JP2000324704A - 電源装置および電源装置の制御方法 - Google Patents

電源装置および電源装置の制御方法

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JP2000324704A JP11133026A JP13302699A JP2000324704A JP 2000324704 A JP2000324704 A JP 2000324704A JP 11133026 A JP11133026 A JP 11133026A JP 13302699 A JP13302699 A JP 13302699A JP 2000324704 A JP2000324704 A JP 2000324704A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 頻繁に負荷が変動する負荷装置等に用いる電
源について、広い負荷範囲にわたって電源全体を高い効
率で動作させる。 【解決手段】 電源制御ユニット2は、第1の制御モー
ド、第2の制御モード、第3の制御モードの3つの制御
モードを有し、第1の制御モードにおいては、1個の小
出力電源モジュールを駆動し、第2の制御モードにおい
ては、2個の小出力電源モジュールを、50%以上かつ
100%未満の出力で駆動し、N個(Nは0,1,・・
・,(M−3)の何れか)の小出力電源モジュールを1
00%の出力で駆動し、残り(M−2−N個)の小出力
電源モジュールを0%の出力で駆動し、第3の制御モー
ドにおいては、1個ないし2個の小出力電源モジュール
を、50%以上かつ100%以下の出力で駆動し、残る
N個(Nは(M−2)ないし(M−1))の小出力電源
モジュールを100%の出力で駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気・電子機器に
エネルギーを供給する電源装置およびその制御方法に関
するもので、特に、頻繁に負荷が変動する負荷装置に用
いる電源について、広い負荷変動範囲について、常に高
効率の制御を行うことができる電源装置およびその制御
方法に関する。
【技術背景】電気・電子機器にエネルギーを供給する電
源について、損失を少なくすること、すなわち電源出力
の効率を高くするという要請が常にある。図10に、一
般的な電源について、出力Pに対する効率ηを表すグラ
フを示す。図10に示すように、電源にはそれ自身が消
費するエネルギー(内部消費エネルギー)が、ある量必
ず存在するため、低出力時には出力Pに対して前記内部
消費エネルギーの割合が大きく、効率ηは低くなる。効
率ηは、出力Pが高くなるにつれて高くなり、最も高効
率の点を経て、その後なだらかに低下する。電源が使用
される電気・電子機器の負荷の大きさが予めわかってお
り、かつ当該負荷が頻繁には変動しないものならば、当
該負荷に応じた出力のときに、効率ηが最も高効率とな
るように電源の設計をすればよい。しかし、負荷が時々
刻々変化する(すなわち、負荷の大きさが予想できな
い)負荷装置、たとえば、軽負荷時と重負荷時とで負荷
の大きさが大幅に異なる電気自動車等の負荷装置では、
特定の出力のときに、効率ηを最も高くする、といった
電源設計ができない。このような場合には、想定される
負荷の変動範囲にわたって高い効率を維持できるような
電源が求められるが、このような電源を実現することは
容易ではない。一方、ある出力の電源を実現するときに
(その出力が大きい場合には特に)、全体を複数の小出
力電源モジュールにより構成し、これらの小出力電源モ
ジュールを組み合わせて並列運転することで、要求され
る出力を得る手法が知られている。ある程度小出力の電
源の方が、大出力の電源よりも、当該電源の内部回路
(たとえば、スイッチング素子)、周辺回路(たとえ
ば、電源制御回路)等の設計が簡単であり、素子などの
選択の自由度や、設計の自由度が大きい。このため、高
効率を安価に実現することが比較的容易であることもあ
ることから、ある種の電源装置では、効率向上を目的と
して、上記手法が採られることもある。しかし、複数の
小出力電源モジュールを、ただ並列に組み合わせて等負
荷運転させるだけでは、例えば、その小出力電源モジュ
ール単体の効率曲線が図10のグラフに示した特性を持
つ場合には、全体の効率曲線は、当該グラフの横軸を相
似的に拡大したものにすぎない。したがって、この場合
には、特に効率の向上が図られるわけではない(後述す
る図3〜図5も参照)。
【発明の目的】本発明の目的は、特に頻繁に負荷が変動
する負荷装置、時々刻々変化する値が予想できない負荷
装置、軽負荷時と重負荷時とで負荷の大きさが大幅に異
なる負荷装置等に用いる電源について、広い負荷範囲に
わたって電源全体を高い効率で動作させることができる
電源装置およびその制御方法を提供することにある。
【発明の概要】本発明は、M個(Mは、発明の態様によ
り2以上の整数の場合もあるし3以上の整数の場合もあ
る)の小出力電源モジュールの並列接続からなる電源と
電源制御ユニットとを有し、複数のモードで制御される
もので、各小出力電源モジュールと負荷装置とのエネル
ギーの授受は、電源制御ユニットにより制御される。な
お、本発明において、小出力電源モジュールとは、典型
的にはスイッチングレギュレータ等の電源回路であるが
これには限定されないことは言うまでもない。また、本
発明は、たとえば電気自動車(4輪車,2輪車を含む)
の電源装置に応用されるが、もちろんこれに限定される
ものではない。 〔本発明の第1態様〕本発明電源装置の第1態様におい
ては、各小出力電源モジュールは、2つの制御モードに
より制御される。具体的には、この態様の制御装置で
は、電源制御ユニットは、電源装置から低エネルギーを
負荷に供給する制御モード(低出力モード)、および電
源装置から高エネルギーを負荷に供給する制御モード
(高出力モード)の2つを持つことができる。前記電源
制御ユニットは、電源出力が0%より大きいある値から
100%以下の値にわたる範囲で、前記電源を制御する
高出力モードにおいては、前記M個の小出力電源モジュ
ールを、所定の下限%以上かつ100%未満の出力で駆
動し、電源出力が0%以上でかつ、前記0%より大きい
ある値にわたる範囲で、前記電源を制御する高出力モー
ドにおいては、1個ないし(n−1)個(nは2以上の
前記設定数)の小出力電源モジュールを駆動するように
前記電源を制御する。本発明制御方法の第1態様は、上
記電源装置の制御方法にかかるもので、電源出力が0%
より大きいある値から100%以下の値にわたる範囲
で、前記電源を制御する高出力モードにおいては、前記
M個の小出力電源モジュールを、所定の下限%以上かつ
100%未満の出力で駆動し、電源出力が0%以上でか
つ、前記0%より大きいある値にわたる範囲で、前記電
源を制御する高出力モードにおいては、1個ないし(n
−1)個(nは2以上の前記設定数)の小出力電源モジ
ュールを駆動することを特徴とする。たとえば、電源を
2個の小出力電源モジュール電源から構成し、電源制御
ユニットは、電源出力が0%以上でかつ、前記0%より
大きいある値にわたる範囲で、前記電源を制御する高出
力モードにおいては、1個の小出力電源モジュールを駆
動し、電源出力が0%より大きいある値から100%以
下のある値にわたる範囲で、前記電源を制御する高出力
モードにおいては、2個の小出力電源モジュールを、5
0%以上かつ100%以下の出力で駆動駆動することが
できる。本発明の第1態様は、次に述べる第2態様の一
部に実質上含まれるものである。したがって、以下の第
2態様を理解すれば、自ずとその作用・効果を理解する
ことができるので、説明の重複をさけるために、第1態
様の詳細については説明を省略する。 〔本発明の第2態様〕本発明電源装置の第2態様におい
ては、各小出力電源モジュールは、複数の制御モードに
より制御される。具体的には、本発明電源装置の第2態
様では、電源制御ユニットは、電源装置から小さなエネ
ルギー(0〜PS’%まで)を負荷に供給する制御モー
ド(本発明における、「第1の制御モード」)と、電源
装置から大量のエネルギー(PB’〜定格出力)を負荷
に供給する制御モード(本発明における、「第3の制御
モード」)と、電源装置から前記PS’〜前記PB’ま
でのエネルギーを負荷に供給する制御モード(本発明に
おける、「第2の制御モード」と言う)の3モードを持
つことができる。電源制御ユニットは、第2の制御モー
ドでは、n個(nは2以上の設定数である整数)の小出
力電源モジュールを、所定の下限%以上かつ100%未
満の出力で駆動し、N個(Nは0,1,・・・,(M−
n−1)の何れか)の小出力電源モジュールを100%
の出力で駆動し、残り(M−n−N個)の小出力電源モ
ジュールを0%の出力で駆動するように前記電源を制御
する。電源制御ユニットは、第2の制御モードにおい
て、n個の小出力電源モジュールの少なくとも1個が1
00%の出力となったときは、当該100%の出力とな
った小出力電源モジュールのうちの1個を100%の出
力に固定し、残るn−1個の小出力電源モジュールと、
それまで0%の出力で駆動していたM−n−N個の小出
力電源モジュールのうちの1個との、合計n個の小出力
電源モジュールを、前記下限%以上かつ100%未満の
出力で駆動するように前記電源を制御することができ
る。また、電源制御ユニットは、第2の制御モードで、
Nが1以上である場合において、n個の小出力電源モジ
ュールの少なくとも1個が前記下限%の出力となったと
きは、当該下限%の出力となった小出力電源モジュール
のうちの1個を0%の出力に固定し、残るn−1個の小
出力電源モジュールと、それまで100%の出力で駆動
していたN個の小出力電源モジュールのうちの1個と
の、合計n個の小出力電源モジュールを、前記下限%以
上かつ100%未満の出力で駆動することができる。本
発明制御方法の第2態様は、上記電源装置の制御方法に
かかるもので、電源出力が0%より大きいある値から1
00%未満のある値にわたる範囲で、前記電源を制御す
る第2の制御モードにおいては、n個(nは2以上の設
定数である整数)の小出力電源モジュールを、所定の下
限%以上かつ100%未満の出力で駆動し、N個(Nは
0,1,・・・,(M−n−1)の何れか)の小出力電
源モジュールを100%の出力で駆動し、残り(M−n
−N)個の小出力電源モジュールを0%の出力で駆動す
ることを特徴とする。本発明の第2態様では、第2の制
御モードでは、どのような場合であっても、所定の下限
%以上かつ100%未満の出力で駆動しているn個の小
出力電源モジュール以外の小出力電源モジュールは、0
%出力か100%出力で動作する。なお、第2の制御モ
ードでは、n個の小出力電源モジュールが下限%以上か
つ100%未満の出力となるように制御され、残りの小
出力電源モジュール全てが0%出力となるように制御さ
れる場合(100%の出力で駆動される小出力電源モジ
ュールが1つもない場合(N=0))もあるし、またn
個の小出力電源モジュールが下限%以上かつ100%未
満の出力となるように制御され、1つの小出力電源モジ
ュールが0%出力、残りの小出力電源モジュール全てが
100%出力となるように制御される場合もある。前記
電源制御ユニットは、第1の制御モードで、100%出
力の小出力電源モジュールがない場合(Nが0である場
合)において、n個の小出力電源モジュールの少なくと
も1個が下限%の出力となったときは、小出力電源モジ
ュールを第1の制御モードにより制御することになる。
また、第1の制御モードで、0%出力の小出力電源モジ
ュールが1つである場合(Nが(M−n−1)である場
合)において、n個の小出力電源モジュールの少なくと
も1個が100%の出力となったときは、電源を第3の
制御モードにより制御することになる。本発明の第2態
様では、第1の制御モードにおける電源制御、第3の制
御モードにおける電源制御は、第2の制御モードにおけ
る電源制御とは無関係に行うこともできるが、第1の制
御モードと第2の制御モードとの相互移行、第2の制御
モードと第3の制御モードとの相互移行には、できる限
りモード移行前に稼動している電源の一部は、モード移
行後に稼動させたままにしておくような制御を行うこと
が好ましい。具体的には、電源制御ユニットは、第1の
制御モードにおいては、1個ないし(n−1)個(nは
2以上の前記設定数)の小出力電源モジュールを駆動す
るように電源を制御することができるし、第3の制御モ
ードにおいては、0個ないしn個(nは2以上の前記設
定数)の小出力電源モジュールを、所定の下限%以上か
つ100%以下の出力で駆動し、残りのN個(Nは(M
−n)ないし(M−1))の小出力電源モジュールを1
00%の出力で駆動するように前記電源を制御すること
ができる。
【発明の実施形態】本発明の実施形態を図1により説明
する。電源装置100は電源1と電源制御ユニット2を
有してなり、電源1はM個(Mは3以上の整数)の小出
力電源モジュールGM1〜GMMの並列接続から構成され
る。これらの小出力電源モジュールGM1〜GMMは負荷
3が接続されており、各小出力電源モジュールGM1
GMMは、当該電源制御ユニット2により制御される。
電源制御ユニット2は、第1の制御モードMODE_
1、第2の制御モードMODE_2、第3の制御モード
MODE_3の3つの制御モードを持っている。第1の
制御モードMODE_1では、電源制御ユニット2は、
電源出力Pが0%〜PS’%にわたる範囲で、電源1が
制御される。第2の制御モードMODE_2では、電源
出力PがPS’%からPB’%にわたる範囲で、電源1
が制御される。また、第3の制御モードMODE_3で
は、電源出力PがPB’%から100%にわたる範囲
で、電源1が制御される。第1の制御モードMODE_
1においては、電源制御ユニット2は、1個の小出力電
源モジュールを駆動する。また、第2の制御モードMO
DE_2においては、電源制御ユニット2は、2個の小
出力電源モジュールを、50%以上かつ100%未満の
出力で駆動し、N個(Nは0,1,・・・,(M−3)
の何れか)の小出力電源モジュールを100%の出力で
駆動し、残り(M−n−N個)の小出力電源モジュール
を0%の出力で駆動する。そして、第3の制御モードM
ODE_3においては、電源制御ユニット2は、1個な
いし2個の小出力電源モジュールを、50%以上かつ1
00%以下の出力で駆動し、残るN個(Nは(M−2)
ないし(M−1))の小出力電源モジュールを100%
の出力で駆動する。電源制御ユニット2は、第2の制御
モードMODE_2において、前記2個の小出力電源モ
ジュールの少なくとも1個が100%の出力となったと
きは、当該100%の出力となった小出力電源モジュー
ルのうちの1個を100%の出力に固定し、残る1個の
小出力電源モジュールと、それまで0%の出力で駆動し
ていた(M−2−N)個の小出力電源モジュールのうち
の1個との、合計2個の小出力電源モジュールを、50
%以上かつ100%未満の出力で駆動する。また、電源
制御ユニット2は、第2の制御モードMODE_2で、
Nが1以上である場合、すなわち100%の出力で駆動
されている小出力電源モジュールが少なくとも1つある
場合において、前記2個の小出力電源モジュールの少な
くとも1個が前記下限%の出力となったときは、当該下
限%の出力となった小出力電源モジュールのうちの1個
を0%の出力に固定し、残る1個の小出力電源モジュー
ルと、それまで100%の出力で駆動していた小出力電
源モジュールのうちの1個との、合計2個の小出力電源
モジュールを、50%以上かつ100%未満の出力で駆
動する。さらに、電源制御ユニット2は、第2の制御モ
ードMODE_2で、Nが0である場合、すなわち10
0%の出力の小出力電源モジュールが1つもない場合に
おいて、前記2個の小出力電源モジュールの少なくとも
1個が前記下限%の出力となったときは、電源1を第1
の制御モードMODE_1により制御する。すなわち、
前記下限%の出力となった小出力電源モジュールの出力
を0%とし、1個の小出力電源モジュールのみを駆動す
る。また、電源制御ユニット2は、Nが(M−3)であ
る場合、すなわち0%の出力の小出力電源モジュールが
1つしかない場合において、前記2個の小出力電源モジ
ュールの少なくとも1個が100%の出力となったとき
は、電源1を第3の制御モードMODE_3により制御
する。すなわち、1個ないし2個の小出力電源モジュー
ルを、50%以上かつ100%以下の出力で駆動し、残
る全て(N個、(M−2)ないし(M−1)個)の小出
力電源モジュールを100%の出力で駆動する。
【実施例】〔第1実施例〕本実施例では、図1に示した
電源装置100が用いられている。小出力電源モジュー
ルGM1〜GM5は、第1実施例では規格(定格出力等)
が同一のものが用いられ、図10のグラフに示したと同
様、低出力のときに低効率で動作し、最大出力の半分程
度よりも高出力のときに高効率で動作する。電源制御ユ
ニット2は、小出力電源モジュールGM1〜GM5が負荷
3に出力しているエネルギーの合計値を出力検出器4に
より検出しており、当該合計値に応じて小出力電源モジ
ュールGM1〜GM5を、第1の制御モードMODE_
1、第2の制御モードMODE_2、および第3の制御
モードMODE_3の3つの制御モードで制御すること
ができる。電源1の出力が全出力の0〜20%のときに
第1の制御モードMODE_1で動作し、電源1の出力
が全出力の20〜80%のときに第2の制御モードMO
DE_2で動作し、電源1の出力が全出力の80〜10
0%のときに第3の制御モードMODE_3で動作す
る。図2は、各制御モードMODE_1,MODE_
2,MODE_3における、小出力電源モジュールGM
1〜GM5の稼動状況を示す図である。第1の制御モード
MODE_1(出力Pが0〜20%出力の範囲)では、
GM 1のみが動作する。また、第2の制御モードMOD
E_2(出力Pが20〜80%出力の範囲)では、50
%以上、かつ100%未満で動作している小出力電源モ
ジュールは常に2つであり、かつ少なくとも1つの小出
力電源モジュールが0%出力となっている。そして、第
3の制御モードMODE_2(出力Pが80〜100%
出力の範囲)では、50%以上、かつ100%未満で動
作している小出力電源モジュールは常に2つであり、か
つ残る全ての小出力電源モジュールが100%出力とな
っている。図2からもわかるように、第1実施例では、
電源1が第1の制御モードMODE_1で制御されてい
る場合を除き(すなわち、GM1のみが動作している場
合を除き)、動作している小出力電源モジュールは、常
に50%以上の出力で動作し、これによって幅広い負荷
領域(ここでは、20〜100%の出力範囲)で、電源
1全体が、高効率を実現している。たとえば、電源1全
体で30%を出力する場合では、小出力電源モジュール
GM1およびGM2がそれぞれ75%出力で動作してお
り、残りの小出力電源モジュールGM3〜GM5は0%出
力で動作している。また、電源1全体で50%を出力す
る場合では、小出力電源モジュールGM2,GM3が75
%出力で動作し、小出力電源モジュールGM1が100
%出力で動作しており、残りの小出力電源モジュールG
4,GM5は0%出力で動作している。比較のために、
第1実施例で用いたものと同じ小出力電源モジュールG
1〜GM5を並列運転させる従来例を以下に示す。図3
では、小出力電源モジュールGM1〜GM5を全て等負荷
運転させる場合であり、全体の電源の効率は、図10の
効率曲線の横軸を拡大するだけとなり、効率改善にはな
らない。この比較例では、効率曲線の左側(軽負荷時)
には効率は低いままであるため、電源1全体の効率が低
下する。図4では、負荷が増大するにつれて、順次、使
用する小出力電源モジュールの個数を増やすように制御
するものであり、GM1が最大出力になったときにGM2
の駆動を開始させ、GM1とGM2とが最大出力になった
ときにGM3を新たに開始させる、という動作を行って
いる。この場合には、k番目(k=1,2,3,4)の
モジュールが最大出力となるより少し大きな出力を要求
された時、k+1番目のモジュールは極小出力の状態と
なるので、効率の良い状態では運転ができない。このと
きの、効率特性を図5に示す。図5から明らかなよう
に、動作する小出力電源モジュールの個数が増える時点
(全体の出力を5等分する点)で効率が低下してしま
い、電源1全体の効率が低下する。 〔第2実施例〕第2実施例では、電源制御ユニット2の
動作が第1実施例とは異なる第1実施例では、小出力電
源モジュールGM1〜GM5の全てが50%から100%
の負荷変動に対して高い効率で対応する必要がある。す
なわち、小出力電源モジュールGM1〜GM5には、50
%以上の出力時に、おしなべて高い効率が要求されるこ
とになる。また、第1実施例では、第2の制御モードM
ODE_2では、何れか2つの小出力電源モジュールが
50%以上、100%未満の出力で動作し、残りの小出
力電源モジュールが100%または0%の出力で動作し
ていればよく、また第3の制御モードMODE_3で
は、何れか2つの小出力電源モジュールが50%以上、
100%未満の出力で動作し、残りの小出力電源モジュ
ールの全てが100%で動作していればよい。第2実施
例では、この点に着目し、第2の制御モードMODE_
2および第3の制御モードMODE_3で、50%以
上、100%未満の出力となる小出力電源モジュール
を、常に特定の小出力電源モジュールとしている。図6
は、各制御モードMODE_1,MODE_2,MOD
E_3における、小出力電源モジュールGM1〜GM5
稼動状況を示す図である。この例では、電源1が、全体
で40%以上の出力を出すときにはGM3が常に最大出
力で動作し、全体で60%以上のときはGM3およびG
4が、80%以上のときはGM3,GM4およびGM5
最大出力となる。こうすることで、GM3〜GM5の小出
力電源モジュールは、100%出力か0%出力かのいず
れかになるので、途中の出力時の効率は問題とはならな
い。すなわち、5個の小出力電源モジュールのうち3個
については、少なくとも100%出力のときに効率が最
大となるようなものを採用することができ、変動する負
荷に対して効率を高くする必要が生じるのは、2個の小
出力電源モジュールだけになる。こうして一層の高効率
化の可能性と回路動作の簡単化が実現できる。このとき
の、効率特性を、図7に示す。図7から明らかなよう
に、第2実施例では、電源1の負荷の変化の広い範囲に
わたりきわめて高い効率が実現される。
【具体例】図8は、実際に設計・製作した小出力電源モ
ジュール(単体電源)の効率を表したものである。1つ
の小出力電源モジュールを5台を組み合わせ、全体で5
倍の出力を実現した電源装置を製作し、図6に示した制
御を行った。図9は電源全体の効率曲線である。この具
体例では、小出力電源モジュールは、定格出力電圧15
0V、定格出力電流14A、定格出力2.1kWの直流
電池であり、これを5台組み合わせて全体では、出力電
圧150V、出力電流70A、出力10.5kWとし
た。小出力電源モジュール1つでは、40%以上の出力
時で効率が90%を超えており、単体としても高効率を
実現しているが、全体では8%以下の極く限られた軽負
荷領域を除いた、非常に広い負荷領域で90%を超えて
いる。こうして、非常に広い負荷領域の任意の点で高い
効率を実現する電源が、本発明により可能となったこと
が分かる。
【発明の効果】頻繁に負荷が変動する負荷装置、時々刻
々変化する値が予想できない負荷装置、軽負荷時と重負
荷時とで負荷の大きさが大幅に異なる負荷装置等に用い
る電源について、広い負荷範囲にわたって電源全体を高
い効率で動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略を示す電源装置の構成図である。
【図2】第1実施例の各制御モードにおける、各小出力
電源モジュールの稼動状況を示す図である。
【図3】各小出力電源モジュールを全て等負荷運転させ
る従来技術における、各小出力電源モジュールの稼動状
況を示す図である。
【図4】負荷が増大するにつれて、順次使用する小出力
電源モジュールの個数を増やすように制御する従来技術
における、各小出力電源モジュールの稼動状況を示す図
である。
【図5】図4の制御における効率特性を示すグラフであ
る。
【図6】第2実施例の各制御モードにおける、小出力電
源モジュールの稼動状況を示す図である。
【図7】図6の制御における効率特性を示すグラフであ
る。
【図8】実際に設計・製作した小出力電源モジュール
(単体電源)の効率を表したものである。
【図9】実際に設計・製作した電源の効率曲線である。
【図10】一般的な電源の効率特性を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
100 電源装置 1 電源 2 電源制御ユニット 3 負荷 4 出力検出器 GM1〜GM5 小出力電源モジュール MODE_1 第1の制御モード MODE_2 第2の制御モード MODE_3 第3の制御モード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000164438 九州電力株式会社 福岡県福岡市中央区渡辺通2丁目1番82号 (71)出願人 000151276 株式会社東京アールアンドデー 東京都港区六本木二丁目4番5号 (72)発明者 村上 純一 宮城県仙台市青葉区中山7丁目2番1号 東北電力株式会社研究開発センター内 (72)発明者 森 秀樹 愛知県名古屋市緑区大高町字北関山20番地 の1 中部電力株式会社内 (72)発明者 橋詰 正三 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)発明者 山崎 清美 福岡県福岡市南区塩原2丁目1番47号 九 州電力株式会社内 (72)発明者 大沼 伸人 神奈川県厚木市愛甲1516 株式会社東京ア ールアンドデー内 (72)発明者 春日 信幸 神奈川県厚木市愛甲1516 株式会社東京ア ールアンドデー内 Fターム(参考) 5G003 BA01 DA02 DA15 DA18 FA06 FA08 5G065 DA01 GA09 HA20 LA03

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 M個(Mは2以上の整数)の小出力電源
    モジュールの並列接続からなる電源と電源制御ユニット
    とを有し、前記電源の出力が小さい低出力モード、およ
    び前記電源の出力が大きい高出力モードにより制御され
    る電源装置において、 前記電源制御ユニットは、 電源出力が0%より大きいある値から100%以下の値
    にわたる範囲で、前記電源を制御する高出力モードにお
    いては、 前記M個の小出力電源モジュールを、所定の下限%以上
    かつ100%未満のある値の出力で駆動し、 電源出力が0%以上でかつ、前記0%より大きいある値
    にわたる範囲で、前記電源を制御する高出力モードにお
    いては、1個ないし(n−1)個(nは2以上の設定
    数)の小出力電源モジュールを駆動する、ように前記電
    源を制御する電源装置。
  2. 【請求項2】 M個(Mは3以上の整数)の小出力電源
    モジュールの並列接続からなる電源と電源制御ユニット
    とを有し、前記電源の出力が小さい第1のモード、前記
    電源の出力が大きい第3のモード、および前記電源の出
    力が第1のモードでの出力より大きく第3のモードでの
    出力よりも小さい第2のモード、を含む複数モードによ
    り制御される電源装置において、 前記電源制御ユニットは、 電源出力が0%より大きいある値から100%未満の値
    にわたる範囲で、前記電源を制御する第2の制御モード
    においては、 n個(nは2以上の設定数である整数)の小出力電源モ
    ジュールを、所定の下限%以上かつ100%未満の出力
    で駆動し、 N個(Nは0,1,・・・,(M−n−1)の何れか)
    の小出力電源モジュールを100%の出力で駆動し、 残り(M−n−N)個の小出力電源モジュールを0%の
    出力で駆動する、ように前記電源を制御する電源装置。
  3. 【請求項3】 前記電源制御ユニットは、前記第2の制
    御モードにおいて、 前記n個の小出力電源モジュールの少なくとも1個が1
    00%の出力となったときは、当該100%の出力とな
    った小出力電源モジュールのうちの1個を100%の出
    力に固定し、残る(n−1)個の小出力電源モジュール
    と、それまで0%の出力で駆動していた(M−n−N)
    個の小出力電源モジュールのうちの1個との、合計n個
    の小出力電源モジュールを、前記下限%以上かつ100
    %未満の出力で駆動する、ように前記電源を制御する請
    求項2に記載の電源装置。
  4. 【請求項4】 前記電源制御ユニットは、前記第2の制
    御モードで、Nが1以上である(少なくとも1つの小出
    力電源モジュールが100%の出力で駆動しており)場
    合において、 前記n個の小出力電源モジュールの少なくとも1個の出
    力が前記下限%より小さくなったときは、当該出力が前
    記下限%より小さくなった小出力電源モジュールのうち
    の1個を0%の出力に固定し、残る(n−1)個の小出
    力電源モジュールと、それまで100%の出力で駆動し
    ていたN個の小出力電源モジュールのうちの1個との、
    合計n個の小出力電源モジュールを、前記下限%以上か
    つ100%未満の出力で駆動する、ように前記電源を制
    御する請求項2または3に記載の電源装置。
  5. 【請求項5】 前記電源制御ユニットは、前記第2の
    制御モードで、Nが0であり(何れの小出力電源モジュ
    ールも100%の出力で駆動しておらず)、かつ(M−
    n−N)が1以上である(少なくとも1つの小出力電源
    モジュールが0%の出力で駆動している)場合におい
    て、 前記n個の小出力電源モジュールの少なくとも1個の出
    力が前記下限%より小さくなったときは、前記電源を第
    1の制御モードにより制御する、請求項2または3に記
    載の電源装置。
  6. 【請求項6】 前記電源制御ユニットは、前記第2の制
    御モードで、Nが(M−n−1)である場合において、 前記n個の小出力電源モジュールの少なくとも1個が前
    記100%の出力となったときは、前記電源を第3の制
    御モードにより制御する、請求項2または3に記載の電
    源装置。
  7. 【請求項7】 前記電源制御ユニットは、 前記第1の制御モードにおいては、1個ないし(n−
    1)個(nは2以上の前記設定数)の小出力電源モジュ
    ールを駆動する、ように前記電源を制御する請求項5に
    記載の電源装置。
  8. 【請求項8】 前記電源制御ユニットは、 前記第3の制御モードにおいては、 1個ないしn個(nは2以上の前記設定数)の小出力電
    源モジュールを、所定の下限%以上かつ100%以下の
    出力で駆動し、 残りのN個(Nは(M−n)ないし(M−1))の小出
    力電源モジュールを100%の出力で駆動する、ように
    前記電源を制御する請求項6に記載の電源装置。
  9. 【請求項9】 2個の小出力電源モジュールの並列接続
    からなる電源と電源制御ユニットとを有し、前記電源の
    出力が小さい低出力モード、および前記電源の出力が大
    きい高出力モードにより制御される電源装置において、 前記電源制御ユニットは、 電源出力が0%以上でかつ、前記0%より大きいある値
    にわたる範囲で、前記電源を制御する高出力モードにお
    いては、1個の小出力電源モジュールを駆動し、 電源出力が0%より大きいある値から100%以下のあ
    る値にわたる範囲で、前記電源を制御する高出力モード
    においては、2個の小出力電源モジュールを、50%以
    上かつ100%以下の出力で駆動駆動する、ように前記
    電源を制御する電源装置。
  10. 【請求項10】 M個(Mは3以上の整数)の小出力電
    源モジュールの並列接続からなる電源と電源制御ユニッ
    トとを有し、前記電源の出力が最も小さい第1のモー
    ド、前記電源の出力が最も大きい第3のモード、および
    前記電源の出力が第1のモードでの出力より大きく第3
    のモードでの出力よりも小さい第2のモードにより制御
    される電源装置において、 前記電源制御ユニットは、 電源出力が0%からそれより大きい所定%にわたる範囲
    で、前記電源を制御する第1の制御モード、 電源出力が前記所定%から、100%未満の他の所定%
    にわたる範囲で、前記電源を制御する第2の制御モー
    ド、 電源出力が100%未満の前記他の所定%から100%
    にわたる範囲で、前記電源を制御する第3の制御モード
    の3つの制御モードを有し、 前記第1の制御モードにおいては、 1個の小出力電源モジュールを駆動し、 前記第2の制御モードにおいては、 2個の小出力電源モジュールを、50%以上かつ100
    %未満の出力で駆動し、 N個(Nは0,1,・・・,(M−3)の何れか)の小
    出力電源モジュールを100%の出力で駆動し、 残りの(M−2−N)個の小出力電源モジュールを0%
    の出力で駆動し、 前記第3の制御モードにおいては、 1個ないし2個の小出力電源モジュールを、50%以上
    かつ100%以下の出力で駆動し、 残りのN個(Nは(M−2)ないし(M−1))の小出
    力電源モジュールを100%の出力で駆動する、ように
    前記電源を制御する電源装置。
  11. 【請求項11】 前記電源制御ユニットは、前記第2の
    制御モードにおいて、 50%以上かつ100%未満の出力で駆動している前記
    2個の小出力電源モジュールの少なくとも1個が100
    %の出力となったときは、当該100%の出力となった
    小出力電源モジュールのうちの1個を100%の出力に
    固定し、残る1個の小出力電源モジュールと、それまで
    0%の出力で駆動していた(M−2−N)個の小出力電
    源モジュールのうちの1個との、合計2個の小出力電源
    モジュールを、前記下限%以上かつ100%未満の出力
    で駆動する、ように前記電源を制御する請求項10に記
    載の電源装置。
  12. 【請求項12】 前記電源制御ユニットは、前記第2の
    制御モードで、Nが1以上である場合において、 前記2個の小出力電源モジュールの少なくとも1個が前
    記下限%の出力となったときは、当該下限%の出力とな
    った小出力電源モジュールのうちの1個を0%の出力に
    固定し、残る1個の小出力電源モジュールと、それまで
    100%の出力で駆動していた小出力電源モジュールの
    うちの1個との、合計2個の小出力電源モジュールを、
    前記下限%以上かつ100%未満の出力で駆動する、よ
    うに前記電源を制御する請求項10または11に記載の
    電源装置。
  13. 【請求項13】 前記電源制御ユニットは、前記第2の
    制御モードで、Nが0である場合において、 前記2個の小出力電源モジュールの少なくとも1個が前
    記下限%の出力となったときは、前記電源を前記第1の
    制御モードにより制御する請求項9または11に記載の
    電源装置。
  14. 【請求項14】 前記電源制御ユニットは、前記第2の
    制御モードで、Nが(M−3)である場合において、 前記2個の小出力電源モジュールの少なくとも1個が1
    00%の出力となったときは、前記電源を前記第3の制
    御モードにより制御する、請求項9または11に記載の
    電源装置。
  15. 【請求項15】 M個(Mは2以上の整数)の小出力電
    源モジュールの並列接続からなる電源が、当該電源の出
    力が小さい低出力モード、および前記電源の出力が大き
    い高出力モードにより制御される電源装置の制御方法に
    おいて、 電源出力が0%より大きいある値から100%以下の値
    にわたる範囲で、前記電源を制御する高出力モードにお
    いては、前記M個の小出力電源モジュールを、所定の下
    限%以上かつ100%未満の出力で駆動し、 電源出力が0%以上でかつ、前記0%より大きいある値
    にわたる範囲で、前記電源を制御する高出力モードにお
    いては、1個ないし(n−1)個(nは2以上の前記設
    定数)の小出力電源モジュールを駆動する、ように前記
    電源を制御する電源装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 M個(Mは3以上の整数)の小出力電
    源モジュールの並列接続からなる電源が、当該電源の出
    力が小さい第1のモード、出力が大きい第3のモード、
    および出力が第1のモードでの出力より大きく第3のモ
    ードでの出力よりも小さい第2のモード、を含む複数の
    モードにより制御される電源装置の制御方法において、 電源出力が0%より大きいある値から100%未満の値
    にわたる範囲で、前記電源を制御する第2の制御モード
    においては、 n個(nは2以上の設定数である整数)の小出力電源モ
    ジュールを、所定の下限%以上かつ100%未満の出力
    で駆動し、 N個(Nは0,1,・・・,(M−n−1)の何れか)
    の小出力電源モジュールを100%の出力で駆動し、 残り(M−n−N)個の小出力電源モジュールを0%の
    出力で駆動する、ように前記電源を制御する電源装置の
    制御方法。
  17. 【請求項17】 前記第2の制御モードにおいて、 前記n個の小出力電源モジュールの少なくとも1個が1
    00%の出力となったときは、当該100%の出力とな
    った小出力電源モジュールのうちの1個を100%の出
    力に固定し、残る(n−1)個の小出力電源モジュール
    と、それまで0%の出力で駆動していた(M−n−N)
    個の小出力電源モジュールのうちの1個との、合計n個
    の小出力電源モジュールを、前記下限%以上かつ100
    %未満の出力で駆動する請求項16に記載の電源装置の
    制御方法。
  18. 【請求項18】 前記第2の制御モードで、Nが1以上
    である場合において、 前記n個の小出力電源モジュールの少なくとも1個が前
    記下限%の出力となったときは、当該下限%の出力とな
    った小出力電源モジュールのうちの1個を0%の出力に
    固定し、残るn−1個の小出力電源モジュールと、それ
    まで100%の出力で駆動していたN個の小出力電源モ
    ジュールのうちの1個との、合計n個の小出力電源モジ
    ュールを、前記下限%以上かつ100%未満の出力で駆
    動する請求項16または17に記載の電源装置の制御方
    法。
  19. 【請求項19】 前記第2の制御モードで、Nが0(何
    れの小出力電源モジュールも100%の出力で駆動して
    いない)である場合において、 前記n個の小出力電源モジュールの少なくとも1個が前
    記下限%の出力となったときは、前記電源を第1の制御
    モードにより制御する請求項16または17記載の電源
    装置の制御方法。
  20. 【請求項20】 前記第2の制御モードで、Nが(M−
    n−1)である場合において、 前記n個の小出力電源モジュールの少なくとも1個が前
    記100%の出力となったときは、前記電源を第3の制
    御モードにより制御する、請求項16または17に記載
    の電源装置の制御方法。
  21. 【請求項21】 前記第1の制御モードにおいては、1
    個ないし(n−1)個(nは2以上の前記設定数)の小
    出力電源モジュールを駆動する請求項17に記載の電源
    装置の制御方法。
  22. 【請求項22】 前記第3の制御モードにおいては、1
    個ないしn個(nは2以上の前記設定数)の小出力電源
    モジュールを、所定の下限%以上かつ100%以下の出
    力で駆動し、残りのN個(Nは(M−n)ないし(M−
    1))の小出力電源モジュールを100%の出力で駆動
    する請求項20に記載の電源装置の制御方法。
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