JP2000297402A - キャリヤ走行レールの端部接続装置 - Google Patents

キャリヤ走行レールの端部接続装置

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JP2000297402A JP11105571A JP10557199A JP2000297402A JP 2000297402 A JP2000297402 A JP 2000297402A JP 11105571 A JP11105571 A JP 11105571A JP 10557199 A JP10557199 A JP 10557199A JP 2000297402 A JP2000297402 A JP 2000297402A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリヤ走行レール固定端部間の対向間隔が
狭い場合にも適用することができる、構造が簡単なキャ
リヤ走行レールの端部接続装置を提供する。 【解決手段】 長手方向に沿って互いにスライド変位自
在に連結された一対のスライドビーム11,12の互い
に反対方向に突出するそれぞれの端部11A,12Aを
自在接手13,14で両側のキャリヤレール2,3の担
持部材5,6間に連結し、これらの端部近傍に一対の分
割レール16,22を固定するとともに、これらの分割
レール間に、少なくとも一方のスライドビームに前後の
分割レール間で前後方向の僅かなスライド変位が可能に
支持されている一つ以上の分割レール17,18を配置
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方のキャリヤ走
行レールの端部とこれに離間対向した他方のキャリヤ走
行レールの端部との間に配置されて、これらの端部間を
接続するキャリヤ走行レールの端部接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、隣接する建屋間で物品の搬送を行
う場合、一方の建屋内に設けたキャリヤ走行レールと他
方の建屋内に設けたキャリヤ走行レールとを両建屋の隣
接部分で接続して、これらのキャリヤ走行レール間に物
品を搭載したキャリヤを走行させて搬送することが望ま
れる。
【0003】しかしながら、両方のキャリヤ走行レール
は、それぞれの建屋に対する取付位置のずれや、建屋自
体の歪みや傾き、キャリヤ走行レールの熱の影響による
膨張、収縮変形等によって、両者の接続部分に上下左右
或いは前後の方向に位置ずれが生じるため、これらのキ
ャリヤ走行レールの対向端部どうしを直接接続すること
が困難であった。
【0004】そこで、例えば、特開平8−218301
号公報に記載されているように、離間したキャリヤ走行
レールの対向する固定端部間に、自在接手レールと複数
に分断された伸縮接手レールとが介装された端部接続装
置が提案されている。
【0005】前記端部接続装置によれば、両方のキャリ
ヤ走行レールの対向する固定端部間の上下左右の位置ず
れが自在接手レールの両端に設けられた自在接手によっ
て吸収され、また、前後方向のずれが複数に分断された
伸縮継手レールの各部分の隙間の拡大縮小によって吸収
されるので、両側のキャリヤ走行レール間でのキャリヤ
走行を支障無く行うことが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した特開平8−2
18301号公報に記載されているものでは、両側のキ
ャリヤ走行レールの固定端部間の上下左右方向の位置ず
れを吸収する自在接手レールと、これらの固定点部間の
前後方向の位置ずれを吸収する伸縮接手レールとが直列
に接続されているため、端部接続装置の全長が長くな
り、両方のキャリヤ走行レールの固定端部間の間隔を広
くとれない場所には適用が困難となる問題があった。
【0007】そこで、本発明は、前述したような従来技
術における問題を解消し、キャリヤ走行レール固定端部
間の対向間隔が狭い場合にも適用することができる、構
造が簡単なキャリヤ走行レールの端部接続装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のキャリヤ走行レールの端部接続装置は、離
間して対向した一方のキャリヤ走行レールと他方のキャ
リヤ走行レールの端部間を接続するキャリヤ走行レール
の端部接続装置として提供されるものである。
【0009】前記端部接続装置は、長手方向に沿って互
いにスライド変位自在に連結された一対のスライドビー
ムと、これらのスライドビームの互いに反対方向に突出
するそれぞれの端部と両側のキャリヤレールの担持部材
間を回動自在に連結する一対の自在接手と、それぞれの
スライドビームの自在接手と連結されている端部近傍に
固定され、両側のキャリヤ走行レールの端部と連続する
ように配置されている一対の分割レールと、前記一対の
分割レール間に配置され、少なくとも一方のスライドビ
ームに前後の分割レール間で前後方向の僅かなスライド
変位が可能に支持されている一つ以上の分割レールとを
備えている。
【0010】本発明の端部接続装置においては、隣接す
る分割レールどうしの対向端面間の最大離間距離が、そ
れぞれの分割レール側に設けられたブラケットの対向面
間に渡された連結ロッドで制限されていることが好まし
い。
【0011】また、隣接する分割レールのブラケットの
対向面間に、これらの分割レールどうしを離間させる方
向に付勢する付勢部材を設けていることも好ましい。
【0012】
【実施の形態】本発明のキャリヤ走行レールの端部接続
装置は、例えば、建屋内にキャリヤ走行レールが設置さ
れており、物品を搭載したキャリヤがキャリヤ走行レー
ルを走行して前記物品の搬送を行なうような場合、隣接
した一方の建屋側のキャリヤ走行レールの端部と前記キ
ャリヤ走行レールの端部に距離をおいて対向する他方の
建屋側に設置されたキャリヤ走行レールの端部との間を
接続して、両側のキャリヤ走行レール間でキャリヤの移
動を円滑に行えるようにしたものである。
【0013】両方のキャリヤ走行レールは、それぞれの
建屋に対する取付位置のずれや、建屋自体の歪みや傾
き、キャリヤ走行レールの熱の影響による膨張、収縮変
形等によって、対向端部間に上下左右或いは前後の方向
に位置ずれが生じることがあるが、前後方向の位置ずれ
を生じた場合には、一対のスライドビームどうしが長手
方向に相対変位して、この位置ずれが吸収される。
【0014】この際、分割レールどうしの間には僅かな
隙間が設けられているので、これらの隙間の間隔が変化
することによって、キャリヤ走行レールの対向端部間の
間隔の変化に対応することができる。
【0015】また、両方のキャリヤ走行レールの対向端
部間に上下方向や左右方向の位置ずれが生じた場合に
は、一対の自在接手の部分が僅かに角変位することによ
り、それぞれの分割レールは両側のキャリヤ走行レール
に対して僅かに傾いてこれに対応し、キャリヤを一方の
キャリヤ走行レールから他方のキャリヤ走行レールへ支
障なく受け渡すことができる。
【0016】なお、一対のスライドビームは、長手方向
に沿って互いにスライド変位自在に対向側面をリニアガ
イド機構等で互いに連結したり、或いは、テレスコープ
状に組み合わせた外筒と内筒でこれらのスライドビーム
を構成し、長手方向に伸縮できるようにしてもよい。
【0017】また、それぞれのスライドビームに固定さ
れる分割レールの間に配置される分割レールは、スライ
ドビームの配置や構造に応じて、スライドビームにどち
らか一方にリニアガイド機構等でスライド変位自在に支
持させたり、或いは、両方のスライドビームにリニアガ
イド機構等でスライド自在に支持させることができる。
【0018】また、隣接する分割レールどうしの対向端
面間の最大離間距離が、それぞれの分割レール側に設け
られたブラケットの対向面間に渡された連結ロッドで制
限されている場合には、一部の分割レール間の隙間が拡
大しすぎて、ここをキャリヤの走行車輪が通過する際
に、隙間に落ち込んで大きな騒音を発生したり、キャリ
ヤの円滑な走行が妨げられることが防止される。
【0019】さらに、隣接する分割レールのブラケット
の対向面間に、これらの分割レールどうしを離間させる
方向に付勢する付勢部材を設けている場合、それぞれの
分割レール間の隙間が略均一に保持され、分割レール間
におけるキャリヤの走行車輪の通過が円滑に行われる。
【0020】なお、付勢部材としては、コイルばねや皿
ばね、緩衝ゴム、空気ばね等を用いることができる。ま
た、キャリヤの走行車輪の通過で引き起こされる分割レ
ールの前後方向の振動を抑制するために、ブラケットの
対向面間にオイルダンパー等を付勢部材と並列に設けて
も良い。
【0021】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明のキャリヤ走行レールの端部接続
装置の一実施例を示す側面図であって、この実施例で
は、端部接続装置1は、隣接した建屋Aと建屋Bのそれ
ぞれの天井から吊下支持されているキャリヤ走行レール
2,3の固定端部2A,3A間に配置されている。
【0022】これらのキャリヤ走行レール2,3は、横
断面略I字形に形成されており、図示していない電動式
のキャリヤがその車体上方に配置された走行車輪をこれ
らのキャリヤ走行レール2,3に支持されて走行するよ
うになっている。
【0023】これらのキャリヤ走行レール2,3には、
片側の垂直な側面に給電レール4が長手方向に沿って固
定されており、キャリヤ側に設けられた図示しない集電
シューがキャリヤの走行中に給電レール4に摺動接触す
ることで、給電レール4側からキャリヤに搭載されてい
る走行用モータや制御回路等へ給電されるようになって
いる。
【0024】それぞれのキャリヤ走行レール2,3の固
定端部2A,3A近傍位置の上面は、担時部材5,6に
固定支持されている。
【0025】これらの担時部材5,6は、それぞれの建
屋A,Bの天井C1,C2付近に設けられている水平支
持梁7,8の下面から連結部材9,10を介して懸架支
持されている。
【0026】次に、端部接続装置1について説明する。
端部接続装置1は、図2に示すように、長手方向に沿っ
て互いにスライド変位自在に対向側面を連結された一対
のスライドビーム11,12を有している。これらのス
ライドビーム11,12は、図3に示すように左右方向
にやや偏平な角筒状断面を有しており、互いの対向面間
の長手方向に離間した2カ所に設けられているリニアガ
イド機構LM1によって、相対的なスライド変位を円滑
に行えるように連結されている。
【0027】これらのスライドビーム11,12は、互
いに反対方向に突出する端部11A,12Aがそれぞ
れ、担時部材5,6に自在接手13,14を介して上下
左右の各方向に回動自在に連結されている。
【0028】この実施例においては、図2に示すよう
に、一方のキャリヤレール2側の担持部材5側に連結さ
れているスライドビーム11は、両側のキャリヤレール
2,3間の真上位置に配置され、また、他方のキャリヤ
レール3側の担持部材6側に連結されているスライドビ
ーム12は、前記真上位置から側方にずれた位置に配置
されている。
【0029】図1に示すように、スライドビーム11の
自在接手13側の端部11A近傍の下面には、分割レー
ル支持枠15を介して分割レール16が固定されてい
る。また、前記自在接手13は、一方の分割レール支持
枠15の、担持部材5と対向する面に取り付けられてい
る。
【0030】分割レール16は、両側のキャリヤレール
2,3と同様な略I字形横断面形状を有しており、その
一方の端部16Aはキャリヤレール2の固定端部2Aと
僅かな隙間を空けて連続するように配置され、キャリヤ
レール2と分割レール16との間の自在接手13回りの
上下左右両方向の回動を許容し、両者の間で図示しない
キャリヤの走行車輪が円滑に乗り移れるようにしてい
る。
【0031】また、スライドビーム11の下方には、そ
の長手方向に沿って2つの分割レール17,18が分割
レール16と直列に連続するように配置されている。
【0032】これらの分割レール17,18は、スライ
ドビーム11の下面にリニアガイド機構LM2を介して
取り付けられた分割レール支持枠19,20でそれぞれ
スライドビーム11の長手方向に個別にスライド変位可
能に支持されている。
【0033】また、これらの分割レール17,18は、
分割レール16と同様な略I字形横断面形状を有してい
てキャリヤの走行車輪が通過できるようになっている。
【0034】一方、スライドビーム12の自在接手14
側の端部12A近傍のスライドビーム11側に面する側
面下方には、分割レール支持枠21を介して分割レール
22が分割レール18とキャリヤレール3の間に直列に
配置されるように固定されている。また、前記自在接手
14は、分割レール支持枠21と担持部材6との対向面
間に取り付けられている。
【0035】前記分割レール22は、両側のキャリヤレ
ール2,3や、他の分割レール16,17,18,22
と同様な略I字形の横断面形状を有していて、その一方
の端部22Aは、キャリヤレール3の固定端部3Aと僅
かな隙間を空けて隣接配置され、キャリヤレール3と分
割レール22との間の自在接手14回りの上下左右両方
向の回動を許容し、両者の間でキャリヤの走行車輪が円
滑に乗り移れるようにしている。
【0036】分割レール支持枠15と分割レール支持枠
19の間、分割レール支持枠19と分割レール支持枠2
0の間、及び、分割レール支持枠20と分割レール支持
枠21の間は、図4に示すようにこれらの分割レール支
持枠15,19,20の対向端部近傍から両側に張り出
して設けられているブラケット15A,19A,20
A,21Aを介してそれぞれ左右一組ずつの連結ロッド
23によって連結されている。
【0037】また、これらの連結ロッド23は、ブラケ
ット15A,19A,20A,21Aに形成された図示
しない貫通孔に挿通されており、図5及び図6に示すよ
うに、一方の端に頭部23Aが形成され、他方の端にね
じ部23Bが形成されている。
【0038】前記ねじ部23Bには、鍔付きナット24
とこれの緩みを防止するためのロックナット25が螺合
されている。また、連結ロッド23の頭部23Aとねじ
部23Bとの間には、これらの中間の外径を有する軸部
23Cが形成されている。
【0039】連結ロッド23は、軸部23Cの部分がブ
ラケット15A,19A,20A,21Aの貫通孔をス
ライド自在に貫通し、また、鍔付きナット24に隣接す
るカラー26を貫通しており、隣り合ったブラケットの
対向面間の最大離間距離が前記カラー26と頭部23A
によって制限され、これによって分割レール間の隙間S
が拡がり過ぎることを防止している。
【0040】また、これらのブラケット15A,19
A,20A,21Aのそれぞれの対向面間には、付勢部
材としての圧縮コイルばね27が僅かに圧縮変形された
状態で、連結ロッド23の軸部23Cの外周に装着され
ている。
【0041】なお、図面中においては、圧縮コイルばね
27は説明の便宜上断面で図示している。
【0042】これらの圧縮コイルばね27は、一方のス
ライドビーム11に対して他方のスライドビーム12が
スライド変位したときに、これに伴うブラケット15
A,19A,20A,21Aのそれぞれの対向面間の離
間距離を均等に保って、分割レール16,17,18,
22どうしのそれぞれの隙間Sを均一に変化させるとと
もに、隣接する2つの分割レール間でキャリヤの走行車
輪が移乗する際の衝撃を緩衝する役割を果たしている。
【0043】なお、本実施例では、それぞれの分割レー
ル16,17,18,22どうしの対向する端面は、図
6に示すように、水平面内で長手方向に対して略45°
に傾斜して形成されており、これらの分割レールの端面
間の隙間Sに対してキャリヤの車輪は斜め方向に通過す
るため、車輪が隙間Sに落ち込んで騒音を発生すること
がない。
【0044】分割レール16,17,18,22の片側
の側面には、キャリヤの走行用モータ等に給電するため
の分割給電レール4Aが両側のキャリヤ走行レール2,
3側の給電レール4と直列に並んでそれぞれ取り付けら
れている。
【0045】図5に示すように、これらの分割給電レー
ル4Aには屈曲自在な給電ケーブル28を介してスライ
ドビーム11,12側から給電されるようになってい
る。
【0046】前述した実施例においては、キャリヤ走行
レールが建屋の天井から吊下支持される構造になってい
るが、キャリヤが建屋の床面に敷設されたキャリヤ走行
レール上を走行する台車として構成されている場合に
は、端部接続装置を分割レール下方にスライドビームが
配置されている本実施例のものと上下を反対にした構造
とし、スライドビーム部分を床面下に埋設して用いるこ
とができる。
【0047】また、本実施例においては、キャリヤ走行
レールを走行するキャリヤには、電動式のキャリヤが用
いられているが、キャリヤ自体に動力源を搭載せずに、
キャリヤ走行レールや分割レールに沿って無端状に循環
駆動されるプッシャコンベヤ等で走行させてもよく、ま
た、キャリヤ走行レールや分割レールを緩傾斜させて重
力で走行させたり、手押しにより走行させるようにして
もよい。
【0048】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
発明によれば、長手方向に沿って互いにスライド変位自
在に連結された一対のスライドビームの互いに反対方向
に突出するそれぞれの端部を自在接手で両側のキャリヤ
レールの担持部材間に連結し、これらの端部近傍に一対
の分割レールを固定するとともに、前記一対の分割レー
ル間に、少なくとも一方のスライドビームに前後の分割
レール間で前後方向の僅かなスライド変位が可能に支持
されている一つ以上の分割レールを配置しているため、
端部接続装置の全長を短く構成することができ、キャリ
ヤ走行レール固定端部間の対向間隔が狭い場合にも適用
することができる。
【0049】また、部品点数が少なく、構造が簡単であ
るため、保守が容易になるとともに、設備コストを安く
できる。
【0050】また、請求項2記載の発明によれば、隣接
する分割レールどうしの対向端面間の最大離間距離が、
それぞれの分割レール側に設けられたブラケットの対向
面間に渡された連結ロッドによって制限されているた
め、一部の分割レール間の隙間が拡大しすぎて、ここを
キャリヤの走行車輪が通過する際に、隙間に落ち込んで
大きな騒音を発生したり、キャリヤの円滑な走行が妨げ
られるようなことがない。
【0051】また、請求項3記載の発明によれば、隣接
する分割レールのブラケットの対向面間に、これらの分
割レールどうしを離間させる方向に付勢する付勢部材を
設けているため、それぞれの分割レール間の隙間が均一
に保持され、分割レール間でキャリヤの走行車輪の通過
を円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のキャリヤ走行レールの端部接続装置
の一実施例を示す側面図。
【図2】 本発明のキャリヤ走行レールの端部接続装置
の一実施例を示す平面図。
【図3】 図1のX−X線位置から矢印方向に見た断
面図。
【図4】 図1のY−Y線位置から矢印方向に見た断面
図。
【図5】 本発明のキャリヤ走行レールの端部接続装置
の要部側面図。
【図6】 本発明のキャリヤ走行レールの端部接続装置
の要部平面図。
【符号の説明】
1 端部接続装置 2,3
キャリヤ走行レール 2A,3A 固定端部 4
給電レール 4A 分割給電レール 5,6
担持部材 7,8 水平支持梁 9,10
連結部材 11,12 スライドレール 11A,12A 端部 13,14 自在接手 15,19,20,21 分割レール支持枠 16,17,18,22 分割レール 16A,22A 端部 23
連結ロッド 23A 頭部 23B
ねじ部 23C 軸部 24
鍔付きナット 25 ロックナット 26
カラー 27 圧縮コイルばね 28
給電ケーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 離間して対向した一方のキャリヤ走行レ
    ールと他方のキャリヤ走行レールの端部間を接続するキ
    ャリヤ走行レールの端部接続装置であって、 長手方向に沿って互いにスライド変位自在に連結された
    一対のスライドビームと、これらのスライドビームの互
    いに反対方向に突出するそれぞれの端部と両側のキャリ
    ヤレールの担持部材間を回動自在に連結する一対の自在
    接手と、 それぞれのスライドビームの自在接手と連結されている
    端部近傍に固定され、両側のキャリヤ走行レールの端部
    と連続するように配置されている一対の分割レールと、 前記一対の分割レール間に配置され、少なくとも一方の
    スライドビームに前後の分割レール間で前後方向の僅か
    なスライド変位が可能に支持されている一つ以上の分割
    レールとを備えていることを特徴とするキャリヤ走行レ
    ールの端部接続装置。
  2. 【請求項2】 隣接する分割レールどうしの対向端面間
    の最大離間距離が、それぞれの分割レール側に設けられ
    たブラケットの対向面間に渡された連結ロッドで制限さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のキャリヤ走行
    レールの端部接続装置。
  3. 【請求項3】 隣接する分割レールのブラケットの対向
    面間に、これらの分割レールどうしを離間させる方向に
    付勢する付勢部材を設けていることを特徴とする請求項
    2記載のキャリヤ走行レールの端部接続装置。
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