法。 7.請求項5に記載の方法であって、 前記受信信号レベルの第1の基準を獲得するステップは相関ピークを獲得し、 前記受信信号レベルの第2の基準を獲得するステップは相関ヌルを獲得すること を特徴とする方法。 8.請求項5に記載の方法であって、 前記逆拡散及び獲得するステップは、第1のpn符号位相状態の範囲及び第2 のpn符号位相状態の範囲にわたり反復して遂行されることを特徴とする方法。 9.請求項5に記載の方法であって、 前記逆拡散及び獲得するステップは、複数のn個の第1のpn符号位相状態の 範囲及び複数のn個の第2のpn符 号位相状態の範囲にわたり反復して遂行される方法であって、 複数のn個の第1及び第2のpn符号状態のpn位相状態に対して、 前記受信信号レベルの第1の基準と前記受信信号レベルの第2の基準との差分 を確定するステップと、 前記差分を閾値と比較するステップと、 前記差分が前記閾値より大きい場合に、pn符号発生器を設定して所望のチャ ネルに対応しpn位相状態iに設定されたpn符号を出力せしめるステップと、 前記差分が前記閾値より大きくない場合に、前記pn位相状態iを増加せしめ 前記逆拡散及び獲得するステップを再実行するステップと、を更に有することを 特徴とする方法。 10.請求項9に記載の方法であって、 n個の前記差分のいずれも前記閾値より大きくない場合にiを初期値へ再設定 し、前記逆拡散及び獲得するステップを再実行するステップを更に有することを 特徴とする方法。 11.請求項10に記載の方法であって、 前記逆拡散及び獲得するステップを再実行する前に前記閾値を調整するステッ プを更に有することを特徴とする方法。 12.請求項9に記載の方法であって、 前記差分を確定するステップは、該確定された差分を格納し、前記n個の差分 のいずれも前記閾値より大きくない場合に、 該格納された差分を検査し、最大の値を有する差分を選択するステップと、 前記pn符号発生器を設定して、所望のチャネルに対応し、該選択された格納 差分に対応するpn位相状態iに設定されたpn符号を出力せしめるステップと 、を更に有することを特徴とする方法。 13.同期CDMA通信システムであって、 各々が1の加入者による受信に意図された複数の第1フォワードチャネルを送 信し、かつ各々がその他のフォワードチャネルに関するpn符号と直交関係にあ る関連pn符号により拡散され、複数の加入者による受信に意図された少なくと も1つの第2フォワードチャネルを送信する手段を有する、少なくとも1つの無 線基地装置(RBU)と、 各々が前記複数の第1フォワードチャネル及び前記少なくとも1つの第2フォ ワードチャネルを受信する手段を有する複数の加入者装置(SU)と、からなり 、 前記SUの各々は、 前記第2フォワードチャネルに関連する第1のpn符号を用いて前記少なくと も1つの第2フォワードチャネルを逆拡散し受信信号レベルの第1の基準を獲得 する手段と、 前記RBUによって送信されず該送信されたpn符号と 直交関係を有する第2のヌルpn符号を用いて該受信フォワードチャネルを逆拡 散し受信信号レベルの第2の基準を獲得する手段と、 信号レベルの前記第1及び第2の基準の差分を用いて前記第2フォワードチャ ネルに関連する前記第1のpn符号の位相を設定する手段と、を有することを特 徴とする同期CDMA通信システム。 14.請求項13に記載のCDMA通信システムであって、 前記受信信号レベルの第1の基準を獲得する手段は相関ピークを獲得し、前記 受信信号レベルの第2の基準を獲得する手段は相関ヌルを獲得することを特徴と するCDMA通信システム。 15.請求項13に記載のCDMA通信システムであって、 前記逆拡散及び獲得する手段は、第1のpn符号位相状態の範囲及び第2のp n符号位相状態の範囲にわたり反復して動作することを特徴とするCDMA通信 システム。
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