JP2000335332A - 車両のバッテリー取付装置 - Google Patents

車両のバッテリー取付装置

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JP2000335332A
JP2000335332A JP11143403A JP14340399A JP2000335332A JP 2000335332 A JP2000335332 A JP 2000335332A JP 11143403 A JP11143403 A JP 11143403A JP 14340399 A JP14340399 A JP 14340399A JP 2000335332 A JP2000335332 A JP 2000335332A
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fender
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mounting
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Hideji Ishimaru
秀司 石丸
Osamu Hyodo
兵頭  修
Hidekazu Tsuji
英和 辻
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリーを、ボンネットカバーの内側に搭
載したり、操縦座席の下方空間を利用して搭載する構成
では、メンテナンス時にバッテリーを取り出す際、作業
者は腰をかがめ、バッテリーをこれを載置するベース部
材に対し、上下方向に引き出すものであるから、高齢者
や子女にとっては労力の必要な作業であった。 【解決手段】 車体1の左右略中央部に配したミッショ
ンケース2と、同ケース2の左右外側に配置する後輪3
の前方から上方を覆い、且つこの前端部を車両のフロア
27に接続するフェンダー4とを有するトラクタにおい
て、前記フェンダー4とミッションケース2との間には
所定巾の空間部6を形成し、この空間部6にバッテリー
5の下面及び側部を取囲むベース部材7を、バッテリー
5の上部がフェンダー前面に略沿わせた状態となるよう
前後回転自在に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トラクタや田植
機等の農業用、或いは建築、運搬用車両のバッテリー取
付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トラクタや田植機等は、電源とし
てのバッテリーを、ボンネットカバーの内側に搭載した
り、操縦座席の下方空間を利用して搭載する構成であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た公知のバッテリー搭載例は、いずれも上側からバッテ
リーの取付け、取外し操作を行なう構成が一般的であっ
た。このような従来例は、バッテリーの取外しに際し
て、例えば小型用トラクタの場合、バッテリーを載置す
るベース部材に対し、腰をかがめてバッテリーを上下方
向に引き出すものであるから、高齢者や子女にとっては
労力の必要な作業であり、より着脱しやすいバッテリー
の取付け装置が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した課
題を解決するために、次の如き技術手段を講ずるもので
ある。即ち、車体1の左右略中央部に配したミッション
ケース2と、同ケース2の左右外側に配置する車輪3の
前方から上方を覆い、且つこの前端部を車両のフロア2
7に接続するフェンダー4とを有する車両において、前
記フェンダー4とミッションケース2との間には所定巾
の空間部6を形成し、この空間部6にバッテリー5の下
面及び側部を取囲むベース部材7を、バッテリー5の上
部がフェンダー前面に略沿わせた状態となるよう前後回
転自在に設けたことを特徴とする車両のバッテリー取付
装置とした。
【0005】
【発明の効果】この発明は、車両のバッテリー取付装置
を以上のように構成したから、バッテリーを取外すとき
には、ベース部材7を前後に回転することで、バッテリ
ー5自体をつかみやすい状態に変更でき、またこの状態
でバッテリー5を引き出すと近距離でフロア27へ一旦
載置できる。また、取付けの際にもフロア27にバッテ
リー5を準備し、これをベース部材7の前縁に沿わせて
差し込むことができるので位置決めしやすく、上下方向
に抜き差しする構成と比較して、小力でバッテリーの交
換作業を行なうことができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、農業用トラクタ(以下、トラクタ10)について
説明する。トラクタ10は、図1、図2及び図3に示す
ように、走行車体の前部に、ハンドル11によってタイ
ロッド33、ナックルアーム32を介して操舵される前
輪12を軸架し、後部に後輪3(「車輪3」に相当す
る。)を設けて構成している。そして、後輪3は、この
前方から上方へかけてフェンダー4によって覆われ、泥
土の飛散を防止する構成としている。また前記フェンダ
ー4,4の左右前端部は、フロア27の後端にボルトナ
ットなどの固定具により接続されている。
【0007】トラクタ10のエンジン13は、車体の前
部に開閉自由に設けているボンネットカバー14によっ
て覆われたエンジンルームに内装して搭載しており、走
行ミッション装置15に回転動力を伝動する構成として
いる。エンジン後方の燃料タンク80は、操縦座席1の
前側でボンネットカバー82の下側に搭載している。そ
して、燃料計83は、透明なホース84の両端部を前記
燃料タンク80の上端部と下端部とにそれぞれ連通して
取り付けて「油面計」方式に構成している。
【0008】そして、燃料計83は、操縦座席1の前側
に配置している操作パネル85の下方に縦方向に形成し
たスリット86に内側から臨ませ、オペレータが見える
構成にしている。なお、前記透明なホース84は、全体
が透明である必要はなく、スリット86に臨ませる部分
が透明であればよい。以上述べたように、操作パネル8
5の下方にスリット86を通して燃料の量を目視できる
透明ホース84からなる燃料計80を構成したので、作
業中に燃料の残量を容易に確認することができると共に
燃料計を安価に構成することができる。
【0009】前記ステアリングハンドル11の下方に
は、左右後輪3,3を夫れ夫れ独立して制動するブレー
キペダル34を設け、同ペダル34を踏み込むことで、
ミッションケース側部に配したブレーキロッド37を前
後操作しブレーキアームを前後回動する構成となってい
る。尚、このブレーキロッド37は前記タイロッド33
と共用部品にて構成している。
【0010】つぎに、バッテリー5の取付装置16を説
明する。まず、バッテリー5を取り付ける取付空間部6
は、図4及び図5に示すように、鋳物製のミッションケ
ース2とその左右外側に縦方向に配設されるフェンダー
4の内壁との間に所定巾を隔てて形成している。そし
て、バッテリーベース7は、鉄板、或いは、樹脂を素材
として左右両側板7a、7bと、バッテリー5を載置す
る底板7cとを一体的に枠組みして構成している。そし
て、底板7cは、前後に立上り縁7dを設け、バッテリ
ー5を上側から挿入した状態で内部に収納して保持でき
る構成にしている。そして、固定杆17は、下端係止部
を前記底板7cに係合して連結し、上端部をバッテリー
5の上面肩部にねじ締めして押し当て、バッテリー5を
固定する構成としている。なお、固定杆17は、バッテ
リーベース7の前後両側に設けている。
【0011】さて、上記の如く、バッテリー5を保持可
能に構成したバッテリーベース7は、バッテリー5の取
付空間部6において、走行車体1の進行方向に対して横
向きに設けた支点軸8によって、フェンダー4と、ミッ
ションケース2との両側から支持し、前後回転自由に構
成している。そして、バッテリーベース7は、前記支点
軸8から離れた部位を、外側から固定ボルト9(固定
具)によってフェンダー4に着脱自在に係止する構成と
している。そして、バッテリーベース7は、上述のよう
に取り付けると、充填しているバッテリー液が安定する
ように、バッテリー5を略水平状態に保持することがで
きる。
【0012】このように構成されたバッテリー5の取付
装置16は、通常、図4の実線のように、バッテリーベ
ース7にバッテリー5を取り付け、バッテリー5を電源
として使用しながら作業を行なっている。つぎに、バッ
テリー5を取外してメンテナンスを行なう場合には、ま
ず、フェンダー4の外側(図1参照)から固定ボルト9
を外す。すると、バッテリーベース7は、支点軸8を支
点にして、図4の仮想線で示すように、バッテリー上部
をフェンダー前面に略沿う状態で回動して傾き、前記固
定杆17を外し、バッテリー5を前記立上り縁7dに沿
わせて取り出すことができる。
【0013】このように、バッテリー5は、取り付け、
取り外し操作において、比較的近距離でフロア27へ一
旦載置したり準備できるので、従来のように、上下方向
に高く持ち上げたり、下ろしたりする持ち運びの必要が
なく、バッテリーケース7が支点軸8を中心に回動して
低い位置まで下がってくるから、楽に取外しができる特
徴を有するものである。
【0014】その上に加えて、バッテリーのメンテナン
スにあたり、従来のように、操縦座81席のシートやそ
の下側にあるカバー類の取外しをする必要がなく、操作
が楽にできる特徴もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクタの全体側面図である。
【図2】トラクタのの前輪操向部の上面図である。
【図3】ミッションケースの側面図である。
【図4】本発明のバッテリー取付装置の側面図である。
【図5】本発明のバッテリー取付装置の正面図である。
【符号の説明】
1 走行車体 2 ミッションケース 3 車輪(後輪) 4 フェンダー 5 バッテリー 6 取付空間部 7 バッテリーベース 8 支点軸 9 固定具(固定ボルト)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体1の左右略中央部に配したミッショ
    ンケース2と、同ケース2の左右外側に配置する車輪3
    の前方から上方を覆い、且つこの前端部を車両のフロア
    27に接続するフェンダー4とを有する車両において、
    前記フェンダー4とミッションケース2との間には所定
    巾の空間部6を形成し、この空間部6にバッテリー5の
    下面及び側部を取囲むベース部材7を、バッテリー5の
    上部がフェンダー前面に略沿わせた状態となるよう前後
    回転自在に設けたことを特徴とする車両のバッテリー取
    付装置。
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