JP2000335623A - 真空保持装置及び真空式太陽熱収集装置 - Google Patents

真空保持装置及び真空式太陽熱収集装置

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JP2000335623A
JP2000335623A JP11189474A JP18947499A JP2000335623A JP 2000335623 A JP2000335623 A JP 2000335623A JP 11189474 A JP11189474 A JP 11189474A JP 18947499 A JP18947499 A JP 18947499A JP 2000335623 A JP2000335623 A JP 2000335623A
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Shunsaku Nakauchi
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Kokusai Gijutsu Kaihatsu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 線膨張係数が異なる二つの部材を真空封止す
る場合、真空封止すべき面積が広くて長いと、線膨張係
数の差と周囲温度の変化によって生ずる二つの部材の長
さの差が大きくなって、真空封止が難しくなる。 【解決手段】 線膨張係数が異なる第1の部材1と第2
の部材2の間に、断面がU字型のリング状に形成され
て、その中間部分7に前記のどちらの部材にも接着され
ていない弛み部分を持っている金属薄板3を介在させ
て、第1の部材1と第2の部材2を接着することにより
真空封止した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラスと金属のよ
うに線膨張係数の異なる部材を結合して真空容器を作る
場合の真空保持装置、及び真空保持装置を使用した真空
式太陽熱収集装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラスと金属のように線膨張係数
の異なる二つの部材で真空容器を構成する場合の真空封
止は、出来るだけ熱膨張率の近いガラスと金属の組み合
わせを選び、両者の接続部にかかる熱応力を軽減する方
式が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】蛍光灯のように真空封
止すべき面積の少ない場合は、問題が少ないが、真空容
器によっては線膨張係数の異なる二つの部材の、真空封
止すべき面積が広く長い距離に亙るものもある。例えば
平板式太陽熱収集装置などでは、ガラス窓と金属筺体の
間の真空封止すべき長さは数メートルに及ぶ。このよう
な場合は線膨張係数の差と周囲温度の変化によって生ず
る二つの部材の長さの差が大きくなって、真空封止が難
しくなると言う問題を持っている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため、本発明は真空封止する二つの部材の線膨張係数の
差と温度差によって封止部分に発生する歪に応じて、容
易に変形して大きな応力が封止部分に発生しないように
する手段によって接着部分の破壊を防ぐようにしたもの
で、その一つの手段として二つの部材を直接接着しない
で、薄い金属板を第1の部材と第2の部材の間に介在さ
せて、この金属薄板を仲介として真空封止を行うように
する。仲介に使用する金属薄板を断面U字型のリング状
に形成し、金属薄板の一方の外周縁部の表面を第1の部
材に金属半田又はプラスチック等の接着剤によって接着
し、他方の外周縁部の表面を第2の部材に接着し、その
中間部分はどちらにも接着せず、その部分に弛みを持た
せて、二つの部材の線膨張係数の差と温度差によって発
生する、二つの部材の全長の差分をこの弛みの部分の伸
縮で吸収して接着部分に大きい力が掛からないようにす
る。
【0005】更に第1の部材の縁辺部分又は第2の部材
の縁辺部分に接着された金属薄板の接着面の反対側の相
対向する二つの面の間に、ゴムのように容易に変形する
材料で出来た可撓性の緩衝材を挿入して、接着部分の特
定の点に集中応力が発生するのを防ぎ、且つ外部からの
衝撃等も緩和する。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施形態を
示す図で、(a)は断面図、(b)は平面図である。図
は真空容器の真空保持装置を示したもので、線膨張係数
の異なる第1の部材1と第2の部材2を金属薄板3を介
在させて接着することにより真空封止している。
【0007】第1の部材1は太陽光を通す透明な部材、
例えばガラスで四隅が丸くなった四角形状をしており、
第2の部材2は空気を通さない鋼鉄やアルミニウム等の
金属で、第1の部材1に対応して四隅が丸くなった四角
形状の容器のように構成されている。なお第2の部材2
は勿論十分厚いプラスチックやガラス等のように空気を
通さない材料ならば、必ずしも金属でなくてもよいが、
一般的には金属が推奨される。金属薄板3は銅板、青銅
板、ステンレス板などの薄い板が使用され、第1の部材
1と第2の部材2の周辺部に対応してU字状型の断面を
もつリング状に形成される。U字状とは大体U字という
ことであって、J字でも、V字でも伸び縮みが吸収でき
れば良くまたリング状も円形の必要はなく、第1の部材
1や第2の部材2の周辺部に合致した形状であれば良
い。
【0008】図2は第1の実施形態の要部である図1の
Aの部分を拡大した図である。金属薄板3の一方の外周
縁部の表面は、第1の部材1に接着剤4により接着され
ている。この接着剤4としてはプラスチックの接着剤も
使えるが、金属半田、金属ろうのような金属材料が、よ
り推奨される。
【0009】金属半田のような金属で接着する場合はガ
ラス製の第1の部材1の接着部分に、真空蒸着、スパッ
タリング、或いは鍍金のような周知の技術で、金属薄膜
5を緻密に付着させる処理を施しておいて、ガラスと金
属半田との接着性を良くしてある。金属薄膜5は単一の
金属で構成されるとは限らない。例えばガラスと相性の
よいクロームのような金属を真空蒸着等の技術によって
第1の部材1上に付着させ、その上に金属半田、或いは
金属ろうとの親和性の良い銅のような金属を、重ねて蒸
着して多層の薄膜で金属薄膜5を構成することができ
る。プラスチック等の接着剤の場合はその接着剤に適し
た前処理をガラスに施しておく。
【0010】金属薄板3の他方の外周縁部の表面は第2
の部材2に接着剤6により接着されている。この接着剤
6は接着剤4と同じように金属の半田、ろう等が推奨さ
れる。金属薄板3の中で接着剤4と接着剤6で接着され
た部分の中間に位置する内周縁部を含む部分7は、第1
の部材1にも第2の部材2にも、どちらにも接着されて
いない自由の状態にある弛み部分である。この中間部分
7は図2に示したようにU字状の溝を形成しており、第
1の部材1と第2の部材2との間で温度変動等で長さに
差が出た場合に自由に変形して、接着部分に過大な力が
かかることを防ぐ。また第1の部材1の縁辺部分に接着
された金属薄板3と、第2の部材2の縁辺部分に接着さ
れた金属薄板3の、接着されている面の反対側の相対す
る二つの面の間に、ゴムのように容易に変形する材料で
出来た可撓性を有する緩衝材8を図2に示したように装
着する。
【0011】図1についてその作用を説明する。第1の
部材1であるガラスは通常、8〜10×10のマイナス
6乗程度の線膨張係数をもっている。これに対して第2
の部材2である金属はステンレス鋼の場合で、16×1
0のマイナス6乗程度の線膨張係数をもっている。従っ
て、第1の部材1と第2の部材2との温度が周囲温度の
変動等によって、100℃位の温度変動をしたとする
と、両者の膨張量に約6〜8×10のマイナス5乗程度
の差が生ずる筈で、若し第1の部材1と第2の部材2の
両者を直接接着剤で接続していて、この差を接着剤の接
着力で押さえ込もうとすると、これが原因で両者の接続
部に剪断力がかかり、接続部の接着剤が剥がれ真空が破
れる危険性が生ずる。
【0012】この剪断力を弱めるために本発明では、金
属薄板3を用いている。金属薄板3は接着剤4で第1の
部材1に接着されている。このときも温度変動によっ
て、接着剤4に剪断力が掛かるが、その大きさはほぼ金
属薄板3の厚さに逆比例し、ヤング率に比例して減少す
る。 第2の部材2と金属薄板3との接着剤6の所に生
ずる剪断力についても、同じようにその大きさは金属薄
板3の厚さにほぼ逆比例し、ヤング率に比例して減少す
る。
【0013】例えば金属薄板3の材質を第2の部材2の
材質と同じにして、その厚さを0.1mmにすると、第
1の部材1と金属薄板3とを接着している接着剤4に掛
かる張力は、厚さが1.5mmの第2の部材2と第1の
部材1とを直接接着したときの張力の約1/15に減少
する。
【0014】このような考えに基づいて、金属薄板3を
仲介として、第1の部材1と第2の部材2とを真空封止
する。これにより、長期間に亙って確実に真空を保持す
ることができる。なお金属薄板3の厚さは0.3mm以
下位にするのが適当である。
【0015】次に、図2に示したように、金属薄板3の
内周縁部を含む部分に何処にも接着されていないU字状
の中間部分7を設ける。 常温では、金属薄板3は図2
の実線で示したようになっているが、周囲温度の上下に
従って部材1と部材2との長さが変動したときには、図
2の破線で示したように変形して、温度変動による第2
の部材2と第1の部材1の伸び縮みの差分を吸収する。
【0016】図2に示したような変形は、第1の部材1
と第2の部材2が直線状である部分では小さな力で変形
するので、殆ど問題が生じないが、第1の部材1と第2
の部材2が円形である場合とか、図1の(b)のように
角がある場合は、中間部分7に十分な余裕を取ると同時
に、角の部分は図1の(b)に示したように適当な曲率
半径をもつ円形にして、金属薄板3に過度の集中応力が
かからないようにする。周囲温度が100℃変動する
と、第2の部材2と第1の部材1の長さに、上記のガラ
スとステンレス鋼の組み合わせの場合などでは、長さ1
mにつき1mm程度の差を生ずる。この温度変動による
差によって、若し中間部分7に弛みが無ければ、金属薄
板3に大きな力がかかり金属薄板3が破損するか、或い
は接着剤4又は接着剤6が剥がれて真空は破れる。しか
し中間部分7に、弱い力で容易に変形する図2に示した
ような弛みを持たせると、このような破損の危険を避け
ることができる。
【0017】図2では、金属薄板3の幅方向における、
第1の部材1と第2の部材2との温度変動による伸び縮
みの差分の吸収の模様を示したが、金属薄板3の長手方
向における、第1の部材1と第2の部材2との温度変動
による伸び縮みの差分の吸収も、ほぼ同様に中間部分7
の弛みの増減によって行われ、大きな応力が金属薄板3
にも接着剤4にも接着剤6にも発生することはない。
【0018】更に真空の保持を確実にするために、可撓
性を有する緩衝材8が用いられる。金属薄板3の接着部
分で第1の部材1と第2の部材2と金属薄板3の三者が
直接接触していると、この部分には大気圧による強大な
力がかかっているから、温度変化によって第1の部材1
と第2の部材2との長さに差ができて、この二つの部材
が相対運動を起こすときに、大きな力のもとで金属薄板
3と擦れながら運動しなければならなくなり、金属薄板
3の接着部分が破壊される危険がある。
【0019】また第1の部材1と第2の部材2の接着部
分が完全に平面であれば問題ないが、実際には多少の凹
凸があり、大気圧がかかったときに、第1の部材1と第
2の部材2が全面的に接触せず、部分的に接触するか
ら、応力集中が起こる。これも好ましくない問題であ
る。この二つの問題を解決するために、緩衝材8が用い
られる。適当な厚さと柔軟性をもつ緩衝材8は、図2に
示したように、金属薄板3が第1の部材1と第2の部材
2にそれぞれ接着されている面の背面の間に挿入され、
これらの両者に接着して設けられる。緩衝材8は、第1
の部材1と第2の部材2の、相対運動に基づく問題と、
接着面の凹凸による問題を、柔軟に変形することによっ
て吸収して、これらの二つの問題を解決する。又緩衝材
8は第1の部材1と第2の部材2との相対位置が、振動
衝撃等のために、大きくずれることも防いでいる。
【0020】図3は本発明の第2の実施形態を示す断面
図で、第1の実施形態である真空保持装置を使用した真
空式太陽熱収集装置を示している。第1の実施形態と同
じ構成要素には同じ符号を付したので、その詳細な説明
は省略する。ガラス窓21は、太陽光が入り易い透明な
ガラスやプラスチックで構成され、鋼鉄やアルミニウム
のような金属材料で形成された筺体22と,金属薄板3
を介在させて接着される。
【0021】ガラス窓21の周辺部には図示を省略した
金属薄膜が付着され、金属薄板3の一方の外周縁部の表
面とガラス窓21とは金属薄膜を介して接着剤4により
接着して真空封止されている。他方の外周縁部の表面も
筺体22と接着剤6により接着され、真空封止されてい
る。金属薄板の接着面と反対側の相対向する二つの面の
間に緩衝材8が装着されている。この接着部分の詳細は
図2と同じなので、説明は省略する。
【0022】ガラス窓21と筺体22は柱23によって
支えられ、柱23はガラス窓21にかかる大気圧を分散
して支持している。吸熱板24はガラス窓21を通して
太陽熱収集装置内に入ってくる太陽光を吸収して熱エネ
ルギーに変える吸熱用の板である。太陽熱収集装置の内
部に空気がある場合は、吸熱板24に吸収された熱は、
この空気の対流、伝導によって筺体22やガラス窓21
に伝えられ、外部空間に利用されずに無駄に逃げて行く
が、内部が真空に保たれている場合はこれらの熱損失は
無くなり、効率の高い太陽熱収集装置が得られる。吸熱
板24の穴25は、柱23を通して吸熱板24の熱が逃
げないように、柱23が貫通するときに吸熱板24と柱
23とが直接触れないような大きさになっている。管2
6は吸熱板24の全面に密着してメアンダ状に設けら
れ、その中には吸収した太陽熱を外部に運ぶ目的を持っ
た熱媒体が入っている。
【0023】太陽熱収集装置は全体の形状として、四角
形の容器の筺体22に四角形のガラス窓21で蓋をし
て、内部を真空にして周辺部を接着剤で真空封止した形
状であるが、この形状に限定されるものではない。多角
形の容器でも、円形の容器でも良い。以上のように、第
2の実施形態によれば、長期間に亙って高度の真空を保
持できるので、真空による断熱効果によって、太陽熱を
効率良く長期間に亙って利用できる。
【0024】
【発明の効果】上記したように、本発明は第1の部材と
第2の部材の間に断面U字型のリング状に形成し、中間
部分に弛みを持たせた金属薄板を介在させて接着するこ
とにより真空封止したので、長期間に亙って確実に真空
を保持することができる。この真空保持装置を太陽熱収
集装置に適用することによって、効率の高い経済性に優
れた太陽熱収集装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す図
【図2】第1の実施形態の要部拡大図
【図3】本発明の第2の実施形態を示す断面図
【符号の説明】
1 第1の部材 2 第2の部材 3 金属薄板 5 金属薄膜 4、6 接着剤 7 中間部分 8 緩衝材 21 ガラス窓 22 筺体 24 吸熱板 26 管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線膨張係数が異なる第1の部材と第2の
    部材を真空封止する為に、前記第1の部材と第2の部材
    の間に金属薄板を介在させて接着した真空保持装置にお
    いて、 前記金属薄板を断面U字型のリング状に形成し、前記金
    属薄板の一方の外周縁部の表面を前記第1の部材に接着
    し、他方の外周縁部の表面を前記第2の部材に接着し、
    前記金属薄板の内周縁部を含む中間部分に何処にも接着
    されていない弛み部分を持たせたことを特徴とする真空
    保持装置。
  2. 【請求項2】 前記金属薄板の接着面と反対側の相対向
    する二つの面の間に可撓性を有する緩衝材を挿入したこ
    とを特徴とする請求項1記載の真空保持装置。
  3. 【請求項3】 ガラス窓から入る太陽熱を吸熱板で吸収
    し、前記吸熱板に吸熱された熱を熱媒体を用いて外部に
    供給する真空式太陽熱収集装置において、 前記請求項1又は請求項2記載の真空保持装置を使用し
    て、第1の部材の前記ガラス窓と第2の部材の筺体を真
    空封止したことを特徴とする真空式太陽熱収集装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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