JP2000337168A - 化学ループ燃焼方式発電プラントシステム - Google Patents

化学ループ燃焼方式発電プラントシステム

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JP2000337168A
JP2000337168A JP11148411A JP14841199A JP2000337168A JP 2000337168 A JP2000337168 A JP 2000337168A JP 11148411 A JP11148411 A JP 11148411A JP 14841199 A JP14841199 A JP 14841199A JP 2000337168 A JP2000337168 A JP 2000337168A
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metal oxide
gas
reaction
plant system
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Nobuhisa Takezawa
伸久 竹澤
Hidehiko Okada
秀彦 岡田
Kimichika Fukushima
公親 福島
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Toshiba Corp
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    • F23CMETHODS OR APPARATUS FOR COMBUSTION USING FLUID FUEL OR SOLID FUEL SUSPENDED IN  A CARRIER GAS OR AIR 
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属酸化物と金属酸化物の還元体の微粒子
を、ガスから除去し、もって排ガスとともに大気中に放
出される微粒子の量を減少させて、環境を汚染すること
のない化学ループ燃焼方式発電プラントシステムを提供
すること。 【解決手段】 燃料と金属酸化物との反応が行なわれる
第1の反応器1と、第1の反応器1における反応により
生成する金属酸化物の還元体が酸化されて第1の反応器
1における反応に用いられる金属酸化物が生成される第
2の反応器2と、第1の反応器1および第2の反応器2
のうち少なくとも一方の反応器における反応により発生
する気体をタービンの回転に用いるガスタービン3、4
と、タービンの回転に用いられた気体に同伴される金属
酸化物あるいは金属酸化物の還元体を除去する金属気体
分離手段31〜39とを備えたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化学ループ燃焼法
を用いる化学ループ燃焼方式発電プラントシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】図5は、この種の従来から用いられてい
る化学ループ燃焼方式発電プラントシステムの系統構成
図である。
【0003】従来から用いられている化学ループ燃焼方
式発電プラントシステムは、反応器1、2、ガスタービ
ン3、4、加湿器6、熱交換器21〜30、コンデンサ
ー8、14、コンプレッサー10〜12、合流点15、
CO(二酸化炭素)回収装置19で構成される。
【0004】更に、燃料としてメタン(CH4)、また
燃料と化学反応する金属酸化物として酸化ニッケル(N
iO)を用い、反応器1と反応器2とにおいて下記反応
式(1)、(2)に示す2つの化学反応がそれぞれ行な
われている。
【0005】 CH+4NiO→CO+2HO+4Ni …(1) 4Ni+2O→4NiO …(2) 反応器1には燃料であるメタンが供給され、上記(1)
式に示すように金属酸化物である酸化ニッケルと反応
し、炭酸ガス(CO)、水蒸気(HO)、金属ニッ
ケル(Ni)が生成され、うち金属ニッケルは反応器2
に供給される。
【0006】一方、反応器2には加湿された空気が供給
され、その一部の酸素が反応器1より供給された金属ニ
ッケルと反応し、上記(2)式に示すように酸化ニッケ
ルが生成され、この酸化ニッケルは反応器1に供給され
る。また、上記(2)式に示す化学反応による反応熱で
高温空気が発生する。
【0007】このように、反応器1で生成される炭酸ガ
スと蒸気はガスタービン3へ、反応器2で生成される高
温空気はガスタービン4へそれぞれ送られる。これらガ
スはガスタービン3、4において図示しないタービンの
回転に用いられた後に、多数の熱交換器により冷却され
た後、炭酸ガスと水とはそれぞれ回収され、残りのガス
は大気中に放出される。
【0008】以下に、図5の系統構成図の流れに沿っ
て、このような従来から用いられている化学ループ燃焼
方式発電プラントシステムの動作について詳細に説明す
る。
【0009】まず、燃料として用いるメタンが25℃、
2MPaに加熱、加圧された状態で供給され、熱交換器
21でガスタービン3から排出される排ガスとの熱交換
により530℃、1.9MPaに昇温され、反応器1に
導入される。
【0010】反応器1には反応器2から1200℃の酸
化ニッケルが、図中の破線に示すような経路で供給さ
れ、この酸化ニッケルは反応器1においてメタンにより
上記(1)式に示す反応に従ってニッケルに還元され、
このニッケル(530℃)は、図中の破線に示すような
経路で反応器2に供給される。
【0011】反応器1からは、ニッケルの他に炭酸ガ
ス、水蒸気が排出され、これらガス(炭酸ガスと水蒸
気)の温度は1100℃であり、ガスタービン3に取り
込まれる。ガスタービン3に取り込まれたこれらのガス
は、ガスタービン3内の図示しないタービンを回転させ
た後に、熱交換器21におけるメタンとの熱交換、熱交
換器22におけるプロセス水との熱交換によって冷却さ
れる。その後、コンデンサー8で水分を除去され、70
℃、0.11MPaの炭酸ガスとなり、更にその炭酸ガ
スはCO回収装置19により回収される。そして、コ
ンデンサー8およびCO回収装置19で回収しきれな
かった一部の排ガスが大気中に放出される。
【0012】このプラントシステムではこのように、反
応器1より排出される高温のガスのエネルギーを、メタ
ンやプロセス水の加熱に有効利用するという利点を有す
る。
【0013】また、このプラントシステムには25℃、
0.1MPaの空気も供給される。この空気はまず、圧
縮動力の低減と加湿器6で使用する熱の需要を満足させ
るため、複数段のコンプレッサー10〜12で順次加圧
され、また、加湿器6から排出される水によって熱交換
器27、28、29において順次加熱され、最終的に1
12℃、2MPaの空気となり加湿器6に供給される。
【0014】一方、加湿器6には186℃、2.1MP
aの水も供給されているので、この水により空気は加湿
され142℃、1.9MPaの加湿空気(水蒸気の体積
分率約25%)が得られ、この加湿空気はさらに熱交換
器23において反応器2からの排ガスとの熱交換により
530℃に加熱されて反応器2に導入される。
【0015】反応器2では反応器1から供給されるニッ
ケルがこの加湿空気により酸化される。反応器2で行な
われる(2)式に示す化学反応は発熱反応であるので、
反応器2からは1200℃の酸化ニッケルと、1200
℃の高温空気が得られる。この1200℃の高温空気は
ガスタービン4に取りこまれ、図示しないタービンの回
転に利用される。
【0016】その後、高温空気は、熱交換器23におい
て反応器2に導入される空気の加熱に利用され、更に熱
交換器24、25においてプロセス水で冷却された後
に、コンデンサー14で凝縮され、水分が回収される。
水分が回収された後は45℃、0.11MPaの窒素
(N)を主成分とする排ガスとして大気中に放出され
る。
【0017】また、反応器2において生成される120
0℃の酸化ニッケルは、重力落下によって、図中の破線
で示す経路に従って反応器1に供給される。
【0018】一方、プロセス水は、図中の点線でその経
路を示すように、熱交換器22、24、25における高
温ガスの冷却、熱交換器26、27、28、29におけ
る空気の加熱に利用される。
【0019】コンデンサー8、14で凝縮回収された水
はそれぞれ合流点15で合流して、55℃の水となる。
この水は熱交換器30で冷却され、再度プロセス水とし
て利用される。
【0020】このように、このプラントシステムでは水
を回収し、回収した水をプロセス水として再利用するた
め、水資源を浪費することがない。
【0021】なお、このプラントシステムでは金属酸化
物として酸化ニッケルを用いているが、鉄(2価、3
価)、銅、マンガン等の酸化物を用いてもよい。
【0022】このようなプラントシステムでは反応器2
から発生する高温空気を冷却し、水を回収することによ
って、プロセス水として供給した水量のほぼ全量を回収
できる。この場合、55.1%の高い発電効率が得られ
る。これは、火力発電所の40%前後の発電効率よりも
格段に高い値である。仮に反応器2から発生する高温空
気を冷却せず、プロセス水の回収を行わなければ、5
6.7%という更に高い発電効率が得られる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の化学ループ燃焼方式発電プラントシステムで
は、反応器1と反応器2との間を循環するニッケルと酸
化ニッケルとが粉体化し微粒子となってガスに同伴する
という問題がある。しかも、反応器1と反応器2との間
の循環回数が多くなるほどガスに同伴する微粒子は多く
なり、それに伴ってそれら微粒子のガスからの除去も困
難になるという問題がある。
【0024】そのため、ニッケルもしくは酸化ニッケル
の微粒子が、排ガスとともに大気中に排出され環境を汚
染する恐れがある。また、ニッケルと酸化ニッケルとが
紛体化すると反応器1、2で引き起こる化学反応の反応
性が低下し、特に反応器2で引き起こる酸化反応の速度
が低下してしまう。
【0025】そこで、これを改善するために、ニッケル
もしくは酸化ニッケルに酸素透過体を媒体物質として添
加して使用する方法が採用されている。その一例とし
て、酸化ニッケルとイットリアスタビライストジルコニ
ア(YSZr)(8%のY を添加して安定させた
ZrO)を3:2(重量比)の混合割合で調整し、粒
状に高温焼成した物質を用いている。このように酸素透
過性の媒体物質を添加すると、酸化ニッケルの形状がよ
り安定して使用期間を伸ばすことができる。
【0026】しかしながら、このような従来の化学ルー
プ燃焼方式発電プラントシステムでは、ニッケルもしく
は酸化ニッケルの粉体化を防ぐことは依然としてできな
い。
【0027】そのため、ニッケルもしくは酸化ニッケル
による微粒子が排ガスに同伴して大気中に排出され、こ
れによって環境を汚染するという問題が発生する。
【0028】本発明はかかる事情に対処してなされたも
のであり、金属酸化物もしくは金属酸化物の還元体によ
る微粒子をガスから除去し、もって排ガスとともに大気
中に放出される微粒子の量を減少させて、環境を汚染す
ることにない化学ループ燃焼方式発電プラントシステム
を提供することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、以下のような手段を講じる。
【0030】すなわち、請求項1の発明では、燃料と金
属酸化物との反応が行なわれる第1の反応器と、第1の
反応器における反応により生成する金属酸化物の還元体
が酸化されて第1の反応器における反応に用いられる金
属酸化物が生成される第2の反応器と、第1の反応器お
よび第2の反応器のうち少なくとも一方の反応器におけ
る反応により発生する気体をタービンの回転に用いるガ
スタービンと、タービンの回転に用いられた気体に同伴
される金属酸化物あるいは金属酸化物の還元体を除去す
る金属気体分離手段とを備える。
【0031】従って、請求項1の化学ループ燃焼方式発
電プラントシステムにおいては、金属酸化物もしくは金
属酸化物の還元体による微粒子をガスから除去すること
ができる。
【0032】請求項2の発明では、請求項1に記載の化
学ループ燃焼方式発電プラントシステムにおいて、加湿
した空気を第2の反応器に供給する加湿空気供給手段を
備える。
【0033】従って、請求項2の化学ループ燃焼方式発
電プラントシステムにおいては、加湿空気の供給によっ
て第2の反応器における酸化反応を促進することができ
る。
【0034】請求項3の発明では、請求項1または請求
項2に記載の化学ループ燃焼方式発電プラントシステム
において、タービンの回転に用いられた第1の反応器に
おける反応により発生する気体を冷却して当該気体から
炭酸ガスを回収する炭酸ガス回収手段を備える。
【0035】従って、請求項3の化学ループ燃焼方式発
電プラントシステムにおいては、大気中に排出される炭
酸ガスの量を減少させることができる。
【0036】請求項4の発明では、タービンの回転に用
いられた気体を冷却して当該気体から水を回収する水回
収手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3
のいずれか1項に記載の化学ループ燃焼方式発電プラン
トシステムとする。
【0037】従って、請求項4の化学ループ燃焼方式発
電プラントシステムにおいては、プラントにおいて用い
るプロセス水を再利用することができる。
【0038】請求項5の発明では、水回収手段によって
回収された水に含有される金属酸化物あるいは金属酸化
物の還元体を除去する金属液体分離手段を備えたことを
特徴とする請求項4に記載の化学ループ燃焼方式発電プ
ラントシステムとする。
【0039】従って、請求項5の化学ループ燃焼方式発
電プラントシステムにおいては、金属酸化物もしくは金
属酸化物の還元体による微粒子をプロセス水から除去す
ることができる。
【0040】請求項6の発明では、燃料と金属酸化物と
の反応が行なわれる第1の反応器と、第1の反応器にお
ける反応により生成する金属酸化物の還元体が酸化され
て第1の反応器における反応に用いられる金属酸化物が
生成される第2の反応器と、第1の反応器および第2の
反応器のうち少なくとも一方の反応器における反応によ
り発生する気体をタービンの回転に用いるガスタービン
と、タービンの回転に用いられた気体を冷却して当該気
体から水を回収する水回収手段と、水回収手段により回
収された水に含有される金属酸化物あるいは金属酸化物
の還元体を除去する金属液体分離手段とを備える。
【0041】従って、請求項6の化学ループ燃焼方式発
電プラントシステムにおいては、金属酸化物もしくは金
属酸化物の還元体による微粒子をプロセス水から除去す
ることができる。
【0042】請求項7の発明では、請求項6に記載の化
学ループ燃焼方式発電プラントシステムにおいて、加湿
した空気を第2の反応器に供給する加湿空気供給手段を
備える。
【0043】従って、請求項7の化学ループ燃焼方式発
電プラントシステムにおいては、加湿空気の供給によっ
て第2の反応器における酸化反応を促進することができ
る。
【0044】請求項8の発明では、請求項6または請求
項7に記載の化学ループ燃焼方式発電プラントシステム
において、タービンの回転に用いられた第1の反応器に
おける反応により発生する気体を冷却して当該気体から
炭酸ガスを回収する炭酸ガス回収手段を備える。
【0045】従って、請求項8の化学ループ燃焼方式発
電プラントシステムにおいては、大気中に排出される炭
酸ガスの量を減少させることができる。
【0046】請求項9の発明では、第1の反応器におけ
る反応により生成する前記金属酸化物の還元体と、第2
の反応器において生成する前記金属酸化物とに、酸素を
透過する物質を形状安定剤として添加することを特徴と
する請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の化学
ループ燃焼方式発電プラントシステムとする。
【0047】従って、請求項9の化学ループ燃焼方式発
電プラントシステムにおいては、酸素透過性の媒体物質
を用いることにより、ニッケルの形状をより安定させ、
使用期間を伸ばすことができる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0049】なお、以下の各実施の形態の説明に用いる
図中の符号は、図5と同一部分については同一符号を付
して示すことにする。
【0050】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態を図1と図4とを用いて説明する。
【0051】図1は、本発明の実施の形態に係る化学ル
ープ燃焼方式発電プラントシステムの一例を示す系統構
成図である。
【0052】本実施の形態に係る化学ループ燃焼方式発
電プラントシステムは、図5に示す従来の化学ループ燃
焼方式発電プラントシステムに、磁気分離装置を付加し
たものである。
【0053】この磁気分離装置によって、ガスおよびプ
ロセス水に含まれる金属もしくは金属酸化物による微粉
体は除去される。
【0054】本実施の形態に係る化学ループ燃焼方式発
電プラントシステムは、図5に示す従来の化学ループ燃
焼方式発電プラントシステムに下記の通り磁気分離装置
31〜41を付加したものである。
【0055】付加した磁気分離装置は、ガスタービン3
と熱交換器21との間の磁気分離装置31、熱交換器2
1と熱交換器22との間の磁気分離装置32、熱交換器
22とコンデンサー8との間の磁気分離装置33、コン
デンサー8とCO回収装置19との間の磁気分離装置
34、ガスタービン4と熱交換器23との間の磁気分離
装置35、熱交換器23と熱交換器24との間の磁気分
離装置36、熱交換器24と熱交換器25との間の磁気
分離装置37、熱交換器25とコンデンサー14との間
の磁気分離装置38、コンデンサー14の下流の磁気分
離装置39、合流点15と熱交換器30との間の磁気分
離装置40、熱交換器30の下流の磁気分離装置41で
ある。
【0056】本実施の形態では燃料としてメタン、金属
酸化物として酸化ニッケルを用いている。また、酸化ニ
ッケルの形状をより安定させて使用期間を伸ばすため
に、ニッケルもしくは酸化ニッケルに、酸化ニッケルと
イットリアスタビライストジルコニア(YSZr)(8
%のYを添加して安定させたZrO)を3:2
(重量比)の混合割合で調整し、粒状に高温焼成した酸
素透過体を媒体物質として添加している。
【0057】その他の構成については、図5と同様なの
でその説明を省略し、以下に磁気分離装置の構成につい
て図4を用いて説明する。
【0058】図4は、本実施の形態に係る磁気分離装置
の一例を示す構成図である。
【0059】磁気分離装置31〜41は、外部に永久磁
石もしくは常電導磁石もしくは超電導磁石からなる磁石
51を備えている。また、内部には強磁性の充填物が充
填されている充填層52を備えている。
【0060】強磁性の充填物としては、例えば線径1〜
100μm程度のスチールウールあるいはスチールネッ
トのような強磁性細線の集合体、エキスパンドメタル、
貝殻状金属細片を用いる。金属細片としては耐食性、耐
熱性、強度に優れるステンレススチールが好ましい。
【0061】このような充填物が充填された充填層52
を、磁石51によって形成される均一な磁界空間領域に
備える。
【0062】このような構成をした磁気分離装置31〜
41は、微粒子(以下分散質)が分散している液体また
は気体である溶媒(以下分散媒)を、図示する矢印の方
向に従って内部に流通せしめることができるようになっ
ている。
【0063】磁気分離装置31〜41は、その内部に分
散媒が流通すると、充填層52において分散質を磁石5
1による外部磁界によって磁化し、充填物の周囲に生じ
る磁場勾配による磁気力によって、分散質を充填物の表
面に付着させる。更に、磁界を断って金属酸化物もしく
は金属酸化物の還元体による微粒子を脱磁し、それを洗
浄液によって洗い流して磁気分離装置31〜41外に排
出する。これによって、付着した分散質を除去する。
【0064】分散媒から分散質を分離する磁気力は下記
の(3)、(4)式で表される。
【0065】 F=V×μ×M×∇H …(3) M=9×(χ−χ)×H/{(3+χ)×(3+χ)} …(4) ここで、各パラメータは以下の通りである。
【0066】F:分散媒に働く磁気力、 V :分散質の体積、 μ:真空の透磁率、 M :分散質と分散媒の相対磁化、 H :外部磁界強度、 ▽H:外部磁界の勾配、 χ:分散質の体積磁化率、 χ:分散媒の体積磁化率。
【0067】この分散質に働く磁気力Fを利用して、
分散質を分散媒から分離する。なかでも、本実施の形態
で用いているニッケルのような強磁性の分散質は磁化が
大きく、それに働く磁気力Fは低磁界でも大きいの
で、分散質は分散媒から効率良く分離する。
【0068】さらに、磁気分離装置31〜41は、磁気
力Fを大きくすればより分離性能が上がるため、超電
導電磁石を用いて外部磁界強度Hを大きくすることによ
り、分散質が強磁性体のみならず常磁性体や反磁性体で
あっても分離する。
【0069】このような磁気分離装置31〜41によっ
て分離可能な金属酸化物もしくは属酸化物の還元体は、
(3)、(4)式からも明らかなように、印加する外部
磁界強度H、外部磁界の勾配▽Hによって決まる。
【0070】そのため、印加する外部磁界強度H、磁界
の勾配▽Hを変えることによって、本実施の形態で用い
ているニッケル酸化物もしくはニッケルだけでなく、鉄
(2価、3価)、銅、マンガン等の酸化物およびそれら
の還元体も効率的に除去する。
【0071】また、一定面積の充填物に付着する金属酸
化物もしくは金属酸化物の還元体による微粒子の量には
限界があるので、付着量が一定量もしくは限界量に達し
たならば金属酸化物もしくは金属酸化物の還元体による
微粒子を洗浄することにより除去する。
【0072】次に、以上のように構成した磁気分離装置
を適用した本実施の形態の化学ループ燃焼方式発電プラ
ントシステムの作用について説明する。
【0073】このように構成された本実施の形態に係る
化学ループ燃焼方式発電プラントシステムでは、ガスタ
ービン3、4を通過したガスや、コンデンサー8、14
で凝縮回収された水に混入した金属酸化物(酸化ニッケ
ル)もしくは金属酸化物の還元体(ニッケル)による微
粒子は、磁気分離装置31〜41において、充填層52
を構成している強磁性充填物によって除去される。
【0074】また、コンデンサー8、14で凝縮回収さ
れた水を介してプロセス水に混入した金属酸化物(酸化
ニッケル)もしくは金属酸化物の還元体(ニッケル)に
よる微粒子も同様にして磁気分離装置によって除去され
る。
【0075】したがって、本実施の形態に係る化学ルー
プ燃焼方式発電プラントシステムは、従来のシステムと
比較して、金属酸化物(酸化ニッケル)もしくは金属酸
化物の還元体(ニッケル)による微粒子が大気中に排出
される量が減少し、環境汚染を防止することが可能とな
る。
【0076】また、回収された水を介してプロセス水に
混入した金属酸化物(酸化ニッケル)もしくは金属酸化
物の還元体(ニッケル)による微粒子も同様にして磁気
分離装置によって除去される。
【0077】その結果、プロセス水の再利用が可能とな
り、水資源を有効に利用することが可能となる。
【0078】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態を図2を用いて説明する。
【0079】図2は、本発明の実施の形態に係る化学ル
ープ燃焼方式発電プラントシステムの一例を示す系統構
成図である。
【0080】本実施の形態に係る化学ループ燃焼方式発
電プラントシステムは、図1に示す第1の実施の形態に
係る化学ループ燃焼方式発電プラントシステムで用いら
れている磁気分離装置31〜41のうち、磁気分離装置
31〜39のみを備えたものである。
【0081】その他の構成については、図1と同様なの
でその説明を省略する。また、磁気分離装置の構成につ
いても図4と同様なのでその説明を省略する。
【0082】本実施の形態でも燃料としてメタン、金属
酸化物として酸化ニッケルを用いている。また、第1の
実施の形態で説明したものと同様の酸素透過体を、ニッ
ケルもしくは酸化ニッケルに添加している。
【0083】次に、以上のように構成した本実施の形態
に係る化学ループ燃焼方式発電プラントシステムの作用
について説明する。
【0084】このように構成された本実施の形態におい
て、反応器1もしくは反応器2において生成されるガス
に混入した金属酸化物(酸化ニッケル)もしくは金属酸
化物の還元体(ニッケル)による微粒子は、磁気分離装
置31〜39によって除去される。
【0085】したがって、本実施の形態に係る化学ルー
プ燃焼方式発電プラントシステムにおいては、従来のシ
ステムと比較して、金属酸化物(酸化ニッケル)もしく
は金属酸化物の還元体(ニッケル)による微粒子が大気
中に排出される量が減少し、環境汚染を防止することが
可能となる。
【0086】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態を図3を用いて説明する。
【0087】図3は、本発明の実施の形態に係る化学ル
ープ燃焼方式発電プラントシステムの一例を示す系統構
成図である。
【0088】本実施の形態に係る化学ループ燃焼方式発
電プラントシステムは、図1に示す第1の実施の形態に
係る化学ループ燃焼方式発電プラントシステムで用いら
れている磁気分離装置31〜41のうち、磁気分離装置
40〜41のみを備えたものである。
【0089】その他の構成については、図1と同様なの
でその説明を省略する。また、磁気分離装置の構成につ
いても図4と同様なのでその説明を省略する。
【0090】本実施の形態でも燃料としてメタン、金属
酸化物として酸化ニッケルを用いている。また、第1の
実施の形態で説明したものと同様の酸素透過体を、ニッ
ケルもしくは酸化ニッケルに添加している。
【0091】次に、以上のように構成した本実施の形態
に係る化学ループ燃焼方式発電プラントシステムの作用
について説明する。
【0092】このように構成された本実施の形態におい
て、コンデンサー8、14で凝縮により回収された水を
介してプロセス水に混入した金属酸化物(酸化ニッケ
ル)もしくは金属酸化物の還元体(ニッケル)による微
粒子は、磁気分離装置40〜41によって除去される。
【0093】したがって、プロセス水の再利用が可能と
なり、水資源を有効に利用することが可能となる。
【0094】なお、請求項でいう金属気体分離装置、金
属液体分離装置とは、それぞれ上記各実施の形態におい
ては磁気分離装置31〜39、磁気分離装置40〜41
に相当する。しかしながら、これら磁気分離装置の設置
個数については、上述した実施の形態で説明した設置個
数に限るものではなく、必要に応じて以下の通り適宜磁
気分離装置を付加または省略しても良い。
【0095】例えば、工業用の実際運転における洗浄除
去工程では、ガスおよび水をそれぞれ、磁気分離装置を
バイパスして排気および循環させてもよいが、洗浄必要
時間が長くなると金属酸化物もしくは金属酸化物の還元
体による微粒子の排出量も多くなり、一時的に環境を汚
染することになる。従って、上記各実施の形態において
は、必要に応じて切替用の予備の磁気分離装置を備えて
も良い。
【0096】また、上記第1および第2の実施の形態で
は、ガスタービン3の後に、ガスタービン3と熱交換器
21との間に磁気分離装置31、熱交換器21と熱交換
器22との間に磁気分離装置32、熱交換器22とコン
デンサー8との間に磁気分離装置33、コンデンサー8
とC0利用装置19との間に磁気分離装置34をそれ
ぞれ備えているが、磁気分離装置31〜34のすべてが
設置されている必要はなく、その内の少なくとも1個を
備えていれば良い。
【0097】更に、上記第1および第2の実施の形態で
は、ガスタービン3と熱交換器21との間に磁気分離装
置31の他に1個以上の磁気分離装置、もしくは熱交換
器21と熱交換器22との間に磁気分離装置32の他に
1個以上の磁気分離装置、もしくは熱交換器22とコン
デンサー8との間に磁気分離装置33の他に1個以上の
磁気分離装置、もしくはコンデンサー8とC0利用装
置19との間に磁気分離装置34の他に1個以上の磁気
分離装置を備えても良い。
【0098】同様に、上記第1および第2の実施の形態
では、ガスタービン4の後に、ガスタービン4と熱交換
器23との間に磁気分離装置35、熱交換器23と熱交
換器24との間に磁気分離装置36、熱交換器24と熱
交換器25との間に磁気分離装置37、熱交換器25と
コンデンサー14との間に磁気分離装置38、コンデン
サー14の下流の磁気分離装置39をそれぞれ備えてい
るが、磁気分離装置35〜39のすべてが設置されてい
る必要はなく、その内の少なくとも1個を備えていれば
良い。
【0099】また、上記第1および第2の実施の形態で
は、ガスタービン4と熱交換器23との間に磁気分離装
置35の他に1個以上の磁気分離装置、熱交換器23と
熱交換器24との間に磁気分離装置36の他に1個以上
の磁気分離装置、熱交換器24と熱交換器25との間に
磁気分離装置37の他に1個以上の磁気分離装置、熱交
換器25とコンデンサー14との間に磁気分離装置38
の他に1個以上の磁気分離装置、コンデンサー14の下
流に磁気分離装置39の他に1個以上の磁気分離装置を
備えても良い。
【0100】同様に、上記第1および第3の実施の形態
では、合流点15と熱交換器30との間に磁気分離装置
40の他に1個以上の磁気分離装置、もしくは熱交換器
30の下流に磁気分離装置41の他に1個以上の磁気分
離装置を備えても良い。
【0101】また、請求項でいう加湿空気供給手段、水
回収手段とは、それぞれ上記各実施の形態においてはコ
ンプレッサー10〜12、コンデンサー8、14に相当
する。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の化学ルー
プ燃焼方式発電プラントシステムにおいては、金属酸化
物もしくは金属酸化物の還元体による微粒子をガスから
除去し、排ガスとともに大気中に放出される微粒子の量
を減少させることができる。
【0103】以上により、環境を汚染することのない化
学ループ燃焼方式発電プラントシステムを実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る化学ループ燃焼方式発
電プラントシステムの一例を示す系統構成図。
【図2】第2の実施の形態に係る化学ループ燃焼方式発
電プラントシステムの一例を示す系統構成図。
【図3】第3の実施の形態に係る化学ループ燃焼方式発
電プラントシステムの一例を示す系統構成図。
【図4】本発明に係る磁気分離装置の一例を示す構成
図。
【図5】従来から用いられている化学ループ燃焼方式発
電プラントシステムの系統構成図。
【符号の説明】
1、2…反応器、 3、4…ガスタービン、 6…加湿器、 8、14…コンデンサー、 10〜12…コンプレッサー、 15…合流点、 19…CO回収装置、 21〜30…熱交換器、 31〜41…磁気分離装置、 51…磁石、 52…充填層。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料と金属酸化物との反応が行なわれる
    第1の反応器と、 前記第1の反応器における反応により生成する前記金属
    酸化物の還元体が酸化されて前記第1の反応器における
    反応に用いられる前記金属酸化物が生成される第2の反
    応器と、 前記第1の反応器および第2の反応器のうち少なくとも
    一方の反応器における反応により発生する気体をタービ
    ンの回転に用いるガスタービンと、 前記タービンの回転に用いられた気体に同伴される前記
    金属酸化物あるいは前記金属酸化物の還元体を除去する
    金属気体分離手段とを備えたことを特徴とする化学ルー
    プ燃焼方式発電プラントシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の化学ループ燃焼方式発
    電プラントシステムにおいて、 加湿した空気を前記第2の反応器に供給する加湿空気供
    給手段を備えたことを特徴とする化学ループ燃焼方式発
    電プラントシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の化学ル
    ープ燃焼方式発電プラントシステムにおいて、 前記タービンの回転に用いられた前記第1の反応器にお
    ける反応により発生する気体を冷却して当該気体から炭
    酸ガスを回収する炭酸ガス回収手段を備えたことを特徴
    とする化学ループ燃焼方式発電プラントシステム。
  4. 【請求項4】 前記タービンの回転に用いられた気体を
    冷却して当該気体から水を回収する水回収手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項
    に記載の化学ループ燃焼方式発電プラントシステム。
  5. 【請求項5】 前記水回収手段によって回収された水に
    含有される前記金属酸化物あるいは前記金属酸化物の還
    元体を除去する金属液体分離手段を備えたことを特徴と
    する請求項4に記載の化学ループ燃焼方式発電プラント
    システム。
  6. 【請求項6】 燃料と金属酸化物との反応が行なわれる
    第1の反応器と、 前記第1の反応器における反応により生成する前記金属
    酸化物の還元体が酸化されて前記第1の反応器における
    反応に用いられる前記金属酸化物が生成される第2の反
    応器と、 前記第1の反応器および第2の反応器のうち少なくとも
    一方の反応器における反応により発生する気体をタービ
    ンの回転に用いるガスタービンと、 前記タービンの回転に用いられた気体を冷却して当該気
    体から水を回収する水回収手段と、 前記水回収手段により回収された水に含有される前記金
    属酸化物あるいは前記金属酸化物の還元体を除去する金
    属液体分離手段とを備えたことを特徴とする化学ループ
    燃焼方式発電プラントシステム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の化学ループ燃焼方式発
    電プラントシステムにおいて、 加湿した空気を前記第2の反応器に供給する加湿空気供
    給手段を備えたことを特徴とする化学ループ燃焼方式発
    電プラントシステム。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7に記載の化学ル
    ープ燃焼方式発電プラントシステムにおいて、 前記タービンの回転に用いられた前記第1の反応器にお
    ける反応により発生する気体を冷却して当該気体から炭
    酸ガスを回収する炭酸ガス回収手段を備えたことを特徴
    とする化学ループ燃焼方式発電プラントシステム。
  9. 【請求項9】 前記第1の反応器における反応により生
    成する前記金属酸化物の還元体と、 前記第2の反応器において生成する前記金属酸化物と
    に、 酸素を透過する物質を形状安定剤として添加することを
    特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載
    の化学ループ燃焼方式発電プラントシステム。
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