JP2000312877A - 純水製造装置 - Google Patents

純水製造装置

Info

Publication number
JP2000312877A
JP2000312877A JP11123756A JP12375699A JP2000312877A JP 2000312877 A JP2000312877 A JP 2000312877A JP 11123756 A JP11123756 A JP 11123756A JP 12375699 A JP12375699 A JP 12375699A JP 2000312877 A JP2000312877 A JP 2000312877A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distilled water
condenser
water
purity
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11123756A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Hondo
和志 本藤
Takuya Shiraishi
▲琢▼也 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miura Co Ltd
Original Assignee
Miura Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Miura Co Ltd filed Critical Miura Co Ltd
Priority to JP11123756A priority Critical patent/JP2000312877A/ja
Publication of JP2000312877A publication Critical patent/JP2000312877A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸留水に非凝縮性気体が溶け込むのを防止
して高純度の純水を得ることができる純水製造装置を提
供することである。 【解決手段】 凝縮器1の下流側に蒸留水の貯溜部9を
設けるとともに、この貯溜部9に加熱手段12を設けた
構成であり、前記加熱手段12を、前記貯溜部9の底部
に設けた構成である。さらに、前記凝縮器1と前記貯溜
部9との間に気体排出部15を設けた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、純水製造装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】純水の1つとしての蒸留水は、各種製造
分野や医療分野において、部品や容器などの洗浄水とし
て、また医薬品などの希釈液として用いられている。こ
の蒸留水の製造装置は、原料となる水(以下、「原料
水」という)を加熱し、蒸発させる蒸発器と、蒸発器で
発生させた蒸気を凝縮させる凝縮器とで構成される。そ
して、高純度の蒸留水を得るために、原料水に濾過処理
や脱イオン処理などの処理を施した後、蒸発器へ供給す
るようにしている。
【0003】ところで、前記蒸発器では、原料水の加熱
によって蒸気が発生するほか、原料水に溶け込んでいる
気体(たとえば、二酸化炭素や酸素など)が分離する。
そのため、凝縮器には、蒸気と原料水から分離した気体
とが流入する。蒸気は凝縮器において凝縮して蒸留水と
なるが、原料水から分離した気体は凝縮しない(以下、
この気体を「非凝縮性気体」という)。この非凝縮性気
体は、蒸留水と接触すると、蒸留水に溶け込んでしま
う。この非凝縮性気体のうち、とくに二酸化炭素は蒸留
水に溶け易く、蒸留水の純度の度合いの1つである電気
伝導度を増加させてしまうため、蒸留水の純度を低下さ
せる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記問題
点に鑑み、蒸留水に非凝縮性気体が溶け込むのを防止し
て高純度の純水を得ることができる純水製造装置を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するためになされたものであって、請求項1に記載
の発明は、凝縮器の下流側に蒸留水の貯溜部を設けると
ともに、この貯溜部に加熱手段を設けたことを特徴とし
ている。
【0006】請求項2に記載の発明は、前記加熱手段
が、前記貯溜部の底部に設けられていることを特徴とし
ている。
【0007】請求項3に記載の発明は、前記凝縮器と前
記貯溜部との間に気体排出部を設けたことを特徴として
いる。
【0008】請求項4に記載の発明は、前記貯溜部に形
成した蒸留水の取出部の下流側に、純水の純度判定手段
を設けたことを特徴としている。
【0009】さらに、請求項5に記載の発明は、前記純
度判定手段による純度の判定結果に応じて、純水の採取
と廃棄を切り替える流路切替手段を設けたことを特徴と
している。
【発明の実施の形態】この発明は、蒸気を凝縮させて純
水としての蒸留水を得る純水製造装置において実現され
る。この純水製造装置は、少なくとも凝縮器を備える。
この凝縮器へ蒸気を供給する蒸発器は、純水製造装置に
組み込んだ構成とすることも、純水製造装置と別の構成
とすることもできる。
【0010】凝縮器は、蒸気を冷却して凝縮させること
により蒸留水を得る。この凝縮器の下流側,すなわち蒸
留水の出口側に蒸留水の貯溜部を設ける。この貯溜部に
は、蒸留水の取出部を設ける。さらに、この貯溜部に
は、蒸留水の加熱手段を設ける。この加熱手段は、好ま
しくは、貯溜部の底部に設け、この貯溜部の底部から蒸
留水を加熱するように構成する。この加熱手段は、さら
に好ましくは、蒸留水の取出部も加熱するように構成す
る。この加熱手段は、たとえば蒸気によって加熱を行
う,所謂蒸気ジャケットとすることもできるし、また電
気ヒータとすることもできる。
【0011】以上の構成の純水製造装置において、凝縮
器は、蒸発器からの蒸気を凝縮させ、凝縮によって生じ
た蒸留水は、貯溜部に貯溜される。また、この凝縮器に
は、非凝縮性気体も流入し、蒸留水とともに貯溜部へ向
けて流れる。この貯溜部では、加熱手段によって蒸留水
が加熱されることにより、所謂加熱脱気が行われるた
め、蒸留水に残留する非凝縮性気体が分離する。そし
て、この分離した非凝縮性気体は、貯溜部における蒸留
水の水面よりも上方に溜まる。また、この貯溜部におけ
る蒸留水の水面よりも上方には、前記蒸発器から蒸気と
ともに流入した非凝縮性気体も溜まっている。これらの
非凝縮性気体は、貯溜部における蒸留水の水面と接して
いるが、この蒸留水は加熱手段によって加熱されている
ため、再び溶け込むのが防止される。したがって、この
貯溜部から取り出される蒸留水は、純度の高いものとな
る。
【0012】さらに、この発明においては、凝縮器と貯
溜部との間に気体排出部を設ける。そして、この気体排
出部は、加熱手段によって蒸留水から分離した非凝縮性
気体や、前記蒸発器から蒸気とともに流入した非凝縮性
気体を、凝縮器から貯溜部へ至る系路中から系外へ排出
するためのもので、貯溜部内の蒸留水の水面よりも上方
に開口するように設ける。この気体排出部によって、貯
溜部内の蒸留水に、その水面から非凝縮性気体が溶け込
むのを防止できるため、蒸留水の純度が低下するのを防
止することができる。この気体排出部は、凝縮器から貯
溜部へ至る系路中の圧力を利用して系外へ非凝縮性気体
を排出するように構成することもできるが、エゼクタや
水封式真空ポンプなどの負圧吸引手段を接続して、強制
的に非凝縮性気体を排出するように構成することもでき
る。
【0013】さらに、この発明においては、貯溜部に形
成した蒸留水の取出部の下流側に、蒸留水の純度判定手
段を設ける。この純度判定手段は、電気伝導度検出手
段,溶存酸素濃度検出手段,pH検出手段などの純度検
出手段を取出部の下流側に設け、この純度検出手段によ
る蒸留水の純度の検出値に基づいて、蒸留水の純度が所
定の基準を満たしているかどうかを判定する制御器とで
構成する。この純度判定手段により、所望の純度の蒸留
水が得られているかどうかを判定することができ、蒸留
水の品質の管理を容易に行うことができる。
【0014】さらに、純度判定手段による蒸留水の純度
の判定結果に応じて、蒸留水の採取と廃棄を切り替える
流路切替手段を設ける。ここで、蒸留水の採取とは、た
とえば蒸留水タンクに収容することであり、また蒸留水
の廃棄とは、たとえば排水タンクや排水ラインを介して
排水することである。この構成によると、所定の純度以
上の蒸留水のみを選択的に採取することができるため、
高純度の蒸留水のみを得ることができる。
【0015】
【実施例】以下、この発明に係る純水製造装置の一実施
例について、図面を参照しながら説明する。ここで、図
1は、この発明の一実施例の概略的な説明図である。
【0016】図1において、この純水製造装置は、蒸発
器(図示省略)を別構成としてある。この蒸発器は、た
とえばリボイラであって、蒸気の供給を受けてこれを熱
源とし、原料水を加熱する。ここで、この蒸発器への原
料水は、前記したように、濾過処理や脱イオン処理のよ
うな各種水処理を施して純度を高めた水であり、この原
料水を加熱して得た蒸気は、所謂清浄蒸気である。
【0017】この発明における前記純水製造装置は、凝
縮器1を備える。この凝縮器1は、図示する実施例で
は、上下方向に延びる筒状の凝縮器本体2内に多数の伝
熱管3を設けた,所謂シェルアンドチューブ式の熱交換
器である。前記凝縮器本体2の上端には、前記各伝熱管
3の上端の開口を覆うようにヘッダ4を設けてある。こ
のヘッダ4には、前記清浄蒸気が給蒸ライン5から供給
される。また、前記凝縮器1は、前記凝縮器本体2と前
記各伝熱管3との間の空間に第一冷却水ライン6から冷
却水を導入し、使用後の冷却水を第一排水ライン7から
排出する。
【0018】前記凝縮器1の下端には、貯溜筒8を設け
てある。この貯溜筒8は、前記各伝熱管3内から落下す
る蒸留水を貯溜する貯溜部9を形成する。また、前記貯
溜筒8の底部には、蒸留水の取出部10を設けてある。
この取出部10は、ほぼ鉛直方向に沿う透孔としてあ
り、その下端には、蒸留水の取出ライン11を接続して
ある。
【0019】前記貯溜筒8の下端には、加熱手段12を
設けてある。この加熱手段12は、蒸気を熱源とする,
所謂蒸気ジャケットである。前記加熱手段12は、さら
に前記取出部10を取り囲むように設けてある。したが
って、前記加熱手段12は、前記貯溜筒8を底部から加
熱するとともに、前記取出部10をその周囲から加熱す
る。前記加熱手段12には、熱源としての蒸気を供給す
る蒸気ライン13と、加熱後の蒸気およびドレンを排出
するドレンライン14とを接続してある。
【0020】前記貯溜筒8の上部には、気体排出部とし
ての排気ライン15を設けてある。この排気ライン15
は、前記貯溜部9における蒸留水の最高水位よりも上方
に接続してある。
【0021】前記取出部10には、前記貯溜部9内の蒸
留水の水位に応じて、蒸留水の取り出しを制御する取出
制御手段16を設けてある。この取出制御手段16は、
前記貯溜筒8内に上下方向に移動可能に配置したフロー
ト部材17と、このフロート部材17に連結した弁体1
8とで構成してある。前記フロート部材17は、蒸留水
の水位に応じて上下方向に移動し、前記弁体18は、前
記フロート部材17の移動に応じて前記取出部10を開
閉する。
【0022】前記取出ライン11は、その下流側を2つ
に分岐させてあり、それぞれの下流端を蒸留水タンク1
9および排水タンク20のそれぞれに接続してある。前
記取出ライン11における分岐部分には、流路切替手段
として、三方切替式の制御弁21を設けてある。
【0023】また、前記取出ライン11における前記取
出部10と前記制御弁21との間には、上流側から順
に、冷却器22および電気伝導度検出手段23を設けて
ある。前記冷却器22は、第二冷却水ライン24から冷
却水の供給を受け、第二排水ライン25から使用後の冷
却水を排出する。前記制御弁21および前記電気伝導度
検出手段23は、それぞれ回線(符号省略)を介して制
御器26に接続してある。ここで、前記排水タンク20
には、前記第一排水ライン7,前記ドレンライン14,
前記排気ライン15および前記第二排水ライン25も接
続してある。
【0024】前記構成の純水製造装置における純水,す
なわち蒸留水の製造について説明する。ここにおいて、
初期状態では、前記貯溜部9内に蒸留水がない状態とす
る。まず、前記給蒸ライン5から前記凝縮器1へ清浄蒸
気を供給するとともに、前記蒸気ライン13から前記加
熱手段12へ蒸気を供給する。前記蒸気ライン13から
の蒸気は、前記蒸発器(図示省略)へ熱源として供給す
る蒸気を使用する。また、前記第一冷却水ライン6およ
び前記第二冷却水ライン24から前記凝縮器1および前
記冷却器22のそれぞれへ冷却水を供給する。
【0025】前記給蒸ライン5から前記凝縮器1へ供給
された清浄蒸気は、前記ヘッダ4内へ流入した後、前記
各伝熱管3へ流入する。また、前記第一冷却水ライン6
から前記凝縮器1へ供給された冷却水は、前記凝縮器本
体2内における前記各伝熱管3の外側の空間へ流入し、
前記各伝熱管3内の清浄蒸気を凝縮させた後、前記第一
排水ライン7から前記排水タンク20へ排出される。
【0026】前記伝熱管3内で清浄蒸気の凝縮によって
生じた蒸留水は、前記各伝熱管3の内壁を伝わって前記
貯溜筒8へ落下し、前記貯溜部9に溜まっていく。前記
貯溜部9に溜まった蒸留水は、前記加熱手段12によっ
て前記貯溜筒8の底側から加熱されることで加熱脱気が
行われる。そのため、前記貯溜部9内の蒸留水からは、
非凝縮性気体が分離し、前記貯溜筒8内に溜まってい
く。また、前記蒸発器から、清浄蒸気とともに前記凝縮
器1内へ流入した非凝縮性気体は、凝縮することなく前
記貯溜筒8内へ流入する。この非凝縮性気体は、蒸留水
から分離した非凝縮性気体とともに、前記貯溜部9内に
おける蒸留水の水面よりも上方に溜まっていくが、前記
貯溜筒8と前記排水タンク20との間の圧力差により、
前記貯溜筒8から前記排気ライン15を介して前記排水
タンク20へ排出される。
【0027】そして、前記清浄蒸気を継続して凝縮させ
ることにより、前記貯溜部9内の蒸留水の水位が上昇し
ていく。前記取出制御手段16は、前記貯溜部9内の蒸
留水が所定水位に達するまでは蒸留水の取り出しを停止
しているが、所定水位以上となると、前記取出部10か
らの蒸留水の取り出しを可能とする。蒸留水の取り出し
が可能となると、前記貯溜部9の蒸留水は、前記取出部
10内へ流れ込み、前記取出ライン11を前記制御弁2
1へ向けて流れる。
【0028】前記取出部10は、前記加熱手段12によ
ってその周囲から加熱されるため、前記貯溜筒8と同様
に、前記取出部10内を流れる蒸留水は加熱脱気され、
分離された非凝縮性気体は、前記取出部10から前記貯
溜筒8内の蒸留水の水面上の空間に流入する。そして、
この非凝縮性気体は、前記したように、前記排気ライン
15によって前記貯溜筒8から前記排水タンク20へ排
出される。
【0029】また、前記貯溜部9内の蒸留水は、所定水
位に達するまでは前記取出制御手段16によって前記取
出部10からの取り出しが停止されており、所定水位以
上となると、前記取出部10の取り出しが可能となる。
そのため、蒸留水は、前記貯溜部9の蒸留水の水面以下
のところから前記取出部10を介して取り出されるた
め、蒸留水に非凝縮性気体が気泡となった状態で取り出
されることがなくなる。したがって、前記取出ライン1
1内を蒸留水が流通する過程において、非凝縮性気体が
蒸留水に溶け込むのを防止でき、蒸留水の純度の低下を
防止することができる。すなわち、非凝縮性気体が気泡
となると、表面積が拡大して蒸留水に溶け込み易くなる
が、前記取出制御手段16は、蒸留水への気泡の混入を
防止することにより、蒸留水の純度の低下を防止するこ
とができる。
【0030】以上のように、前記加熱手段12によっ
て、前記貯溜部9内および前記取出部10内の蒸留水を
加熱することにより、前記貯溜部9内の蒸留水を加熱脱
気してから取り出すことができるため、非凝縮性気体の
溶け込んでいない、純度の高い蒸留水を得ることができ
る。また、前記貯溜筒8内における蒸留水の水面よりも
上方に溜まる非凝縮性気体は、前記貯溜筒8から前記排
気ライン15を介して順次取り出されるため、前記貯溜
部9の蒸留水にその水面から非凝縮性気体が溶け込むの
を抑制することができ、前記加熱手段12による加熱脱
気の効果と合わせて、純度の高い蒸留水を得ることがで
きる。
【0031】以上のようにして、前記取出ライン11へ
取り出された純度の高い蒸留水は、前記冷却器22によ
って所定の温度に冷却された後、前記制御弁21へ向け
て流れる。この流通過程において、蒸留水の純度の判定
のために、前記電気伝導度検出手段23によって蒸留水
の電気伝導度を検出し、この電気伝導度が所定の値以下
であれば、前記制御器26は蒸留水の純度が所定の基準
を満たしていると判断し、前記制御弁21を制御して前
記蒸留水タンク19へ向けて蒸留水を流通させる。一
方、この電気伝導度が所定の値以上であれば、前記制御
器26は蒸留水の純度が所定の基準を満たしていないと
判断し、前記制御弁21を制御して前記排水タンク20
へ向けて蒸留水を流通させ、前記排水タンク20から系
外へ排出する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る純
水製造装置によれば、貯溜部に一旦蒸留水を貯溜し、加
熱手段によってこの蒸留水を加熱して非凝縮性気体を分
離してから取り出すようにしたので、非凝縮性気体の溶
け込みによる蒸留水の純度の低下を防止できるため、高
純度の純水を得ることができる。
【0033】そして、この発明に係る純水製造装置によ
れば、凝縮器と貯溜部との間から、非凝縮性気体を排出
するようにしたので、貯溜部内の蒸留水の水面からの非
凝縮性気体が溶け込むのを抑制することができるため、
前記加熱手段による加熱脱気の効果に相乗的に作用し
て、高純度の純水を得ることができる。
【0034】加えて、この発明に係る純水製造装置によ
れば、純度判定手段によって、所望の純度の純水が得ら
れているかどうかを判定することができ、純水の品質の
管理を容易に行うことができる。
【0035】さらに加えて、この発明に係る純水製造装
置によれば、前記純度判定手段による純度の判定結果に
応じて、所定の純度以上の純水のみを選択的に採取する
ことができるため、高純度の純水のみを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の概略的な説明図である。
【符号の説明】
1 凝縮器 9 貯溜部 10 取出部 12 加熱手段 15 排気ライン(気体排出部) 21 制御弁(流路切替手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凝縮器1の下流側に蒸留水の貯溜部9を
    設けるとともに、この貯溜部9に加熱手段12を設けた
    ことを特徴とする純水製造装置。
  2. 【請求項2】 前記加熱手段12が、前記貯溜部9の底
    部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の
    純水製造装置。
  3. 【請求項3】 前記凝縮器1と前記貯溜部9との間に気
    体排出部15を設けたことを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の純水製造装置。
  4. 【請求項4】 前記貯溜部9に形成した蒸留水の取出部
    10の下流側に、純水の純度判定手段を設けたことを特
    徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の純
    水製造装置。
  5. 【請求項5】 前記純度判定手段による純度の判定結果
    に応じて、純水の採取と廃棄を切り替える流路切替手段
    21を設けたことを特徴とする請求項4に記載の純水製
    造装置。
JP11123756A 1999-04-30 1999-04-30 純水製造装置 Pending JP2000312877A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11123756A JP2000312877A (ja) 1999-04-30 1999-04-30 純水製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11123756A JP2000312877A (ja) 1999-04-30 1999-04-30 純水製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000312877A true JP2000312877A (ja) 2000-11-14

Family

ID=14868533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11123756A Pending JP2000312877A (ja) 1999-04-30 1999-04-30 純水製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000312877A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2738576C2 (ru) * 2017-10-02 2020-12-14 Андрей Владиславович Курочкин Вакуумная деаэрационная установка (варианты)
CN113797777A (zh) * 2021-06-18 2021-12-17 江西柏辉环保工程设备有限公司 一种污水处理用药剂溶解箱及其加药控制方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2738576C2 (ru) * 2017-10-02 2020-12-14 Андрей Владиславович Курочкин Вакуумная деаэрационная установка (варианты)
CN113797777A (zh) * 2021-06-18 2021-12-17 江西柏辉环保工程设备有限公司 一种污水处理用药剂溶解箱及其加药控制方法
CN113797777B (zh) * 2021-06-18 2024-04-26 江西柏辉环保工程设备有限公司 一种污水处理用药剂溶解箱及其加药控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2140242C (en) A water distillation system
US6740205B2 (en) Processing of shipboard wastewater
US8394241B2 (en) Distillation-type drinking fountain and energy-saving heating unit thereof
JP2009514668A (ja) 膜蒸留プロセスおよび膜蒸留装置
US5500096A (en) Method of concentrating less volatile liquids
EP0090004B1 (en) Liquid purification system
JP2008055334A (ja) 蒸留装置
KR101534255B1 (ko) 에너지 저감형 증류수 제조장치
JP2000312877A (ja) 純水製造装置
JP2008237943A (ja) 減圧蒸留方法及び減圧蒸留装置
JP2006141546A (ja) ドライクリーナ用蒸留装置
JP2000312878A (ja) 純水製造装置
JP4155460B2 (ja) 液体原料の濃縮方法並びにその装置
JPH0510964B2 (ja)
SE517739C2 (sv) Förfarande vid industning av vätskor, exempelvis svartlut från cellulosakokning, innehållande fasta och lösta ämnen
JP2010002057A (ja) クリーン蒸気発生装置
CN212712818U (zh) 一种废液回收设备
JP5808045B2 (ja) 純蒸気発生装置の運転方法
JP2001300512A (ja) 蒸発濃縮装置
JPH0156836B2 (ja)
JP4215584B2 (ja) 油水分離装置
CN115028236B (zh) 一种工业废水处理装置及处理方法
CN221223003U (zh) 供热装置
CN217627674U (zh) 一种低温蒸发釜
JP3811797B2 (ja) 脂肪酸回収方法及び脂肪酸回収装置