JP2000278890A - 電動機のステータ及びその製造方法 - Google Patents

電動機のステータ及びその製造方法

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JP2000278890A
JP2000278890A JP11084800A JP8480099A JP2000278890A JP 2000278890 A JP2000278890 A JP 2000278890A JP 11084800 A JP11084800 A JP 11084800A JP 8480099 A JP8480099 A JP 8480099A JP 2000278890 A JP2000278890 A JP 2000278890A
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stator coil
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Makoto Abe
阿部  誠
Yasushi Suzuki
泰史 鈴木
Masahide Kimura
真秀 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステータコイルからステータコアへの熱伝達
性を高めることにより、モータの放熱性を向上させる。 【解決手段】 円周方向に複数のスロット25が形成さ
れたステータコア21と、スロット25の中に巻装され
るステータコイル31とを有する電動機のステータ20
において、スロット25の底部に凹凸形状部27を形成
したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機のステータ
に関し、特に、ステータを構成するステータコアのスロ
ット形状の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、いろいろな分野でモータ(電動
機)が使用されている。例えば、同期モータは、ステー
タコイルを有するステータ(固定子)と、その内側に配
設され、回転自在に軸支されたロータ(回転子)とを備
えている。
【0003】ステータは、一般に薄いけい素鋼板で作ら
れたステータコア単体を複数枚積層して形成されるステ
ータコア(固定子鉄心)を有している。このステータコ
アは、円周方向内側に複数のティースを有しており、該
ティース間にスロットが形成されている。ステータコイ
ルは、該スロットに挿入されるようにしてティースに巻
回される。
【0004】そして、ステータコイルに電流を流すと、
該電流により誘起された回転磁界によって、ステータと
ロータとの間に相互作用が働き、この相互作用によって
ロータが回転する。
【0005】一方、モータにおいては、ステータコイル
に電流を流すことにより発熱する。このモータ動作中に
ステータコイルで発生した熱は、ステータコアへ伝導
し、ステータコアが圧入されているフレームを介して半
径方向外方へ放熱されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ステー
タコイルが装着されるステータコアのスロットは、略矩
形形状を呈しており、例えばスロットの底部は、軸方向
からみて円弧形状または直線形状となっている。このた
め、コイルと絶縁紙を介したスロット内面との接触面積
が小さく熱伝達性があまり良好でないという問題があっ
た。
【0007】また特に、コイルの線径が比較的大きい場
合、コイルと絶縁紙を介したスロット内面との隙間がさ
らに大きくなってしまう。したがって、絶縁処理等のた
めに含浸させるワニスがスロット内にうまく浸透してい
かず、たとえ浸透してもコイル表面付近のみで、コイル
と絶縁紙を介したスロット内面との隙間にはワニスの浸
透が不十分で、熱伝導率がきわめて小さい空気が多く存
在することになるという問題もあった。
【0008】このように、ステータコイルからステータ
コアへの熱伝達性が良好でないことから、ステータコイ
ルで発生する熱を十分に放熱させることができない。こ
のため、モータを長時間動作させた場合には、モータの
温度が過度に上昇することを回避すべく電流値を下げる
制御を行わざるを得ず、結果的に、トルクの低下をきた
してしまう虞れもある。
【0009】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたものであり、本発明の目的は、ステータコイル
からステータコアへの熱伝達性を高めることにより、モ
ータの放熱性を向上させることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記す
る手段により達成される。
【0011】(1) 円周方向に複数のスロットが形成
されたステータコアと、前記スロットの中に巻装される
ステータコイルとを有する電動機のステータにおいて、
前記スロットの底部に凹凸形状部を形成したことを特徴
とする電動機のステータ。
【0012】(2) 前記凹凸形状部の前記スロットの
開口部側からみた凹部は、前記ステータコイルの巻線半
径と略一致する曲率半径で形成されていることを特徴と
する上記(1)に記載の電動機のステータ。
【0013】(3) 前記凹凸形状部の前記スロットの
開口部側からみた凸部は、前記ステータコイルの巻線半
径d/2以下の曲率半径で形成されていることを特徴と
する上記(2)に記載の電動機のステータ。
【0014】(4) 前記ステータコアは、ファインブ
ランキングにより打ち抜き加工された板状のステータコ
ア単体が複数枚積層されて形成されていることを特徴と
する上記(1)〜(3)のいずれかに記載の電動機のス
テータ。
【0015】(5) 底部に凹凸形状部を有するスロッ
トが円周方向に複数形成された板状のステータコア単体
を、ファインブランキングにより打ち抜き加工して作る
工程と、前記ステータコア単体をその打ち抜き方向が揃
うように複数枚積層してステータコアを作る工程と、前
記ステータコアを筐体内に挿入する工程と、前記ステー
タコアのスロット内に絶縁紙をセットする工程と、前記
ステータコア単体の打ち抜き方向と反対方向に、ステー
タコイルを前記ステータコア内に挿入しつつ、該ステー
タコイルを前記ステータコアのスロットの中に巻装する
工程と、を有することを特徴とする電動機のステータの
製造方法。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、請求項毎に次のような
効果を奏する。
【0017】請求項1に記載の発明によれば、ステータ
コアのスロットの底部に凹凸形状部を形成したので、ス
テータコイルが凹凸形状部の凹部に嵌まり込むようにし
て巻装されることになり、ステータコイルとスロット内
面との接触面積が大きくなって、ステータコイルからス
テータコアへの熱伝達性が向上する。
【0018】また、ステータコイルの表面とスロットの
底部との間のきわめて小さくなった隙間にワニスを十分
浸透させることができ、ワニスの含浸率が高まる。しか
も、ワニスは空気よりも熱伝導率が大きいので、結果と
してステータコイルからステータコアへの熱伝達性がさ
らに向上する。
【0019】したがって、電動機の放熱性を向上させる
ことができ、例えばモータを長時間動作させてもモータ
の温度が過度に上昇することを防止することができる。
【0020】請求項2に記載の発明によれば、ステータ
コイルの表面とスロットの底部との密着性がより高まる
ことになる。
【0021】請求項3に記載の発明によれば、ステータ
コイルの表面とスロットの底部との密着性を十分確保す
ることができ、磁束の円滑な流れを保つことができる。
【0022】請求項4に記載の発明によれば、凹凸形状
部を有するスロットでも、容易かつ迅速に形成すること
ができる利点がある。
【0023】請求項5に記載の発明によれば、ファイン
ブランキングによりステータコア単体の切断面の縁部に
生じる僅かなカエリ等が打ち抜き方向に流れるように形
成されるので、それと反対方向にステータコイルを挿入
する際に摩擦力によって絶縁紙が力を受けるものの、上
記した切断面の形状により、絶縁紙がコイル挿入方向に
抜けてしまう事態を防止することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0025】図1は、本発明の一実施形態に係るステー
タを用いたモータの概略構成を示す半断面図、図2は、
図1に示すステータを軸方向からみた断面図、図3は、
図2に示すA部の拡大図、図4は、図3に示すB部の拡
大図である。
【0026】図1に示すモータ(電動機)は、永久磁石
型同期モータである。同期モータは、効率が高いことか
ら、例えば電気自動車や省エネルギーを必要とする製品
に対して使用するのに適している。
【0027】このモータは、筐体としてのフレーム1を
有している。フレーム1は、例えばアルミニウム合金等
により形成されており、円筒部2とカバー3,3とから
なる。フレーム1の円筒部2の内周面には、ステータ2
0が取り付けられている。また、フレーム1には、軸受
4,4を介して、ロータ40が回転自在に取り付けられ
ている。ここで、ステータ20とロータ40との間に
は、半径方向に所定のエアギャップが設けられている。
【0028】ステータ20は、フレーム1内部に挿入さ
れ焼嵌めにより固定されるステータコア21と、このス
テータコア21に巻装されるステータコイル31とを有
している。
【0029】ステータコア21は、表面に絶縁層が形成
された厚さ例えば約0.5mmのけい素鋼板等の高透磁
率材料の板から作られた略円環状のステータコア単体
を、複数枚積層して形成されている。このような薄い板
を積層することで、渦電流による損失を低減している。
【0030】図2に示すように、ステータコア21の内
周面側には、複数のティース23からなるティース群が
形成されており、該各ティース23間には、同じく複数
のスロット25からなるスロット群が形成されている。
ステータコア21はまた、図示のように、これらのティ
ース23の外側に位置される円環状のバックヨーク部2
6を有している。ステータコイル31は、スロット25
の中に挿入されるようにして所定の巻き方にてティース
23に巻回される。なお、図2では、図面が複雑になる
ことを避けるため、ステータコイル31を図示省略して
ある。
【0031】一方、ロータ40は、円周方向における複
数箇所に矩形状の挿入穴が形成されたロータコア41
と、これらの挿入穴に挿入された永久磁石42とを有し
ている。永久磁石42は、その厚み方向(半径方向)に
磁化されており、ロータ外周からみてN極、S極が、円
周方向で交互になるように配置される。ロータコア41
は、厚さ例えば約0.5mmのけい素鋼板から作られた
中央孔を有する円板であるロータコア単体を、複数枚積
層して形成される。また、ロータコア41の中心には、
モータシャフト5が圧入されている。なお、図中符号3
2は、コイルエンドを示す。
【0032】本実施形態では特に、図3及び図4に示す
ように、ステータコア21のスロット25の底部に、凹
凸形状部27が形成されている。図中符号33は、ステ
ータコア21とステータコイル31との絶縁性を確実に
するための絶縁紙を示している。この凹凸形状部27の
形成により、スロット25内に巻装されるステータコイ
ル31と、絶縁紙33を介したスロット25内面との接
触面積を大きくすることが可能となる。
【0033】なお、スロット25内の側面に凹凸形状部
27を形成することも理論的には可能である。しかし、
スロット25内の側面はティース23の側面に相当し、
このティース23は、飽和磁束密度に近い磁束が通るよ
うに設計されている場合が多い。したがって、磁束通過
の妨げにならないようにするため、スロット25内の側
面に凹凸形状部27を形成することはできれば避けるの
が好ましい。一方、スロット25の底面はバックヨーク
部26の内周面に相当し、このバックヨーク部26は、
磁束を通す機能以外に、機械的強度や振動防止の観点か
ら多少余裕をもって設計されている場合が多く、凹凸形
状部27を形成するのに適していると言える。
【0034】また、ステータコイル31の絶縁保持及び
固定のためにワニス35を該ステータコイル31に含浸
させる場合、ステータコイル31の表面と絶縁紙33を
介したスロット25の底部との間の隙間がきわめて小さ
くなるので、ワニス含浸の毛細管現象が助長され、ワニ
ス35をステータコイル31の表面のみならず、当該隙
間にまで十分浸透させることができる。
【0035】図示のように、凹凸形状部27は、スロッ
ト25の開口部側からみて、凹部28と凸部29とが交
互に形成されて構成されている。なお、図においては、
理解を容易にするためコイル31の線径を実際より大き
く描いてあり、したがって、凹凸形状部27の凹部28
及び凸部29もそれに合わせて描いてある。
【0036】ここで、凹凸形状部27の凹部28は、図
示のように、ステータコイル31の巻線半径d/2と略
一致する曲率半径R1 で形成されている。このようにす
れば、ステータコイル31の表面と、絶縁紙33を介し
たスロット25の底部との密着性がより高まることにな
る。
【0037】また、凹凸形状部27の凸部29は、図示
のように、ステータコイル31の巻線半径d/2以下に
設定する。このようにすれば、コイル31とステータコ
ア21との密着性を十分確保することができ、磁束の円
滑な流れを保つことができる。一方、凸部29の先端が
極度に尖ってエッジになることを回避してコイル31へ
の損傷を防止するため、凸部29はある程度の大きさ以
上に設定することが好ましい。
【0038】具体的には、凹部28の曲率半径R1 は、
ステータコイル31の巻線半径d/2、絶縁紙33の厚
さaに合わせて、例えばd/2+aに設定することがで
きる。また、凸部29の曲率半径R2 は、絶縁紙33の
厚さa以上に設定するのが望ましい。
【0039】次に、ステータ20の製造方法について説
明する。
【0040】まず、厚さ例えば約0.5mmのけい素鋼
板を、底部に凹凸形状部27を有する複数のスロット2
5が円周方向に形成されるように、ファインブランキン
グにより打ち抜き加工して、略円環状のステータコア単
体を作る。このステータコア単体は、例えばワイヤカッ
ト等によっても加工することができるが、ファインブラ
ンキングによれば、凹凸形状部27を有するスロット2
5でも、容易かつ迅速に形成することができる利点があ
る。
【0041】このように打ち抜き加工されたステータコ
ア単体を、溶接、かしめ、接着等により、それぞれ上記
打ち抜き方向が揃うように複数枚積層して接合し、ステ
ータコア21を作る。そして、このステータコア21
を、フレーム1の円筒部2の内部に挿入して固定する。
具体的には焼ばめ等で固定するのが、熱伝導性上望まし
い。
【0042】次いで、ステータコア21のスロット25
内に、絶縁紙33を予めセットしておく。この後、ステ
ータコア単体の打ち抜き方向と反対方向に、ステータコ
イル31をステータコア21内に挿入しつつ、該ステー
タコイル31をステータコア21のスロット25の中に
巻装する。このようにすれば、ファインブランキングに
よりステータコア単体の切断面の縁部に生じる僅かなカ
エリ等が打ち抜き方向に流れるように形成されているの
で、それと反対方向にステータコイル31を挿入する際
に摩擦力によって絶縁紙33が力を受けるものの、上記
した切断面の形状により、絶縁紙33がコイル挿入方向
に抜けてしまう事態を防止することができる。
【0043】このとき、スロット25の底部において
は、ステータコイル31が凹凸形状部27の凹部28に
入り込むようにして、ステータコイル31の巻装が行わ
れる。そして、ワニス35を例えば滴下含浸法により、
スロット25内のステータコイル31に含浸させ、ステ
ータコイル31の絶縁性を保つと共に、ステータコイル
31をスロット25内にて固定する。
【0044】上記のように構成されたステータ20を用
いたモータにおいては、ステータコイル31に交流電流
を流すことにより、回転磁界が誘起される。このとき、
ステータコイル31は、ロータ40に向かって鎖交する
ように磁束を発生させる。ステータコイル31の所定部
分は、例えばN極として働くことにより、ロータ40の
N極の永久磁石42と反発、S極の永久磁石42と吸引
することによってマグネットトルクが発生すると共に、
ロータコア41を吸引することによってリラクタンスト
ルクが発生する。このようにして、ステータ20とロー
タ40との間に相互作用が働いてロータ40が回転さ
れ、この相互作用によりモータのトルクが発生する。
【0045】本実施形態では、ステータコア21のスロ
ット25の底部に凹凸形状部27を形成したので、ステ
ータコイル31が凹凸形状部27の凹部28に嵌まり込
むようにして巻装されることになり、ステータコイル3
1と、絶縁紙33を介したスロット25内面との接触面
積が大きくなる。これにより、ステータコイル31から
ステータコア21への熱伝達性が向上する。
【0046】また、ステータコイル31の表面と絶縁紙
33を介したスロット25の底部との間のきわめて小さ
くなった隙間にワニスを十分浸透させることができ、ワ
ニスの含浸率が高まる。しかも、このワニスは空気より
も熱伝導率が大きいので、結果としてステータコイル3
1からステータコア21への熱伝達性がさらに向上する
ことになる。
【0047】このようにステータコイルからステータコ
アへの熱伝達性が向上することにより、モータのステー
タコイルで発生する熱を、図2中矢印C方向で示す半径
方向外方に、十分に放熱させることができ、モータを長
時間動作させてもモータの温度が過度に上昇することを
防止することができる。
【0048】なお、以上説明した実施形態は、本発明を
限定するために記載されたものではなく、本発明の技術
的思想内において当業者により種々変更が可能である。
【0049】例えば、上記実施形態では、永久磁石型同
期モータについて説明したが、本発明はこれに限られ
ず、他のモータのステータに対しても適用可能である。
また、ステータコアのティースの数も種々変更すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るステータを用いた
モータの概略構成を示す半断面図である。
【図2】 図1に示すステータを軸方向からみた断面図
である。
【図3】 図2に示すA部の拡大図である。
【図4】 図3に示すB部の拡大図である。
【符号の説明】
1…フレーム(筐体)、 5…モータシャフト、 20…ステータ、 21…ステータコア、 23…ティース、 25…スロット、 26…バックヨーク部、 27…凹凸形状部、 28…凹部、 29…凸部、 31…ステータコイル、 33…絶縁紙、 40…ロータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 真秀 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 5H002 AA10 AB01 AB06 AC02 AC04 AC06 AD06 AE07 AE08 5H615 AA01 BB01 BB07 BB14 PP01 PP02 PP08 PP10 PP13 PP24 PP28 QQ02 QQ12 RR04 RR07 SS03 SS05 SS16 SS18 SS19 SS42 TT04 TT05 TT16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円周方向に複数のスロットが形成された
    ステータコアと、前記スロットの中に巻装されるステー
    タコイルとを有する電動機のステータにおいて、前記ス
    ロットの底部に凹凸形状部を形成したことを特徴とする
    電動機のステータ。
  2. 【請求項2】 前記凹凸形状部の前記スロットの開口部
    側からみた凹部は、前記ステータコイルの巻線半径と略
    一致する曲率半径で形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の電動機のステータ。
  3. 【請求項3】 前記凹凸形状部の前記スロットの開口部
    側からみた凸部は、前記ステータコイルの巻線半径d/
    2以下の曲率半径で形成されていることを特徴とする請
    求項2記載の電動機のステータ。
  4. 【請求項4】 前記ステータコアは、ファインブランキ
    ングにより打ち抜き加工された板状のステータコア単体
    が複数枚積層されて形成されていることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載の電動機のステータ。
  5. 【請求項5】 底部に凹凸形状部を有するスロットが円
    周方向に複数形成された板状のステータコア単体を、フ
    ァインブランキングにより打ち抜き加工して作る工程
    と、 前記ステータコア単体をその打ち抜き方向が揃うように
    複数枚積層してステータコアを作る工程と、 前記ステータコアを筐体内に挿入する工程と、 前記ステータコアのスロット内に絶縁紙をセットする工
    程と、 前記ステータコア単体の打ち抜き方向と反対方向に、ス
    テータコイルを前記ステータコア内に挿入しつつ、該ス
    テータコイルを前記ステータコアのスロットの中に巻装
    する工程と、 を有することを特徴とする電動機のステータの製造方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009165202A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Toyota Motor Corp ステータおよびモータ
JP2016171652A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 モータの製造方法およびモータコア
CN111164859A (zh) * 2017-10-10 2020-05-15 三菱电机株式会社 定子、电动机、压缩机、空调装置及定子的制造方法

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