JP2000280818A - 非常灯火装置及び非常灯火装置付き自動車 - Google Patents

非常灯火装置及び非常灯火装置付き自動車

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JP2000280818A
JP2000280818A JP12750499A JP12750499A JP2000280818A JP 2000280818 A JP2000280818 A JP 2000280818A JP 12750499 A JP12750499 A JP 12750499A JP 12750499 A JP12750499 A JP 12750499A JP 2000280818 A JP2000280818 A JP 2000280818A
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JP
Japan
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emergency lighting
lighting device
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light emitting
lid
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JP12750499A
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Tsuneo Goto
恒男 後藤
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POOTA KOGYO KK
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POOTA KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の非常灯火装置付き自動車のトランクの
蓋を開けた場合でも視認範囲を充分に確保し、以て安全
性の確保に寄与できる非常灯火装置及びその非常灯火装
置付き自動車を提供することを課題とする。 【解決手段】 非常灯火装置10は、棒状の本体部11
と、その本体部11内に収容された発光手段12と、本
体部11に設けられ、その本体部を取り付け対象に対し
て着脱可能に取り付けるための取付手段20とを備え
る。非常灯火付き自動車は、上記の非常灯火装置10
を、自動車1のトランク4を開閉する蓋5の内面側に設
け、発光手段12へ電気を供給する電線14を自動車1
の電源に接続した構成とする。その場合、非常灯火装置
10の本体部11を蓋5の自由端近くの内面側に固定配
置した構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に警察官などが
使用するパトロールカー(パトカー)などの自動車に装
備して用いた場合に有効な非常灯火装置及び非常灯火装
置付き自動車の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】警戒車両や緊急車両等を兼ねるパトカー
には、赤色光を用いた非常灯火装置が装備されている。
【0003】図4は、そうした非常灯火装置付き自動車
の従来例を示すもので、自動車1のボンネット2上に、
非常灯火装置3を設けている。非常灯火装置3は、自動
車1の一番高いボンネット2上に設けることで、その非
常灯火装置3を周囲から充分に視認(確認)できるよう
に配慮してある。
【0004】この非常灯火装置3は、夜間の平常パトロ
ール時には、通常光量の赤色光を点灯状態に保持してい
るが、非常時には回転反射板等により回転式あるいは点
滅式に見える工夫がされ、さらに光量増大により視認範
囲を大きく拡大できるように配慮している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この非常灯火
装置3は、自動車の走行時においてはその機能を十分に
発揮することができるものの、次のような場合に問題が
あることが判った。
【0006】即ち、図5に示すように、例えば自動車1
の停止時において、事故処理等に必要な道具等を取り出
すためにトランク4の蓋5を開けた場合に、その蓋5が
非常灯火装置3を遮り、後方から見えなくなってしまう
問題である。
【0007】この問題は、時として重大な結果を招くこ
とが判明した。それは、例えば後続車の運転者等から
は、その視線を矢印ILで示すように、非常灯火装置3
が見えなくなっているために、道路上で停止している自
動車1の存在に気づくのが遅れて、これに追突してしま
う事故が発生する恐れがあるからである。
【0008】本発明は、非常灯火装置のこうした問題を
解決し、トランクの蓋を開けた場合でも視認範囲を充分
に確保し、以て安全性の確保に寄与できる非常灯火装置
及びその非常灯火装置付き自動車を提供することを課題
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、棒状の本体
部と、その本体部内に収容された発光手段と、前記本体
部に設けられ、その本体部を取り付け対象に対して着脱
可能に取り付けるための取付手段とを備える構成とし
た。
【0010】前記棒状の本体部については、内部中空な
筒状部分を有し、前記発光手段は複数の発光ダイオード
からなり、それらの発光ダイオードが前記筒状部分内に
その軸方向に間隔をおいて配置されている構成とするこ
とが好ましい。
【0011】前記取付手段としては、取付対象に対する
着脱性を考慮して磁石を含む構成とするのが望ましい。
また、取付手段は本体部に対して首振り可能に設けるこ
とが好ましい。
【0012】前記取付対象は、自動車のトランクを開閉
する蓋の内面側であり、かつ、蓋の開状態において前記
発光手段が車体後方から見える位置であることが大変好
適である。その際、本体部が自動車の幅方向へ延びるよ
うに配置され、かつ、本体部の発光領域が人体の幅より
も長いことが好ましい。
【0013】また、本発明の非常灯火装置付き自動車
は、上記の非常灯火装置を、自動車のトランクを開閉す
る蓋の内面側に設け、前記発光手段へ電気を供給する電
線を自動車の電源に接続した構成とすることができる。
その場合、非常灯火装置の本体部を蓋の自由端近くの内
面側に固定配置した構成とすることも望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は本発明に係る非常
灯火装置を自動車のトランクの蓋に取り付けた状態を示
す概略斜視図である。図2は非常灯火装置の平面図、図
3は要部の断面図である。
【0015】図1において、1はパトロールカー等の自
動車を示し、5はトランク4の蓋を示している。そし
て、この蓋5の内面51側に、本実施の形態に係る非常
灯火装置10を設けている。
【0016】この非常灯火装置10は、棒状の本体部1
1と、その本体部11内に収容された発光手段12と、
本体部11に設けられ、その本体部11を取り付け対象
である蓋5の内面51に対して着脱可能に取り付けるた
めの取付手段20とを備える構成である。
【0017】棒状の本体部11は、赤色半透明の樹脂製
筒状部材で形成している。従って、本体部11は、全体
が内部中空な筒状部分を有する構成であるが、両端には
開口封止部材13を設けている。
【0018】発光手段12は、複数の赤色発光ダイオー
ド(LED)からなり、それらの発光ダイオード12が
筒状部分内にその軸方向に等間隔をおいて配置されてい
る。各発光ダイオード12は、例えば細長い図示しない
配線基板に等間隔で直列に固定配置されると共に、本体
部11内に挿入されて固定される。
【0019】各発光ダイオード12は、一部を点滅式と
し、残りを点灯式としてもよい。勿論、全部を点滅式と
することもできる。発光ダイオード12に赤色光を用い
る場合、本体部11を透明樹脂により形成することもで
きる。図2において、14は各発光ダイオード12へ電
気を供給する電線を示す。
【0020】取付手段20は、取付対象に対する着脱性
を考慮して、即ち、トランク4の蓋5が磁性体としての
金属板(一般に鉄板)である点を考慮して、図3に示す
ように、磁石21を利用している。磁石21は円盤状
で、保持部材22により保持されている。保持部材22
は下面側が開口した円盤状の凹部23を有する扁平な円
柱状であり、凹部23内に前記磁石21がはめ込まれて
いる。
【0021】また、この取付手段20は、相互に間隔を
有するように本体部11の両端部近くにそれぞれ装備さ
れ、本体部11に対して首振り可能に設けられている。
首振り可能にしているのは、トランク4の蓋5の内面5
1が若干の曲面となっているのに対処可能にするためで
ある。首振り可能に構成することによって、蓋5の内面
51が緩い曲面になっていても、磁石21はその曲面に
追従する形態で内面51にしっかりと吸着することがで
きるからである。
【0022】磁石21を主体とするこの取付手段20を
首振り可能にするための構成としては種々の構成を採用
することができる。図示例では、保持部材22の上部中
央に内面が球面状になった嵌合凹部25を設け、この嵌
合凹部25にはまる球状部26を一端に備えた支持ピン
27により保持部材22を本体部11に支持した構成と
している。
【0023】この非常灯火装置10の取付対象は、自動
車1のトランク4を開閉する蓋5の内面51側である
が、その際、蓋5の開状態において発光手段12が車体
後方から見える位置であることが要件となる。したがっ
て、図1に示すように、蓋5の自由端近くの内面51部
分に取り付けるのが好適である。この非常灯火装置10
は既存の非常灯火装置3の他に装備するのが好適であ
る。
【0024】また、発光手段12を納めた本体部11の
長さ寸法については、本体部11が自動車1の幅方向へ
延びるように配置され、かつ、本体部11の発光領域が
人体の幅よりも長いことが好ましい。その理由は、トラ
ンク4の蓋5を開けた状態で自動車の後ろ側に立ってい
ても、車体後方から非常灯火装置10を充分に視認する
ことができるからである。その意味においては、非常灯
火装置10の発光領域が長くなるように細長く設計する
のが好ましいと言える。
【0025】電線14は自動車1の電源へ接続されてい
る。発光ダイオード12へ供給する電気のオン・オフス
イッチも必要であるが、このスイッチはトランク4の蓋
5の開閉に連動させる構成とするのが望ましい。勿論、
手動によるオン・オフスイッチを車内に設けることもで
きる。
【0026】このように構成した非常灯火装置10によ
れば、トランクの蓋5を開けた状態で、既存の非常灯火
装置3が見えなくなっても、その蓋5の内面に本発明の
非常灯火装置10が存在する構成とすることが可能にな
るので、後続車追突等の事故を未然に防止することがで
きる。
【0027】また、磁石21を主体とする首振り可能な
一対の取付手段20を備えているので、この取付手段2
0を利用して、トランク4の蓋5の内面51に着脱可能
に容易に取り付けることができる。したがって、必要時
にのみ取り付けて使用することができる。さらに、非常
灯火装置10を設けるために自動車1を改造する必要も
ない。
【0028】また、本体部11を棒状に長く構成し、そ
れにより発光領域が長くなるようにしているので、車体
後方からの視認範囲も大きく広がり、非常灯火装置とし
ての機能を充分に発揮させることができる。
【0029】なお、この非常灯火装置10は、自動車1
のトランク4を開閉する蓋5の内面側に固定的に設けた
構成とすることもできる。その場合においても、発光手
段12へ電気を供給する電線を自動車の電源に接続した
構成とし、非常灯火装置10の本体部11を蓋5の自由
端近くの内面側に固定配置した構成とすることが望まし
い。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、棒状の
本体部と、その本体部内に収容された発光手段と、本体
部に設けられ、その本体部を取り付け対象に対して着脱
可能に取り付けるための取付手段とを備える構成とした
ので、従来の非常灯火装置の問題を根本的に解決し、ト
ランクの蓋を開けた場合でも視認範囲を充分に確保し、
以て安全性の確保に寄与することができる非常灯火装置
及びその非常灯火装置付き自動車を提供することができ
る。
【0031】特に、本発明によれば、磁石を主体とする
取付手段を首振り可能に構成することで、自動車のトラ
ンクの蓋の内面等からなる取付対象に対して必要に応じ
て容易に取り付けて使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る非常灯火装置をトラ
ンクの蓋の内面に設けた例を示す概略斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る非常灯火装置の平面
図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る取付手段の要部の断
面図である。
【図4】従来のパトロールカーの概略側面図である。
【図5】従来のパトロールカーのトランクの蓋を開けた
状態を示す図4同様の概略側面図である。
【符号の説明】
1 自動車(パトロールカー) 2 ボンネット 3 非常灯火装置 4 トランク 5 蓋 10 非常灯火装置 11 本体部 12 発光手段(発光ダイオード) 13 開口閉塞部材 14 電線 20 取付手段 21 磁石 22 保持部材 23 凹部 25 嵌合凹部 26 球状部 27 支持ピン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状の本体部と、その本体部内に収容さ
    れた発光手段と、前記本体部に設けられ、その本体部を
    取り付け対象に対して着脱可能に取り付けるための取付
    手段とを備えた非常灯火装置。
  2. 【請求項2】 前記棒状の本体部は内部中空な筒状部分
    を有し、前記発光手段は複数の発光ダイオードからな
    り、それらの発光ダイオードが前記筒状部分内にその軸
    方向に間隔をおいて配置されていることを特徴とする、
    請求項1記載の非常灯火装置。
  3. 【請求項3】 前記取付手段が磁石を含むことを特徴と
    する、請求項1記載の非常灯火装置。
  4. 【請求項4】 前記取付手段が前記本体部に対して首振
    り可能に設けられていることを特徴とする、請求項1〜
    3の何れかに記載の非常灯火装置。
  5. 【請求項5】 前記取付対象が自動車のトランクを開閉
    する蓋の内面側であり、かつ、蓋の開状態において前記
    発光手段が車体後方から見える位置であることを特徴と
    する、請求項1記載の非常灯火装置。
  6. 【請求項6】 前記本体部が自動車の幅方向へ延びるよ
    うに配置され、かつ、本体部の発光領域が人体の幅より
    も長いことを特徴とする、請求項5記載の非常灯火装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜4記載の非常灯火装置を、自
    動車のトランクを開閉する蓋の内面側に設け、前記発光
    手段へ電気を供給する電線を自動車の電源に接続したこ
    とを特徴とする、非常灯火装置付き自動車。
  8. 【請求項8】 前記非常灯火装置の本体部を前記蓋の自
    由端近くの内面側に固定配置したことを特徴とする、請
    求項7記載の非常灯火装置付き自動車。
JP12750499A 1999-03-30 1999-03-30 非常灯火装置及び非常灯火装置付き自動車 Pending JP2000280818A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200467007Y1 (ko) 2011-08-29 2013-05-20 이봉길 안전표시대가 내장된 자동차 리어 범퍼

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200467007Y1 (ko) 2011-08-29 2013-05-20 이봉길 안전표시대가 내장된 자동차 리어 범퍼

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