JP2000338377A - 光ファイバテープ心線用塗布装置および塗布方法 - Google Patents

光ファイバテープ心線用塗布装置および塗布方法

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JP2000338377A
JP2000338377A JP11145810A JP14581099A JP2000338377A JP 2000338377 A JP2000338377 A JP 2000338377A JP 11145810 A JP11145810 A JP 11145810A JP 14581099 A JP14581099 A JP 14581099A JP 2000338377 A JP2000338377 A JP 2000338377A
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Japan
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optical fiber
die
resin
nipple
hole
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Application number
JP11145810A
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English (en)
Inventor
Kohei Kobayashi
宏平 小林
Kaoru Okuno
薫 奥野
Ichiro Tsuchiya
一郎 土屋
Tomoyuki Hattori
知之 服部
Takeshi Takahashi
高橋  健
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一平面にそって配列された光ファイバ心線
に、線速が低速から高速までの範囲で、段差、偏肉また
は形状の乱れが生じないように樹脂を一括塗布する。 【解決手段】 本発明の塗布装置はニップル1とダイ3
とを含み、それらは隙間8をおいて配置され、前記隙間
8に樹脂6が供給される。樹脂6を供給する樹脂供給口
10は、隙間8に樹脂6が対称に供給されるように配置
される。ニップル1の孔2の出口の径は、光ファイバ心
線7が配列される方向(すなわち幅方向)には光ファイ
バ心線7の径のn倍の値より0.02+0.01(n−
1)ないし0.05+0.035(n−1)mm大き
く、光ファイバ心線7が配列される方向と垂直な方向
(すなわち厚さ方向)には光ファイバ心線7の径よりも
0.02ないし0.05mm大きい。ダイ3の孔4は、
ストレート部4bと光ファイバ心線7の進行方向にそっ
て2mm以上9mm以下の長さであるテーパ部4aとか
らなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一平面にそって配
列された複数本の光ファイバ心線を一括塗布する光ファ
イバテープ心線用塗布装置および塗布方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバテープ心線(以下、テープ心
線という)は、複数本の光ファイバ心線を相互に平行に
一平面にそって配列し、それらに紫外線硬化樹脂などを
一括塗布し該樹脂を硬化させることにより形成される。
テープ心線の例として、4本の光ファイバ心線からなる
テープ心線の断面図を図3に示す。テープ心線は、理想
的には図3(A)に示すように、各光ファイバ心線7が
一平面πに沿って配列され、光ファイバ心線7を被覆す
る樹脂6が各光ファイバ心線7の周囲に均一に被覆され
ている。ここで、樹脂が被覆されるとは、樹脂が塗布さ
れかつ硬化されることをいう。図3(B)は、各光ファ
イバ心線7が一平面に沿って配列されない場合の例を示
す図である。この場合、断面図において両端の光ファイ
バ心線の中心を結ぶ直線lから各光ファイバ心線の中心
までの距離Δcを段差という。図3(C)は、各光ファ
イバ心線を被覆する樹脂6が各光ファイバ心線7の周囲
に均一に被覆されていない場合、すなわち偏肉が生じた
場合の例を示す図である。
【0003】テープ心線の断面で、前記に示したような
段差や偏肉が生じた場合、そのようなテープ心線は良品
とはならない。各断面では偏肉がなくともテープ心線の
長手方向に樹脂の厚さが変化する場合等はテープ心線の
形状が乱れた場合であり、この場合もそのようなテープ
心線は良品とはならない。
【0004】テープ心線の製造装置を図4に例示する。
光ファイバ心線7は、引取装置61によって引っ張られ
て、供給装置51に装填された供給リール52から繰り
出され、集線装置55で一平面にそって配列され、塗布
装置56、硬化装置58を通過して、巻取装置63によ
って巻き取られる。塗布装置56には樹脂供給装置57
から樹脂が供給される。光ファイバ心線7の進行方向
は、ターンローラ54、60により変化させられる。n
本の光ファイバ心線7をテープ心線にするときには、供
給装置51にn個の供給リール52が装填され、各供給
リール52から光ファイバ心線7が繰り出される。塗布
装置56で樹脂が一平面にそって配列された光ファイバ
心線7の周囲にテープ心線の形状になるように塗布さ
れ、硬化装置58を通過する間に該樹脂が硬化され、n
本の光ファイバ心線7の一括被覆がなされる。供給装置
51には、繰り出し張力を調整するダンサ53が設けら
れる。引取装置61と巻取装置63の間には巻取張力を
調整するダンサ62が設けられる。
【0005】光ファイバ心線に樹脂を塗布する塗布装置
には、特開平6−174987号公報や特開平10−2
27955号公報に記載されたものがある。これらの公
報に記載された塗布装置について、各公報ごとに各部の
名称等の表記が異なるので、本発明との対比が容易なよ
うにお互いに同等に作用する部分を同じ名称に言い換え
て、以下に説明する。
【0006】特開平10−227955号公報に示され
た塗布装置について図5を参照して説明する。本願明細
書では、光ファイバ心線7が並んでいる方向を幅方向と
し、それと垂直な方向を厚さ方向とする。図5は、塗布
装置の主要部を光ファイバの進行方向に垂直な方向から
見た断面図である。この方向から見た断面を本願明細書
では縦断面という。図5(A)は塗布装置の主要部の幅
方向の縦断面図であり、図5(B)は厚さ方向の縦断面
図である。塗布装置は、ニップル31およびダイ33が
ダイホルダ35内に組み込まれて構成される。ニップル
31は、光ファイバ心線の入口側に配置され、ダイ33
は光ファイバ心線の出口側に配置される。ニップル31
とダイ33とはそれらの間に隙間38が形成されるよう
に配置され、該隙間に樹脂が図示しない樹脂供給手段に
より供給される。ニップル31およびダイ33には、光
ファイバ心線が通過する孔が開けられている。ニップル
の孔32は入口側ストレート部分32a、テーパ部分3
2bおよび出口側ストレート部分32cから構成され
る。ダイの孔34はテーパ部分34aとストレート部分
34bとから構成される。ニップル31とダイとの間の
隙間に供給された樹脂はダイの孔34をも満たす。光フ
ァイバ心線は、樹脂が満たされた部分を通過してダイの
孔34の出口から塗布装置の外に出る。こうして光ファ
イバ心線に樹脂が塗布される。
【0007】光ファイバ心線が塗布装置を通過すると
き、ダイの孔のテーパ部分34aに囲まれた樹脂の流れ
から、テープ心線をダイの孔の中心に位置させようとす
るセルフセンタリングフォースが生じる。このセルフセ
ンタリングフォースによりファイバ心線は図3(A)に
示すように一列に並び、各心線間の段差、テープ心線樹
脂の偏肉またはテープ心線の形状の乱れが生じにくくな
る。ニップルの孔32またはダイの孔34を光ファイバ
心線の進行方向からみると図6に示すように長円に、ま
たは図7に示すように長方形に見える。図6または図7
は、図5(A)のI−I部の矢視図またはII−II部
の矢視図である。この方向から見た断面を本願明細書で
は横断面という。図6で長円内にまたは図7で長方形内
に示した円は光ファイバ心線7の横断面である。ニップ
ルの孔とダイの孔とではそれぞれの大きさが異なるの
で、隙間32または34の大きさもニップルとダイとで
は異なるが、それらの概形は同様であるので同じ図面で
表している。
【0008】ダイの孔34について、幅方向のテーパ角
をθwとし、厚さ方向のテーパ角をθtとする。特開平
6−174987号公報では、セルフセンタリングフォ
ースを作用させるには、1/4θt≦θw≦1/2θt
である塗布装置が有利であることが記載され、具体的に
は、 4本の光ファイバ心線から形成されるテープ心線用の
塗布装置ではθw=θt、 8本の光ファイバ心線から形成されるテープ心線用の
塗布装置では3°≦θw≦4°かつ6°≦θt≦10
°、 16本の光ファイバ心線から形成されるテープ心線用
の塗布装置では3°≦θw≦5°かつ8°≦θ≦12°
である塗布装置が有利であると記載されている。
【0009】一方、特開平10−227955号公報で
は、光ファイバ心線の配列状態が良好で偏肉のないテー
プ心線を製造するには、θw>θtである塗布装置が好
ましいと記載されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、セルフ
センタリングフォースが、光ファイバ心線がダイを通過
する速度(以降、線速という)の大きさによって変化す
ることを究明した。前述の従来報告されている塗布装置
は、線速が500m/分程度では不具合はないが、線速
が低速の場合、例えば60m/分ではセルフセンタリン
グフォースが十分作用せず、段差、偏肉または形状の乱
れが生じ易い。したがって、線速が上昇する間に製造さ
れたテープ心線は不良となるものが多く、歩留まりが悪
かった。本発明は、線速が低速から高速にまでの広い範
囲にわたって、段差、偏肉または形状の乱れが生じずに
n本の光ファイバ心線に樹脂を一括塗布することができ
る塗布装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は以下の塗布装置
および該塗布装置を用いた塗布方法を提供し、前記の目
的を達成する。本発明の塗布装置は、一平面にそって配
列されたn本の光ファイバ心線に樹脂を一括塗布する塗
布装置である。本発明の塗布装置はニップルとダイとを
含み、前記ニップルとダイはそれぞれ、n本の光ファイ
バ心線が通過する断面長円形または長方形の孔を有す
る。前記ニップルとダイとは間隔をおいて配置され、そ
れらの隙間に樹脂が供給される。前記樹脂を供給する樹
脂供給口は、前記隙間に樹脂が対称に供給されるように
配置される。前記ニップルの孔の出口の径は、前記光フ
ァイバ心線が配列される方向(すなわち幅方向)には光
ファイバ心線の径のn倍の値より0.02+0.01
(n−1)ないし0.05+0.035(n−1)mm
大きく、光ファイバ心線が配列される方向と垂直な方向
(すなわち厚さ方向)には光ファイバ心線の径よりも
0.02ないし0.05mm大きい。前記ダイの孔はテ
ーパ部とストレート部からなり、前記テーパ部の長さは
光ファイバ心線の進行方向にそって2mm以上9mm以
下である。
【0012】また、本発明の塗布装置は、ニップルとダ
イとの隙間が4mm以下である場合、より段差、偏肉ま
たは形状の乱れが生じずに樹脂を塗布することを可能と
する。
【0013】また、本発明の塗布装置は、ダイのテーパ
角が1度以上5度以下である場合、より段差、偏肉また
は形状の乱れが生じずに樹脂を塗布することを可能とす
る。
【0014】また、本発明の塗布装置は、ダイのストレ
ート部の長さが0.5mm以上あり、かつダイのテーパ
部の長さより長くない場合、より段差、偏肉または形状
の乱れが生じずに樹脂を塗布することを可能とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の塗布装置を使用するとき
の主要部を図2に示す。図2では、4本の光ファイバ心
線7に樹脂6を一括塗布する場合の幅方向の縦断面図を
示す。ニップルの孔2とダイの孔4とはそれぞれの中心
が一致し、かつそれぞれの孔において光ファイバ心線7
が並ぶ平面が一平面上にあるように、ダイホルダ5に保
持されて配置される。光ファイバ心線7の進行方向にそ
って入口側にニップル1が出口側にダイ3が配置され
る。ニップル1とダイ3はある間隔をおいて配置され
る。ニップル1とダイ3との間に形成される隙間8には
図示しない樹脂供給口から樹脂6が供給され、該隙間は
樹脂6で満たされる。樹脂6はダイの孔4をも満たす。
光ファイバ心線7がダイの孔4の出口へ進行することに
より樹脂6にはダイの孔4の出口への流れが生じる。光
ファイバ心線7が樹脂6に入る箇所にはメニスカス9が
生じる。樹脂6がニップルの孔2へ流れ込まないように
樹脂6の供給圧力が調整される。
【0016】ダイの孔4はテーパ部4aとストレート部
4bとからなり、入口に比して出口が狭くなっている。
ダイのテーパ部4aでは樹脂6の流れにより光ファイバ
心線7をダイの孔4の中心に位置させようとするセルフ
センタリングフォースが生じる。このセルフセンタリン
グフォースによりファイバ心線は相互に平行に一平面に
そって一列に並ぶ。
【0017】前記セルフセンタリングフォースは、線速
によりかなり様相が異なる。線速が低速(本願明細書に
おいては、100m/分以下を意味する)の場合では、
セルフセンタリングフォースが弱いので、もともと乱れ
ている光ファイバ心線の配列を矯正して相互に平行に一
平面にそって配列させることはできない。また、光ファ
イバ心線の配列を乱す要素があると該光ファイバ心線を
一平面にそって安定に配列することができない。したが
って、低速においては、段差、偏肉または形状の乱れを
生ぜしめないためには、以下の2点が必要である。 ニップルとダイとの間の隙間に樹脂を供給するに当た
って、樹脂が光ファイバテープ心線の幅方向および厚さ
方向それぞれに対称に供給されること。 ニップルの孔の出口の径が大きすぎないこと。
【0018】上記については、具体的には、樹脂供給
口の配置や、各供給口から供給される樹脂の供給圧力を
各方向で釣り合わせることが挙げられる。図8に樹脂供
給口の配置の例を示す。図8(A)は本発明の塗布装置
の主要部の幅方向の縦断面図である。図8(B)は図8
(A)のIII−III部の矢視図(横断面図)であ
る。図8(C)は図8(B)のIV−IV部の矢視図
(縦断面図)である。図8(D)は図8(A)のV−V
部の矢視図(横断面図)である。この例では、ダイホル
ダ5に樹脂の流路12を設けている。図示しない樹脂供
給装置から供給される樹脂は樹脂流入口11から塗布装
置内に流入する。この樹脂はダイホルダ5に設けられた
流路12を通って樹脂供給口10から隙間8に供給され
る。図8では八つの樹脂供給口10を、相互に均等な間
隔をおいてかつ樹脂の流れが幅方向および厚さ方向とも
対称になるように配置している。図9にダイホルダの内
面の展開図を示す。図9に示したように樹脂流入口11
から流路12を二分岐させ、さらに各流路を二分岐さ
せ、最終的に四つの樹脂供給口10に至るようにしてい
る。一つの樹脂流入口から四つの樹脂供給口それぞれま
での流路の長さや断面積が同じになるようにし、これを
二組配置している。図9は一組についてのみ示してい
る。図示しない樹脂供給装置からそれぞれの樹脂流入口
に供給される樹脂の供給圧力を等しくすることによっ
て、各樹脂供給口から供給される樹脂の流れと供給圧力
を幅方向および厚さ方向で釣り合わせることができる。
【0019】図10ではダイホルダ5の内側に内筒部材
13を設け、その内側にニップル1およびダイ3を配置
した例を示す。図10では内筒部材13に流路12およ
び樹脂供給口10を設けている。樹脂流入口および樹脂
供給口の配置は図8の場合と同様である。本発明の樹脂
流入口または樹脂供給口の数や配置される位置は、前述
した例に限定されるものではない。
【0020】上記については、ニップルの孔の出口の
径とは、横断面が長円である場合、該長円の長径および
短径をいい、ニップルの孔の横断面が長方形である場
合、該長方形の長辺および短辺をいう。ニップルの孔ま
たはダイの孔の横断面の概略は図6または図7と同様で
ある。ニップルを通過するときに光ファイバ心線はニッ
プルの孔の形状にそって配列されているので、ニップル
の孔の出口の径が大きくなりすぎると、光ファイバ心線
の配列が乱れる余地が大きくなり、実際にその配列は乱
れ易くなる。後述する[比較例1]に示すように、ニッ
プルの孔の出口の径が大きくなりすぎると、線速が低速
の場合、段差や偏肉の問題が生じることが分かった。ニ
ップルの孔の出口の径は、幅方向には光ファイバテープ
心線を形成する光ファイバ心線の本数により変化する。
テープ心線中の光フィアバ心線の直径をdmm、本数を
nとするとニップルの孔の出口の径は、幅方向には、n
d+0.035(n−1)+0.05mm以下であるこ
とが必要である。ニップルの孔の径は、厚さ方向には、
d+0.05mm以下であることが必要である。
【0021】一方、線速が高速(本願明細書において
は、500m/分以上を意味する)の場合では、セルフ
センタリングフォースは十分作用するが、該セルフセン
タリングフォースが幅方向および厚さ方向それぞれに対
称でないと、もともときちんと配列されていた光ファイ
バ心線の配列をかえって乱すことになる。また、線速が
高速の場合では、ニップルやダイに光ファイバ心線が接
触するとファイバの進行方向にも、該進行方向に直角の
方向にも該光ファイバ心線が振れるので、段差、偏肉、
形状乱れの問題が深刻である。したがって、高速におい
ては、以下の2点が必要である。 ニップルの孔の出口の径が小さくなりすぎないこと。 ダイのテーパ部の長さが長すぎないこと。
【0022】上記については、ニップルの孔の出口の
径が小さくなりすぎると、光ファイバ心線がニップルの
孔に接触し易くなる。後述する[比較例2]に示すよう
に、ニップルの孔の出口の径が小さくなりすぎると、線
速が高速の場合では、形状に乱れが生じることが分かっ
た。ニップルの孔の径は、光ファイバテープ心線を形成
する光ファイバ心線の本数により変化する。テープ心線
中の光フィアバ心線の直径をdmm、本数をnとすると
ニップルの孔の出口の径は、幅方向には、nd+0.0
1(n−1)+0.02mm以上であることが必要であ
る。ニップルの孔の径は、厚さ方向には、d+0.02
mm以上であることが必要である。
【0023】上記については、ダイのテーパ部の長さ
が長すぎると、セルフセンタリングフォースが、光ファ
イバ心線が配列される平面に対して対称となりにくくな
る。後述する[比較例3]に示すように、ダイのテーパ
部の長さが光ファイバ心線の進行方向に9mmを越える
と、線速が高速の場合では、偏肉がやや悪くなり、かつ
形状が不良となることが分かった。なお、実施例3また
は6に示すように、少なくともダイのテーパ部が光ファ
イバ心線の進行方向に2mmあれば、線速が低速でも高
速でも良品が得られることが分かった。
【0024】なお、少なくとも以下の、またはの
いずれか一つを備えた塗布装置が好ましい。 ニップルとダイとの間隔が大きすぎないこと。 ダイのテーパ角が1度以上5度以下であること。 ダイのストレート部の長さが0.5mm以上あり、か
つダイのテーパ部の長さより長くないこと。
【0025】上記については、ニップルとダイとの隙
間に樹脂が供給されるので、ニップルとダイとの間隔が
大きいと、前記で述べたように樹脂の供給を対称にな
るようにしても、樹脂の流れが乱れ易い。後述する<実
施例4>に示すように、ニップルとダイとの間隔が4m
mを越えると、良品が得られなくなるわけではないが、
低線速では偏肉がやや悪くなり、ニップルとダイとの間
隔は4mm以下が好ましいことが分かった。
【0026】上記については、高速で要求される条件
である前記の条件で、低速で安定して樹脂を塗布する
ためには、ダイのテーパ角を、幅方向、厚さ方向とも5
度以下にすることが好ましい。後述する<実施例5>に
示すようにダイのテーパ角を5度としても良品が得られ
ることが分かった。あまりに角度が小さくなりすぎると
セルフセンタリングフォースが働かないので、ダイのテ
ーパ角は1度以上であるのが好ましい。
【0027】上記については、ダイのストレート部
は、テーパ部で上がった樹脂の圧力を緩和する部分であ
り、該ストレート部が無いと安定して樹脂を塗布できな
い。ストレート部の長さは0.5mm以上あればよい。
一方、ストレート部ではセルフセンタリングフォースが
働かないので長すぎるのは好ましくない。後述する<実
施例6>に示すように、ダイのストレート部の長さがテ
ーパ部の長さよりも長くなると、良品が得られなくなる
わけではないが、線速が低速、高速のいずれ場合も、偏
肉がやや悪くなり、ダイのストレート部の長さがダイの
テーパ部の長さよりも長くないことが好ましいことが分
かった。
【0028】
【実施例】以下に実施例を示し、さらに詳細に本発明を
説明する。直径が250μmの光ファイバ心線4本を相
互に平行に一平面に沿って配列し、それらに紫外線硬化
樹脂を一括塗布し該樹脂を硬化させて光ファイバ心線を
一括被覆して、光ファイバテープ心線を製造した。線速
を変化させ、60m/分の線速で光ファイバテープ心線
を製造した場合、1000m/分の線速で光ファイバテ
ープ心線を製造した場合のそれぞれについて、光ファイ
バテープ心線の段差、偏肉、形状について調べ、以下の
基準で判定した。段差については、図3(B)に示すよ
うに4本の光ファイバテープ心線のうち内側の2本のΔ
cを測定した。Δcの最大値が35μm以下のものを良
品とした。偏肉については、図2(C)に示すように幅
方向、厚さ方向それぞれに、薄い樹脂層の厚さR1を厚
い樹脂層の厚さR2で割って得られた値を偏肉率とし、
幅方向、厚さ方向ともに偏肉率が0.7以上であるもの
を良品とした。形状については、光ファイバテープ心線
の幅および厚さを測定し、幅の変動が±10μm以下、
厚さの変動が±5μm以下であるものを良品とした。
【0029】本発明の塗布装置のニップルおよびダイを
含む主要部の縦断面図を図1に示す。図1(A)は幅方
向の断面図であり、図1(B)は厚さ方向の断面図であ
る。図1に示すようにニップルとダイの間隔をB、ダイ
のテーパ部の光ファイバ心線の進行方向の長さをC、ダ
イのストレート部の光ファイバ心線の進行方向の長さを
Dとする。図1(A)に示すようにダイのテーパ部の幅
方向のテーパ角をαw、ニップルの孔の出口の幅方向の
径をFwとする。図1(B)に示すようにダイのテーパ
部の厚さ方向のテーパ角をαt、ニップルの孔の厚さ方
向の径をFtとする。ダイの孔の出口の幅方向の径は
1.14mm、厚さ方向の径は0.33mmとした。
【0030】<実施例1>Fw=1.1mm、Ft=
0.275mmであるニップルN1とC=4mm、D=
1mm、αw=αt=3°であるダイD1とをB=1m
mになるようにダイホルダに組み込んだ塗布装置を使用
して直径が250μmである光ファイバ心線4本を一括
被覆して光ファイバテープ心線を製造した。なお、実施
例、比較例および従来例で使用した3種類のニップルに
N1からN3までの番号を付け、6種類のダイにD1か
らD6までの番号を付けて区別した。ニップルN1にお
いては、Fw=(光ファイバ心線の直径)×(光ファイ
バ心線の本数)+0.1mm、Ft=(光ファイバ心線
の直径)+0.025mmである。結果を表1に示す。
表1において段差は、測定値を表記する。また、偏肉に
ついては偏肉率が0.7未満を否、0.7以上0.8未
満を可、0.8以上0.9未満を良、0.9以上を優と
表記する。形状については、幅の変動が±10μmを越
えるものまたは厚さの変動が±5μmを越える物を否、
幅の変動が±10μm以下かつ厚さの変動が±5μm以
下のものを良と表記する。本実施例では、線速60m/
分、1000m/分のいずれにおいても、段差、偏肉、
形状とも問題ない良品が得られた。
【0031】<実施例2>前記ニップルN1と前記ダイ
D1とをB=3.5mmになるようにダイホルダに組み
込んだ塗布装置を使用して直径が250μmである光フ
ァイバ心線4本を一括被覆して光ファイバテープ心線を
製造した。結果を表1に示す。本実施例では、線速60
m/分、1000m/分のいずれにおいても、段差、偏
肉、形状とも問題ない良品が得られた。
【0032】<実施例3>前記ニップルN1とC=2m
m、D=1mm、αw=αt=3°であるダイD2とを
B=2mmになるようにダイホルダに組み込んだ塗布装
置を使用して直径が250μmである光ファイバ心線4
本を一括被覆して光ファイバテープ心線を製造した。結
果を表1に示す。本実施例では、線速60m/分、10
00m/分のいずれにおいても、段差、偏肉、形状とも
問題ない良品が得られた。
【0033】<実施例4>前記ニップルN1とC=4m
m、D=1mm、αw=αt=5°であるダイD3とを
B=3.5mmになるようにダイホルダに組み込んだ塗
布装置を使用して直径が250μmである光ファイバ心
線4本を一括被覆して光ファイバテープ心線を製造し
た。結果を表1に示す。本実施例では、線速60m/
分、1000m/分のいずれにおいても、段差、偏肉、
形状とも問題ない良品が得られた。これより、ダイのテ
ーパ角を5度にしても良品が得られることが分かった。
【0034】<実施例5>前記ニップルN1と前記ダイ
D1とをB=5mmになるようにダイホルダに組み込ん
だ塗布装置を使用して直径が250μmである光ファイ
バ心線4本を一括被覆して光ファイバテープ心線を製造
した。結果を表1に示す。本実施例では、線速1000
m/分においては、段差、偏肉、形状とも問題ない良品
が得られたが、60m/分においては、段差がやや大き
くなり、偏肉もやや悪くなった。これより、ニップルと
ダイの間隔Bが大きくなると、線速が低速の場合、段差
がやや大きくなり、かつ偏肉がやや悪くなり、良品が得
られないことはないが好ましくないことが分かった。
【0035】<実施例6>前記ニップルN1とC=2m
m、D=3mm、αw=αt=3°であるダイD4とを
B=3.5mmになるようにダイホルダに組み込んだ塗
布装置を使用して直径が250μmである光ファイバ心
線4本を一括被覆して光ファイバテープ心線を製造し
た。結果を表1に示す。本実施例では、線速60m/
分、1000m/分いずれにおいても、偏肉については
悪くなった。これより、ダイのストレート部の長さがテ
ーパ部の長さよりも長くなると、線速が低速、高速のい
ずれ場合も、偏肉がやや悪くなり、良品が得られないこ
とはないが好ましくないことが分かった。
【0036】[比較例1]Fw=1.2mm、Ft=
0.31mmであるニップルN2と前記ダイD1とをB
=3.5mmになるようにダイホルダに組み込んだ塗布
装置を使用して直径が250μmである光ファイバ心線
4本を一括被覆して光ファイバテープ心線を製造した。
ニップルN2においては、Fw=(光ファイバ心線の直
径)×(光ファイバ心線の本数)+0.2mm、Ft=
(光ファイバ心線の直径)+0.06mmである。結果
を表1に示す。本比較例では、線速1000m/分にお
いては、段差、偏肉、形状とも問題ない良品が得られた
が、60m/分においては、段差が大きくなり、偏肉は
不良となり良品は得られなかった。これより、ニップル
の孔の径が大きくなりすぎると、線速が低速の場合、良
品が得られないことが分かった。
【0037】[比較例2]Fw=1.04mm、Ft=
0.26mmであるニップルN3と前記ダイD1とをB
=3.5mmになるようにダイホルダに組み込んだ塗布
装置を使用して直径が250μmである光ファイバ心線
4本を一括被覆して光ファイバテープ心線を製造した。
ニップルN3においては、Fw=(光ファイバ心線の直
径)×(光ファイバ心線の本数)+0.04mm、Ft
=(光ファイバ心線の直径)+0.01mmである。結
果を表1に示す。本比較例では、線速60m/分におい
ては、良品は得られたが、1000m/分においては、
段差がやや大きくなり、かつ形状が不良となり良品は得
られなかった。これよりニップルの孔の径が小さくなり
すぎると、線速が高速の場合、良品が得られないことが
分かった。
【0038】[比較例3]前記ニップルN1とC=10
mm、D=1mm、αw=αt=3°であるダイD5と
をB=3.5mmになるようにダイホルダに組み込んだ
塗布装置を使用して直径が250μmである光ファイバ
心線4本を一括被覆して光ファイバテープ心線を製造し
た。結果を表1に示す。本比較例では、線速60m/分
においては、段差、偏肉、形状とも問題ない良品が得ら
れたが、1000m/分においては、偏肉についてはや
や悪くなり、形状は不良となり良品は得られなかった。
これより、ダイのテーパ部の長さが長くなりすぎると、
線速が高速の場合、偏肉がやや悪くなり、かつ形状が不
良となり良品が得られないことが分かった。
【0039】[従来例]Fw=1.2mm、Ft=0.
31mmであるニップルN2とC=7mm、D=3m
m、αw=10°、αt=6°であるダイD6とをB=
5mmになるようにダイホルダに組み込んだ塗布装置を
使用して直径が250μmである光ファイバ心線4本を
一括被覆して光ファイバテープ心線を製造した。結果を
表1に示す。従来例では、線速60m/分においては段
差および偏肉がやや悪くなり、1000m/分において
は、段差、偏肉および形状のいずれも不良となり良品が
得られなかった。
【0040】
【表1】
【0041】
【発明の効果】本発明により、低速から高速までの広い
範囲の線速において一つの塗布装置で光ファイバのテー
プ心線を製造することが可能となる。これにより線速上
昇時の歩留まりを上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塗布装置のニップルおよびダイを含む
主要部の縦断面図である。図1(A)は幅方向の断面図
である。図1(B)は厚さ方向の断面図である。
【図2】本発明の塗布装置の主要部の使用状況を説明す
る図である。
【図3】4本の光ファイバ心線からなるテープ心線の断
面図である。図3(A)は、各光ファイバ心線が一平面
にそって配列されている場合の図である。図3(B)
は、各光ファイバ心線が一平面にそって配列されない場
合の図である。図3(C)は、偏肉が生じた場合の図で
ある。
【図4】テープ心線の製造装置の図である。
【図5】従来の塗布装置の主要部の縦断面図である。図
5(A)は幅方向の縦断面図である。図5(B)は厚さ
方向の縦断面図である。
【図6】ニップルの孔またはダイの孔の横断面図であ
る。
【図7】別のニップルの孔またはダイの孔の横断面図で
ある。
【図8】本発明の塗布装置の主要部の図である。図8
(A)は幅方向の断面図である。図8(B)は図8
(A)のIII−III部の矢視図である。図8(C)
は図8(B)のIV−IV部の矢視図である。図8
(D)は図8(A)のV−V部の矢視図である。
【図9】ダイホルダの内面の展開図である。
【図10】内筒部材を含む本発明の塗布装置の幅方向の
縦断面図である。
【符号の説明】
1:ニップル 2:ニップルの孔 3:ダイ 4:ダイの孔 4a:テーパ部 4b:ストレート部 5:ダイホルダ 6:樹脂 7:光ファイバ心線 8:隙間 9:メニスカス 10:樹脂供給口 11:樹脂流入口 12:流路 13:内筒部材 d:光ファイバ心線の直径 Δc:段差 R1:薄い樹脂層の厚さ R2:厚い樹脂層の厚さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土屋 一郎 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 服部 知之 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 高橋 健 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 Fターム(参考) 2H001 BB15 KK22 MM01 MM02 PP01 4D075 AC01 AC86 DA01 DB11 DB13 DC24 EA21 4F040 AA27 AC02 BA39 BA47 BA49 CC02 4G060 AA01 AD22 AD58 AD59

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一平面にそって配列されたn本の光ファ
    イバ心線に樹脂を一括塗布する塗布装置であって、前記
    n本の光ファイバ心線が通過する断面長円形または長方
    形の孔を有するニップルと前記n本の光ファイバ心線が
    通過する断面長円形または長方形の孔を有するダイとが
    隙間をおいて配置され、前記隙間に樹脂を供給する樹脂
    供給口が前記n本の光ファイバ心線に対して樹脂を対称
    に供給するように配置され、前記ニップルの孔の出口の
    径は、前記光ファイバ心線が配列される方向には光ファ
    イバ心線の径のn倍の値より0.02+0.01(n−
    1)ないし0.05+0.035(n−1)mm大き
    く、光ファイバ心線が配列される方向と垂直な方向には
    光ファイバ心線の径よりも0.02ないし0.05mm
    大きく、前記ダイの孔はテーパ部とストレート部からな
    り、前記テーパ部の長さは光ファイバ心線の進行方向に
    そって2mm以上9mm以下であることを特徴とする塗
    布装置。
  2. 【請求項2】 ニップルとダイとの隙間が4mm以下で
    ある請求項1に記載の塗布装置。
  3. 【請求項3】 ダイのテーパ角が1度以上5度以下であ
    る請求項1に記載の塗布装置。
  4. 【請求項4】 ダイのストレート部の長さが0.5mm
    以上あり、かつダイのテーパ部の長さより長くない請求
    項1に記載の塗布装置。
  5. 【請求項5】 n本の光ファイバ心線を一平面にそって
    配列すること、前記n本の光ファイバ心線を、断面が長
    円形または長方形であり、出口の径が、前記光ファイバ
    心線が配列される方向には光ファイバ心線の径のn倍の
    値より0.02+0.01(n−1)ないし0.05+
    0.035(n−1)mm大きく、光ファイバ心線が配
    列される方向と垂直な方向には光ファイバ心線の径より
    も0.02ないし0.05mm大きいニップルの孔を通
    過させること、ニップルとダイとの隙間に前記n本の光
    ファイバ心線に対して対称に樹脂を供給すること、およ
    び前記n本の光ファイバ心線を、断面が長円形または長
    方形であり、ストレート部および光ファイバ心線の進行
    方向にそって9mm以下の長さであるテーパ部からなる
    ダイの孔を通過させることを含む、前記隙間および前記
    ダイの孔に充填された樹脂を前記光ファイバ心線に一括
    塗布する塗布方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004354889A (ja) * 2003-05-30 2004-12-16 Sumitomo Electric Ind Ltd 光ファイバテープ心線
US7151879B2 (en) 2002-11-06 2006-12-19 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical fiber ribbon that is easily branched into individual optical fibers and optical fiber cable using the same
CN114538796A (zh) * 2013-11-26 2022-05-27 康宁股份有限公司 用于施涂光纤涂层的设备和方法

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