JP2000308642A - セグメント化およびフロー・ダイナミクスを強化するためのカラー・フロー撮像 - Google Patents

セグメント化およびフロー・ダイナミクスを強化するためのカラー・フロー撮像

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既知のシステムに必要な妥協を解消し、急速
な流れのダイナミクスの視覚化するとともに、流れ領域
の画像を壁あるいは組織領域の画像から分けること。 【解決手段】 ビーム位置ごとに異なるパルス繰返し率
と異なる数の変換器刺激から得られるフレームに対応す
るカラー・フロー信号を生成する受信器を含む、カラー
・フロー画像を表示するための超音波撮像システムであ
る。カラー・フロー信号は液体(血液など)のフロー・
ダイナミクスの視覚化を可能にすると同時に他の組織か
らの液体の流れのセグメント化を維持するように選択さ
れ、結合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音響撮像に関し、
さらに詳しくは超音波信号のドップラーシフトに基づく
カラー・フロー画像の生成に関する。
【0002】
【従来の技術】すべての既知のカラー・フロー超音波撮
像システムは現在、液体流(血流など)から壁の動きを
分ける能力と、急速な流れのダイナミクスを視覚化する
能力とを妥協させている。このような分離は、動脈流の
ダイナミクスが視覚化できない点までフレーム・レート
を低減させる、大きなパケット・サイズを必要とする。
超音波変換器の2回または3回の発射(firing)など非
常に小さなパケット・サイズを使用すると、流れのダイ
ナミクスはよく視覚化されるが、壁フラッシュを抑制す
る能力はかなり犠牲にされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、既知のシス
テムに必要な妥協を解消し、急速な流れのダイナミクス
の視覚化するとともに、流れ領域の画像を壁あるいは組
織領域の画像から分けることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、振動エネルギ
変換器を刺激して超音波ビームを生成し、そのビームを
所定の角度位置に向けて研究対象を貫通させる能力のあ
る超音波システムにおいて有用である。好ましい実施態
様は、対象の組織内の、血液流など液体流の1つあるい
は複数の特性のカラー表示を提供するための改良された
技術を含む。その技術は、所定の第1の刺激繰返し率で
ビーム位置ごとに、変換器の刺激が所定の第1の数だけ
生成されたことに応答して対象内で所定の距離の範囲か
ら後方散乱された超音波に対応する第1の受信器信号を
生成する。第2の受信器信号もまた、所定の第2の刺激
繰返し率でビーム位置ごとに、変換器の刺激が所定の第
2の数だけ生成されたことに応答して、対象から後方散
乱された超音波に対応して生成される。好ましくは、受
信器信号は超音波受信器によって生成される。第1のカ
ラー・フロー信号が生成され、第1の受信器信号に応答
して液体流の第1の特性を示す。第2のカラー・フロー
信号も生成され、その信号に応答して液体流の第2の特
性を示す。好ましくは、第1と第2のカラー・フロー信
号はカラー・フロー・プロセッサで生成される。好まし
くは、プロセッサなどの論理装置によって第1と第2の
カラー・フロー信号の組合せが選択される。
【0005】前述の技術を使用することによって、流れ
のダイナミクスは最小の壁動きフラッシュで最適に表示
される。たとえば、画像フレームを異なる処理パラメー
タと組み合わせるようなことによって次のような結果が
達成される。すなわち、ビーム位置(パケット・サイ
ズ)ごとにより多い数の発射および/またはより小さい
パルス繰返周波数(PRF)を伴うセグメント化フレー
ムを使用して、表示された画像内の壁/組織領域から流
れ領域を分けることができる。より高いPRFとより小
さいパケット・サイズを伴う流れダイナミック・フレー
ムを使用すると、急速に更新し、表示された画像内でよ
りよい流れのダイナミクスを視覚化できる。ダイナミッ
ク・フローは、分けられた領域内だけで、対応するセグ
メント化フレーム中で流れとして表示される。その対応
は、時間的にもっとも近いフレーム、あるいはECGト
リガを使用することによって心臓サイクル内の同じポイ
ントにもっとも近いフレームに従う。
【0006】前述の技術は低いパケット・サイズを伴う
高いフレーム・レートにおける急速なフローのダイナミ
クスの視覚化を可能にすると同時に、壁フラッシュを抑
制する能力を保持する。たとえば、数個のフレーム(あ
るいは心臓のサイクル)ごとに1フレームの間、セグメ
ント化フレーム(複数可)が発射される。これらのフレ
ームからの画像データは格納される。後続の急速なダイ
ナミック・フロー・フレームが発射され、これらのデー
タは、フローが対応するセグメント化フレーム内で壁と
して決定された領域に表示されないような形で、セグメ
ント化フレームと融合される。
【0007】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、振動エネルギ
撮像システムは、送信器13によって生成された刺激パ
ルス波形によって励起された時に超音波エネルギのバー
ストをそれぞれ生成する、複数の個別に駆動される要素
12を含む変換器アレイ11を含む。研究対象から変換
器アレイ11に反射して戻った超音波エネルギは、各変
換器要素12によって電気信号に変換され、1組の送信
/受信(T/R)スイッチ15を通じて個別に受信器1
4に加えられる。送信器13、受信器14、スイッチ1
5は、ディジタル制御装置16の制御下で人間のオペレ
ータのコマンドに応答して動作する。完全な走査は、一
連のエコーを得ることによって実行され、そのエコー中
でスイッチ15はその送信位置に送られ、送信器13は
各変換器要素12を励起するように時間的にゲートさ
れ、スイッチ15は次に受信位置にセットされ、各変換
器要素12によって生成された後続のエコー信号が受信
器14に加えられる。各変換器要素12からの個別のエ
コー信号は受信器14内で組み合わされ、表示システム
17上の画像に線を生成するために使用される1つのエ
コー信号を生成する。
【0008】送信器13は、超音波エネルギなどの生成
された振動エネルギがビーム内に向けられる、すなわち
操向(steer )されるように変換器アレイ11を駆動す
る。したがってB走査は、物理的に変換器アレイ11を
移動させるのではなく、ポイントからポイントへ1組の
角度位置を通してこのビームを移動することによって実
行できる。これを達成するために、送信器13は、連続
的な変換器要素12に加えられる各パルス波形20へ時
間遅延(Ti )を割り当てる。時間遅延がゼロの時(T
i =0)、すべての変換器要素12は同時に励起され、
結果として生じた超音波ビームは、変換器面に垂直で変
換器アレイ11の中央から発する軸21に沿った方向に
向けられる。図1に示すように、時間遅延(Ti)が増
大すると、超音波ビームは角度θだけ中央軸21から下
方に向けられる。
【0009】変換器アレイ(i=1)の一端から他端
(i=n)へのi番目ごとの信号に適用される時間遅延
iの間の関係は、以下の関係式によって与えられる。
【数1】 上式で、x=変換器アレイの中心から変換器要素12の
中心までの距離 θ=送信ビーム角度 c=研究対象内の音速 RT=送信ビームが集束される範囲
【0010】方程式(1)内の時間遅延Tiは、ビーム
を所望の角度θに向け、固定された範囲RTで集束され
る効果を有する。扇形走査は、連続的な励起で時間遅延
iを累進的に変化させることによって実行される。角
度θは、送信されたビームを連続的な方向に向けるため
に増分的に変化される。ビームの方向が中央軸21より
上になった時、パルス20のタイミングが反転される
が、方程式(1)の公式はそのまま適用される。
【0011】さらに図1を参照すると、超音波エネルギ
の各バーストごとに生成されたエコー信号は、超音波ビ
ームに沿って連続した位置(R)にある反射する対象か
ら放射する。これらは変換器アレイ11の各セグメント
12によって個別に感知され、特定の時点におけるエコ
ー信号の強さのサンプルは特定の範囲(R)において発
生する反射の量を示す。ただし、反射ポイントPと各変
換器要素12の間の伝播経路の差により、これらのエコ
ー信号は同時には発生せず、その振幅は等しくはならな
い。受信器14の機能は、これらの個別のエコー信号を
増幅し復調し、それぞれに適正な時間遅延と移相を割り
当て、それらを合計して、角度θに向けられた超音波ビ
ームに沿ってRに位置するポイントPから反射される合
計超音波エネルギを正確に示す1つのエコー信号を提供
することである。
【0012】各変換器要素12からのエコーによって生
成された電気信号を同時に合計するために、受信器14
の各個別の変換器要素チャネルに時間遅延と移相が導入
される。受信のためのビーム時間遅延は、上記の送信遅
延と同じ遅延(Ti)である。しかし、ダイナミックに
集束させるために、各受信器チャネルの時間遅延と移相
はエコーの受信の間連続的に変化し、エコー信号がそこ
から放射する範囲Rにおいて受信されたビームのダイナ
ミックの集束を与える。各変換器要素によって受信され
た信号に加えられる時間遅延Tdについての最適な方程
式は次の通りである。
【数2】 上式で t=変換器アレイの中央から音が送信された後の経過時
間(すなわち、START) c=研究対象内の音速 θ=ビーム角度 x=変換器アレイの中心から要素の中心までの距離
【0013】同じ計算から、適切にスケーリングすれ
ば、正しい移相も得られる。
【0014】ディジタル制御装置16の支持のみで、受
信器14は走査の間、受信器14の操向が送信器13に
よって操向されたビームの方向θを追跡し、範囲Rの連
続においてエコー信号をサンプルし、ビームに沿ってポ
イントPにおいてダイナミックに集束させるために正し
い遅延と移相を提供するような形で遅延を行う。このよ
うにして、超音波パルス波形の各発射は、超音波ビーム
に沿った位置にある対応する一連のポイントPから反射
された音の量を表す一連のデータ・ポイントを取得す
る。
【0015】表示システム17は受信器14によって生
成された一連のデータ・ポイントを受信し、所望の画像
を生成する形にデータを変換する。たとえば、A走査が
望ましい場合、一連のデータ・ポイントの強さは時間の
関数としてだけグラフ化される。B走査が望ましい場
合、シリーズ内の各データ・ポイントを使用して画像内
のピクセルの輝度を制御し、連続した操向角(θ)にお
ける一連の測定からなる走査が実行され、表示に必要な
データを提供する。
【0016】図1と共に図2を参照すると、送信器13
はメモリ50として集合的に示されている1組のチャネ
ル・パルス符号メモリを含む。好ましい実施形態では1
28の個別の変換器要素12があるので、128の個別
のチャネル・パルス符号メモリ50がある。各パルス符
号メモリ50は典型的には1ビット×512ビット・メ
モリであり、生成される超音波パルス52の周波数を決
定するビット・パターン51を格納する。好ましい実施
形態では、このビット・パターンは40MHzマスタ・
クロックによって各パルス符号メモリ50から読み取ら
れ、信号を駆動変換器11に適切なパワー・レベルに増
幅するドライバ53に印加される。図2Bに示す例で
は、ビット・パターンは、4つの「0」ビットと互いに
配置された4つの「1」ビットのシーケンスであり、5
MHzの超音波パルス52を生成する。しかし、2.5
MHz、3.75MHz、6.25MHz、7.5MH
z、8.75MHz、10MHzなど他の搬送波周波数
(F0 )も好ましい実施形態で採用できる。これらの超
音波パルス52が印加される変換器要素12は、超音波
エネルギを生成することによって応答する。すべての5
12ビットが使用されている場合、搬送波周波数(すな
わちこの例では5MHz)を中心とした40kHzとい
う狭い帯域幅のパルスが放出される。
【0017】上記に示したように、超音波エネルギの送
信されたビームを所望の方向(θ)に向けるために、図
2Cに示すように各nチャネルについてパルス52が適
正な量だけ遅延されなければならない。これらの遅延
は、ディジタル制御装置16(図1)から4つの制御信
号(START、MASTER CLOCK、RT
θ)を受信する送信制御54によって行われる。入力制
御信号θ、固定された送信焦点RT 、上記の方程式
(1)を使用して、送信制御54は連続的な送信チャネ
ルの間で要求される遅延増分Ti を計算する。STAR
T制御信号が受信されると、送信制御54は40MHz
MASTER CLOCK信号の4つの可能な位相の
うち1つを第1の送信チャネル50を通じてゲートす
る。その後各連続的な遅延時間間隔(Ti )において、
40MHz MASTER CLOCK信号は、すべて
のn=128チャネルがその超音波パルス52を生成す
るまで、次のチャネル・パルス符号メモリ50を通じて
ゲートされる。各送信チャネル50は全ビット・パター
ン51が送信された後にリセットされ、送信器13は、
ディジタル制御装置16から次のθと次のSTART制
御信号を待つ。上記に示したように本発明の好ましい実
施形態では、完全なB走査は、変換器11の中央軸21
(図1)を中心にして90°の扇形を通じて0.70°
ずつのΔθ増分で方向づけられる128の超音波パルス
から構成される。
【0018】送信器13を詳細に説明するために、19
91年5月14日に発行され本願の譲受人に譲渡された
「Coded Excitation for Tra
nsmission Dynamic Focusin
g of Vibratory Energy Bea
m」という名称の米国特許第5,014,712号を参
照する。前記特許は参照により本明細書に組み込まれ
る。
【0019】特に図3を参照すると、受信器14は、時
間ゲイン制御セクション100、受信ビーム形成セクシ
ョン101、中間プロセッサ102の3つのセクション
から構成される。時間ゲイン制御(TGC)セクション
100は、n=128の受信器チャネルごとに1つの増
幅器105と、時間ゲイン制御回路106を含む。各増
幅器105の入力はそれぞれ1つの変換器要素12に接
続され、それが受信するエコー信号を受信し増幅する。
増幅器105によって提供される増幅の量は、TGC回
路106によって駆動される制御線107を通じて制御
される。当技術分野において周知のように、エコー信号
の範囲が増大するとその振幅は減少する。その結果、さ
らに遠い反射器から発射されたエコー信号が近い反射器
からのエコー信号より大きく増幅されない限り、画像の
輝度は範囲(R)の関数として急速に減少する。この増
幅は、8つの(典型的な場合)TGC直線電位差計10
8を手動で設定するオペレータによりセクション走査の
全範囲にわたって比較的均一な輝度を与える値に制御さ
れる。エコー信号が取得される時間間隔から、それが放
出される元の範囲が決定され、この時間間隔はTGC回
路106によって8つの部分に分けられる。8つの電位
差計の設定は、エコー信号がエコー信号取得時間間隔に
わたって連続的に増大する量で増幅されるような形で、
8つの各時間間隔の間に増幅器105のゲインを設定す
るために用いられる。
【0020】受信器14の受信ビーム形成セクション1
01は、n=28の個別の受信器チャネル110を含
む。以下にさらに詳細に説明されるように、各受信器チ
ャネル110は入力111において増幅器105の1つ
からアナログ・エコー信号を受信し、Iバス112とQ
バス113上でディジタル化された出力値のストリーム
を生成する。これらの各I値とQ値は、特定の範囲
(R)においてエコー信号エンベロープの復調サンプル
を表す。これらのサンプルは、それが合計ポイント11
4と115において他の受信器チャネル110それぞれ
からのIサンプルとQサンプルと合計されるように遅延
され移相されており、方向づけられたビーム(θ)上で
範囲Rの位置にあるポイントPから反映されたエコー信
号の強さと位相を示す。好ましい実施形態では、各エコ
ー信号は走査線の全範囲にわたって約512ポイントに
おいてサンプルされる(典型的には40ミリメートルか
ら200ミリメートル)。
【0021】受信器14のさらに詳細な記述について
は、1991年1月8日に発行され本願の譲受人に譲渡
された「Method And Apparatus
forDigital Phase Array Im
aging」という名称の、参照により本明細書に組み
込まれる米国特許第4,983,970号を参照された
い。
【0022】さらに図3を参照すると、中間プロセッサ
・セクション102は合計ポイント114と115から
ビーム・サンプルを受信する。各ビーム・サンプルのI
値とQ値はポイント(R、θ)から反射された音響の強
さの同相直交成分要素を表すディジタル値である。中間
プロセッサ102はこれらのビーム・サンプルに対して
さまざまな計算を実行でき、選択は再構築される画像の
タイプによって決まる。たとえば通常の強さの画像が生
成される場合、検出プロセッサ120(図3)が実装さ
れ、その中では次式に従ってディジタル強さMが各受信
ビーム・サンプルから計算され、反射ポイントのR、θ
座標と共に出力121において生成される。
【数3】
【0023】検出プロセッサ120はまた、1989年
5月30日に「AdaptiveCoherent E
nergy Beam Formation Usin
gPhase Conjungation」という名称
で発行された、米国特許4,835,689に開示され
たような修正方法を実装することもできる。このような
修正方法は、受信されたビーム・サンプルを検査し、送
信器13と受信器14による後続の測定に使用できる修
正値を計算し、ビームの集束および操向を向上する。こ
のような修正はたとえば、走査の間各変換器要素からの
音響が伝わる媒体の非均質性を補償するために必要であ
る。
【0024】本発明は特に、中間プロセッサ102に位
置するカラー・フロー・プロセッサ123に関する。図
5に関してさらに詳細に下に記述されるカラー・フロー
・プロセッサ123は、復調され集束された各エコー信
号サンプルのI値とQ値を合計ポイント114と115
から受信し、中間プロセッサ出力121において12ビ
ットのフロー値を生成する。このフロー信号は赤、緑、
青の各表示色を制御し、同じポイントについて強さMと
共に表示システム17に印加される。次にさらに詳細を
説明するように、このフロー値によって示された色は、
カラー・フロー・プロセッサ123によって測定された
フローの結果生じたドップラ信号のパワーの関数であ
る。
【0025】特に図1と図4に関しては、受信器14は
出力バス121に8ビットのディジタル番号のストリー
ムを生成する。このストリームは表示システム17の入
力に印加される。各出力は8ビットの組織の強さと12
ビットのフロー値を含む。これらの「走査データ」はメ
モリ150内にアレイとして格納され、取得された各ビ
ーム角(θ)に対応する走査データ・アレイ150の行
と、各ビームに沿ってサンプルが取得された各範囲
(R)に対応する走査データ・アレイ150の列を伴
う。受信器14からのR制御信号151およびθ制御信
号152は、各入力値がアレイ150内のどこに格納さ
れるかを示し、メモリ制御回路153はその値をアレイ
150内の適切なメモリ位置に書き込む。走査は連続的
に繰り返され、受信器14からの値のフローは連続的に
走査データ・アレイ150を更新する。
【0026】さらに図4を参照すると、アレイ150内
の走査データはディジタル走査変換器154によって読
み出され、所望の画像を生成する形に変換される。たと
えば通常のB走査画像が生成される場合、走査データ・
アレイ150内に格納されている組織の強さと流れの値
M(R、θ)は画像内のピクセル位置(x、y)におい
て灰色の色調(組織について)と色(流れについて)を
示す値M(x、y)に変換される。超音波画像データの
極座標からデカルト座標への変換は、たとえば、198
3年10月のHewlett−Packard Jou
rnalの30ページ〜33ページに掲載された、St
even C.Leavittらの論文「A Scan
Conversion Algorithm for
Displaying Ultrasonic Im
ages」に記載されている。
【0027】ディジタル走査変換器154によってどん
な変換が行われるかに関わらず、結果として生じた画像
データは、変換された走査データの二次元のアレイを格
納するメモリ155に書き込まれる。メモリ制御156
は、表示プロセッサ157が更新されたデータを読み取
る間に、ディジタル走査変換器154は、その中にある
値を連続的に新しいデータで更新することができるよう
な形で、メモリ155にデュアル・ポート・アクセスを
行う。表示プロセッサ157は、制御パネル158から
受信されたオペレータのコマンドに応答して、メモリ1
55内の変換された走査データについて通常の画像処理
機能を実行する。たとえば、メモリ155内の変換され
た走査データによって示された輝度レベルの範囲が、表
示装置160の輝度の範囲をはるかに超えることがあ
る。確かに、メモリ155内の変換された走査データの
輝度の解像度は、人間の目の輝度の解像度をはるかに超
えることがあり、典型的には手動で操作可能な制御が行
われ、オペレータは最大の画像対比が達成されるような
輝度の値の窓を選択することができる。表示プロセッサ
はメモリ155から変換された走査データを読み取り、
所望の画像強化を行い、強化された値を表示メモリ16
1に書き込む。
【0028】表示メモリ161は、メモリ制御回路16
3を通じて表示制御装置回路162と共有され、その中
の値は、表示160内の対応するピクセルの制御輝度と
色にマッピングされる。表示制御装置162は、使用さ
れる特定のタイプのディスプレイ160を操作するよう
に設計された市販の集積回路である。たとえばディスプ
レイ160はCRT(陰極線管)とすることができ、こ
の場合は表示制御装置162は、水平掃引回路と垂直掃
引回路について必要とされる同期パルスを提供し、掃引
の間適切な時間に表示データをCRTにマッピングする
CRT制御装置チップである。
【0029】表示システム17は特定の超音波システム
の能力と融通性に応じて多くの形のうちの1つをとるこ
とができることは当業者には明らかであろう。上記の好
ましい実施形態では、プログラムされたマイクロプロセ
ッサを使用して、ディジタル操作変換装置と表示プロセ
ッサ機能を実装するので、結果として得られる表示シス
テムは非常に融通性がありパワフルである。
【0030】特に図5を参照すると、図3のカラー・フ
ロー・プロセッサ123は市販の集積回路から構成され
る。プロセッサ123は受信装置のビーム形成セクショ
ンによって生成される復調されたエコー信号のIサンプ
ルとQサンプルを格納し、N出力とD出力を速度推定回
路301Bに渡す自己相関および正規化回路301Aの
I入力とQ入力にこれらを印加するバッファ・メモリ3
00を含む。メモリ300からのI出力とQ出力は遅延
FIFO302にも渡される。回路301Aと301B
はたとえば、1985年5月のIEEE Transa
ctionson Sonics and Ultra
sonics VOL.SU−32,No.3所載の
C.Kasaiらの論文「Real−Time Two
−Dimensional Blood Flow I
maging Using Autocorrelat
ion Technique」に記載されるように、複
合共役乗算器、1対の遅延と1対の積分器から構成する
こともでき、上述の論文は参照により本明細書に組み込
まれる。回路301Bはその入力に加えられるn個のサ
ンプルの周波数の中間値を表わす出力信号2を生成す
る。反射体の動きがない場合は、エコー・サンプルの周
波数にドップラ変化はなく、この出力信号はゼロであ
る。一方向に動きがあれば、出力信号2は正の値を有
し、動きが反対方向であれば、出力信号2は負の値を有
する。
【0031】中間値出力信号2はIIRフィルタ305
を通じて複合ミキサ回路303の参照入力に印加され
る。同時に、信号2を生成するために使用される同じ復
調されたエコー信号サンプルの遅延されたI値とQ値
は、複合ミキサ303の入力に印加される。周波数偏移
出力信号I’とQ’は、複合ミキサ303による次の方
程式に従って生成される。 I’=Icosθ+Qsinθ (4) Ql=Isinθ−Qcosθ (5)
【0032】中間周波数2を伴うこの複合ミキシングの
効果は、すべての復調されたエコー信号周波数を値−2
だけ偏移することである。ほとんどの場合、フィルタ壁
信号成分がエコー信号より優勢なので、壁信号成分の測
定された中間周波数と、複合ミキサ303による周波数
の偏移は本質において、壁信号周波数ゼロ、あるいは
D.C.の中間値を偏移する。壁信号を偏移することに
ついてのより詳細は、参照により本明細書に組み込まれ
る米国特許第5,349,524号を参照されたい。大
きな壁信号成分は周波数偏移され、ほぼD.C.を中心
としている。
【0033】さらに図5を参照すれば、偏移されたエコ
ー信号値I’とQ’は、高域FIR(有限インパルス応
答)フィルタ310の入力に印加される。FIRフィル
タ310は、D.C.を中心としたストップ域を有する
Plessey PDSP16256Aなどの市販の集
積回路である。
【0034】回路301Aと301Bは、濾波されない
ベースバンド・エコー信号の分散を計算できる出力R
(O)とR(T)を有する。この計算は次の方程式に従
って乱れ推定回路315によって実行される。 σ2=(1−|R(T)|/R(O))/T2 (6) 上式においてTは超音波パルスの発射間隔である。この
分散σは、壁信号成分の幅の指標であり、図5に示すよ
うに、適応的選択回路306へ入力させる低域IIRフ
ィルタ304に送られる。その結果、FIRフィルタ3
10の出力信号は、主に流れ信号成分から構成される濾
波されたエコー信号となる。
【0035】図5に示した、FIRフィルタ310によ
って生成される濾波されたエコー信号成分I”とQ”
は、第2の自己相関および正規化回路318Aに供給さ
れ、回路318Aは第2の速度推定回路318Bに出力
を提供する。回路318Aは回路301Aと同一であ
り、回路318Bは回路301Bと同一である。速度推
定回路318Bは出力328に、偏移された流れ信号成
分周波数の中間値の推定値である中間値信号θ’を生成
する。すなわちθ’は、流れている反射体の中間ドップ
ラーシフトの推定値であり、その中間速度に比例する。
信号θ’はカラー・フロー・プロセッサ123によって
生成されるフロー信号の1成分を形成する。
【0036】流れる散乱体の性質を示すために乱流計算
器326が回路318Bに結合されている。乱流計算器
326は上記の乱流計算器315と同一であり、ベース
バンド・エコー信号の流れ信号成分の周波数分散を示す
出力信号σ’を生成する。層流が非常に狭い範囲の速度
を有している一方、乱流は多くの速度の混合であるた
め、この値は流れの乱れを示す。4ビット乱流値σ’
は、流れ信号の別の成分として乱流計算器326から導
体330上に供給される。
【0037】回路318Aはまた、ベースバンド・エコ
ー信号の流れ信号成分のパワーの推定値であるパワー信
号R(O)’を導体332上で生成する。
【0038】ポスト・プロセッサ334は導体328上
でθ’信号を受信し、導体330上でσ’信号を受信
し、導体332上で(R)(O)’信号を受信する。ポ
スト・プロセッサ334は、自己相関および正規化回路
301Aから導体336上でパワー信号(R)(O)を
受信する。パワー値R(O)は、導体328と330上
の速度と分散推定信号の閾値を指定するために使用され
る。推定値は次にシステムのオペレータによって決定さ
れた方法で、選択された表示モードに基づいて8ビット
の1つの主出力338と4ビットの1つの副出力340
に結合される。
【0039】主出力と副出力は、長フレーム・バッファ
342と短フレーム・バッファ344に送られる。長フ
レーム・バッファ342はビーム位置(パケット・サイ
ズ)ごとに比較的多数の発射を伴うセグメント化フレー
ムを表わす値を格納し、かつ/または、表示システム1
7内の壁領域と組織領域から流れ領域を分けるために使
用される比較的低いパルス繰返し周波数または刺激周波
数(PRF)を格納する。
【0040】短フレーム・バッファ344は比較的高い
PRFを伴うフロー・ダイナミック・フレームに対応す
る値と、フロー・ダイナミクスの画像を提供するために
使用される比較的小さいパケット・サイズから得られる
値を格納する。すなわち、短フレーム・バッファ344
に格納される値は、よりよくフロー・ダイナミックを視
覚化させるように急速に更新するために使用される。
【0041】バッファ344内のデータに基づくダイナ
ミック・フローは、長フレーム・バッファ342内に格
納された値による流れとして分けた領域だけに表示され
る。
【0042】要約すると、フレーム・バッファ342内
に格納された値は、フレーム・バッファ344に格納さ
れた値よりも多い数の、ビーム位置ごとの変換器11の
発射または刺激の数に基づいている。同様に、バッファ
342に格納された値は、フレーム・バッファ344内
に格納された値を生じる刺激繰返し率またはパルス繰返
し率より小さい刺激繰返し率またはパルス繰返し率から
生じる。
【0043】導体336上で生成されたパワー信号の値
は、所定の閾値と比較される。値が閾値よりも大きい場
合、ポスト・プロセッサ334からの信号は出力モード
選択ブロック(図示せず)を介して出力される。値が閾
値より小さい場合、すべての出力はゼロ値となる。出力
モード選択ブロックでは、ポスト・プロセッサ334か
らの出力を決定し、最終的にそれがオペレータによって
決定される走査変換器へ送られる。この選択ブロックか
らの出力は1つの8ビット数と1つの4ビット数であ
る。可能性のあるモードを次の表に示す。
【表1】
【0044】変換器11は、数回の心臓サイクルごとに
長フレーム・バッファ342に値を生成するために、す
でに記述された方法で刺激される。変換器11は、短フ
レーム・バッファ344に格納される値を生成するため
により急速に刺激される。このようにして、短フレーム
・バッファ344は心臓サイクルごとに何回もリフレッ
シュされる。
【0045】短フレーム・バッファ344の各リフレッ
シュの後に、ポスト・プロセッサ334はさらに処理す
るために、長フレーム・バッファ342と短フレーム・
バッファ344からカラー・フロー信号の組合せを選択
する。好ましい実施形態によれば、プロセッサ334は
長フレーム・バッファ342内の各メモリ位置をアドレ
ス指定し、その値を決定する。値がゼロか所定の閾値以
下の場合、血流はわずかであるかあるいはまったくない
ことを示し、アドレス指定された長フレーム・バッファ
342値からのデータはバス121に送信される。バッ
ファ342でアドレス指定された位置における値が閾値
を超えたゼロ以外の値である場合、短フレーム・バッフ
ァ344内の対応するアドレスがアクセスされ、バッフ
ァ344内のそのアドレス指定された位置からのデータ
がバス121に送信され、長フレーム・バッファ342
からの同じアドレスにある対応するデータと置き換えら
れる。
【0046】長フレーム・バッファ342と短フレーム
・バッファ344内に値を格納するために、ポスト・プ
ロセッサ334は、前に記述された方法で走査データ・
メモリ150のアドレスを指定するために使用されるビ
ーム角θと各範囲Rを使用してバッファをアドレス指定
する。ビーム角と範囲の値は、図5に示すようにプロセ
ッサ334に入力される。
【0047】ポスト・プロセッサ334の前述の動作の
結果、長フレーム・バッファ342と短フレーム・バッ
ファ344からの値は、壁組織であると決定された領域
内で表示システム17によって血流が表示されないよう
な組合せで選択される。しかしながら、血流情報は短フ
レーム・バッファ344から急速に読み取られるため、
血流の速度の急速な変化は表示システム17内ですぐに
視覚化される。
【0048】図6は、ポスト・プロセッサ334が上記
の説明と同じ方法で動作する代替の実施形態を図示した
ものであるが、長フレーム・バッファ342と短フレー
ム・バッファ344からの値がバス121に出力されな
い点が異なる。その代わりに、ディジタル走査変換器1
54(図4と図6)は、バッファ342と344内の値
を定期的に対応するXY座標に変換し、図に示すよう
に、変換された値を長フレーム・バッファ350と短フ
レーム・バッファ352に格納するために、メモリ制御
回路156Aと156B(図6)を動作させる。走査変
換は、走査データ・メモリ150に関して図4に関連し
て前に記述したのと同じ方法で動作する。
【0049】表示プロセッサ157(図4と図6)は、
長フレーム・バッファ342と短フレーム・バッファ3
44に関して上記に記述された方法で長フレーム・バッ
ファ350と短フレーム・バッファ352からデータを
選択し組み合わせて、選択された値の組合せをメモリ制
御回路163(図4と図6)に送信する。この動作の結
果、長フレーム・バッファ350と短フレーム・バッフ
ァ352から選択され組み合わされた値は表示データ・
メモリ161に書き込まれ、上記に記述された方法で表
示制御装置162によって処理される。
【0050】長フレーム・バッファ350と短フレーム
・バッファ352からの値が表示プロセッサ157によ
って選択され組み合わされ、表示データ・メモリ161
内に書き込まれた後、結果として生じたメモリ161内
の値が、目的のカラー・フロー領域内の表示160の各
ピクセルの色を決定する。目的の領域内の各ピクセルに
ついて、8ビットは赤の強さを制御し、8ビットは緑の
強さを制御し、8ビットは青の強さを制御する。これら
のビット・パターンは、信号θ’によって表わされた流
れの速度が方向あるいは強さを変えた時に、表示位置
X、Yにおけるピクセルの色が変わるように、あらかじ
め選択されている。たとえば、変換器へ向かう流れが赤
と示されると、変換器から離れる流れは青と示される。
流れが早いほど、色は明るくなる。
【0051】他の例としては、プロセッサ157は導体
330上の乱れ測定値に基づいてピクセル内に表示され
た緑の量を選択する(図5)。その結果、表示された画
像内の特定のポイントX、Yにおける中間の流れの速度
は赤と青の量で示され、乱れの程度は緑の量で示され
る。
【0052】表示の強さあるいはルーメンは、導体33
2上のパワー信号の値に従って変化する。
【0053】本明細書では、本発明の所定の好ましい機
能だけを図示し記述したが、当業者であれば多くの変更
や変化を考えつくであろう。たとえば、ECGトリガリ
ングを使用して心臓サイクルとほぼ同じ時間に対応する
セグメント化フレームを選択することができる。あるい
は、もっとも最近のセグメント化フレームを使用するこ
とができる。したがって、添付の特許請求の範囲はこの
ようなすべての変更および変化を、本発明の真の精神の
範囲内としてカバーすることを目的としていることを理
解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態を採用した超音波撮
像システムの構成図である。
【図2】図1のシステムの一部を形成する送信器の構成
図(A)、送信器50の任意のチャネル内の信号を示す
図(B)、送信器50の任意のチャネル内の信号を示す
図(C)である。
【図3】図1のシステムの一部を構成する受信器の構成
図である。
【図4】図1のシステムの一部を構成する表示システム
の構成図である。
【図5】図3に図示された中間プロセッサ102の一形
態の図である。
【図6】図5に図示された中間プロセッサ102の別の
形態の図である。
【符号の説明】
11 変換器アレイ 12 要素 13 送信器 14 受信器 15 送信/受信(T/R)スイッチ 16 ディジタル制御装置 17 表示システム 20 パルス波形 21 軸 121 出力
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月12日(2000.5.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図4】
【図2】
【図3】
【図5】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アン・リンゼイ・ホール アメリカ合衆国・53151・ウイスコンシン 州・ニュー ベルリン・ウエスト トップ −オー−ヒル ドライブ・16015 Fターム(参考) 4C301 DD04 EE07 EE09 HH04

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動エネルギ変換器を刺激して超音波ビ
    ームを生成し、そのビームを所定の角度位置に向けて研
    究対象を貫通させる能力のある超音波システムにおい
    て、対象の組織内の液体流の1つあるいは複数の特性に
    ついてカラー表示を行う装置であって、 所定の第1の刺激繰返し率でビーム位置ごとに、変換器
    の刺激が所定の第1の数だけ生成されたことに応答し
    て、対象内で所定の距離の範囲から後方散乱された超音
    波に対応する第1の受信器信号を生成するように接続さ
    れ、また、所定の第2の刺激繰返し率でビーム位置ごと
    に、変換器の刺激が所定の第2の数だけ生成されたこと
    に応答して対象から後方散乱された超音波に対応する第
    2の受信器信号を生成するように接続された受信器と、 第1の受信器信号に応答して液体流の第1の特性を示す
    第1のカラー・フロー信号を生成し、第2の受信器信号
    に応答して液体流の第2の特性を示す第2のカラー・フ
    ロー信号を生成するように接続されたカラー・フロー・
    プロセッサと、 第1と第2のカラー・フロー信号の組合せを選択するよ
    うに接続された論理装置と、 他の組織からの液体流の液体流ダイナミクスおよびセグ
    メント化をより簡単に視覚化できるように組み合わされ
    た第1のカラー・フロー信号と第2のカラー・フロー信
    号に応答して画像を表示するように接続されたディスプ
    レイとを有する装置。
  2. 【請求項2】 第1の数が第2の数よりも大きい請求項
    1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 第1の刺激繰返し率が第2の刺激繰返し
    率よりも小さい請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 第1の刺激繰返し率が第2の刺激繰返し
    率よりも小さい請求項2に記載の装置。
  5. 【請求項5】 第1の特性が液体流に隣接した組織から
    の液体流の部分を含む請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 第2の特性が液体流の速度のダイナミッ
    クの変化を含む請求項1に記載の装置。
  7. 【請求項7】 第1のカラー・フロー信号の値が所定の
    閾値よりも高い液体流を示した場合に、第1のカラー・
    フロー信号を第2のカラー・フロー信号で置き換えるよ
    うに論理装置が接続されている請求項1に記載の装置。
  8. 【請求項8】 第1のカラー・フロー信号の値が所定の
    閾値よりも高い液体流を示した場合に、第2のカラー・
    フロー信号を第1のカラー・フロー信号と組み合わせる
    ように論理装置が接続されている請求項1に記載の装
    置。
  9. 【請求項9】 少なくとも第1のカラー・フロー信号に
    応答して第1のメモリ信号を格納するための第1のメモ
    リをさらに含む請求項1に記載の装置。
  10. 【請求項10】 第2のカラー・フロー信号に応答して
    第2のメモリ信号を格納するようにメモリが接続されて
    いる請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 所定の角度位置と所定の範囲に応答し
    てメモリがアドレス指定される請求項9に記載の装置。
  12. 【請求項12】 表示の座標軸に従ってメモリがアドレ
    ス指定される請求項9に記載の装置。
  13. 【請求項13】 振動エネルギ変換器を刺激して超音波
    ビームを生成し、そのビームを所定の角度位置に向けて
    研究対象を貫通させる能力のある超音波システムにおけ
    る、対象の組織内の液体流の1つあるいは複数の特性の
    カラー表示を行う方法において、 所定の第1の刺激繰返し率でビーム位置ごとに、変換器
    の刺激が所定の第1の数だけ生成されたことに応答し
    て、対象内で所定の距離の範囲から後方散乱された超音
    波に対応する第1の受信器信号を生成するステップと、 所定の第2の刺激繰返し率でビーム位置ごとに、変換器
    の刺激が所定の第2の数だけ生成されたことに応答して
    対象から後方散乱された超音波に対応する第2の受信器
    信号を生成するステップと、 第1の受信器信号に応答して液体流の第1の特性を示す
    第1のカラー・フロー信号を生成するステップと、 第2の受信器信号に応答して液体流の第2の特性を示す
    第2のカラー・フロー信号を生成するステップと、 第1と第2のカラー・フロー信号の組合せを選択するス
    テップと、 液体流ダイナミクスと他の組織から分離した液体流とを
    より簡単に視覚化できるように、組み合わされた第1の
    カラー・フロー信号と第2のカラー・フロー信号に応答
    して画像を表示するステップとを含む方法。
  14. 【請求項14】 第1の数が第2の数よりも大きい請求
    項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 第1の刺激繰返し率が第2の刺激繰返
    し率よりも小さい請求項13に記載の方法。
  16. 【請求項16】 第1の刺激繰返し率が第2の刺激繰返
    し率よりも小さい請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 第1の特性が液体流に隣接した組織か
    らの液体流のセグメント化を含む請求項13に記載の方
    法。
  18. 【請求項18】 第2の特性が液体流の速度のダイナミ
    ックの変化を含む請求項13に記載の方法。
  19. 【請求項19】 選択ステップが、第1のカラー・フロ
    ー信号の値が所定の閾値よりも高い液体流を示した場合
    に、第1のカラー・フロー信号を第2のカラー・フロー
    信号で置き換えるステップを含む請求項13に記載の方
    法。
  20. 【請求項20】 選択ステップが、第1のカラー・フロ
    ー信号の値が所定の閾値よりも高い液体流を示した場合
    に、第2のカラー・フロー信号を第1のカラー・フロー
    信号と組み合わせるステップを含む請求項13に記載の
    方法。
  21. 【請求項21】 少なくとも第1のカラー・フロー信号
    に応答して第1のメモリ信号を格納するステップをさら
    に含む請求項13に記載の装置。
  22. 【請求項22】 格納ステップが、第2のカラー・フロ
    ー信号に応答して第2のメモリ信号を格納するステップ
    をさらに含む請求項21に記載の装置。
  23. 【請求項23】 所定の角度位置と所定の範囲に応答し
    て第1のメモリ信号を読み取るステップをさらに含む請
    求項21に記載の装置。
  24. 【請求項24】 表示の座標軸に従って第1のメモリ信
    号を読み取るステップをさらに含む請求項21に記載の
    装置。
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