JP2000245372A - 冷凍納豆餅とその製造方法 - Google Patents

冷凍納豆餅とその製造方法

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JP2000245372A
JP2000245372A JP11052646A JP5264699A JP2000245372A JP 2000245372 A JP2000245372 A JP 2000245372A JP 11052646 A JP11052646 A JP 11052646A JP 5264699 A JP5264699 A JP 5264699A JP 2000245372 A JP2000245372 A JP 2000245372A
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JP
Japan
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natto
dough
rice cake
fermented soybeans
frozen
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JP11052646A
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English (en)
Inventor
Kinji Takada
欽司 高田
Motoichi Tsukahara
基市 塚原
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TAKADA PACKAGE KK
Original Assignee
TAKADA PACKAGE KK
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  • Cereal-Derived Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 保存を可能とし、かつ、食味を損なわない冷
凍納豆餅とその製造方法を提供する。 【解決手段】 冷凍納豆餅は、水分を可及的に加えない
で味付けをした納豆を上新粉を主原料とする餅状の生地
に包むことにより作る。また、冷凍納豆餅の製造方法
は、納豆に粉末醤油、塩等を加え、全体を混練し、混練
した納豆の適量を、蒸茹した上新粉を餅状に搗きあげた
生地で包み、然る後、これを冷凍する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新しい食味の保存
食品である冷凍納豆餅とその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より正月近くなると搗きたての餅
(餅米)に大根おろしとか、納豆を絡めてその場で食す
ることが一般に行われている。搗きたての餅の食べ方と
してはこれで良いのであるが、たとえば納豆と餅とを一
緒にして保存し、時間を置いて食べようとすると、納豆
を餅で包んでおくことが考えられるが、納豆はそのもの
の水分のほかに醤油などの水分が加わっているため、こ
れらを中に入れた餅として保存するという事は困難であ
り、たとえ保存したとしても餅は時間の経過に伴って固
くなる一方であり、かつ割れてくるので中身が分離し、
焼き戻しした場合など食味を著しく損なうことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、保存食また
は遠隔地に輸送し得る食品として適した冷凍食品の形態
とし、しかも健康食品として知られる納豆に、水分を可
及的に加えないで味付けをすることによって餅状の生地
に包み易くし、また、冷凍した納豆餅を解凍し、調理し
た場合餅状の生地が柔らかく戻るようにした納豆餅及び
その製造方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、水分を可及的に加えないで味付
けをした納豆を芯にして、上新粉を主原料とする餅生地
に包んだことを特徴とするものである。
【0005】請求項2の発明は、冷凍納豆餅の製造方法
に関し、納豆に粉末醤油、塩、化学調味料等を加え、必
要に応じて微塵切りにしたねぎ、細かく裁断した乾燥海
苔、粉末昆布等を加えて、全体を混練し、混練した納豆
の適量を、蒸茹した上新粉を餅状に搗きあげた生地で包
み、しかる後、これを直ちに冷凍することを特徴とする
ものである。
【0006】そして、請求項3の発明は、請求項2に記
載の製造方法において、前記生地には糖を加えたことを
特徴とするものである。
【0007】本発明は、上記構成からなるものであり、
請求項1の発明にあっては、水分を可及的に加えないで
味付けをした納豆を餅状の生地に包むものであるから、
納豆から作業中に水がでることがないので従来公知の包
餡機を利用して納豆を芯として餅状の生地の中に包むこ
とができ、納豆を包んだ餅生地を冷凍し、しかる後解凍
し食するとき、餅生地が上新粉であるので加熱してもだ
れることなく調理することができる。
【0008】請求項2の発明にあっては、冷凍納豆餅の
製造方法であるので、この製造方法によって納豆を餅状
生地に効率よく包むことができ、また製品としては請求
項1の作用を奏するものである。調味には、好ましくは
粉末醤油、塩、化学調味料、粉末昆布など水分を加えな
いものを使用する。餅状の生地の主材料は、上新粉を用
いるが、その他必要に応じて生地の弾力性、粘り、食感
の調整用として、少量の餅米、餅米粉を加えてもよく、
また澱粉を適量加えてもよい。
【0009】請求項3の発明にあっては、冷凍した納豆
餅を解凍し食するとき、糖によって餅生地が製造時と同
程度に柔らかく戻されるので、食感が極めて良い。糖の
添加量は、餅生地や製造、販売時の季節等に応じて異な
るが、生地に対して5〜25%の範囲で加えるとよい。
【0010】
【発明の実施の態様】以下に、本発明の実施例について
説明する。上新粉に水、小麦澱粉、糖を加えて、これら
を攪拌し、適宜の時間蒸茹し、これを餅搗き機にかけ
て、粘りがでるまで適宜搗きあげ餅状の生地とする。餅
状の生地を包餡機(レオン社製)の一対の材料供給桝の
一方に入れる。糖としては、たとえば、オリゴ糖等が挙
げられる。そして、粉末醤油を主調味料とし、これに
塩、粉末昆布、粉末結晶の化学調味料を納豆に混練した
ものを、包餡機の一対の材料供給桝の他方に入れる。納
豆は 主調味料として粉末醤油が使用されるので、納豆
のもつ水分を保有するだけとなる。すなわち、水分が可
及的に抑えられた調味状態となる。そして、包餡機を作
動させれば、生地の中に納豆が包まれた状態で排出口か
ら送り出される。生地の中に納豆が包まれた団子状態の
ものを、ここでは納豆餅と呼称する。納豆餅は、直ちに
冷凍室内に搬送され、冷凍される。冷凍した納豆餅は発
泡スチロ−ル製トレイに収納しパックされ製品となる。
【0011】餅状の生地は、以下の配分とすることがで
きる。部は重量部を示す。 上新粉 100部 水 70部 糖 20部 β−アミラ−ゼ 0.8部 澱粉 18部
【0012】冷凍納豆餅は、レンジ等で加熱解凍して食
することができるが、解凍後、蒸す、焼く、油で揚げる
等して食することができる。
【0013】
【効果】本発明は、上記構成からなるものであるから、
請求項1の発明にあっては、水分を可及的に加えないで
味付けをした納豆を餅状の生地に包むものであるから、
納豆から作業中に水がでることがないので従来公知の包
餡機を利用して納豆を芯として餅状の生地の中に包むこ
とができ、納豆を包んだ餅生地を冷凍したものであるか
ら、納豆をそのまま包むこととなり風味が損なわれな
い。したがって解凍し食するとき、餅状の生地の水分が
程よく粉末醤油に水分を与えること相まって食味が良
く、また、生地が上新粉であるので加熱してもだれるこ
となく調理することができる。
【0014】請求項2の発明にあっては、冷凍納豆餅の
製造方法であるので、この製造方法によって納豆を餅状
の生地に効率よく包むことができ、また製品としては請
求項1の効果がある。また、糖を加えたものにおいて
は、冷凍保存中での餅生地の保水性がよく、冷凍乾燥等
により生地が固くなることがないので、冷凍した納豆餅
を解凍し食するとき、糖によって餅生地が製造時と同程
度に柔らかく戻されるので、食感が極めて良いものであ
る。本発明の餅生地には所望に応じて食紅等の色材香料
等を加えて紅白等の餅生地としてもよい。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水分を可及的に加えないで味付けをした
    納豆を芯にして、上新粉を主原料とする餅状の生地に包
    んだことを特徴とする冷凍納豆餅。
  2. 【請求項2】 納豆に粉末醤油、塩等を加え、必要に応
    じて微塵切りにしたねぎ、細かく裁断した海苔を加え
    て、全体を混練し、混練した納豆の適量を、蒸茹した上
    新粉を餅状に搗きあげた生地で包み、然る後、これを冷
    凍することを特徴とする冷凍納豆餅の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の製造方法において、前
    記生地には糖を加えたことを特徴とする冷凍納豆餅の製
    造方法。
JP11052646A 1999-03-01 1999-03-01 冷凍納豆餅とその製造方法 Pending JP2000245372A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016129864A1 (ko) * 2015-02-09 2016-08-18 김효인 막대쏘쎄지처럼 만든 낫또

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Effective date: 20040225