JP2000275131A - 釣り合い試験機における試験体の固定装置 - Google Patents

釣り合い試験機における試験体の固定装置

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JP2000275131A
JP2000275131A JP11080127A JP8012799A JP2000275131A JP 2000275131 A JP2000275131 A JP 2000275131A JP 11080127 A JP11080127 A JP 11080127A JP 8012799 A JP8012799 A JP 8012799A JP 2000275131 A JP2000275131 A JP 2000275131A
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fixing
shaft
fixed
test
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Haruhisa Araya
晴久 新家
Hiroshi Kanamori
宏 金森
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Akashi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 釣合い試験機において、異径の穴部を有する
複数の試験体を効率よく固定することが出来、しかも安
価な試験体の固定装置を提供する。 【解決手段】 内側に貫通した穴部を有する試験体を回
転軸の回転によって回転させ、該試験体の釣合い状態を
試験する釣合い試験機における前記回転軸に前記試験体
を固定するための固定装置であって、前記試験体の前記
穴部が貫通され、移動手段によって上下方向に移動可能
な移動軸と、前記移動軸の周囲に、前記回転軸に固定さ
れて設けられ、前記試験体の下面に当接して支持する下
部支持部と、前記下部支持部の上部に、前記試験体の穴
部と係合する係合部の外径が上端から多段階に大きくな
るように形成された段差係合部と、前記移動軸に取り付
けられ、前記移動軸が下降することにより前記被試験体
を前記下部支持部とで挟んで固定する固定手段と、を備
えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファンやモータ等
の試験体を回転させ、試験体の釣り合い状態を試験する
釣り合い試験機における試験体を取り付ける固定装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファンやモータなどのような高速
回転する部品の高速回転時の釣合い状態を試験するもの
として釣合い試験機が知られている。
【0003】かかる釣合い試験機における試験体の固定
方法としては、例えば、中央に穴部を有するドーナツ状
の試験体の場合、試験体の穴部の内径と係合する外径を
有する固定軸をはめ込んで固定する方法が知られてい
る。また、もう少し精度が要求される場合には、コレッ
トチャックを利用して固定する方法、或いは油圧マンド
レルを利用した固定方法なども知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の固定軸にはめ込む固定方法の場合、試験体の穴部の
径が一種類の場合には問題ないが、穴部の内径が多種類
ある場合には、その都度その穴部の内径に合ったアダプ
タを用意して交換しなければならないので、その交換作
業が煩雑であり、作業効率を低下させる原因となるとい
う問題点があった。また、上記コレットチャックを利用
して固定する方法、或いは油圧マンドレルを利用した固
定方法の場合は、その開き代分の範囲の試験体について
は対応可能であるが、穴部の内径が開き代を越えた場合
には対応出来ないという問題点があり、更に、開き代を
広範囲にすることは大がかりな装置となってコスト上の
問題も生じる。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、釣合い試験機において、異径の穴部
を有する複数の試験体を効率よく固定することが出来、
しかも安価な試験体の固定装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、内側に貫通した穴部(3
a)を有する試験体(3)を回転軸(2)の回転によっ
て回転させ、該試験体の釣合い状態を試験する釣合い試
験機における前記回転軸に前記試験体を固定するための
固定装置(1)であって、前記試験体の前記穴部に貫通
され、移動手段(42、44)によって上下方向に移動
可能な移動軸(4)と、前記移動軸の周囲に、前記回転
軸に固定されて設けられ、前記試験体の下面に当接して
支持する下部支持部(5)と、前記移動軸に設けられ、
前記試験体の穴部と係合する係合部(45a、45b)
の外径が上から下に多段階に大きくなるように形成され
た段差係合部(45)と、前記移動軸に取り付けられ、
前記移動軸が下降することにより前記試験体を前記下部
支持部とで挟んで固定する固定手段(43a、43b、
43d、46)と、を備えたことを特徴としている。
【0007】請求項1記載の発明によれば、段差係合部
は複数の異なる外径の係合部を有し、何れかの係合部に
試験体が係合されるとともに、下部支持部と固定手段と
によって挟まれて固定されるので、穴部の内径が異なる
複数の試験体を試験する場合でも、いちいち試験体の穴
部に合うアダプタに交換する必要がなく、効率的に試験
を行うことが出来る。より具体的に説明すると、段差係
合部の係合部が、異なる試験体の穴部の内径に応じて複
数段段差状に形成されているので、その係合部に係合可
能な試験体であれば、いちいち試験体の穴部に合うアダ
プタに交換する作業を行う必要がないので、釣合い試験
の作業性の向上が図れる。また、コレットチャックや油
圧マンドレルのように開き代の制限がなく、試験体の穴
部の内径が大きく異なる場合でも、段差係合部の形状を
設計変更すれば対応可能なため、より安価に様々な穴部
の内径を有する試験体を効率よく試験することが出来
る。
【0008】ここで、段差係合部の段差の数及び外径の
大きさは任意である。また、この段差係合部は、着脱自
在であることが望ましい。隣接する係合部の間の外径の
大きさは、錘状に連続的に変化するものであってもよい
し、或いは階段状に不連続に変化するものであってもよ
い。固定手段は、試験体を上から押さえつけることがで
きるものであれば、どのようなものであってもよい。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の固
定装置において、前記固定手段は、前記移動軸の上部に
設けられた支持軸に回動自在に支持された一対の固定片
(43b、43c)と、前記移動軸の下降により、前記
固定片に当接して該固定片同士を互いに離間させる方向
に移動させる案内部(46)と、前記固定片同士の離間
を制限するストッパー(43d)と、を備え、前記一対
の固定片の最外縁間隔は、前記移動軸が所定の位置にあ
る場合には、前記段差係合部うちの最小の外径を有する
最小係合部の外径よりも小さく設定され、前記ストッパ
ーによって制限された時の前記一対の固定片の最大離間
間隔が、前記段差係合部うちの最大の外径を有する最大
係合部の外径よりも大きく設定されていることを特徴と
している。
【0010】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特
に、一対の固定片の最外縁間隔は、移動軸が所定の位置
にある場合には、段差係合部うちの最小の外径を有する
最小係合部よりも小さく設定され、ストッパーによって
制限された時の一対の固定片の最大離間間隔が、段差係
合部うちの最大の外径を有する最大係合部よりも大きく
設定されているので、試験体の穴部を一対の固定片が貫
通した後で、一対の固定片を広げて試験体に当接させて
試験体を一対の固定片と下部支持部とで挟んで固定する
ことが出来ることとなって、比較的簡易な機構でもって
確実に試験体を固定装置に固定することが出来る。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載の固
定装置において、前記移動手段は、前記移動軸を付勢し
て前記所定の位置に移動軸を保持する付勢手段(44)
と、前記移動軸に取り付けられ、移動軸を下方に移動さ
せる力を付与するシリンダ装置(42)と、を備え、前
記シリンダ装置によって付与される下方への力が解除さ
れた場合に前記付勢手段によって自動的に前記所定の位
置に戻されるように構成されていることを特徴としてい
る。
【0012】請求項3記載の発明によれば、シリンダ装
置によって付与される下方への力が解除された場合に付
与手段によって自動的に所定の位置に戻されるので、試
験体の試験が終わって試験体を当該固定装置から外す場
合に固定片が邪魔になることなく直ぐに取り外すことが
出来る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明に係る
釣合い試験機における試験体の固定装置の実施の形態を
詳細に説明する。図1は、本発明に係る固定装置の試験
体を固定する前の状態を示した正面図であり、図2は、
図1の固定装置の試験体を固定した後の状態を示した正
面図である。また、図3は、図1の固定装置の縦断面図
である。図1〜3に示す固定装置1は、縦型の釣合い試
験機(図示省略)に用いられ、該釣合い試験機の回転軸
2に例えば、ボルト(図示省略)とナット(図示省略)
にて固定される。この固定装置1に取り付けられる試験
体3は、ファンやフライホイールなどのような中央部に
穴部3aを有するものである。
【0014】前記固定装置1は、前記回転軸2に固定さ
れる本体部10と、該本体部10の内部に挿入され、上
下方向に移動可能な移動軸4などを備えている。前記本
体部10の上部には、前記移動軸4の外周の外側を囲う
ように、前記試験体3の下面に当接して該試験体3を支
持する下部支持台5(下部支持部)が本体部10と一体
化されて設けられている。
【0015】前記移動軸4は、二重構造になっていて、
中空部を有する外枠体41と、該外枠体41の内側に挿
入され、シリンダ装置42と連結された主軸43と、前
記外枠体41と主軸43の間に設けられ、前記主軸43
を付勢して所定位置を保持する付勢手段としての弦巻ば
ね44とを備えている。前記外枠体41には、その上部
に、前記試験体3の穴部3aと係合する第1の係合部4
5aと第2の係合部45bからなる2つの係合部を備え
た段差係合部45が設けられている。
【0016】前記段差係合部45は、前記係合部45
a、45bの外径が上端から2段階に大きくなるように
形成され、前記第1の係合部45aと前記第2の係合部
45b間の外径の大きさは錘状に連続的に変化するよう
になっている。前記主軸43は、その上部に設けられた
支持軸43aに回動自在に支持された一対の固定片43
b、43cを備えている。前記一対の固定片43b、4
3cは、互いに接近、或いは離間できるようになってい
て、一方の固定片43bの上部に、固定片43b、43
c同士が離間した場合の他方の固定片43cと当接し
て、それ以上固定片43b、43c同士が広がらないよ
うにするためのストッパー43dが設けられている。
【0017】前記一対の固定片43b、43cの最外縁
間隔は、前記移動軸4が弦巻ばね44に付勢された状態
での位置にある場合には、前記段差係合部45うちの最
小の外径を有する第1の係合部45aよりも小さく設定
され、前記ストッパー43dによって制限された時の前
記一対の固定片43b、43cの最大離間間隔が、前記
段差係合部45うちの最大の外径を有する第2の係合部
45bよりも大きく設定されている。従って、試験体3
の穴部3aを一対の固定片43b、43cが貫通した後
で、固定片43b、43cを広げて試験体3に当接させ
て試験体3を一対の固定片43b、43cと下部支持台
5とで挟んで固定することが出来ることとなって、比較
的簡易な機構でもって確実に試験体3を固定装置1に固
定することが出来る。
【0018】また、前記段差係合部45の上端面の内側
面45cは傾斜していて、すり鉢状の案内部46が形成
されている。そして、前記移動軸4の主軸43を前記シ
リンダ装置42によって下方に移動させると、前記固定
片43b、43cが前記案内部46の傾斜した内側面4
5cに当接し、さらに主軸43を下方に移動させると内
側面45cの傾斜に沿って一対の固定片43b、43c
が互いに離間する方向に移動する。また更に主軸43を
下方に移動させると、一方の固定片43bに設けられた
前記ストッパー43dが、他方の固定片43cに当接す
ることにより、これ以上開かなくなる。この状態で更に
前記シリンダ装置42を下方に移動させると、一対の固
定片43b、43cが試験体3と当接して、この一対の
固定片43b、43cと下部支持台5とにより試験体3
が挟まれて固定出来るようになっている。また、前記シ
リンダ装置42によって付与される下方への力が解除さ
れた場合には、前記弦巻ばね44の付勢力によって自動
的に前記所定の位置に戻されるようになっている。
【0019】次に、上記構成の固定装置1による試験体
の取付動作について説明する。まず、図1において、当
該固定装置1を図示しない釣合試験機の回転軸2にボル
トとナットにて固定する。次いで、シリンダ装置42に
よる下向きの力が作用していない状態では、弦巻ばね4
4の付勢力によって所定位置に移動軸4が待機し、前記
一対の固定片43b、43cは、その最外縁幅が、前記
第1の係合部45aの外径よりもよりも小さくなってい
るので、第1の係合部45aと係合する試験体3の穴部
3aを移動軸4に挿入させた場合に、前記一対の固定片
43b、43cを試験体3の穴部3aがすり抜け、第1
の係合部45aに係合する。
【0020】続いて、シリンダ装置42を作動させて移
動軸4に下向きの力を付与すると、移動軸4が下降し、
前記案内部46に固定片43b、43cが案内されて円
弧状に開く。そして、一方の固定片43bのストッパー
43dが他方の固定片43cに当接すると、それ以上開
かなくなり、その状態で試験体3に当接する(図2参
照)。次いで、更に移動軸4に下方への力が作用する
と、試験体3は、一対の固定片43b、43cと下部支
持台5とに狭持されて固定される。試験終了後は、シリ
ンダ装置42の下方向への力を解除することにより、移
動軸4が所定の位置に戻る。そして、試験体3を移動軸
4の上端まで持ち上げて外す。また、第2の係合部45
bに係合される試験体を用いた場合も、上記動作と同様
の動作がなされる。
【0021】以上説明した本発明に係る固定装置1によ
れば、段差係合部45は異なる外径の第1の係合部45
aと第2の係合部45bを有し、何れかの係合部に試験
体3が係合されるとともに、下部支持台5と一対の固定
片43b、43cとによって挟まれて固定されるので、
穴部3aの内径が異なる複数の試験体3を試験する場合
でも、いちいち試験体3の穴部3aに合うアダプタに交
換する必要がなく、効率的に試験を行うことが出来る。
また、コレットチャックや油圧マンドレルのように開き
代の制限がなく、試験体3の穴部3aの内径が大きく異
なる場合でも、段差係合部45の形状を設計変更すれば
対応可能なため、より安価に様々な穴部3aの内径を有
する試験体3を効率よく試験することが出来る。加え
て、シリンダ装置42によって付与される下方への力が
解除された場合に弦巻ばね44の付勢力によって自動的
に所定の位置に戻されるので、試験体3の試験が終わっ
て試験体3を当該固定装置1から外す場合に固定片43
b、43cが邪魔になることなく直ぐに取り外すことが
出来る。
【0022】なお、上記実施の形態においては、段差係
合部は、2つの係合部を有する構成としたが、3つ以上
あってもよいことは無論である。段差係合部は、単独で
取り外し可能であってもよい。このようにすれば、試験
体の穴部の内径に応じた段差係合部を取り付けることに
より、種々の大きさの試験体を試験することが容易とな
る。また、第1の係合部と第2の係合部の間の傾斜面で
も、試験体を係合させてもよい。これにより、第1の係
合部と第2の係合部の間の内径の穴部を有する試験体で
あれば、取付可能となる。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、段差係合
部は複数の異なる外径の係合部を有し、何れかの係合部
に試験体が係合されるとともに、下部支持部と固定手段
とによって挟まれて固定されるので、穴部の内径が異な
る複数の試験体を試験する場合でも、いちいち試験体の
穴部に合うアダプタに交換する必要がなく、効率的に試
験を行うことが出来る。より具体的に説明すると、段差
係合部の係合部が、異なる試験体の穴部の内径に応じて
複数段段差状に形成されているので、その係合部に係合
可能な試験体であれば、いちいち試験体の穴部に合うア
ダプタに交換する作業を行う必要がないので、釣合い試
験の作業性の向上が図れる。また、コレットチャックや
油圧マンドレルのように開き代の制限がなく、試験体の
穴部の内径が大きく異なる場合でも、段差係合部の形状
を設計変更すれば対応可能なため、より安価に様々な穴
部の内径を有する試験体を効率よく試験することが出来
る。
【0024】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特
に、一対の固定片の最外縁間隔は、移動軸が所定の位置
にある場合には、段差係合部うちの最小の外径を有する
最小係合部よりも小さく設定され、ストッパーによって
制限された時の一対の固定片の最大離間間隔が、段差係
合部うちの最大の外径を有する最大係合部よりも大きく
設定されているので、試験体の穴部を一対の固定片が貫
通した後で、一対の固定片を広げて試験体に当接させて
試験体を一対の固定片と下部支持部とで挟んで固定する
ことが出来ることとなって、比較的簡易な機構でもって
確実に試験体を固定装置に固定することが出来る。
【0025】請求項3記載の発明によれば、シリンダ装
置によって付与される下方への力が解除された場合に付
与手段によって自動的に所定の位置に戻されるので、試
験体の試験が終わって試験体を当該固定装置から外す場
合に固定片が邪魔になることなく直ぐに取り外すことが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固定装置の試験体を固定する前の
状態を示した正面図である。
【図2】図1の固定装置の試験体を固定した後の状態を
示した正面図である。
【図3】図1の固定装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1 固定装置 2 回転軸 3 試験体 3a 穴部 4 移動軸 5 下部支持台(下部支持部) 10 本体部 41 外枠体 42 シリンダ装置(移動手段) 43 主軸 43a 支持軸 43b 固定片 43c 固定片 43d ストッパー 44 弦巻ばね(付勢手段) 45 段差係合部 45a 第1の係合部 45b 第2の係合部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側に貫通した穴部を有する試験体を回
    転軸の回転によって回転させ、該試験体の釣合い状態を
    試験する釣合い試験機における前記回転軸に前記試験体
    を固定するための固定装置であって、 前記試験体の前記穴部に貫通され、移動手段によって上
    下方向に移動可能な移動軸と、 前記移動軸の周囲に、前記回転軸に固定されて設けら
    れ、前記試験体の下面に当接して支持する下部支持部
    と、 前記移動軸に設けられ、前記試験体の穴部と係合する係
    合部の外径が上から下に多段階に大きくなるように形成
    された段差係合部と、 前記移動軸に取り付けられ、前記移動軸が下降すること
    により前記試験体を前記下部支持部とで挟んで固定する
    固定手段と、 を備えたことを特徴とする固定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の固定装置において、 前記固定手段は、前記移動軸の上部に設けられた支持軸
    に回動自在に支持された一対の固定片と、 前記移動軸の下降により、前記固定片に当接して該固定
    片同士を互いに離間させる方向に移動させる案内部と、 前記固定片同士の離間を制限するストッパーと、 を備え、 前記一対の固定片の最外縁間隔は、前記移動軸が所定の
    位置にある場合には、前記段差係合部うちの最小の外径
    を有する最小係合部の外径よりも小さく設定され、前記
    ストッパーによって制限された時の前記一対の固定片の
    最大離間間隔が、前記段差係合部うちの最大の外径を有
    する最大係合部の外径よりも大きく設定されていること
    を特徴とする固定装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の固定装置において、 前記移動手段は、前記移動軸を付勢して前記所定の位置
    に移動軸を保持する付勢手段と、 前記移動軸に取り付けられ、前記移動軸を下方に移動さ
    せる力を付与するシリンダ装置と、 を備え、 前記シリンダ装置によって付与される下方への力が解除
    された場合に前記付勢手段によって自動的に前記所定の
    位置に戻されるように構成されていることを特徴とする
    固定装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005249599A (ja) * 2004-03-04 2005-09-15 Mitsutoyo Corp 釣合い試験機の試験体固定装置
US9200977B2 (en) 2009-12-10 2015-12-01 Nuovo Pignone S.P.A. Coupling for rotor balancing

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JP2005249599A (ja) * 2004-03-04 2005-09-15 Mitsutoyo Corp 釣合い試験機の試験体固定装置
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