JP2000302213A - ラック装置の構成部材 - Google Patents

ラック装置の構成部材

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JP2000302213A
JP2000302213A JP11110249A JP11024999A JP2000302213A JP 2000302213 A JP2000302213 A JP 2000302213A JP 11110249 A JP11110249 A JP 11110249A JP 11024999 A JP11024999 A JP 11024999A JP 2000302213 A JP2000302213 A JP 2000302213A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP11110249A
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English (en)
Inventor
Junichi Masuda
潤一 増田
Osamu Fukuda
修 福田
Masanori Tsubouchi
雅則 坪内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラック装置の構成部材の運搬効率を高める。 【解決手段】 支柱部材2に形成された丸孔19に抱持
部材5に形成された丸孔11を重ねて連結ピン22を挿
入することで、支柱部材2に棚部材3を容易に取り付け
ることが出来る。このため、施工現場では、連結ピン2
2により棚部材3の抱持部材5と支柱部材2とを連結し
たり、隣接する支柱部材2同士に連結バーを渡し止める
等の作業を行なって、簡単にラック装置を構成すること
が出来るので、施工性がよい。その上、工場で製造され
た棚部材3と、支柱部材2とを分離した状態で搬送する
ことが出来るので、搬送効率を向上させることが出来
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動倉庫等のラッ
ク装置の構成部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の構成部材として以下の如
きものは知られている。所定間隔をあけてなる前後一対
の支柱部材と、これら支柱部材に高さ方向に所定間隔で
溶接等の手段によって渡し止められた棚部材とを有して
おり、前記棚部材が、左右方向の中間部が支柱部材に固
定されたアームと、前後のアームの右端同士及び左端同
士に渡された物品支承桟とを有するものは知られてい
る。
【0003】
【ラック装置の構築方法】以下に、前記構成部材を使用
してラック装置を構築する方法を説明する。前記構成部
材(又は上下方向に連結された複数の構成部材)を、前
側の支柱部材が前側に、後側の支柱部材が後側に位置す
るようにして、左右方向に所定間隔で床面に立設し、所
要部に連結バーをボルト・ナット等を使用して渡し止め
る等の作業を行なって、ラック装置を構築していた。こ
のようにして構築されたラック装置において、物品は、
支柱部材を介することなく対向する左右の物品支承桟に
跨るようにして載置されるものである。
【0004】
【従来技術の欠点】前記従来の構成部材には以下の如き
欠点があった。施工現場において支柱部材と棚部材とを
溶接・固定する作業をなくすため、工場において支柱部
材に多数の棚部材を溶接・固定して構成部材を完成させ
た後、それらを施工現場に搬入してラック装置を構築す
るようにしているが、そのため構成部材が嵩張って運搬
効率が極めて悪いという欠点があった。
【0005】
【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。請求項1の
発明は、前後一対の支柱部材と、支柱部材に取り付けら
れる左右一対の棚部材とを有し、棚部材が、支柱部材を
左右いずれかの側方から抱持する前後一対の抱持部材
と、抱持部材に水平張出状に設けられたアームと、前後
のアームの自由端に渡された物品支承桟とを有し、抱持
部材の前後部及び支柱部材に前後方向に貫通する丸孔が
形成され、これら丸孔に軸部が断面円形の連結具を挿通
することにより棚部材が支柱部材に固定されるようにな
されているものである。請求項2の発明は、前記抱持部
材の前後部の少なくとも一方又は抱持部材の前後部に覆
われる支柱部材の部分のいずれか一方に係合突起が形成
され、同他方に係合突起が嵌まる係合凹所が形成されて
いる請求項1記載のものである。請求項3の発明は、前
記抱持部材の前後部の上部に丸孔が形成され、抱持部材
の下部にアームが設けられている請求項1又は2記載の
ものである。
【0006】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏する。請求項1の発明によれば、支柱
部材に形成された丸孔に抱持部材に形成された丸孔を重
ねて連結具を挿入することで、支柱部材に棚部材を容易
に取り付けることが出来る。このため、施工現場では、
連結具により棚部材の抱持部材と支柱部材とを連結した
り、隣接する支柱部材同士に連結バーを渡し止める等の
作業を行なって、簡単にラック装置を構成することが出
来るので、施工性がよい。その上、工場で製造された棚
部材と、支柱部材とを分離した状態で搬送することが出
来るので、搬送効率を向上させることが出来る。また、
抱持部材及び支柱部材に形成された貫通孔が丸孔であ
り、連結具の軸部が断面円形であるため、軸部及び丸孔
に応力集中が起こりにくく、破損しにくい。請求項2
の発明によれば、係合突起を係合凹所に係合させること
によって棚部材と支柱部材との仮固定及び位置合わせを
簡単に行なうことが出来る。請求項3の発明によれ
ば、抱持部材の前後部の上部に丸孔が形成され、抱持部
材の下部にアームが設けられていて、抱持部材の上部が
連結具で支柱部材に固定されるようになされると共に物
品が載る物品支承桟がアームを介して抱持部材の下部に
取り付けられたものであるから、物品支承桟に物品が載
せられた際、その重みで抱持部材の、支柱部材に当接し
た下端を支点として抱持部材の上部が支柱部材から離れ
る方向に回転しようとするが、それを抱持部材の下端か
ら出来るだけ離れた位置に位置する連結具によって阻止
するようにしているので、連結具の軸部に作用する剪断
力を可及的に小さくすることが出来る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。なお、この説明において、前とは図1紙面表側
を、後とは同裏側をいい、左とは図1左側を、右とは同
図右側をいう。
【0008】ラック装置の構成部材1は、水平断面矩形
のパイプからなる前後一対の支柱部材2と、これら支柱
部材2に高さ方向に所定間隔で取り付けられる左右一対
の棚部材3とを有している。
【0009】前記左右の棚部材3各々は、支柱部材2を
左右いずれかの側方から抱持する前後一対の抱持部材5
と、抱持部材5の下部に水平張出状に溶接等の公知の連
結手段によって設けられたアーム6と、前後のアーム6
の自由端に渡された物品支承桟7とを有している。
【0010】前記抱持部材5は、水平断面コ字状であっ
て、支柱部材2の左又は右の側面に当接する側板9と、
支柱部材2の前後面に当接する前後の板片10とを有し
ている。前記前後の板片10の上部には、同心の丸孔1
1が前後方向に貫通するように形成されている。また、
前後の板片10の下部各々には、図4に示すごとき、支
柱部材2側に突出した係合突起12が打ち出し形成され
ている。
【0011】前記アーム6は、断面倒コ字状で、自由端
部には端板14が連設されている。前記物品支承桟7
は、断面コ字状で、その前後端部をアーム6に嵌め被せ
た後、ねじ15を、物品支承桟7の垂直壁に形成された
貫通孔を通じて端板14に形成されたねじ孔にねじ嵌め
ることにより、アーム6に取り付けられている。
【0012】前記支柱部材2の前後の壁18の棚部材3
が取り付けられる部分には、同心の丸孔19が前後方向
に貫通するように形成されている。また、丸孔19の下
方の前後の壁18の部分に、係合突起12が係合する係
合凹所20が形成されている。
【0013】
【ラック装置の構築方法】以下に、前記構成部材1を使
用してラック装置を構築する方法を説明する。所定長さ
の前後の支柱部材2は、一般的には、工場において図示
略の連結バーによって連結されて、支柱部材ユニットと
なされている。施工現場に、所定個の支柱部材ユニッ
ト、所要個の棚部材3及び所要長さの所要本の連結バー
(図示略)をバラバラで搬入する。連結バーは、公知の
もので、長さ調節が可能なように途中にターンバックル
機構を有し、両端にボルト挿通のための貫通孔を有する
ものである。施工現場では、まず、支柱部材2に以下の
ようにして棚部材3を取り付ける。支柱部材2の係合凹
所20に係合突起12を嵌めるように、抱持部材5を支
柱部材2にその左又は右側方から被せる。なお、その作
業によって丸孔11は丸孔19に重なるようになされて
いる。その後、丸孔11、19に串刺し状に、軸部が断
面円形の頭付きの連結ピン22(請求の範囲でいう連結
具)を嵌める。その後、連結ピン22の丸孔11から露
出した端にワッシャ23を嵌め止める。前記ワッシャ2
3は、図3に示すごとく、内周縁に、挿入する方向と逆
の方向に傾いてなる複数の係合突起24を有するもの
で、ワッシャ23を連結ピン22に挿入することによっ
て、係合突起24が撓みつつ連結ピン22に食い込み、
抜ける方向に移動しないようになされているものであ
る。上記の作業を繰り返して、支柱部材2に棚部材3を
取り付ける。その後、棚部材3が取り付けられた支柱部
材ユニット(又は上下方向に連結された複数の支柱部材
ユニットからなる構成体)を、床面の所定位置に前側の
支柱部材2が前に後側の支柱部材2が後に位置するよう
にして且つ左右方向に所定間隔で並ぶようにして、立設
させる。その作業と同時に、左右の隣接する支柱部材ユ
ニットを連結バー(図示略)等によって連結する。この
ようにして構築されたラック装置において、物品は、支
柱部材2を介することなく対向する左右の物品支承桟7
に跨るようにして載置されるものである。なお、前後の
板片10の上部が連結ピン22で支柱部材2に固定さ
れ、物品が載る物品支承桟7がアーム6を介して抱持部
材5の下部に取り付けられたものであるから、物品支承
桟7に物品が載せられた際、その重みで抱持部材5の、
支柱部材2に当接した下端を支点として抱持部材5の上
部が支柱部材2から離れる方向に回転しようとするが、
それを抱持部材5の下端から出来るだけ離れた位置に位
置する連結ピン22によって阻止するようにしているの
で、連結ピン22の軸部に作用する剪断力を可及的に小
さくすることが出来る。
【0014】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 (1)抱持部材5の前後部の少なくとも一方又は抱持部
材5の前後部に覆われる支柱部材2の部分のいずれか一
方に係合突起12が形成され、同他方に係合突起12が
嵌まる係合凹所20が形成されればよい。 (2)連結具は連結ピン22に限定されるものでなく、
ボルト・ナット等の公知の連結具を使用することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す一部破砕の要部正面
図である。
【図2】図1のII−II線に沿う中間省略の断面図で
ある。
【図3】図2のIII−III線に沿う拡大矢視図であ
る。
【図4】図1のA部分の拡大水平断面図である。
【図5】構成部材を使用して組み立てられたラック装置
の前側から見たスケルトン図である。
【符号の説明】
1 構成部材 2 支柱部材 3 棚部材 5 抱持部材 6 アーム 7 物品支承桟 9 側板 10 前後の板片 11 丸孔 12 係合突起 19 丸孔 20 係合凹所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坪内 雅則 愛知県犬山市大字橋爪字中島2番地 村田 機械株式会社犬山工場内 Fターム(参考) 3F022 FF03 MM02 MM11 MM51

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後一対の支柱部材と、支柱部材に取り
    付けられる左右一対の棚部材とを有し、棚部材が、支柱
    部材を左右いずれかの側方から抱持する前後一対の抱持
    部材と、抱持部材に水平張出状に設けられたアームと、
    前後のアームの自由端に渡された物品支承桟とを有し、
    抱持部材の前後部及び支柱部材に前後方向に貫通する丸
    孔が形成され、これら丸孔に軸部が断面円形の連結具を
    挿通することにより棚部材が支柱部材に固定されるよう
    になされているラック装置の構成部材。
  2. 【請求項2】 前記抱持部材の前後部の少なくとも一方
    又は抱持部材の前後部に覆われる支柱部材の部分のいず
    れか一方に係合突起が形成され、同他方に係合突起が嵌
    まる係合凹所が形成されている請求項1記載のラック装
    置の構成部材。
  3. 【請求項3】 前記抱持部材の前後部の上部に丸孔が形
    成され、抱持部材の下部にアームが設けられている請求
    項1又は2記載のラック装置の構成部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007106608A (ja) * 2006-12-11 2007-04-26 Murata Mach Ltd 組立式ラック

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007106608A (ja) * 2006-12-11 2007-04-26 Murata Mach Ltd 組立式ラック
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