JP2000267248A - 写真処理液の貯留装置 - Google Patents

写真処理液の貯留装置

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日出男 清山
Motoshige Yamada
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(57)【要約】 【課題】安全で簡単な機構であって、しかも容器内の洗
浄を十分行うことができる写真処理剤貯留装置を提供す
る。 【解決手段】処理剤の封入された容器の口部を下方に向
けた状態で前記容器を保持する保持手段と、処理液貯留
槽と、前記容器内を洗浄するための洗浄液噴射手段とを
有し、前記洗浄液噴射手段から所定の時間間隔で洗浄液
を噴射させるようにしたことを特徴とする写真処理液の
貯留装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真用処理剤の濃
縮液もしくは粉体を稀釈、溶解して貯留するための処理
液貯留装置に関するものである。詳しくは、処理剤を供
給した後の容器を洗浄することができる処理液補充装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀写真感光材料は、露光によ
り像を形成した後、画像を得るためには現像、定着処理
が行われる。これらの処理液は、濃縮液又は、粉体の形
で供給され、使用時に一定の割合で希釈又は一定の水を
加えて溶解し、使用する。これらの処理液は、通常自動
現像機の処理槽に、希釈もしくは溶解後、投入される。
一般に自動現像機の処理槽に貯留された処理液は、その
液量を一定に保つため、及びpHや組成濃度を一定に保
つために、感光材料の処理量に応じて補充が行われる。
この処理槽に補充される液は補充液と呼ばれ、作業者に
よって希釈溶解されて補充タンクに貯蔵される。自動現像
機は必要に応じて、補充タンクから補充液を処理槽に供給
する。
【0003】本発明の処理液貯留装置とは、前述した溶
解希釈装置及び補充装置を対象とする。これらの装置
は、いずれも処理液を一旦貯留するための貯留槽を有す
る。
【0004】自動現像機に補充液を補充するための装置
として、例えば特開昭63-91661、同平4-213454、同平4-
352153、同平5-127343、同平7-271000、同平7-295182、
平8-44030、同平8-220722、同平10-115903、実開昭63-8
746号公報等 に記載されている。また、上記装置の中に
は処理剤を供給した後の容器を洗浄する手段を備えた装
置も開示されている。
【0005】容器の洗浄手段を備えることは、容器洗浄
の手間が省け、また容器内に残った処理液が作業者の手
や衣服等に付着させないために、非常に有意義である。
しかし、容器の大きさや形状及び口部の形状等によって
は、容器内を十分に洗浄できない場合があった。
【0006】洗浄手段として、通常ノズルが用いられる
が、作業者の安全性、洗浄手段のメンテナンス及び装置
の製造コスト等のためには、ノズルは処理剤の注入口か
ら突出しない程度に、固定して設けるのが好ましい。し
かし、このようなノズルの配置は、容器の洗浄が十分に
行われない場合があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、処理剤容器の洗浄機能を持つ写真処理液貯留装置に
おいて、安全で簡単な機構であって、しかも容器内の洗
浄を十分行うことができる装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、処
理剤の封入された容器の口部を下方に向けた状態で前記
容器を保持する保持手段と、処理液貯留槽と、前記容器
内を洗浄するための洗浄液噴射手段とを有し、前記洗浄
液噴射手段から所定の時間間隔で洗浄液を噴射させるよ
うにしたことを特徴とする写真処理液の貯留装置によっ
て達成された。
【0009】容器の大きさや形状、容器の口の形状、ノ
ズルの位置、及び洗浄水の噴射速度や噴射量等の条件に
よっては、ノズルより容器内に噴射される洗浄水の量が
容器の口から排出できる量より大きくなることがある。
この場合、容器の口部付近に洗浄水が溜まり、それがノ
ズルからの洗浄水噴射の勢いを弱める結果、容器内全体
が十分に洗浄されないということが分かった。特に、前
述したように、ノズルを処理剤の注入口から突出しない
程度に固定して設けた場合に、上記問題は起こりやすか
った。
【0010】従って、これらの問題(容器の口部付近に
洗浄水を溜まるのを防止する)を解決するために鋭意検
討した結果、上記したような本発明を成すに至った。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明は、洗浄水噴射手段(以降、ノズルと称す)から
の洗浄水の噴射を所定の時間間隔で行うように設定す
る。噴射時間と噴射停止時間は、容器の形状や大きさ、
容器の口の形状、及び洗浄水の時間当たりの噴射量等の
条件によって、適宜設定されるが、噴射停止時間は、長
めに設定する方が安全であることは云うまでもない。し
かし、作業効率の観点から経験的に適切な時間を選択す
る。本発明が対象とする写真処理液の場合、容器の大き
さは、通常、1〜4リットル程度であり、噴射時間と噴
射停止時間は、それぞれ1〜10秒程度に設定される。
容器内を十分に洗浄するためには、ある程度の噴射速度
と噴射量を確保する必要があり、洗浄水を容器口部に溜
めないためには、噴射時間より停止時間を長く設定す
る。そして、噴射と停止を数回(2〜10回程度)繰り
返すようにプログラムしておく。
【0012】例えば、容器として2リットル入りの直方
体の容器を用い、ノズルからの洗浄水噴射量を1秒間当
たり60mlに設定した場合、噴射時間を1〜4秒間、
噴射停止時間を2〜8秒間に設定する。このサイクルを
数回繰り返して洗浄する。ここで用いられる洗浄水は、
通常、貯留槽に回収されて、処理剤の希釈水として使用
される。従って、希釈水量との関係で前記噴射サイクル
回数は適宜決められるが、2〜10サイクル程度が適当
であり、好ましくは3〜8サイクル程度である。
【0013】以下、本発明の装置を用いた処理液補充装
置の一実施態様を図面を用いて説明する。図1は、補充
装置の概略図である。該補充装置は、容器(6)の保持
手段(1)と、処理液の貯留槽(4)と、容器(6)か
ら注入された処理液を前記貯留槽に落とし込む為の漏斗
(2)と、洗浄液噴射手段としてのノズル(3)と、前
記貯留槽の処理液を自動現像機(図示せず)に供給する
ための供給口(5)とからなる。
【0014】図2は、前記補充装置の処理液注入部の概
略断面図である。保持手段(1)には容器(6)の口部
(6a)が挿入できるように孔が設けられている。保持
手段(1)は、図示しない保持軸により矢印の方向に回
転できるように保持されている。処理液の入った容器
は、予め口栓がはずされて、保持手段(1)にセットさ
れる。容器(6)を保持手段(1)にセットするとき
は、保持手段(1)を矢印Xの方向に回転させて倒した
状態で行い、容器(6)をセットした後、保持手段
(1)を矢印Yの方向に回転させ立てかけて、ストッパ
ー(9)で保持手段(1)を固定する。この時点で、容
器(6)は倒立し、容器内の処理液が漏斗(2)に流れ
込む。
【0015】保持手段(1)をストッパー(9)で固定
したのをセンサー(図示せず)が感知して、所定時間
(数秒間)固定が解除されなければ(センサーの誤動作
によるトラブルを防止するため)、その時点で希釈水供
給部(7)から希釈水が漏斗(2)に流れ込むようにプ
ログラムされている。従って、処理液と希釈水はほぼ同
時に貯留槽に供給される。希釈水の量は、予めプログラ
ムに入力しておき、流量計で制御されるようになってい
る。
【0016】漏斗(2)等に付着した処理液を洗い流す
という意味から、希釈水の注入終了時間は、処理液の注
入終了時間より、数秒〜数十秒遅くなるように設定され
ている。所定量の希釈水の注入が完了した時点で、もし
くは数秒後に、ノズル(3)から洗浄水が所定の間隔で
噴射される。洗浄水は、希釈水の一部として用いられ
る。従って、前記希釈水供給部(7)から供給される希
釈水量は、予め洗浄水量を差し引いた量に設定されてい
る。
【0017】希釈水供給部(7)から供給された希釈水
は、邪魔板(8)にぶつかり、漏斗(2)全体に均一に
希釈水が行き渡るようになっている。
【0018】上記補充装置において、ノズル(3)に
は、上下に移動できるような機能を持たせてもよいが、
装置が複雑になり、コスト面及びメンテナンス面で不利
である。また、ノズル(3)の先端が容器内に十分に入
るように、補充装置本体から突出するように設置しても
よいが、作業者の安全性、衝撃によるノズルの破損等の
不都合が生じる可能性がある。
【0019】従って、ノズル(3)は、補充装置の注入
部よりあまり突出しないように、即ち、容器(6)を保
持手段(1)にセットして倒立させたときに、口部(6
a)と同程度の高さ、もしくは下方になるように固定し
て設置するのが好ましく、このような装置の場合に本発
明が最大に生かされる。
【0020】本発明の写真処理液貯留装置は、粉体ある
いは濃縮液の溶解希釈装置、または補充装置に適用され
るが、特に、濃縮液を希釈して補充液として貯留し、自
動現像機に補充するための補充装置に好適である。本発
明に用いられる処理液としては、現像液、定着液、リン
ス液等がある。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、安全で簡単な機構であ
って、しかも容器内の洗浄を十分行うことができる写真
処理液貯留装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様である写真処理液補充装置
の概略図。
【図2】注入部の概略断面図。
【符号の説明】
1 容器保持手段 3 洗浄液噴射手段(ノズル) 6 容器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理剤の封入された容器の口部を下方に
    向けた状態で前記容器を保持する保持手段と、処理液貯
    留槽と、前記容器内を洗浄するための洗浄液噴射手段と
    を有し、前記洗浄液噴射手段から所定の時間間隔で洗浄
    液を噴射させるようにしたことを特徴とする写真処理液
    の貯留装置。
  2. 【請求項2】 前記洗浄液噴射手段の噴射口が容器の口
    部と同じ高さかもしくは下方に配置された請求項1に記
    載の写真処理液の貯留装置。
  3. 【請求項3】 前記写真処理液の貯留装置が、現像装置
    に処理液を補充するための補充装置である請求項1に記
    載の写真処理液の貯留装置。
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