JP2000231475A - マルチメディア情報閲覧システムにおける音声読み上げ方法 - Google Patents

マルチメディア情報閲覧システムにおける音声読み上げ方法

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JP2000231475A
JP2000231475A JP11033112A JP3311299A JP2000231475A JP 2000231475 A JP2000231475 A JP 2000231475A JP 11033112 A JP11033112 A JP 11033112A JP 3311299 A JP3311299 A JP 3311299A JP 2000231475 A JP2000231475 A JP 2000231475A
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勝 宮本
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健也 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声の再生速度について利用者が意識せず
に、表示されている情報と同じように再生音声情報を流
し読みすることができるマルチメディア情報閲覧システ
ムにおける音声読み上げ方法を提供することを目的とす
るものである。 【解決手段】 所定のマルチメディア情報をディスプレ
イに表示する表示速度と上記表示速度で読み上げられる
べき情報とが対応している対応表を作成する対応表作成
段階と、上記ディスプレイに表示すべき情報のうちで所
定の情報を上記対応表から取り出すことによって、上記
マルチメディア情報の要約を生成する要約生成段階と、
上記生成された要約を音声で再生する要約音声再生段階
とを有するマルチメディア情報閲覧システムにおける音
声読み上げ方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチメディア情
報を閲覧し、音声読み上げするマルチメディア情報閲覧
システムにおける音声読み上げ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の音声読み上げ装置において、シス
テム利用者は、マルチメディア情報をブラウザで表示さ
せ、この表示されているマルチメディア情報の中から、
音声で読み上げすることを利用者が望む情報を選択し、
この選択された情報を音声合成装置で読み上げている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のマルチメディア
情報閲覧システムにおいて、利用者が望むマルチメディ
ア情報を画面に表示し、利用者の希望に応じて画面上の
情報を音声で読み上げる場合、画面上に表示されている
文章を表示通りに音声で読み上げることが基本である。
【0004】このような従来のシステムにおいて、画面
上に表示されている情報を音声で読み上げる場合、通常
は、表示されている文章を利用者が目で追う速度が、音
声の再生速度よりも速いので、利用者による情報への注
目点がずれる。この場合、利用者による情報への注目点
を一致させるには、音声の速度に合わせて、利用者が目
線を動かすようにして対応するか、または、音声の再生
位置をその都度変更するようにして対応する必要があ
る。
【0005】つまり、上記従来例において、画面上に表
示されている情報を音声で読み上げるようにした場合、
画面上の文章を利用者が目で追う速度と音声の再生速度
とが異なることによって利用者による情報への注目点が
ずれ、この注目点のずれに対する対応が煩雑であるとい
う問題がある。
【0006】また、画面上に表示されている情報を利用
者がざっと流し読みすることができるが、上記流し読み
と同様の速度で、再生された音声を理解できるようにす
るためには、音声再生速度を速め、早回しの音声で再生
するか、または、文章や段落の先頭部のみを読み上げる
必要がある。つまり、上記従来例は、読み上げシステム
の操作上の利便性とシステムの活用性を阻害するという
問題がある。
【0007】本発明は、音声の再生速度について利用者
が意識せずに、表示されている情報と同じように再生音
声情報を流し読みすることができるマルチメディア情報
閲覧システムにおける音声読み上げ方法を提供すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、マルチメディ
ア情報を閲覧するシステムにおける音声読み上げ方法に
おいて、所定の上記マルチメディア情報をディスプレイ
に表示する表示速度と上記表示速度で読み上げられるべ
き情報とが対応している対応表を作成する対応表作成段
階と、上記ディスプレイに表示すべき情報のうちで所定
の情報を上記対応表から取り出すことによって、上記マ
ルチメディア情報の要約を生成する要約生成段階と、上
記生成された要約を音声で再生する要約音声再生段階と
を有するマルチメディア情報閲覧システムにおける音声
読み上げ方法である。
【0009】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の第
1の実施例であるマルチメディア情報閲覧システムにお
ける音声読み上げ装置100を示すブロック図である。
【0010】マルチメディア情報閲覧システムにおける
音声読み上げ装置100は、本やカード等をコンピュー
タディスプレイ上で仮想的に表示し、この表示されてい
る情報を音声で表現するシステムに対して有効な装置で
ある。以下では、物理的な本をコンピュータディスプレ
イに仮想的に表示し、ディスプレイ上に表示されている
情報を音声で読み上げる場合について説明する。
【0011】音声読み上げ装置100は、ディスプレイ
1と、画面情報制御部2と、入力部3と、本型情報格納
データベース4と、情報要約処理部5と、本型情報要約
データベース6と、情報選択部7と、本めくり速度−重
要度対応表8と、スピーカ9と、音声合成装置10とを
有する。
【0012】ディスプレイ1は、利用者が情報の閲覧、
選択を行うために、システム中に格納されている本型の
情報を表示するディスプレイであり、画面情報制御部2
は、本型の情報をディスプレイ1に表示させたり、利用
者からの要求に応じて行う音声読み上げの制御をするも
のであり、入力部3は、画面情報制御部2に対して音声
読み上げを行うために利用者から入力を受け取るもので
ある。
【0013】本型情報格納データベース4は、本形式の
情報をディスプレイ1に表示するコンテンツを格納する
データベースであり、情報要約処理部5は、本型情報を
構成する各情報から、それぞれの重要度を抽出する情報
処理部であり、本型情報要約データベース6は、本型情
報を構成する各情報と、それら各情報に対応する重要度
との関係を格納するデータベースである。
【0014】情報選択部7は、利用者が閲覧中の本のペ
ージをめくる速度に対応する重要度以上の情報だけを、
本型情報要約データベース6から抽出する選択部であ
り、本めくり速度−重要度対応表8は、本のページをめ
くる速度と、その本のページをめくる速度で読み上げら
れるべき要約を取り出すための重要度とが対応されてい
る対応表であり、音声合成装置10は、スピーカ9から
音声を再生する音声合成装置である。
【0015】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0016】図2は、音声読み上げ装置100の動作を
示すフローチャートである。
【0017】図2に示すフローチャートにおいて、ま
ず、入力部3を介して利用者から入力された要求を判別
し(S1)、画面上に情報を表示する場合、画面情報制
御部2が入力コマンドの種別を判定し(S2)、本型情
報格納データベース4に格納されている本型情報をディ
スプレイ1に表示する(S3)。
【0018】ディスプレイ1に物理的な本を仮想的に表
現する場合、たとえば、1ページ進めるかまたは1ペー
ジ戻すことによって、複数の仮想的な本の中から、所望
の本を選択する。このように物理的な本を仮想的にディ
スプレイ1に表示し、利用する方法としては、たとえば
特開平6−574396号公報に記載されている書籍情
報の検索・表示方法や、特開平7−78168号公報に
記載されている情報検索処理装置および方法に開示され
ている本型の情報の表示が知られている。
【0019】次に、情報要約処理部5は、本形式の情報
中の選択された仮想的なページに含まれる様々な情報に
ついて、本型情報格納データベース4に基づいて、それ
ぞれの重要度を抽出する(S4)。
【0020】図3は、上記実施例に使用することができ
る本型情報の一例を示す図である。
【0021】図4は、上記実施例において、図3示す本
型情報のうちの所定の情報と、その所定の情報の重要度
とが対応している対応表の一例を示す図である。
【0022】所定情報の重要度を抽出する場合、本型情
報の構造中の章タイトル文、節タイトル文等の見出しの
文章や、本型情報に予め付与されている重要度情報に応
じて、上記所定情報の重要度を抽出し、この抽出された
重要度を、図4に示す対応表に盛り込む。
【0023】図4に示す対応表において、その右に、所
定の情報が記載され、その左に、その情報の重要度を示
す数値が記載され、本型情報の先頭から順に作成した結
果を対応表の上から順に格納したものである。
【0024】たとえば、図3において最も大きく記載さ
れている見出し「音声認識技術」は、最も重要性が高い
と考え、重要度5が付与され、対応表に格納され、次に
少し大きめに記載されている見出し「音声認識って何
?」は、2番目に重要性が高いと考え、重要度4が付与
され、対応表に格納され、その次に小さく記載されてい
る見出し「音声認識技術」は、3番目に重要性が高いと
考え、重要度3が付与され、対応表に格納され、普通の
文章である「とは、いわば」は、重要性が最も低いと考
え、重要度1が付与され、対応表に格納され、強調対応
表現され(「 」が付され)ている「コンピュータの耳」
は、重要度3が付与され、対応表に格納されている。
【0025】次に、ステップS4で得られたそれぞれの
情報とその重要度とが対応している対応表を、本型情報
要約データベース6に格納する(S5)。
【0026】そして、ディスプレイ1に仮想的に表示さ
れている本のページを利用者がめくっている速度を、入
力部3が取得する(S6)。たとえば、1秒間にめくっ
たページ数を、ページめくりの速度と考えるようにして
もよい。この実施例では、1秒間にめくったページ数
を、ページめくりの速度と考える。
【0027】図5は、上記実施例において、本をめくる
速度と、そのときに読み上げられるべき情報の重要度と
が対応している対応表の例を示す図である。
【0028】本めくり速度−重要度対応表8は、本をめ
くる速度と、そのときに読み上げられるべき情報の重要
度とが対応している対応表である。上記実施例では、図
5に示す対応表において、1秒間に3ページめくってい
るときには、重要度が3以上である情報を読み上げ、1
秒間に4ページめくっているときには、重要度が4以上
である情報を読み上げ、1秒間に5ページ以上めくって
いるときには、重要度が5以上である情報を読み上げ
る。
【0029】また、このときに、本のどの部分を表示さ
せているかの情報も取得する。たとえば、本のページ番
号、章・節番号、本の行数等の情報を、本の表示部分の
情報として採用するようにしてもよい。上記実施例で
は、ページ番号を、本の表示部分の情報として採用す
る。
【0030】そして、本のどの部分を表示させているか
を示す情報を、情報選択部7が入力部3から取得し、本
型情報要約データベース6を参照し、現在表示している
本のページ番号に該当する位置情報を探し出し、その位
置情報を、読み上げポインタとして、データベースに設
定する(S7)。
【0031】次に、情報選択部7は、本をめくる速度を
入力部3から受け取り、本のぺーじをめくる速度と、そ
のページめくり速度に応じた情報の重要度とが対応して
いる本めくり速度−重要度対応表8を参照し、本をめく
る速度に基づいて、情報の重要度の数値を得る(S
8)。
【0032】そして、情報選択部7は、本型情報要約デ
ータベース6を参照し、上記設定された読み上げポイン
タが示す情報に応じた情報の重要度を得る((S9)。
この得られた情報の重要度の数値と、本のページめくり
速度から得られた重要度の数値とを比較し(S10)、
読み上げポインタが示す情報の重要度の数値が、読み上
げ速度に応じた重要度の数値以上であれば、情報を音声
合成装置33に送り(S11)、読み上げポインタを進
め(S12)、情報選択部7で抽出された情報を音声合
成装置10が音声に変換し、スピーカ9で再生する(S
13)。
【0033】その後は、再びステップS6に戻り、入力
部3から読み上げ中止の指示があるまで、または、本型
情報の最後尾まで、上記動作(S6〜S13)を続け
る。読み上げポインタが示す情報の重要度の数値が、読
み上げ速度から得られた重要度の数値未満であれば、情
報を音声合成装置33に送らずに、読み上げポインタを
進める(S12)。
【0034】つまり、基本的には、本のページめくり速
度がある程度速ければ、ポインタが示す情報を読み上げ
ない。ただし、本のページめくり速度がある程度速くて
も、ポインタが示す情報の重要度がある程度高ければ、
その情報を読み上げる。
【0035】図6は、図3に示す本型情報について、本
のページをめくる速度と、読み上げるべき要約の内容と
の関係の例を示す図である。
【0036】図6に示す例おいて、本をめくる速度を5
に設定した場合、「音声認識技術」のみが、その要約と
して音声再生されるが、本をめくる速度を3に設定した
場合、「音声認識技術 音声認識って何? 音声認識技
術 コンピュータの耳………… 」のように多くの文章
が、その要約として音声再生される。つまり、本をめく
る速度が速い程、音声合成される文章が短く、本をめく
る速度が遅い程、多くの文章が音声合成される。
【0037】すなわち、上記実施例において、マルチメ
ディア情報に含まれる個々の情報のそれぞれが固有の重
要度を有し、各重要度に応じた重み付け情報が、各情報
に付加され、この付与された重み付け情報に応じて、音
声合成する文章の長さが変わる。したがって、上記実施
例では、本を流し読みするような感覚で、情報を「聞き
流す」ことができる。
【0038】つまり、上記実施例は、マルチメディア情
報を閲覧するシステムにおける音声読み上げ方法におい
て、所定の上記マルチメディア情報をディスプレイに表
示する表示速度と、上記表示速度で読み上げられるべき
情報とが対応している対応表を作成する対応表作成段階
と、上記ディスプレイに表示すべき情報のうちで所定の
情報を上記対応表から取り出すことによって、上記マル
チメディア情報の要約を生成する要約生成段階と、上記
生成された要約を音声で再生する要約音声再生段階とを
有するマルチメディア情報閲覧システムにおける音声読
み上げ方法である。
【0039】この実施例によれば、利用者が希望するマ
ルチメディア情報に含まれる膨大な情報の全てを膨大な
時間をかけて音声で再生することなく、マルチメディア
情報の要約となる文章を音声で再生することができ、マ
ルチメディア情報の要約を素早く理解することができ
る。逆に、音声読み上げ装置でマルチメディア情報の要
約を読み上げ中に、その詳細を知りたいときには、閲覧
システムの操作によって詳細な文章を再生したり、再び
要約の文章を読み上げることができる。また、上記情報
のそれぞれに重要度が付与されている(重み付けされて
いる)ので、その最も高い重要度が付与されている情報
だけを抜き出し、それぞれにページを付与すれば、目次
を作成することができる。2番目、3番目に高い重要度
が付与されている情報をも抜き出して目次を作成するよ
うにしてもよい。そして、このように作成された目次を
使用して、所望のマルチメディア情報を探し出すように
してもよい。
【0040】すなわち、上記実施例は、本型マルチメデ
ィア情報を閲覧するシステムにおける音声読み上げ方法
において、ディスプレイに表示されている本のページを
めくる速度と、その速度で読み上げられるべき情報とが
対応している対応表を作成する対応表作成段階と、上記
ディスプレイに表示されている本のページをめくる速度
に対応する情報のうちで所定の情報を上記対応表から取
り出すことによって、上記本型マルチメディア情報の要
約を作成する要約作成段階と、上記ページをめくる速度
に応じた上記要約を音声で再生する要約音声再生段階と
を有するマルチメディア情報閲覧システムにおける音声
読み上げ方法である。
【0041】この実施例によれば、本型マルチメディア
情報から本の構造に含まれる章や節等を用いて、閲覧シ
ステムのディスプレイ上に仮想的に表示された本のペー
ジを利用者がめくる速度と、そのときに読み上げられる
べき情報とを対応表化することによって、本型マルチメ
ディア情報閲覧システムのディスプレイ上に仮想的に表
示されている本を利用者が速めにめくると、本型情報の
要約を読み上げることができ、一方、利用者が遅めにめ
くると、より詳細な内容を読み上げることができ、本を
パラパラとめくる感覚と同じ感覚で本型のマルチメディ
ア情報を短時間で理解することができる。
【0042】図7は、本発明の第2の実施例であるマル
チメディア情報閲覧システムにおける音声読み上げ装置
200を示すブロック図である。
【0043】マルチメディア情報閲覧システムにおける
音声読み上げ装置200は、インターネット上で流通す
るWWW(World Wide Web)のホームペ
ージの情報を、一般に広く使われているWWWブラウザ
と連携させ、ホームページ情報を音声で読み上げる音声
読み上げ装置である。
【0044】また、マルチメディア情報閲覧システムに
おける音声読み上げ装置200は、ディスプレイ24
と、WWWブラウザ25と、入力部26と、インターネ
ット27と、情報要約処理部28と、ホームページ情報
要約データベース29と、情報選択部30と、スクロー
ル速度−重要度対応表31と、スピーカ32と、音声合
成装置33とを有する。
【0045】ディスプレイ24は、利用者がホームペー
ジ上の情報の閲覧、選択を行うために、インターネット
上に格納されたHTML(Hyper Text Ma
rkup Language)で定義される情報を表示
するディスプレイである。
【0046】WWWブラウザ25は、ホームページの情
報をディスプレイ24に表示するための制御を行うブラ
ウザである。入力部26は、WWWブラウザ25に対し
てディスプレイ24に表示しきれないホームページの画
面を上下にスクロールさせたり、音声読み上げを行うた
めに利用者から入力を受け取る部分である。
【0047】インターネット27は、ディスプレイ24
上にホームページの情報を表示するために、ホームペー
ジの情報を格納するものであり、情報要約処理部28
は、ホームページのHTML情報から重要度を抽出する
処理部である。ホームページ情報要約データベース29
は、ホームページ情報とその重要度との関係を格納する
データベースである。
【0048】情報選択部30は、閲覧中のホームページ
の画面を利用者が上下にスクロールさせる速度に対応す
る重要度以上の情報を、ホームページ情報要約データベ
ース29から抽出するものである。スクロール速度−重
要度対応表31は、閲覧中のホームページの画面を利用
者が上下にスクロールさせる速度と、その速度で読み上
げられるべき要約を得るための重要度とが対応されてい
る対応表である。音声合成装置33は、スピーカ32か
ら音声を再生する装置である。
【0049】次に、音声読み上げ装置200の動作につ
いて説明する。図8は、音声読み上げ装置200の動作
を示すフローチャートである。
【0050】まず、入力部26を介して利用者が入力し
た要求を判別し(S21)、WWWブラウザ25が、入
力コマンドの種別を判定し(S22)、インターネット
27上に格納されているホームページの情報をディスプ
レイ24に表示する(S23)。
【0051】そして、現在表示しているホームページの
HTML形式の文書を、WWWブラウザ25から情報要
約処理部28が受け取り、HTML形式で対応表現され
たホームページの情報に含まれている各情報の重要度を
抽出する。
【0052】HTML文書は、機能名を「<」、「>」
で囲まれたタグによって表現された文書である。このタ
グには、ホームページのタイトル、章見出し、強調等の
機能が用意され、たとえば、「<TITLE>日本の将
来</TITLE>」に着目すると、「<TITLE
>」と「</TITLE>」とによって囲まれた「日本
の将来」がこのホームページのタイトル文である。これ
らのタグに注目すると、ホームページの情報にはある程
度の重要度情報が予め含められていると考えることがで
き、したがて、HTML文書の中から、そのHTML文
書を構成している各情報の重要度を求めることができ
る。
【0053】図9は、ホームページ情報の一例を示す図
である。図10は、図9に示したホームページ情報をH
TML文書によって示した図である。図11は、上記実
施例において、HTMLタグと重要度との対応の一例を
示す図である。図12は、図11に示す重要度情報に基
づいて、図10に示すHTML文書から作成した文書情
報と重要度とを示す対応表の一例を示す図である。
【0054】音声読み上げ装置200において、図11
に示すようなHTMLタグと重要度とが対応している対
応表を用意し、図10に示すホームページを表現するH
TML文書を情報要約処理部28が受け取った場合、図
11に示すHTMLタグと重要度とが対応している対応
表を参照しながら、HTML文書の先頭から操作し、上
記対応表に含まれるタグを発見すると、この発見された
タグに対応する重要度の数値と、上記タグに囲まれてい
る文書とを抜き出すことによって、図12に示すよう
に、所定情報とその所定情報の重要度情報とが対応して
いる対応表を作成する。
【0055】ところで、上記対応表に含まれない情報
は、音声読み上げに必要のない情報であると判断し、こ
れを対応表には含めない。上記操作を、HTML文書の
最後尾まで繰り返す。
【0056】図12に示す対応表は、その右に、情報が
書き込まれ、その左に、その情報の重要度を示す数値が
書き込まれている表であり、HTML文書の先頭から順
に操作した結果を対応表の上から順に格納したものであ
る。
【0057】図12において、たとえば、「<H1>」
と「</H1>」とによって囲まれ、見出しレベルが1
である「はじめに」は、上記対応表に、重要度5として
格納され、通常の文章である「このたびは、本製品のご
購入を…」という文章は、重要度1として格納され、見
出しレベルが1である「ご紹介」は、重要度5として格
納され、見出しレベルが2である「本製品の特徴」は、
重要度4として格納されている。なお、上記見出しレベ
ルは、その見出しの文字の大きさ等、見出しを強調する
度合いをしめすものである。
【0058】そして、情報要約処理部28は、ステップ
S24で得られた重要度情報とその情報とによって構成
されている対応表を、ホームページ情報要約データベー
ス29に格納する(S25)。
【0059】次に、入力部26は、ディスプレイ24に
表示されている画面を、利用者がどの程度の速度でスク
ロールさせているかを取得する。たとえば、1秒間にス
クロールしているドット数または行数を取得する。この
実施例では、1秒間にスクロールさせている行数を、利
用者がスクロールしている速度として考える(S2
6)。
【0060】図13は、音声読み上げ装置200におけ
るスクロール速度−重要度対応表31を示す図である。
【0061】スクロール速度−重要度対応表31は、ブ
ラウザ画面のスクロール速度と、そのときに読み上げら
れるべき情報の重要度とが対応している対応表である。
図13において、1秒間に3行スクロールさせていると
きには、重要度を「3」と設定し、1秒間に4行スクロ
ールさせているときには、重要度を「4」と設定し、1
秒間に5行以上スクロールさせているときには、重要度
を「5」と設定している。
【0062】また、ホームページにおける表示位置を取
得する。この表示位置として、たとえば、ホームページ
の文章中の行数、情報の先頭からの文字数を用いてもよ
い。
【0063】次に、利用者が現在表示させているホーム
ページの位置を、入力部26から情報選択部30が受け
取り、ホームページ情報要約データベース29を参照
し、利用者が現在表示させているホームページの位置に
応じて、該当する位置情報を探し出し、この探し出され
た位置情報を、読み上げポインタとしてデータベース上
に設定する(S27)。
【0064】そして、WWWブラウザ25の画面をスク
ロールする速度を、入力部26から情報選択部30が受
け取り、画面をスクロールさせる速度と、読み上げるべ
き情報の重要度とが対応されているスクロール速度−重
要度対応表31を参照し、画面をスクロールさせる速度
に基づいて、読み上げるべき情報の重要度の数値を得る
(S28)。
【0065】次に、情報選択部30は、ステップS27
で設定された読み上げポインタが示す情報をホームペー
ジ情報要約データベース29の中から参照する(S2
9)。
【0066】そして、読み上げポインタが示す情報の重
要度の数値と、画面をスクロールさせている速度に対応
する重要度の数値とを比較し(S30)、読み上げポイ
ンタが示す情報の重要度の数値が、読み上げ速度に対応
する重要度の数値以上であれば、読み上げポインタが現
在示す情報をホームページ情報要約データベース29か
ら取り出し、これを音声合成装置33に送り(S3
1)、情報選択部30が、ホームページ情報要約データ
ベース29上の読み上げポインタを次の情報に進める
(S32)。そして、情報選択部30で抽出された情報
を音声合成装置33が音声に変換し、スピーカ32から
再生する(S33)。
【0067】一方、読み上げポインタが示す情報の重要
度の数値が、読み上げ速度に対応する重要度の数値未満
であれば、読み上げポインタが示す情報をホームページ
情報要約データベース29から取り出さずに、ホームペ
ージ情報要約データベース29上の読み上げポインタを
次の情報に進める(S32)。
【0068】つまり、基本的には、スクロールの速度が
ある程度速ければ、ポインタが示す情報を読み上げな
い。ただし、スクロールの速度がある程度速くても、ポ
インタが示す情報の重要度がある程度高ければ、その情
報を読み上げる。
【0069】そして、再びステップS26に戻り、入力
部26から読み上げ中止の指示があるか、またはホーム
ページ情報の最後尾の処理が終わる間まで、上記処理
(S26〜S33)を実行する。
【0070】図14は、音声読み上げ装置200におい
て、スクロール速度と、読み上げるべき要約の内容との
関係の例を示す図である。
【0071】図14において、スクロール速度を5に設
定した場合、要約として「はじめにご紹介」のみが音声
再生されるが、スクロール速度を3に設定した場合、
「はじめに ご紹介 本製品の特徴 高コストパフォー
マンス 処理能力が…………」のように多くの文章が要
約として音声再生され、スクロール速度が速い程、音声
合成される文章が短く、スクロール速度が遅い程、多く
の文章が音声合成される。
【0072】つまり、上記実施例において、マルチメデ
ィア情報に含まれる個々の情報のそれぞれに、各重要度
に応じて重み付け情報が付加され、この付与された重み
付け情報に応じて、音声合成する文章の長さが変わるの
で、本を流し読みするような感覚で、情報を「聞き流
す」ことができる。
【0073】本の上で目線を走らせることによって流し
読みし、情報の要約を素早く参照するようにしている
が、しかし、本を読み上げる場合、従来、音声の再生ス
ピードを速めることによって、テープやレコードの早回
しのような音声でしか、情報を早く聞くことができず、
情報の要約はおろか、何を言っているのか理解すらでき
ない場合が多い。しかし、上記実施例では、マルチメデ
ィア情報の中から、要点を抜き出して読み上げるので、
情報の要約を素早く知ることができ、また、要点を読み
上げている途中で、所望の内容について詳しく知りたい
場合、その要点が含まれている元の情報を読み上げるの
で、本のページをパラパラとめくりながら、所望の情報
を探し出すことができ、パラパラとページをめくって目
で情報を探すと同様に、パラパラとページをめくって耳
で情報を探すことができる。
【0074】また、上記と同様に、重み付け情報に基づ
いて、インターネットのホームページ情報に関して目次
を作成し、利用者が情報の読み上げ位置を指定する際
に、この作成された目次に基づいて、読み上げ位置を利
用者が選択することができる。
【0075】つまり、上記実施例は、インターネットの
ホームページ情報を閲覧するシステムにおける音声読み
上げ方法において、上記ホームページ情報に予め含まれ
ている見出しタグまたは強調タグ情報を参照し、上記ホ
ームページの画面をスクロールする速度と、その速度で
読み上げられるべき情報とが対応している対応表を作成
する対応表作成段階と、上記ディスプレイに表示されて
いるホームページ情報をスクロールする速度に対応する
情報のうちで所定の情報を上記対応表から取り出すこと
によって、上記ホームページ情報の要約を作成する要約
作成段階と、上記ホームページ情報をスクロールする速
度に応じた上記要約を音声で再生する要約音声再生段階
とを有するマルチメディア情報閲覧システムにおける音
声読み上げ方法である。
【0076】この実施例によれば、ホームページ情報を
HTMLの言語構造に含まれる見出しタグや強調タグ等
の情報を用いて、ブラウザシステムの画面を利用者がス
クロールする速度と、そのとき読み上げられるべき情報
とを対応表化することによって、ブラウザシステムの画
面を利用者が速めにスクロールさせると、ホームページ
情報の要約を読み上げ、利用者が遅めにスクロールさせ
ると、より詳細な内容を読み上げるので、ホームページ
情報を短時間で理解することができる。
【0077】ところで、上記各実施例を、記録媒体の発
明として把握することができる。つまり、上記実施例
は、所定のマルチメディア情報をディスプレイに表示す
る表示速度と上記表示速度で読み上げられるべき情報と
が対応している対応表を作成する対応表作成手順と、上
記ディスプレイに表示すべき情報のうちで所定の情報を
上記対応表から取り出すことによって、上記マルチメデ
ィア情報の要約を生成する要約生成手順と、上記生成さ
れた要約を音声で再生する要約音声再生手順とをコンピ
ュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体の例である。
【0078】また、上記実施例は、ディスプレイに表示
されている本型マルチメディア情報の本のページをめく
る速度と、その速度で読み上げられるべき情報とが対応
している対応表を作成する対応表作成手順と、上記ディ
スプレイに表示されている本のページをめくる速度に対
応する情報のうちで所定の情報を上記対応表から取り出
すことによって、上記本型マルチメディア情報の要約を
作成する要約作成手順と、上記ページをめくる速度に応
じた上記要約を音声で再生する要約音声再生手順とをコ
ンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体の例である。
【0079】さらに、上記実施例は、インターネットの
ホームページ情報に予め含まれている見出しタグまたは
強調タグ情報を参照し、上記ホームページの画面をスク
ロールする速度と、その速度で読み上げられるべき情報
とが対応している対応表を作成する対応表作成手順と、
ディスプレイに表示されている上記ホームページ情報を
スクロールする速度に対応する情報のうちで所定の情報
を上記対応表から取り出すことによって、上記ホームペ
ージ情報の要約を作成する要約作成手順と、上記ホーム
ページ情報をスクロールする速度に応じた上記要約を音
声で再生する要約音声再生手順とをコンピュータに実行
させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体の例である。
【0080】なお、上記記録媒体としては、FD、C
D、DVD、HD、光ディスク、光磁気ディスク、半導
体メモリ等が考えられる。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、音声の再生速度につい
て利用者が意識せずに、表示されている情報と同じよう
に再生音声情報を流し読みすることができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるマルチメディア情
報閲覧システムにおける音声読み上げ装置100を示す
ブロック図である。
【図2】音声読み上げ装置100の動作を示すフローチ
ャートである。
【図3】上記実施例に使用することができる本型情報の
一例を示す図である。
【図4】上記実施例において、図3示す本型情報に関す
る重要度の対応表の一例を示す図である。
【図5】上記実施例において、本をめくる速度と、その
ときに読み上げられるべき情報の重要度とが対応してい
る対応表である。
【図6】図3に示す本型情報について、本のページをめ
くる速度と、読み上げるべき要約の内容との関係の例を
示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例であるマルチメディア情
報閲覧システムにおける音声読み上げ装置200を示す
ブロック図である。
【図8】音声読み上げ装置200の動作を示すフローチ
ャートである。
【図9】ホームページ情報の一例を示す図である。
【図10】図9に示したホームページ情報をHTML文
書によって示した図である。
【図11】上記実施例において、HTMLタグと重要度
との対応例を示す図である。
【図12】図11に示す重要度情報に基づいて、図10
に示すHTML文書から作成した文書情報と重要度とを
示す対応表の一例を示す図である。
【図13】音声読み上げ装置200におけるスクロール
速度−重要度対応表31を示す図である。
【図14】音声読み上げ装置200において、スクロー
ル速度と、読み上げるべき要約の内容との関係の例を示
す図である。
【符号の説明】
100、200……… 音声読み上げ装置、 1、24…ディスプレイ、 2…画面情報制御部、 3、26…入力部、 4…本型情報格納データベース、 5、28…情報要約処理部、 6…本型情報要約データベース、 7、30…情報選択部、 8…本めくり速度−重要度対応表、 10、33…音声合成装置。 25…WWWブラウザ、 27…インターネット、 29…ホームページ情報要約データベース、 31…スクロール速度−重要度対応表。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 健也 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 小澤 英昭 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B075 ND16 NS01 PQ02 PQ04 PQ66 PQ67 PR08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチメディア情報を閲覧するシステム
    における音声読み上げ方法において、 所定の上記マルチメディア情報をディスプレイに表示す
    る表示速度と、上記表示速度で読み上げられるべき情報
    とが対応している対応表を作成する対応表作成段階と;
    上記ディスプレイに表示すべき情報のうちで所定の情報
    を上記対応表から取り出すことによって、上記マルチメ
    ディア情報の要約を生成する要約生成段階と;上記生成
    された要約を音声で再生する要約音声再生段階と;を有
    することを特徴とするマルチメディア情報閲覧システム
    における音声読み上げ方法。
  2. 【請求項2】 本型マルチメディア情報を閲覧するシス
    テムにおける音声読み上げ方法において、 ディスプレイに表示されている本のページをめくる速度
    と、その速度で読み上げられるべき情報とが対応してい
    る対応表を作成する対応表作成段階と;上記ディスプレ
    イに表示されている本のページをめくる速度に対応する
    情報のうちで所定の情報を上記対応表から取り出すこと
    によって、上記本型マルチメディア情報の要約を作成す
    る要約作成段階と;上記ページをめくる速度に応じた上
    記要約を音声で再生する要約音声再生段階と;とを有す
    ることを特徴とするマルチメディア情報閲覧システムに
    おける音声読み上げ方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 要約音声再生段階は、上記ディスプレイに表示されてい
    る本のページを速くめくることによって、上記ディスプ
    レイに表示されている本の見出しを音声で再生し、一
    方、上記ディスプレイに表示されている本のページを遅
    くめくることによって、上記見出しに対応する詳細な内
    容の文章を音声で再生する段階であることを特徴とする
    マルチメディア情報閲覧システムにおける音声読み上げ
    方法。
  4. 【請求項4】 インターネットのホームページ情報を閲
    覧するシステムにおける音声読み上げ方法において、 上記ホームページ情報に予め含まれている見出しタグま
    たは強調タグ情報を参照し、上記ホームページの画面を
    スクロールする速度と、その速度で読み上げられるべき
    情報とが対応している対応表を作成する対応表作成段階
    と;ディスプレイに表示されているホームページ情報を
    スクロールする速度に対応する情報のうちで所定の情報
    を上記対応表から取り出すことによって、上記ホームペ
    ージ情報の要約を作成する要約作成段階と;上記ホーム
    ページ情報をスクロールする速度に応じた上記要約を音
    声で再生する要約音声再生段階と;とを有することを特
    徴とするマルチメディア情報閲覧システムにおける音声
    読み上げ方法。
  5. 【請求項5】 所定のマルチメディア情報をディスプレ
    イに表示する表示速度と、上記表示速度で読み上げられ
    るべき情報とが対応している対応表を作成する対応表作
    成手順と;上記ディスプレイに表示すべき情報のうちで
    所定の情報を上記対応表から取り出すことによって、上
    記マルチメディア情報の要約を生成する要約生成手順
    と;上記生成された要約を音声で再生する要約音声再生
    手順と;をコンピュータに実行させるためのプログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 ディスプレイに表示されている本型マル
    チメディア情報の本のページをめくる速度と、その速度
    で読み上げられるべき情報とが対応している対応表を作
    成する対応表作成手順と;上記ディスプレイに表示され
    ている本のページをめくる速度に対応する情報のうちで
    所定の情報を上記対応表から取り出すことによって、上
    記本型マルチメディア情報の要約を作成する要約作成手
    順と;上記ページをめくる速度に応じた上記要約を音声
    で再生する要約音声再生手順と;をコンピュータに実行
    させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
  7. 【請求項7】 インターネットのホームページ情報に予
    め含まれている見出しタグまたは強調タグ情報を参照
    し、上記ホームページの画面をスクロールする速度と、
    その速度で読み上げられるべき情報とが対応している対
    応表を作成する対応表作成手順と;ディスプレイに表示
    されている上記ホームページ情報をスクロールする速度
    に対応する情報のうちで所定の情報を上記対応表から取
    り出すことによって、上記ホームページ情報の要約を作
    成する要約作成手順と;上記ホームページ情報をスクロ
    ールする速度に応じた上記要約を音声で再生する要約音
    声再生手順と;をコンピュータに実行させるためのプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
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