JP2000255184A - 帳票めくり具 - Google Patents

帳票めくり具

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JP2000255184A
JP2000255184A JP11107017A JP10701799A JP2000255184A JP 2000255184 A JP2000255184 A JP 2000255184A JP 11107017 A JP11107017 A JP 11107017A JP 10701799 A JP10701799 A JP 10701799A JP 2000255184 A JP2000255184 A JP 2000255184A
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JP
Japan
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turning
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rod
present
finger
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JP11107017A
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Michiko Iida
道子 飯田
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ML KK
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ML KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 指が蒸れたり、爪を伸ばしていることが障害
とならず、集計操作、電卓、パソコン等操作及び電話の
ダイアル操作もできる帳票めくり具とする。 【解決手段】 円筒状の一端を閉止し、他端に開口を備
えた袋状の天然ゴム等よりなる本体2の、閉止部側より
開口端側の所定範囲に小突起3を分布させた帳票めくり
部1に棒状体4の一端を前記本体2の開口端側より閉止
部側に触れる位置まで挿入して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は事務用器具、特に伝
票等の重ねられた定型用紙を能率良くめくる作業に効果
のある器具の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5において、20は公知の指サックで
ある。該指サック20は細長い筒状をなし、その一端を
閉止し(以下閉止端という。)、他端に開口(以下開口
端という。)とを備えた本体21と該本体21の閉止端
側の表面全面を覆う小突起22とより成る天然ゴム又は
柔軟性に富んだ合成樹脂等の製品である。
【0003】使用に際しては、前記指サック20の本体
21の開口端側より利き指の先が閉止端の底に触れる程
度に挿入する。この際本体21は前記利き指に密着して
容易に脱落しないように保持されることが好ましい。
【0004】帳票のめくり作業には、先ず帳票の一端を
他の指又はクリップ等で固定し、前記利き指を挿入した
指サック20の閉止端側の先端または側面で、前記帳票
の最上の紙面を軽くこする。該帳票の最上の紙面は指サ
ック本体21の閉止端側の小突起22の摩擦力により該
突起22と共に動き、前記帳票の固定された一端を中心
によじれて下側の紙面との間に指を容易に挿入できる隙
間を生ずる。このため容易かつ効率よく帳票をめくるこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく指サック
20は帳票をめくるという点では問題なく優れている
が、指が蒸れて長時間の作業には向かない。また、女性
は美容の目的で指の爪を伸ばすことが常識であるが、爪
を伸ばした場合、指サックの装着が困難であり、例え装
着できたとしても帳票めくりの作業が困難である等多く
の使用上の問題があった。このため閉止部の一部を切り
欠き蒸れ防止と兼ねて爪を露出させる構造のものが試み
られているが、帳票めくり部の剛性が落ちて作業性に悪
影響が出る等更に改善が望まれている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の手段は請
求項1に該当し、重ねられた帳票相互間の摩擦力よりも
帳票に対して大きい摩擦力又は粘着力を備えた帳票めく
り部1を一部に備え、かつ把持部を有するようにしてい
る。
【0007】本発明の第一の手段によれば把持部を指で
保持して帳票めくり作業ができるので指が蒸れたり、指
の爪が長いために作業に支障を来すことがない。また閉
止部の一部を切り欠き該部の剛性を落とす必要もないの
で帳票めくり性能の劣化を来す恐れもない。
【0008】本発明の第二の手段は請求項2に該当し、
本発明の第一の手段に対して把持飾が棒状(以下棒状体
4という。)であり、少なくともその一端に、帳票めく
り部1を備えるようにしている。
【0009】本発明の第二の手段によれば、本発明の第
一の手段の効果に加えて握り易く、また棒状体4の太さ
を適宜選択することにより、棒状体4を持ち替えること
なく前記帳票めくり部1の閉止端を利用して電話のボタ
ンまたはダイヤルを操作することも、電卓又はコンピュ
ータのキーを操作することも出来る。従って伝票等の集
計作業がより円滑かつ能率的進めることができる。
【0010】本発明の第三の手段は請求項3に該当し、
本発明の第一の手段及び第二の手段に加えて把持部を筆
記具5としている。
【0011】本発明の第三の手段によれば、本発明の第
一、第二の手段の効果に加えて筆記部6を帳票に向ける
ように筆記具5を持ち替えるだけで帳票への記入も可能
となり、本帳票めくり具を持ったまま、帳票めくり、集
計、帳簿への記入作業を一貫して行なうことがでる。そ
の上電話を発信し、メモを取ることも出来るので極めて
効果的である。
【0012】本発明の第四の手段は請求項4に該当し、
請求項1ないし請求項3の帳票めくり部1に相当する帳
票めくり部7の構造は、細長い筒状をなし、その一端を
閉止し、他端に開口端9を備えた本体8と、該本体8の
閉止端側より開口端9側に所定の範囲を帳票相互間の摩
擦力よりも帳票に対して大きい摩擦力又は粘着力を備
え、前記開口端9を、中心より周縁部に向かって複数の
切り込み11を入れた弾性膜10で覆いかつ周縁部に固
着する構造としている。
【0013】本発明の第四の手段によれば開口端9側の
弾性膜10の弾性により挿入される棒状体14の径の大
きいものから小さいものにまで適応して締め代を確保で
きる。また断面形状に突起がある等の影響を受け難いた
め、帳票めくり部7が棒状体14、15より抜け落ちる
ことがない。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態例を図1ない
し図4により説明する。図1は本発明になる帳票めくり
具の第一の実施例を示す正面斜視図である。図2は本発
明になる帳票めくり具の第二の実施例を示す正面斜視図
である。図3、図4は夫々第三の実施例を示す正面斜視
図であり、図3は切り込みを入れた弾性膜の状態を含む
帳票めくり部7の状態を示している。図4(a)は図3
における帳票めくり部に図1におけるよりも細い棒状体
14を挿入した状態を示している。また図14(b)は
図4(a)の棒状体14に突起16がついた棒状体15
を挿入した状態を示している。
【0015】図1において、1は帳票めくり部である。
該帳票めくり部1は、天然ゴム、合成ゴムその他軟質の
樹脂等の材料よりなり、上端を閉止し、下端に開口を有
する袋状に本体2を構成し、該本体2の上端側へより開
口端側に至る所定範囲に小突起3を分布させている。帳
票めくり部1は従来技術の指サック20の小突起22の
分布する部分と実質的に同じ機能を有する。
【0016】4は棒状体である。該棒状体4は前記本体
2の内径よりも大きめの約15mmの直径を持つ円柱状
に成形された木材、硬質樹脂等の材料より成り、上端は
前記本体2の下端の開口端より上端の閉止部内面に達す
るまで挿入され、該本体2の緊迫力により固定されてい
る。棒状体4の長さは把持部として指で摘み又掌で包む
ことのできる長さとなっている。
【0017】次に作用を説明する。棒状体4を持ち、多
数の帳票が積み重なりかつその一端を固定された最上面
の紙面に前記帳票めくり部1の閉止部又は側部を当て軽
くこすると、従来技術の指サックと同様に容易に紙面を
めくることができる。
【0018】本発明の第一の実施例においては、帳票め
くり部1に直接指を挿入することがないため指が蒸れた
り、爪が長いために作業に支障を来すことがない。
【0019】また棒状体4の直径を約15mmとしたた
め、小型の電卓またはパソコンのキーを帳票めくり部1
の先端で容易に操作して集計作業ができる。従って帳票
めくりから集計作業を前記棒状体4を持ち替える事なく
一貫して能率良く進めることが出来る。さらに電話のダ
イヤルも同時に操作できるという効果も奏する。
【0020】本発明の第二の実施例においては、図2に
おいて図1における棒状体4をボールペン5に置き換え
たものである。
【0021】本発明の第二の実施例によれば、本発明の
第一の実施例の効果に加えて集計結果等の記入作業も僅
かにボールペン5の向きを変えて帳票にボールペン部6
を向けるように持ち替えるだけで、記載作業が可能とな
る。この結果、帳票めくりから集計、記帳作業が一貫し
て可能となり、さらに電話操作及びメモを取ることが可
能であるという効果を奏する。
【0022】本発明の第三の実施例においては、図3に
おいて8は本体である。該本体8は天然ゴム又は弾性に
富む合成樹脂製の円筒状の上端を閉止し、下端を開口端
9とし、この開口端9を中心より半径方向に向かって複
数の切り込み11を入れた弾性膜10で覆い、前記開口
端9の周縁部に固着している。更に前記本体8の上端よ
り開口端9側の所定範囲を小突起3を分布させて帳票め
くり部7を構成している。
【0023】図3及び図4(a)において14は棒状体
である。該棒状体14はその一端を前記帳票めくり部7
の下端の切り込み11を入れた弾性膜10を通して挿入
されている。弾性膜10の中心部より入れられた複数の
切り込み11により生成する先端部12は挿入された棒
状体14の外周に沿って内側にめくれて相隣る切り込み
11の開口端9側の終点の間を結ぶ腰部13の緊迫力に
より前記棒状体14の外周を締め付けている。弾性膜1
0の腰部13の弾性力は棒状体14の太さに比較的鈍感
で、例えば直径15mmの場合−3〜+3mmの増減で
あれば棒状体14に緊迫力を与えているため該棒状体1
4より帳票めくり部7が抜け落ちることがなく、帳票め
くりの機能を十分備えている。
【0024】棒状体14の直径が上記太さの範囲を超え
て変化する場合、棒状体14の太さに応じて切り込み1
1の長さを調節することにより帳票めくり部7の本体8
の内径に左右されることなく棒状体14に挿入して使用
することができる。又棒状体14の断面積は必ずしも円
形である必要はなく多角形でも、図4(b)に示す如く
円周上に棒状体15の突起16を有する断面であって
も、それに応じて切り込み11の数と長さを調節すれば
よい。
【0025】即ち図4(a)において棒状体14が円柱
状又は多角形の場合には、中心からの切り込み11は棒
状体14の半径よりもやや短いもの3本以上を略等間隔
に配置すればよい。
【0026】図4(b)において棒状体15が突起16
を有する場合には、弾性膜10に入れる切り込み11は
前記突起16の相隣る2本の切り込みに突起16の量の
70〜80%を追加すればよい。
【0027】なお本発明の実施例においては、棒状体
4、14、15の一端にゴム等の樹脂製の帳票めくり部
1、7を被覆するものとして説明したが、棒状体4、1
4、15等の一部に直接粘着材等を塗布しても又両面テ
ープ等の粘着材を貼付しても良い。また把持部の一部の
表面に微少な突起を加工して摩擦力を付与しても良い。
また帳票めくり部は2カ所以上設けでも良い。把持部を
含む全体形状は棒状である必要はなく把持部はコーヒー
カップの柄のような形状であっても持ち易ければ良く、
帳票めくり部は帳票めくりおよび電卓、パソコン、電話
等のキーまたはダイアル操作に適した形状としても良
い。
【0028】また本発明の第二の実施例においては棒状
体4をボールペン5として説明したが、筆記具であれば
記帳の目的は達成できる。等本発明の要旨を逸脱しない
範囲で変更は自由であることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】請求項1により指サックと同等の帳票め
くり作業性を保ちつつ指の蒸れおよび爪が長いために起
こる指サック装着の困難さ、作業性の劣化を解消する効
果を奏する。
【0030】請求項2により請求項1の効果に加えて、
本帳票めくり具を持ったまま電卓、パソコンのキー操
作、電話のダイヤル、キー操作が可能となる。従って帳
票めくりに加えて集計作業および電話操作を一貫して行
うことができるという効果を奏する。
【0031】請求項3により請求項1および請求項2の
効果に加えて帳票めくり具を持ったまま記帳作業が可能
となる。従って帳票めくり、集計作業に加えて記帳作業
および電話操作を一貫して行うことが出来るという効果
を奏する。
【0032】請求項4により棒状体の直径の大小、断面
形状に左右されることが少なくまたは、弾性膜にそれに
応じた切り込みを入れることにより棒状体から抜け落ち
ることのない帳票めくり部とすることができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる帳票めくり具の第一の実施例の斜
視全体図である。
【図2】本発明になる帳票めくり具の第二の実施例の斜
視全体図である。
【図3】本発明になる帳票めくり具の第三の実施例のう
ち、帳票めくり部を示す斜視全体図である。
【図4】(a)、(b)本発明になる帳票めくり具の第
三の実施例を示す斜視全体図である。
【図5】従来技術の指サックの斜視全体図である。
【符号の説明】
1 帳票めくり部 2 本体 3 小突起 4 棒状体 5 ボールペン 6 ボールペン部 7 帳票めくり部 8 本体 9 開口端 10 弾性膜 11 切り込み 12 先端部 13 腰部 14、15 棒状体 20 指サック 21 本体 22 小突起

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重ねられた帳票相互間の摩擦力よりも前
    記帳票に対して大きい摩擦力又は粘着力を備えた帳票め
    くり部を一部に備え、かつ把持部を有することを特徴と
    する帳票めくり具。
  2. 【請求項2】 把持部が棒状であり、かつ少なくとも、
    その一端側に帳票めくり部を備えたことを特徴とする請
    求項1に記載の帳票めくり具。
  3. 【請求項3】 把持部が筆記具であることを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の帳票めくり具。
  4. 【請求項4】 帳票めくり部は、細長い筒状をなし、そ
    の一端を閉止し、他端に開口を備えた本体と、該本体の
    閉止端側より開口端側に所定の範囲を帳票相互間の摩擦
    力よりも帳票に対して大きい摩擦力又は粘着力を備え、
    前記開口を、中心より周縁部に向かって切り込みを入れ
    た弾性膜で覆いかつ前記開口の周縁部に固着してなる請
    求項1ないし請求項3に記載の帳票めくり具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2417238A (en) * 2004-08-05 2006-02-22 Adedoyin Eleso Loose leaf separating device
GB2443403A (en) * 2006-10-31 2008-05-07 Doreen Gilbert Page turner and bookmark
JP2009248487A (ja) * 2008-04-08 2009-10-29 Hiroaki Hoshikawa めくる為の文具

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