JP2000289302A - 印刷装置及び印刷システム - Google Patents

印刷装置及び印刷システム

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JP2000289302A
JP2000289302A JP11105249A JP10524999A JP2000289302A JP 2000289302 A JP2000289302 A JP 2000289302A JP 11105249 A JP11105249 A JP 11105249A JP 10524999 A JP10524999 A JP 10524999A JP 2000289302 A JP2000289302 A JP 2000289302A
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Jun Doi
純 土肥
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の印刷装置/システムにおいては、印刷
用紙が排紙口に完全に出力されたことを検知した後、上
位装置を通じる各ユーザに通知していたため、ユーザが
それを取り出すに要する時間は、ユーザが単数または複
数の場合も、実際印刷処理時間とは無関係であり、この
ための無駄な時間をなくする手段を提供する。 【解決手段】 このため、コンピュータ等の上位装置に
対し、印刷装置の状態変化を通知する通知手段、印刷終
了用紙が排紙口に出力されたことを検知する排紙センサ
114と、この用紙が排紙口から取り去られたことを検
知するセンサ115との2つの検知センサからの通知に
より、その間の時間を計測し、その時間データを蓄積す
る記憶手段を備え、このデータにより上位装置に対して
印刷終了通知を実行するタイミングを変化させる制御構
成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上位装置からの印
刷情報を出力する印刷装置と、その印刷に関わる情報を
前記上位装置とやりとりする印刷システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷装置及び印刷システムにおい
ては、上位装置から印刷データ等が前記印刷装置へ転送
され、この印刷データに従って印刷が終了し、印刷用紙
が排紙口に完全に出力されたことを検知した後、上位装
置に対して印刷が終了した旨通知するようにしている。
この終了通知を受けた上位装置は、印刷データの送り主
(ユーザ)に対して印刷が終了したことを示す通知(メ
ッセージ)等を表示していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のような、印刷用紙が排紙口へ完全に出力されたこ
とを検知し、上位装置に対して印刷が終了した旨通知し
ていると、上位装置を通じて印刷の指示を出していた送
り主(ユーザ)が、実際に印刷された用紙を手にする迄
には、上位装置を通紙で印刷終了の通知を受けてから、
印刷装置の場所まで移動し、印刷装置の排紙口から印刷
済みの用紙を取り出す時間も暗黙の内に含まれていた。
【0004】この時間は、ユーザが単独で印刷の指示を
出した場合も、複数のユーザが次々と印刷を実行したと
きも、実際に印刷装置が処理を行っている時間とは関係
なく、無駄であった。
【0005】本発明は、以上のような問題点に鑑みてな
されたもので、前記のような実質的に無駄な時間をなく
することにより、効率的な印刷処理を可能とする手段の
提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明は、下
記の各項(1)〜(6)のいずれかに示す印刷装置及び
印刷システムの提供により、前記目的を達成しようとす
るものである。
【0007】(1)上位装置等から送られてくる命令や
データにより印刷を実行する印刷装置及びそれらを制御
する印刷システムにおいて、前記上位装置に対し前記印
刷装置の状態変化を通知する通知手段、印刷終了した用
紙が排紙口に出力されたことを検知する検知手段、前記
用紙が前記排紙口から取り去られたことを検知する検知
手段、前記2つの各検知手段からの通知により、排紙終
了から用紙が取り去られるまでの時間を計測する時間計
測手段、その計測時間データを蓄積する記憶手段を持
ち、蓄積した前記計測時間データによって前記上位装置
に対して印刷の終了通知を実行するタイミングを変化さ
せることを特徴とする印刷装置及び印刷システム。
【0008】(2)前項(1)において、複数の前記上
位装置がネットワーク等で前記印刷装置に接続されてい
る場合、前記各上位装置識別する手段と、これらの各上
位装置毎に送られてる印刷データによって印刷される用
紙の排紙終了から用紙が取り去られる迄の計測時間デー
タを蓄積する手段を持ち、それぞれの蓄積データに応じ
て、前記各上位装置毎にその上位装置に対して印刷の終
了通知を実行するタイミングを変化させることを特徴と
する印刷装置及び印刷システム。
【0009】(3)前項(1)において、前記印刷デー
タを前記上位装置等を使って送ってくる送り主(ユー
ザ)を識別する手段と、その送り主毎に送られてくる印
刷データによって印刷される用紙の排紙終了から用紙が
取り去られる迄の前記計測時間データを蓄積する手段を
持ち、それぞれの前記蓄積データに応じて、前記送り主
毎に前記上位装置に対して印刷の終了通知を実行するタ
イミングを変化させることを特徴とする印刷装置及び印
刷システム。
【0010】(4)前項(2)に加え、前記各上位装置
から送られてくる印刷データの送り主をも識別する手段
を持ち、その送り主毎に排紙終了から用紙が取り去られ
る迄の計測時間データを蓄積し、それぞれの前記蓄積デ
ータに応じて、前記送り主毎に上位装置に対して印刷の
終了通知を実行するタイミングを変化させることを特徴
とする印刷装置及び印刷システム。
【0011】(5)前項(1)ないし(4)のいずれか
に加え、前記印刷の終了装置を実行するタイミングを変
化させるか否かを、前記上位装置から命令により決定し
得ることを特徴とする印刷装置及び印刷システム。
【0012】(6)前項(1)ないし(4)のいずれか
に加え、前記印刷の終了通知を実行するタイミングを変
化させるか否かを、前記印刷装置荷装備されているスイ
ッチ等によって決定し得ることを特徴とする印刷装置及
び印刷システム。
【0013】
【作用】以上のような本発明構成により、実際に印刷済
みの用紙が排紙口に出力される前に、上位装置へ終了通
知が到達するため、ユーザが上位装置で印刷終了通知を
受けてから、印刷装置の移動して行く時間も無駄な時間
とならず、効率的な印刷処理が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
複数の実施例に基づき、それぞれ図面を参照して詳細に
説明する。
【0015】
【実施例】(実施例1)本実施例の構成を説明する前
に、本実施例を適用する好適な印刷装置としてレーザビ
ームプリンタ(以下、“LBP”と記述)の構成につい
てその構成概要側断面図を示す図1を参照して説明す
る。
【0016】なお、本実施例を適用する印刷装置は、L
BPに限られるものではなく、他のプリント方式の印刷
装置でも差支えないことはもちろんである。
【0017】図1は、本実施例に適用されるLBPの内
部構造概要を示す側断面図で、このLBPは不図示のデ
ータ源から文字パターンの登録や定型書式(フォームデ
ータ)等の登録が行える。
【0018】同図において、100はLBP本体であ
り、外部に接続されている上位装置(ホストコンピュー
タ等)から供給される文字情報(文字コード)やフォー
ム情報あるいはマクロ命令等を入力して記憶すると共
に、それらの情報に従って対応する文字パターンやフォ
ームパターンなどを作成し、記録媒体である記録紙上に
像を形成する。
【0019】112は、操作のためのスイッチ及びLE
DやLCD表示器等が配設されている操作パネル、10
1は、LBP100全体の制御及びホストコンピュータ
から供給される文字情報等を解析する制御手段(以下、
“制御ユニット”)である。
【0020】この制御ユニット101は、主に文字情報
に対応する文字パターンのビデオ信号に変換してレーザ
ドライバ102に出力する。レーザドライバ102は、
半導体、レーザ103を駆動するための回路であり、入
力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ103から発
射されるレーザ光104をオンオフ切り替える。
【0021】レーザ光104は、回転多面鏡(ポリゴン
ミラー)105で左右方向に振られ、静電ドラム(感光
ドラム)106上を走査する。これにより、静電ドラム
106上には文字パターンの静電潜像が形成される。こ
の静電ドラム106周囲の現像ユニット107により現
像された後、記録紙に転送される。
【0022】この記録紙にはカットシートを用い、カッ
トシート記録紙はLBP100に装着した用紙カセット
108に収納され、給紙ローラ108及び搬送ローラ1
10と111とにより、装置内に取り込まれて、静電ド
ラム106に供給される。
【0023】図2は、本発明実施例の印刷装置と上位装
置との構成を説明するブロック図である。ここでは、L
BP100(図1)を例にして説明する。本発明の機能
が実行されるものであれば、単体の機器であっても、複
数の機器から成るシステムであっても、あるいはLAN
等のネットワークを介して処理が行われるシステムであ
っても本発明を適用できることはもちろんである。
【0024】図2において、300は、ホストコンピュ
ータ200等の上位装置で、ROM3のプログラム用R
OMに記憶された文書処理プログラム等に基づいて図
形,イメージ,文字,表(表計算等を含む)等が混在し
た文書処理を実行するCPU1を備え、システムデバイ
ス4に接続される各デバイスをCPU1が総括的に制御
する。
【0025】また、ROM3のプロクラム用ROMに
は、CPU1の制御プログラム等を記憶し、ROM3の
フォント用ROMには上記文書処理の際に使用するフォ
ントデータ等を記憶し、ROM3のデータ用ROMは上
記文書処理等を行う際に使用する各種データを記憶す
る。2はRAMで、CPU1の主メモリ,ワークエリア
等として機能する。
【0026】5はキーボードコントローラ(KBC)
で、キーボード9や不図示のポインティングデバイスか
らのキー入力を制御する。6はCRTコントローラ(C
RTC)で、CRTディスプレイ(CRT)10の表示
を制御する。7はメモリコントローラ(MC)で、ブー
トプログラム,種々のアプリケーション,フォントデー
タ,ユーザファイル,編集ファイル等を記憶するハード
ディスク(HD),フロッピーディスク(FD)等の外
部メモリ11とのアクセスを制御する。
【0027】8はプリンタコントローラ(PRTC)
で、所定の双方向性インタフェース(インタフェース)
21を介してLBP100に接続されて、LBP100
との通信制御処理を実行する。
【0028】なお、CPU1は、例えばRAM2上に設
定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展
開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上でのW
YSIWYGを可能としている。また、CPU1は、C
RT10上の不図示のマウスカーソル等で指示されたコ
マンドに基づいて登録された種々のウインドウを開き、
種々のデータ処理を実行する。
【0029】LBP100において、電源スイッチ22
を操作し、電源投入を指示すると、図示していない電源
部より制御ユニット101や印刷部17へ電源が供給さ
れ、プリンタ内部の各機能が動き始める。
【0030】通常、電源部は、印刷部17の内部に装備
されていることが多い。プリンタCPU12は、ROM
13のプログラム用ROMに記憶された制御プロクラム
等或いはハードディスク、フロッピディスク、メモリ等
の外部記憶手段14に記憶された制御プログラム等に基
づいて、システムバス15に接続される各種のデバイス
とのアクセスを総括的に制御し、印刷部インタフェース
16を介して接続される印刷部(エンジン)17に出力
情報としての画像信号を出力する。
【0031】また、このROM13のプログラムROM
には、後述する本実施例の制御手順シーケンスフローチ
ャート図4,5で示されるような、CPU12の制御プ
ログラム等を記憶しても良い。また、ROM13のフォ
ント用ROMには、上記出力情報を生成する際に使用す
るフォントデータ等を記憶し、ROM13のデータ用R
OMには外部記憶手段14が無いプリンタの場合には、
ホストコンピュータ上で利用される情報等を記憶してい
る。
【0032】CPU12は、入力部18を介してホスト
コンピュータとの通信処理が可能となっており、プリン
タ内の情報等を上位装置300に通知可能に構成されて
いる。
【0033】19は、CPU12の主メモリ、ワークエ
リア等として機能するRAMで、不図示の増設ポートに
接続されるオプションRAMにより、メモリ容量を拡張
することができるように構成されている。なお、RAM
19は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NV
RAM等に用いられる。
【0034】前述したハードディスク、ICカード等の
外部記憶手段14は、メモリコントローラ(MC)20
及びプログラムROM13に格納されているCPU12
の制御プロクラムにより、その存在を知ることができ、
且つ、アクセスが制御される。
【0035】外部記憶手段14は、オプションとして接
続され、フォントデータ、エミュレーションプロクラ
ム、フォームデータ等を記憶する場合もある。また、前
述した外部記憶手段は1個に限らず、少なくとも1個以
上備え、内蔵フォントに加えてオプションフォントカー
ド、言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈するプログ
ラムを格納した外部記憶手段を複数接続できるように構
成されていても良い。
【0036】さらに、不図示のNVRAMを有し、操作
パネル112(図1)からのプリンタモード設定情報を
記憶するようにしても良い。
【0037】図3は、本実施例に適用されるLBPの印
刷用紙の排紙口付近の内部構造を示す断面図で、113
は排紙ローラ、114は排紙センサで、印刷済みの用紙
117が、排紙トレイ116上に排出されたか否かを確
認するためにある。115は、排紙トレイ116上に印
刷用紙があるか否かを検知するためのセンサである。
【0038】印刷済みの用紙117が排紙トレイ116
上にない時は、不図示のばねの力によって実線で示した
ような位置にあり、印刷済用紙117が排紙トレイ11
6上にある時は、点線で示したような位置に移動し、セ
ンサを動作させる。
【0039】以下、図4,図5の各フローチャート(そ
の1,その2)を参照して本発明実施例の各制御手順シ
ーケンスを詳細に説明する。
【0040】まず、図4において、電源が投入されて印
刷装置の初期化が終了すると、上位装置等から印刷デー
タが受信されるのを持っている(ステップS40)。デ
ータの受信がない時は、印刷動作以外の処理で必要なも
のを実行したり、スリープ状態に入って消費電力を少な
くしたりしている(ステップS41)。一般的に印刷デ
ータの受信等は、割り込み処理で独立に行ない、印刷処
理等と並行して実行されるのであるが、本発明では説明
を簡単にするために、1つの流れとして説明する。
【0041】上位装置等からの印刷データを受信する
と、そのデータに従って印刷処理を実行する(ステップ
S42)。次に印刷処理が終了すると、印刷の終った用
紙(以下印刷済みの用紙)を排紙口(排紙トレイ116
(図3)等)へ出力するための排紙処理を起動する(ス
テップS43)。
【0042】次に、今排紙処理を実行している印刷済み
の用紙が、上位装置から受信した印刷データの最終ペー
ジなのか否かを判断する(ステップS44)。もしそう
でないならば、ステップS42に戻り印刷処理を続け
る。最終ページならば、そのことを記憶するために、フ
ラグを設定(オン)する(ステップS45)。
【0043】次に、今回の上位装置からの印刷データに
対して、その印刷処理の終了(もちろん排紙までの終
了)を通知する方法が通常のままか、それとも、終了通
知を実行するタイミングを変化させるのかを判断する
(ステップS46)。この判断でどちらかにするのか決
定する要因は、上位装置等からの命令によるものであっ
ても、操作パネル112(図1)からの操作によるもの
であっても良い。
【0044】判断の結果、終了通知を実行するタイミン
グを変化させない方法(以下、“通常の通知方法”)と
なったら、再び上位装置等からの印刷データを持つため
ステップS40へ戻る。ここでは、ステップS47の処
理の説明へ進まず、上記通常の通知方法になっている場
合には、印刷済みの用紙が排紙口へ排紙された時の説明
をする。
【0045】排紙センサ114(図3)の部分を通過す
ると、割り込みが発生するようになっており、まづ図5
のステップS50においては、この印刷済みの用紙が最
終ページなのか否かを図4のステップS45で設定され
るフラグにより判断する。最終ページでない場合は、何
もしないで割り込み処理をぬけるが、最終ページである
と判断した場合は、このフラグを初期化(オフ)し(ス
テップS51)、次に、通常の通知方法か否か判断する
(ステップS52)。
【0046】前述した通り、ここでは“通常の通知方
法”となっているので、ステップS53へ進み、上位装
置等に対して、印刷が終了したことをインターフェース
21(図2)を介して通知する。次に、終了通知を行な
ってから(すなわち用紙の排出が終了してから)その印
刷結果が持ち去られる(抜き取られる)迄の時間を計測
するためのタイマを起動する(ステップS54)。
【0047】排紙センサ114(図3)と同様に、セン
サ115は、排紙口にあった印刷済みの用紙が取り去ら
れたことを検知すると、割り込みが発生するようになっ
ている。割り込みが発生すると、ステップS54(後述
するステップS56)で起動されたタイマを停止して、
その値をRAM19(図2)等にセーブしておく(ステ
ップS57)。
【0048】セーブされた値とは、上位装置へ対して終
了通知を出してから、その印刷済みの用紙が取り去られ
る迄の時間を表している。また、いくつか上記セーブさ
れた値が溜ると、ステップS58で、それらセーブされ
た値の平均値を計算する(もちろん計算結果も同様にセ
ーブしておく)。セーブされた値がいくつか溜ったら計
算を実行するかは、固定的に決めておいても良いし、上
位装置等からの命令によるものであっても、操作パネル
112(図1)からの操作によるもの(命令)であって
も良い。
【0049】ここで再び図4のステップS46に戻っ
て、今度は終了通知を実行するタイミングを変化させる
方法となった場合を説明する。
【0050】上記の判断をした場合、ステップS47に
進み、図5における前記ステップS58での計算結果
と、排紙処理を起動する処理(ステップS43)を実行
してから印刷済みの用紙が排紙口に完全に排出されるま
での時間(本時間は、排紙のための機構により変化する
が、固定値であり、予め分かっている時間である。以下
本時間を、実際に排紙にかかる時間とする)を使い、終
了の実行タイミングを計算する。計算は、実際に排紙に
かかる時間をステップS58での計算結果で求める。次
にこの計算結果を、終了通知を実行する割り込み処理を
起動するためのタイマへ設定する(ステップS48)。
【0051】上記計算時間が経過すると、タイマ割り込
みが発生しステップS55において上位装置等に対し
て、印刷が終了したことをインタフェース21図2を介
して通知する。次に、ステップS54と同様に終了通知
を行なってから(用紙の排出が終了してから)その印刷
結果が持ち去られる(抜き取られる)迄の時間を計測す
るためのタイマを起動する(ステップS56)。
【0052】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
を、その制御シーケンスフローチャートを示す図6を参
照して説明する。
【0053】図3に示すセンサ115は排紙口にあった
印刷済みの用紙が取り去られたことを検知すると、割り
込みが発生することは前記実施例1で説明したが、その
割り込み処理において、タイマによって計測された値
を、それぞれ上位装置毎に分けてセーブしておく(ステ
ップS60)。ネットワークに継がった印刷装置の場
合、ネットワーク上を流れるデータはパケットデータに
なっているので、そのパケットに付属する情報により、
印刷データを送ってくる上位装置の識別をすることがで
きることを利用する。
【0054】もちろん、セーブされたデータは、前記上
位装置に対して終了通知を出してから、その印刷済みの
に用紙が取り去られる迄の時間を表している。
【0055】次に、いくつが上記セーブされた値が溜る
と、ステップS61で、それらセーブされた値の平均値
を計算する(もちろん、この計算は上位装置毎に分けて
行ない、結果も同様に分けてセーブしておく)。
【0056】セーブされた値がいくつ溜ったら、計算を
実行するか否かは、固定で決めておいても良いし、上位
装置等からの命令によるものであっても、操作パネル1
12(図1)からの操作によりもの(命令)であっても
よい。
【0057】以上のようにしておくことにより、図4に
おけるステップS47で終了通知の実行タイミングを計
算する場合も、上位装置毎に分けて行なうことが可能と
なる。もちろん、どの上位装置から送られてきた印刷デ
ータであるかを判断してから、それに応じて計算するこ
とは言うまでもない。
【0058】(実施例3)次に、本発明の第3実施例と
して、形式はいかなるものであっても差し支えないが、
上位装置から送られる印刷データの先頭に、その印刷デ
ータの送り主(上位装置を使っているユーザ)を識別す
るためのデータ(コマンド等)を付けることによって、
前記実施例2と同様に、センサ115によって排紙口に
あった印刷済みの用紙が取り去られたことを検知する割
り込みが発生した時の処理で、印刷データの送り主毎に
タイマによって計算された値を、それぞれ分けてセーブ
しておきその計算も送り主毎に分けて行なうことによ
り、図4におけるステップS47で終了通知の実行タイ
ミングを計算する場合も、送り主毎に分けて行うことが
可能となる。もちろん、いずれの送り主から送られてき
た印刷データであるかを判断してから、それに応じて計
算することは前記実施例2におけると同様である。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印刷終了通知を、上位装置に発光するタイミングを変化
させることにより、実際に印刷済みの用紙が排紙口に出
力される前に、上位装置へ終了通知が到達することにな
り、そのことによって、ユーザが上位装置で印刷終了通
知を受けてから、印刷装置の所へ移動していく時間も無
駄な時間とならず、効率的な印刷処理が可能となる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のレーザビームプリンタの構成概要
側断面図
【図2】 実施例1の印刷装置及び上位装置の構成ブロ
ック図
【図3】 実施例1のLBPの印刷用紙の排紙口付近の
内部構造断面図
【図4】 実施例1の制御手順シーケンスフローチャー
ト(その1)
【図5】 実施例1の制御手順シーケンスフローチャー
ト(その2)
【図6】 実施例2の制御手順シーケンスフローチャー
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 ROM 4 システムバス 5 KBC(キーボードコントローラ) 6 CRTC(CRTコントローラ) 7 MC(メインコントローラ) 8 PRTC(プリンタコントローラ) 9 KB(キーボード) 10 CTR 11 外部メモリ 12 CPU 13 ROM 14 外部記憶手段 15 システムバス 16 印刷部インタフェース 17 印刷部 18 入力部 19 RAM 20 MC(メインコントローラ) 22 電源スイッチ 100 LBP(印刷装置) 102 レーザドライバ 103 半導体レーザ 104 レーザ光 105 回転多面鏡 106 静電ドラム 107 現像ユニット 108 用紙カセット 109 給紙ローラ 110 搬送ローラ 111 搬送ローラ 112 操作パネル 113 排紙ローラ 114 排紙センサ 115 排紙トレイ上の用紙の有無を検知するセンサ 116 排紙トレイ 117 印刷済み用紙 200 ホストコンピュータ 300 上位装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置等から送られてくる命令やデー
    タにより印刷を実行する印刷装置及びそれらを制御する
    印刷システムにおいて、 前記上位装置に対し前記印刷装置の状態変化を通知する
    通知手段、印刷終了した用紙が排紙口に出力されたこと
    を検知する検知手段、前記用紙が前記排紙口から取り去
    られたことを検知する検知手段、前記2つの各検知手段
    からの通知により、排紙終了から用紙が取り去られるま
    での時間を計測する時間計測手段、その計測時間データ
    を蓄積する記憶手段を持ち、蓄積した前記計測時間デー
    タによって前記上位装置に対して印刷の終了通知を実行
    するタイミングを変化させることを特徴とする印刷装置
    及び印刷システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、複数の前記上位装置
    がネットワーク等で前記印刷装置に接続されている場
    合、前記各上位装置識別する手段と、これらの各上位装
    置毎に送られてる印刷データによって印刷される用紙の
    排紙終了から用紙が取り去られる迄の計測時間データを
    蓄積する手段を持ち、それぞれの蓄積データに応じて、
    前記各上位装置毎にその上位装置に対して印刷の終了通
    知を実行するタイミングを変化させることを特徴とする
    印刷装置及び印刷システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記印刷データを前
    記上位装置等を使って送ってくる送り主(ユーザ)を識
    別する手段と、その送り主毎に送られてくる印刷データ
    によって印刷される用紙の排紙終了から用紙が取り去ら
    れる迄の前記計測時間データを蓄積する手段を持ち、そ
    れぞれの前記蓄積データに応じて、前記送り主毎に前記
    上位装置に対して印刷の終了通知を実行するタイミング
    を変化させることを特徴とする印刷装置及び印刷システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項2に加え、前記各上位装置から送
    られてくる印刷データの送り主をも識別する手段を持
    ち、その送り主毎に排紙終了から用紙が取り去られる迄
    の計測時間データを蓄積し、それぞれの前記蓄積データ
    に応じて、前記送り主毎に上位装置に対して印刷の終了
    通知を実行するタイミングを変化させることを特徴とす
    る印刷装置及び印刷システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに加え、前
    記印刷の終了装置を実行するタイミングを変化させるか
    否かを、前記上位装置からの命令により決定し得ること
    を特徴とする印刷装置及び印刷システム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし4のいずれかに加え、前
    記印刷の終了通知を実行するタイミングを変化させるか
    否かを、前記印刷装置荷装備されているスイッチ等によ
    って決定し得ることを特徴とする印刷装置及び印刷シス
    テム。
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