JP2000220090A - 抄紙機用ロールクリーニング装置 - Google Patents

抄紙機用ロールクリーニング装置

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JP2000220090A
JP2000220090A JP11013700A JP1370099A JP2000220090A JP 2000220090 A JP2000220090 A JP 2000220090A JP 11013700 A JP11013700 A JP 11013700A JP 1370099 A JP1370099 A JP 1370099A JP 2000220090 A JP2000220090 A JP 2000220090A
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JP
Japan
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roll
blade
doctor
paper machine
cleaning device
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JP11013700A
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Yoji Miura
洋司 三浦
Mitsuo Yamamoto
光雄 山本
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ロール表面の洗浄部と水膜除去部
とを分離することで、1つのブレード仕様にて低速域か
ら高速域まで対応でき、相手ロール及びブレードの耐久
性向上を図ることが可能な抄紙機用ロールクリーニング
装置を提供することにある。 【解決手段】 本発明は、洗浄水Wが表面に供給される
バッキングロール1と関連して回転可能なドクタヘッド
本体8′を設け、ドクタヘッド本体8′にドクタブレー
ド12を取付け、ドクタヘッド本体8′を回転させるこ
とによりドクタブレード12の刃先面をロール表面に沿
って加圧させる抄紙機用ロールクリーニング装置2′に
おいて、バッキングロール1の回転方向でドクタブレー
ド12よりも上流側にロール表面の洗浄部を成すグルー
ブドロッド19及びロッド受金18等を設け、グルーブ
ドロッド19にて形成される水膜21を後続のドクタブ
レード12により除去するように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コータのバッキン
グロール、カレンダロール等をクリーニングする抄紙機
用ロールクリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、抄紙機には図8に示すような
ロールクリーニング装置2が設けられている。ここで、
図8はコータ塗工部において、ウェブ5がガイドロール
6を経てバッキングロール1に沿って走行し、カラーイ
ンキ供給装置4よりカラーインキ7が吹き付けられて同
ウェブ5に転写し、仕上ブレード装置3にて所要の塗工
量と平滑面を得るために余剰分が掻き落とされている状
態を示している。
【0003】一般には、上記ウェブ5の両面を塗工する
ため、抄紙機内にコータが組み込まれたオンマシンコー
タであっても、あるいは抄紙機の後に続くオフマシンコ
ータであっても、当該ロールクリーニング装置2は、二
基設備されている。一段塗りの最初の塗工部では、ウェ
ブ5のバッキングロール1側がまだ塗工されていないた
め、同ウェブ5の繊維間空間を通って塗工する際、毛細
管現象や仕上げブレード装置3のブレード圧でカラーイ
ンキ7の一部がバッキングロール1側へ裏抜けするとい
う現象が起こる。これは薄紙、特にグランドパルプを含
有する中質紙において顕著である。また、ウェブ5の反
対面を塗工する際、既に最初のコータ部にてバッキング
ロール1に接触する面は乾燥された塗工面を有している
ため、カラーインキ7の浸透に対しては、同塗工面がバ
リア層となって裏抜けは抑えられる傾向となる。しかし
ながら、既に最初の乾燥部を通ってきているため、乾燥
されているとはいえカラーインキ7の中に含有されてい
るバインダ(特にラテックス系)がバッキングロール1
の面に溶着される場合が起こる。これらのバッキングロ
ール1面への汚れは、時間と共に堆積されて、人手によ
るワイピング作業ではとても間に合わず、作業性に問題
を有し、生産能率の向上を図ることが困難であった。そ
こで、これら汚れを自動的にクリーニングする方法とし
て、図8に示すような従来のロールクリーニング装置2
が設備されている。
【0004】このような従来のロールクリーニング装置
2は、両端に設けられた図示しないエアーシリンダ等に
よりドクタヘッド本体8を回転支点13のまわりに回転
させ、ドクタブレード12の刃先面がバッキングロール
1面に沿って加圧するように構成されている。また、ビ
ニールシート9とドクタヘッド本体8で囲われた空間に
はウォータシャワ10が設けられており、同ウォータシ
ャワ10のシャワーノズルからカラーインキ7の液温に
近い洗浄水(温水)Wがビニールシート9で囲われてい
る領域へ供給されるようになっている。ここで、直接バ
ッキングロール1面へ洗浄水Wを落とさないのは、ロー
ル周速により水が着地する際、跳ね飛ばされて水溜17
が飛び跳ねるのを少しでもやわらげるための対策であ
る。クリーニング作用は、直接水がバッキングロール1
に接するドウェル距離a(これで水の回流速度が左右さ
れる)とドクタブレード12の押し付け力によって決定
される。なお、図8におけるブレード開放チューブ11
は、ドクタブレード12の交換時にエアーを入れること
により、クランプ部に隙間を与えるために設けられてい
る。また、押え板15は、ドクタブレード12をドクタ
ヘッド本体8にクランプするために設けられ、その基端
は締付ボルト14により同ドクタヘッド本体8に取付け
られている。さらに、オーバフローパン16,16´
(FR,BRの端面)は、バッキングロール1の両端よ
り洗浄水Wを回収するための樋として設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般にバッ
キングロール1の表面はゴムで被覆されており、このゴ
ムの寿命を延ばすためには少しでも軽いドクタブレード
12の線圧が好まれる。通常、作業効率の観点より、製
品グレードが変わってもドクタブレード12は一定仕様
のもの(長さ、巾、角度、材質〈コータ用ブルースチー
ル製やソフトカレンダ用マイカルタ製等〉)が使われて
いるため、近年の高速化、例えば1000m/min以上の
高速になると、水溜17内の巾方向の乱れや、広巾化に
よるドクタヘッド本体8の熱変形、更にドクタブレード
12下での流体圧の上昇により、増々高いブレード線圧
が要求される。しかし、これでは問題解決となっておら
ず、高いブレード線圧によりバッキングロール1のゴム
表面が損傷を受けることになる。また、高線圧によるブ
レード変形で刃当りが悪くなり、これにより逆に水薄膜
が部分的または全面的に発生してしまう逆現象が起き
て、この薄膜がウェブ5に悪い水分プロファイルを与え
てしまうことになる。これを少しでも軽減するため、ド
クタブレード12の巾を小さくしてたわみを抑えたり、
締付ボルト14間のプロファイル調整用押し引きボルト
にて巾方向プロファイル調整を行っているが、時々刻々
変わる速度や変形に対して対応しきれていない。また、
加熱ロールと弾性ロールニップより成るソフトカレンダ
ロールでは、弾性ロール表面へのカレンダリングの際、
塗工液の一部が取られてビルドアップしていくため、ロ
ール表面を傷付けずに洗浄する必要がある。
【0006】一方、図8に示す従来のロールクリーニン
グ装置2は加圧法を採用しており、この加圧法は、図示
しないシリンダにてドクタヘッド本体8を回転させ、そ
の設定圧に相当する力でブレード線圧を与えるものであ
った。そのため、ドクタブレード12の撓みを予め予測
し、図9に示す如く、その刃先角度を選定の上、刃面を
バッキングロール1の表面に沿わせるものであった。し
たがって、高速域では水の薄膜の通り抜けをなくすため
(水膜が数ミクロン厚でも仕上ブレード装置3のブレー
ド圧にてウェブ5は水分ムラを発生し、しわ、塗工ム
ラ、紙切れ、カール等の不良を起こす)、線圧は図10
に示すように比例的に増す必要がある。このとき、一つ
の仕様のドクタブレード12では、最適設定図があるス
ピード範囲に限定され、それ以外では刃先と反対側端部
がバッキングロール1の表面に当たり(あご当りの現象
となり)、相手ロールを引っかいたり、さらに図10の
斜線部Gで示すように、プロファイルの悪い薄膜が生じ
てくる。なお、図9において、αはブレード角、F1
水が刃先部分に与える流体圧、F2は水溜の衝突力、F
は水膜を完全に除去するためのブレード線圧を示してい
る。ここで、F=F2+F1cosαである。また、図1
0において、破線Kはバッキングロールの摩耗、傷入り
及び刃当りプロファイルの悪化等の問題を起こさぬ上限
線圧を示している。
【0007】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、ロール表面の洗浄部と水膜
除去部とを分離したり、あるいはドクタブレードの刃先
寄りを加圧したりすることで、1つのブレード仕様にて
低速域から高速域まで対応でき、相手ロール及びブレー
ドの耐久性向上を図ることが可能な抄紙機用ロールクリ
ーニング装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明は、洗浄液が表面に供給さ
れるロールと関連して回転可能なドクタヘッド本体を設
け、該ドクタヘッド本体にドクタブレードを取付け、前
記ドクタヘッド本体を回転させることにより前記ドクタ
ブレードの刃先面を前記ロール表面に沿って加圧させる
抄紙機用ロールクリーニング装置において、前記ロール
の回転方向で前記ドクタブレードよりも上流側に前記ロ
ール表面の洗浄部を設け、該洗浄部にて形成される液膜
を後続の前記ドクタブレードにより除去するように構成
している。また、本発明は、洗浄液が表面に供給される
ロールと関連して回転可能なドクタヘッド本体を設け、
該ドクタヘッド本体にドクタブレードを取付け、前記ド
クタヘッド本体を回転させることにより前記ドクタブレ
ードの刃先面を前記ロール表面に沿って加圧させる抄紙
機用ロールクリーニング装置において、前記ロールの回
転方向で前記ドクタヘッド本体よりも下流側に前記ドク
タブレードの刃先寄りを加圧する加圧機構を設けてい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。ここで、図1及び図2は高
速下(例えば、1000m/min以上)でも、低速領域と
同じドクタブレード12の仕様にて水膜を完全に除去
し、バッキングロール1のカバー寿命を延ばす第1実施
形態の抄紙機用ロールクリーニング装置の構造について
示している。なお、従来例と同一部材には同一符号を付
して説明を省略する。
【0010】第1実施形態のロールクリーニング装置
2′には、図1及び図2に示す如く、洗浄水(洗浄液)
Wが表面に供給されるバッキングロール1と関連して回
転可能なドクタヘッド本体8′が設けられている。この
ドクタヘッド本体8′は、両側のロッド部が軸受24,
24′によって枢支され、回転支点13のまわりで回転
可能に設けられている。また、同ドクタヘッド本体8′
の先端には、これを回転させることにより刃先面をバッ
キングロール1の表面に沿って加圧するドクタブレード
12が取付けられている。しかも、本実施形態のロール
クリーニング装置2′では、バッキングロール1の回転
からみてドクタブレード12の入側(バッキングロール
1の回転方向でドクタブレード12よりも上流側)に、
グルーブドロッド19を押し付ける機構が追加して設け
られている。このグルーブドロッド19は、バッキング
ロール1の巾方向全長にわたって配設され、直径が8〜
50mm、望ましくは10〜25mmの鋼製であって、表面
溝付ロッドであり、その表面は、耐摩耗性向上のために
硬質クロムまたはセラミックで被覆されている。
【0011】上記ドクタヘッド本体8′の先端部には、
グルーブドロッド19の押し付け機構を構成するロッド
受金18が押え板15等と反対側に位置して取付けられ
ている。同ロッド受金18はロッドホルダ20(材質は
硬質ゴム、ウレタン、樹脂製等)にて保持されており、
同ロッドホルダ20の上方に設けられた加圧チューブ2
2によりバッキングロール1の表面に加圧されるように
構成されている。そして、ウォータシャワ10より洗浄
水Wが送られると、グルーブドロッド19の前方には水
溜17が全巾にわたって形成されることになり、その
後、同洗浄水Wはバッキングロール1の両側面に設置さ
れたオーバフローパン23,23′により回収されるよ
うになっている。
【0012】上記グルーブドロッド19の端部は後述の
回転駆動機構に連結されており、同回転駆動機構によ
り、グルーブドロッド19はバッキングロール1の回転
方向に対し正逆いずれかの方向へゆっくりとした回転数
(通常60rpm以下)で回転しながら、バッキングロー
ル1の表面に押し当てられるように設定されている。そ
のため、バッキングロール1の表面には、グルーブロッ
ド19の溝によって計量された水膜21が形成されるこ
とになり、同水膜21は、バッキングロール1の回転に
伴い、後続のドクタブレード12によって掻き落とされ
ることになるが、このブレード線圧は、図2における加
圧シリンダ25,25′にて押し付けられることにより
与えられる。なお、水膜21はドクタブレード12の前
方で小さな液溜となり、バッキングロール1の両端に配
置された共用のオーバフローパン23,23′により回
収されるようになっている。また、図2における符号B
は、バッキングロール端面を示している。
【0013】一方、上記同ロッド受金18の側部及びグ
ルーブロッド19の端部には、水溜17のオーバフロー
水を規制するためのウォータシール板29がそれぞれ設
けられており、同ウォータシール板29によって水がグ
ルーブドロッド19の回転駆動機構部(広巾の場合は、
対称的にFR,BKの両側にある)に流れて行かないよ
うな構造となっている。上記回転駆動機構は、ドクタヘ
ッド本体8′に取付けられた架台30上の回転モータ2
6(油圧式、電動式またはエアー式等)及びベルト27
を備え、グルーブロッド19の端部は、同グルーブドロ
ッド19による加圧の際の自由な動きを確保すべく、ユ
ニバーサルジョイント28に連結されている。したがっ
て、グルーブドロッド19は、回転モータ26の駆動に
よりベルト27及びユニバーサルジョイント28を介し
て回転されるように構成されている。
【0014】本実施形態のロールクリーニング装置2′
においては、図8に示す従来の一段ブレード方式がロー
ル表面のクリーニングと水膜除去を同時に行うものであ
るのに対し、バッキングロール1表面の洗浄部と最終の
水膜除去部とが分離され、同洗浄部のグルーブドロッド
19の表面には洗浄水Wの流れ方向に沿ったリング状の
ねじ溝が設けられているため、溝形状で決まる水量がバ
ッキングロール1の表面に残って水膜21となり、水膜
除去部のドクタブレード12に至る。すなわち、一方で
は、水溜17の乱流作用と、グルーブドロッド19及び
バッキングロール1間の速度差作用で絶えずしごきによ
る洗浄作用が与えられるが、グルーブドロッド19が回
転していることと、溝を有していることにより面圧とし
ては非常に低い値で余分な水の掻き取り(図8に示すド
クタブレードにより一回で完全に水膜を取り切る場合は
高い線圧のため、相手ロール側に食い込む傾向となる)
が可能である。
【0015】また、上記グルーブドロッド19を出た直
後の流れ方向に沿って形成される帯状の水膜21は、表
面張力が低いため、ドクタブレード12の直前では均一
に近い薄膜となり、小さなボンドでドクタブレード12
の当たり面を潤滑し、かつ摩擦熱を逃がすのに必要にし
て十分な水量を与えることができる。この水量は、水溜
17の量に比して何十分の1かの少量のため、やはりド
クタブレード12の線圧は低く、しかもその曲げ変形は
低いものとなるため、1つの仕様のブレード(材質はス
チール、リン製銅、樹脂系も可能となる)によって低速
域から高速域(1000m/min以上)まで完全に水膜2
1を取り切ることが可能である上、相手バッキングロー
ル1及びドクタブレード12の耐久性を大幅に向上させ
ることができる。
【0016】図3は、本発明の第2実施形態に係る抄紙
機用ロールクリーニング装置の構造を示している。この
第2実施形態の抄紙機用ロールクリーニング装置2″が
上記第1実施形態の抄紙機用ロールクリーニング装置
2′と異なる点は、図3に示す如く、小径のグルーブド
ロッド19の代わりにプレブレード31を設け、かつ同
プレブレード31の押し当て力を軽くしてドクタブレー
ド12側へ至る薄い水膜21を常時バッキングロール1
の全面に形成するようにしたことにある。すなわち、実
施形態の抄紙機用ロールクリーニング装置2″では、プ
レブレード31側における単独の加圧、開放のために、
加圧チューブ33及び開放チューブ34がドクタヘッド
本体8″の先端部に取付けられ、プレブレード31の線
圧をコントロールするように構成されている。この線圧
は水を完全に切るのではなく、常時数十ミクロン程度の
膜圧を得るようコントロールされている。大部分の洗浄
水Wは水溜17となって、バッキングロール1の両側端
に設けられたオーバフローパン23,23′より回収さ
れるようになっている。
【0017】そこで、ドクタヘッド本体8″の先端部で
あって、押え板15等と反対側の位置には、受金40が
回転支点37を介して取付けられており、同受金40と
ドクタヘッド本体8″との間には、回転支点37を間に
置き、開放チューブ34と加圧チューブ33が上下に配
設されている。また、受金40には、プレブレード開放
チューブ36を介在させた状態で、押え板32の基端が
締付ボルト35により取付けられており、押え板32及
び受金40によってプレブレード31の基端側がクラン
プされている。プレブレード開放チューブ36は、プレ
ブレード31を取り替える際、プレブレード開放チュー
ブ36を加圧することにより締付ボルト35部を支点に
して押え板32を押し上げ、クランプ隙間を設けること
によりプレブレード31を抜き差しすべく設けられてい
る。但し、この場合も加圧シリンダ25,25′はドク
タブレード12とプレブレード31の両反力の和に相当
する加圧力を与えている。なお、後続のドクタブレード
12は、プレブレード31によって形成された薄い水膜
21を完全に除去するために待機するもので、その加圧
法は図1及び図2で説明したと同じ方法である。
【0018】本実施形態の抄紙機用ロールクリーニング
装置2″では、プレブレード31の線圧コントロールに
よってバッキングロール1の表面に10〜数十ミクロン
の水膜21を形成して与えている。そして、バッキング
ロール1の洗浄作用は、前段階の水溜17の乱流作用
と、プレブレード31の押付け及びバッキングロール1
の相対速度差にて行われ、また後段階の水膜21の除去
作用は、ドクタブレード12にて完全に行われるため、
より簡単な構造にて図1及び図2の第1実施形態と同様
の効果が得られ、水のもつ高速での衝突エネルギを最小
限にして実施することができる。
【0019】図4は第2実施形態の抄紙機用ロールクリ
ーニング装置2″の変形例であり、図3におけるC部に
相当する部分を拡大して示している。この変形例では、
図3におけるプレブレード31のバッキングロール1へ
の当て方が刃先面をロール面に略平行とするのではな
く、さらに長目のベントプレブレード38と受金40に
組み込まれた第二加圧チューブ39も使用し、プレブレ
ードの面当り(通常ベントと称する)とすることで、よ
り粘度の低い水に対して10〜数十ミクロンの水膜21
がより均一に形成し得る方法を示している。このため、
ベントプレブレード38の刃先面は、ロール面に沿って
曲げられている。但し、この場合も加圧シリンダ25,
25′はドクタブレード12とベントプレブレード38
の両反力の和に相当する加圧力を与えている。第2実施
形態の抄紙機用ロールクリーニング装置2″の変形例に
よれば、第2実施形態と同一の結果をもたらし、ベント
プレブレード38の刃面によってバッキングロール1の
表面に10〜数十ミクロンの水膜21を形成して与え、
第2実施形態と同様の効果が得られる。
【0020】図5及び図6は同一仕様のドクタブレード
12にて低速域から高速域まで対応可能な他の本発明の
実施形態に係る抄紙機用ロールクリーニング装置の構造
を示している。なお、従来例と同一部材には同一符号を
付して説明を省略する。本実施形態のロールクリーニン
グ装置41では、図5及び図6に示す如く、洗浄水Wが
表面に供給されるバッキングロール1と関連して回転可
能なドクタヘッド本体42が設けられている。このドク
タヘッド本体42は、両側のロッド部が軸受24,2
4′によって枢支され、回転支点13のまわりで回転可
能に設けられている。また、同ドクタヘッド本体42の
先端には、これを回転させることにより刃先面をバッキ
ングロール1の表面に沿って加圧するドクタブレード1
2が取付けられている。しかも、本実施形態のロールク
リーニング装置41では、バッキングロール1の回転か
らみてドクタヘッド本体42の出側(バッキングロール
1の回転方向でドクタヘッド本体42よりも下流側)
に、ドクタブレード12の刃先寄りを加圧することが可
能な加圧機構が設けられている。
【0021】すなわち、ドクタブレード12の加圧機構
は、同ドクタブレード12のクランプ部付近に回転支点
を有する断面略L字状の押付レバー43を備えている。
同押付レバー43は、バッキングロール1の巾方向に沿
ってセグメント化されており、支点ピン44を中心に揺
動することにより加圧ホルダ45にて真直性良くドクタ
ブレード12の刃先を押し付けるように構成されてい
る。このような構造を可能とするため、押え板15及び
ブレード開放チューブ11は図1のロールクリーニング
装置2′とは逆サイドに取付けられている。また、加圧
ホルダ45は、受台46の下部に設けられたホルダ47
と、同ホルダ47に保持される加圧チューブ48とから
なり、押付レバー43の下部を背面側から押圧して、ド
クタブレード12とバッキングロール1との間に所要の
線圧を与えるように構成されている。なお、受台46の
上部は、締付ボルト14により押え板15と共締めさ
れ、ドクタヘッド本体42の先端に取付けられている。
【0022】一方、図6で示す押付シリンダ49,4
9′は、軸受24,24′の回転支点13を支点に回転
し、これによって、ドクタヘッド本体42の両端に取付
けた作業片50,50′が受けアクチュエータ51,5
1′(これは後述の自動摩耗補正機構を入れるかどうか
によって固定ストッパ式とステッピングモータ等の連動
式の両用がある。)に押し当てられるように構成されて
いる。さらに、受台46の下端には、摩耗検出センサ5
2,52′が巾方向に沿って最低一個設けられており、
同摩耗検出センサ52,52′によって時々刻々変化す
るドクタブレード12の摩耗変化を監視することが可能
となり、摩耗に見合う線圧の減少分を自動的に受けアク
チュエータ51,51′を作動させて線圧を維持し、長
期にわたってドクタブレード12を使用することもでき
る。なお、運転中、ウォータシャワ10をビニールシー
ト9の先端にソフトランディングさせ洗浄水Wの水溜1
7をバッキングロール1の側端面Bの外に隣接して設け
たオーバフローパンにて回収するのは従来例などの場合
と同様である。
【0023】ところで、水膜外乱を起こす要因として
は、前記従来技術の項で説明したもの以外に、洗浄効果
を高めるためのウォータシャワ10の温水温度(高いほ
ど洗浄効果は良い)と周囲温度差によるドクタヘッド本
体42のたわみがあり、これによる刃当り不良が発生す
るため、この現象も同時に解消しておく必要がある。そ
こで、本実施形態のロールクリーニング装置41では、
押付レバー43でドクタブレード12の刃先近く(図5
中のb≒数mm〜10mm、望ましくは3〜5mm)を加圧す
ることにより、ドクタブレード12のたわみが極力小さ
くなるように構成されている。これによって、広い速度
範囲に対する理想的な刃先のすくい角が保てることにな
る。また、押付レバー43は、バッキングロール1の巾
方向に沿ってセグメント化(30〜100mm、望ましく
は50〜75mm)されており、バッキングロール1の表
面とドクタブレード12の刃当たりの巾方向での均一性
が乱れた場合に、加圧チューブ48の大きいストローク
で(ストローク変化に対して押付力の影響が小さい)巾
方向のプロファイルが一様化するようになっている。
【0024】さらに、本実施形態のロールクリーニング
装置41では、ドクタブレード12の使用中の摩耗変化
に対処すべく、摩耗検出センサ52,52′が設けられ
ており、受けアクチュエータ51,51′を連続的に追
い込む補正装置が組み込めることになる。しかも、ドク
タブレード12の刃先に所要線圧を与える方法として
は、受けアクチュエータ51,51′にて同ドクタブレ
ード12の刃先線圧を零とした上、全てを加圧チューブ
48にて受けもたせる方法と、最低速度に見合う線圧ま
で受けアクチュエータ51,51′へ押付シリンダ4
9,49′にて押し付け、その条件で刃先すくい角を理
想とするドクタブレード12を選定の上、増速分に見合
う線圧増し分を加圧ホルダ45側より与える方法があ
る。なお、加圧チューブ48の断面形状としては、本実
施形態のような長楕円形状に限定されず、円環状や膨出
部を有する異形状等でも良い。また、ドクタブレード1
2の長期使用化のため、ブレードの刃先摩耗程度を連続
測定してストッパを自動的に追い込んだりすることも可
能である。さらに、刃先の摩耗検出センサ52,52′
を設けない場合は、フィードフォワード制御にて定時間
毎に追い込むことも可能である。
【0025】図7は上記実施形態の抄紙機用ロールクリ
ーニング装置41の変形例を示してでおり、この変形例
では、ドクタヘッド本体42′の熱変形をより効果的に
軽減する構造となっている。すなわち、このロールクリ
ーニング装置41においては、図7に示す如く、水を入
口(IN)53よりドクタヘッド本体42′内の上部コ
ーナまたは上辺を通した後、出口(OUT)54を通して
ウォータシャワパイプ10′及びストップ弁55より、
ビニールシート9とドクタヘッド本体42′で囲まれた
空間に吐出する構造となっている。このため、ドクタヘ
ッド本体42′の上部には、温水チャンバ56が水溜1
7と対角近くに設けられており、洗浄水Wのウォータシ
ャワを直接パイプに通す前に、チャンバ56に事前に通
すことにより(水の入れ方はセンタから入れ両側に抜
く、入口53と出口54とを逆に配置する等も可能)、
ドクタヘッド本体42′の変形を軽減し、良好な線圧プ
ロファイルが得られる。このような抄紙機用ロールクリ
ーニング装置41の変形例によれば、ドクタヘッド本体
42′の上下の温度を均等にすること可能になり、同ド
クタヘッド本体42′の巾方向の熱変形を実操業に問題
ない程度に軽減させることができる。
【0026】以上、本発明の実施の形態につき述べた
が、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更
が可能である。例えば、既述の実施形態では、本発明の
抄紙機用ロールクリーニング装置をバッキングロール1
に設けたが、カレンダロールその他のロールに設けるこ
ともできる。また、温水チャンバ56は、抄紙機用ロー
ルクリーニング装置41のドクタヘッド本体42′に設
けたが、それ以外の実施形態に係るロールクリーニング
装置2′,2″のドクタヘッド本体8′,8″にも設け
ることが可能である。
【0027】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係る抄紙機用ロー
ルクリーニング装置は、洗浄液が表面に供給されるロー
ルと関連して回転可能なドクタヘッド本体を設け、該ド
クタヘッド本体にドクタブレードを取付け、前記ドクタ
ヘッド本体を回転させることにより前記ドクタブレード
の刃先面を前記ロール表面に沿って加圧させるものであ
って、前記ロールの回転方向で前記ドクタブレードより
も上流側に前記ロール表面の洗浄部を設け、該洗浄部に
て形成される液膜を後続の前記ドクタブレードにより除
去するように構成しているので、1つのブレード仕様に
て低速域から高速域まで対応でき、相手ロール及びブレ
ードの耐久性を向上させ、かつ作業効率を高めることが
可能となり、コストダウンを図ることができる。
【0028】また、本発明に係る抄紙機用ロールクリー
ニング装置は、洗浄液が表面に供給されるロールと関連
して回転可能なドクタヘッド本体を設け、該ドクタヘッ
ド本体にドクタブレードを取付け、前記ドクタヘッド本
体を回転させることにより前記ドクタブレードの刃先面
を前記ロール表面に沿って加圧させるものであって、前
記ロールの回転方向で前記ドクタヘッド本体よりも下流
側に前記ドクタブレードの刃先寄りを加圧する加圧機構
を設けているので、上記発明と同様の効果を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る抄紙機用ロールク
リーニング装置を示す側面図である。
【図2】図1におけるA−A矢視図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る抄紙機用ロールク
リーニング装置を示す側面図である。
【図4】第2実施形態に係る抄紙機用ロールクリーニン
グ装置の変形例であって、図3におけるC部に相当する
部分を拡大して示す側面図である。
【図5】他の本発明の実施形態に係る抄紙機用ロールク
リーニング装置を示す側面図である。
【図6】図5におけるD−D矢視図である。
【図7】図5の抄紙機用ロールクリーニング装置におけ
るドクタヘッド本体の変形例を示す側面図である。
【図8】従来の抄紙機用ロールクリーニング装置を示す
側面図である。
【図9】クリーニング中にドクタブレードに作用する力
を説明する概念図である。
【図10】ブレード線圧と運転速度との関係を示す線図
である。
【符号の説明】
1 バッキングロール 2′,2″,41 抄紙機用ロールクリーニング装置 8′,8″,42,42′ ドクタヘッド本体 9 ビニールシート 10 ウォータシャワ 11 ブレード開放チューブ 12 ドクタブレード 13 回転支点 14 締付ボルト 15 押え板 17 水溜 18 ロッド受金 19 グルーブドロッド 20 ロッドホルダ 21 水膜 22 加圧チューブ 23 オーバフローパン 24 軸受 25 加圧シリンダ 26 回転モータ 27 ベルト 28 ユニバーサルジョイント 29 ウォータシール板 30 架台 31 プレブレード 32 押え板 33 加圧チューブ 34 開放チューブ 35 締付ボルト 36 プレブレード開放チューブ 37 回転支点 38 ベントプレブレード 39 第2加圧チューブ 40 受金 43 押付レバー 44 支点ピン 45 加圧ホルダ 46 受台 47 ホルダ 48 加圧チューブ 49 押付シリンダ 50 作動片 51 受けアクチュエータ 52 摩耗検出センサ 53 入口 54 出口 55 ストップ弁 56 温水チャンバ W 洗浄水

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液が表面に供給されるロールと関連
    して回転可能なドクタヘッド本体を設け、該ドクタヘッ
    ド本体にドクタブレードを取付け、前記ドクタヘッド本
    体を回転させることにより前記ドクタブレードの刃先面
    を前記ロール表面に沿って加圧させる抄紙機用ロールク
    リーニング装置において、前記ロールの回転方向で前記
    ドクタブレードよりも上流側に前記ロール表面の洗浄部
    を設け、該洗浄部にて形成される液膜を後続の前記ドク
    タブレードにより除去するように構成したことを特徴と
    する抄紙機用ロールクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 前記洗浄部には、ロールの巾方向に沿っ
    て表面溝付ロッドが回転自在に配設され、該溝付ロッド
    は押し付け機構によってロール表面に押し当てられるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の抄紙機用ロールクリー
    ニング装置。
  3. 【請求項3】 前記洗浄部には、ロールの巾方向に沿っ
    てプレブレードが配設され、該プレブレードの刃先面は
    押し付け機構によってロール表面に押し当てられること
    を特徴とする請求項1に記載の抄紙機用ロールクリーニ
    ング装置。
  4. 【請求項4】 前記洗浄部には、ロールの巾方向に沿っ
    てベントプレブレードが配設され、該ベントプレブレー
    ドの刃先面はロール表面に沿って曲げられ、かつ押し付
    け機構によってロール表面に面当たりで押し当てられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の抄紙機用ロールクリ
    ーニング装置。
  5. 【請求項5】 洗浄液が表面に供給されるロールと関連
    して回転可能なドクタヘッド本体を設け、該ドクタヘッ
    ド本体にドクタブレードを取付け、前記ドクタヘッド本
    体を回転させることにより前記ドクタブレードの刃先面
    を前記ロール表面に沿って加圧させる抄紙機用ロールク
    リーニング装置において、前記ロールの回転方向で前記
    ドクタヘッド本体よりも下流側に前記ドクタブレードの
    刃先寄りを加圧する加圧機構を設けたことを特徴とする
    抄紙機用ロールクリーニング装置。
  6. 【請求項6】 前記加圧機構は、巾方向にセグメント化
    された押付レバーを備え、該押付レバーは回転支点を中
    心に揺動するように構成されていることを特徴とする請
    求項5に記載の抄紙機用ロールクリーニング装置。
  7. 【請求項7】 前記ドクタヘッド本体には、ロール表面
    への供給前の洗浄液を通すチャンバが設けられているこ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれか1に記載の抄紙
    機用ロールクリーニング装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003093980A (ja) * 2001-09-26 2003-04-02 Kurita Water Ind Ltd 塗工バッキングロールの洗浄方法
CN111637351A (zh) * 2019-03-01 2020-09-08 福伊特专利有限公司 具有水润滑的刮刀

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