JP2000251836A - 蛍光灯用のアマルガムペレット及びこれを用いた蛍光灯 - Google Patents
蛍光灯用のアマルガムペレット及びこれを用いた蛍光灯Info
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- JP2000251836A JP2000251836A JP11096761A JP9676199A JP2000251836A JP 2000251836 A JP2000251836 A JP 2000251836A JP 11096761 A JP11096761 A JP 11096761A JP 9676199 A JP9676199 A JP 9676199A JP 2000251836 A JP2000251836 A JP 2000251836A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】錫と水銀のアマルガムペレットを用いて安価で
安全な蛍光灯を製造する。 【解決手段】錫と水銀のアマルガムとくに錫：水銀が原
子比で９０〜８０：１０〜２０であるアマルガムを用い
れば、空気中で酸化されることなく、室温では水銀の蒸
発を最小限にできることを見出し、これをペレット状に
して用いて蛍光灯を製造する。
安全な蛍光灯を製造する。 【解決手段】錫と水銀のアマルガムとくに錫：水銀が原
子比で９０〜８０：１０〜２０であるアマルガムを用い
れば、空気中で酸化されることなく、室温では水銀の蒸
発を最小限にできることを見出し、これをペレット状に
して用いて蛍光灯を製造する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、錫と水銀からなる
蛍光灯用アマルガム及びそれを用いた蛍光灯に関する。
蛍光灯の発光のしくみは、減圧されたガラス管両端の電
極部分に電流を流し電極温度を高め、両電極管に高電圧
を加えることによって放電が起こる。放電により電極か
ら出てきた熱電子は、水銀蒸気と衝突し、２５３．７ｎ
ｍの波長の紫外線を発生させ、ガラス管内面に塗布され
た蛍光体を発光させる。そのため蛍光灯には水銀蒸気の
存在が不可欠である。しかし、蛍光灯を製造する時、廃
棄処分する時、製造に携わる人や環境に悪影響を及ぼさ
ないようにするため、室温での水銀蒸気圧の小さい蛍光
灯用アマルガムを出来るだけ少量用いる工夫がなされて
いる。
蛍光灯用アマルガム及びそれを用いた蛍光灯に関する。
蛍光灯の発光のしくみは、減圧されたガラス管両端の電
極部分に電流を流し電極温度を高め、両電極管に高電圧
を加えることによって放電が起こる。放電により電極か
ら出てきた熱電子は、水銀蒸気と衝突し、２５３．７ｎ
ｍの波長の紫外線を発生させ、ガラス管内面に塗布され
た蛍光体を発光させる。そのため蛍光灯には水銀蒸気の
存在が不可欠である。しかし、蛍光灯を製造する時、廃
棄処分する時、製造に携わる人や環境に悪影響を及ぼさ
ないようにするため、室温での水銀蒸気圧の小さい蛍光
灯用アマルガムを出来るだけ少量用いる工夫がなされて
いる。
【０００２】
【従来の技術】近年、蛍光灯の製造装置は、スピードア
ップされ、的確に必要量の水銀をすばやく蛍光灯放電管
に封入する必要がある。そこで予め蛍光灯放電管の内部
にＴｉ３Ｈｇの粉末を塗布し、排気終了後に高周波加熱
により水銀を放出させる方法や、特表平８−５０９５６
９号、特開平６−２６０１３９号公報においては、亜鉛
−水銀アマルガムからなる合金を排気終了後に投下する
方法などが知られている。各金属と水銀の合金組成につ
いては、Ｆ．Ａ．Ｓｈｕｎｋ，「Ｃｏｎｓｔｉｔｕｔｉ
ｏｎ ｏｆ Ｂｉｎａｒｙ Ａｌｌｏｙ」（１９６９）
に紹介されている。
ップされ、的確に必要量の水銀をすばやく蛍光灯放電管
に封入する必要がある。そこで予め蛍光灯放電管の内部
にＴｉ３Ｈｇの粉末を塗布し、排気終了後に高周波加熱
により水銀を放出させる方法や、特表平８−５０９５６
９号、特開平６−２６０１３９号公報においては、亜鉛
−水銀アマルガムからなる合金を排気終了後に投下する
方法などが知られている。各金属と水銀の合金組成につ
いては、Ｆ．Ａ．Ｓｈｕｎｋ，「Ｃｏｎｓｔｉｔｕｔｉ
ｏｎ ｏｆ Ｂｉｎａｒｙ Ａｌｌｏｙ」（１９６９）
に紹介されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、水銀−亜鉛系
アマルガムは、空気中で酸化されやすく、水銀−亜鉛系
アマルガムのペレットは、蛍光灯放電管に投入するまで
不活性ガスでシールされた環境が要求される。水銀−亜
鉛系アマルガムは水銀放出温度が低いため、室温でも水
銀の蒸発が起こる可能性があるほか、ペレットにしても
水銀含有量が多いことから、蛍光灯放電管１本当りのバ
ラツキも必然的に大きくなる欠点があった。また、水銀
−亜鉛系アマルガムを保存するに際しては、水銀放出温
度が低いため、室温でも水銀がアマルガム表面に滲み出
るので低温保存が必要となっていた。予め蛍光灯放電管
の内部にＴｉ３Ｈｇの粉末を塗布する方法や水銀カプセ
ルで水銀を供給する方法は、高周波加熱などの複雑な蛍
光灯製造装置が要求され、必然的に蛍光灯製造のコスト
が高くなる。本発明は、このような問題点を解決すべく
鋭意研究した結果、安価で安全に蛍光灯を製造できるア
マルガムを見出した。
アマルガムは、空気中で酸化されやすく、水銀−亜鉛系
アマルガムのペレットは、蛍光灯放電管に投入するまで
不活性ガスでシールされた環境が要求される。水銀−亜
鉛系アマルガムは水銀放出温度が低いため、室温でも水
銀の蒸発が起こる可能性があるほか、ペレットにしても
水銀含有量が多いことから、蛍光灯放電管１本当りのバ
ラツキも必然的に大きくなる欠点があった。また、水銀
−亜鉛系アマルガムを保存するに際しては、水銀放出温
度が低いため、室温でも水銀がアマルガム表面に滲み出
るので低温保存が必要となっていた。予め蛍光灯放電管
の内部にＴｉ３Ｈｇの粉末を塗布する方法や水銀カプセ
ルで水銀を供給する方法は、高周波加熱などの複雑な蛍
光灯製造装置が要求され、必然的に蛍光灯製造のコスト
が高くなる。本発明は、このような問題点を解決すべく
鋭意研究した結果、安価で安全に蛍光灯を製造できるア
マルガムを見出した。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者は、錫と水銀の
アマルガムとくに錫：水銀が原子比で９０〜８０：１０
〜２０であるアマルガムを用いれば、空気中で酸化され
ることなく、室温では水銀の蒸発を最小限にできること
を見出し、安価で安全に蛍光灯を製造することができる
錫と水銀のアマルガム及びこれを用いた蛍光灯を開発す
ることに成功した。
アマルガムとくに錫：水銀が原子比で９０〜８０：１０
〜２０であるアマルガムを用いれば、空気中で酸化され
ることなく、室温では水銀の蒸発を最小限にできること
を見出し、安価で安全に蛍光灯を製造することができる
錫と水銀のアマルガム及びこれを用いた蛍光灯を開発す
ることに成功した。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態は、以下のとお
りである。 （１） 錫と水銀からなる蛍光灯用アマルガムペレッ
ト。 （２） 錫：水銀が原子比で９０〜８０：１０〜２０で
ある請求項１記載の蛍光灯用アマルガムペレット。 （３） ３ｍｍ以下に成形した上記１または上記２記載
の蛍光灯用ペレット。 （４） 錫と水銀からなるアマルガムを直径が３ｍｍ以
下に成形した蛍光灯用ペレットを放電管に封入した蛍光
灯。
りである。 （１） 錫と水銀からなる蛍光灯用アマルガムペレッ
ト。 （２） 錫：水銀が原子比で９０〜８０：１０〜２０で
ある請求項１記載の蛍光灯用アマルガムペレット。 （３） ３ｍｍ以下に成形した上記１または上記２記載
の蛍光灯用ペレット。 （４） 錫と水銀からなるアマルガムを直径が３ｍｍ以
下に成形した蛍光灯用ペレットを放電管に封入した蛍光
灯。
【０００６】
【実施例１】錫と水銀からなるアマルガム１を次の手順
で製造した。錫７７０ｇと水銀２３０ｇ（原子比Ｓｎ：
Ｈｇ＝８４．９８：１５．０２）を混合し、温度２３０
℃で１時間混錬してアマルガム１を作成した。このアマ
ルガムは室温で固体であり、１６０℃〜１７９℃で溶融
し始め、２１０℃〜２２０℃で完全に溶融する。また、
このアマルガムは室温では水銀をほとんど放出せず、１
４０℃でも水銀をほとんど放出しなかった。一方、亜鉛
−水銀アマルガム（原子比Ｚｎ：Ｈｇ＝５２：４８）
は、室温で水銀を放出した。アマルガム１と水銀−亜鉛
アマルガム（原子比Ｚｎ：Ｈｇ＝５２：４８）を室温で
空気中に３日放置したところ、アマルガム１には変化が
見られなかったが、水銀−亜鉛アマルガム（原子比Ｚ
ｎ：Ｈｇ＝５２：４８）には表面に酸化がみられた。
で製造した。錫７７０ｇと水銀２３０ｇ（原子比Ｓｎ：
Ｈｇ＝８４．９８：１５．０２）を混合し、温度２３０
℃で１時間混錬してアマルガム１を作成した。このアマ
ルガムは室温で固体であり、１６０℃〜１７９℃で溶融
し始め、２１０℃〜２２０℃で完全に溶融する。また、
このアマルガムは室温では水銀をほとんど放出せず、１
４０℃でも水銀をほとんど放出しなかった。一方、亜鉛
−水銀アマルガム（原子比Ｚｎ：Ｈｇ＝５２：４８）
は、室温で水銀を放出した。アマルガム１と水銀−亜鉛
アマルガム（原子比Ｚｎ：Ｈｇ＝５２：４８）を室温で
空気中に３日放置したところ、アマルガム１には変化が
見られなかったが、水銀−亜鉛アマルガム（原子比Ｚ
ｎ：Ｈｇ＝５２：４８）には表面に酸化がみられた。
【０００７】
【実施例２】錫と水銀からなるアマルガム２を次の手順
で製造した。錫３７０ｇと水銀１３０ｇ（原子比Ｓｎ：
Ｈｇ＝８２．７９：１７．２１）を混合し、温度２３０
℃で１時間混錬してアマルガム２を作成した。このアマ
ルガムは室温で固体であり、１６０℃〜１７９℃で溶融
し始め、２１０℃〜２２０℃で完全に溶融する。また、
このアマルガムは室温では水銀をほとんど放出せず、１
４０℃でも水銀をほとんど放出しなかった。一方、亜鉛
−水銀アマルガム（原子比Ｚｎ：Ｈｇ＝５２：４８）
は、室温で水銀を放出した。アマルガム２と水銀−亜鉛
アマルガム（原子比Ｚｎ：Ｈｇ＝５２：４８）を室温で
空気中に３日放置したところ、アマルガム２には変化が
見られなかったが、水銀−亜鉛アマルガム（原子比Ｚ
ｎ：Ｈｇ＝５２：４８）には表面に酸化がみられた。
で製造した。錫３７０ｇと水銀１３０ｇ（原子比Ｓｎ：
Ｈｇ＝８２．７９：１７．２１）を混合し、温度２３０
℃で１時間混錬してアマルガム２を作成した。このアマ
ルガムは室温で固体であり、１６０℃〜１７９℃で溶融
し始め、２１０℃〜２２０℃で完全に溶融する。また、
このアマルガムは室温では水銀をほとんど放出せず、１
４０℃でも水銀をほとんど放出しなかった。一方、亜鉛
−水銀アマルガム（原子比Ｚｎ：Ｈｇ＝５２：４８）
は、室温で水銀を放出した。アマルガム２と水銀−亜鉛
アマルガム（原子比Ｚｎ：Ｈｇ＝５２：４８）を室温で
空気中に３日放置したところ、アマルガム２には変化が
見られなかったが、水銀−亜鉛アマルガム（原子比Ｚ
ｎ：Ｈｇ＝５２：４８）には表面に酸化がみられた。
【０００８】
【実施例３】錫と水銀からなるアマルガム３を次の手順
で製造した。錫８１３ｇと水銀１８７ｇ（原子比Ｓｎ：
Ｈｇ＝８８．０：１２．０）を混合し、２３０℃で１時
間混錬してアマルガム３を作成した。このアマルガムは
室温で固体であり、１６０℃〜１７９℃で溶融し始め、
２１０℃〜２２０℃で完全に溶融する。またこのアマル
ガムは室温では水銀をほとんど放出せず１４０℃までは
水銀をほとんど放出しなかった。一方、亜鉛−水銀アマ
ルガム（原子比Ｚｎ：Ｈｇ＝５２：４８）は、室温で水
銀を放出した。アマルガム３と水銀−亜鉛アマルガム
（原子比Ｚｎ：Ｈｇ＝５２：４８）を室温で空気中に３
日放置したところ、アマルガム３には変化が見られなか
ったが、水銀−亜鉛アマルガム（原子比Ｚｎ：Ｈｇ＝５
２：４８）には表面に酸化がみられた。
で製造した。錫８１３ｇと水銀１８７ｇ（原子比Ｓｎ：
Ｈｇ＝８８．０：１２．０）を混合し、２３０℃で１時
間混錬してアマルガム３を作成した。このアマルガムは
室温で固体であり、１６０℃〜１７９℃で溶融し始め、
２１０℃〜２２０℃で完全に溶融する。またこのアマル
ガムは室温では水銀をほとんど放出せず１４０℃までは
水銀をほとんど放出しなかった。一方、亜鉛−水銀アマ
ルガム（原子比Ｚｎ：Ｈｇ＝５２：４８）は、室温で水
銀を放出した。アマルガム３と水銀−亜鉛アマルガム
（原子比Ｚｎ：Ｈｇ＝５２：４８）を室温で空気中に３
日放置したところ、アマルガム３には変化が見られなか
ったが、水銀−亜鉛アマルガム（原子比Ｚｎ：Ｈｇ＝５
２：４８）には表面に酸化がみられた。
【０００９】
【発明の効果】本発明の蛍光灯用アマルガムは、室温で
殆ど水銀を放出することはなく、また室温で殆ど酸化さ
れることはなかった。また、水銀の含有量を少なくする
ことができるので、ペレットに成形して用いた場合、水
銀量のバラツキを少なくすることが出来た。
殆ど水銀を放出することはなく、また室温で殆ど酸化さ
れることはなかった。また、水銀の含有量を少なくする
ことができるので、ペレットに成形して用いた場合、水
銀量のバラツキを少なくすることが出来た。
Claims (4)
- 【請求項１】 錫と水銀からなる蛍光灯用アマルガムペ
レット。 - 【請求項２】 錫：水銀が原子比で９０〜８０：１０〜
２０である請求項１記載の蛍光灯用アマルガムペレッ
ト。 - 【請求項３】 直径が３ｍｍ以下に成形した請求項１ま
たは請求項２記載の蛍光灯用ペレット。 - 【請求項４】 錫と水銀からなるアマルガムを直径が３
ｍｍ以下に成形した蛍光灯用ペレットを放電管に封入し
た蛍光灯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09676199A JP4228046B2 (ja) | 1999-02-27 | 1999-02-27 | 蛍光灯用のアマルガムペレット及びこれを用いた蛍光灯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09676199A JP4228046B2 (ja) | 1999-02-27 | 1999-02-27 | 蛍光灯用のアマルガムペレット及びこれを用いた蛍光灯 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000251836A true JP2000251836A (ja) | 2000-09-14 |
| JP4228046B2 JP4228046B2 (ja) | 2009-02-25 |
Family
ID=14173638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09676199A Expired - Fee Related JP4228046B2 (ja) | 1999-02-27 | 1999-02-27 | 蛍光灯用のアマルガムペレット及びこれを用いた蛍光灯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4228046B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006011324A1 (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 蛍光ランプ、照明装置及び蛍光ランプの製造方法 |
| JP2007165189A (ja) * | 2005-12-15 | 2007-06-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 蛍光ランプ、照明装置及び蛍光ランプの製造方法 |
| US7414358B2 (en) | 2001-11-14 | 2008-08-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Fluorescent lamp and manufacturing method for arc tube |
| EP1985717A1 (de) * | 2007-04-28 | 2008-10-29 | Umicore AG & Co. KG | Amalgamkugeln für Energiesparlampen und ihre Herstellung |
| EP2497841A1 (de) | 2011-03-09 | 2012-09-12 | Umicore AG & Co. KG | Sn-Ag-Cu-Legierungen |
| DE202011110608U1 (de) | 2011-03-09 | 2015-02-23 | Umicore Ag & Co. Kg | Legierungen |
-
1999
- 1999-02-27 JP JP09676199A patent/JP4228046B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7414358B2 (en) | 2001-11-14 | 2008-08-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Fluorescent lamp and manufacturing method for arc tube |
| US7538479B2 (en) | 2004-07-30 | 2009-05-26 | Panasonic Corporation | Fluorescent lamp, luminaire and method for manufacturing fluorescent lamp |
| US7938629B2 (en) | 2004-07-30 | 2011-05-10 | Panasonic Corporation | Fluorescent lamp, luminaire and method for manufacturing fluorescent lamp |
| WO2006011324A1 (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 蛍光ランプ、照明装置及び蛍光ランプの製造方法 |
| JP2007165189A (ja) * | 2005-12-15 | 2007-06-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 蛍光ランプ、照明装置及び蛍光ランプの製造方法 |
| US8497622B2 (en) | 2007-04-28 | 2013-07-30 | Umicore Ag & Co. Kg | Amalgam spheres for energy-saving lamps and the manufacture thereof |
| EP1985717A1 (de) * | 2007-04-28 | 2008-10-29 | Umicore AG & Co. KG | Amalgamkugeln für Energiesparlampen und ihre Herstellung |
| WO2008132089A1 (de) * | 2007-04-28 | 2008-11-06 | Umicore Ag & Co. Kg | Amalgamkugeln fuer energiesparlampen und ihre herstellung |
| US9324555B2 (en) | 2007-04-28 | 2016-04-26 | Umicore Ag & Co. Kg | Amalgam spheres for energy-saving lamps and their production |
| JP2013069700A (ja) * | 2007-04-28 | 2013-04-18 | Umicore Ag & Co Kg | 省エネルギーランプ用のアマルガム球及びそれらの製造 |
| CN101960027B (zh) * | 2007-04-28 | 2013-05-01 | 尤米科尔股份公司及两合公司 | 用于节能灯的汞合金球体及其制备 |
| WO2012119977A1 (de) | 2011-03-09 | 2012-09-13 | Umicore Ag & Co. Kg | Amalgamkugeln mit einer legierungbeschichtung |
| DE202011110608U1 (de) | 2011-03-09 | 2015-02-23 | Umicore Ag & Co. Kg | Legierungen |
| EP2975143A1 (de) | 2011-03-09 | 2016-01-20 | Umicore AG & Co. KG | Sn-ag-cu-legierungen |
| US9263245B2 (en) | 2011-03-09 | 2016-02-16 | Umicore Ag & Co. Kg | Amalgam balls having an alloy coating |
| EP2497841A1 (de) | 2011-03-09 | 2012-09-12 | Umicore AG & Co. KG | Sn-Ag-Cu-Legierungen |
| US9659762B2 (en) | 2011-03-09 | 2017-05-23 | Umicore Ag & Co. Kg | Amalgam balls having an alloy coating |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4228046B2 (ja) | 2009-02-25 |
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