JP2000248403A - ブラジャーカップを有する女性用下着 - Google Patents
ブラジャーカップを有する女性用下着Info
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- JP2000248403A JP2000248403A JP11154219A JP15421999A JP2000248403A JP 2000248403 A JP2000248403 A JP 2000248403A JP 11154219 A JP11154219 A JP 11154219A JP 15421999 A JP15421999 A JP 15421999A JP 2000248403 A JP2000248403 A JP 2000248403A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 一対のブラジャーカップの間を調整体にて連
結し、この調整体を調整することにより、ブラジャーカ
ップを円弧状方向に調整するようにして乳房の形態を補
整する。 【解決手段】 一対のブラジャーカップとこれらブラジ
ャーカップ間を前方中心部において連結せる調整体とよ
りなり、この調整体は、一対の連結体を両者の相対的角
度位置を可変になるように配設している。
結し、この調整体を調整することにより、ブラジャーカ
ップを円弧状方向に調整するようにして乳房の形態を補
整する。 【解決手段】 一対のブラジャーカップとこれらブラジ
ャーカップ間を前方中心部において連結せる調整体とよ
りなり、この調整体は、一対の連結体を両者の相対的角
度位置を可変になるように配設している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラジャーカップを有
する女性用下着に関するものである。特に乳房の形態を
整える補整或いは造形機能を有するものである。
する女性用下着に関するものである。特に乳房の形態を
整える補整或いは造形機能を有するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ブラジャー、ボディスーツ、ブラ
スリップなどの乳房カップを有するファンデーション類
や、レオタード或いは水着などの乳房カップを有する女
性用下着には、乳房の形を補整しそのシルエットを美し
くするための工夫をした提案が数多くあり且つそれらを
実施した製品が既に販売に供されている。
スリップなどの乳房カップを有するファンデーション類
や、レオタード或いは水着などの乳房カップを有する女
性用下着には、乳房の形を補整しそのシルエットを美し
くするための工夫をした提案が数多くあり且つそれらを
実施した製品が既に販売に供されている。
【０００３】上記の提案の一つは、乳房カップ部のカッ
プの縁の下半部周縁にほぼ半円形状の金属製或いは合成
樹脂製のカップワイヤーを具備しているものがあり、前
記カップワイヤーの剛性を利用してカップの正常態を維
持しつつ乳房の形を保持しようとしている。
プの縁の下半部周縁にほぼ半円形状の金属製或いは合成
樹脂製のカップワイヤーを具備しているものがあり、前
記カップワイヤーの剛性を利用してカップの正常態を維
持しつつ乳房の形を保持しようとしている。
【０００４】又、提案の他の一つは、一対の乳房カップ
間の胸部前方において両カップを調整具によって連結
し、該調整具の伸縮作用によりカップ間隔を調整し乳房
を中心位置に引き寄せて造形補整機能を行うものがあ
り、その一例として特開平１０−３７００５号公報、特
開平１０−２３４４２８号公報などが挙げられる。
間の胸部前方において両カップを調整具によって連結
し、該調整具の伸縮作用によりカップ間隔を調整し乳房
を中心位置に引き寄せて造形補整機能を行うものがあ
り、その一例として特開平１０−３７００５号公報、特
開平１０−２３４４２８号公報などが挙げられる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前述の第一の提案によ
る剛性の大きい線状のワイヤーを女性用下着として用い
た場合には、着用者の乳房のサイズにワイヤーが適合す
る場合は問題はないが、着用者のサイズに適合するワイ
ヤーを使用した下着が少なく、この選定を誤れば着用時
に種々の問題を招く恐れがある。即ち、ワイヤーが剛性
が大きいため、この線状部分に力が働き線状に着用者の
身体を圧迫したり、身体にくい込んだりして苦痛を生じ
て不快感を招き着用感を低下させる原因となる。
る剛性の大きい線状のワイヤーを女性用下着として用い
た場合には、着用者の乳房のサイズにワイヤーが適合す
る場合は問題はないが、着用者のサイズに適合するワイ
ヤーを使用した下着が少なく、この選定を誤れば着用時
に種々の問題を招く恐れがある。即ち、ワイヤーが剛性
が大きいため、この線状部分に力が働き線状に着用者の
身体を圧迫したり、身体にくい込んだりして苦痛を生じ
て不快感を招き着用感を低下させる原因となる。
【０００６】更に前述の第二の提案によると、一対の乳
房カップを胸部の中心方向にその間隔を調整する方法が
とられているが、この調整動作は乳房の外方への広がり
を一次元的に中心方向に寄せるだけのもので、乳房の形
を補整するための造形機能上充分その働きをするには不
充分のものである。
房カップを胸部の中心方向にその間隔を調整する方法が
とられているが、この調整動作は乳房の外方への広がり
を一次元的に中心方向に寄せるだけのもので、乳房の形
を補整するための造形機能上充分その働きをするには不
充分のものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記せる課題
を解決するために下記項目による手段をその構成として
いる。
を解決するために下記項目による手段をその構成として
いる。
【０００８】（１） 一対のブラジャーカップとこれら
ブラジャーカップ間を前方中央部において連結せる調整
体とよりなり、該調整体は一対の連結体を有し、これら
連結体の相対角度を可変になるように構成したことを特
徴とせるブラジャーカップを有する女性用下着。
ブラジャーカップ間を前方中央部において連結せる調整
体とよりなり、該調整体は一対の連結体を有し、これら
連結体の相対角度を可変になるように構成したことを特
徴とせるブラジャーカップを有する女性用下着。
【０００９】（２） 前記連結体はブラジャーカップと
結合され、相対的角度の調整により夫々のブラジャーカ
ップの外側部を内側部に比して上方への変位を大きくな
るようにせる前記（１）項に記載のブラジャーカップを
有する女性用下着。
結合され、相対的角度の調整により夫々のブラジャーカ
ップの外側部を内側部に比して上方への変位を大きくな
るようにせる前記（１）項に記載のブラジャーカップを
有する女性用下着。
【００１０】（３） 前記夫々のブラジャーカップは、
夫々外側を上方且つ内側にのびる円弧状方向に調節可能
にせる請求（１）項及び（２）項に記載のブラジャーカ
ップを有する女性用下着。
夫々外側を上方且つ内側にのびる円弧状方向に調節可能
にせる請求（１）項及び（２）項に記載のブラジャーカ
ップを有する女性用下着。
【００１１】（４） 前記連結体は、段階的に微調整可
動を行うようにした前記（１）項乃至（３）項記載のブ
ラジャーカップを有する女性用下着。
動を行うようにした前記（１）項乃至（３）項記載のブ
ラジャーカップを有する女性用下着。
【００１２】（５） 前記一対の連結体は、調整体の前
面或いは側面に露呈して設けた調整子によって移動及び
／或いは停止を行うようにした前記（１）項乃至（４）
項記載のブラジャーカップを有する女性用下着。
面或いは側面に露呈して設けた調整子によって移動及び
／或いは停止を行うようにした前記（１）項乃至（４）
項記載のブラジャーカップを有する女性用下着。
【００１３】
【作用】本発明のブラジャーカップを有する女性用下着
は、一対のブラジャーカップ間を前方中央部において連
結せる調整体を備え、該調整体を一対の連結体により構
成し、この連結体の相対角度を可変調整になるようにし
たので、調整体に連動せるブラジャーカップを図２のよ
うに横方向すなわち水平方向より図３のように直線状の
Ｘ−Ｘ’よりＹ−Ｙ’に移動して角度Ｚ度の位置まで上
昇させ、角度Ｄを１８０度より減少させることにより乳
房を二点鎖線の状態に上方且つ中心位置方向にその形の
補整作用を行う。そして乳房を底辺から支え、全体のリ
フトアップを行い大胸筋にエクササイズ運動を加える。
は、一対のブラジャーカップ間を前方中央部において連
結せる調整体を備え、該調整体を一対の連結体により構
成し、この連結体の相対角度を可変調整になるようにし
たので、調整体に連動せるブラジャーカップを図２のよ
うに横方向すなわち水平方向より図３のように直線状の
Ｘ−Ｘ’よりＹ−Ｙ’に移動して角度Ｚ度の位置まで上
昇させ、角度Ｄを１８０度より減少させることにより乳
房を二点鎖線の状態に上方且つ中心位置方向にその形の
補整作用を行う。そして乳房を底辺から支え、全体のリ
フトアップを行い大胸筋にエクササイズ運動を加える。
【００１４】次に、ブラジャーカップを有する女性用下
着において、前記連結体は、ブラジャーカップと結合さ
れ、相対角度の調整により夫々のブラジャーカップの外
側部を内側部に比して上方への変位を大きくなるように
しているので、下方且つ外向きに張り出した乳房を内側
に寄せて見かけ上大幅なサイズアップと谷間の深みを助
長する。
着において、前記連結体は、ブラジャーカップと結合さ
れ、相対角度の調整により夫々のブラジャーカップの外
側部を内側部に比して上方への変位を大きくなるように
しているので、下方且つ外向きに張り出した乳房を内側
に寄せて見かけ上大幅なサイズアップと谷間の深みを助
長する。
【００１５】また、ブラジャーカップを有する女性用下
着において、前記夫々のブラジャーカップは、夫々外側
部を上方且つ内側方向の円弧状に調節可能にしているの
で、調整時における乳房に加わる力がスムーズに行え、
そしてブラジャーそのものの動きを円滑に行える。
着において、前記夫々のブラジャーカップは、夫々外側
部を上方且つ内側方向の円弧状に調節可能にしているの
で、調整時における乳房に加わる力がスムーズに行え、
そしてブラジャーそのものの動きを円滑に行える。
【００１６】また、ブラジャーカップを有する女性用下
着において、前記連結体は、段階的に微調整可動に行う
ようにしたので、調整時に所望位置を確認しながら微調
整が行え、停止動作を確実に行うことができる。
着において、前記連結体は、段階的に微調整可動に行う
ようにしたので、調整時に所望位置を確認しながら微調
整が行え、停止動作を確実に行うことができる。
【００１７】また、ブラジャーカップを有する女性用下
着において、前記一対の連結体は、調整体の前面或いは
側面に露呈して設けた調整子によって移動及び／或いは
停止を行うようにしたので、調整操作を胸元で着用時に
他の物体には邪魔になることなく円滑に行い得る。
着において、前記一対の連結体は、調整体の前面或いは
側面に露呈して設けた調整子によって移動及び／或いは
停止を行うようにしたので、調整操作を胸元で着用時に
他の物体には邪魔になることなく円滑に行い得る。
【００１８】
【実施例】本発明は、ブラジャーカップを有する女性用
下着に関するものであって、その実施例としてブラジャ
ーを挙げて以下説明を行う。
下着に関するものであって、その実施例としてブラジャ
ーを挙げて以下説明を行う。
【００１９】本発明を図面に基づいて第一の実施例を説
明する。図１は、本発明によるブラジャーを人体に着用
して斜面図として示したものであって、１、１はブラジ
ャーカップであって通常通気性を備えた布地によって左
右一対よりなっている。２は、これら一対のブラジャー
カップ間を胸部前方中央部において連結せる調整体であ
る。３、３は各々のブラジャーカップを着用者に止着固
定するための固定布帯であって通常ブラジャーカップの
外側端部より延びていて、各々の先端部分には係止具４
を備えており、着用時には両係止具４、４の係止により
着用者に固定する。
明する。図１は、本発明によるブラジャーを人体に着用
して斜面図として示したものであって、１、１はブラジ
ャーカップであって通常通気性を備えた布地によって左
右一対よりなっている。２は、これら一対のブラジャー
カップ間を胸部前方中央部において連結せる調整体であ
る。３、３は各々のブラジャーカップを着用者に止着固
定するための固定布帯であって通常ブラジャーカップの
外側端部より延びていて、各々の先端部分には係止具４
を備えており、着用時には両係止具４、４の係止により
着用者に固定する。
【００２０】前記調整体２は、一対の連結体５、５を備
えてなり、該連結体の相対角度を変更調整することによ
りブラジャーカップの各々を応動するよう両者は縫着等
により結合されている。
えてなり、該連結体の相対角度を変更調整することによ
りブラジャーカップの各々を応動するよう両者は縫着等
により結合されている。
【００２１】前記連結体５、５は、夫々調整基部６、６
と各調整基部より外向きに延びる調整枝部７、７とより
構成され、該調整枝部の先端部には止着孔８、８が存在
していて、この止着孔８、８をブラジャーカップ１、１
に適宜縫着等により結合する。
と各調整基部より外向きに延びる調整枝部７、７とより
構成され、該調整枝部の先端部には止着孔８、８が存在
していて、この止着孔８、８をブラジャーカップ１、１
に適宜縫着等により結合する。
【００２２】前記調整基部６、６は、硬質の合成樹脂材
より円盤状をしており、両者の対向面には波型溝部９、
９を設け、両者の波型溝部同志を噛み合わせて固定し、
これら溝に嵌まった山部を相手の山部を越えて移動させ
ることにより角度を変更する。
より円盤状をしており、両者の対向面には波型溝部９、
９を設け、両者の波型溝部同志を噛み合わせて固定し、
これら溝に嵌まった山部を相手の山部を越えて移動させ
ることにより角度を変更する。
【００２３】前記調整基部６、６は、その一方の中心に
回転軸１０と、他方にこの回転軸を受け容れる嵌合孔１
１を設け、この嵌合により両調整基部６、６は、相対位
置を保持しており、前記嵌合孔１１に装填したコイル状
のバネ１２と、このバネの弾性に抗して前記嵌合孔１１
を閉塞した環状板１３と、前記回転軸１０の先端部の押
え部１４とにより前記波型溝部９、９が常時弾性嵌合を
維持している。前記押え部１４は、前記回転軸１０の先
端を加熱処理を行って拡開しているが、別途ナット等の
止具にしても差し支えない。
回転軸１０と、他方にこの回転軸を受け容れる嵌合孔１
１を設け、この嵌合により両調整基部６、６は、相対位
置を保持しており、前記嵌合孔１１に装填したコイル状
のバネ１２と、このバネの弾性に抗して前記嵌合孔１１
を閉塞した環状板１３と、前記回転軸１０の先端部の押
え部１４とにより前記波型溝部９、９が常時弾性嵌合を
維持している。前記押え部１４は、前記回転軸１０の先
端を加熱処理を行って拡開しているが、別途ナット等の
止具にしても差し支えない。
【００２４】図７、図８、図９は、バネ１２と、環状板
１３を省いたもので、合成樹脂材料を軟質のものを使用
することにより波型溝部９、９の噛み合せを変更可能に
する。
１３を省いたもので、合成樹脂材料を軟質のものを使用
することにより波型溝部９、９の噛み合せを変更可能に
する。
【００２５】次に、第二の実施例について詳述する。図
１１は、本発明による第二の実施例によるブラジャーを
人体に着用した斜面図であって、図１２はその正面図、
図１３は連結体の相対角度を変更した状態の正面図を示
している。これら各図によるブラジャーカップ１、１
は、胸部前方において調整体２１によって連結され、外
側端部より延びる固定布帯３、３を備えている。
１１は、本発明による第二の実施例によるブラジャーを
人体に着用した斜面図であって、図１２はその正面図、
図１３は連結体の相対角度を変更した状態の正面図を示
している。これら各図によるブラジャーカップ１、１
は、胸部前方において調整体２１によって連結され、外
側端部より延びる固定布帯３、３を備えている。
【００２６】前記調整体２１は、箱形の調整ケース１５
と、該調整ケース内に支軸１６、１６に枢支し、内側端
部に設けて夫々を噛合させた係合歯１７、１７を有する
連結桿１８、１８と、前記支軸１６、１６の少なくとも
一方に巻設し一端を前記調節ケース１５の内壁に、他端
を少なくとも一方の連結桿１８に当接或いは係止せる弾
性体１９と、前記調整ケース１５の前面に設けた案内孔
２０を嵌通して設けられ、内側を前記調整ケース１５内
において少なくとも一方の連結桿１８の下面に当接し、
外側をケース１５外面にて調整摘みとせる調整摘みとせ
る調整把手２２とより構成している。
と、該調整ケース内に支軸１６、１６に枢支し、内側端
部に設けて夫々を噛合させた係合歯１７、１７を有する
連結桿１８、１８と、前記支軸１６、１６の少なくとも
一方に巻設し一端を前記調節ケース１５の内壁に、他端
を少なくとも一方の連結桿１８に当接或いは係止せる弾
性体１９と、前記調整ケース１５の前面に設けた案内孔
２０を嵌通して設けられ、内側を前記調整ケース１５内
において少なくとも一方の連結桿１８の下面に当接し、
外側をケース１５外面にて調整摘みとせる調整摘みとせ
る調整把手２２とより構成している。
【００２７】前記調整ケース１５は、両側面壁に長溝２
３、２３を設け、前記連結桿１８、１８を嵌通させてな
り、調整把手２２の上下動操作により、連結桿１８、１
８は二点鎖線で示された１８’、１８’更には１８”、
１．８”の如く角度を変えて上方に偏位していく。この
偏位に応動して連結桿１８、１８に結合せるブラジャー
カップ１、１は図１３の如く上方に移動する。
３、２３を設け、前記連結桿１８、１８を嵌通させてな
り、調整把手２２の上下動操作により、連結桿１８、１
８は二点鎖線で示された１８’、１８’更には１８”、
１．８”の如く角度を変えて上方に偏位していく。この
偏位に応動して連結桿１８、１８に結合せるブラジャー
カップ１、１は図１３の如く上方に移動する。
【００２８】図１８は、ブラジャーカップ１、１、の相
対位置を変更して角度を上方に移動し、乳房を１’、
１’より１”、１”に変位した状態を示している。この
図示によれば乳房１’、１’は１”、１”のように上方
且つ内側に移動して互いに接近を行う。
対位置を変更して角度を上方に移動し、乳房を１’、
１’より１”、１”に変位した状態を示している。この
図示によれば乳房１’、１’は１”、１”のように上方
且つ内側に移動して互いに接近を行う。
【００２９】図１９及び２０は、調整体２或いは２１と
ブラジャーカップ１、１との結合の他の実施例を示した
ものであって、一対の調整枝部７或いは連結桿１８は夫
々ブラジャーカップ１のほぼ下半分の周囲に設けたカッ
プワイヤー２４と緊密状態に嵌合している。そのため、
調整体は、夫々先端を下方に曲成し且つ嵌合孔２５を設
け該嵌合孔にカップワイヤー２４の先端を圧入して嵌合
する。
ブラジャーカップ１、１との結合の他の実施例を示した
ものであって、一対の調整枝部７或いは連結桿１８は夫
々ブラジャーカップ１のほぼ下半分の周囲に設けたカッ
プワイヤー２４と緊密状態に嵌合している。そのため、
調整体は、夫々先端を下方に曲成し且つ嵌合孔２５を設
け該嵌合孔にカップワイヤー２４の先端を圧入して嵌合
する。
【００３０】又、他の実施例として、調整体２或いは２
１の先端は、縫製可能な材料又は縫製可能な溝などを設
け、ブラジャーカップ１、１の周縁に設けた比較的硬質
材料のカップリング２６、２６に夫々縫着加工２７、２
７によって固着する。
１の先端は、縫製可能な材料又は縫製可能な溝などを設
け、ブラジャーカップ１、１の周縁に設けた比較的硬質
材料のカップリング２６、２６に夫々縫着加工２７、２
７によって固着する。
【００３１】前記の第二の実施例によりブラジャーカッ
プ１、１を着用する場合には、ブラジャーカップ１、１
を乳房に当てて背中部分にて適宜止着し、カップを下方
から上向きに支えながら案内孔２０に沿って調整把手２
２を弾性体１９の力に抗して上方に移動する。この操作
に従って図１５の如く、連結桿１８、１８は共に支軸１
６、１６を中心にして第一段階として１８’、１８’、
続いて第二段階として１８”、１８”と所望の角度に回
転移動する。この段階的な移動は、調整ケース１５の内
面、或いは長溝２３、２３の何れか一方に夫々連結桿１
８を段着することにより所望位置に停止して達成され
る。
プ１、１を着用する場合には、ブラジャーカップ１、１
を乳房に当てて背中部分にて適宜止着し、カップを下方
から上向きに支えながら案内孔２０に沿って調整把手２
２を弾性体１９の力に抗して上方に移動する。この操作
に従って図１５の如く、連結桿１８、１８は共に支軸１
６、１６を中心にして第一段階として１８’、１８’、
続いて第二段階として１８”、１８”と所望の角度に回
転移動する。この段階的な移動は、調整ケース１５の内
面、或いは長溝２３、２３の何れか一方に夫々連結桿１
８を段着することにより所望位置に停止して達成され
る。
【００３２】上記各実施例では、ブラジャーカップ１、
１はその装着に際し背中部分において取り外し可能にし
て、前方において調整体を利用して乳房を補整調整する
方式を採用しているけれども、この方式とは別に、背中
部分の取り外しは無関係にして調整体の部分で分離し取
り外すことも設計上可能であって、本発明の実施の範囲
で設計できる。
１はその装着に際し背中部分において取り外し可能にし
て、前方において調整体を利用して乳房を補整調整する
方式を採用しているけれども、この方式とは別に、背中
部分の取り外しは無関係にして調整体の部分で分離し取
り外すことも設計上可能であって、本発明の実施の範囲
で設計できる。
【００３３】
【発明の効果】本発明によれば、一対のブラジャーカッ
プと、これらブラジャーカップ間を前方中央部において
連結せる調整体とよりなり、該調整体は一対の連結体を
有し、これら連結体の相対角度を可変なるようにして、
ブラジャーカップをこれに応動できるようにしたので、
大きさの異なる乳房或いは流れがちな乳房を下方から寄
せ上げ更に乳房の上部を胸部中心方向即ち接近する方向
に寄せて見かけだけではなく、サイズアップをはかり完
全な補整効果を発揮することができる。
プと、これらブラジャーカップ間を前方中央部において
連結せる調整体とよりなり、該調整体は一対の連結体を
有し、これら連結体の相対角度を可変なるようにして、
ブラジャーカップをこれに応動できるようにしたので、
大きさの異なる乳房或いは流れがちな乳房を下方から寄
せ上げ更に乳房の上部を胸部中心方向即ち接近する方向
に寄せて見かけだけではなく、サイズアップをはかり完
全な補整効果を発揮することができる。
【００３４】次に、ブラジャーカップと連結体とが結合
されて一体化し、左右の相対角度の調整により夫々のブ
ラジャーカップの外側部を内側部に比して上方への変位
を大きくなるようにしているので、特に上方部における
乳房間の谷間を深く見せかけ、身体が動くたびに大胸筋
に刺激を与えエクササイズ運動を加えることができる。
されて一体化し、左右の相対角度の調整により夫々のブ
ラジャーカップの外側部を内側部に比して上方への変位
を大きくなるようにしているので、特に上方部における
乳房間の谷間を深く見せかけ、身体が動くたびに大胸筋
に刺激を与えエクササイズ運動を加えることができる。
【００３５】また、ブラジャーカップは、夫々外側を上
方且つ内側方向の円弧状に調節可能にしているので、調
整時には三次元的な力を乳房に与え、無理のないスムー
ズな動きによって補整を行うことができる。
方且つ内側方向の円弧状に調節可能にしているので、調
整時には三次元的な力を乳房に与え、無理のないスムー
ズな動きによって補整を行うことができる。
【００３６】また、連結体は、段階的に微調整可能に行
うようにしたので、調整時に所望位置を確認しながら微
調整が行え、停止動作も確実に行うことができる。
うようにしたので、調整時に所望位置を確認しながら微
調整が行え、停止動作も確実に行うことができる。
【００３７】また、一対の連結体は、調整体の前面或い
は側面に露呈して設けた調整子によって移動或いは停止
を行うようにしたので、着用時には胸元で調整動作が行
え、他の物体に邪魔になるようなことがなく円滑に行い
得る。
は側面に露呈して設けた調整子によって移動或いは停止
を行うようにしたので、着用時には胸元で調整動作が行
え、他の物体に邪魔になるようなことがなく円滑に行い
得る。
【図１】本発明のブラジャーカップを有する女性用下着
を着用した人体の斜面図。
を着用した人体の斜面図。
【図２】本発明のブラジャーカップを有する女性用下着
の一部を省いた正面図。
の一部を省いた正面図。
【図３】同じく図２の状態からブラジャーカップを角度
Ｃ°上方に回動させた図である。
Ｃ°上方に回動させた図である。
【図４】本発明の一部を構成せる連結体の斜面図。
【図５】同じく断面図。
【図６】同じく分解斜面図。
【図７】本発明の一部を構成せる連結体の他の実施例の
斜面図。
斜面図。
【図８】同じく図７の断面図。
【図９】同じく図７の分解斜面図。
【図１０】本発明に用いる連結体の動作を示す図。
【図１１】本発明のブラジャーカップを有する女性用下
着の他の実施例を着用した人体の斜面図。
着の他の実施例を着用した人体の斜面図。
【図１２】同じく図２に相当する他の実施例の正面図。
【図１３】同じく図１２の状態からブラジャーカップを
上方に回動させた図である。
上方に回動させた図である。
【図１４】本発明の一部を構成せる連結体の他の実施例
として図１２乃至図１３に用いたものの斜面図。
として図１２乃至図１３に用いたものの斜面図。
【図１５】図１４のＡ−Ａ断面図。
【図１６】図１４のＣ−Ｃ断面図。
【図１７】図１４のＢ−Ｂ断面図。
【図１８】本発明のブラジャーカップを有する女性用下
着の使用状態と乳房との位置関係を示す図。
着の使用状態と乳房との位置関係を示す図。
【図１９】本発明の一部を構成せる連結体とカップワイ
ヤーとの結合状態を示す正面図。
ヤーとの結合状態を示す正面図。
【図２０】図１９の要部斜面図。
【図２１】本発明ブラジャーカップを有する女性用下着
の他の実施例を示す斜面図。
の他の実施例を示す斜面図。
１、１ ブラジャーカップ ２、２１ 調整体 ３、３ 固定布帯 ４ 係止具 ５、５ 連結体 ６、６ 調整基部 ７、７ 調整枝部 ９、９ 波型溝部 １０ 回転軸 １１ 嵌合孔 １２ コイル状のバネ １４ 押え部 １５ 調整ケース １６、１６ 支軸 １７、１７ 係合歯 １８ 連結桿 １９ 弾性体 ２０ 案内孔 ２２ 調整把手 ２３ 長溝 ２４ カップワイヤー ２５ 嵌合孔 ２６、２６ カップリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ａ４４Ｂ 11/25 Ａ４４Ｂ 11/25
Claims (5)
- 【請求項１】 一対のブラジャーカップとこれらブラジ
ャーカップ間を前方中央部において連結せる調整体とよ
りなり、該調整体は一対の連結体を有し、これら連結体
の相対角度を可変になるように構成したことを特徴とせ
るブラジャーカップを有する女性用下着。 - 【請求項２】 前記連結体はブラジャーカップと結合さ
れ、相対的角度の調整により夫々のブラジャーカップの
外側部を内側部に比して上方への変位を大きくなるよう
にせる請求項１に記載のブラジャーカップを有する女性
用下着。 - 【請求項３】 前記夫々のブラジャーカップは、夫々外
側を上方且つ内側に伸びる円弧状方向に調節可能にせる
請求項１乃至２に記載のブラジャーカップを有する女性
用下着。 - 【請求項４】 前記連結体は、段階的に微調整可動を行
うようにした請求項１乃至３記載のブラジャーカップを
有する女性用下着。 - 【請求項５】 前記一対の連結体は調整体の前面に露呈
して設けた調整子によって移動及び／或いは停止を行う
ようにした請求項１乃至４記載のブラジャーカップを有
する女性用下着。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11154219A JP2000248403A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | ブラジャーカップを有する女性用下着 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11154219A JP2000248403A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | ブラジャーカップを有する女性用下着 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000248403A true JP2000248403A (ja) | 2000-09-12 |
Family
ID=15579459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11154219A Pending JP2000248403A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | ブラジャーカップを有する女性用下着 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000248403A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030073947A (ko) * | 2002-03-14 | 2003-09-19 | 가부시기가이샤유탁스 | 컵 와이어를 갖는 의류 |
-
1999
- 1999-02-26 JP JP11154219A patent/JP2000248403A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030073947A (ko) * | 2002-03-14 | 2003-09-19 | 가부시기가이샤유탁스 | 컵 와이어를 갖는 의류 |
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