JP2000228598A - 寸法安定性が高い電磁波吸収体 - Google Patents

寸法安定性が高い電磁波吸収体

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JP2000228598A
JP2000228598A JP11030616A JP3061699A JP2000228598A JP 2000228598 A JP2000228598 A JP 2000228598A JP 11030616 A JP11030616 A JP 11030616A JP 3061699 A JP3061699 A JP 3061699A JP 2000228598 A JP2000228598 A JP 2000228598A
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powder
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Shinichiro Yahagi
慎一郎 矢萩
Hiroshi Endo
博司 遠藤
Kazuhisa Tsutsui
和久 筒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 5GHzまたはそれを超える高い周波数領域で
使用するシート形状の電磁波吸収体であって、通常の使
用時に想定される温度上昇がひきおこす寸法の変化を小
さく抑えることができ、したがって周波数特性に実質上
変動が生じないものを、量産に適しコストが低いロール
加工法により製造できるようにする。 【解決手段】 センダスト、パーマロイ、パーメンジュ
ール、電磁ステンレス、Fe−Cr合金、Fe−Si合
金、Fe−Cr−Al合金、鉄またはフェライトのよう
な軟磁性物質の粉末と、炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
ウム、水酸化アルミニウム、硫酸バリウム、タルク、ク
レー、ケイ酸またはケイ酸塩のような非磁性粉末ととも
に、両者の合計量が体積にして全体の50〜80%、好
ましくは55〜70%を占めるように、塩素化ポリエチ
レンのようなゴムの中に分散させたものを、ロール加工
によりシート状に成形して電磁波吸収体とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高い周波数、とく
に5GHz以上の領域で使用する電磁波吸収体の改良に関
し、温度が上昇しても変形しない、寸法安定性が高い電
磁波吸収体を提供する。
【0002】
【従来の技術】各種の電子機器からの電磁波の放出を避
け、また外部からの電磁波の干渉を防ぐために、さまざ
まな電磁波吸収体が考案され、使用されている。それら
の多くは、鉄やセンダストなどの軟磁性粉末をゴムまた
は合成樹脂のマトリクス中に分散させたものである。電
磁波吸収体の大部分のものは、カレンダーロールを用い
てシートに成形した形で使用されている。
【0003】この種のシート状電磁波吸収体は、対象と
する電磁波の周波数が数百メガヘルツからギガヘルツの
領域にある場合は、分散させる軟磁性合金の粉末とし
て、形状が扁平なものを使用するのが有利とされてい
る。一般にそのほうが、「リターンロス」で表される電
磁波吸収性能が高く得られるからである。そのため、軟
磁性粉末の製造法として水噴霧法を採用することが多
く、また場合によっては、粉末をボールミル処理して扁
平化した上で使用するなどの努力がなされている。
【0004】ところが、5GHz以上の領域で使用する電
磁波吸収体は、混合する軟磁性粉末の形状が球に近いも
のの方が、むしろ好ましいことがわかった。金属粉末を
マトリクス中に充填すべき割合も、このような高い周波
数領域においては、比較的低くなる。一方、高周波領域
ではシートの厚さと周波数特性との関係が密接になって
くるため、軟磁性粉末の充填量は、リターンロスのピー
クがみられる周波数をどのあたりにしたいかによって決
定されることになる。
【0005】このような条件のもとで電磁波吸収体のシ
ートを製造し、使用したところ、使用環境によって温度
が上昇した場合に、電磁波吸収能が低下することが経験
された。理由を調べてみると、シートが熱により変形
し、厚さが増したために周波数特性に変動が生じ、リタ
ーンロスのピークの周波数が低周波側に移動したためで
あることが判明した。前記したロールによるシート成形
は、加工後のシートに応力が残留する結果となり、残留
応力が熱によって開放されるときに、変形が引き起こさ
れるわけである。
【0006】従来の、5GHz未満の周波数領域で使用し
ていた電磁波吸収シートにおいてこのような問題が生じ
なかったのは、比較的扁平な軟磁性粉末の粒子が好んで
使用され、かつその充填率が高いため、加熱による残留
応力の開放に対して軟磁性粉末が補強効果を与え、シー
ト全体として変形に抵抗する度合いが高かったためと考
えられる。
【0007】熱による変形が生じないシートを製造する
手段としては、ロールを使用せずに加熱プレス成形を行
なうことがまず考えられるが、シートの厚さや大きさが
金型によって決定され設計の自由度が低いことと、量産
には向かないことがこの方法の欠点である。成形したシ
ートを加熱し、残留応力を開放してから使用すれば、そ
れ以上の変形は生じないが、この手法は、製品シートの
厚さの調整が難しくて実際的でないし、工程が増えるの
でコスト高になるという難点もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、シー
ト形状の電磁波吸収体であって、5GHzまたはそれを超
える高い周波数領域で使用するものにおいて、量産に適
しコストが低いロール加工法により製造可能であって、
通常の使用時に想定される温度上昇がひきおこす寸法の
変化を小さく抑えることができ、したがって周波数特性
に実質上変動が生じないものを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の温度変化に対す
る寸法安定性が高い電磁波吸収体は、軟磁性物質の粉末
を未加硫のゴムの中に分散させてなる電磁波吸収体にお
いて、軟磁性の粉末に加えて無機質で非磁性の粉末を、
軟磁性粉末と非磁性粉末とをあわせた量が体積にして全
体の50〜80%を占めるように添加し、シート状に成
形したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】シート状の電磁波吸収体を構成す
る軟磁性粉末としては、軟磁性を示す限り任意のものが
使用できるが、代表例を挙げれば、センダスト、パーマ
ロイ、パーメンジュール、電磁ステンレス、Fe−Cr
合金、Fe−Si合金、Fe−Cr−Al合金、鉄およ
びフェライトからえらんだものの粉末である。アスペク
ト比が2以下の、球に近い形状のものが好ましい。
【0011】非磁性粉末としては、無機物とくに酸化
物、炭酸塩、重炭酸塩、ケイ酸塩、リン酸塩などで、鉄
やクロムの酸化物のような、磁性を有する物質を除いた
ものが使用できる。具定例は、炭酸カルシウム、炭酸マ
グネシウム、水酸化アルミニウム、硫酸バリウム、タル
ク、クレー、ケイ酸およびケイ酸カルシウムやケイ酸ア
ルミニウムのようなケイ酸塩である。粒径が5μm以下
の粉末が好適である。
【0012】電磁波吸収シートの寸法安定性を確保する
ためには、前記のように、軟磁性粉末と非磁性粉末とを
あわせた量が、体積にして全体の50〜80%を占める
ように、マトリクスのゴムに配合する。50%に満たな
い配合では、効果が微弱である。一方で、あまり多量に
配合しても、効果が飽和する上に、シートへの加工に困
難が生じるから、80%が実際上の限界になる。好適な
添加量の範囲は、55〜70%である。
【0013】未加硫のゴムとしては、天然または合成の
各種弾性体が使用できるが、シート状の電磁化波吸収体
に常用されている塩素化ポリエチレンが、本発明におい
ても好適に使用できる。
【0014】
【実施例】Fe−7wt.%Cr−9wt.%Al合金の溶湯を
水噴霧して粉末化し、平均粒径18μmの軟磁性粉末を
用意した。この粉末のアスペクト比は、2以下である。
マトリクス材料としては、塩素化ポリエチレンゴムを使
用した。このゴムは、常用の安定剤と可塑剤とを、通常
の添加量の範囲で含有している。非磁性粉末としては、
炭酸カルシウムの粒径3μm以下の微粉末を使用した。
【0015】[実施例1]軟磁性粉末が13vol.%の一
定値をとるようにし、炭酸カルシウムの量を29vol.
%、35vol.%、41vol.%または47vol.%(したが
って両者の合計量ではそれぞれ42vol.%、48vol.
%、54vol.%または60vol.%となる)に選んでゴム
と混練し、各混合物をロール加工により厚さ1.3mmの
シートに成形した。
【0016】このシートを一辺30mmの正方形に切って
試験片とし、その表面において、正三角形の頂点の位置
にある3点を選んでマークした。空気恒温槽の温度を9
0℃に設定し、その中へ各試験片を入れて、1時間、3
時間または6時間保持した。取り出した試験片の3点間
の距離と厚さとを測定し、加熱による寸法の変化を追跡
した。
【0017】加熱1時間の試験片について、軟磁性粉末
および非磁性粉末の合計量と寸法の変化との関係をプロ
ットして、図1のグラフを得た。合計添加量が少ないサ
ンプルでは、ロール方向の縮みが大きく、かつ厚さが増
大しているが、合計添加量が多くなれば、どちらも顕著
に低下することを、このグラフは示している。ロール直
角方向の寸法変化は、合計添加量の大小にあまり支配さ
れないが、それでも多い方が少ない方よりも変化量が小
さい。
【0018】残留応力の開放がもたらす寸法変化のう
ち、最も重大なものは電磁波吸収シートの厚さの増大で
ある。前述のように、リターンロスのピークが位置する
周波数が、厚さの増大に伴って移動する(低周波側に)
ため、設計時に期待した性能が得られなくなる。そこ
で、上記した各合計添加量の試験片の厚さが、加熱時間
の長さに応じてどのように変化するかを記録して、図2
のグラフを得た。このグラフは、軟磁性粉末と非磁性粉
末との合計添加量が50vol.%以上になれば、厚さの増
大は20%以内で済むこと、60vol.%あれば変化は数
%に止まることを示し、また温度90℃においては、加
熱が1時間に及ばないうちに残留応力の開放が進んでし
まうことをも示している。
【0019】[比較例]炭酸カルシウムの添加をせず、
軟磁性粉末13vol.%だけをゴムに分散させた混合物の
シートを、実施例1と同様に90℃に1時間加熱して、
厚さの増大の度合いを調べるとともに、電磁波吸収性能
の周波数特性の変化を測定した。原寸、つまりロール加
工により得た製品シートの加熱前の寸法に対する、加熱
処理後の寸法の比率は、ロール方向には43%、ロール
直角方向に112%、厚さ方向には253%に達してい
た。リターンロスのピークが位置する周波数は、図3に
示すように、加熱前の30GHzから加熱後は10GHzに
移動していた。
【0020】[実施例2]軟磁性粉末の分散量を10vo
l.%、30vol.%または50vol.%とし、非磁性粉末の
添加量を、合計配合量が40vol.%、50vol.%、60
vol.%または70vol.%となるように選んで材料を混練
し、ロール加工により厚さ1.0mmのシートを製造し
た。シートから切り出した試験片を90℃に1時間加熱
した後、厚さ、ロール方向の長さ、およびロール直角方
向の長さの変化を調べた。
【0021】(厚さ)軟磁性粉末と非磁性粉末との合計
配合量が厚さの変化に及ぼす影響は図4に見るとおりで
あって、合計配合量が55ないし60vol.%に達すると
寸法安定化の効果が顕著であり、70vol.%で飽和する
傾向がうかがわれる。つぎに、軟磁性粉末の分散量が厚
さの変化に及ぼす影響をプロットして、図5の結果を得
た。軟磁性粉末の分散量が多いと厚さの変化が大きい傾
向があり、寸法安定性には非磁性粉末の方が寄与してい
ることが明らかである。ただし、この差異も、合計配合
量を高めると、ほとんど認められなくなる。
【0022】(ロール方向の長さ)軟磁性粉末と非磁性
粉末との合計配合量がロール方向の長さの変化に及ぼす
影響は、図6に見るとおりである。厚さの変化と同様
に、合計配合量が55ないし60vol.%に達すると寸法
安定化効果が顕著であり、70vol.%で変化がなくなる
ことがわかる。ただし、軟磁性粉末が多量の場合は、長
さの減少がゼロにならない。軟磁性粉末の分散量がロー
ル方向の長さの変化に及ぼす影響をプロットしたもの
が、図7である。軟磁性粉末の分散量が多いとロール方
向の長さの変化が大きい傾向は、厚さの変化でみたとこ
ろと同じであり、寸法安定性には非磁性粉末の方が寄与
していることが、ここでも明らかである。合計配合量を
高めると、この傾向が顕著でなくなる点も同じである。
【0023】(ロール直角方向の長さ)合計配合量がロ
ール直角方向の長さの変化に及ぼす影響は図8に見ると
おりであり、軟磁性粉末の分散量がロール直角方向の長
さの変化に及ぼす影響は、図9のグラフに示すとおりで
ある。傾向は一般にロール方向の長さの変化と反対に現
れるが、影響はそれより小さい。
【0024】
【発明の効果】本発明にしたがって、マトリクスを形成
するゴムに対して、軟磁性粉末とともに一定量の非磁性
粉末を配合したものをシートにすれば、使用状態で温度
が上昇しても、残留応力の開放がもたらす変形が最小限
に抑えられ、周波数特性が変化する心配のない電磁波吸
収シートが得られる。シートの成形は、量産に適し、厚
さの調節をはじめとする設計の自由度が高いロール加工
によることができ、コストを最低限にすることができ
る。
【0025】このようにして本発明は、5GHzまたはそ
れ以上の高い周波数領域において使用する電磁波吸収体
を製造したときに遭遇した、リターンロスのピークが得
られる周波数が使用中にシフトするという新たな問題を
解決し、安定した性能がを発揮する電磁波吸収体を提供
することができるから、各種電子機器類の発達を助け
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1のデータであって、一定量
の軟磁性粉末に種々の量の炭酸カルシウムを添加した試
験片の、加熱1時間の場合の変形量を、合計添加量との
関係で示したグラフ。
【図2】 本発明の実施例1のデータであって、一定量
の軟磁性粉末にとともに種々の量の炭酸カルシウムを添
加した試験片の、加熱1時間の場合の変形量を、合計添
加量との関係で示したグラフ。
【図3】 本発明の比較例のデータであって、13vol.
%の軟磁性粉末だけをゴムに分散させた電磁波吸収シー
トの、加熱前と加熱後とにおけるリターンロスの変動を
示すグラフ。
【図4】 本発明の実施例2のデータであって、種々の
量の軟磁性粉末に種々の量の炭酸カルシウムを添加して
合計添加量を変化させた試験片の、加熱1時間の場合に
ついて、厚さの変化を、合計添加量との関係で示したグ
ラフ。
【図5】 本発明の実施例2のデータであって、種々の
量の軟磁性粉末に種々の量の炭酸カルシウムを添加して
合計添加量を変化させた試験片の、加熱1時間の場合に
ついて、厚さの変化を軟磁性粉末の量との関係で示した
グラフ。
【図6】 本発明の実施例2のデータであって、種々の
量の軟磁性粉末に種々の量の炭酸カルシウムを添加して
合計添加量を変化させた試験片の、加熱1時間の場合に
ついて、ロール方向の長さの変化を、合計添加量との関
係で示したグラフ。
【図7】 本発明の実施例2のデータであって、種々の
量の軟磁性粉末に種々の量の炭酸カルシウムを添加して
合計添加量を変化させた試験片の、加熱1時間の場合に
ついて、ロール方向の長さの変化を、軟磁性粉末の量と
の関係で示したグラフ。
【図8】 本発明の実施例2のデータであって、種々の
量の軟磁性粉末に種々の量の炭酸カルシウムを添加して
合計添加量を変化させた試験片の、加熱1時間の場合に
ついて、ロール直角方向の長さの変化を、合計添加量と
の関係で示したグラフ。
【図9】 本発明の実施例2のデータであって、種々の
量の軟磁性粉末に種々の量の炭酸カルシウムを添加して
合計添加量を変化させた試験片の、加熱1時間の場合に
ついて、ロール直角方向の長さの変化を、本発明の実施
例2のデータであって、種々の量の軟磁性粉末に種々の
量の炭酸カルシウムを添加して合計添加量を変化させた
試験片の、加熱1時間の場合について、ロール直角方向
の長さの変化を、軟磁性粉末の量との関係で示したグラ
フ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟磁性物質の粉末を未加硫のゴムの中に
    分散させてなる電磁波吸収体において、軟磁性の粉末に
    加えて無機質で非磁性の粉末を、軟磁性粉末と非磁性粉
    末とをあわせた量が体積にして全体の50〜80%を占
    めるように添加し、シート状に成形したことを特徴とす
    る、温度変化に対する寸法安定性が高い電磁波吸収体。
  2. 【請求項2】 軟磁性粉末として、センダスト、パーマ
    ロイ、パーメンジュール、電磁ステンレス、Fe−Cr
    合金、Fe−Si合金、Fe−Cr−Al合金、鉄およ
    びフェライトからえらんだものの粉末であって、アスペ
    クト比が2以下の球に近い形状のものを使用した請求項
    1の電磁波吸収体。
  3. 【請求項3】 非磁性粉末として、炭酸カルシウム、炭
    酸マグネシウム、水酸化アルミニウム、硫酸バリウム、
    タルク、クレー、ケイ酸およびケイ酸塩から選んだもの
    の、粒径が5μm以下の粉末を使用した請求項1の電磁
    波吸収体。
  4. 【請求項4】 軟磁性粉末と非磁性粉末とをあわせた量
    が、体積にして全体の55〜70%を占める請求項1の
    電磁波吸収体。
  5. 【請求項5】 未加硫のゴムとして塩素化ポリエチレン
    を使用した請求項1の電磁波吸収体。
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