JP2000232468A - 通信方法、通信システム、及びこの通信システムに用いられるゲートウェイ - Google Patents

通信方法、通信システム、及びこの通信システムに用いられるゲートウェイ

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JP2000232468A
JP2000232468A JP3331199A JP3331199A JP2000232468A JP 2000232468 A JP2000232468 A JP 2000232468A JP 3331199 A JP3331199 A JP 3331199A JP 3331199 A JP3331199 A JP 3331199A JP 2000232468 A JP2000232468 A JP 2000232468A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中継装置、ノード端末にアドレスを自動的に
設定し、設定されたアドレスを用いて、単位時間当たり
のデータ伝送量を飛躍的に増大させながら、宛先へ向け
て通信データを確実に送信する通信方法等を提供する。 【解決手段】 一対のLAN3,5間でルートハブRH
4,RH6を介してデータ交換を行う際に、RH4は、
アドレス設定フレームを第1のLAN3へ時計方向に向
けて送信し、アドレス値によりRH1からRH4まで順
番に各RH及び各ノード端末Nにアドレスを設定し、回
収したアドレス設定フレームをRH6に送信し、RH6
は、受信したアドレスフレームのアドレス値により自ア
ドレスを設定し、アドレス設定フレームを第2のLAN
5へ時計方向に向けて送信し、アドレス値によりRH7
から順番に各RH及び各ノード端末Nに対してアドレス
を設定し、回収したアドレス設定フレームをRH4に返
送することで、各RH及びノード端末Nにアドレスを自
動的に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1以上のノード端
末が各々に接続された複数の中継装置間をデータ伝送路
を介して接続して構成された一対のネットワーク間をゲ
ートウェイを介して接続して構成される通信システムを
用いて、ノード端末間、中継装置間、又はノード端末と
中継装置間でデータ交換を行う通信方法に係り、特に、
中継装置、ノード端末にアドレスを自動的に設定して、
単位時間当たりのデータ伝送量を飛躍的に増大させなが
ら、宛先へ向けて通信データを確実に送信することがで
きる通信方法、通信システム、及びこの通信システムに
用いられるゲートウェイに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開昭59−62245号
公報に開示されているように、複数のステーション間で
データ交換を行うローカルエリアネットワーク(以下、
LANと言う。)をゲートウェイを介して接続し、一対
のLAN間でデータ交換を行う通信システムが一般に知
られている。
【0003】上記公報に開示の技術は、データの送信者
及び受信者を指定する送受信者アドレスに加えて、この
送受信者アドレス内に、送受信すべきステーションを示
す送信又は受信ステーションアドレスと、この送受信す
べきステーションが属するネットワークを示すネットワ
ークアドレスを通信データに付加し、データ通信を行う
際にこれらのアドレスを参照することにより、ネットワ
ークを越えてデータ通信を行う場合でも、LAN間での
確実なデータ通信を可能としたものである。
【0004】しかし、上述した従来の通信システムにあ
っては、通信データに付加されるアドレスが多数種類存
在するために、通信データ中のアドレス記述領域として
比較的大容量の情報記述領域を用意しておかなければな
らず、このことが単位時間当たりのデータ伝送量を増大
させる上で障害になるという解決すべき課題を内在して
いた。
【0005】そこで、前記課題を解決したものとして、
特開平10−294751号公報に記載された通信方
法、通信システム及びこの通信システムに用いられるゲ
ートウェイが知られている。この公報に記載された通信
方法は、1又は2以上のノード端末が接続された複数の
中継装置間をデータ伝送路を介して接続して構成された
一対のネットワーク間を、ゲートウェイを介して接続し
て構成される通信システムに用いられ、ノード端末間、
中継装置間、またはノード端末と中継装置間でデータ交
換を行う際に、中継装置が、通信データ中に設けられる
アドレス記述領域に、送信元/宛先アドレスを予め記述
しておき、送信元/宛先アドレスが記述された通信デー
タを宛先へ向けて送信する。
【0006】また、ゲートウェイは、受信した通信デー
タ中の送信元/宛先アドレスを復号化し、復号化された
送信元/宛先アドレスと予め記憶された属否識別情報と
に基づき、宛先と送信元とが同一のネットワークに属す
るか否かを判定し、属否判定結果に基づき、通信データ
の送信先として適当な経路を選択し、選択された経路を
介して宛先へ向けて通信データを送信するものである。
【0007】従って、通信データ中に設けられたごく少
容量のアドレス記述領域に、送信元/宛先アドレスを記
憶しておくだけで、単位時間当たりのデータ伝送量を飛
躍的に増大させながら、宛先に向けて通信データを確実
に送信することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
10−294751号公報に記載された通信方法、通信
システム及びこの通信システムに用いられるゲートウェ
イにあっては、一対のネットワーク間で伝送経路が8の
字型に形成されて、一対のネットワーク間でデータ交換
を行うものの、一対のネットワークの各ネットワークに
属する各中継装置、各ノード端末にアドレスを自動的に
設定する方法は示されていない。
【0009】そこで、本発明は、中継装置、ノード端末
にアドレスを自動的に設定して、設定されたアドレスを
用いて、通信データの宛先がいずれかのネットワークに
属するかを判定することにより、単位時間当たりのデー
タ伝送量を飛躍的に増大させながら、宛先へ向けて通信
データを確実に送信することができる通信方法、通信シ
ステム、及びこの通信システムに用いられるゲートウェ
イを提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、1以上のノード端末が各々に接
続された複数の中継装置間を第1データ伝送路を介して
接続して構成された一対のネットワーク間を、一対のネ
ットワークに属する一対の中継装置及び一対の中継装置
間を接続する第2データ伝送路を介して接続して構成さ
れる通信システムを用いて、前記ノード端末間、前記中
継装置間、又は前記ノード端末と前記中継装置間でデー
タ交換を行う通信方法であって、前記一対の中継装置の
内の一方の中継装置は、アドレス値が付加されたアドレ
ス設定フレームを前記一対のネットワークの内の一方の
ネットワークへ一方向に向けて送信し、前記アドレス値
により自中継装置に最も近い中継装置から自中継装置ま
で順番に各中継装置及び各ノード端末にアドレスを設定
し、回収した前記アドレス設定フレームを他方の中継装
置に送信し、前記他方の中継装置は、受信した前記アド
レスフレームのアドレス値により自アドレスを設定し、
前記アドレス設定フレームを前記他方のネットワークへ
前記一方向に向けて送信し、前記アドレス値により自中
継装置に最も近い中継装置から順番に各中継装置及び各
ノード端末に対してアドレスを設定し、回収した前記ア
ドレス設定フレームを前記一方の中継装置に返送するこ
とを特徴とする。
【0011】請求項1の発明によれば、一方の中継装置
は、アドレス値が付加されたアドレス設定フレームを一
対のネットワークの内の一方のネットワークへ一方向に
向けて送信し、アドレス値により自中継装置に最も近い
中継装置から自中継装置まで順番に各中継装置及び各ノ
ード端末にアドレスを設定し、回収したアドレス設定フ
レームを他方の中継装置に送信し、他方の中継装置は、
受信した前記アドレスフレームのアドレス値により自ア
ドレスを設定し、アドレス設定フレームを他方のネット
ワークへ一方向に向けて送信し、アドレス値により自中
継装置に最も近い中継装置から順番に各中継装置及び各
ノード端末に対してアドレスを設定し、回収したアドレ
ス設定フレームを一方の中継装置に返送するため、一対
のネットワークに属する各中継装置及び各ノード端末に
自動的にアドレスを設定することができる。
【0012】請求項2の発明の通信方法では、前記各中
継装置は、送信対象となる通信データ中に少なくとも宛
先アドレスを付加し、宛先アドレスが付加された通信デ
ータを宛先へ向けて送信し、前記一方の中継装置及び前
記他方の中継装置の各々は、受信した通信データ中に含
まれる宛先アドレスとアドレス設定された自アドレスと
に基づき、宛先が同一のネットワークに属するか否かを
判定し、属否判定結果に基づき、通信データの送出先と
して適当な経路を選択し、選択された経路を介して宛先
へ向けて通信データを送信することを特徴とする。
【0013】請求項2の発明によれば、各中継装置は、
送信対象となる通信データ中に少なくとも宛先アドレス
を付加し、宛先アドレスが付加された通信データを宛先
へ向けて送信し、一方の中継装置及び他方の中継装置の
各々は、受信した通信データ中に含まれる宛先アドレス
とアドレス設定された自アドレスとに基づき、宛先が同
一のネットワークに属するか否かを判定し、属否判定結
果に基づき、通信データの送出先として適当な経路を選
択し、選択された経路を介して宛先へ向けて通信データ
を送信するため、単位時間当たりのデータ伝送量を飛躍
的に増大させながら、宛先へ向けて通信データを確実に
送信することができる。
【0014】請求項3の発明の通信方法では、前記一方
の中継装置及び前記他方の中継装置は、前記各中継装置
及び前記各ノード端末にアドレスを設定する際に両方と
もアドレスを増加または両方ともアドレスを減少させて
設定することを特徴とする。
【0015】請求項3の発明によれば、一方の中継装置
及び他方の中継装置は、各中継装置及び各ノード端末に
アドレスを設定する際に両方ともアドレスを増加または
両方ともアドレスを減少させて設定するため、宛先アド
レスと自アドレスとの大小比較により、送信先がいずれ
のネットワークに属するのかを容易に判定することがで
きる。
【0016】請求項4の発明は、1以上のノード端末が
各々に接続された複数の中継装置間をデータ伝送路を介
して接続して構成された一対のネットワーク間を、一対
のネットワークに属する一対の中継装置及び一対の中継
装置間を接続する第2データ伝送路を介して接続して構
成され、前記ノード端末間、前記中継装置間、又は前記
ノード端末と前記中継装置間でデータ交換を行う通信シ
ステムであって、前記一対の中継装置の内の一方の中継
装置は、アドレス値が付加されたアドレス設定フレーム
を前記一対のネットワークの内の一方のネットワークへ
一方向に向けて送信し、前記アドレス値により自中継装
置に最も近い中継装置から自中継装置まで順番に各中継
装置及び各ノード端末にアドレスを設定し、回収した前
記アドレス設定フレームを他方の中継装置に送信する第
1のアドレス設定手段を有し、前記他方の中継装置は、
受信した前記アドレスフレームのアドレス値により自ア
ドレスを設定し、前記アドレス設定フレームを前記他方
のネットワークへ前記一方向に向けて送信し、前記アド
レス値により自中継装置に最も近い中継装置から順番に
各中継装置及び各ノード端末に対してアドレスを設定
し、回収した前記アドレス設定フレームを前記一方の中
継装置に返送する第2のアドレス設定手段を有すること
を特徴とする。
【0017】請求項4の発明によれば、一方の中継装置
に有する第1のアドレス設定手段は、アドレス値が付加
されたアドレス設定フレームを一対のネットワークの内
の一方のネットワークへ一方向に向けて送信し、アドレ
ス値により自中継装置に最も近い中継装置から自中継装
置まで順番に各中継装置及び各ノード端末にアドレスを
設定し、回収したアドレス設定フレームを他方の中継装
置に送信し、他方の中継装置に有する第2のアドレス設
定手段は、受信したアドレスフレームのアドレス値によ
り自アドレスを設定し、アドレス設定フレームを他方の
ネットワークへ一方向に向けて送信し、アドレス値によ
り自中継装置に最も近い中継装置から順番に各中継装置
及び各ノード端末に対してアドレスを設定し、回収した
アドレス設定フレームを一方の中継装置に返送するた
め、一対のネットワークに属する各中継装置及び各ノー
ド端末に自動的にアドレスを設定することができる。
【0018】請求項5の発明の通信システムでは、前記
各中継装置は、送信対象となる通信データ中に少なくと
も宛先アドレスを付加し、宛先アドレスが付加された通
信データを宛先へ向けて送信する送信手段を有し、前記
一方の中継装置及び前記他方の中継装置の各々は、アド
レス設定された自アドレスを記憶する記憶手段と、受信
した通信データ中に含まれる宛先アドレスと前記記憶手
段に記憶された自アドレスとに基づき、宛先が同一のネ
ットワークに属するか否かを判定する属否判定手段と、
属否判定結果に基づき、通信データの送出先として適当
な経路を選択し、選択された経路を介して宛先へ向けて
通信データを送信する経路選択手段とを備えることを特
徴とする。
【0019】請求項5の発明によれば、各中継装置に有
する送信手段は、送信対象となる通信データ中に少なく
とも宛先アドレスを付加し、宛先アドレスが付加された
通信データを宛先へ向けて送信し、一方の中継装置及び
前記他方の中継装置の各々において、属否判定手段は、
受信した通信データ中に含まれる宛先アドレスと記憶手
段に記憶された自アドレスとに基づき、宛先が同一のネ
ットワークに属するか否かを判定し、経路選択手段は、
属否判定結果に基づき、通信データの送出先として適当
な経路を選択し、選択された経路を介して宛先へ向けて
通信データを送信するため、単位時間当たりのデータ伝
送量を飛躍的に増大させながら、宛先へ向けて通信デー
タを確実に送信することができる。
【0020】請求項6の発明の通信システムでは、前記
一方の中継装置及び前記他方の中継装置は、前記各中継
装置及び前記各ノード端末にアドレスを設定する際に両
方ともアドレスを増加または両方ともアドレスを減少さ
せて設定することを特徴とする。
【0021】請求項6の発明によれば、一方の中継装置
及び他方の中継装置は、各中継装置及び各ノード端末に
アドレスを設定する際に両方ともアドレスを増加または
両方ともアドレスを減少させて設定するため、宛先アド
レスと自アドレスとの大小比較により、送信先がいずれ
のネットワークに属するのかを容易に判定することがで
きる。
【0022】請求項7の発明は、1以上のノード端末が
各々に接続された複数の中継装置間をデータ伝送路を介
して接続して構成された一対のネットワーク間を、ゲー
トウェイを介して接続して構成される通信システムを用
いて、前記ノード端末間、前記中継装置間、又は前記ノ
ード端末と前記中継装置間でデータ交換を行う通信方法
であって、前記ゲートウェイは、アドレス値が付加され
たアドレス設定フレームを前記一対のネットワークの内
の一方のネットワークへ一方向に向けて送信し、前記ア
ドレス値により自ゲートウェイに最も近い中継装置から
前記自ゲートウェイまで順番に各中継装置、各ノード端
末及び前記自ゲートウェイにアドレスを設定し、さら
に、前記アドレス設定フレームを前記他方のネットワー
クへ前記一方向に向けて送信し、前記アドレス値により
前記自ゲートウェイに最も近い中継装置から順番に各中
継装置及び各ノード端末に対してアドレスを設定するこ
とを特徴とする。
【0023】請求項7の発明によれば、ゲートウェイ
は、アドレス値が付加されたアドレス設定フレームを一
対のネットワークの内の一方のネットワークへ一方向に
向けて送信し、アドレス値により自ゲートウェイに最も
近い中継装置から自ゲートウェイまで順番に各中継装
置、各ノード端末及び自ゲートウェイにアドレスを設定
し、さらに、アドレス設定フレームを他方のネットワー
クへ一方向に向けて送信し、アドレス値により自ゲート
ウェイに最も近い中継装置から順番に各中継装置及び各
ノード端末に対してアドレスを設定するため、一対のネ
ットワークに属する各中継装置及び各ノード端末に自動
的にアドレスをより短時間で設定することができる。
【0024】請求項8の発明の通信方法では、前記各中
継装置は、送信対象となる通信データ中に少なくとも宛
先アドレスを付加し、宛先アドレスが付加された通信デ
ータを宛先へ向けて送信し、前記ゲートウェイは、受信
した通信データ中に含まれる宛先アドレスとアドレス設
定された自アドレスとに基づき、宛先が同一のネットワ
ークに属するか否かを判定し、属否判定結果に基づき、
通信データの送出先として適当な経路を選択し、選択さ
れた経路を介して宛先へ向けて通信データを送信するこ
とを特徴とする。
【0025】請求項8の発明によれば、各中継装置は、
送信対象となる通信データ中に少なくとも宛先アドレス
を付加し、宛先アドレスが付加された通信データを宛先
へ向けて送信し、ゲートウェイは、受信した通信データ
中に含まれる宛先アドレスとアドレス設定された自アド
レスとに基づき、宛先が同一のネットワークに属するか
否かを判定し、属否判定結果に基づき、通信データの送
出先として適当な経路を選択し、選択された経路を介し
て宛先へ向けて通信データを送信するため、単位時間当
たりのデータ伝送量を飛躍的に増大させながら、宛先へ
向けて通信データを確実に送信することができる。
【0026】請求項9の発明の通信方法では、前記ゲー
トウェイは、前記各中継装置、前記各ノード端末及び前
記自ゲートウェイにアドレスを設定する際にアドレスを
増加または減少させて設定することを特徴とする。
【0027】請求項9の発明によれば、ゲートウェイ
は、各中継装置、各ノード端末及び自ゲートウェイにア
ドレスを設定する際にアドレスを増加または減少させて
設定するため、宛先アドレスと自アドレスとの大小比較
により、送信先がいずれのネットワークに属するのかを
容易に判定することができる。
【0028】請求項10の発明は、1以上のノード端末
が各々に接続された複数の中継装置間をデータ伝送路を
介して接続して構成された一対のネットワーク間を、ゲ
ートウェイを介して接続して構成され、前記ノード端末
間、前記中継装置間、又は前記ノード端末と前記中継装
置間でデータ交換を行う通信システムであって、前記ゲ
ートウェイは、アドレス値が付加されたアドレス設定フ
レームを前記一対のネットワークの内の一方のネットワ
ークへ一方向に向けて送信し、前記アドレス値により自
ゲートウェイに最も近い中継装置から前記自ゲートウェ
イまで順番に各中継装置、各ノード端末及び前記自ゲー
トウェイにアドレスを設定した後、前記アドレス設定フ
レームを前記他方のネットワークへ前記一方向に向けて
送信し、前記アドレス値により前記自ゲートウェイに最
も近い中継装置から順番に各中継装置及び各ノード端末
に対してアドレスを設定するアドレス設定手段を備える
ことを特徴とする。
【0029】請求項10の発明によれば、ゲートウェイ
に有するアドレス設定手段は、アドレス値が付加された
アドレス設定フレームを一対のネットワークの内の一方
のネットワークへ一方向に向けて送信し、アドレス値に
より自ゲートウェイに最も近い中継装置から自ゲートウ
ェイまで順番に各中継装置、各ノード端末及び自ゲート
ウェイにアドレスを設定した後、アドレス設定フレーム
を他方のネットワークへ一方向に向けて送信し、アドレ
ス値により自ゲートウェイに最も近い中継装置から順番
に各中継装置及び各ノード端末に対してアドレスを設定
するため、一対のネットワークに属する各中継装置及び
各ノード端末に自動的にアドレスをより短時間で設定す
ることができる。
【0030】請求項11の発明は、1以上のノード端末
が各々に接続された複数の中継装置間をデータ伝送路を
介して接続して構成された一対のネットワーク間を、前
記ノード端末間、前記中継装置間、又は前記ノード端末
と前記中継装置間でデータ交換可能に接続して構成され
た通信システムに用いられるゲートウェイであって、ア
ドレス値が付加されたアドレス設定フレームを前記一対
のネットワークの内の一方のネットワークへ一方向に向
けて送信し、前記アドレス値により自ゲートウェイに最
も近い中継装置から前記自ゲートウェイまで順番に各中
継装置、各ノード端末及び前記自ゲートウェイにアドレ
スを設定した後、前記アドレス設定フレームを前記他方
のネットワークへ前記一方向に向けて送信し、前記アド
レス値により前記自ゲートウェイに最も近い中継装置か
ら順番に各中継装置及び各ノード端末に対してアドレス
を設定するアドレス設定手段と、このアドレス設定手段
によりアドレス設定された自アドレスを記憶する記憶手
段と、受信した通信データ中に含まれる宛先アドレスと
前記記憶手段に記憶された自アドレスとに基づき、宛先
が同一のネットワークに属するか否かを判定する属否判
定手段と、属否判定結果に基づき、通信データの送出先
として適当な経路を選択し、選択された経路を介して宛
先へ向けて通信データを送信する経路選択手段とを備え
ることを特徴とする。
【0031】請求項11の発明によれば、アドレス設定
手段は、アドレス値が付加されたアドレス設定フレーム
を一対のネットワークの内の一方のネットワークへ一方
向に向けて送信し、アドレス値により自ゲートウェイに
最も近い中継装置から自ゲートウェイまで順番に各中継
装置、各ノード端末及び自ゲートウェイにアドレスを設
定した後、アドレス設定フレームを他方のネットワーク
へ一方向に向けて送信し、アドレス値により自ゲートウ
ェイに最も近い中継装置から順番に各中継装置及び各ノ
ード端末に対してアドレスを設定し、属否判定手段は、
受信した通信データ中に含まれる宛先アドレスと記憶手
段に記憶された自アドレスとに基づき、宛先が同一のネ
ットワークに属するか否かを判定し、経路選択手段は、
属否判定結果に基づき、通信データの送出先として適当
な経路を選択し、選択された経路を介して宛先へ向けて
通信データを送信するため、一対のネットワークに属す
る各中継装置及び各ノード端末に自動的にアドレスを短
時間で設定することができ、しかも単位時間当たりのデ
ータ伝送量を飛躍的に増大させながら、宛先へ向けて通
信データを確実に送信することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る通信方法、
通信システム、及びこの通信システムに用いられるゲー
トウェイの一実施形態について、図に基づいて詳細に説
明する。
【0033】<第1実施形態>図1は、本発明の第1実
施形態に係る通信システムの概略ブロック構成図、図2
は、本発明に係る通信システムの伝送経路の模式図、図
3は、本発明の第1実施形態に係る通信システムの要部
を示すブロック構成図、図4乃至図6は、本発明に係る
通信システムのアドレス設定手順を示すフローチャート
図、図7は、各ルートハブ及びノード端末の設定アドレ
ス例を示す図、図8は、本発明に係る通信システムの動
作フローチャート図である。
【0034】本発明の第1実施形態に係る通信システム
1は、図1に示すように、複数のルートハブ7−1(R
H1)…7−4(RH4),7−6(RH6)…7−9
(RH9)間をループ状のデータ伝送路4,6を介して
接続してなる第1及び第2のLAN3,5の間を、ルー
トハブRH4,RH6を介して相互にデータ交換可能に
接続して構成されている。ルートハブRH4,RH6間
は、データ伝送路23,27によって接続されている。
なお、第1及び第2のLAN3,5のネットワークトポ
ロジとしては、上述したループ形式以外にも、例えばバ
ス形式、スター形式等を採用することができる。
【0035】複数のルートハブRHの各々には、1以上
のノード端末N1…N4,N6…N10がそれぞれ接続
されており、ルートハブRH間、ノード端末N間、又は
ノード端末NとルートハブRH間において、例えば図1
中の矢印方向への通信データの伝送を許容するループ形
式のデータ伝送路を介して、宛先と送信元とが同一のL
ANに属するか否かにかかわらず、相互にデータ交換可
能に構成されている。また、図2に示す伝送経路を第
1,第2のLAN3,5及びデータ伝送路23,27を
含む通信システム全体を1個のループとすることで、ア
ドレス設定を行うようになっている。
【0036】ノード端末Nとしては、本発明に係る通信
システムを、例えばディジタルオーディオデータ等を相
互に交換自在とする車内通信システムに適用した場合に
は、携帯電話、ファックス(FAX)、ディジタルT
V、ラジオ受信機、ナビゲーション装置(NV)、DV
D(Digital Video Disc、又はDi
gital Versatile Disc)−ROM
装置、CD(Compact Disc)−ROM装
置、DAT(Digital Audio Taper
ecorder)、MD(Mini Disc)、ディ
ジタル信号プロセッサ(DSP)内蔵のオーディオアン
プ、CAN(Controller Area Net
work)インターフェース、方位センサや車速センサ
等の各種センサ、モニタ装置、及び車載パーソナルコン
ピュータ等の各種の機能機器を適宜採用することができ
る。
【0037】ルートハブRH4、及びルートハブRH6
は、ゲートウェイの機能を有する。ルートハブRH4
は、アドレス値が付加されたアドレス設定フレームを第
1のLAN3へ時計方向に向けて送信し、アドレス値に
より自ルートハブRH4に最も近いルートハブRH1か
ら自ルートハブRH4まで順番に各ルートハブRH及び
各ノード端末にアドレスを設定し、回収したアドレス設
定フレームをルートハブRH6に送信する。
【0038】ルートハブRH6は、受信したアドレスフ
レームのアドレス値により自アドレスを設定し、アドレ
ス設定フレームを第2のLAN5へ時計方向に向けて送
信し、アドレス値により自ルートハブRH6に最も近い
ルートハブRH7から順番に各ルートハブRH及び各ノ
ード端末に対してアドレスを設定し、回収したアドレス
設定フレームをルートハブRH4に返送する。
【0039】このため、ルートハブRH1…RH4,R
H6…RH9の各々、ノード端末N1…N4,N6…N
10の各々には、各自に固有のアドレスが設定されるよ
うになっている。ルートハブ(RH)、又はノード端末
(N)に各々設定されたアドレスは、後述するように、
宛先又は送信元アドレスを記述する際に用いられるとと
もに、あるルートハブ(RH)、又はノード端末(N)
が、いずれのLANに属しているか否かを判定する際等
に用いられる。
【0040】ルートハブRH4は、図3に示すように、
アドレス値が付加されたアドレス設定フレームを送信す
る第1のフレーム送信部31a、第1のLAN3へデー
タやアドレス設定フレームを出力する第1の出力バッフ
ァ33a、データ伝送路23へデータやアドレス設定フ
レームを出力する第2の出力バッファ33b、第1のL
AN3からデータやアドレスフレームを入力する第1の
入力バッファ35a、データ伝送路27からデータやア
ドレス設定フレームを入力する第2の入力バッファ35
b、アドレス設定フレームを受信する第1のフレーム受
信部37a、受信したアドレス設定フレームにあるアド
レス値を第1の記憶部41aに記憶させる第1のアドレ
ス設定部39aを有する。
【0041】また、ルートハブRH4は、第1のアドレ
ス設定部39aにより設定された自アドレスや自ルート
ハブに接続される複数のノード端末Nのノードアドレス
を記憶する第1の記憶部41a、第1のLAN3に属す
るノード端末N又はルートハブRHから受信した通信デ
ータに付加されている宛先アドレスと第1の記憶部41
aに記憶された自アドレスとに基づき、宛先が同一のL
ANに属するか否かを判定する第1の属否判定部43
a、この属否判定結果に基づいて、通信データの送出先
として適当な経路を選択し、選択された経路を介して通
信データを送出する第1の経路選択部45aを備えてい
る。
【0042】また、ルートハブRH6は、図3に示すよ
うに、アドレス設定フレームを送信する第2のフレーム
送信部31b、第2のLAN5へデータやアドレス設定
フレームを出力する第3の出力バッファ33c、データ
伝送路27へデータやアドレス設定フレームを出力する
第4の出力バッファ33d、第2のLAN5からデータ
やアドレスフレームを入力する第3の入力バッファ35
c、データ伝送路23からデータやアドレス設定フレー
ムを入力する第3の入力バッファ35c、アドレス設定
フレームを受信する第2のフレーム受信部37b、受信
したアドレス設定フレームにあるアドレス値を第2の記
憶部41bに記憶させる第2のアドレス設定部39bを
有する。
【0043】また、ルートハブRH6は、第2のアドレ
ス設定部39bにより設定された自アドレスや自ルート
ハブに接続される複数のノード端末Nのノードアドレス
を記憶する第2の記憶部41b、第2のLAN5に属す
るノード端末N又はルートハブRHから受信した通信デ
ータに付加されている宛先アドレスと第2の記憶部41
bに記憶された自アドレスとに基づき、宛先が同一のL
ANに属するか否かを判定する第2の属否判定部43
b、この属否判定結果に基づいて、通信データの送出先
として適当な経路を選択し、選択された経路を介して通
信データを送出する第2の経路選択部45bを備えてい
る。
【0044】次にこのように構成された本発明に係る通
信システムのアドレス設定手順について、図4乃至図6
を参照して説明する。図4は、ルートハブRH4のアド
レス設定処理を示すフローチャート図、図5は、各ルー
トハブのアドレス設定処理を示すフローチャート図、図
6は、ルートハブRH6のアドレス設定処理を示すフロ
ーチャート図である。
【0045】まず、図4のフローチャート図において、
ルートハブRH4は、全てのアドレスを‘0’に設定し
(ステップS101)、自己のRHをアドレス設定フレ
ームの起点RHに設定する(ステップS103)。そし
て、第1のフレーム送信部31aは、アドレス値(例え
ば‘0’)が付加されたアドレスフレームを第1の出力
バッファ33aを介して第1のLAN3に時計方向に向
けて送信する(ステップS105)。
【0046】次に、図5のフローチャート図において、
ルートハブRH1,RH2,RH3の各々は、上流RH
からアドレス設定フレームを受信したかどうかを判定し
(ステップS117)、アドレス設定フレームを受信し
た場合には、アドレス設定フレームに付加されたアドレ
ス値を抽出する(ステップS119)。
【0047】そして、抽出されたアドレス値を順次1ず
つインクリメントし、インクリメントされたアドレス値
を自ルートハブ及び自ルートハブに接続されるノード端
末に設定する(ステップS121)。さらに、アドレス
設定フレームに付加されたアドレス値をインクリメント
されたアドレス値に書き換えた後(ステップS12
3)、下流RHにアドレス設定フレームを送信する(ス
テップS125)。
【0048】以上の処理により、図7に示すように、ま
ず、第1のLAN3に属するルートハブRH1にRHア
ドレス‘01’を設定した後、ルートハブRH1に接続
されるノード端末N1にノードアドレス‘02’を設定
する。そして、ルートハブRH2にRHアドレス‘0
3’を設定した後、ルートハブRH2に接続されるノー
ド端末N2にノードアドレス‘04’を設定する。さら
に、ルートハブRH3にRHアドレス‘05’を設定し
た後、ルートハブRH3に接続されるノード端末N3に
ノードアドレス‘06’を設定する。
【0049】次に、図4において、ルートハブRH4内
の第1のフレーム受信部37aは、第1のLAN3から
アドレス設定フレームが第1の入力バッファ35aを介
して戻ってきたかどうかを判定し、アドレス設定フレー
ムが戻ってきた場合には、自アドレスを設定する(ステ
ップS109)。この場合、図7に示すように、ルート
ハブRH4にRHアドレス‘07’を設定した後、ルー
トハブRH4に接続されるノード端末N4にノードアド
レス‘08’を設定する。
【0050】また、ルートハブRH4に設定されたRH
アドレス‘07’は、第1の記憶部41aに記憶され
る。さらに、第1のフレーム送信部31aは、アドレス
設定フレームを第2の出力バッファ33b、データ伝送
路23を介してルートハブRH6に送信する(ステップ
S111)。
【0051】次に、図6において、ルートハブRH6内
の第2のフレーム受信部37bは、起点RH(ルートハ
ブRH4)から第3の入力バッファ35cを介してアド
レス設定フレームを受信したかどうかを判定し(ステッ
プS127)、アドレス設定フレームを受信した場合に
は、アドレス設定フレームに付加されたアドレス値(0
8)に基づき自アドレスを設定する(ステップS12
9)。
【0052】この場合、図7に示すように、ルートハブ
RH6にRHアドレス‘10’を設定した後、ルートハ
ブRH6に接続されたノード端末N6にノードアドレス
‘11’を設定する。また、ルートハブRH6に設定さ
れたRHアドレス‘10’は、第2の記憶部41bに記
憶される。
【0053】そして、アドレス設定フレームのアドレス
値を自アドレスに書き換え(ステップS131)、第2
のフレーム送信部31bは、アドレス値が付加されたア
ドレスフレームを第3の出力バッファ33cを介して第
2のLAN5に時計方向に向けて送信する(ステップS
133)。
【0054】次に、第2のLAN5に属するルートハブ
RH6,RH7,RH8,RH9、及びノード端末N
6,N7,N8,N9,N10に対するアドレス設定処
理は、図5のフローチャート図の各ステップの処理と同
様であるので、ここでは、その詳細は省略する。
【0055】以上の処理により、図7に示すように、第
2のLAN5に属するルートハブRH7にRHアドレス
‘12’を設定した後、ルートハブRH7に接続された
ノード端末N7にノードアドレス‘13’を設定し、ノ
ード端末N8にノードアドレス‘14’を設定する。さ
らに、ルートハブRH8にRHアドレス‘15’を設定
した後、ルートハブRH8に接続されたノード端末N9
にノードアドレス‘16’を設定する。さらに、ルート
ハブRH9にRHアドレス‘17’を設定し、ルートハ
ブRH9に接続されたノード端末N10にノードアドレ
ス‘18’を設定する。
【0056】次に、第2のフレーム受信部37bは、第
2のLAN5から第4の入力バッファ35dを介してア
ドレス設定フレームを受信したかどうかを判定し(ステ
ップS135)、アドレス設定フレームを受信した場合
には、第2のフレーム送信部31bは、第4の出力バッ
ファ33d、及びデータ伝送路27を介して、アドレス
設定フレームを起点RHであるルートハブRH4に返送
する(ステップS137)。
【0057】さらに、図4において、ルートハブRH4
では、第1のフレーム受信部37aは、第2の入力バッ
ファ35bを介してルートハブRH6からアドレス設定
フレームを受信したかどうかを判定し(ステップS11
3)、アドレス設定フレームを受信した場合には、アド
レス設定フレームを消去し、アドレス設定を終了する
(ステップS115)。
【0058】このように、ルートハブRH4が、アドレ
ス設定フレームを第1のLAN3へ時計方向に向けて送
信し、アドレス値により自ルートハブRH4に最も近い
ルートハブRH1から自ルートハブRH4まで順番に各
ルートハブRH及び各ノード端末にアドレスを設定し、
回収したアドレス設定フレームをルートハブRH6に送
信する。そして、ルートハブRH6が、受信したアドレ
スフレームのアドレス値により自アドレスを設定し、ア
ドレス設定フレームを第2のLAN5へ時計方向に向け
て送信し、アドレス値により自ルートハブRH6に最も
近いルートハブRH7から順番に各ルートハブRH及び
各ノード端末に対してアドレスを設定し、回収したアド
レス設定フレームをルートハブRH4に返送する。
【0059】すなわち、図2に示す伝送経路を第1,第
2のLAN3,5及びデータ伝送路23,27を含む通
信システム全体を1個のループとすることで、アドレス
設定を行うため、第1のLAN3及び第2のLAN5に
属する各ルートハブRH及び各ノード端末Nにアドレス
を自動的に且つ容易に設定することができる。
【0060】次に、第1のLAN3及び第2のLAN5
に属する各ルートハブRH及び各ノード端末Nにアドレ
スが設定された通信システムの動作について、図8を参
照して説明する。ここでは、ゲートウェイ機能を有する
ルートハブRH4,RH6の動作を説明する。
【0061】まず、ルートハブRH4は、第1のLAN
3に属するノード端末N又はルートハブRHから送出さ
れる通信データの通過有無を常時監視し(ステップS2
01)、通信データの通過が有った場合には、通過中の
通信データに付加された送信元/宛先アドレスを復号化
する。
【0062】復号化された送信元/宛先アドレスから宛
先アドレスを抽出し(ステップS203)、第1の属否
判定部43aは、第1の記憶部41aに記憶された自ア
ドレスを読み出す(ステップS205)。そして、第1
の属否判定部43aは、宛先アドレスと第1の記憶部4
1aに記憶された自アドレスとを比較することにより、
宛先が同一のLANに属するか否かを判定し(ステップ
S207)、第1の経路選択部45aは、この属否判定
結果に基づいて通信データの送出先として適当な経路を
選択する。
【0063】ここでは、図7に示すように、ルートハブ
RH4のアドレスが、第1のLAN3内では、最大のア
ドレスとなる。このため、通信データの宛先アドレスが
RH4のアドレスよりも小さい場合には、宛先が第1の
LAN3に属する。この場合には、第1の経路選択部4
5aは、通信データの送出先として自LANへ至る経路
として第1の出力バッファ33aを選択する(ステップ
S209)。このため、第1の出力バッファ33aを介
して通信データを第1のLAN3へ送出する。
【0064】一方、通信データの宛先アドレスがRH4
のアドレスよりも大きい場合には、宛先が第2のLAN
5に属する。この場合には、第1の経路選択部45a
は、通信データの送出先として他LANへ至る経路とし
て第2の出力バッファ33bを選択する(ステップS2
11)。このため、第2の出力バッファ33b、データ
伝送路23を介して通信データを第2のLAN5へ送出
する。
【0065】また、ルートハブRH6の動作について
も、ルートハブRH4の動作と同様にであり、図7に示
すように、ルートハブRH6のアドレスが、第2のLA
N5内では、最小のアドレスとなる。このため、通信デ
ータの宛先アドレスがRH6のアドレスよりも大きい場
合には、宛先が第2のLAN5に属する。この場合に
は、第2の経路選択部45bは、通信データの送出先と
して自LANへ至る経路として第3の出力バッファ33
cを選択する。このため、第3の出力バッファ33cを
介して通信データを第2のLAN5へ送出する。
【0066】一方、通信データの宛先アドレスがRH6
のアドレスよりも小さい場合には、宛先が第1のLAN
3に属する。この場合には、第2の経路選択部45b
は、通信データの送出先として他LANへ至る経路とし
て第4の出力バッファ33dを選択する。このため、第
4の出力バッファ33d、データ伝送路27を介して通
信データを第1のLAN3へ送出する。
【0067】このように、図2に示すような通信システ
ムにループ状にアドレスを設定することで、アドレスを
自動的に設定することができ、設定されたアドレスを用
いて、ルートハブRH4,RH6を通信データが通過す
る際に、通信データの宛先アドレスがルートハブRH
4,RH6の自アドレスよりも大きいか小さいかを判定
することで、通信データの宛先が第1のLAN3か第2
のLAN5に属するかを容易に判定することができる。
したがって、指定された宛先へ向けて通信データを確実
に送信することができ、この結果、単位時間当たりのデ
ータ伝送量を飛躍的に増大させながら、宛先へ向けて通
信データを確実に送信することができる。
【0068】<第2実施形態>次に、本発明の第2実施
形態に係る通信システム61について、第1実施形態に
係る通信システム1との相違点を中心に説明する。図9
は、本発明の第2実施形態に係る通信システムの概略ブ
ロック構成図、図10は、本発明の第2実施形態に係る
通信システムの要部を示すブロック構成図である。な
お、第2実施形態に係る通信システム61の説明中、第
1実施形態に係る通信システム1と同一部分には同一符
号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0069】第1のLAN3及び第2のLAN5間を、
第1実施形態で説明したルートハブRH4及びルートハ
ブRH6のゲートウェイ機能を有するゲートウェイ11
により直接接続した点を特徴とする。
【0070】ゲートウェイ11は、フレーム送信部3
1、第1の出力バッファ33a、第1の入力バッファ3
5a、フレーム受信部37、アドレス設定部39、第3
の出力バッファ33c、第4の入力バッファ35dを有
する。フレーム送信部31は、図3に示す第1のフレー
ム送信部31aの機能と第2のフレーム送信部31bの
機能とを有する。フレーム受信部37は、図3に示す第
1のフレーム受信部37aの機能と第2のフレーム受信
部37bの機能とを有する。
【0071】また、ゲートウェイ11は、アドレス設定
部39により設定された自アドレスや自ルートハブに接
続される複数のノード端末Nのノードアドレスを記憶す
る記憶部41、第1のLAN3または第2のLAN5に
属するノード端末N又はルートハブRHから受信した通
信データに付加されている宛先アドレスと記憶部41に
記憶された自アドレスとに基づき、宛先が第1のLAN
3または第2のLAN5に属するか否かを判定する属否
判定部43、この属否判定結果に基づいて、通信データ
の送出先として適当な経路を選択し、選択された経路を
介して通信データを送出する経路選択部45を備えてい
る。
【0072】すなわち、ゲートウェイ11は、第1のL
AN3に属するノード端末N又はルートハブRHから送
出される通信データを受信し、受信した通信データの送
出先経路を、自LAN3または他LAN5へ至る経路に
切り換える機能と、第2のLAN5に属するノード端末
N又はルートハブRHから送出される通信データを受信
し、受信した通信データの送出先経路を、自LAN5ま
たは他LAN3へ至る経路に切り換える機能とを有して
いる。
【0073】このように構成された第2実施形態に係る
通信システム61によれば、ゲートウェイ11は、アド
レス値が付加されたアドレス設定フレームを第1のLA
N3へ時計方向に向けて送信し、アドレス値により自ゲ
ートウェイ11に最も近いルートハブRH1から自ゲー
トウェイ11まで順番に各ルートハブRH、各ノード端
末N及び自ゲートウェイ11にアドレスを設定した後、
アドレス設定フレームをルートハブRH6へ時計方向に
向けて送信し、アドレス値により自ゲートウェイ11に
最も近いルートハブRH7から順番に各ルートハブRH
及び各ノード端末Nに対してアドレスを設定する。
【0074】すなわち、ゲートウェイ11は、ルートハ
ブRH4の機能とルートハブRH6の機能とを有するの
で、第1実施形態の通信システムにおけるアドレス設定
と同様に各ルートハブRH及び各ノード端末に自動的に
アドレスを設定することができる。この場合、データ伝
送路23,27、第2の出力バッファ33b、第4の出
力バッファ33d、第2の入力バッファ35b、及び第
3の入力バッファ35cを設けていないため、構成が簡
単になるとともに、より短時間でアドレスを設定するこ
とができる。
【0075】また、設定されたアドレスを用いて、ゲー
トウェイ11を通信データが通過する際に、通信データ
の宛先アドレスがゲートウェイ11の自アドレスよりも
大きいか小さいかを判定することで、通信データの宛先
が第1のLAN3か第2のLAN5に属するかを容易に
判定することができる。したがって、指定された宛先へ
向けて通信データを確実に送信することができ、この結
果、単位時間当たりのデータ伝送量を飛躍的に増大させ
ながら、宛先へ向けて通信データを確実に送信すること
ができる。その結果、第1実施形態と同様に、第1のL
AN3と第2のLAN5との間のデータ交換を容易に実
現することができる。
【0076】なお、本発明は、上述した実施形態の例に
限定されることない。第1実施形態及び第2実施形態で
は、ループ状の第1のLAN3及び第2のLAN5に属
する各ルートハブRH及び各ノード端末Nに対して、時
計方向に順次アドレスを設定したが、例えば、各ルート
ハブRH及び各ノード端末Nに対して、反時計方向に順
次アドレスを設定してもよい。
【0077】また、第1実施形態及び第2実施形態で
は、アドレス値を1,2,3…と増加させながら、各ル
ートハブRH及び各ノード端末Nに対して、時計方向に
順次アドレスを設定したが、例えば、アドレス値を1
8,17,16…と減少させながら、各ルートハブRH
及び各ノード端末Nに対して、時計方向に順次アドレス
を設定してもよい。
【0078】さらに、第1実施形態及び第2実施形態で
は、アドレス値を1,2,3…と増加させながら、各ル
ートハブRH及び各ノード端末Nに順次アドレスを設定
したが、例えば、予めアドレス設定フレームに各ルート
ハブRH及び各ノード端末Nに対応させて複数の固有の
アドレス値を付加しておき、送信したアドレス設定フレ
ームの複数のアドレス値の中から、各ルートハブRH及
び各ノード端末Nが対応するアドレス値を抜き取って順
次アドレスを設定してもよい。
【0079】また、各ルートハブRHに接続されたノー
ド端末の種別毎に予め割り当てられたアドレスの例え
ば、最大の2倍等のノード端末に従属した値をアドレス
値として設定しても良い。
【0080】さらに、例えば、第1実施形態中、第1の
LAN3と第2のLAN5とが相互に離れた場所に存在
する場合には、経路23,27として通信線等の通信媒
体を採用する形態を例示したが、通信媒体としては、通
信線以外にも、赤外線や電磁波等の無線通信を含むこと
は言うまでもない。このほか、本発明は、請求の範囲内
において適宜に変更された形態で実施することができ
る。
【0081】
【発明の効果】請求項1、請求項4の発明によれば、ア
ドレス値が付加されたアドレスフレームを一方のネット
ワークに送信した後、他方のネットワークに送信するこ
とで、一対のネットワークに属する各中継装置及び各ノ
ード端末に自動的にアドレスを設定することができる。
【0082】請求項2、請求項5、請求項8の発明によ
れば、設定された自アドレスと宛先アドレスとに基づき
宛先がいずれかのネットワークに属するかを判定するた
め、設定単位時間当たりのデータ伝送量を飛躍的に増大
させながら、宛先へ向けて通信データを確実に送信する
ことができる。
【0083】請求項3、請求項6、請求項9の発明によ
れば、アドレスを増加または減少させて設定するため、
宛先アドレスと自アドレスとの大小比較により、送信先
がいずれのネットワークに属するのかを容易に判定する
ことができる。
【0084】請求項7、請求項10の発明によれば、一
対のネットワークに属する各中継装置及び各ノード端末
に自動的にアドレスをより短時間で設定することができ
るゲートウェイを提供することができる。
【0085】請求項11の発明によれば、一対のネット
ワークに属する各中継装置及び各ノード端末に自動的に
アドレスを短時間で設定することができ、しかも単位時
間当たりのデータ伝送量を飛躍的に増大させながら、宛
先へ向けて通信データを確実に送信することができるゲ
ートウェイを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る通信システムの概
略ブロック構成図である。
【図2】本発明に係る通信システムの伝送経路の模式図
である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る通信システムの要
部を示すブロック構成図である。
【図4】本発明に係る通信システムのアドレス設定手順
を示すフローチャート図である。
【図5】本発明に係る通信システムのアドレス設定手順
を示すフローチャート図である。
【図6】本発明に係る通信システムのアドレス設定手順
を示すフローチャート図である。
【図7】各ルートハブ及びノード端末の設定アドレス例
を示す図である。
【図8】本発明に係る通信システムの動作フローチャー
ト図である。
【図9】本発明の第2実施形態に係る通信システムの概
略ブロック構成図である。
【図10】本発明の第2実施形態に係る通信システムの
要部を示すブロック構成図である。
【符号の説明】
1 第1実施形態に係る通信システム 3 第1のLAN 4a,6a 入力側データ伝送路 4b,6b 出力側データ伝送路 5 第2のLAN 7 ルートハブ(RH:中継装置) 9 ノード端末(N) 11 ゲートウェイ 23,27 データ伝送路 31 フレーム送信部 33a 第1の出力バッファ 33b 第2の出力バッファ 33c 第3の出力バッファ 33d 第4の出力バッファ 35a 第1の入力バッファ 35b 第2の入力バッファ 35c 第3の入力バッファ 35d 第4の入力バッファ 37 フレーム受信部 39 アドレス設定部 41 記憶部 43 属否判定部 45 経路選択部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1以上のノード端末が各々に接続された
    複数の中継装置間を第1データ伝送路を介して接続して
    構成された一対のネットワーク間を、一対のネットワー
    クに属する一対の中継装置及び一対の中継装置間を接続
    する第2データ伝送路を介して接続して構成される通信
    システムを用いて、前記ノード端末間、前記中継装置
    間、又は前記ノード端末と前記中継装置間でデータ交換
    を行う通信方法であって、 前記一対の中継装置の内の一方の中継装置は、アドレス
    値が付加されたアドレス設定フレームを前記一対のネッ
    トワークの内の一方のネットワークへ一方向に向けて送
    信し、前記アドレス値により自中継装置に最も近い中継
    装置から自中継装置まで順番に各中継装置及び各ノード
    端末にアドレスを設定し、回収した前記アドレス設定フ
    レームを他方の中継装置に送信し、 前記他方の中継装置は、受信した前記アドレスフレーム
    のアドレス値により自アドレスを設定し、前記アドレス
    設定フレームを前記他方のネットワークへ前記一方向に
    向けて送信し、前記アドレス値により自中継装置に最も
    近い中継装置から順番に各中継装置及び各ノード端末に
    対してアドレスを設定し、回収した前記アドレス設定フ
    レームを前記一方の中継装置に返送することを特徴とす
    る通信方法。
  2. 【請求項2】 前記各中継装置は、送信対象となる通信
    データ中に少なくとも宛先アドレスを付加し、宛先アド
    レスが付加された通信データを宛先へ向けて送信し、 前記一方の中継装置及び前記他方の中継装置の各々は、
    受信した通信データ中に含まれる宛先アドレスとアドレ
    ス設定された自アドレスとに基づき、宛先が同一のネッ
    トワークに属するか否かを判定し、 属否判定結果に基づき、通信データの送出先として適当
    な経路を選択し、選択された経路を介して宛先へ向けて
    通信データを送信することを特徴とする請求項1記載の
    通信方法。
  3. 【請求項3】 前記一方の中継装置及び前記他方の中継
    装置は、前記各中継装置及び前記各ノード端末にアドレ
    スを設定する際に両方ともアドレスを増加または両方と
    もアドレスを減少させて設定することを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の通信方法。
  4. 【請求項4】 1以上のノード端末が各々に接続された
    複数の中継装置間をデータ伝送路を介して接続して構成
    された一対のネットワーク間を、一対のネットワークに
    属する一対の中継装置及び一対の中継装置間を接続する
    第2データ伝送路を介して接続して構成され、前記ノー
    ド端末間、前記中継装置間、又は前記ノード端末と前記
    中継装置間でデータ交換を行う通信システムであって、 前記一対の中継装置の内の一方の中継装置は、アドレス
    値が付加されたアドレス設定フレームを前記一対のネッ
    トワークの内の一方のネットワークへ一方向に向けて送
    信し、前記アドレス値により自中継装置に最も近い中継
    装置から自中継装置まで順番に各中継装置及び各ノード
    端末にアドレスを設定し、回収した前記アドレス設定フ
    レームを他方の中継装置に送信する第1のアドレス設定
    手段を有し、 前記他方の中継装置は、受信した前記アドレスフレーム
    のアドレス値により自アドレスを設定し、前記アドレス
    設定フレームを前記他方のネットワークへ前記一方向に
    向けて送信し、前記アドレス値により自中継装置に最も
    近い中継装置から順番に各中継装置及び各ノード端末に
    対してアドレスを設定し、回収した前記アドレス設定フ
    レームを前記一方の中継装置に返送する第2のアドレス
    設定手段を有することを特徴とする通信システム。
  5. 【請求項5】 前記各中継装置は、送信対象となる通信
    データ中に少なくとも宛先アドレスを付加し、宛先アド
    レスが付加された通信データを宛先へ向けて送信する送
    信手段を有し、 前記一方の中継装置及び前記他方の中継装置の各々は、 アドレス設定された自アドレスを記憶する記憶手段と、 受信した通信データ中に含まれる宛先アドレスと前記記
    憶手段に記憶された自アドレスとに基づき、宛先が同一
    のネットワークに属するか否かを判定する属否判定手段
    と、 属否判定結果に基づき、通信データの送出先として適当
    な経路を選択し、選択された経路を介して宛先へ向けて
    通信データを送信する経路選択手段と、を備えることを
    特徴とする請求項4記載の通信システム。
  6. 【請求項6】 前記一方の中継装置及び前記他方の中継
    装置は、前記各中継装置及び前記各ノード端末にアドレ
    スを設定する際に両方ともアドレスを増加または両方と
    もアドレスを減少させて設定することを特徴とする請求
    項4または請求項5記載の通信システム。
  7. 【請求項7】 1以上のノード端末が各々に接続された
    複数の中継装置間をデータ伝送路を介して接続して構成
    された一対のネットワーク間を、ゲートウェイを介して
    接続して構成される通信システムを用いて、前記ノード
    端末間、前記中継装置間、又は前記ノード端末と前記中
    継装置間でデータ交換を行う通信方法であって、 前記ゲートウェイは、アドレス値が付加されたアドレス
    設定フレームを前記一対のネットワークの内の一方のネ
    ットワークへ一方向に向けて送信し、前記アドレス値に
    より自ゲートウェイに最も近い中継装置から前記自ゲー
    トウェイまで順番に各中継装置、各ノード端末及び前記
    自ゲートウェイにアドレスを設定し、 さらに、前記アドレス設定フレームを前記他方のネット
    ワークへ前記一方向に向けて送信し、前記アドレス値に
    より前記自ゲートウェイに最も近い中継装置から順番に
    各中継装置及び各ノード端末に対してアドレスを設定す
    ることを特徴とする通信方法。
  8. 【請求項8】 前記各中継装置は、送信対象となる通信
    データ中に少なくとも宛先アドレスを付加し、宛先アド
    レスが付加された通信データを宛先へ向けて送信し、 前記ゲートウェイは、受信した通信データ中に含まれる
    宛先アドレスとアドレス設定された自アドレスとに基づ
    き、宛先が同一のネットワークに属するか否かを判定
    し、 属否判定結果に基づき、通信データの送出先として適当
    な経路を選択し、選択された経路を介して宛先へ向けて
    通信データを送信することを特徴とする請求項7記載の
    通信方法。
  9. 【請求項9】 前記ゲートウェイは、前記各中継装置、
    前記各ノード端末及び前記自ゲートウェイにアドレスを
    設定する際にアドレスを増加または減少させて設定する
    ことを特徴とする請求項7または請求項8記載の通信方
    法。
  10. 【請求項10】 1以上のノード端末が各々に接続され
    た複数の中継装置間をデータ伝送路を介して接続して構
    成された一対のネットワーク間を、ゲートウェイを介し
    て接続して構成され、前記ノード端末間、前記中継装置
    間、又は前記ノード端末と前記中継装置間でデータ交換
    を行う通信システムであって、 前記ゲートウェイは、アドレス値が付加されたアドレス
    設定フレームを前記一対のネットワークの内の一方のネ
    ットワークへ一方向に向けて送信し、前記アドレス値に
    より自ゲートウェイに最も近い中継装置から前記自ゲー
    トウェイまで順番に各中継装置、各ノード端末及び前記
    自ゲートウェイにアドレスを設定した後、前記アドレス
    設定フレームを前記他方のネットワークへ前記一方向に
    向けて送信し、前記アドレス値により前記自ゲートウェ
    イに最も近い中継装置から順番に各中継装置及び各ノー
    ド端末に対してアドレスを設定するアドレス設定手段を
    備えることを特徴とする通信システム。
  11. 【請求項11】 1以上のノード端末が各々に接続され
    た複数の中継装置間をデータ伝送路を介して接続して構
    成された一対のネットワーク間を、前記ノード端末間、
    前記中継装置間、又は前記ノード端末と前記中継装置間
    でデータ交換可能に接続して構成された通信システムに
    用いられるゲートウェイであって、 アドレス値が付加されたアドレス設定フレームを前記一
    対のネットワークの内の一方のネットワークへ一方向に
    向けて送信し、前記アドレス値により自ゲートウェイに
    最も近い中継装置から前記自ゲートウェイまで順番に各
    中継装置、各ノード端末及び前記自ゲートウェイにアド
    レスを設定した後、前記アドレス設定フレームを前記他
    方のネットワークへ前記一方向に向けて送信し、前記ア
    ドレス値により前記自ゲートウェイに最も近い中継装置
    から順番に各中継装置及び各ノード端末に対してアドレ
    スを設定するアドレス設定手段と、 このアドレス設定手段によりアドレス設定された自アド
    レスを記憶する記憶手段と、 受信した通信データ中に含まれる宛先アドレスと前記記
    憶手段に記憶された自アドレスとに基づき、宛先が同一
    のネットワークに属するか否かを判定する属否判定手段
    と、 属否判定結果に基づき、通信データの送出先として適当
    な経路を選択し、選択された経路を介して宛先へ向けて
    通信データを送信する経路選択手段と、を備えることを
    特徴とするゲートウェイ。
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