JP2000258214A5 - - Google Patents

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【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するために、本発明は、送信側にも受信側にもはたらく超音波送受波器を少なくとも一対設け、流体の流れの中を上流から下流の順方向及び下流から上流の逆方向に超音波の送受信を行い、その各方向の到達時間より流量を求める超音波流量計で、かつ、各方向毎に、先ず一方の送受波器を送信側として送信し、他方の受信側送受波器の信号を入力とする受信波検知部が受信波を検知すると再び送信側送受波器を発信させて送信し、これを複数回繰り返すように構成し、各方向毎に最初の送信から複数回目の受信までの時間をまとめて測定し、その測定結果から順方向と逆方向の伝播時間を求める超音波流量計において、
受信波検知部は、各方向毎に、第1回目の受信は1つの発信による一群の受信波のうち特定番目と判断した波のゼロクロスポイントを到達ポイントとして受信波を検知し、第2回目以後前記複数回目までは、前回の送信から到達ポイントまでの時間から一定時間を減じた時間だけその回の送信時から経過した時以後の最初のゼロクロスポイントを到達ポイントとして受信波を検知する機能を有し、
順方向について得た伝播時間と逆方向について得た伝播時間の和あるいは逆数和を演算する演算機能と、この演算結果を記憶する記憶機能と、最新の和あるいは逆数和の値をそれ以前の記憶していた和あるいは逆数和の値と比較する比較機能とを具備し、
前記両値の差が一定値より小さいときは、測定成功として到達時間の測定値を用いて流速さらに流量を求めることを特徴とする超音波流量計である。
したがって、流速が変わらない比較的短時間の間に行った順・逆方向の測定から得た順方向と逆方向の伝播時間t1 ,t2 の和あるいは逆数の和を監視することで受信波の特定波のエラー検知を行う。
請求項2の発明は、請求項1の超音波流量計において、前記一定時間を超音波振動の約半周期弱の時間としたことを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の超音波流量計において、前記両値の差が一定値以上の時は、測定は失敗として測定をやり直すようにしたことを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1又は2の超音波流量計において、前記両値の差が一定値以上の時は、測定は失敗として前回値を採用するようにしたことを特徴とするものである。
この値は、正しい逆数和として記憶されているXpと比較され(ステップ102)、その差が一定値FTHより小さければ今回の順逆の測定は正しかったと判定され、は新たなXpとして記憶される(ステップ104)。こうすることにより温度変化による音速のゆっくりした変化に追従できる。
実施例よりL=0.15m、C=400m/sec を想定すると伝播時間はt=L/C=375usecとなり、また送受波器1,2の固有周波数(共振周波数)を250kHzとしたので1周期間違えると4usec到達時間に差が出ることになり、よって伝播時間の逆数和は1周期間違えることにより、1/(0.000375−0.000004)−1/0.000375=28.75Hzの差が生じることになる。

Claims (4)

  1. 送信側にも受信側にもはたらく超音波送受波器を少なくとも一対設け、流体の流れの中を上流から下流の順方向及び下流から上流の逆方向に超音波の送受信を行い、その各方向の到達時間より流量を求める超音波流量計で、かつ、各方向毎に、先ず一方の送受波器を送信側として送信し、他方の受信側送受波器の信号を入力とする受信波検知部が受信波を検知すると再び送信側送受波器を発信させて送信し、これを複数回繰り返すように構成し、各方向毎に最初の送信から複数回目の受信までの時間をまとめて測定し、その測定結果から順方向と逆方向の伝播時間を求める超音波流量計において、
    受信波検知部は、各方向毎に、第1回目の受信は1つの発信による一群の受信波のうち特定番目と判断した波のゼロクロスポイントを到達ポイントとして受信波を検知し、第2回目以後前記複数回目までは、前回の送信から到達ポイントまでの時間から一定時間を減じた時間だけその回の送信時から経過した時以後の最初のゼロクロスポイントを到達ポイントとして受信波を検知する機能を有し、
    順方向について得た伝播時間と逆方向について得た伝播時間の和あるいは逆数和を演算する演算機能と、この演算結果を記憶する記憶機能と、最新の和あるいは逆数和の値をそれ以前の記憶していた和あるいは逆数和の値と比較する比較機能とを具備し、
    前記両値の差が一定値より小さいときは、測定成功として到達時間の測定値を用いて流速さらに流量を求めることを特徴とする超音波流量計。
  2. 前記一定時間を超音波振動の約半周期弱の時間としたことを特徴とする請求項1記載の超音波流量計。
  3. 前記両値の差が一定値以上の時は、測定は失敗として測定をやり直すようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の超音波流量計。
  4. 前記両値の差が一定値以上の時は、測定は失敗として前回値を採用するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の超音波流量計。
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