JP2000223056A - 電子ビーム発生装置 - Google Patents

電子ビーム発生装置

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JP2000223056A
JP2000223056A JP11022502A JP2250299A JP2000223056A JP 2000223056 A JP2000223056 A JP 2000223056A JP 11022502 A JP11022502 A JP 11022502A JP 2250299 A JP2250299 A JP 2250299A JP 2000223056 A JP2000223056 A JP 2000223056A
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connection conductor
beam generator
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Yasuhiro Ogura
靖弘 小倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置全体をコンパクト化した電子ビーム発生
装置を提供する。 【解決手段】 高電圧発生装置81の電子発生用電源8
1Aに設けられた2つの出力端子と電子銃82との接続
をガス絶縁母線100にて行う。上記出力端子と電子銃
82間の2本の接続導体11,12を、タンク13内の
略中央において近接して配置し、軸方向に直交する断面
の形状が、それら2本を組合せた該断面の外周が略円形
となるような形状とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子銃と、電子銃
に電力を供給する電子発生電源を有する高電圧発生装置
とを備えた電子ビーム発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、化学反応、顕微鏡、分析、溶接等
の多くの先端材料の分野で電子ビーム発生装置が使用さ
れている。この電子ビーム発生装置は、電子ビームの発
生源である電子銃と、電子銃に電力を供給する高電圧発
生装置とから構成されている。
【0003】図10は、従来の電子ビーム発生装置の構
成を示す概略図である。この図において、81は高電圧
発生装置であり、82は電子銃である。高電圧発生装置
81には、電子銃82に電圧を印加するための電子発生
用電源81Aが設けられている。電子銃82は、電子発
生源である電子発生部82Aと、電子発生部82Aで発
生した電子を加速する電子加速部82Bとを有してい
る。高電圧発生装置81の電子発生用電源81Aは、2
つの出力端子を有しており、1つは電子銃82の電子発
生部82Aに電力を供給し、もう1つは電子加速部82
Bに電力を供給するために設けられている。
【0004】以上のような構成により、電子発生用電源
81Aから電子加速部82Bに対して負極性の直流高電
圧を印加し、それにより、電子発生部82Aによって発
生した電子を加速してビームとして取り出すようになっ
ている。この場合、電子発生部82Aで電子を発生する
ためには、電子銃82に高電位の電力を供給する必要が
ある。この電力は、高電圧発生装置81において、接地
電位に近い電力を、変圧器、又は絶縁ロッドで連結され
ているモータと発電機を用いて直流絶縁することによっ
て生成される。このようにして生成される電力は、接続
導体111,112を介して電子銃82に供給される。
この接続導体111,112としては、通常、ケーブル
が用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の電子ビーム発生装置においては、通常、上記のよう
に接続導体としてケーブルが使用されているが、ケーブ
ルは分岐が困難である上に電子銃の最大容量を制限する
という問題がある。そのため、大出力の電子ビームが必
要である場合、電子ビーム発生装置を複数台設置する必
要があった。
【0006】しかしながら、電子ビーム発生装置を複数
台設置すると、設置スペースが増大するという問題があ
る。そのため、大容量の高電圧直流電源を1台設置し、
これに複数台の電子銃を接続する構成として装置をコン
パクト化することが望ましい。しかし、接続導体として
ケーブルを使用すると、上述したようにケーブルの分岐
部分の処理が複雑となり、全体としてコンパクト化した
メリットが失われるという問題があった。
【0007】本発明は、以上のような従来技術の課題を
解決するために提案されたものであり、その目的は、装
置全体をコンパクト化した電子ビーム発生装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、電子を発生する電子発生部及び前記電子
を加速する電子加速部を備えた電子銃と、前記電子発生
部及び前記電子加速部のそれぞれに電力を供給する2つ
の出力端子を有する高電圧発生装置と、前記出力端子と
前記電子銃とをそれぞれ接続する2本の接続導体とを備
えた電子ビーム発生装置において、次のような構成を有
することを特徴としている。
【0009】請求項1記載の発明は、前記出力端子と前
記電子銃との接続を、ガス絶縁母線によって行い、前記
2本の接続導体が、前記ガス絶縁母線のタンク内の略中
央において互いに近接して配置され、軸方向に直交する
断面の形状が、それら2本を組合せた該断面の外周が略
円形となるような形状となっていることを特徴としてい
る。
【0010】以上のような請求項1記載の発明によれ
ば、ガス絶縁母線によって高電圧発生装置と電子銃を接
続するため、接続導体の分岐及び中継が容易となり、装
置全体をコンパクト化することができる。また、接続導
体の形状が上記のような形状であるため、タンク径を小
さくすることができる。そのため、1台の高電圧発生装
置に複数台の電子銃を接続する場合も、装置全体のコン
パクト化を実現することができる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記2本の接続導体のうち一方の接続導体
の内部が中空であり、他方の接続導体が、前記一方の接
続導体の中空部分に配置されていることを特徴としてい
る。以上のような請求項2記載の発明によれば、他方の
接続導体について、対地電位ではなく一方の接続導体に
対する電位差で絶縁を考慮すればよいため、絶縁構成を
簡略化することができる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記他方の接続導体が、可撓性のある材料
からなることを特徴としている。以上のような請求項3
記載の発明によれば、内外の接続導体の取り合い精度を
緩和することができるため、組立が容易となる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記他方の接続導体が、当該2本の接続導
体間の電位差に対応した厚みの絶縁被覆が施された被覆
電線であることを特徴としている。以上のような請求項
4記載の発明によれば、内外の接続導体間の絶縁を被覆
電線の絶縁被覆によって行うことができるため、一方の
接続導体内において絶縁支持を設けることなく被覆電線
を直接配置することができ、組立が容易となる。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項3又は4記
載の発明において、前記他方の接続導体の中継又は分岐
点が、前記一方の接続導体の中空部の内壁に固定された
支持物を介して支持及び固定されていることを特徴とし
ている。以上のような請求項5記載の発明によれば、可
撓性を有する他方の接続導体が伸縮したとしても、中継
又は分岐点において固定されているため、2つの接続導
体間の絶縁性能が変化することがない。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項2乃至5の
いずれか1項記載の発明において、前記他方の接続導体
の中継又は分岐点の近傍において、前記一方の接続導体
に開閉可能な開閉部が形成されていることを特徴として
いる。以上のような請求項6記載の発明によれば、他方
の接続導体の接続を変更する際に、開閉部を取り外すこ
とによって作業を容易に行うことができる。
【0016】請求項7記載の発明は、請求項1乃至6の
いずれか1項において、前記高電圧発生装置側及び前記
電子銃側の少なくとも一方の端部において、前記2本の
接続導体間に過電圧保護素子が接続されていることを特
徴としている。以上のような請求項7記載の発明によれ
ば、接続導体のいずれか一方に地絡故障が発生した場合
に、過電圧保護素子によって2本の接続導体間の電位差
が一定値以上に上昇することがないように制御される。
このため、接続導体間における絶縁破壊を防止すること
ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明による電子ビーム
発生装置の実施の形態について図面を参照して説明す
る。なお、図10に示す従来の電子ビーム発生装置と同
一の部材については同一の符号を付し、その説明を省略
する。
【0018】[1.第1の実施の形態]図1は、本実施
の形態による電子ビーム発生装置の構成を示す概略図で
ある。同図において、高電圧発生装置81と電子銃82
とはガス絶縁母線100によって接続されている。この
ガス絶縁母線100において、11,12は、電子発生
用電源81Aの2つの出力端子から電子銃82に接続さ
れた接続導体である。また、13は、上記接続導体1
1,12を収納したタンクであり、大地電位に等しく、
SF6 ガス等の絶縁性ガスが充填されている。ここで、
接続導体11,12は大地に対してはそれぞれマイナス
数100kVの電位となるが、互いの間の電位差は10
00V以下となっている。
【0019】図2は、図1におけるガス絶縁母線100
の接続導体11,12及びタンク13を示すA−A’断
面図である。同図に示すように、タンク13の断面は円
形であり、接続導体11,12は、互いに近接して配置
することにより、それら2つを組合せた断面の外周が略
円形となる形状となっている。すなわち、その組合せた
断面のタンク13に対向する部分の形状が略円形となっ
ている。また、この接続導体11,12は、タンク13
の略中央に配置されている。
【0020】上述したように、接続導体11,12は、
対地電位に比べて互いの電位差が非常に小さいため、タ
ンク13から見た場合ほぼ同電位と見ることができる。
このため、接続導体11,12を、図3に示すように、
タンク13内で同軸に配置された円筒状の接続導体21
について、タンク13に対して絶縁する場合と、同様に
扱うことが可能となる。なお、この接続導体21の横断
面は、図2に示す接続導体11,12を組合せた断面に
ほぼ対応しているものとする。
【0021】以上のような構成により、図4に示すよう
に、それぞれ円筒状の接続導体11,12を別々に配置
した場合に比べて、タンク13のタンク径Dを小さくす
ることができる。すなわち、図4においては、少なくと
も各接続導体11,12の直径にタンク13までの距離
d×2を足したタンク径Dが必要であるが、図3におい
ては、1本分の接続導体21の直径にタンク13までの
距離d×2を足したタンク径Dでよい。
【0022】以上のように、本実施の形態によれば、ガ
ス絶縁母線によって高電圧発生装置と電子銃を接続する
ため、接続導体の分岐及び中継が容易となり、装置全体
をコンパクト化することができる。また、1台の高電圧
発生装置に複数台の電子銃を接続する場合も、タンク径
の小さいガス絶縁母線とすることができるため、全体の
コンパクト化を妨げることがない。
【0023】[2.第2の実施の形態]本発明の第2の
実施の形態による電子ビーム発生装置は、図1に示す電
子ビーム発生装置における接続導体11,12を、図5
に示すような配置構成としたものである。図5は、接続
導体11,12及びタンク13の断面図である。
【0024】図5において、接続導体11は中空の円筒
状となっており、タンク13の略中央に配置されてい
る。また、接続導体12は、この接続導体11の内側に
同軸上に配置されている。本実施の形態においても、上
述した第1の実施の形態と同様に、接続導体11,12
は対地電位に比べて互いの電位差が小さい。また、接続
導体12は接続導体11の内側に配置されて外部から遮
蔽されているため、接続導体11がタンク13内におい
て電界を決定している。そのため、接続導体11を図3
に示す接続導体21と同様に扱うことができる。従っ
て、第1の実施の形態と同様に、タンク13の径を小さ
くすることができる。また、接続導体12については、
対地電位ではなく接続導体11に対する電位差で絶縁を
考慮すればよいため、絶縁構成を簡略化することが可能
となる。
【0025】[3.第3の実施の形態]本発明の第3の
実施の形態による電子ビーム発生装置は、図5に示す接
続導体11,12及びタンク13の配置構成において、
内側に配置された接続導体12が可撓性を有する材料か
ら構成されている。このような構成によれば、外側の接
続導体11と内側の接続導体12との取り合い精度を緩
和することができるため、組立が容易となる。また、内
側の接続導体12が外側の接続導体11によって覆われ
ているため、接続導体12が多少変形した場合も、接続
導体11,12間という電位差の小さい部分における絶
縁が変化するのみであって対地電位に関する部分には全
く変化の生じることが無い。
【0026】[4.第4の実施の形態]本発明の第4の
実施の形態による電子ビーム発生装置は、図1に示す電
子ビーム発生装置における接続導体11,12を、図6
に示すような配置構成としたものである。図6は、接続
導体11,12及びタンク13の断面図である。
【0027】図6において、接続導体11は、上述した
第2及び第3の実施の形態と同様に中空の円筒状となっ
ており、タンク13の略中央に配置されている。また、
第3の実施の形態と同様に、接続導体11の内側に可撓
性を有する接続導体が配置されている。本実施の形態で
は、この内側の接続導体は、被覆電線51によって構成
されている。この被覆電線51の絶縁被覆の厚みは、接
続導体11と被覆電線51との電位差に対応している。
【0028】このような構成により、接続導体11と、
内側の接続導体である被覆電線51との間の絶縁を被覆
電線51の周囲の絶縁被覆によって行うことができる。
このため、接続導体11の内側において、絶縁支持を設
けることなく被覆電線51を直接配置することができ、
組立が容易となる。
【0029】[5.第5の実施の形態]本発明の第5の
実施の形態による電子ビーム発生装置は、図1に示す電
子ビーム発生装置における接続導体11,12を、図7
に示すような配置構成としたものである。図7は、接続
導体11,12の構成を示す斜視図であり、接続導体1
1の内部の構成を表すために接続導体11の外周部分の
一部を取り除いた図である。
【0030】本実施の形態において、接続導体11は接
続導体11Aと接続導体11Bとに分岐しており、接続
導体12は、接続導体12Aが接続導体11A内に、接
続導体12Bは接続導体11Bの内に分岐している。図
7は、この分岐部分を説明する図である。
【0031】図7において、内側の接続導体12は、分
岐部61において接続導体12A,12Bに分岐してい
る。この分岐部61では、外側の接続導体11の下部内
壁に絶縁物62が設置されており、この絶縁物62の上
部に接続導体12が位置決め及び支持固定されている。
この絶縁物62は、例えば分岐部61において接続導体
12が接続導体11の略中央に固定されるような高さと
なっている。
【0032】このような構成により、可撓性を有する内
側の接続導体12が伸縮したとしても、分岐部61にお
いて固定されているため、接続導体11,12間の絶縁
性能が変化することがない。
【0033】[6.第6の実施の形態]本発明の第6の
実施の形態による電子ビーム発生装置は、図1における
電子ビーム発生装置における接続導体11,12の構成
を、図8に示すような配置構成としたものである。図8
は、接続導体11,12の構成を示す斜視図である。
【0034】図8に示すように、接続導体12の中継部
分である中継点70は、接続導体11の下部内壁に固定
された絶縁物71上に設置されている。そして、接続導
体11は、この中継点70近傍において上部が開閉可能
な構成となっている。すなわち、この部分において、接
続導体11の上半分が取り外し可能な開閉部11Cとな
っている。
【0035】このような構成により、内側の接続導体1
2の接続を変更する際に、開閉部11Cを取り外すこと
によって作業を容易に行うことができる。なお、このよ
うな開閉部11Cは、接続導体12の中継部分に限ら
ず、図7に示すような分岐部分に設けるようにしてもよ
い。
【0036】[7.第7の実施の形態]図9は、本実施
の形態による電子ビーム発生装置の構成を示す概略図で
ある。同図において、高電圧発生装置81側と電子銃8
2側の両端部において、接続導体11,12間に例えば
避雷器等の過電圧保護素子72,72が接続されてい
る。この過電圧保護素子72の保護レベルは、接続導体
11,12間の電位差に対応した値に設定されている。
すなわち、接続導体11,12間の電位差を一定値に保
持するような値に設定されている。
【0037】このような構成により、高電圧発生装置8
1側もしくは電子銃82側において、接続導体11,1
2のいずれか一方に地絡故障が発生した場合に、過電圧
保護素子72によって、接続導体11,12間の電位差
が一定値以上に上昇することのないように制御される。
このため、接続導体11,12間における絶縁破壊を防
止することができる。なお、上記過電圧保護素子72
は、高電圧発生装置81側もしくは電子銃82側のいず
れか一方のみに配置するようにしてもよい。
【0038】[8.他の実施の形態]なお、本発明は上
述した実施の形態に限定されるものではなく、以下に示
すような各種態様も可能である。例えば、高電圧発生装
置と電子銃とを接続する接続導体11,12の配置を逆
にしてもよい。すなわち、接続導体11,12のいずれ
を外側又は内側としてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ガス絶縁母線によって高電圧発生装置と電子銃を接続す
るため、接続導体の分岐及び中継が容易となり、1台の
高電圧発生装置に複数台の電子銃を接続することができ
る。また、接続導体の形状を工夫することにより、電界
緩和されたガス絶縁母線が得られると共に、ガス絶縁母
線のタンク径を小さくすることができる。これにより、
装置全体をコンパクト化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による電子ビーム発
生装置の構成を示す概略図
【図2】同実施の形態における接続導体11,12及び
タンク13の構成を示す図1のA−A’断面図
【図3】同実施の形態におけるタンク径Dの縮小を説明
する図
【図4】同実施の形態におけるタンク径Dの縮小を説明
する図
【図5】本発明の第2及び第3の実施の形態における接
続導体11,12及びタンク13の構成を示す断面図
【図6】本発明の第4の実施の形態における接続導体1
1,12及びタンク13の構成を示す断面図
【図7】本発明の第5の実施の形態における接続導体1
1,12の構成を示す斜視図
【図8】本発明の第6の実施の形態における接続導体1
1,12の構成を示す斜視図
【図9】本発明の第7の実施の形態における電子ビーム
発生装置の構成を示す概略図
【図10】従来の電子ビーム発生装置の構成を示す概略
【符号の説明】
11,12,21…接続導体 11C…開閉部 13…タンク 51…被覆電線 61…分岐部 62,71…絶縁物 70…中継点 72…過電圧保護素子 81…高電圧発生装置 81A…電子発生用電源 82…電子銃 82A…電子発生部 82B…電子加速部 100…ガス絶縁母線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子を発生する電子発生部及び前記電子
    を加速する電子加速部を備えた電子銃と、前記電子発生
    部及び前記電子加速部のそれぞれに電力を供給する2つ
    の出力端子を有する高電圧発生装置と、前記出力端子と
    前記電子銃とをそれぞれ接続する2本の接続導体とを備
    えた電子ビーム発生装置において、 前記出力端子と前記電子銃との接続は、ガス絶縁母線に
    よって行い、 前記2本の接続導体は、前記ガス絶縁母線のタンク内の
    略中央において互いに近接して配置され、軸方向に直交
    する断面の形状が、それら2本を組合せた該断面の外周
    が略円形となるような形状となっていることを特徴とす
    る電子ビーム発生装置。
  2. 【請求項2】 前記2本の接続導体のうち、一方の接続
    導体は、内部が中空であり、他方の接続導体は、前記一
    方の接続導体の中空部分に配置されていることを特徴と
    する請求項1記載の電子ビーム発生装置。
  3. 【請求項3】 前記他方の接続導体は、可撓性のある材
    料からなることを特徴とする請求項2記載の電子ビーム
    発生装置。
  4. 【請求項4】 前記他方の接続導体は、当該2本の接続
    導体間の電位差に対応した厚みの絶縁被覆が施された被
    覆電線であることを特徴とする請求項3記載の電子ビー
    ム発生装置。
  5. 【請求項5】 前記他方の接続導体の中継又は分岐点
    は、前記一方の接続導体の中空部の内壁に固定された支
    持物を介して支持及び固定されていることを特徴とする
    請求項3又は4記載の電子ビーム発生装置。
  6. 【請求項6】 前記他方の接続導体の中継又は分岐点の
    近傍において、前記一方の接続導体に開閉可能な開閉部
    が形成されていることを特徴とする請求項2乃至5のい
    ずれか1項記載の電子ビーム発生装置。
  7. 【請求項7】 前記高電圧発生装置側及び前記電子銃側
    の少なくとも一方の端部において、前記2本の接続導体
    間に過電圧保護素子が接続されていることを特徴とする
    請求項1乃至6のいずれか1項記載の電子ビーム発生装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002250799A (ja) * 2001-02-23 2002-09-06 Ushio Inc 電子ビーム処理装置
WO2011021802A2 (ko) * 2009-08-21 2011-02-24 포항공과대학교 산학협력단 전자빔 발생장치

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