JP2000225431A - スラスト玉軸受の軌道輪の製造方法及びその成形金型 - Google Patents

スラスト玉軸受の軌道輪の製造方法及びその成形金型

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JP2000225431A
JP2000225431A JP11025189A JP2518999A JP2000225431A JP 2000225431 A JP2000225431 A JP 2000225431A JP 11025189 A JP11025189 A JP 11025189A JP 2518999 A JP2518999 A JP 2518999A JP 2000225431 A JP2000225431 A JP 2000225431A
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punch
forming
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thrust ball
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Seiji Osumi
誠治 大角
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NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2360/00Engines or pumps
    • F16C2360/42Pumps with cylinders or pistons

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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 取付け穴と円形軌道溝の位置精度の高いスラ
スト玉軸受用軌道輪の製造方法及びその方法に用いられ
る低コストで精度の高い成形金型を提供すること。 【解決手段】 軌道溝列7を成形する成形部と、取付け
穴4を加工する穴あけ加工部とを有するプレス成形用の
金型を用い、軌道溝列の成形と取付け穴の穴あけ加工を
行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スラスト玉軸受
の軌道輪の製造方法及びその成形金型に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】プレス成形品の軌道輪を用いたスラスト
玉軸受として、例えばスクロール型コンプレッサの旋回
軸受として用いられるものが従来から知られている。こ
のスラスト玉軸受は図7及び図8に示すように、環状の
対向一対の軌道輪1の対向面のピッチ円上に一定ピッチ
で多数の円形軌道溝2を設け、両方の軌道輪1を上記円
形軌道溝2の溝底円の直径Pだけずらせて対向させ、相
い対向した円形軌道溝2間にボール3を介在している。
【0003】これらの各軌道輪1の内周縁に沿った中心
対称の位置に一対の取付け穴4が設けられる。
【0004】上記の軌道輪1をプレス成形によって製造
する従来の方法は、図9(a)に示すように、円形の金
属板素材5の中心対称の位置に予め設けた一対の案内穴
6を位置基準とし、プレス成形により円形軌道溝2を一
定ピッチで形成し、これらの集合により軌道溝列7を形
成する(図9(b)参照)。次に同じく前記の案内穴6
を位置基準として、一対の取付け穴4を打ち抜き、同時
に内周縁の内側を打抜き屑8として打ち抜いて環状の軌
道輪1を得る。
【0005】なお、上記の取付け穴4は、このスラスト
玉軸受を取付ける際に使用されるものである。
【0006】上記のような従来の製造方法において用い
られる成形金型は、上金型と下金型の対向面に、それぞ
れ円形軌道溝2をプレス成形するための雄成形面と雌成
形面を直接設けたものである。
【0007】上記の成形金型によって円形軌道溝2をプ
レス成形するとき、及び取付け穴4を打抜き加工すると
きのいずれにおいても案内穴6を位置基準としている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
製造方法によると、円形軌道溝2をプレス成形する際及
び取付け穴4を打抜き加工する際における金型自体の位
置ずれ、そして案内穴6と位置決め治具(金型の一部)
との間の隙間の存在により、取付け穴4と円形軌道溝2
との間に位置ずれが生じる不具合がある。
【0009】取付け穴4と円形軌道溝2間の位置ずれ
は、加工の際に縦横方向に生じる芯ずれや、回転方向の
芯ずれがあるが、実際はこれら2種類のずれが合成さ
れ、複雑な位置関係となる。このような状態で、軸受が
前述のような旋回軸受として用いられ旋回運動すると、
一部の円形軌道溝2に負荷が集中し、その結果軸受寿命
を短くするという問題が生じる。
【0010】また、上記の成形金型は上下の金型の全て
の雄雌の成形面を精度良く嵌合させるために、金型全体
の製作精度を上げる必要があり、また部分的な成形面の
損傷であっても金型全体を廃棄しなければならないこと
があり、金型のコストが高くつく問題がある。
【0011】そこで、この発明の課題は、取付け穴と円
形軌道溝の位置精度の高い軌道輪の製造方法及びその方
法に用いられる低コストで精度の高い成形金型を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明に係る第1の製造方法は、環状の金属板
のピッチ円上に多数の円形軌道溝から成る軌道溝列を設
けたスラスト玉軸受の軌道輪を製造する方法において、
金型本体と該金型本体に周方向に複数配置された円形軌
道溝成形部材とからなる成形金型を用い、上記の軌道溝
列のプレス成形を行うようにしたものである。
【0013】上記の方法を実施するための成形金型は、
上金型と下金型との組合わせからなり、上記の上金型
は、上金型本体と、一つのピッチ円上に配置した所要数
の上型成形ポンチとからなり、上記の下金型は、下金型
本体と、上記の上型成形ポンチに対向して配置された下
型成形ポンチとからり、上記の上型成形ポンチと下型成
形ポンチの対向面に、それぞれスラスト玉軸受の円形軌
道溝の雄成形面と雌成形面を設けた構成である。
【0014】また、上記の課題を解決するための第2の
製造方法は、環状の金属板のピッチ円上に多数の円形軌
道溝から成る軌道溝列を設け、上記軌道溝列に沿った所
定位置に一対の取付け穴を設けてなるスラスト玉軸受の
軌道輪を製造する方法において、上記の軌道溝列をプレ
ス成形する成形部と、上記の取付け穴を加工する穴あけ
加工部とを有する成形金型を用い、上記の軌道溝列のプ
レス成形と、上記の取付け穴の穴あけ加工とを同時に行
うようにしたものである。
【0015】上記の方法を実施するための成形金型は、
上述の成形金型における上金型の上型成形ポンチ列の内
側に一対の取付け穴用ポンチを設け、上記の下金型に一
対のポンチ受入れ穴を上記取付け穴用ポンチと上下に対
向した位置に設けた構成である。
【0016】更に、上記の課題を解決するための第3の
製造方法は、環状の金属板のピッチ円上に多数の円形軌
道溝から成る軌道溝列を設け、上記軌道溝列に沿った所
定位置に一対の取付け穴を設けてなるスラスト玉軸受の
軌道輪を製造する方法において、上記軌道溝列をプレス
成形する成形部と、該成形部より外側において打ち抜き
屑となる部分に案内穴を加工する穴あけ加工部とを有す
る第1成形金型を用い、上記の軌道溝列のプレス成形と
案内穴の穴あけ加工とを同時に行ったのち、上記の取付
け穴を加工する穴あけ加工部を有する第2成形金型を用
いて取付け穴の穴あけ加工を行うようにしたものであ
る。
【0017】上記の方法を実施するための成形金型は、
上金型と下金型から成る第1成形金型と第2成形金型の
組合わせからなり、上記の第1成形金型の上金型は上型
成形ポンチを一つのピッチ円上に所定のピッチで所要数
配列すると共に、該上型成形ポンチの列の外側に一対の
案内穴用ポンチを設けて成り、該第1成形金型の下金型
は、下型成形ポンチを上記の上型成形ポンチと上下に対
向して設けると共に、一対のポンチ受入れ穴を上記の案
内穴用ポンチと上下に対向した位置に設け、上記の上型
成形ポンチと下型成形ポンチの対向面に、それぞれスラ
スト玉軸受の円形軌道溝の雄成形面と雌成形面を設けて
なり、上記の第2成形金型の上金型は、上記第1成形金
型の案内穴用ポンチと同じ位置に案内ポンチを設け、そ
の案内ポンチの内側に一対の取付け穴用ポンチを設けて
なり、該第2成形金型の下金型は、上記の案内ポンチと
対向した位置に仮案内ポンチを弾性部材により上向きに
付勢して設けると共に、上記の取付け穴用ポンチと対向
した位置にポンチ受入れ穴を設けた構成である。
【0018】
【発明の実施の形態】まず、図1から図3に基づいて第
1実施形態の製造方法を説明する。第1実施形態の製造
方法は、図1に示したプレス成形用の金型を用いて行わ
れる。この成形金型は、上金型11と下金型12及び可
動ストリッパー13とから成る。
【0019】可動ストリッパー13は、その上面のセン
ターに突設したストリッパーボルト14を上金型11の
スリーブ15に上下動自在に挿通することにより、上金
型11に対して上下動可能に支持され、かつ上金型11
と該可動ストリッパー13との間に介在したコイルスプ
リング16により下向きに付勢される。
【0020】上金型11は、上金型本体17、所要数の
上型成形ポンチ18、及び一対の取付け穴用ポンチ19
とからなり、上記の上型成形ポンチ18を上金型本体1
7上の一つのピッチ円上に一定ピッチで配置し、その上
型成形ポンチ18の列の内側において一対の取付け穴用
ポンチ19を設けている。
【0021】上記の上型成形ポンチ18は上金型本体1
7に設けた取付け穴21に挿入され、固定ボルト22に
より固定される。また取付け穴用ポンチ19は上金型本
体17の固定穴23に挿入され固定される。上型成形ポ
ンチ18の下面に雄成形面24が形成される。
【0022】上記のポンチ18、19は可動ストリッパ
ー13を摺動自在に貫通しており、可動ストリッパー1
3が上金型本体17に押し当てられた時に、上型成形ポ
ンチ18の雄成形面24がプレス成形位置となり、また
取付け穴用ポンチ19の下端部が穴明け加工位置となる
(図2参照)。
【0023】下金型12は、下金型本体25と所要数の
下型成形ポンチ26とからなり、その下型成形ポンチ2
6が、前記の上型成形ポンチ18と上下に対向した位置
に設けられた取付け穴27に挿入され、固定ボルト28
により固定される。また一対のポンチ受入れ穴29が前
記の取付け穴用ポンチ19と上下に対向した位置に設け
られる。下型成形ポンチ26の上面には雌成形面31が
形成され、その雌成形面31がプレス成形位置となるよ
うに設定される。
【0024】上記のごとき成形金型を用いてスラスト玉
軸受の軌道輪1(図7参照)を製造する方法を次に説明
する。
【0025】まず、図1に示すように、下金型12の成
形面上に適当な位置決め治具32により位置決めして、
円形の金属素材板5を載せる(図3(a)参照)。
【0026】次に、上金型11を下降させてプレスする
と、図2に示すように、可動ストリッパー13が下金型
12上の金属素材板5に押し当てられると共に、上金型
本体17の下面にも押し当てられる。これにより、上型
成形ポンチ18の雄成形面24と下型成形ポンチ26の
雌成形面31との間で各円形軌道溝2及びその集合であ
る軌道溝列7がプレス成形される(図3(b)参照)。
これと同時に、取付け穴用ポンチ19が金属素材板5を
貫通して取付け穴4を打ち抜き加工する。
【0027】次に、図3(c)に示すように、別工程に
おいて、上記の取付け穴4の内側を円形に打ち抜いて製
造を完了すると、軌道輪1が得られる。
【0028】上記の製造方法によれば、案内穴を用いる
ことなく、円形軌道溝2の成形と、取付け穴4の穴あけ
加工とが同一金型で同時に行われるので、軌道溝2と取
付け穴4の位置ずれを減少させることができる。
【0029】また、上型成形ポンチ18、下型成形ポン
チ26の交換や調整は、これらの固定ボルト22、28
を取外し、各ポンチ18、26について個別に行う。
【0030】次に、図4から図6に基づいて第2実施形
態の製造方法を説明する。第2実施形態は、円形軌道溝
2と取付け穴4の間隔が非常に狭く、金型の製作が困難
な場合に採用される製造方法である。
【0031】この製造方法において用いられるプレス成
形金型は、図4(a)、(b)に示した第1成形金型
と、図5(a)、(b)に示した第2成形金型が用いら
れる。
【0032】第1成形金型は、前述の第1実施形態の成
形金型と基本的には同一構造であるが、上金型11aに
おいては前述の取付け穴用ポンチ19に代えて一対の案
内穴用ポンチ33が、上型成形ポンチ18の外側に設け
た固定穴34に挿入固定される。
【0033】この案内穴用ポンチ33の位置は、後述す
る四角形の金属素材板5a(図6参照)の斜めに対向し
た2つのコーナ部に位置し、打抜き屑となる外周部35
に対応した位置に設けられる。上金型11aのその他の
構造は前述の第1実施形態の上金型11と同じである。
【0034】下金型12aは、上記の案内穴用ポンチ3
3の位置に対応して案内穴用ポンチ受入れ穴36が設け
られる。その他の下金型12aの構造は、第1実施形態
の下金型12と同じである。
【0035】図5(a)、(b)に示した第2成形金型
は、前述の第1成形金型と基本的に同様であり、上金型
11bには、前述の第1成形金型の案内穴用ポンチ33
と同じ位置に設けた固定穴37に案内ポンチ38が挿通
固定される。またこれより内側において、一対の取付け
穴用ポンチ19が設けられる。この取付け穴用ポンチ1
9は図6(b)の軌道溝列7の内側において中心対称の
2箇所に設けられた取付け穴4に対応した位置に設けら
れる。
【0036】上記の案内ポンチ38と取付け穴用ポンチ
19は、可動ストリッパー13に摺動自在に貫通され、
可動ストリッパー13が上金型11bに押し当てられた
際に、その下端部が下方に突き出した穴明け加工位置と
なる(図5(b)参照)。
【0037】一方、下金型12bには、前記の案内ポン
チ38と対向した位置に設けられた案内穴39に仮案内
ポンチ40がコイルスプリング41等の弾性部材により
上向きに付勢して上下動自在に挿通される。仮案内ポン
チ40は下金型12bの成形面より若干上方に突き出
す。
【0038】また、下金型12bの成形面には前記の取
付け穴用ポンチ19と対向した位置にポンチ受入れ穴2
9が設けられる。
【0039】第2実施形態の第1成形金型と第2成形金
型は以上のごときものであり、次にこれらの成形金型を
用いてスラスト玉軸受の軌道輪を製造する方法について
説明する。
【0040】まず、四角形の金属素材板5aを図4
(a)に示した第1金型の下金型12aの成形面上に、
適宜な位置決め治具32を用いて位置決めしたのち、上
金型11aを下降してプレスし、図6(a)に示すよう
に、円形軌道溝2とその集合である軌道溝列7をプレス
成形すると同時に案内穴6の穴あけ加工を行い半加工品
を得る。
【0041】上記の半加工品を第2成形金型の下金型1
2b上に載せ(図5(a)参照)、その案内穴6に仮案
内ポンチ40の上端部を嵌合して位置決めし、上金型1
1bを下降してプレスし、案内ポンチ37で仮案内ポン
チ40をコイルスプリング41の弾性力に打ち勝って押
し込み、案内ポンチ37を案内穴6に貫通させる。これ
と同時に取付け穴用ポンチ19により取付け穴4の穴明
け加工を行う(図6(b)、図5(b)参照)。
【0042】なお、可動ストリッパー13の下面には、
上記の円形軌道溝2に対応した凹所42が設けられ、プ
レス時に円形軌道溝2をプレスしないようにしている。
【0043】半加工品の内周部43の打ち抜きは、取付
け穴4の穴あけ加工と同時に行うか、又は別工程で内周
部43と外周部35を同時に打ち抜く。これにより軌道
輪1が得られる(図6(c)参照)。
【0044】なお、外周部35の打ち抜きにより、前記
の案内穴6を含む部分が打抜き屑となる。
【0045】上記の第2実施形態の製造方法によると、
案内穴6が軌道溝列7の外側に設けられるので、従来の
ように内側に設けられるものに比べ周方向の位置ずれを
減少させることができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように、この発明の製造方法及び
成形金型によると、軌道溝列をプレス成形する成形金型
として、金型本体と、これに設けられた成形ポンチのよ
うな成形部材からなるものを用いる。従って、各成形部
材を個別に製作し、必要に応じて交換や調整等ができる
ので成形精度が良好であり、しかも金型のコストを低減
することができる。
【0047】また、円形軌道溝のプレス成形と同時に取
付け穴の穴あけ加工を行い、また案内穴を設ける場合は
その案内穴を軌道溝列の外側に設けるようにしたので、
いずれの場合も精度の高い軌道輪を製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の金型の断面図
【図2】同上のプレス状態の断面図
【図3】(a)〜(c)製造工程順に加工状態を示す平
面図
【図4】(a)第2実施形態の第1成形金型の一部断面
図 (b)同上のプレス状態の一部断面図
【図5】(a)第2実施形態の第2成形金型の一部断面
図 (b)同上のプレス状態の一部断面図
【図6】(a)〜(c)加工順序を示す平面図
【図7】スラスト玉軸受の断面図
【図8】同上の縮小平面図
【図9】(a)〜(c)従来の加工順序を示す平面図
【符号の説明】
1 軌道輪 2 円形軌道溝 3 ボール 4 取付け穴 5、5a 金属板素材 6 案内穴 7 軌道溝列 11、11a、11b 上金型 12、12a、12b 下金型 13 可動ストリッパー 14 ストリッパーボルト 15 スリーブ 16 コイルスプリング 17 上金型本体 18 上型成形ポンチ 19 取付け穴用ポンチ 21 取付け穴 22 固定ボルト 23 固定穴 24 雄型成形面 25 下型本体 26 下型成形ポンチ 27 取付け穴 28 固定ボルト 29 ポンチ受入れ穴 31 雌成形面 32 位置決め治具 33 案内穴用ポンチ 34 固定穴 35 外周部 36 案内穴用ポンチ受入れ穴 37 固定穴 38 案内ポンチ 39 案内穴 40 仮案内ポンチ 41 コイルスプリング 42 凹所 43 内周部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状の金属板のピッチ円上に多数の円形
    軌道溝から成る軌道溝列を設けたスラスト玉軸受の軌道
    輪を製造する方法において、金型本体と該金型本体に周
    方向に複数配置された円形軌道溝成形部材とからなる成
    形金型を用い、上記の軌道溝列のプレス成形を行うこと
    を特徴とするスラスト玉軸受の軌道輪の製造方法。
  2. 【請求項2】 上金型と下金型との組合わせからなり、
    上記の上金型は、上金型本体と、一つのピッチ円上に配
    置した所要数の上型成形ポンチとからなり、上記の下金
    型は、下金型本体と、上記の上型成形ポンチに対向して
    配置された下型成形ポンチとからり、上記の上型成形ポ
    ンチと下型成形ポンチの対向面に、それぞれスラスト玉
    軸受の円形軌道溝の雄成形面と雌成形面を設けてなるス
    ラスト玉軸受の軌道輪の成形金型。
  3. 【請求項3】 環状の金属板のピッチ円上に多数の円形
    軌道溝から成る軌道溝列を設け、上記軌道溝列に沿った
    所定位置に一対の取付け穴を設けてなるスラスト玉軸受
    の軌道輪を製造する方法において、上記の軌道溝列を成
    形する成形部と、上記の取付け穴を加工する穴あけ加工
    部とを有する成形金型を用い、上記の軌道溝列のプレス
    成形と、上記の取付け穴の穴あけ加工とを同時に行うこ
    とを特徴とするスラスト玉軸受の軌道輪の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記の上金型の上型成形ポンチ列の内側
    に一対の取付け穴用ポンチを設け、上記の下金型に一対
    のポンチ受入れ穴を上記取付け穴用ポンチと上下に対向
    した位置に設けてなる請求項2に記載のスラスト玉軸受
    の軌道輪の成形金型。
  5. 【請求項5】 環状の金属板のピッチ円上に多数の円形
    軌道溝から成る軌道溝列を設け、上記軌道溝列に沿った
    所定位置に一対の取付け穴を設けてなるスラスト玉軸受
    の軌道輪を製造する方法において、上記軌道溝列をプレ
    ス成形する成形部と、該成形部より外側において打ち抜
    き屑となる部分に案内穴を加工する穴あけ加工部とを有
    する第1成形金型を用い、上記の軌道溝列のプレス成形
    と案内穴の穴あけ加工とを同時に行ったのち、上記の取
    付け穴を加工する穴あけ加工部を有する第2成形金型を
    用いて取付け穴の穴あけ加工を行うことを特徴とするス
    ラスト玉軸受の軌道輪の製造方法。
  6. 【請求項6】 上金型と下金型から成る第1成形金型と
    第2成形金型の組合わせからなり、 上記の第1成形金型の上金型は上型成形ポンチを一つの
    ピッチ円上に所定のピッチで所要数配列すると共に、該
    上型成形ポンチの列の外側に一対の案内穴用ポンチを設
    けて成り、該第1成形金型の下金型は、下型成形ポンチ
    を上記の上型成形ポンチと上下に対向して設けると共
    に、一対のポンチ受入れ穴を上記の案内穴用ポンチと上
    下に対向した位置に設け、上記の上型成形ポンチと下型
    成形ポンチの対向面に、それぞれスラスト玉軸受の円形
    軌道溝の雄成形面と雌成形面を設けてなり、 上記の第2成形金型の上金型は、上記第1成形金型の案
    内穴用ポンチと同じ位置に案内ポンチを設け、その案内
    ポンチの内側に一対の取付け穴用ポンチを設けてなり、
    該第2成形金型の下金型は、上記の案内ポンチと対向し
    た位置に仮案内ポンチを弾性部材により上向きに付勢し
    て設けると共に、上記の取付け穴用ポンチと対向した位
    置にポンチ受入れ穴を設けてなるスラスト玉軸受の軌道
    輪の成形金型。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104308033A (zh) * 2014-10-13 2015-01-28 浙江五洲新春集团股份有限公司 一种无外圈推力轴承的加工设备及生产工艺
CN104588477A (zh) * 2014-12-31 2015-05-06 苏州征之魂专利技术服务有限公司 一种小零件密集阵列拼接薄板及其冲压下模结构
CN107378415A (zh) * 2017-05-27 2017-11-24 江苏大洋精锻有限公司 一种万向节整体凹模的加工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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