JP2000225507A - ネジ切りバイト - Google Patents
ネジ切りバイトInfo
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- JP2000225507A JP2000225507A JP11029558A JP2955899A JP2000225507A JP 2000225507 A JP2000225507 A JP 2000225507A JP 11029558 A JP11029558 A JP 11029558A JP 2955899 A JP2955899 A JP 2955899A JP 2000225507 A JP2000225507 A JP 2000225507A
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- JP
- Japan
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- tip
- mounting
- cemented carbide
- chip
- shank
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 7
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 abstract description 2
- 239000011195 cermet Substances 0.000 abstract description 2
- 239000000956 alloy Substances 0.000 abstract 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 abstract 1
- REDXJYDRNCIFBQ-UHFFFAOYSA-N aluminium(3+) Chemical class [Al+3] REDXJYDRNCIFBQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- 229910000997 High-speed steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910001315 Tool steel Inorganic materials 0.000 description 3
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral Effects 0.000 description 3
- 238000005219 brazing Methods 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、摩損時などにおいてもその取替え
作業を極めて簡単、かつ、確実に行うことが出来るのみ
ならず、チップ自体の切削寿命を長くすることが出来る
ネジ切りバイトを提供するものである。 【解決手段】 シャンク1の先部に所要形状の取付け台
座2が形成されると共に、該取付け台座2上に所要の取
付け部材5を介して角形チップ5が着脱自在に取付けら
れた構成よりなる。
作業を極めて簡単、かつ、確実に行うことが出来るのみ
ならず、チップ自体の切削寿命を長くすることが出来る
ネジ切りバイトを提供するものである。 【解決手段】 シャンク1の先部に所要形状の取付け台
座2が形成されると共に、該取付け台座2上に所要の取
付け部材5を介して角形チップ5が着脱自在に取付けら
れた構成よりなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として異径カプ
ラ内周面のメネジ切り加工に好適なネジ切りバイトに関
する。
ラ内周面のメネジ切り加工に好適なネジ切りバイトに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のネジ切りバイトとし
ては図5に示すものが知られており、これを同図に基づ
いて説明する。即ち、同図中、51は所要の長さを備え
た棒状のシャンク、52は該シャンク51の先部に段状
に切欠き形成されたフラット面状の取付け台座、53は
シャンク51の軸心と直交すべく該取付け台座52にロ
ウ付け手段等を介して固着された略剣状チップで、該チ
ップ53は炭素工具鋼や高速度鋼などの材質より形成さ
れている。
ては図5に示すものが知られており、これを同図に基づ
いて説明する。即ち、同図中、51は所要の長さを備え
た棒状のシャンク、52は該シャンク51の先部に段状
に切欠き形成されたフラット面状の取付け台座、53は
シャンク51の軸心と直交すべく該取付け台座52にロ
ウ付け手段等を介して固着された略剣状チップで、該チ
ップ53は炭素工具鋼や高速度鋼などの材質より形成さ
れている。
【0003】そして、上述の如く構成された従来例は、
旋盤など所要の工作機械にセットせしめ、異径カプラの
内周面に所要のメネジ切り加工せしめるものとされてい
る。
旋盤など所要の工作機械にセットせしめ、異径カプラの
内周面に所要のメネジ切り加工せしめるものとされてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
例は、シャンク51の取付け台座52にチップ53をロ
ウ付けなどの手段により固着せしめたにすぎないもので
あるから、次の欠点を有するものである。まず第1に、
チップ53は炭素工具鋼や高速度鋼などの材質により形
成されているものであるから、切削熱に対する抵抗が小
さく、摩耗して非常に摩損されやすいものであり、その
度に一々新たに取替える必要があるものである。しかし
ながら、チップ53はロウ付け手段により固着せしめら
れているから、その取替え作業が非常に面倒で手間がか
かり、極めてその取替え作業能率が悪いものである。第
2に、チップ53は一端部が略剣状に形成されたにすぎ
ないものであるから、切削個所はその先部にのみ限定さ
れ、他の個所は切削機能を有しないものである。このた
め、チップ53の先部が摩損した場合には、チップ53
自体が切削機能を喪失するものとなり、ひいては、非常
に切削寿命が短いものとなって切削経済効率が悪いもの
である。
例は、シャンク51の取付け台座52にチップ53をロ
ウ付けなどの手段により固着せしめたにすぎないもので
あるから、次の欠点を有するものである。まず第1に、
チップ53は炭素工具鋼や高速度鋼などの材質により形
成されているものであるから、切削熱に対する抵抗が小
さく、摩耗して非常に摩損されやすいものであり、その
度に一々新たに取替える必要があるものである。しかし
ながら、チップ53はロウ付け手段により固着せしめら
れているから、その取替え作業が非常に面倒で手間がか
かり、極めてその取替え作業能率が悪いものである。第
2に、チップ53は一端部が略剣状に形成されたにすぎ
ないものであるから、切削個所はその先部にのみ限定さ
れ、他の個所は切削機能を有しないものである。このた
め、チップ53の先部が摩損した場合には、チップ53
自体が切削機能を喪失するものとなり、ひいては、非常
に切削寿命が短いものとなって切削経済効率が悪いもの
である。
【0005】本発明は、かかる従来の問題点を一挙に解
決し、摩損時などにおいてもその取替え作業を極めて簡
単、かつ、確実に行うことが出来るのみならず、チップ
自体の切削寿命を長くすることが出来るネジ切りバイト
を提供しようとするものである。
決し、摩損時などにおいてもその取替え作業を極めて簡
単、かつ、確実に行うことが出来るのみならず、チップ
自体の切削寿命を長くすることが出来るネジ切りバイト
を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、シャン
ク1の先部に所要形状の取付け台座2が形成されると共
に、該取付け台座2上に所要の取付け部材5を介して角
形チップ5が着脱自在に取付けられてなることを特徴と
する、ネジ切りバイトを要旨とするものである。
ク1の先部に所要形状の取付け台座2が形成されると共
に、該取付け台座2上に所要の取付け部材5を介して角
形チップ5が着脱自在に取付けられてなることを特徴と
する、ネジ切りバイトを要旨とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に示す一実施例について説明する。図1乃至図4は本
発明の一実施例を示すもので、同図中、1は先部が小径
状とされた所要の長さを有する棒状シャンク、2は該シ
ャンク1の先端部に横向き状に凹設された正方形状の取
付け台座、3は該取付け台座2の中心に形成されたネジ
孔である。そして、上記の取付け台座2は、後記する超
硬チップ4を好適な切削角度に設定せしめるべくシャン
ク1の軸心に対して0゜〜5゜の角度αをもって先端方
向に傾斜せしめられると共に、シャンク1の半径方向に
対して5゜〜25゜の角度βをもって外側方に傾斜せし
められている。4は取付けネジ5をネジ孔3に螺合せし
めることにより取付け台座2に着脱自在に取付けられた
正方形状の超硬チップで、該超硬チップ4は中心に取付
け孔6を備えた穴あきネガチブチップ状に構成されると
共に、超硬合金、サ−メット、セラミックスなどの超硬
材質より形成されている。その他、7は貫通孔8を備え
た異径カプラを示す。
面に示す一実施例について説明する。図1乃至図4は本
発明の一実施例を示すもので、同図中、1は先部が小径
状とされた所要の長さを有する棒状シャンク、2は該シ
ャンク1の先端部に横向き状に凹設された正方形状の取
付け台座、3は該取付け台座2の中心に形成されたネジ
孔である。そして、上記の取付け台座2は、後記する超
硬チップ4を好適な切削角度に設定せしめるべくシャン
ク1の軸心に対して0゜〜5゜の角度αをもって先端方
向に傾斜せしめられると共に、シャンク1の半径方向に
対して5゜〜25゜の角度βをもって外側方に傾斜せし
められている。4は取付けネジ5をネジ孔3に螺合せし
めることにより取付け台座2に着脱自在に取付けられた
正方形状の超硬チップで、該超硬チップ4は中心に取付
け孔6を備えた穴あきネガチブチップ状に構成されると
共に、超硬合金、サ−メット、セラミックスなどの超硬
材質より形成されている。その他、7は貫通孔8を備え
た異径カプラを示す。
【0008】上述の如く構成された実施例は、従来例と
同様に、旋盤など所要の工作機械にセットせしめ、異径
カプラ7の内周面に所要のメネジ切り加工せしめるもの
である。そして、このさい、シャンク1の取付け台座2
に正方形状の超硬チップ4が着脱自在に取付けられてい
るから、高速でもって能率よくネジ切り加工せしめるこ
とが出来るのみならず、超硬チップ4が摩損した場合に
はその取替え作業を極めて簡単に行うことが出来る。し
かも、超硬チップ4は正方形状とされているから、所要
の角部が摩損した場合には他の角部を使用することが出
来るものであり、全体として超硬チップ4の寿命を著し
く長くすることが出来るものである。また、取付け台座
2は所要の傾斜角度α・βをもって凹設されているか
ら、超硬チップ4の取付け時における位置決め作業が不
要であり、常に一定の角度でもって迅速、かつ、確実
に、しかも容易に取付けることが出来るものである。
同様に、旋盤など所要の工作機械にセットせしめ、異径
カプラ7の内周面に所要のメネジ切り加工せしめるもの
である。そして、このさい、シャンク1の取付け台座2
に正方形状の超硬チップ4が着脱自在に取付けられてい
るから、高速でもって能率よくネジ切り加工せしめるこ
とが出来るのみならず、超硬チップ4が摩損した場合に
はその取替え作業を極めて簡単に行うことが出来る。し
かも、超硬チップ4は正方形状とされているから、所要
の角部が摩損した場合には他の角部を使用することが出
来るものであり、全体として超硬チップ4の寿命を著し
く長くすることが出来るものである。また、取付け台座
2は所要の傾斜角度α・βをもって凹設されているか
ら、超硬チップ4の取付け時における位置決め作業が不
要であり、常に一定の角度でもって迅速、かつ、確実
に、しかも容易に取付けることが出来るものである。
【0009】なお、上記実施例において、チップ4は超
硬合金などの材質より形成されているが、炭素工具鋼や
高速度鋼により形成せしめてもよいものである。また、
チップ4は正方形状とされているが、これに限定される
ものでなく、必要に応じて三角形、五角形、六角形、長
方形、あるいは菱形など所要の角形状に形成せしめても
よいものである。このさい、取付け台座2の形状もこれ
に対応して形成せしめるものであること、勿論である。
さらに、被ネジ切り材として異径カプラ7が示されてい
るが、これに限定されるものでなく、他の被ネジ切り材
にも適用せしめることが出来るものである。
硬合金などの材質より形成されているが、炭素工具鋼や
高速度鋼により形成せしめてもよいものである。また、
チップ4は正方形状とされているが、これに限定される
ものでなく、必要に応じて三角形、五角形、六角形、長
方形、あるいは菱形など所要の角形状に形成せしめても
よいものである。このさい、取付け台座2の形状もこれ
に対応して形成せしめるものであること、勿論である。
さらに、被ネジ切り材として異径カプラ7が示されてい
るが、これに限定されるものでなく、他の被ネジ切り材
にも適用せしめることが出来るものである。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば以上の次第で、シャンク
1の先部に所要形状の取付け台座2が形成されると共
に、該取付け台座2上に所要の取付け部材5を介して角
形チップ5が着脱自在に取付けられているから、高速で
もって能率よくネジ切り加工せしめることが出来るのみ
ならず、チップ4が摩損した場合にはその取替え作業を
極めて簡単、かつ、スピ−デイ−に行うことが出来る。
しかも、チップ4は角形状とされているから、所要の角
部が摩損した場合においても他の角部をチップとして使
用することが出来るものであり、全体としてチップ4の
寿命を著しく長くせしめることが出来るものである。
1の先部に所要形状の取付け台座2が形成されると共
に、該取付け台座2上に所要の取付け部材5を介して角
形チップ5が着脱自在に取付けられているから、高速で
もって能率よくネジ切り加工せしめることが出来るのみ
ならず、チップ4が摩損した場合にはその取替え作業を
極めて簡単、かつ、スピ−デイ−に行うことが出来る。
しかも、チップ4は角形状とされているから、所要の角
部が摩損した場合においても他の角部をチップとして使
用することが出来るものであり、全体としてチップ4の
寿命を著しく長くせしめることが出来るものである。
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】実施例の要部を示す側面図である。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図4】実施例の使用状態を示す一部拡大断面図であ
る。
る。
【図5】従来例を示す斜視図である。
1 シャンク 2 取付け台座 4 超硬チップ 5 取付けネジ
Claims (3)
- 【請求項1】シャンク1の先部に所要形状の取付け台座
2が形成されると共に、該取付け台座2上に所要の取付
け部材5を介して角形チップ5が着脱自在に取付けられ
てなることを特徴とする、ネジ切りバイト。 - 【請求項2】チップ4が穴あきネガチブチップ状に形成
されると共に、該チップ4を着脱自在に嵌着せしめるべ
く取付け台座2がそれとほぼ同形状に形成されてなるこ
とを特徴とする、請求項1記載のネジ切りバイト。 - 【請求項3】取付け台座2はシャンク1の軸心に対して
0゜〜5゜の角度αをもって先端方向に傾斜せしめられ
ると共に、シャンク1の半径方向に対して5゜〜25゜
の角度βをもって外側方に傾斜せしめられてなることを
特徴とする、請求項1及び請求項2記載のネジ切りバイ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11029558A JP2000225507A (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | ネジ切りバイト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11029558A JP2000225507A (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | ネジ切りバイト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000225507A true JP2000225507A (ja) | 2000-08-15 |
Family
ID=12279480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11029558A Pending JP2000225507A (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | ネジ切りバイト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000225507A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106735628A (zh) * | 2017-02-27 | 2017-05-31 | 丹棱联合机械实业有限公司 | 一种高效精密加工长螺纹孔的工艺 |
CN114160824A (zh) * | 2021-12-20 | 2022-03-11 | 深圳市中天超硬工具股份有限公司 | 一种pcd螺纹车刀及其制造方法 |
-
1999
- 1999-02-08 JP JP11029558A patent/JP2000225507A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106735628A (zh) * | 2017-02-27 | 2017-05-31 | 丹棱联合机械实业有限公司 | 一种高效精密加工长螺纹孔的工艺 |
CN114160824A (zh) * | 2021-12-20 | 2022-03-11 | 深圳市中天超硬工具股份有限公司 | 一种pcd螺纹车刀及其制造方法 |
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