JP2000324010A - アンテナ同調トランス - Google Patents

アンテナ同調トランス

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JP2000324010A
JP2000324010A JP11130155A JP13015599A JP2000324010A JP 2000324010 A JP2000324010 A JP 2000324010A JP 11130155 A JP11130155 A JP 11130155A JP 13015599 A JP13015599 A JP 13015599A JP 2000324010 A JP2000324010 A JP 2000324010A
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JP
Japan
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winding
tap
frequency
antenna tuning
windings
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Withdrawn
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JP11130155A
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Inventor
Takahiro Abe
貴弘 阿部
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SAGAMI EREKU KK
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SAGAMI EREKU KK
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  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 少ない部品点数と簡単な回路構成で広い受信
帯域のイメージ周波数を一様に取り除くことのできるア
ンテナ同調トランスを提供する。 【解決手段】 1次側巻線Nは、入力タップaと出力タ
ップbを介して巻線N1、N2、N3を直列接続する。
巻線N1、N2、N3は、それぞれの巻き始めを同極性
にしてN1、N2、N3の磁束が加わり合う接続の相互
誘導回路を形成する。入力タップaは、アンテナ(図示
しない)の最大利用電力レベル箇所から連結して端子1
に接続し、出力タップbも、最大利用電力レベル箇所に
引き出し、直流遮断用の付加容量素子C′を介して2次
側巻線N′の巻き始め、または巻き終り、あるいは2次
側巻線N′に引き出したタップ(図示しない)に接続す
る。2次側巻線N′の両端は、IC増幅器(図示しな
い)に連結する端子2、3に接続し、2次側巻線N′と
アース間に交流バイパスコンデンサC″を挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナと高周波
増幅器のインピーダンス整合をとり、受信能率を高くす
ると共に、受信波を選択する同調回路とイメージ妨害波
を抑圧するトラップ回路を兼ね備えるスーパヘテロダイ
ン受信機の高周波単同調トランスに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】周波数変換により生じ
るイメージ周波数はスーパヘテロダイン方式特有の妨害
波である。このイメージ周波数fimは受信波f1 か
ら中間周波数fi の2倍離れた周波数であり、上側ヘ
テロダイン方式ではfim=f1 +2fi 、下側ヘ
テロダイン方式ではfim=f1 −2fi となる。
例えば、288kHzのLW帯波を受信するとき、中間
周波数を 450kHzとすると、上側ヘテロダイン方
式の場合、 288kHz+450kHz×2=1188kHz の周波数がイメージ周波数となる。このため、通常52
2kHz〜1710kHzのMW帯波にイメージ周波数
が入ってしまい混信する恐れがある。
【0003】このイメージ周波数を抑圧するには、高周
波同調コイルの段数を増やしたり、イメージ周波数に対
するトラップ回路を別に設けるなどの対策が必要とな
る。ところが、高周波同調コイルの段数を増やすと、回
路を構成する可変容量素子であるバリコンや可変容量ダ
イオードの数が増えて価格が上昇し、回路の調整も複雑
になる。また、価格の上昇を抑えるため、固定容量素子
を使用したイメージ周波数に対するトラップ回路を別に
設ける場合、特定のイメージ周波数は取り除くことがで
きても、受信周波数に応じて変化する広い受信帯域のイ
メージ周波数を固定的なトラップ回路で取り除くのは不
可能である。
【0004】そこで本発明は、できるだけ少ない部品点
数と簡単な回路構成で広い受信帯域のイメージ周波数を
一様に抑圧することができるアンテナ同調トランスを提
供することを目的になされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は以下のように構成した。
【0006】すなわち、請求項1の発明は、複数の巻線
を入力タップと出力タップを介して直列接続した1次側
巻線と並列に可変容量素子を接続すると共に、前記入力
タップをアンテナに接続し、前記出力タップを付加容量
素子を介して2次側巻線に接続することを特徴とするス
ーパヘテロダイン受信機のアンテナ同調トランスであ
る。請求項2の発明は、前記複数の巻線を、その巻数と
結合係数をアレンジしながら2以上の巻溝を有する複数
枚つばのドラム型フェライトコアに巻回することを特徴
とする請求項1記載のアンテナ同調トランスである。請
求項3の発明は、前記1次側巻線の両端と前記入力タッ
プ間の巻線の結合係数を0.4乃至0.8に設定するこ
とを特徴とする請求項1記載のアンテナ同調トランスで
ある。請求項4の発明は、前記1次側巻線の両端と前記
出力タップ間の巻線の結合係数を0.6乃至0.95に
設定することを特徴とする請求項1記載のアンテナ同調
トランスである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0008】図1に、本発明を実施したアンテナ同調回
路の回路図を示す。アンテナ同調回路は、アンテナ同調
トランスT1の1次側巻線Nと並列に可変容量素子Cを
接続する。これにより、1次側巻線Nと可変容量素子C
によるLC並列共振回路を形成する。
【0009】1次側巻線Nは、入力タップaと出力タッ
プbを介して巻線N1、N2、 N3を直列接続する。
巻線N1、N2、N3は、それぞれの巻き始めを同極性
にしてN1、N2、N3の磁束が加わり合う接続の相互
誘導回路を形成する。なお、それぞれの巻線の極性を明
らかにするために、巻線のスタート位置を図のドットで
示す。
【0010】入力タップaは、アンテナ(図示しない)
の最大利用電力レベル箇所から連結して端子1に接続す
る。出力タップbも、最大利用電力レベル箇所に引き出
し、直流遮断用の付加容量素子C′を介して2次側巻線
N′の巻き始め、または巻き終り、あるいは2次側巻線
N′に引き出したタップ(図示しない)に接続する。2
次側巻線N′の両端は、IC増幅器(図示しない)に連
結する端子2、3に接続し、2次側巻線N′とアース間
に交流バイパスコンデンサC″を挿入する。これによ
り、巻線N1、N2、N3と可変容量素子Cおよび2次
側巻線N′による入力回路におけるイメージ周波数に対
するトラップ回路を形成する。
【0011】巻線N1、N2、N3および2次側巻線
N′は、図2に示すように、3枚つばドラムコアDの第
一溝D1と第二溝D2に巻回する。このとき巻線N1、
N2、N3の巻数と干渉度をアレンジし、2次側巻線
N′の干渉度も含めて1次側巻線Nの両端と入力タップ
a間の巻線N1と N2+N3の結合係数を0.4〜
0.8に設定し、1次側巻線Nの両端と出力タップb間
の巻線N1+N2とN3の結合係数を0.6〜0.95
に設定する。
【0012】本発明を実施したアンテナ同調回路は以上
のような構成で、端子1に加えられた入力信号をLC並
列共振回路に導き、可変容量素子Cを変化させて特定の
受信周波数に同調させる。同時に、入力信号に混入した
イメージ妨害波を巻線N1、N2、N3と可変容量素子
Cおよび2次側巻線N′によるトラップ回路により減衰
する。
【0013】可変容量素子Cの容量を変化させると、図
3に示すように、受信周波数に応じて周波数特性全体が
略平行移動し、トラップ回路の共振周波数もバンド帯域
内において平行移動してイメージ周波数を抑圧する。
【0014】以下に、トラップ回路の共振周波数が受信
周波数に応じて移動する理由を具体的に説明する。図1
の回路を考えやすくするために、以下のように回路を簡
略化する。まず、図4に示すように、入出力を共通にし
て入力タップaと出力タップbの間の巻線を省略し、1
次側巻線Nをタップa、bを介して2つの巻線N1、
N2を直列接続した形にする。次に、交流バイパスコン
デンサC′、C″は、キャパシタンスが十分大きく、バ
ンド帯域内でのインピーダンスは無視できるとして省略
する。また、2次側巻線N′は、インダクタンスが無限
大と仮定して省略する。
【0015】ここで1次側巻線Nに電流を流すと、巻線
N1、N2に流れる電流は同じ方向に流れて磁束が加わ
り合い、それに従って巻線N1、N2の自己インダクタ
ンスL1、L2はL1′、L2′に変わり、巻線N1、
N2の相互インダクタンをM(M>0)とすると、 L1′=L1+M L2′=L2+M となる。ここで、 L1 =L1′−M L2 =L2′−M であるから、1次側巻線Nは、等価的にL1′、L2′
と直列に−Mを接続する回路を形成する。
【0016】以上により、図4の回路を等価回路に置き
換えて可変容量素子CのキャパシタンスをC1とする
と、図5に示すように、−Mと直列にL1′とL2′+
C1の並列回路を接続し、入力信号とアース回路の間に
ーM、L1′、L2′、C1によるトラップ回路を形成
する。
【0017】この等価回路のインピーダンスZを計算す
ると、
【数1】 となる。この等価回路のインピーダンスZを最大(分母
=0)にする周波数が受信周波数f0 となり、最小
(分子=0)にする周波数がトラップの共振周波数f
0′となる。従って、受信周波数f0 は、
【数2】 となり、トラップの共振周波数f0 ′は
【数3】 となる。
【0018】以上により、本発明のアンテナ同調回路
は、周波数に応じてインピーダンスが変化し、可変容量
素子Cと1次側巻線Nのリアクタンスが等しくなる受信
周波数f0 において同調し、可変容量素子Cと結合係
数Kあるいは巻数をアレンジした巻線N2のリアクタン
スが等しくなるトラップの共振周波数f0 ′において
減衰を与える。従って、可変容量素Cを変化させると、
図3に示すように、受信周波数f0に応じて周波数特性
全体が略平行移動し、このときトラップの共振周波数f
0′も可変容量素Cの変化に応じて平行移動する。これ
により、受信周波数f0 に応じて変化するイメージ周
波数を抑圧することができる。
【0019】また、トラップの共振周波数f0 ′は、
結合係数Kを大きくすると計算式の分母が小さくなるの
で高域に移動し、結合係数Kを小さくすると分母が大き
くなるので低域に移動することが分かる。例えば、 L1 = 56 μH L2 = 56 μH M = 44.8μH とし、 K = 0.8 に設定すると、計算式より、 C1 = 470pF のとき、 f0 = 517kHz f0 ′= 1635kHz C1 = 47pF のとき、 f0 = 1635kHz f0 ′= 5170kHz となる。これに対し、 L1 = 72 μH L2 = 72 μH M = 28.8μH とし、 K = 0.4 に設定すると、計算式より、 C1 = 470pF のとき、 f0 = 517kHz f0 ′= 944kHz C1 = 47pF のとき、 f0 = 1635kHz f0 ′= 2985kHz となる。あるいは、結合係数Kを固定して巻線N2の巻
数を増やすと計算式の分母が大きくなるので低域に移動
し、巻線N2の巻数を減らすと分母が小さくなるので高
域に移動することがわかる。このように、結合係数Kあ
るいは巻線N2の巻数に幅を持たせることにより、トラ
ップの共振周波数f0 ′をイメージ周波数帯域に合わ
せることができる。
【0020】本発明を実施したアンテナ同調回路の特性
を、図6に示す従来回路と比較すると、図7に示すよう
に、イメージ周波数付近で減衰し、MW帯域で実測した
結果バンド帯域内において5dB〜35dBの改善が見
られた。また、受信感度においても、従来回路と同等レ
ベルであり、他の電気特性を劣悪することなく、イメー
ジ周波数を抑圧している。さらに、このアンテナ同調回
路を1ブロックに納め、従来回路と同等の連数も実現し
た。
【0021】図8と図9に、本発明のアンテナ同調回路
の変形例を示す。図8のアンテナ同調回路は、端子1と
入力タップaの間に巻線N1を接続し、これと並列に巻
線N2、N3を出力タップbを介して直列接続した1次
側巻線Nを接続したものである。図9のアンテナ同調回
路は、可変容量素子Cと並列にトラッキング補正用の容
量素子C0を接続したものである。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアンテナ
同調トランスは、複数の巻線を入力タップと出力タップ
を介して直列接続した1次側巻線と並列に可変容量素子
を接続すると共に、前記入力タップをアンテナに接続
し、前記出力タップを付加容量素子を介して2次側巻線
に接続する。従って、本発明によれば、複数の巻線の相
互誘導による相互インダクタンスMとLCによるトラッ
プ回路を形成するので、可変容量素子Cを変化させると
受信周波数に連動してトラップ回路の共振周波数も変化
し、受信周波数に応じて変化するイメージ周波数を抑圧
することができる。また、複数の巻線を直列接続して相
互インダクタンスMを引き出すので、トラップのための
新たな部品を必要とせず、経済的と信頼性が向上する。
【0023】また、本発明のアンテナ同調トランスは、
複数の巻線を、その巻数と結合係数をアレンジしながら
2以上の巻溝を有する複数枚つばのドラム型フェライト
コアに巻回する。従って、本発明によれば、巻線の巻数
と結合係数によってトラップの共振周波数が変化するの
で、巻数と結合係数をアレンジしてトラップの共振周波
数を適切にイメージ周波数付近に合わせることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したアンテナ同調回路の回路図で
ある。
【図2】本発明を実施したアンテナ同調コイルの巻線図
である。
【図3】本発明を実施したアンテナ同調回路の周波数特
性図である。
【図4】図1の簡略回路図である。
【図5】図4の等価回路図である。
【図6】従来のアンテナ同調回路の回路図である。
【図7】本発明を実施したアンテナ同調回路と従来回路
の特性を比較した図である。
【図8】本発明を実施したアンテナ同調回路の変形例で
ある。
【図9】本発明を実施したアンテナ同調回路のその他の
変形例である。
【符号の説明】
1〜3 端子 C 可変容量素子 C′ 付加容量素子 C″ 交流バイパスコンデンサ D ドラムコア D1 第一溝 D2 第二溝 M 相互インダクタンス N 1次側巻線 N1 第一巻線 N2 第二巻線 N3 第三巻線 N′ 2次側巻線 a、b タップ T1 アンテナ同調トランス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月25日(2000.4.2
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】以下に、トラップ回路の共振周波数が受信
周波数に応じて移動する理由を具体的に説明する。図1
の回路を考えやすくするために、以下のように回路を簡
略化する。まず、図4に示すように、巻線N3を省略し
てタップa,bを入出力共通にして巻線N″をタップ
a,bを介して2つの巻線N1,N2を直列接続した形
にする。次に、交流バイパスコンデンサC′、C″は、
キャパシタンスが十分大きく、バンド帯域内でのインピ
ーダンスは無視できるとして省略する。また、2次側巻
線N′は、インダクタンスが無限大と仮定して省略す
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】ここで巻線N″に電流を流すと、巻線N
1、N2に流れる電流は同じ方向に流れて磁束が加わり
合い、それに従って巻線N1、N2の自己インダクタン
スL1、L2はL1′、L2′に変わり、巻線N1、N
2の相互インダクタンをM(M>0)とすると、 L1′=L1+M L2′=L2+M となる。ここで、 L1 =L1′−M L2 =L2′−M であるから、巻線N″は、等価的にL1′、L2′と直
列に−Mを接続する回路を形成する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】以上により、本発明のアンテナ同調回路
は、周波数に応じてインピーダンスが変化し、可変容量
素子Cと巻線N″のリアクタンスが等しくなる受信周波
数f0において同調し、可変容量素子Cと結合係数Kあ
るいは巻数をアレンジした巻線N2のリアクタンスが等
しくなるトラップの共振周波数f0 ′において減衰を
与える。従って、可変容量素Cを変化させると、図3に
示すように、受信周波数f0に応じて周波数特性全体が
略平行移動し、このときトラップの共振周波数f0′も
可変容量素Cの変化に応じて平行移動する。これによ
り、受信周波数f0 に応じて変化するイメージ周波数
を抑圧することができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】また、トラップの共振周波数f0 ′は、
結合係数Kを大きくすると計算式の分母が小さくなるの
で高域に移動し、結合係数Kを小さくすると分母が大き
くなるので低域に移動することが分かる。あるいは、結
合係数Kを固定して巻線N2の巻数を増やすと計算式の
分母が大きくなるので低域に移動し、巻線N2の巻数を
減らすと分母が小さくなるので高域に移動することがわ
かる。このように、結合係数Kあるいは巻線N2の巻数
に幅を持たせることにより、トラップの共振周波数f0
′をイメージ周波数帯域に合わせることができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】図8と図9に、本発明のアンテナ同調回路
の変形例を示す。図8のアンテナ同調回路は、端子1と
GND間に巻線N1を接続し、これと並列に巻線N4、
N3を出力タップbを介して直列接続した1次側巻線
Nを接続したものである。図9のアンテナ同調回路は、
可変容量素子Cと並列にトラッキング補正用の容量素子
C0を接続したものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアンテナ
同調トランスは、複数の巻線を入力タップと出力タップ
を介して直列接続した1次側巻線と並列に可変容量素子
を接続すると共に、前記入力タップをアンテナに接続
し、前記出力タップを付加容量素子を介して2次側巻線
に接続する。従って、本発明によれば、複数の巻線の相
互誘導による相互インダクタンスMとLCによるトラッ
プ回路を形成するので、可変容量素子Cを変化させると
受信周波数に連動してトラップ回路の共振周波数も変化
し、受信周波数に応じて変化するイメージ周波数を抑圧
することができる。また、複数の巻線を直列接続して相
互インダクタンスMを引き出すので、トラップのための
新たな部品を必要とせず、経済性と信頼性が向上する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1〜3 端子 C,C1 可変容量素子 C′ 付加容量素子 C″ 交流バイパスコンデンサ CA キャップコア CO トラッキング補正用容量素子 D ドラムコア D1 第一溝 D2 第二溝 −M 相互インダクタンス N 1次側巻線 N1 第一巻線 N2 第二巻線 N3 第三巻線 N′ 2次側巻線 N″ 巻線 a,b タップ T1 アンテナ同調トランス
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の巻線を入力タップと出力タップを
    介して直列接続した1次側巻線と並列に可変容量素子を
    接続すると共に、前記入力タップをアンテナに接続し、
    前記出力タップを付加容量素子を介して2次側巻線に接
    続することを特徴とするスーパヘテロダイン受信機のア
    ンテナ同調トランス。
  2. 【請求項2】 前記複数の巻線を、その巻数と結合係数
    をアレンジしながら2以上の巻溝を有する複数枚つばの
    ドラム型フェライトコアに巻回することを特徴とする請
    求項1記載のアンテナ同調トランス。
  3. 【請求項3】 前記1次側巻線の両端と前記入力タップ
    間の巻線の結合係数を0.4乃至0.8に設定すること
    を特徴とする請求項1記載のアンテナ同調トランス。
  4. 【請求項4】 前記1次側巻線の両端と前記出力タップ
    間の巻線の結合係数を0.6乃至0.95に設定するこ
    とを特徴とする請求項1記載のアンテナ同調トランス。
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