JP2000333216A - 自動カットオフ制御を有するカラーテレビジョンセットのカラー受像管のスクリーングリッド電圧を較正するための方法及びテレビジョンセット及び自動カットオフ制御を有するビデオ信号の再生のためのカラー受像管を有する装置 - Google Patents

自動カットオフ制御を有するカラーテレビジョンセットのカラー受像管のスクリーングリッド電圧を較正するための方法及びテレビジョンセット及び自動カットオフ制御を有するビデオ信号の再生のためのカラー受像管を有する装置

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JP2000333216A JP2000109812A JP2000109812A JP2000333216A JP 2000333216 A JP2000333216 A JP 2000333216A JP 2000109812 A JP2000109812 A JP 2000109812A JP 2000109812 A JP2000109812 A JP 2000109812A JP 2000333216 A JP2000333216 A JP 2000333216A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N17/00Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details
    • H04N17/04Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details for receivers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー受像管のカットオフポイント制御のた
めの自動カットオフ回路を有する装置におけるG2較正
を簡略化することである。 【解決手段】 上記課題は、第1のステップでは、基準
電位を有するカラー受像管の制御電極において電圧電位
チェンジオーバが実施され、第2のステップでは、フィ
ールド及び/又はラインフライバックストリップがちょ
うど見えるようにスクリーングリッド電圧が調整され、
及び/又は、フィールド及び/又はラインフライバックス
トリップがちょうど消えるようにスクリーングリッド電
圧が低減され、この移行は他の残りのカソードに比べて
最も大きい正の電位を有するカソードが今や正確にカソ
ードにおいて利用可能な最大電圧に相応する閾値にある
ことに対するインジケータとして利用され、スクリーン
グリッド電圧の調整の後で制御電極が基準電位に再びリ
セットされることによって解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、黒色値に相応する
DC電圧基準はRGB信号によってドライブされるカラ
ー受像管のカソードで調整される、自動カットオフ制御
を有するカラーテレビジョンセットのカラー受像管のス
クリーングリッド電圧を較正するための方法、及び、黒
色値に相応するDC電圧基準はRGB信号によってドラ
イブされるカラー受像管のカソードで調整される、自動
カットオフ制御を有するカラーテレビジョンセットのカ
ラー受像管のスクリーングリッド電圧を較正するための
手段を有するテレビジョンセット、及び、カラー受像管
のスクリーングリッド電圧を較正するための手段を有
し、黒色値に相応するDC電圧基準はRGB信号によっ
てドライブされるカラー受像管のカソードで調整され
る、自動カットオフ制御を有するビデオ信号の再生のた
めのカラー受像管を有する装置に関する。
【0002】言い換えれば、本発明は、カラー受像管の
スクリーングリッド較正に関し、この場合、とりわけカ
ラー受像管を有するテレビジョンセットを基礎とする。
このカラー受像管ではカットオフポイントがいわゆる自
動カットオフ回路によって自動的に再調整される。この
ようなテレビジョンセットの場合には、通常は、3つの
管システムR、G及びBのスクリーングリッド(略して
G2)が結合されている乃至はカラー受像管ベースに共
通接点を有するカラー受像管を使用する。
【0003】
【従来の技術】以下ではG2較正と呼ぶこのようなスク
リーングリッド較正は、とりわけこのセットが組み立て
られた後にいわゆる「バーンインテスト」の後にテレビ
ジョンセットの大量生産において実施される。このバー
ンインテストではこれらのテレビジョンセットができる
だけ動作条件下で動作され、このバーンインテストは早
期故障を識別乃至はフィルタリングアウトするために使
用される。G2較正はスクリーングリッドにおける段階
的な電圧調整及びカラー受像管の制御電極における測定
動作、例えば今日通常使用されているカソードを介する
信号ドライブの場合にはこのカラー受像管のカソードに
おける測定動作を含む。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、カラ
ー受像管のカットオフポイント制御のための自動カット
オフ回路を有する装置におけるG2較正を簡略化するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、自動カット
オフ制御を有するカラーテレビジョンセットの受像管の
スクリーングリッド電圧を較正するための方法及びテレ
ビジョンセット及び自動カットオフ制御を有するビデオ
信号の再生のためのカラー受像管を有する装置におい
て、第1のステップでは、RGB信号ドライブのために
基準電位(アース)を有するカラー受像管の制御電極に
おいて電圧電位チェンジオーバが実施され、第2のステ
ップでは、フィールド及び/又はラインフライバックス
トリップがちょうど見えるようにスクリーングリッド電
圧が調整され、及び/又は、フィールド及び/又はライン
フライバックストリップがちょうど消えるようにスクリ
ーングリッド電圧が低減され、この移行は次のことのイ
ンジケータとして利用され、すなわち、他の残りのカソ
ードに比べて最も大きい正の電位を有するカソードが今
や正確にカソードにおいて利用可能な最大電圧に相応す
る閾値にあることに対するインジケータとして利用さ
れ、スクリーングリッド電圧の調整の後で、制御電極が
基準電位に再びリセットされることによって解決され
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は以下のような考察に基づ
いている:G2較正は、装置において使用されるカラー
受像管において、次のことを保障するために実施され
る。すなわち、今日通常使用されるようなカラー受像管
がこのカラー受像管のカソードを介してドライブされる
場合に、ビデオ出力増幅器段の有効な動作電圧Vccが変
調のための最適に利用され、さらに正確な事前調整が個
々の管システムのカットオフポイント、以下ではカット
オフと呼ぶ、に対して与えられるように、VB(ビデオ
ブランキング)信号が特定の電圧範囲においてカソード
に印加されることを保障するために実施される。しか
し、この場合、特定の値にスクリーングリッド電圧を調
整することは十分ではない。というのも、図4から分か
るように、所定のスクリーングリッド電圧によって、比
較的大きなカソード電圧範囲が個々の管システムのカッ
トオフに対するばらつきのために現れるからであり、例
えば300ボルトのスクリーングリッド電圧の場合に
は、この比較的大きなカソード電圧範囲は信号変調のた
めにカソードにおいて使用可能な電圧範囲を超過する
か、又は、許しがたいことに、この信号変調のためにカ
ソードにおいて使用可能な電圧範囲を限定してしまうか
らである。いわゆる変調窓をこの場合には形成するカソ
ードにおける電圧範囲は、一方ではビデオ出力増幅器段
の動作電圧Vccによって限定され、他方ではこのビデオ
出力増幅器段の飽和電圧又は飽和特性によって限定され
る。
【0007】それゆえ、変調窓において最高の電位を有
するカソードに対して、カットオフがスクリーングリッ
ド電圧の適切な調整によって達成されるカソード電圧が
定められる。これは次のことを保障するためである。す
なわち、個々のカソードにおいてビデオ信号乃至は相応
のRGB信号がビデオ出力増幅器段の動作電圧Vcc及び
飽和電圧によって限定された変調範囲において最適に印
加されることを保障するためである。しかし、現実に
は、カラー受像管のカソード制御及び自動カットオフ制
御を有するテレビジョンセットでは、実際のカットオフ
の代わりに、準カットオフとして周知でありかつ回路設
計によって定められるカソード電圧レベルはスクリーン
グリッド電圧によって調整される。このカソード電圧レ
ベルはカットオフ制御回路のテスト電流に相応する。こ
の場合、前述したように、この調整は、他の残りのカソ
ードと比べて基準電位を基準にしてそれぞれ最も高いレ
ベルを有するカソードに向けられる。このようなカソー
ド電圧レベルにおいては、カットオフ制御の間にとりわ
け最大トレランスの発生及び/又は経年変化効果に対す
るリザーブが存在するように、受像管のトレランス及び
/又は経年変化効果を考慮に入れることが可能である。
このリザーブは次のことを十分に保障する。すなわち、
RGB信号がビデオ出力増幅器段の飽和にまでシフトさ
れないことを十分に保障するか、又は、トレランス及び
/又は経年変化に起因する他の方向へのシフトの場合に
は、カットオフポイントが利用可能な動作電圧Vccを越
えてドリフトしないことを十分に保障する。この結果、
この管はもはや黒色及びブランキングレベルの場合でも
カットオフされず、これによりフライバックストリップ
が発生する。従って、これらのカソード電圧を測定する
必要があるように思われる。
【0008】しかし、本発明のG2較正では次のように
これらのカソード電圧測定を回避することが可能であ
る。すなわち、それぞれ最大の電圧電位を有するカソー
ドの所望されるカットオフ電圧とこのために調整される
べきスクリーングリッド電圧との間の比較的大きな管に
起因するトレランスは、この場合カソード電圧の測定に
よってG2較正に取り入れられるのではなく、むしろ有
利には別の規準が使用される。すなわち、フライバック
ストリップ乃至はこれに関する閾値を可視化することが
使用される。この閾値は、この閾値からフライバックス
トリップがちょうど見えるようになる閾値である。この
場合次の事実が利用される。すなわち、これに必要とさ
れる各々の時間の間にカソード電流がブランクされる、
つまり阻止されることを保障するために、個々のカット
オフの上側にある電圧が、周知のように、ライン及びフ
ィールドフライバックの間にカソードに印加されるとい
う事実が利用される。しかし、信号値「黒色」は通常す
でにカットオフにあるので、ブランキングとの関連にお
いて「ウルトラブラック(黒よりも黒い)」という用語
が使用される。もしここでスクリーングリッド電圧が増
大するならば、このカラー受像管をさらにカットオフす
ることができるために相応にカソードとウェーネルトシ
リンダとの間の各電圧も増大しなくてはならない。この
場合にカソードがビデオ出力増幅器段の動作電圧Vcc
よって制限される最大利用可能電圧に到達するならば、
スクリーングリッド電圧がそれ以上に増大する場合には
このカラー受像管をもはやカットオフできず、この結
果、フライバックストリップが見えるようになる。
【0009】それゆえ、もしフライバックストリップが
現れるようにスクリーングリッド電圧が増大され、次い
でこれらのフライバックストリップが再びまさに消滅す
るようにスクリーングリッド電圧が低減されるならば、
この陰極線システムのカットオフが他の陰極線システム
と比べてそれぞれ最も高い電圧電位にあるこの陰極線シ
ステムのカソード電圧は正確に最大利用可能カソード電
圧に相応することが保障される。この結果、信号変調の
ための最大電圧範囲はこのカソードに対して利用可能で
ある。
【0010】しかし、フライバックストリップを確実に
回避するために、通常は所定の大きさの電圧をリザーブ
として設ける。さらに、このカラー受像管の経年変化特
性を考慮に入れるべきである。カソードの磨耗のため、
カソードとウェーネルトシリンダとの間の電界強度はカ
ラー受像管の寿命の間に減少する。この磨耗は、自動カ
ットオフ制御、以下ではカットオフ制御と呼ぶ、によっ
てカソード電圧を上昇させることにより補償される。カ
ラー受像管の経年変化とカットオフ制御によるカットオ
フを表すカソード電圧の経年変化に起因するシフトとの
間の関係は、図3に図示されている。これは次のことを
意味している。すなわち、他の2つの陰極線システムに
比べてその都度最高の電圧電位にあるカソードの、結果
的に生じるカットオフ電圧が所定の大きさだけ(すなわ
ち考慮すべき制御範囲プラス前述のリザーブだけ)もと
められた最大利用可能カソード電圧よりも小さい(実際
の値:−10%...−15%)ように、スクリーングリ
ッド電圧がこの場合再び低減される必要があることを意
味する。
【0011】しかし、本発明によって、スクリーングリ
ッド電圧を最大利用可能カソード電圧に相応する値に調
整することは有利には回避される。その代わりに、基準
電位を有するカラー受像管のウェーネルトシリンダを別
の又は正の電圧電位にチェンジオーバすることが設けら
れる。この別の又は正の電圧電位によって有利には上述
のカソード電圧リザーブ及びカットオフ制御の信号変調
範囲への作用が顧慮される。この電位チェンジオーバは
この場合その都度G2較正の開始時点に行われる。この
後でようやくスクリーングリッド電圧が調整される。こ
の場合、スクリーンにフライバックストリップなどを可
視化する動作又はこれに関連する可視閾値は有利には調
整規準として利用される。その後で、この電位チェンジ
オーバがリバースされ、G2較正がこれによって終了さ
れる。
【0012】本発明の電位チェンジオーバのために設け
られる電圧差は例えば経験的に決定されるか又は図3及
び4に示された線図のような線図の助けを借りて決定さ
れる。
【0013】従って、本発明のG2較正は次の利点を有
する。すなわち、ただ一回のスクリーングリッド電圧調
整を実施すればよいという利点を有する。この場合カラ
ー受像管のカソードにおける測定は不必要になるので、
さらにとりわけテレビジョンセットの大量生産において
次のような利点がある。すなわち、G2較正は取り付け
られたハウジングの後部パネルによって実施されうると
いう利点がある。
【0014】本発明の他の実施形態及び利点は以下の記
述及び従属請求項から得られる。
【0015】
【実施例】本発明を次に実施例に基づいて図面を参照し
つつ詳しく説明する。
【0016】相互に対応する部材は同一の参照符号が付
けられている。
【0017】図1はカラー受像管1の個々の管システム
のカットオフ制御を有するRGBカラー信号処理回路の
同一のカラーチャネルのうちの1つを示すブロック線図
である。このカラー受像管1のG2較正のために、タッ
プを有するポテンショメータPが設けられている。この
ポテンショメータPは(ここには図示されていない)テ
レビジョンセットのシャーシに配置され、有利にはそれ
自体は周知のやり方でこのテレビジョンセットのハウジ
ングの後部パネルを通してG2較正のために接近するこ
とができる。基準電位(アース)と正のDC電圧+UB
との間に配置されているこのポテンショメータPのタッ
プはカラー受像管1の個々の管システムのスクリーング
リッドG2に接続され、この結果、このスクリーングリ
ッドG2は共通の正のスクリーングリッド電圧+UG2
調整され、これによってG2較正が有利には全部で3つ
のシステムに対して共通に実施される。
【0018】カラー受像管1は有利にはそのカソードK
によってドライブされ、ウェーネルトシリンダとして設
計されたこのカラー受像管1の制御グリッドG1は周知
のように基準電位(アース)に接続される。各カラーチ
ャネルにおいて、それぞれの管システムのカソードKと
相応のビデオ出力増幅器段2との間に配置された暗電流
用測定トランジスタ3が設けられている。暗電流を測定
するために周知のように各カラーチャネルにおいてフィ
ールドブランキングインターバルの間にカットオフ測定
ラインがブランキング及び測定パルス発生器回路5によ
ってキーイングイン(keying in)される。このブラン
キング及び測定パルス発生器回路5はRGBカラー信号
路の中の加算段6の前に配置されている。
【0019】個々のカラーチャネルの加算段6はビデオ
出力増幅器段2を出力段7を介して和信号によって制御
する。ビデオ信号が処理されている場合、この和信号は
RGB信号の信号電圧と、例えばその都度フィールド毎
に更新されかつRGB信号のカットオフ制御のための制
御電圧としてストレージキャパシタCに蓄積されている
電圧とから合成される。他方で、以下ではカットオフ制
御電圧と呼ばれるこの制御電圧をもとめる場合には、キ
ーイングされたカットオフ測定ラインのパルス電圧と、
測定抵抗4において測定された電圧Umと基準電圧Uref
との比較から得られるカットオフ制御電圧とがこの和信
号を形成する。
【0020】カットオフ制御電圧をもとめる場合には、
測定抵抗4において測定された電圧Umがバッファ段8
及び基準電圧Urefを発生する電圧源によって形成され
る直列回路を介して演算増幅器9の反転入力側に供給さ
れる。この演算増幅器9はコンパレータとして形成され
ており、この演算増幅器9の非反転入力側はストレージ
キャパシタCLを介して基準電位に接続されている。こ
のストレージキャパシタCLは漏れ電流に比例する電圧
を蓄積するために設けられている。サンプリングスイッ
チSLは、漏れ電流の影響を補償するこの電圧の例えば
フィールド毎の更新のために設けられている。この基準
電圧源Urefが漏れ電流に比例する電圧の測定及び蓄積
の間にこの演算増幅器9の2つの入力側と共に橋絡され
るように、このサンプリングスイッチSLによって基準
電圧源Urefは演算増幅器9の非反転入力側に接続可能
である。図示されているスイッチ状態はカットオフ制御
電圧をもとめる際のスイッチ状態である。
【0021】コンパレータとして設計された演算増幅器
9によって発生されかつ各測定サイクルに従って更新さ
れるカットオフ電圧はこの場合カットオフ制御のために
サンプリングスイッチSを介してストレージキャパシタ
Cに蓄積される。図示されているスイッチ状態はRGB
信号処理の間のスイッチ状態である。
【0022】これまで記述したそれ自体は周知の回路部
分において、測定パルス発生器回路5、段6、7及び
8、演算増幅器9、サンプリングスイッチS及びSL
び基準電圧Urefは集積回路として設計されるビデオプ
ロセッサ11の部分である。
【0023】カラー受像管1の制御グリッドG1と基準
電位との接続は、本発明では、チェンジオーバスイッチ
として設計された電子スイッチDSによって作られる。
【0024】いわゆる受像管プリント回路基板(図示せ
ず)に例えばビデオ出力増幅器段2とともに設けられる
このスイッチDSによって、本発明では、後ほど詳しく
説明するが、G2較正のためにカラー受像管1の制御グ
リッドG1において電圧電位チェンジオーバが実施され
る。
【0025】このスイッチDSは例えば簡単なやり方で
複数のオーム抵抗及び電子スイッチとして動作されるn
pnトランジスタTから成る分圧器によって実現され
る。このために、このトランジスタTのエミッタが基準
電位(アース)に接続されている。このトランジスタの
コレクタ-エミッタ区間及び第1の抵抗R1は互いに並
列に接続され、さらに第2の抵抗R2を介して正の動作
電圧+UB′に接続されている。この正の動作電圧+
B′は例えばビデオ出力増幅器段2の正の動作電圧+
ccから導出される。トランジスタTのコレクタ-エミ
ッタ区間及び第1の抵抗R1から成る並列回路はさらに
第3の抵抗R3を介してカラー受像管1の制御グリッド
1に接続される。トランジスタTのベースはスイッチ
DSの制御入力側を形成し、このベースは第4の抵抗R
4を介して正の動作電圧+UB′に接続されている。ス
イッチDSを制御するためにトランジスタTのベースに
供給される制御信号STは、トランジスタTがテレビジ
ョンセットのノーマル動作のためにターンオンされる、
つまり飽和動作で作動するようにする。この結果、制御
グリッドG1は実際に基準電位に接続される。これに対
して、G2較正のためにはトランジスタTがターンオフ
される。この結果、制御グリッドG1は分圧比によって
決定される電圧電位に接続される。この分圧比は、実際
には第1の抵抗(R1)と第2の抵抗(R2)によって
形成され、有利にはとりわけ既に説明したカソード電圧
リザーブと同様に既に説明した受像管の経年変化効果に
よる信号変調領域に対するカットオフ制御の作用効果と
を考慮して予め調整される。
【0026】制御信号STに対してはたった2つの信号
状態しか必要ないので、この制御信号STは今日のテレ
ビジョンセットにおいていずれにせよ使用されているマ
イクロプロセッサを用いて発生される。この結果、G2
較正は有利には相応に設けられる装置オペレーティング
コマンドを介して実施される。テレビジョンセットのス
クリーンをG2較正の際に調整規準によって評価するこ
とができるセンサを有する光学的な測定装置を利用して
さらにG2較正を完全に自動化することが可能である。
【0027】G2較正の原理を次に図2に図示された類
似の線図a)及び線図b)に基づいて記述する。線図
a)は、優先権の日付よりも前には刊行されていないD
E19855628.4に記述されているG2較正に基
づく。他方で、線図b)は本発明のG2較正を示す。
【0028】線図a)及び線図b)には例としてスクリ
ーングリッド電圧UG2の経過の他に、スクリーングリッ
ド電圧調整、以下ではUG2と呼ぶ、とカットオフのため
のカソード電圧Ucathodeとの関係が示されている。線
図a)及び線図b)の各縦座標は、スクリーングリッド
電圧UG2、カソード電圧Ucathode、及びカソード電流
cathodeに対する尺度である。この場合、縦座標に記
載されている、カソードKに割り当てられる電圧値は例
であり、例えば基準電圧(アース)を基準にしている。
【0029】このようなカソード電圧経過は、カットオ
フ制御において典型的なものである。このカットオフ制
御のために、カラー受像管1の各管システムのカットオ
フは、変調のためにカソードKで利用可能な最大電圧値
まで相応にこのスクリーングリッド電圧経過をフォロウ
する。この最大電圧値は以下において「ブランキング閾
値」と呼ばれる。周知のように、使用される回路設計に
依存して、ビデオ出力増幅器段2の動作電圧Vcc又は一
定のDC電圧オフセットがこの「ブランキング閾値」に
相応する。この場合、カットオフ制御は、スクリーング
リッド電圧UG2のそれ以上の増大をもはや制御できな
い。これより以前にはこのスクリーングリッド電圧経過
に平行なカソード電圧経過に沿った相応のカットオフの
シフトによって制御できる。この結果、カソード電流I
cathodeが流れ始め、これによりフィールド及び/又はラ
インフライバックストリップが見えるようになる。この
フィールド及び/又はラインフライバックストリップを
以下では単にフライバックストリップと呼ぶ。
【0030】線図a)及び線図b)の横座標における例
えば値Aによる所定のUG2の事前調整から開始して、例
えばここには図示されていないビデオ信号発生器によっ
てこのテレビジョンセットに黒色画像を供給する場合に
は、DE19855628.4に記述されたG2較正で
は、第1のステップにおいてフライバックストリップが
見えるようになるまでスクリーングリッド電圧UG2を増
大させる。この場合フライバックストリップの可視化は
次のことのインジケータとして利用される。すなわち、
他のカソードKと比べて最も大きな正の電圧電位を有す
るカソードKが既に「ブランキング閾値」に到達してい
ることのインジケータとして利用される。この「ブラン
キング閾値」は線図a)では横座標値Bに相応する。こ
の横座標値Bからは、スクリーングリッド電圧UG2のそ
れ以上の増大によってカソード電流Icathodeが流れ始
め、これによりフライバックストリップが見えるように
なる。
【0031】第2のステップでは、フライバックストリ
ップが実際に消滅するようにスクリーングリッド電圧+
G2が低減されるか、又はフライバックストリップがち
ょうど見える状態のままであり、従って光学的センサに
よって測定可能であるようにスクリーングリッド電圧+
G2が低減される。この移行は、最も大きな正の電圧電
位を有するカソードKが今や「ブランキング閾値」にあ
ることのインジケータとして利用される。研究によれ
ば、実際にエラーが起こりえないほどの正確さでこの移
行が人間の目で検出可能であることが示された。この移
行の検出のためには人間の目の代わりに、光学的センサ
を有する測定装置も使用できる。
【0032】第3のステップ、すなわち最後のステップ
では、DE19855628.4に記述されたG2較正
において、フライバックストリップを確実に回避する目
的で、既述のカソード電圧リザーブに加えてカラー受像
管1の経年変化効果の補償のための相応のマージンを有
するように、スクリーングリッド電圧+UG2が所定の大
きさだけ低減される。この大きさには横座標値Cが相応
するべきである。この横座標値Cは、DE198556
28.4に記述されたG2較正及び本発明のG2較正の
最後におけるスクリーングリッド電圧調整を示す。
【0033】黒色画像のフェードインの際に同様に横座
標値AによるUG2事前調整から出発する本発明のG2較
正では、DE19855628.4に記述されたG2較
正とは異なり、第1のステップとして基準電位から正の
電圧電位への制御グリッドG 1のチェンジオーバが行わ
れる。この場合に設けられる電圧差は、上述のカラー受
像管の経年変化効果に対するマージン及びカソード電圧
リザーブに相応するべきである。
【0034】基準電位から正の電圧電位への制御グリッ
ドG1のチェンジオーバは各カソードにおける相応の電
圧差ΔUに相応する。この電圧差ΔUは、(他のカソー
ドKと比べて)最も大きい電圧電位を有するカソードK
における「ブランキング閾値」が横座標値Cに移動する
ように、カットオフに対するカソード電圧Ucathode
経過の平行シフトを惹起する。この横座標値CはG2較
正の最後におけるスクリーングリッド電圧調整を示す。
カソード電圧Ucathodeの平行シフトされた経過は一点
鎖線Dによって示されている。
【0035】本発明では、第2のステップにおいて、実
際にはこの横座標Cに相応する電圧値へのスクリーング
リッド電圧+UG2の調整だけが必要である。というの
も、制御グリッドG1における本発明の電圧電位チェン
ジオーバによって、この調整値からカソード電流I
cathodeが流れ始め、これによりフライバックストリッ
プが見えるようになるからである。この場合、フライバ
ックストリップがちょうど見えるようになる乃至はちょ
うど消滅するこの移行は、G2較正に対する調整規準と
しても使用される。
【0036】DE19855628.4に記述されたG
2較正とさらに異なるのは、本発明のG2較正は、第3
のステップ、すなわち最後のステップにおいて制御グリ
ッドG1の基準電位へのリセットだけを必要とすること
である。これによって、カットオフの平行シフトを示す
カソード電圧経過はリバースされ、このG2較正は終了
される。
【0037】この結果、本発明は、G2較正に対して実
際には唯一のG2調整ステップだけが必要であるという
利点を有する。
【0038】他の利点は、従って準カットオフに相応す
るカソード電圧レベルを指向しない本発明のG2較正に
よって、同時にカラー受像管1の実際の製造トレランス
が検出されることである。というのも、この調整規準に
対してフライバックストリップが使用されるからであ
る。
【0039】最大経年変化効果に対するマージン及びカ
ソード電圧リザーブとして設けられるこの電圧差は図3
及び図4に示された線図に基づいて比較的簡単なやり方
でもとめられる。
【0040】図3には線図に基づいてカラー受像管の経
年変化とカットオフ制御によるカットオフの経年変化に
起因するシフトとの間の関連が例として示されている。
この場合、垂直方向バーBは数週間ごと(第1週から第
60週まで)の経年変化の関数としてカットオフに対す
るカソード電圧のそれぞれの制御範囲を示し、他方で四
角形Qによってそれぞれの平均値が示されている。
【0041】図4は線図に基づいてカットオフとスクリ
ーングリッド電圧+UG2との間の関係及び制御範囲を示
す。この場合、横座標は、カラー受像管1のカソードK
と相応のウェーネルトシリンダとして形成された制御グ
リッドG1との間のボルト単位の電圧差を表している。
この電圧差は同時にカソード電圧に相応する。というの
も、図1によれば制御グリッドG1はこのテレビジョン
セットのノーマル動作において電子的スイッチDSを介
して基準電位に実際には接続されるからである。相応の
ことは縦座標に関しても適用される。この縦座標はカラ
ー受像管1のスクリーングリッドG2と相応の制御グリ
ッドG1との間のボルト単位の電圧差を表す。
【0042】典型的なカラー受像管に基づくこの線図
は、カットオフのための想定されるカソード電圧U
cathodeとこれに対して必要とされるスクリーングリッ
ド電圧+UG 2との間に比較的大きなレンジが存在するこ
とを示している。それゆえ、本発明の制御グリッドG1
の電圧電位チェンジオーバに関して異なるカラー受像管
を使用することは、以下において示されるように、本発
明の電圧電位チェンジオーバをカラー受像管に個別に適
合させることが必要ないような差をもたらす。
【0043】これらの差は次の数学的な関係式(I)か
ら(IV)によって計算される: (I) Ucathode(a)−UG1(a)=(UG2−UG1(a))/S ここで Ucathode(a)=G2較正の間のカソード電圧、 UG1(a)=制御グリッドG1の本発明のチェンジオーバの
ための例えば+30ボルトの電圧電位、 S=所与のカラー受像管のΔUG2/ΔUcathode; (II) Ucathode(n)−UG1(n)=(UG2−UG1(n))/S ここで Ucathode(n)=G2較正の後のカソード電圧、 UG1(n)=制御グリッドG1を本発明により基準電位にリ
セットするための例えば実質的に0ボルトの電圧電位。
【0044】さらに、スクリーングリッド電圧+UG2
一定であると前提し、基準電位から正の例えば+30ボ
ルトの電圧電位への制御グリッドG1における本発明の
電圧電位チェンジオーバに基づいて、上の式(I)及び
(II)からスクリーングリッド電圧+UG2を除去する
ことによって次式が得られる。すなわち、 (III) Ucathode(C)−Ucathode(A) ={(S−1)/S}*(UG1(C)−UG1(A)) 及び (IV) ΔUcathode={(S−1)/S}* ΔUG1 ここで、式(IV)によって本発明の電圧電位チェンジ
オーバのカットオフに対する影響が簡単に計算される。
【0045】SminからSmaxまでの範囲はそれぞれの受
像管タイプのビームシステムに依存するので、このよう
な線図に基づいて、基準電位から例えば均一に+30ボ
ルトへの制御グリッドG1の本発明の電圧電位チェンジ
オーバは以下に挙げるカラー受像管においてカットオフ
に関して以下のような比較的僅かなカソード電圧差を結
果的に生じる: Coty M gun : ±4.5ボルト (Videocolor) Vector gun : ±1.8ボルト (Videocolor) DF-III gun : ±2.2ボルト (Toshiba) よって、この僅少な差のために、次のような利点が生じ
る。すなわち、制御グリッドG1の本発明の電圧電位チ
ェンジオーバをこれら受像管の異なるビームシステムに
個別に適合させることは必要ではない、という利点が生
じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テレビジョンセットのカラー受像管を有するR
GB信号処理信号路のうちの1つの概略的なブロック線
図である。
【図2】G2較正を示す線図である。
【図3】カットオフ制御によるカットの経年変化に起因
するシフトとカラー受像管の経年変化との間の関係を示
す線図である。
【図4】カットオフとカラー受像管のスクリーングリッ
ド電圧との関係及びカットオフの制御範囲を示す線図で
ある。
【符号の説明】
1 カラー受像管 2 ビデオ出力増幅器段 3 測定トランジスタ 4 測定抵抗 5 ブランキング及び測定パルス発生器回路 6 加算段 7 出力段 8 バッファ段 9 演算増幅器 11 ビデオプロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲロルト リュープケ ドイツ連邦共和国 ハスラッハ イン デ ア シュメルツェ 22 (54)【発明の名称】 自動カットオフ制御を有するカラーテレビジョンセットのカラー受像管のスクリーングリッド電 圧を較正するための方法及びテレビジョンセット及び自動カットオフ制御を有するビデオ信号の 再生のためのカラー受像管を有する装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動カットオフ制御を有するカラーテレ
    ビジョンセットのカラー受像管(1)のスクリーングリ
    ッド電圧(UG2)を較正するための方法であって、 黒色値に相応するDC電圧基準はRGB信号によってド
    ライブされる前記カラー受像管(1)のカソード(K)
    で調整される、自動カットオフ制御を有するカラーテレ
    ビジョンセットのカラー受像管(1)のスクリーングリ
    ッド電圧(UG2)を較正するための方法において、 第1のステップでは、RGB信号ドライブのために基準
    電位(アース)を有する前記カラー受像管(1)の制御
    電極(G1)において電圧電位チェンジオーバが実施さ
    れ、 第2のステップでは、フィールド及び/又はラインフラ
    イバックストリップがちょうど見えるように前記スクリ
    ーングリッド電圧(UG2)が調整され、及び/又は、前
    記フィールド及び/又はラインフライバックストリップ
    がちょうど消えるように前記スクリーングリッド電圧
    (UG2)が低減され、この移行は次のことのインジケー
    タとして利用され、すなわち、他の残りのカソード
    (K)に比べて最も大きい正の電位を有する前記カソー
    ド(K)が今や正確に前記カソード(K)において利用
    可能な最大電圧に相応する閾値(Vcc)にあることに対
    するインジケータとして利用され、 前記スクリーングリッド電圧(UG2)の調整の後で、前
    記制御電極(G1)が基準電位に再びリセットされるこ
    とを特徴とする、自動カットオフ制御を有するカラーテ
    レビジョンセットのカラー受像管(1)のスクリーング
    リッド電圧(U G2)を較正するための方法。
  2. 【請求項2】 カラー受像管(1)の制御電極(G1)
    の電圧電位チェンジオーバのために電圧差(ΔV)が設
    けられ、カソード電圧リザーブに加えて、カットオフ制
    御による前記カラー受像管(1)の経年変化効果の補償
    のためのマージンが有利には前記電圧差(ΔV)に相応
    することを特徴とする、請求項1記載のスクリーングリ
    ッド電圧を較正するための方法。
  3. 【請求項3】 異なるタイプのカラー受像管(1)が使
    用される場合に、均一な電圧差(ΔV)が、制御電極
    (G1)の電圧電位チェンジオーバのために設けられる
    ことを特徴とする、請求項2記載のスクリーングリッド
    電圧を較正するための方法。
  4. 【請求項4】 スクリーングリッド電圧(UG2)の較正
    は、取り付けられている装置のハウジングの後部パネル
    によって実施されることを特徴とする請求項1から3の
    うちの1項又は複数項に記載のスクリーングリッド電圧
    を較正するための方法。
  5. 【請求項5】 黒色画像がフェードインされる際にスク
    リーングリッド電圧(UG2)が較正されることを特徴と
    する請求項1から4のうちの1項又は複数項に記載のス
    クリーングリッド電圧を較正するための方法。
  6. 【請求項6】 自動カットオフ制御を有するカラー受像
    管(1)のスクリーングリッド電圧(UG2)を較正する
    ための手段を有するテレビジョンセットであって、 黒色値に相応するDC電圧基準はRGB信号によってド
    ライブされる前記カラー受像管(1)のカソード(K)
    で調整される、自動カットオフ制御を有するカラーテレ
    ビジョンセットのカラー受像管(1)のスクリーングリ
    ッド電圧(UG2)を較正するための手段を有するテレビ
    ジョンセットにおいて、第1のステップでは、RGB信
    号ドライブのために基準電位(アース)を有する前記カ
    ラー受像管(1)の制御電極(G1)において電圧電位
    チェンジオーバが実施され、 第2のステップでは、フィールド及び/又はラインフラ
    イバックストリップがちょうど見えるように前記スクリ
    ーングリッド電圧(UG2)が調整され、及び/又は、前
    記フィールド及び/又はラインフライバックストリップ
    がちょうど消えるように前記スクリーングリッド電圧
    (UG2)が低減され、この移行は次のことのインジケー
    タとして利用され、すなわち、他の残りのカソード
    (K)に比べて最も大きい正の電位を有する前記カソー
    ド(K)が今や正確に前記カソード(K)において利用
    可能な最大電圧に相応する閾値(Vcc)にあることに対
    するインジケータとして利用され、 前記スクリーングリッド電圧(UG2)の調整の後で、前
    記制御電極(G1)が基準電位に再びリセットされるこ
    とを特徴とする、自動カットオフ制御を有するカラー受
    像管(1)のスクリーングリッド電圧(UG2)を較正す
    るための手段を有するテレビジョンセット。
  7. 【請求項7】 カラー受像管(1)の制御電極(G1)
    の電圧電位チェンジオーバのために電圧差(ΔV)が設
    けられ、カソード電圧リザーブに加えて、カットオフ制
    御による前記カラー受像管(1)の経年変化効果の補償
    のためのマージンが有利には前記電圧差(ΔV)に相応
    することを特徴とする、請求項6記載のテレビジョンセ
    ット。
  8. 【請求項8】 異なるタイプのカラー受像管(1)が使
    用される場合に、均一な電圧差(ΔV)が、制御電極
    (G1)の電圧電位チェンジオーバのために設けられる
    ことを特徴とする、請求項7記載のテレビジョンセッ
    ト。
  9. 【請求項9】 スクリーングリッド電圧(UG2)の較正
    は、取り付けられている装置のハウジングの後部パネル
    によって実施されることを特徴とする請求項6から8の
    うちの1項又は複数項に記載のテレビジョンセット。
  10. 【請求項10】 自動カットオフ制御を有するビデオ信
    号の再生のためのカラー受像管(1)を有する装置であ
    って、 該装置は前記カラー受像管(1)のスクリーングリッド
    電圧(UG2)を較正するための手段を有し、 黒色値に相応するDC電圧基準はRGB信号によってド
    ライブされる前記カラー受像管(1)のカソード(K)
    で調整される、自動カットオフ制御を有するビデオ信号
    の再生のためのカラー受像管(1)を有する装置におい
    て、 第1のステップでは、RGB信号ドライブのために基準
    電位(アース)を有する前記カラー受像管(1)の制御
    電極(G1)において電圧電位チェンジオーバが実施さ
    れ、 第2のステップでは、フィールド及び/又はラインフラ
    イバックストリップがちょうど見えるように前記スクリ
    ーングリッド電圧(UG2)が調整され、及び/又は、前
    記フィールド及び/又はラインフライバックストリップ
    がちょうど消えるように前記スクリーングリッド電圧
    (UG2)が低減され、この移行は次のことのインジケー
    タとして利用され、すなわち、他の残りのカソード
    (K)に比べて最も大きい正の電位を有する前記カソー
    ド(K)が今や正確に前記カソード(K)において利用
    可能な最大電圧に相応する閾値(Vcc)にあることに対
    するインジケータとして利用され、 前記スクリーングリッド電圧(UG2)の調整の後で、前
    記制御電極(G1)が基準電位に再びリセットされるこ
    とを特徴とする、自動カットオフ制御を有するビデオ信
    号の再生のためのカラー受像管(1)を有する装置。
JP2000109812A 1999-04-13 2000-04-11 自動カットオフ制御を有するカラーテレビジョンセットのカラー受像管のスクリーングリッド電圧を較正するための方法及びテレビジョンセット及び自動カットオフ制御を有するビデオ信号の再生のためのカラー受像管を有する装置 Withdrawn JP2000333216A (ja)

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