JP2000335341A - 車両警報装置 - Google Patents

車両警報装置

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JP2000335341A
JP2000335341A JP11144157A JP14415799A JP2000335341A JP 2000335341 A JP2000335341 A JP 2000335341A JP 11144157 A JP11144157 A JP 11144157A JP 14415799 A JP14415799 A JP 14415799A JP 2000335341 A JP2000335341 A JP 2000335341A
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JP
Japan
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vibration
driver
vehicle
alarm
alarm device
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JP11144157A
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English (en)
Inventor
Katsuharu Matsuoka
克治 松岡
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自車両に近接する物体との接触および衝突を
避けるため、運転者に振動を与え、確実に物体の近接を
知らせる車両警報装置を得ることを目的とする。 【解決手段】 自車両に物体が近接することを検出して
運転者に警報を行う車両警報装置において、自車両に物
体が近接することを検出すると、運転者に振動を与える
振動付加手段6を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自車両に近接す
る物体との接触および衝突を避けるため、運転者に振動
を与え、物体の近接を運転者に確実に知らせる車両警報
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自車両に近接する物体を検出し、
そのことを警報として運転者に知らせるものとして、例
えば特開平10−166976号公報に自車両に物体が
近接することを検出して警報を行う警報装置において、
運転者にその警報を、有色灯を点灯したり、警報音を発
生させたりなどして知らせる、という技術が開示されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両警報装置
は、警報を知らせる手段として、例えばドアミラー部に
取り付けられた表示部に表示したり、警報音を発生した
りするなど、運転者の視覚あるいは聴覚に頼るものであ
った。しかし、視覚に関して言えば、その表示部を見て
いなければその警報を察知することができない。さら
に、表示部を見てから危険を察知するため、その対応に
時間的な遅れを生じる。また、聴覚に関して言えば、自
車両内にて音楽などを聞いている場合、その警報音を知
ることが妨害され、確実に警報を察知するということが
できないという問題点があった。
【0004】この発明は上記のような問題点を解消する
ためなされたもので、運転者に確実に警報を知らせるこ
とができ、かつ、時間的な遅延を防止することができる
車両警報装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
の車両警報装置は、自車両に物体が近接することを検出
して運転者に警報を行う車両警報装置において、自車両
に物体が近接することを検出すると、運転者に振動を与
える振動付加手段を備えたものである。
【0006】また、この発明に係る請求項2の車両警報
装置は、請求項1において、振動付加手段が、運転者の
運転席の背部、または/および運転席の底部に備えられ
たものである。
【0007】また、この発明に係る請求項3の車両警報
装置は、請求項1または請求項2において、振動付加手
段が、複数の振動付加物から構成され、物体の存在する
方向位置に対応した位置の振動付加物が振動するもので
ある。
【0008】また、この発明に係る請求項4の車両警報
装置は、請求項1ないし請求項3のいずれかにおいて、
振動付加手段は、自車両から物体までの距離に応じて、
振動強度、または、振動周期を可変させるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態について説明する。図1はこの発明の実施の
形態1の車両警報装置の構成を示す図である。図におい
て、1は自車両に設置され、自車両に近接する物体(以
下、障害物と略す)を検出するためのレーザレーダで、
自車両の後部の左右に設置された第1のレーザレーダ1
aおよび第2のレーザーレーダ1bにてなる。
【0010】これらの各レーザレーダ1a、1bにて検
知できる範囲は、例えば270度の範囲を有し、図4に
示すような検知範囲7a、7bとなる。3は運転者が自
車両の運転方向の左右を決定するためのターンシグナ
ル、4は運転者が自車両の運転方向を後方移動のバック
運転を設定するためのバックアップシグナル、2はこれ
らレーザレーダ1、ターンシグナル3、およびバックア
ップシグナル4からの信号を受信し、警報範囲を設定
し、障害物がこの警報範囲内にあると検出すると警報を
行う必要があると判断する判断手段である。尚、警報範
囲とは移動すべき方向において障害物に注意するべき範
囲のことを指す。以下においても同様の意味を指し説明
を適宜省略する。
【0011】6はこの判断手段2にて警報を行う必要が
あると判断されると、運転者に振動を与える振動付加手
段で、この振動付加手段6は、例えば、図2に示すよう
に、ソレノイドコイル8に、制御パルス電圧を印加し、
板状の振動付加物9を振動させるように構成されてい
る。そして、例えば図3の運転席に示すように、振動付
加物9は、運転者の運転席の背部に横方向にN個並べ
る。
【0012】尚、振動付加手段6が運転者に与える振動
の度合いとしては、運転者が自車両を運転していたとし
ても、運転に支障をきたすことなく、かつ、振動してい
るということを認識することができる程度の振動の度合
いを決定する必要があり、この振動の度合いは自車両の
機能に依存するものであり、適宜設定されるものであ
る。
【0013】次に上記のように構成された実施の形態1
の車両警報装置の動作について図5および図7の判断手
段2の判断方法を示すフローチャートを用いて説明す
る。まず、運転者がターンシグナル3をONする(ここ
では、右方向に移動する場合を示す)と(図5のステッ
プS1)、判断手段2では、警報範囲10が図6に示す
ように設定される(図5のステップS2)。次に、障害
物がこの警報範囲10内にあるか否かを判断し(図5の
ステップS3)、ある(yes)と判断されると、振動
付加手段6にて運転者に振動を与える(図5のステップ
S4)。
【0014】また、運転者がバックアップシグナル4を
ONすると(図7のステップS5)、判断手段2では、
警報範囲11が図8に示すように設定される(図7のス
テップS6)。次に、障害物がこの警報範囲11内にあ
るか否かを判断し(図7のステップS7)、ある(ye
s)と判断されると、振動付加手段6にて運転者に振動
を与える(図7のステップS8)。
【0015】上記のように構成された実施の形態1の車
両警報装置によれば、障害物を警報範囲10または11
内にて検出すると、振動付加手段6により振動を運転者
に与え警報を与えるようにしているので、運転者がいず
れの位置を見ていようとも、また音楽などを聞いていよ
うとも、運転者の行動に関係なく、かつ、時間的遅延を
生じることなく、警報を確実に認識させることができ
る。
【0016】また、上記実施の形態では振動付加物9を
図3に示すように、運転者の運転席の背部に備える例を
示したが、これに限られることはなく、例えば図9の運
転席に示すように、振動付加物9を運転者の運転席の底
部に備えるようにしてもよく、この場合、運転席の背部
に設ける場合に較べると運転者の加重がかかるため振動
を発生させにくいものの、運転席の底部は、運転者が運
転中に必ず身体を接触させているため、より一層確実に
振動を与えることができる。
【0017】また、上記実施の形態では、障害物の方向
性については特に設定しなかったが、例えば図10に示
すように、障害物の監視範囲12を複数の方向位置に分
割し、その分割した各領域に、図3にて示した、複数の
振動付加物9をそれぞれ割り当てておく。次に、障害物
を検出し、その障害物の存在する領域に対応した振動付
加物9を振動させるようにしてもよい。このようにすれ
ば、運転者は障害物の方向性を認識することができる。
【0018】また、上記実施の形態においては、振動の
内容と障害物との関係について設定しなかったが、障害
物との距離に応じて、振動強度、または、振動周期を可
変させるようにし、運転者が振動により障害物までの距
離を認識できるようにしてもよい。この場合、一般的に
は、障害物までの距離が近くなるほど、振動強度を強
く、または、振動周期が早くなるように設定するのが適
当であり、図2にして示した例においては、制御パルス
電圧の大きさを変化させたり、または、制御パルス電圧
のパルス周期を変化させることにより可能となる。この
ようにすれば、運転者は障害物のまでの距離を認識する
ことができる。
【0019】尚、上記実施の形態においては、自車両に
物体が近接することを検出して運転者に警報を行う判断
を、レーザレーダ1、ターンシグナル3、および、バッ
クアップシグナル4の信号をもとにして行う例を示した
が、これに限られることはなく、自車両に物体の近接す
ることを検出して運転者に警報を行う判断をできるもの
であればよく、他に様々な機能を備えたり、様々な判断
基準を備えたりすることが考えられるが、その様々な方
法にて警報を行う必要があると判断された場合に、上記
実施の形態1にて示した、運転者に振動を与える振動付
加手段6にて振動を与えるように設定されていれば、上
記実施の形態と同様の効果を奏することはいうまでもな
い。
【0020】また、上記実施の形態においては、振動付
加手段6の振動付加物9を板状のものにて形成する例を
示したが、これに限られることはなく、運転者に振動を
感じさせるものであればよいことは言うまでもなく、運
転席以外に設置する場合も考え得るものである。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、自車両に物体が近接することを検出して運転者に
警報を行う車両警報装置において、自車両に物体が近接
することを検出すると、運転者に振動を与える振動付加
手段を備えたので、自車両に近接する物体を、運転者の
行動にかかわらず確実に認識させることができる車両警
報装置を提供することが可能となる。
【0022】また、この発明の請求項2によれば、請求
項1において、振動付加手段が、運転者の運転席の背
部、または/および運転席の底部に備えられたので、運
転者の視覚や聴覚にかかわらず自車両に近接する物体
を、一層確実に認識させることができる車両警報装置を
提供することが可能となる。
【0023】また、この発明の請求項3によれば、請求
項1または請求項2において、振動付加手段が、複数の
振動付加物から構成され、物体の存在する方向位置に対
応した振動付加物が振動するので、自車両に近接する物
体の方向を、運転者の視覚や聴覚にかかわらず認識させ
ることができる車両警報装置を提供することが可能とな
る。
【0024】また、この発明の請求項4によれば、請求
項1ないし請求項3のいずれかにおいて、振動付加手段
は、自車両から物体までの距離に応じて、振動強度、ま
たは、振動周期を可変させるので、自車両に近接する物
体までの距離を、運転者の視覚や聴覚にかかわらず認識
させることができる車両警報装置を提供することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による車両警報装置
の構成を示す図である。
【図2】 図1に示した振動付加手段の構成を示す図で
ある。
【図3】 図2に示した振動付加手段の設置例を示す図
である。
【図4】 図1に示したレーザレーダの検知範囲を示す
図である。
【図5】 図1に示した判断手段のフローチャートを示
す図である。
【図6】 図5に示した判断手段の警報範囲を示す図で
ある。
【図7】 図1に示した判断手段のフローチャートを示
す図である。
【図8】 図7に示した判断手段の警報範囲を示す図で
ある。
【図9】 図2に示した振動付加手段の設置例を示す図
である。
【図10】 この発明の実施の形態1による監視範囲の
方向位置の分割例を示す図である。
【符号の説明】
1 レーザレーダ、2 判断手段、3 ターンシグナ
ル、4 バックアップシグナル、6 振動付加手段、7
a,7b 検知範囲、8 ソレノイド、9 振動付加物、
10,11 警報範囲、12 監視範囲。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自車両に物体が近接することを検出して
    運転者に警報を行う車両警報装置において、自車両に物
    体が近接することを検出すると、上記運転者に振動を与
    える振動付加手段を備えたことを特徴とする車両警報装
    置。
  2. 【請求項2】 振動付加手段が、運転者の運転席の背
    部、または/および上記運転席の底部に備えられたこと
    を特徴とする請求項1に記載の車両警報装置。
  3. 【請求項3】 振動付加手段が、複数の振動付加物から
    構成され、物体の存在する方向位置に対応した位置の振
    動付加物が振動することを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の車両警報装置。
  4. 【請求項4】 振動付加手段は、自車両から物体までの
    距離に応じて、振動強度、または、振動周期を可変させ
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか
    に記載の車両警報装置。
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