JP2000355834A - カード、クリアラなどの紡績準備機械に設けられる針布の距離を測定するための装置 - Google Patents
カード、クリアラなどの紡績準備機械に設けられる針布の距離を測定するための装置Info
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01G—PRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
- D01G15/00—Carding machines or accessories; Card clothing; Burr-crushing or removing arrangements associated with carding or other preliminary-treatment machines
- D01G15/02—Carding machines
- D01G15/12—Details
- D01G15/28—Supporting arrangements for carding elements; Arrangements for adjusting relative positions of carding elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 駆動の間に簡単な方法で摩耗（特に比較的長
い経過時間後の）を検出して、カード間隙を最適に調節
することを可能にすることを目的とする。 【解決手段】 針布を備えたローラ４が針布を有する相
手側面、たとえばフラット１３と協働し、少なくとも１
つのセンサが設けられている、たとえばカード、クリア
ラなど紡績準備機械に設けられる針布の距離を測定する
ための装置において、センサ１９がフラット１３に割り
当てられており、かつフラットバーの針布に対向してい
る構成とする。
い経過時間後の）を検出して、カード間隙を最適に調節
することを可能にすることを目的とする。 【解決手段】 針布を備えたローラ４が針布を有する相
手側面、たとえばフラット１３と協働し、少なくとも１
つのセンサが設けられている、たとえばカード、クリア
ラなど紡績準備機械に設けられる針布の距離を測定する
ための装置において、センサ１９がフラット１３に割り
当てられており、かつフラットバーの針布に対向してい
る構成とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、針布を備えたロー
ラが針布を備えた相手側面、たとえばフラットと協働
し、かつ少なくとも１つのセンサが設けられており、そ
のセンサによって針布を備えた面に対する距離が検出可
能である、たとえばカード、クリアラなどの紡績準備機
械に設けられる針布の距離を測定するための装置に関す
る。
ラが針布を備えた相手側面、たとえばフラットと協働
し、かつ少なくとも１つのセンサが設けられており、そ
のセンサによって針布を備えた面に対する距離が検出可
能である、たとえばカード、クリアラなどの紡績準備機
械に設けられる針布の距離を測定するための装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】シリンダ針布とそれに対向する面（相手
側面）との間の距離は、機械技術的及び繊維技術的に極
めて重要である。カーディングの結果、特に清掃度、ネ
ップ形成及び繊維短縮は、主としてカード間隙、すなわ
ちシリンダ針布と回転式フラット又は固定フラットの針
布との間の距離に関係する。シリンダの回りの空気案内
と熱の消散も同様に、シリンダ針布と対向する針布を備
えた、あるいはまた針布を持たない面、たとえば分離カ
ッター又はケーシング部材との間の距離に関係する。こ
の距離は、部分的に拮抗する種々の影響を受ける。互い
に対向する針布の損耗は、カード間隙の増大をもたら
し、それがネップ形成の増加及び繊維短縮の減少と結び
付いている。たとえば清掃効果を向上させるために、シ
リンダ回転数を増大させることは、遠心力による針布を
含むシリンダの拡幅と、それに伴ってカード間隙の減少
をもたらす。シリンダは、大量の繊維を加工する場合及
び所定の繊維種類、たとえば化学繊維の場合にも、温度
上昇によって膨張するので、この理由から距離が減少す
る。
側面）との間の距離は、機械技術的及び繊維技術的に極
めて重要である。カーディングの結果、特に清掃度、ネ
ップ形成及び繊維短縮は、主としてカード間隙、すなわ
ちシリンダ針布と回転式フラット又は固定フラットの針
布との間の距離に関係する。シリンダの回りの空気案内
と熱の消散も同様に、シリンダ針布と対向する針布を備
えた、あるいはまた針布を持たない面、たとえば分離カ
ッター又はケーシング部材との間の距離に関係する。こ
の距離は、部分的に拮抗する種々の影響を受ける。互い
に対向する針布の損耗は、カード間隙の増大をもたら
し、それがネップ形成の増加及び繊維短縮の減少と結び
付いている。たとえば清掃効果を向上させるために、シ
リンダ回転数を増大させることは、遠心力による針布を
含むシリンダの拡幅と、それに伴ってカード間隙の減少
をもたらす。シリンダは、大量の繊維を加工する場合及
び所定の繊維種類、たとえば化学繊維の場合にも、温度
上昇によって膨張するので、この理由から距離が減少す
る。
【０００３】カード間隙は特に、一方で機械調節によっ
て、そして他方では針布の状態によって影響を受ける。
回転式フラットカードの最も重要なカード間隙は、メイ
ンカーディングゾーン内に、すなわちシリンダと回転式
フラットユニットとの間に位置する。作業間隙に隣接す
る少なくとも一方、好ましくは両方の針布は、移動す
る。カードの生産を増大させるために、可動の部材の駆
動回転数ないしは駆動速度を、繊維加工の技術がそれを
許す高さに選択することが試みられる。作業間隔は、シ
リンダの半径方向（回転軸から始まって）に設けられ
る。
て、そして他方では針布の状態によって影響を受ける。
回転式フラットカードの最も重要なカード間隙は、メイ
ンカーディングゾーン内に、すなわちシリンダと回転式
フラットユニットとの間に位置する。作業間隙に隣接す
る少なくとも一方、好ましくは両方の針布は、移動す
る。カードの生産を増大させるために、可動の部材の駆
動回転数ないしは駆動速度を、繊維加工の技術がそれを
許す高さに選択することが試みられる。作業間隔は、シ
リンダの半径方向（回転軸から始まって）に設けられ
る。
【０００４】カーディングにおいては、だんだんと単位
時間当たりより大量の繊維材料が加工されるようになっ
ており、それは作業機構のより高い速度とより高い設置
出力をもたらす。繊維材料流量（生産）が増加すること
は、作業面積が変わらない場合にすでに、機械的な作業
によってより高い熱の発生をもたらす。しかし同時に技
術的なカーディング結果（バンド均一性、清掃度、ネッ
プ減少など）は常に改良されて、それによって必然的に
カーディング係合する作用面が増大し、この作用面のシ
リンダ（Ｔａｍｂｏｕｒ）に対する調節が狭くなる。機
械の作用面と接触して摩擦によって−木棉に比較して−
より多くの熱を発生する、加工すべき化学繊維の割合
は、常に増加している。高出力カードの作業機構は、今
日では、高い安全基準に対応し、紡績工場周囲への粒子
放出を減少させて、機械の保守需要を減少させるため
に、すべての側において完全に封鎖されている。空気交
換を可能にする格子又は開放した、材料を案内する面
は、過去に属する。
時間当たりより大量の繊維材料が加工されるようになっ
ており、それは作業機構のより高い速度とより高い設置
出力をもたらす。繊維材料流量（生産）が増加すること
は、作業面積が変わらない場合にすでに、機械的な作業
によってより高い熱の発生をもたらす。しかし同時に技
術的なカーディング結果（バンド均一性、清掃度、ネッ
プ減少など）は常に改良されて、それによって必然的に
カーディング係合する作用面が増大し、この作用面のシ
リンダ（Ｔａｍｂｏｕｒ）に対する調節が狭くなる。機
械の作用面と接触して摩擦によって−木棉に比較して−
より多くの熱を発生する、加工すべき化学繊維の割合
は、常に増加している。高出力カードの作業機構は、今
日では、高い安全基準に対応し、紡績工場周囲への粒子
放出を減少させて、機械の保守需要を減少させるため
に、すべての側において完全に封鎖されている。空気交
換を可能にする格子又は開放した、材料を案内する面
は、過去に属する。
【０００５】上述した状況によって、機械への熱の取り
込みは著しく増大し、対流による熱交換は著しく低下し
ている。それによってもたらされる高出力カードのより
激しい加熱は、より大きい熱可塑性変形をもたらし、そ
れは温度場の不均一分布によって作用面の調節された間
隔に影響を与える。すなわち、シリンダとフラット、ド
ッファ、固定フラット及び分離個所の間の間隔が減少す
る。極端な場合には、作用面間の調節された間隙は、熱
膨張によって完全に使い尽くされてしまうので、相対移
動される構成部分が衝突する危険がある。その場合に比
較的大きい損害が、該当する高出力カードにもたらされ
る。結局、特にカードのの作業領域における熱の発生
は、構成部分間の温度差が大きすぎる場合には、異なる
熱膨張をもたらす恐れがある。
込みは著しく増大し、対流による熱交換は著しく低下し
ている。それによってもたらされる高出力カードのより
激しい加熱は、より大きい熱可塑性変形をもたらし、そ
れは温度場の不均一分布によって作用面の調節された間
隔に影響を与える。すなわち、シリンダとフラット、ド
ッファ、固定フラット及び分離個所の間の間隔が減少す
る。極端な場合には、作用面間の調節された間隙は、熱
膨張によって完全に使い尽くされてしまうので、相対移
動される構成部分が衝突する危険がある。その場合に比
較的大きい損害が、該当する高出力カードにもたらされ
る。結局、特にカードのの作業領域における熱の発生
は、構成部分間の温度差が大きすぎる場合には、異なる
熱膨張をもたらす恐れがある。
【０００６】実際においては、フラットバー針布の針布
品質が、人間によって規則的に視角により判断され、そ
の場合に損耗は、カード間隙の増大をもたらす。既知の
装置（ＥＰ０８０１１５８）においては、センサが設け
られており、そのセンサによってカード針布の作業間隔
（「カード間隙」とも称する）、すなわち対向する機械
部材からの針布の尖端の実効距離を測定することができ
る。その機械部材も同様に針布を有することができる
が、その代わりに案内面を備えたケーシング部材によっ
て形成することも可能である。センサは、特にシリンダ
と回転式フラットユニットのフラットとの間の作業間隙
を測定するように設計されており、その場合に光学的な
装置によって作業領域の側から、シリンダ針布とフラッ
ト針布との間のカード間隔が検出される。その場合の欠
点は、カード間隙の変化は、その変化がシリンダ針布、
フラットバー針布あるいはその両者の摩耗に基づくもの
であるか、ないしはどの程度基づくものであるかについ
て説明を与えないことである。
品質が、人間によって規則的に視角により判断され、そ
の場合に損耗は、カード間隙の増大をもたらす。既知の
装置（ＥＰ０８０１１５８）においては、センサが設け
られており、そのセンサによってカード針布の作業間隔
（「カード間隙」とも称する）、すなわち対向する機械
部材からの針布の尖端の実効距離を測定することができ
る。その機械部材も同様に針布を有することができる
が、その代わりに案内面を備えたケーシング部材によっ
て形成することも可能である。センサは、特にシリンダ
と回転式フラットユニットのフラットとの間の作業間隙
を測定するように設計されており、その場合に光学的な
装置によって作業領域の側から、シリンダ針布とフラッ
ト針布との間のカード間隔が検出される。その場合の欠
点は、カード間隙の変化は、その変化がシリンダ針布、
フラットバー針布あるいはその両者の摩耗に基づくもの
であるか、ないしはどの程度基づくものであるかについ
て説明を与えないことである。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、上述した欠点を除去し、特に駆動の間に簡単な方法
で（特に比較的長い経過時間の後で）摩耗の検出を可能
にし、かつカード間隙の最適な調節を可能にする、冒頭
で挙げた種類の装置を提供することである。
は、上述した欠点を除去し、特に駆動の間に簡単な方法
で（特に比較的長い経過時間の後で）摩耗の検出を可能
にし、かつカード間隙の最適な調節を可能にする、冒頭
で挙げた種類の装置を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この課題の解決は、請求
項１に記載の特徴によって行われる。本発明に基づく手
段によって、特に比較的長い経過時間後に、フラット針
布の損耗ないし摩耗を検出することができる。カード間
隙が変化した場合には、フラットバーの変化の影響が、
損耗に関して直接か、あるいはまた特にシリンダ針布の
損耗、遠心力と温度変化に基づくシリンダの拡幅によ
る、シリンダに対する距離の変化に関して間接的に求め
られる。それによって特に目標値に関して、カード間隙
の最適な調節が可能になる。測定は、連続駆動の間にお
いて可能である。他の利点は、幾何学的に最も高いフラ
ットバーが見出されることにある。さらに、フラットバ
ー針布の研摩後にフラットバーを再調節することが可能
となる。
項１に記載の特徴によって行われる。本発明に基づく手
段によって、特に比較的長い経過時間後に、フラット針
布の損耗ないし摩耗を検出することができる。カード間
隙が変化した場合には、フラットバーの変化の影響が、
損耗に関して直接か、あるいはまた特にシリンダ針布の
損耗、遠心力と温度変化に基づくシリンダの拡幅によ
る、シリンダに対する距離の変化に関して間接的に求め
られる。それによって特に目標値に関して、カード間隙
の最適な調節が可能になる。測定は、連続駆動の間にお
いて可能である。他の利点は、幾何学的に最も高いフラ
ットバーが見出されることにある。さらに、フラットバ
ー針布の研摩後にフラットバーを再調節することが可能
となる。
【０００９】好ましくはフラットバーは、カードの回転
式フラットの一部である。好ましくはセンサは、固定配
置されている。好ましくはセンサは、フラットバー針布
の損耗を検出することができる。好ましくはセンサは、
フラットバー針布の変位を検出することができる。好ま
しくはセンサは、熱膨張によるフラットバー針布の変位
を検出することができる。好ましくはセンサは、センサ
とフラット針布の先端との間の距離を検出する。好まし
くは容量性のセンサが設けられている。好ましくはセン
サには、高さ調節のための微調節ねじセットが設けられ
ている。好ましくはセンサの測定面と針布先端との間に
距離が存在する。好ましくは測定された距離は、フラッ
ト針布とシリンダ針布との間の距離制御のために、制御
調整装置の入力量として用いられる。好ましくはローラ
針布とカーディングセグメント針布との間の半径方向の
距離（ａ）は、それぞれカーディングセグメントの終端
部分と機械の固定配置の土台面との間に配置されている
フレキシブルな載置層の位置及び／又は形状によって調
節可能である。好ましくは測定された距離は、シリンダ
の針布を備えた及び／又は針布を持たないカバー部材と
シリンダ針布との間の距離制御のために利用される。
式フラットの一部である。好ましくはセンサは、固定配
置されている。好ましくはセンサは、フラットバー針布
の損耗を検出することができる。好ましくはセンサは、
フラットバー針布の変位を検出することができる。好ま
しくはセンサは、熱膨張によるフラットバー針布の変位
を検出することができる。好ましくはセンサは、センサ
とフラット針布の先端との間の距離を検出する。好まし
くは容量性のセンサが設けられている。好ましくはセン
サには、高さ調節のための微調節ねじセットが設けられ
ている。好ましくはセンサの測定面と針布先端との間に
距離が存在する。好ましくは測定された距離は、フラッ
ト針布とシリンダ針布との間の距離制御のために、制御
調整装置の入力量として用いられる。好ましくはローラ
針布とカーディングセグメント針布との間の半径方向の
距離（ａ）は、それぞれカーディングセグメントの終端
部分と機械の固定配置の土台面との間に配置されている
フレキシブルな載置層の位置及び／又は形状によって調
節可能である。好ましくは測定された距離は、シリンダ
の針布を備えた及び／又は針布を持たないカバー部材と
シリンダ針布との間の距離制御のために利用される。
【００１０】好ましくはローラ針布と相手側部材との間
の半径方向の距離（ａ）は、それぞれ相手側部材の終端
部分と機械の固定配置の土台面との間に配置された、フ
レキシブルな載置層の位置及び／又は形状によって調節
可能である。好ましくはセンサは、フラットに付設され
ており、かつシリンダの針布に対向している。好ましく
はセンサは、センサとシリンダ針布の尖端との間の距離
を検出する。好ましくは電子的な開ループ及び閉ループ
制御装置に、センサ手段と調節手段が接続されている。
好ましくは電気的な開ループ及び閉ループ制御装置は、
距離の目標値を格納するメモリを有する。好ましくは目
標値を上回った場合に、切換えプロセス、表示などが作
動される。好ましくは距離を調節する調節装置は、手動
の入力、たとえば押圧キーによって操作される。好まし
くは作業間隔に関する測定値を発生させるたために、作
業間隔の変化と相関関係にあるパラメータ、たとえば温
度が測定される。好ましくはフラット針布の位置は、予
め設定された値において、測定値に従って再調節され
る。好ましくは誘導性のセンサが設けられている。
の半径方向の距離（ａ）は、それぞれ相手側部材の終端
部分と機械の固定配置の土台面との間に配置された、フ
レキシブルな載置層の位置及び／又は形状によって調節
可能である。好ましくはセンサは、フラットに付設され
ており、かつシリンダの針布に対向している。好ましく
はセンサは、センサとシリンダ針布の尖端との間の距離
を検出する。好ましくは電子的な開ループ及び閉ループ
制御装置に、センサ手段と調節手段が接続されている。
好ましくは電気的な開ループ及び閉ループ制御装置は、
距離の目標値を格納するメモリを有する。好ましくは目
標値を上回った場合に、切換えプロセス、表示などが作
動される。好ましくは距離を調節する調節装置は、手動
の入力、たとえば押圧キーによって操作される。好まし
くは作業間隔に関する測定値を発生させるたために、作
業間隔の変化と相関関係にあるパラメータ、たとえば温
度が測定される。好ましくはフラット針布の位置は、予
め設定された値において、測定値に従って再調節され
る。好ましくは誘導性のセンサが設けられている。
【００１１】次に、図面に示す実施例を用いて、本発明
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
【００１２】
【発明の実施の形態】図１は、フィードローラ１、フィ
ードテーブル２、テーカインローラ３ａ、３ｂ、３ｃ、
シリンダ４、ドッファ５、ストリップローラ６、絞りロ
ーラ７、８、フリース案内部材９、トランペット１０、
デリバリローラ１１、１２、フラットバー１４を備えた
回転式フラット１３、ケンス１５及びケンスコイラー１
６を有するカード、たとえばツリュツラー社のエグザク
タカードＥＸＡＣＴＡＣＡＲＤＤＫ８０３を示してい
る。ローラの回転方向は、湾曲された矢印で示されてい
る。符号Ｍは、シリンダ４の中心点（軸）を示してい
る。前方と後方のフラット転向ローラ（歯付きベルト
車）１３ａ、１３ｂの回転方向（矢印Ａ、Ｂ）は、シリ
ンダ４の回転方向（矢印Ｅ）とは逆にされている。フラ
ットバー１４は、ガイド３２を介してエンドレスの歯付
きベルト３１によって引っ張られる。回転式フラット１
３のガイド３２とは反対側の開放側において、エンドレ
スの歯付きベルト３１上に設けられたフラットバー１４
は、矢印Ｃ方向に戻るように案内される。固定配置のセ
ンサ１９が戻されるフラットバー１４の針布２０に対し
て割り当てられており、そのセンサ１９はフラットバー
１４に距離をもって対向している。
ードテーブル２、テーカインローラ３ａ、３ｂ、３ｃ、
シリンダ４、ドッファ５、ストリップローラ６、絞りロ
ーラ７、８、フリース案内部材９、トランペット１０、
デリバリローラ１１、１２、フラットバー１４を備えた
回転式フラット１３、ケンス１５及びケンスコイラー１
６を有するカード、たとえばツリュツラー社のエグザク
タカードＥＸＡＣＴＡＣＡＲＤＤＫ８０３を示してい
る。ローラの回転方向は、湾曲された矢印で示されてい
る。符号Ｍは、シリンダ４の中心点（軸）を示してい
る。前方と後方のフラット転向ローラ（歯付きベルト
車）１３ａ、１３ｂの回転方向（矢印Ａ、Ｂ）は、シリ
ンダ４の回転方向（矢印Ｅ）とは逆にされている。フラ
ットバー１４は、ガイド３２を介してエンドレスの歯付
きベルト３１によって引っ張られる。回転式フラット１
３のガイド３２とは反対側の開放側において、エンドレ
スの歯付きベルト３１上に設けられたフラットバー１４
は、矢印Ｃ方向に戻るように案内される。固定配置のセ
ンサ１９が戻されるフラットバー１４の針布２０に対し
て割り当てられており、そのセンサ１９はフラットバー
１４に距離をもって対向している。
【００１３】フラットバー１４の針布２０には、低速で
回転するフラットブラシ１７が割り当てられており、そ
のフラットブラシの針布は、高速回転する回転クリアラ
１８の針布と噛合している。図２から明らかなように、
フラットバー１４の長さにわたって３つのセンサ１９
ａ、１９ｂ、１９ｃが分配して配置されており、その場
合にセンサ面１９’、１９”ないし１９’”は、距離ａ
でフラットバー１４の針布２０に向けられている。微調
節ねじセット２１ａ、２１ｂ及び２１ｃは、フラット針
布２０に対する距離ａの調節を可能にする。センサ１９
ａ、１９ｂ、１９ｃは、保持装置２２に固定されてお
り、その保持装置２２はボルト２３ａ、２３ｂによって
基台２４ａ、２４ｂの固定位置に取り付けられている。
回転するフラットブラシ１７が割り当てられており、そ
のフラットブラシの針布は、高速回転する回転クリアラ
１８の針布と噛合している。図２から明らかなように、
フラットバー１４の長さにわたって３つのセンサ１９
ａ、１９ｂ、１９ｃが分配して配置されており、その場
合にセンサ面１９’、１９”ないし１９’”は、距離ａ
でフラットバー１４の針布２０に向けられている。微調
節ねじセット２１ａ、２１ｂ及び２１ｃは、フラット針
布２０に対する距離ａの調節を可能にする。センサ１９
ａ、１９ｂ、１９ｃは、保持装置２２に固定されてお
り、その保持装置２２はボルト２３ａ、２３ｂによって
基台２４ａ、２４ｂの固定位置に取り付けられている。
【００１４】図３は、低速（８０から３００ｍｍ／分）
で矢印Ｃ方向に進むフラットバー１４の針布２０に対す
るセンサ１９の配置を示す側面図である。符号２５は、
容量的なセンサ１９の電気的な導線を示している。セン
サ１９は、図４に示すように導線２５を介して、電子的
な評価装置２６と接続されており、その評価装置は求め
られた値を指示して、格納する。評価装置２６は、カー
ドの電子的な制御調整装置２７と接続されており、その
制御調整装置はカードの作業部材を調節する（２８）た
めの信号を出力し、その信号がフラットバー１４の針布
２０とシリンダ４の針布４’との間のカード間隙を調節
する。同時にこの情報は、計算及び表示ユニット２９の
カード情報システムＫＩＴへ伝達されて、そこでカード
グループ全体のデータが監視される。
で矢印Ｃ方向に進むフラットバー１４の針布２０に対す
るセンサ１９の配置を示す側面図である。符号２５は、
容量的なセンサ１９の電気的な導線を示している。セン
サ１９は、図４に示すように導線２５を介して、電子的
な評価装置２６と接続されており、その評価装置は求め
られた値を指示して、格納する。評価装置２６は、カー
ドの電子的な制御調整装置２７と接続されており、その
制御調整装置はカードの作業部材を調節する（２８）た
めの信号を出力し、その信号がフラットバー１４の針布
２０とシリンダ４の針布４’との間のカード間隙を調節
する。同時にこの情報は、計算及び表示ユニット２９の
カード情報システムＫＩＴへ伝達されて、そこでカード
グループ全体のデータが監視される。
【図１】本発明に基づく装置を備えたカードの概略的な
側面図である。
側面図である。
【図２】回転式フラットのフラットバーの針布に対向す
る本発明に基づく装置を示す正面図である。
る本発明に基づく装置を示す正面図である。
【図３】本発明に基づく装置を有するフラット転向ロー
ラの領域における回転式フラットを示す側面図である。
ラの領域における回転式フラットを示す側面図である。
【図４】ブロック回路図である。
１…フィードローラ ２…フィードテーブル ３…テーカインローラ ４…シリンダ ５…ドッファ ６…ストップローラ ７…絞りローラ ８…絞りローラ ９…フリース案内部材 １０…トランペット １１…デリバリローラ １２…デリバリローラ １３…フラット １４…フラットバー １５…ケンス １６…ケンスコイラー １７…フラットブラシ １８…クリアラ １９…センサ ２０…針布 ２１…ねじ ２２…保持装置 ２３…ボルト ２４…基台 ２５…導線 ２６…評価装置 ２７…制御装置 ２８…信号 ２９…計算及び表示ユニット ３１…ベルト ３２…ガイド
Claims (22)
- 【請求項１】 針布を備えたローラが針布を有する相手
側面、たとえばフラットと協働し、かつ少なくとも１つ
のセンサが設けられており、該センサによって針布を備
えた面に対する距離が検出可能である、カード、クリア
ラなどの紡績準備機械に設けられる針布の距離を測定す
るための装置において、 センサ（１９；１９ａ、１９ｂ、１９ｃ）がフラット
（１３）に割り当てられており、かつフラットバー（１
４；１４’、１４”、１４’”、１４ｎ）の針布（２
０）に対向していることを特徴とする装置。 - 【請求項２】 フラットバー（１４；１４’、１４”、
１４’”、１４ｎ）が、カードの回転式フラット（１
３）の一部であることを特徴とする請求項１に記載の装
置。 - 【請求項３】 センサ（１９；１９ａ、１９ｂ、１９
ｃ）が、位置固定されていることを特徴とする請求項１
又は２に記載の装置。 - 【請求項４】 センサ（１９；１９ａ、１９ｂ、１９
ｃ）は、フラットバー針布（２０）の損耗を検出するこ
とができることを特徴とする請求項１から３のいずれか
１項に記載の装置。 - 【請求項５】 センサ（１９；１９ａ、１９ｂ、１９
ｃ）は、熱膨張によるフラットバー針布（２０）の変位
を検出することができることを特徴とする請求項１から
４のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項６】 センサ（１９；１９ａ、１９ｂ、１９
ｃ）は、センサ（１９；１９ａ、１９ｂ、１９ｃ）の測
定面（１９’、１９”、１９’”）とフラット針布（２
０）の先端との間の距離を検出することを特徴とする請
求項１から５のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項７】 容量性のセンサ（１９；１９ａ、１９
ｂ、１９ｃ）が設けられていることを特徴とする請求項
１から６のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項８】 センサ（１９；１９ａ、１９ｂ、１９
ｃ）に、高さ調節のための微調整ねじセット（２１ａ、
２１ｂ、２１ｃ）が設けられていることを特徴とする請
求項１から７のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項９】 センサ（１９；１９ａ、１９ｂ、１９
ｃ）の測定面（１９’、１９”、１９’”）と針布先端
（２０）との間に、距離（ａ）が設けられていることを
特徴とする請求項１から８のいずれか１項に記載の装
置。 - 【請求項１０】 測定された距離（ａ）は、フラット針
布（２０）とシリンダ針布（４’）との間の距離制御の
ために、制御調整装置（２６）の入力量として使用され
ることを特徴とする請求項１から９のいずれか１項に記
載の装置。 - 【請求項１１】 ローラ針布（４’）とカーディングバ
ー針布（２０）との間の半径方向の距離（ａ）は、それ
ぞれカーディングバー（１４）の終端部分と機械の固定
配置の土台面との間に配置されたフレキシブルな載置層
の位置及び／又は形状によって調節可能であることを特
徴とする請求項１から１０のいずれか１項に記載の装
置。 - 【請求項１２】 測定された距離（ａ）は、シリンダ
（４）の針布を備えた及び／又は針布を持たないカバー
部材及び／又はシリンダ針布（４’）の分離カッターの
間の距離制御のために利用されることを特徴とする請求
項１から１１のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項１３】 ローラ針布（４’）と相手側部材との
間の半径方向の距離（ａ）は、それぞれ相手側部材の終
端部分と機械の固定配置の土台面との間に配置された柔
軟な載置層の位置及び／又は形状によって調節可能であ
ることを特徴とする請求項１から１２のいずれか１項に
記載の装置。 - 【請求項１４】 センサ（１９；１９ａ、１９ｂ、１９
ｃ）は、フラット（１３）に付設されており、かつ戻る
ように案内されるフラットバー（１４；１４’、１
４”、１４’”）に対向していることを特徴とする請求
項１から１３のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項１５】 センサ（１９；１９ａ、１９ｂ、１９
ｃ）は、センサ（１９）とフラット針布（２０）の尖端
との間の距離（ａ）を検出することを特徴とする請求項
１から１４のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項１６】 電子的な開ループ及び閉ループ制御装
置（２７）に、センサ（１９；１９ａ、１９ｂ、１９
ｃ）及び調節装置（２８）が接続されていることを特徴
とする請求項１から１５のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項１７】 電気的な開ループ及び閉ループ制御装
置（２７）は、距離（ａ）の目標値を格納するメモリを
有することを特徴とする請求項１から１６のいずれか１
項に記載の装置。 - 【請求項１８】 目標値を上回った場合には、切換えプ
ロセス、表示などが作動されることを特徴とする請求項
１から１７のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項１９】 距離（ａ）を調節する調節装置（２
８）は、手動入力、たとえば押圧キーによって操作され
ることを特徴とする請求項１から１８のいずれか１項に
記載の装置。 - 【請求項２０】 作業間隔（ｃ）に関する測定値を発生
させるために、作業間隔（ａ）の変化と相関関係にある
パラメータ、たとえば温度が測定されることを特徴とす
る請求項１から１９のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項２１】 フラット針布（２０）の位置が、予め
定められた値において作業間隔（ａ）を維持するため
に、測定値に従って再調節されることを特徴とする請求
項１から２０のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項２２】 誘導性のセンサ（１９；１９ａ、１９
ｂ、１９ｃ）が設けられていることを特徴とする請求項
１から２１のいずれか１項に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19923419:1 | 1999-05-21 | ||
| DE19923419A DE19923419A1 (de) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | Vorrichtung an einer Spinnereivorbereitungsmaschine, z. B. Karde, Reiniger o. dgl., zur Messung von Abständen an Garnituren |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000355834A true JP2000355834A (ja) | 2000-12-26 |
| JP2000355834A5 JP2000355834A5 (ja) | 2006-06-29 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000154337A Pending JP2000355834A (ja) | 1999-05-21 | 2000-05-22 | カード、クリアラなどの紡績準備機械に設けられる針布の距離を測定するための装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6247336B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000355834A (ja) |
| CH (1) | CH694330A5 (ja) |
| DE (1) | DE19923419A1 (ja) |
| GB (1) | GB2350124B (ja) |
| IT (1) | IT1317504B1 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10251574A1 (de) * | 2002-11-06 | 2004-05-19 | Trützschler GmbH & Co KG | Vorrichtung an einer Spinnerei Vorbereitungsmaschine, z.B. Karde, Reiniger o. dgl., zur Messung von Abständen an Deckelgarnituren |
| EP3168335B1 (en) * | 2015-11-09 | 2021-08-18 | The Indian Card Clothing Co. Ltd. | A device for measuring height of revolving flat wire on card of a carding machine |
| DE102017116382A1 (de) * | 2017-07-20 | 2019-01-24 | TRüTZSCHLER GMBH & CO. KG | Verfahren zum Betrieb einer Spinnereivorbereitungsmaschine sowie Vorrichtung hierzu |
| CN109338521A (zh) * | 2018-12-11 | 2019-02-15 | 青岛宏大纺织机械有限责任公司 | 一种梳理机上的盖板隔距在线检测装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3913996A1 (de) * | 1989-02-16 | 1990-08-23 | Rieter Ag Maschf | Karde |
| FR2654661B1 (fr) * | 1989-11-17 | 1994-06-10 | Lorraine Laminage | Poche pour l'elaboration d'un metal munie d'un revetement refractaire le fond et procede de realisation d'un tel revetement refractaire de fond. |
| DE4108921C2 (de) * | 1991-03-19 | 2001-03-01 | Truetzschler Gmbh & Co Kg | Vorrichtung an einer Karde mit wanderndem Deckel aus mit Garnitur versehenen Deckelstäben |
| DE4235610C2 (de) * | 1992-10-22 | 2002-07-18 | Truetzschler Gmbh & Co Kg | Vorrichtung an einer Spinnereivorbereitungsmaschine, z. B. Karde, Reiniger o. dgl., zur Messung von Abständen an Garnituren |
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| US5930869A (en) * | 1996-04-12 | 1999-08-03 | Machinenfabrik Rieter Ag | Scanning sensor for adjustment of a textile machine card clothing gap |
| DE19831139B4 (de) * | 1998-07-11 | 2015-06-18 | Trützschler GmbH & Co Kommanditgesellschaft | Verwendung einer Vorrichtung an einer Spinnereivorbereitungsmaschine, insbesondere Karde, Reiniger o. dgl., mit mindestens einem Kardiersegment |
-
1999
- 1999-05-21 DE DE19923419A patent/DE19923419A1/de not_active Withdrawn
-
2000
- 2000-05-10 IT IT2000MI001026A patent/IT1317504B1/it active
- 2000-05-15 CH CH00952/00A patent/CH694330A5/de not_active IP Right Cessation
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- 2000-05-22 US US09/575,810 patent/US6247336B1/en not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
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