JP2000334315A - 精米装置 - Google Patents

精米装置

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JP2000334315A
JP2000334315A JP11146825A JP14682599A JP2000334315A JP 2000334315 A JP2000334315 A JP 2000334315A JP 11146825 A JP11146825 A JP 11146825A JP 14682599 A JP14682599 A JP 14682599A JP 2000334315 A JP2000334315 A JP 2000334315A
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Japan
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milling
grain
rice
grains
inner cylinder
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JP11146825A
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Daisaku Fukunaga
大三公 福永
Yoshihiro Kamo
吉博 加茂
Tsutomu Takahashi
努 高橋
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 精米装置の起動時及び精白作業中に、過負荷
による駆動軸が正常に回転駆動しない状態の際、過負荷
となる原因を取り除いて正常に駆動軸が回転駆動できる
ことを目的とする。 【解決手段】 搬送室Hに投入した穀粒を搬送する送穀
ラセン17と、送穀ラセン17で搬送した穀粒を精白ロ
ール30で精白する精白室Mを有する精米装置におい
て、搬送室H内の穀粒を精白室Mを通過することなく搬
送室H外に排出可能に構成することを特徴とする精米装
置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、精米装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】投入し
た穀粒を搬送する送穀ラセン、及び搬送した穀粒を精白
処理する精白ロールを有する精米装置は周知である。と
ころで、特に横型の精米装置においては精白処理作業後
に、精白室内及び送穀ラセンの近傍に、精米装置内に排
出されないで残留する穀粒が存在する。そして、残留穀
粒を有したままで次に精米装置を起動する際に、残留穀
粒によって過負荷が生じ、精白ロールが回転駆動ができ
ない場合や、送穀ラセンに残留穀粒がひっかかり送穀ラ
センが回転駆動できない時がある。
【0003】また、精米装置が起動して、精白処理作業
開始よりしばらく経過して、次第に精白室内の穀粒が蓄
積されてくると、穀粒の品種によっては、例えば非常に
硬い穀粒の場合には精白処理に要する負荷がかかり、過
負荷になり精米装置の駆動軸が停止してしまう恐れがあ
る。本発明は、精米装置の起動時及び精白作業中に、過
負荷による駆動軸が正常に回転駆動しない状態の際、過
負荷となる原因を取り除いて正常に駆動軸が回転駆動で
きることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の技術的課
題を達成するために次のような技術的手段を講ずる。す
なわち、請求項1記載の発明においては、搬送室Hに投
入した穀粒を搬送する送穀ラセン17と、送穀ラセン1
7で搬送した穀粒を精白ロール30で精白する精白室M
を有する精米装置において、搬送室H内の穀粒を精白室
Mを通過することなく搬送室H外に排出可能に構成する
ことを特徴とする精米装置とする。
【0005】請求項2記載の発明においては、搬送室H
に投入した穀粒を搬送する送穀ラセン17と、送穀ラセ
ン17で搬送した穀粒を精白ロール30で精白する精白
室Mと、前記送穀ラセン17の周囲を覆い搬送室Hを形
成する外部円筒18と、外部円筒18の内側を回動する
内部円筒21とを備え、前記外部円筒18と内部円筒2
1とにはそれぞれ孔を設けるものであって、内部円筒2
1を回動させて前記外部円筒18と内部円筒21とに設
ける孔を合わせることにより搬送室H内の穀粒を搬送室
H外に排出可能にすることを特徴とする精米装置とす
る。
【0006】請求項3記載の発明においては、前記送穀
ラセン17と精白ロール30とは駆動軸32で回転駆動
するものであって、精米装置の起動時に駆動軸32の回
転駆動を検出しないときに、前記内部円筒21を回動さ
せるようにすることを特徴とする請求項2記載の精米装
置とする。請求項4記載の発明においては、精米装置を
駆動する精米装置駆動モータ31は負荷電流値あるいは
トルク値を検出可能なものであって、精白作業中に所定
値以上の負荷電流値あるいはトルク値を検出した場合に
前記内部円筒21を回動させることを特徴とする請求項
2又は請求項3記載の精米装置とする。
【0007】請求項5記載の発明においては、前記内部
円筒21の回動の際に送穀ラセン17を逆転させること
を特徴とする請求項2から請求項4何れか記載の精米装
置とする。
【0008】
【発明の作用効果】搬送室Hに投入した穀粒は送穀ラセ
ン17で搬送し精白室Mに搬送し、精白ロール30にて
精白作用を受ける。その際、搬送室H内に穀粒が充満し
たり送穀ラセン17に穀粒がひっかかる等で送穀ラセン
17が穀粒を搬送しないといった際には、搬送室H内の
穀粒を搬送室H外に排出する。
【0009】その際、前記外部円筒18と内部円筒21
とを有する精米装置については、内部円筒21を回動さ
せて内部円筒21に設ける孔と外部円筒18に設ける孔
を合わせることによって、搬送室H内の穀粒を搬送室H
外に排出する。それにより、搬送室H内の穀粒量が減少
し、あるいは前記ひっかかりを解消することが可能にな
る。
【0010】また、精米装置を起動させる際、前回の精
白作業の残留穀粒が搬送室Hに存在していると過負荷に
より駆動軸32の回転駆動を検出しないことがあった
が、このような場合に内部円筒21を回動させて内部円
筒21に設ける孔と外部円筒18に設ける孔を合わせる
ことで、過負荷の主な原因である搬送室H内の残留穀粒
を排出して過負荷状態を解消できる。
【0011】また、精白作業中に精米装置駆動モータ3
1の負荷電流値あるいはトルク値を検出するものにおい
ては、精白作業中に所定値以上の負荷電流値あるいはト
ルク値を検出した場合に、内部円筒21を回動させて前
記外部円筒18と内部円筒21とに設ける孔を合わせて
搬送室H内の穀粒を搬送室H外に排出することで、負荷
電流値あるいはトルク値を下げることが可能になる。
【0012】さらに、内部円筒21を回動させて前記外
部円筒18と内部円筒21とに設ける孔を合わせて搬送
室H内の穀粒を搬送室H外に排出する際には、送穀ラセ
ン17を逆転することで、送穀ラセン17に穀粒がひっ
かかる場合にそれをほぐした上で搬送室H外に排出する
ことが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、精米施設の平面から見た
建家内の内部構成を示したもので、内部は仕切壁1によ
り操作室Aと機械室Bとに分けられている。この操作室
A側には穀粒袋置き台2、操作盤3、白米タンク4等を
設けると共に、原料投入タンク5の投入口を臨ませ、機
械室側Bには、石抜装置用昇降機6、石抜装置7、異物
除去装置8、精米装置用昇降機9、精米装置S、糠処理
部11、開閉扉12等を設けている。
【0014】図2は実施例における精米施設の作業工程
を示した図で、原料投入タンク5の下部には原料投入タ
ンク5に投入した穀粒を繰り出すロ−タリバルブ13を
設けている。そして、ロ−タリバルブ13の繰り出し側
を石抜装置用昇降機6のホッパ部6aに連通し、石抜装
置用昇降機6の排出口6bは石抜装置7の投入口側に臨
ませる。
【0015】石抜装置7は、図3に示すように、傾斜し
て配置している揺動選別板7a、さらにその下方には送
風ファン7bを配置しており、送風ファン7bからの送
風が揺動選別板7aに多数設けられている孔(図示せ
ず)を通過する周知の構成で、石抜装置用の駆動モ−タ
7eから動力が伝達され、前記揺動選別板7aや送風フ
ァン7bを駆動するよう構成されている。そして、揺動
選別板7aの揺下側には穀粒排出口7cを設け、揺上側
には石排出シュ−ト7dを設け、穀粒排出口7cは、わ
ら屑などの異物を除去する異物除去装置8の供給部8a
に臨ませる。
【0016】図4に示すように異物除去装置8の機体内
部は石抜装置7の穀粒排出口7cから排出される穀粒を
受けて異物除去装置8に供給する供給部8aと、穀粒と
藁等の異物とを選別分離する選別板8bと選別された穀
粒を搬送する流穀板8c等とからなる選別搬送部と、選
別搬送部を支持する支持体8dと、選別搬送部を円運動
させる異物除去装置駆動モータ8eと、選別搬送部の選
別搬送終端側に設けている穀粒落下筒8fと、穀粒排出
筒8gと異物排出筒8hとからなる排出部とから構成し
ている。
【0017】そして、異物除去装置8の穀粒排出筒8g
より搬送ホ−ス8jを経て精米装置用昇降機9のホッパ
部9aに臨ませ、精米装置用昇降機9の排出口9bは玄
米タンク15に臨むよう構成し、その下方には精米装置
Sを配置している。図5から図8に基づいて精米装置S
について説明する。玄米タンク15の下端部に接続する
案内筒16はその落下終端側を送穀ラセン17の上方に
臨ませる共に、外部円筒18に接続する。
【0018】外部円筒18の上部には案内筒16の落下
終端側を貫通し、穀粒供給孔19aを形成している。そ
して、糠貯留ホッパ20に臨む穀粒落下孔19bを下部
に、横孔19cを側方にそれぞれ形成する。そして、外
部円筒18の内部空間である搬送室H内には送穀ラセン
17を内装すると共に、外部円筒18に沿って回動可能
な内部円筒21を設ける。
【0019】内部円筒21には、前記穀粒供給孔19a
と同型の孔22aを上部に、前記穀粒落下孔19bと同
型の孔22bを下部にそれぞれ設け、側方より内部円筒
移動シャフト23を延設する。そして、内部円筒移動シ
ャフト23の先端側にはモータシリンダあるいはソレノ
イド等の駆動源24の動作で上下移動する駆動シャフト
25を連結し、駆動源24が正逆駆動して駆動シャフト
25が上下移動すると、それに応じて内部円筒移動シャ
フト23が横孔19cの上下幅の範囲で上下移動して、
内部円筒21が外部円筒18に沿って回動するよう構成
している。
【0020】なお、内部円筒21の孔22aが穀粒供給
孔19aと重なる状態になると孔22bが穀粒落下孔1
9bとは重ならない状態になり、内部円筒21が回動し
て孔22bが穀粒落下孔19bと重なる状態になると孔
22aが穀粒供給孔19aとは重ならない状態になるよ
う形成する。前記送穀ラセン17の搬送終端側には精白
ロール30を併設しており、送穀ラセン17と精白ロー
ル30は同一の駆動軸32で回転駆動するよう構成し、
駆動軸32は精米装置駆動モータ31からの動力を伝動
ベルト31aを介して回転駆動するよう構成する。そし
て駆動軸32及び精白ロール30の内部を空洞に形成し
て送風管28aと接続し、精白ロール駆動モータ31か
らの動力を伝動ベルト31bを介して駆動する糠圧風フ
ァン28の圧風が精白室M内に送り込むよう構成してい
る。そして、駆動軸32には回転検出ボス27aを取り
付けると共に、その近傍には回転センサ27bを設け、
駆動軸32の回転状態の有無を検出できるよう構成して
いる。
【0021】精白ロール30の周囲には精白金網35が
覆い、網枠35aで精白金網35を固定することで精白
室Mを形成しており、精白室Mの穀粒排出口29側には
圧迫板36を設けている。なお、36aは圧迫板駆動モ
ータであり、圧迫板駆動モータ36aの正逆回転によ
り、圧迫板作動シャフト36bが作動して圧迫板36の
圧迫位置を変更するよう構成している。
【0022】さらに、圧迫板36の下方には、精白処理
して排出した穀粒を受ける白米タンク4を設けている
が、圧迫板36と白米タンク4との間には、穀粒排出口
29より白米タンク4側に排出する穀粒を再度機械室B
側へ還元するための還元用シャッタ38を設けており、
還元用シャッタ38が切り替わると穀粒排出口29より
排出した穀粒を還元シュート39の貯留部39eに貯留
できるよう構成しており、還元シュート39の排出側3
9aに備える還元シュート用シャッタ39gをソレノイ
ド39aで開くと還元シュート39より精米装置用昇降
機9のホッパ部9aに還元できるよう構成している。
【0023】なお、図9に示すように、還元シュート3
9の供給側はホッパ部39cを形成する。そして、該ホ
ッパ部39cの穀粒流下面39dを、還元シュート39
の貯留部39eの穀粒流下面39fより鈍角に形成す
る。前記糠貯留ホッパ20の下方には糠吸引ファン40
を設け、図10に示すように糠吸引ファン40の近傍よ
り糠搬送経路41を形成する。そして、糠搬送経路41
途中の糠分岐ケース42で分岐し、一方は機械室側糠搬
送経路43を経て糠処理部のサイクロン11aに連通す
るよう構成し、他方は操作室側糠搬送経路45を経て操
作室側用サイクロン46に連通するよう構成する。
【0024】そして、操作室側用サイクロン46の下方
には糠が落下する糠取り出し筒47及び操作室A側より
糠を取り出す糠取り出しホッパ48を設けている。糠処
理部11は図2に示すように、サイクロン11a、サイ
クロン11aより落下した糠を水平移送する糠ラセン1
1b、糠ラセン11bを駆動する糠ラセン駆動モータ1
1m、糠ラセン11bを内装する糠移送樋11c、糠移
送樋11cの底前後に設けている糠排出口11d・11
eより排出される複数の糠袋11f・11g等を設け
る。
【0025】次に、前記操作盤3の盤面には、図11に
示すように、コインメック60、プリペイドカード投入
口61、もち選択ボタン62、白度選択ボタン63・6
3・63(本実施例では上白・標準・8分の3段階に選
択できる)等を配設している。そして、この操作盤3の
内部には各部駆動モ−タの駆動制御を行うシ−ケンスに
よる制御部64を備えている。図12に示すように、前
記制御部64にはコインセンサ65、プリペイドカード
検出手段66からの検出情報、白度選択ボタン63から
の白度選択情報、もち選択ボタン62による選択情報、
精米装置10の負荷電流センサ69の検出情報、回転セ
ンサ27aからの駆動軸32の回転検出等が入力され
る。一方、ロ−タリバルブ駆動モ−タ70への制御信
号、石抜装置用・精米装置用昇降機駆動モ−タ71、石
抜装置駆動モ−タ7eへの制御信号、精米装置駆動モ−
タ31、圧迫板駆動モ−タ36a、糠ラセン駆動モ−タ
11m、異物除去装置駆動モ−タ8e等が出力される。
【0026】次にコインメック60に投入したコインを
貯留する金庫Kの構成について図13から図16に基づ
いて説明する。図13は操作室A側、すなわち正面から
見た図で、開閉軸80を軸心にして開閉する金庫扉81
を備えると共に、金庫扉81の開閉操作側にはロック差
し入れ口82を取り付けている。
【0027】図15は平面から見た金庫内部を示す図で
ロック差し入れ口82より金庫扉81を貫通し、金庫K
内部に向かってロック筒83を形成する。ロック筒83
内部にはロック部(図示せず)を内蔵し、その先端側に
はボルト84を取り付け、ボルト84は、金庫Kの後部
内壁面85に固着する固定シャフト86の先端に設けて
いるボルト受部86aと螺合するよう構成している。
【0028】87はコインメックに投入してコインシュ
ートを通過したコインを貯留する貯留箱で、貯留箱87
は正面視略凹字状に形成する支持部材88に挿入し、支
持部材88の背面側に縦軸88aを軸心にして回動自在
のロックプレート88bに設ける錠孔88cと、支持部
材88の側壁88dに固着する固定プレート88eの屈
曲部88fに設ける錠孔88gとの間を南京錠89を挿
通し施錠することで貯留箱87と支持部材88とを位置
固定する。
【0029】そして、支持部材88の正面側には取付部
88hを形成すると共に、金庫扉81の内壁面81aに
は取付プレート90及び取付プレート90を貫通するボ
ルト91を固着し、ボルト91は取付部88gに設ける
取付孔88fを貫通してナット92で固定することで、
支持部材88と金庫扉81とを連結している。また、金
庫扉81の上端部、下端部、及び左右側端部より金庫内
部に向かって屈曲部81b、81c、81d、81eを
形成することで、金庫扉81を強固にすると共に、上端
部の屈曲部81bは支持部材88に位置固定された貯留
箱87が上方に抜けることを防止している。
【0030】なお、87aはコイン通過口で、87bは
貯留箱のロック差入口である。次に、精米施設の作業工
程について説明する。作業者は操作室A側に立って、穀
粒袋に穀粒を入れている場合には袋置き台2に袋を置い
てから、穀粒量に見合う運転時間を確保できるだけのコ
イン、若しくはプリペイドカードをコインメック60、
プリペイドカード投入口61に投入する。そして、原料
となる穀粒を原料投入タンク5の投入口に投入する。そ
して、次に、白度選択ボタン63のいずれかを選択し精
白度を設定すると、圧迫板駆動モ−タ36aが作動し圧
迫板36の位置を設定する。なお、その際、内部円筒2
1の孔22aと外部円筒18の穀粒供給孔19aとは重
なっている状態であると共に、孔22bと穀粒落下孔1
9bとは重なっていない状態になっている。これらの設
定準備が完了すると、制御部64は投入コインの枚数を
読み込み、運転時間を算出し、当該算出時間にわたり精
米施設の装置各部は運転を開始する。
【0031】原料投入タンク5に投入された穀粒はロ−
タリバルブ13で石抜装置用昇降機6のホッパ部6aに
供給され、石抜装置用昇降機6で揚穀され、排出口6b
より石抜装置7に落下投入される。石抜装置7に落下投
入された穀粒は揺動選別板7aの揺上側に穀粒が供給さ
れる。そしてその間、揺動選別板7aの揺動作用と送風
ファン7bからの送風により、穀粒中の小石や異物等が
揺上側に選別搬送され、石排出シュ−ト7dより排出さ
れる。一方、穀粒は揺動選別板7aの揺下側に流下し、
穀粒排出口7cより異物除去装置8の供給部8aに供給
される。
【0032】異物除去装置8の供給部8aに供給された
穀粒は、図6に示す選別板8bに供給される。そして、
穀粒は選別板8bの全体に拡散され、穀粒は孔(図示せ
ず)より流穀板8cに落ち込み、そのまま、流下して穀
粒落下筒8fより落下して、穀粒排出筒8g、搬送ホ−
ス8jを経て精米装置用昇降機9のホッパ部9aに供給
され、次いで、玄米タンク15に落下供給される。
【0033】一方、藁屑は選別板8b上を搬送され異物
排出筒8fより異物貯留室(図示せず)に排出される。
玄米タンク15に供給された穀粒は案内筒16を経て搬
送室H、次いで精白室Mに供給され精白作業を開始する
が、精米装置Sの起動について説明する。精米装置Sの
駆動軸32が起動してその回転状態を回転センサ27b
が検出すると、そのまま精米作業を継続して行なう。し
かし、駆動軸32の回転状態を回転センサ27bが検出
しないときには、精米装置駆動モータ31を一旦停止す
る。そして、駆動源24を駆動させ、駆動シャフト25
を(イ)の方向に移動することで内部円筒21を(イ)
の方向に回動させ、穀粒供給孔19aと孔22aとを重
ならない状態にすると共に、穀粒落下孔19bと孔22
bとを重なる状態にする(図7(2)参照)。すると、
穀粒供給孔19aが遮断されて玄米タンク15の穀粒は
非供給状態になると共に、送穀ラセン17近傍にある前
回の精白作業で残留している穀粒が穀粒落下孔19bよ
り糠貯留ホッパ20に落下する。その際、さらに駆動軸
32を逆転させると送穀ラセン17と内部円筒18との
間に引っかかっている穀粒をほぐして穀粒落下孔19b
より糠貯留ホッパ20に落下させる。
【0034】次に駆動源24を逆転して駆動シャフト2
5を(ロ)の方向に動かすと、内部円筒21が逆転して
もとの位置、すなわち、孔22aと穀粒供給孔19aと
を重なる状態にすると共に孔22bと穀粒落下孔19b
とを重ならない状態にする(図7(1)参照)。以上の
工程を経て、再度駆動軸32を正転方向に再起動させ、
正常な回転状態を検出するとそのまま精米作業を継続し
て行ない、なお正常な回転状態を検出しないときには、
再度上記の工程を行なう。この工程を所定回数(例えば
3回)行なっても正常な回転状態を検出しないときに
は、そのまま正転を強制的に継続するようにする。
【0035】ところで、精米装置Sが起動すると精白ロ
−ル30と精白金網35との間で精白作用され、精白さ
れた白米は穀粒排出口29を経て白米タンク4に搬送さ
れ、適宜操作室A内にて回収される。その際、精米装置
駆動モータ31の負荷電流値を常時負荷電流検出センサ
69で検出するが、所定値以上の負荷電流値を検出する
と、一旦駆動軸32を停止させて内部円筒21を逆転さ
せて搬送室H内の穀粒を糠ホッパ20に落下させる。そ
して、再度駆動軸32を起動させて精白作業を再開させ
るようにする。
【0036】なお、精白作用の際発生する糠等は糠ホッ
パ貯留20に貯留され、糠吸引ファン40及び糠圧風フ
ァン28の吸引・送風作用によって、糠搬送経路41、
糠分岐ケース42、機械室側糠搬送経路43を経て糠処
理部11に空気搬送され、サイクロン11a、糠ラセン
11b、糠排出口11d・11eを経て糠袋11f・1
1gに回収される。操作室側Aに設けている操作室側糠
取りだしボタン48aを押すと、糠分岐ケース42の内
側分岐筒(図示せず)が切り替わり糠搬送経路41と操
作室側糠搬送経路45とが連通して、糠は操作室側用サ
イクロン46を経て糠取り出しホッパ48で取り出され
る。
【0037】投入金額で設定された時間が経過するか、
精白処理すべき穀粒が無くなってくると精白室M内の搗
精圧力が減少し、精米装置駆動モータ31の負荷電流値
が所定値以下を検出すると、各昇降機6・9・石抜装置
7・異物除去装置8等が停止していき、所定時間経過後
精米装置駆動モータ32が停止して、精白処理作業が終
了する。
【0038】本実施例により、搬送室H内の穀粒量が多
いとき、あるいは穀粒が送穀ラセン17と内部円筒21
との間に穀粒が詰まることにより、駆動軸32が回転駆
動しない際に搬送室H内の穀粒を糠貯留ホッパ20に落
下排出することにより、駆動軸32を回転駆動させるこ
とができる。特に、前回の精白作業の穀粒が搬送室H内
に残留している状態で駆動軸32を起動させる際に効果
がある。
【0039】また、精白作業中においても、精米装置駆
動モータ31の負荷電流値が所定値以上を検出するいわ
ゆる過負荷状態の際にも、搬送室H内の穀粒を一旦空に
して再起動させることで、負荷電流値を下げて精白処理
をすることが可能になり、特に駆動軸32が起動して精
白作業の開始直後に過負荷になりやすい穀温の低い穀粒
を精白処理する際に効果がある。
【0040】さらに、内部円筒21を回動させ、搬送室
H内の穀粒を糠ホッパ20に排出させる際に、駆動軸3
2すなわち送穀ラセン17を逆転させることで、送穀ラ
セン17と内部円筒21との間で詰まっている穀粒をほ
ぐすことを可能にすると共に、より多くの搬送室H内の
穀粒を穀粒落下孔19bより排出することができる。こ
れら本発明の技術は、特に管理者が常時存在せず、自動
運転する本実施例のような料金を投入する精米施設に用
いると特に効果が大きい。
【0041】本発明の別実施例を図19に基づいて説明
する。前記内部円筒21より外部円筒18の横孔19c
を貫通するステー100を延設し、ステーにはスプリン
グ101の一端を取り付ける。そして、スプリング10
1の他端は精米装置Sの機体102に固着している固定
板103に取り付ける。また、内部外筒21の搬送終端
側と精白金網35との接続部分にはベアリング(図示せ
ず)を取り付け、内部円筒21のみ回動可能に構成して
いる。
【0042】本実施例の作用を説明する。搬送室H内の
残留穀粒により詰まっている際に精米装置駆動モータ3
1が起動して駆動軸32が回転駆動すると、送穀ラセン
17と内部円筒18とが回転方向に付き回りする。する
と、内部円筒21が穀粒投入孔19aを遮断すると共
に、穀粒落下孔19bが糠貯留ホッパ20に向かって開
放状態になる(図19(2)参照)。そして、搬送室H
内の穀粒が糠貯留ホッパ20に落下排出され、搬送室H
内の穀粒を減少させると、負荷が低下して駆動軸32す
なわち送穀ラセン17は正常に回転駆動し始める。それ
と共に、内部円筒21はスプリング101の戻し力によ
って元の位置に自然に戻り穀粒投入孔19aは開放し再
度穀粒が搬送室H内に供給される(図19(1)参
照)。
【0043】本実施例のように構成することによって、
搬送室H内の穀粒による過負荷で駆動軸32が正常な回
転をしない場合に、内部円筒21を回動させる駆動源を
必要とせず自然に正常な回転駆動に戻すことができる。
また、本発明に関連する実施例として、内部円筒21に
手動用のレバー(図示せず)を設け、過負荷で駆動軸3
2が回転駆動しない際には作業者が手動でレバー(図示
せず)を操作して内部円筒21を回動させても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】平面から見た精米施設内の装置各部を示した図
【図2】精米施設の作業工程図
【図3】石抜装置の内部を示す図
【図4】異物除去装置の内部を示す図
【図5】精米装置の断面図
【図6】側面から見る精米装置の内部を示す図
【図7】正面から見た発明の要部を示す断面図
【図8】精米装置の斜視図
【図9】還元シュート
【図10】側面から見る精米施設の内部を示す図
【図11】操作盤図
【図12】ブロック図
【図13】金庫の正面図
【図14】側面から見る金庫の内部を示す図
【図15】平面から見る金庫の断面図
【図16】背面から見る貯留箱の斜視図
【図17】フローチャート
【図18】フローチャート
【図19】正面から見る別実施例の断面図
【符号の説明】
16…案内筒、17…送穀ラセン、18…外部円筒、1
9a…穀粒供給孔、19b…穀粒落下孔、19c…横
穴、20…糠貯留ホッパ、21…内部円筒、22a…
孔、22b…孔、23…内部円筒移動シャフト、24…
駆動源、25…駆動シャフト、30…精白ロール、31
…精米装置駆動モータ、32…駆動軸、H…搬送室、M
…精白室、S…精米装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送室Hに投入した穀粒を搬送する送穀
    ラセン17と、送穀ラセン17で搬送した穀粒を精白ロ
    ール30で精白する精白室Mを有する精米装置におい
    て、搬送室H内の穀粒を精白室Mを通過することなく搬
    送室H外に排出可能に構成することを特徴とする精米装
    置。
  2. 【請求項2】 搬送室Hに投入した穀粒を搬送する送穀
    ラセン17と、送穀ラセン17で搬送した穀粒を精白ロ
    ール30で精白する精白室Mと、送穀ラセン17の周囲
    を覆い搬送室Hを形成する外部円筒18と、外部円筒1
    8の内側を回動する内部円筒21とを備え、外部円筒1
    8と内部円筒21とにはそれぞれ孔を設けるものであっ
    て、内部円筒21を回動させて前記外部円筒18と内部
    円筒21とに設ける孔を合わせることにより搬送室H内
    の穀粒を搬送室H外に排出可能にすることを特徴とする
    精米装置。
  3. 【請求項3】 前記送穀ラセン17と精白ロール30と
    は駆動軸32で回転駆動するものであって、精米装置の
    起動時に駆動軸32の回転駆動を検出しないときに、前
    記内部円筒21を回動させることを特徴とする請求項2
    記載の精米装置。
  4. 【請求項4】 精米装置を駆動する精米装置駆動モータ
    31は負荷電流値あるいはトルク値を検出可能なもので
    あって、精白作業中に所定値以上の負荷電流値あるいは
    トルク値を検出した場合に前記内部円筒21を回動させ
    ることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の精米装
    置。
  5. 【請求項5】 前記内部円筒21の回動の際に送穀ラセ
    ン17を逆転させることを特徴とする請求項2から請求
    項4何れか記載の精米装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109692721A (zh) * 2018-06-10 2019-04-30 刘志华 一种远程无线控制的智能型碾米机

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