JP2000216497A - 半導体素子およびその製造方法 - Google Patents

半導体素子およびその製造方法

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JP2000216497A
JP2000216497A JP1494699A JP1494699A JP2000216497A JP 2000216497 A JP2000216497 A JP 2000216497A JP 1494699 A JP1494699 A JP 1494699A JP 1494699 A JP1494699 A JP 1494699A JP 2000216497 A JP2000216497 A JP 2000216497A
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plane
sapphire substrate
nitride
based semiconductor
semiconductor layer
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JP1494699A
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Takashi Kano
隆司 狩野
Nobuhiko Hayashi
伸彦 林
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平坦な端面を有し、へき開により容易に素子
分離が可能な窒化物系半導体素子およびその製造方法を
提供することである。 【解決手段】 サファイア基板1のA面またはA面から
c軸方向もしくはc軸と垂直な方向に0.03°〜20
°傾斜した面上にGaN系半導体層20を成長させ、サ
ファイア基板1をC面またはM面でへき開することによ
り、共振器面を形成する。サファイア基板1のM面また
はM面からc軸方向もしくはc軸と垂直な方向に0.0
3°〜20°傾斜した面上にGaN系半導体層20を成
長させ、サファイア基板1をC面またはA面でへき開す
ることにより、共振器面を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、BN(窒化ホウ
素)、GaN(窒化ガリウム)、AlN(窒化アルミニ
ウム)もしくはInN(窒化インジウム)またはこれら
の混晶等のIII −V族窒化物系半導体(以下、窒化物系
半導体と呼ぶ)からなる半導体発光素子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、青色または紫色の光を発する半導
体レーザ素子、発光ダイオード等の半導体発光素子とし
て、GaN系半導体発光素子の実用化が進んできてい
る。GaN系半導体発光素子の製造の際には、GaNか
らなる基板が存在しないため、サファイア(Al
2 3 )基板上に各層をエピタキシャル成長させてい
る。
【0003】図7は従来のGaN系半導体レーザ素子の
模式的断面図である。図7において、サファイア基板3
1の(0001)面上に、アンドープのGaNバッファ
層32、n−GaN層34、n−InGaN層35、n
−AlGaNクラッド層36、n−GaN光ガイド層3
7、InGaN多重量子井戸(MQW)活性層39が順
に設けられている。
【0004】さらに、活性層39上には、p−AlGa
Nキャリアブロック層40、p−GaN光ガイド層4
1、p−AlGaNクラッド層42およびp−GaNコ
ンタクト層43が順に設けられている。
【0005】p−GaNコンタクト層43からn−Ga
N層34までの一部領域がエッチングにより除去され、
n−GaN層34が露出している。p−GaNコンタク
ト層43の上面にp電極44が形成され、n−GaN層
34の露出した上面にn電極45が形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の、GaN系半導
体レーザ素子を作製する場合、以下に示すように、へき
開法により共振器面を形成することが困難である。
【0007】図8はサファイア基板およびGaN系半導
体層の結晶方位の関係を示す図である。図8において、
実線の矢印はサファイア基板の結晶方位を示し、破線の
矢印はGaN系半導体層の結晶方位を示す。
【0008】図8に示すように、サファイア基板上に形
成されたGaN系半導体層のa軸およびb軸はサファイ
ア基板のa軸およびb軸に対して30度ずれている。
【0009】図9はサファイア基板上に形成されたGa
N系半導体層からなる半導体レーザ素子の概略斜視図で
ある。
【0010】図9において、サファイア基板61の(0
001)面上にGaN系半導体層70が形成されてい
る。ストライプ状の電流注入領域71は、GaN系半導
体層70の〈1000〉方向に平行となっている。この
場合、GaN系半導体層70の{1-100}面はサファ
イア基板61の{1-100}面に対して30度傾いてい
る。サファイア基板61およびGaN系半導体層70と
もに{1-100}面でへき開しやすい。
【0011】このように、サファイア基板61とGaN
系半導体層70とでへき開方向がずれているため、Ga
N系半導体レーザ素子を製造する場合に、GaAs基板
上に形成される赤色光または赤外光を発生する半導体レ
ーザ素子のようにへき開法により平坦な共振器面を形成
することが困難となる。この場合、エッチングにより共
振器面を形成する必要が生じる。しかしながら、エッチ
ングにより共振器面を形成した場合には、半導体レーザ
素子の動作電流を低減することができない。
【0012】また、サファイア基板およびGaN系半導
体層はともに非常に固い材料であり、モース硬度が9で
あるため、GaN系半導体発光素子においては、へき開
によりウエハを個々の素子に分離することが困難であ
る。また、個々の素子を矩形に形成することも困難であ
る。
【0013】本発明の目的は、平坦な端面を有し、へき
開により容易に素子分離が可能な窒化物系半導体素子お
よびその製造方法を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明に係る半導体素子は、サファイア基板の{11-2
0}面または{11-20}面から所定方向に所定角度傾
斜した面上に、ホウ素、ガリウム、アルミニウムおよび
インジウムの少なくとも1つを含む窒化物系半導体層が
形成され、サファイア基板の{0001}面および窒化
物系半導体層の{0001}面からなる端面を有するも
のである。
【0015】サファイア基板の{11-20}面または
{11-20}面から所定方向に所定角度傾斜した面上に
窒化物系半導体層が形成された場合、窒化物系半導体層
の{0001}面はサファイア基板の{11-20}面に
垂直となり、かつサファイア基板の{0001}面と窒
化物系半導体層の{0001}面とが一致する。そのた
め、サファイア基板および窒化物系半導体層をサファイ
ア基板の{0001}面および窒化物系半導体層の{0
001}面でへき開することにより、サファイア基板の
{0001}面および窒化物系半導体層の{0001}
面からなる平坦な端面を容易に形成することが可能とな
る。
【0016】したがって、本発明に係る半導体素子にお
いては、へき開により容易に平坦な端面を得ることがで
きるとともに、へき開により容易に素子分離を行うこと
ができる。その結果、歩留りが向上する。
【0017】第2の発明に係る半導体素子は、サファイ
ア基板の{11-20}面または{11-20}面から所定
方向に所定角度傾斜した面上に、ホウ素、ガリウム、ア
ルミニウムおよびインジウムの少なくとも1つを含む窒
化物系半導体層が形成され、サファイア基板の{10-1
0}面および窒化物系半導体層の{11-20}面からな
る端面を有するものである。
【0018】サファイア基板の{11-20}面または
{11-20}面から所定方向に所定角度傾斜した面上に
窒化物系半導体層が形成された場合、窒化物系半導体層
の{11-20}面はサファイア基板の{11-20}面に
垂直となり、かつサファイア基板の{10-10}面と窒
化物系半導体層の{11-20}面とが一致する。そのた
め、サファイア基板および窒化物系半導体層をサファイ
ア基板の{10-10}面および窒化物系半導体層の{1
1-20}面でへき開することにより、サファイア基板の
{10-10}面および窒化物系半導体層の{11-20}
面からなる平坦な端面を容易に形成することが可能とな
る。
【0019】したがって、本発明に係る半導体素子にお
いては、へき開により容易に平坦な端面を得ることがで
きるとともに、へき開により容易に素子分離を行うこと
ができる。その結果、歩留りが向上する。
【0020】第3の発明に係る半導体素子は、サファイ
ア基板の{10-10}面または{10-10}面から所定
方向に所定角度傾斜した面上に、ホウ素、ガリウム、ア
ルミニウムおよびインジウムの少なくとも1つを含む窒
化物系半導体層が形成され、サファイア基板の{000
1}面および窒化物系半導体層の{0001}面からな
る端面を有するものである。
【0021】サファイア基板の{10-10}面または
{10-10}面から所定方向に所定角度傾斜した面上に
窒化物系半導体層が形成された場合、窒化物系半導体層
の{0001}面はサファイア基板の{10-10}面に
垂直となり、かつサファイア基板の{0001}面と窒
化物系半導体層の{0001}面とが一致する。そのた
め、サファイア基板および窒化物系半導体層をサファイ
ア基板の{0001}面および窒化物系半導体層の{0
001}面でへき開することにより、サファイア基板の
{0001}面および窒化物系半導体層の{0001}
面からなる平坦な端面を容易に形成することが可能とな
る。
【0022】したがって、本発明に係る半導体素子にお
いては、へき開により容易に平坦な端面を得ることがで
きるとともに、へき開により容易に素子分離を行うこと
ができる。その結果、歩留りが向上する。
【0023】第4の発明に係る半導体素子は、サファイ
ア基板の{10-10}面または{10-10}面から所定
方向に所定角度傾斜した面上に、ホウ素、ガリウム、ア
ルミニウムおよびインジウムの少なくとも1つを含む窒
化物系半導体層が形成され、サファイア基板の{11-2
0}面および窒化物系半導体層の{10-10}面からな
る端面を有するものである。
【0024】サファイア基板の{10-10}面または
{10-10}面から所定方向に所定角度傾斜した面上に
窒化物系半導体層が形成された場合、窒化物系半導体層
の{10-10}面はサファイア基板の{10-10}面に
垂直となり、かつサファイア基板の{11-20}面と窒
化物系半導体層の{10-10}面とが一致する。そのた
め、サファイア基板および窒化物系半導体層をサファイ
ア基板の{11-20}面および窒化物系半導体層の{1
0-10}面でへき開することにより、サファイア基板の
{11-20}面および窒化物系半導体層の{10-10}
面からなる平坦な端面を容易に形成することが可能とな
る。その結果、歩留りが向上する。
【0025】したがって、本発明に係る半導体素子にお
いては、へき開により容易に平坦な端面を得ることがで
きるとともに、へき開により容易に素子分離を行うこと
ができる。その結果、歩留りが向上する。
【0026】特に、所定方向はc軸方向またはc軸に垂
直な方向であり、所定角度は0.03度以上20度以下
であることが好ましく、さらには0.3度以上10度以
下であることが好ましい。
【0027】この場合、サファイア基板の成長面に微小
な段差が形成されるため、窒化物系半導体層の成長が主
として横方向の成長(二次元成長)により行われる。そ
れにより、上下方向に延びる結晶欠陥の発生が抑制され
る。この結果、素子特性および素子寿命が向上する。
【0028】また、窒化物系半導体層が発光層を含み、
端面が共振器面であってもよい。この場合、平坦な共振
器面を有する半導体レーザ素子が実現される。
【0029】第5の発明に係る半導体素子の製造方法
は、サファイア基板の{11-20}面または{11-2
0}面から所定方向に所定角度傾斜した面上に、ホウ
素、ガリウム、アルミニウムおよびインジウムの少なく
とも1つを含む窒化物系半導体層を成長させ、サファイ
ア基板および窒化物系半導体層をサファイア基板の{0
001}面および窒化物系半導体層の{0001}面で
へき開するものである。
【0030】本発明に係る半導体素子の製造方法におい
ては、サファイア基板の{11-20}面または{11-2
0}面から所定方向に所定角度傾斜した面上に窒化物系
半導体層を成長させることにより、窒化物系半導体層の
{0001}面がサファイア基板の{11-20}面に垂
直となり、かつサファイア基板の{0001}面と窒化
物系半導体層の{0001}面とが一致する。そのた
め、サファイア基板および窒化物系半導体層をサファイ
ア基板の{0001}面および窒化物系半導体層の{0
001}面で容易にへき開することができる。
【0031】したがって、サファイア基板の{000
1}面および窒化物系半導体層の{0001}面からな
る平坦な端面を容易に得ることが可能になるとともに、
へき開により容易に素子分離を行うことが可能となる。
その結果、歩留りが向上する。
【0032】第6の発明に係る半導体素子の製造方法
は、サファイア基板の{11-20}面または{11-2
0}面から所定方向に所定角度傾斜した面上に、ホウ
素、ガリウム、アルミニウムおよびインジウムの少なく
とも1つを含む窒化物系半導体層を成長させ、サファイ
ア基板および窒化物系半導体層をサファイア基板の{1
0-10}面および窒化物系半導体層の{11-20}面で
へき開するものである。
【0033】本発明に係る半導体素子の製造方法におい
ては、サファイア基板の{11-20}面または{11-2
0}面から所定方向に所定角度傾斜した面上に窒化物系
半導体層を成長させることにより、窒化物系半導体層の
{11-20}面がサファイア基板の{11-20}面に垂
直となり、かつサファイア基板の{10-10}面と窒化
物系半導体層の{11-20}面とが一致する。そのた
め、サファイア基板および窒化物系半導体層をサファイ
ア基板の{10-10}面および窒化物系半導体層の{1
1-20}面で容易にへき開することができる。
【0034】したがって、サファイア基板の{10-1
0}面および窒化物系半導体層の{11-20}面からな
る平坦な端面を容易に形成することが可能になるととも
に、へき開により容易に素子分離を行うことが可能にな
る。その結果、歩留りが向上する。
【0035】第7の発明に係る半導体素子の製造方法
は、サファイア基板の{10-10}面または{10-1
0}面から所定方向に所定角度傾斜した面上に、ホウ
素、ガリウム、アルミニウムおよびインジウムの少なく
とも1つを含む窒化物系半導体層を成長させ、サファイ
ア基板および窒化物系半導体層をサファイア基板の{0
001}面および窒化物系半導体層の{0001}面で
へき開するものである。
【0036】本発明に係る半導体素子の製造方法におい
ては、サファイア基板の{10-10}面または{10-1
0}面から所定方向に所定角度傾斜した面上に窒化物系
半導体層を成長させることにより、窒化物系半導体層の
{0001}面がサファイア基板の{10-10}面に垂
直となり、かつサファイア基板の{0001}面と窒化
物系半導体層の{0001}面とが一致する。そのた
め、サファイア基板および窒化物系半導体層をサファイ
ア基板の{0001}面および窒化物系半導体層の{0
001}面で容易にへき開することができる。
【0037】したがって、サファイア基板の{000
1}面および窒化物系半導体層の{0001}面からな
る平坦な端面を容易に形成することが可能になるととも
に、へき開により容易に素子分離を行うことが可能にな
る。その結果、歩留りが向上する。
【0038】第8の発明に係る半導体素子の製造方法
は、サファイア基板の{10-10}面または{10-1
0}面から所定方向に所定角度傾斜した面上に、ホウ
素、ガリウム、アルミニウムおよびインジウムの少なく
とも1つを含む窒化物系半導体層を成長させ、サファイ
ア基板および窒化物系半導体層をサファイア基板の{1
1-20}面および窒化物系半導体層の{10-10}面で
へき開するものである。
【0039】本発明に係る半導体素子の製造方法におい
ては、サファイア基板の{10-10}面または{10-1
0}面から所定方向に所定角度傾斜した面上に窒化物系
半導体層を成長させることにより、窒化物系半導体層の
{10-10}面がサファイア基板の{10-10}面に垂
直となり、かつサファイア基板の{11-20}面と窒化
物系半導体層の{10-10}面とが一致する。そのた
め、サファイア基板および窒化物系半導体層をサファイ
ア基板の{11-20}面および窒化物系半導体層の{1
0-10}面で容易にへき開することができる。
【0040】したがって、サファイア基板の{11-2
0}面および窒化物系半導体層の{10-10}面からな
る平坦な端面を容易に形成することが可能になるととも
に、へき開により容易に素子分離を行うことが可能にな
る。その結果、歩留りが向上する。
【0041】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例における
GaN系半導体レーザ素子の模式的断面図である。ま
た、図2は図1の半導体レーザ素子の主要部のエネルギ
ーバンド図である。
【0042】図1において、サファイア基板1の結晶成
長面として、{11-20}面または{11-20}面から
c軸方向もしくはc軸と垂直な方向に0.03°〜20
°傾斜した面を用いる。また、サファイア基板1の結晶
成長面として、{10-10}面または{10-10}面か
らc軸方向もしくはc軸と垂直な方向に0.03°〜2
0°傾斜した面を用いてもよい。
【0043】特に、{11-20}面からc軸方向もしく
はc軸と垂直な方向に0.3°以上10°以下の角度傾
斜した面または{10-10}面からc軸方向もしくはc
軸に垂直な方向に0.3°以上10°以下の角度傾斜し
た面を用いることが好ましい。
【0044】ここで、{11-20}面は、(11-20)
面で(-2110)面、(-12-10)面、(-1-120)
面、(2-1-10)面および(1-210)面であり、一般
にA面と呼ばれる。以下、{11-20}面をA面と呼
ぶ。また、{11-20}面からc軸方向またはc軸と垂
直な方向に0.03°〜20°傾斜した面をA面オフと
呼ぶ。
【0045】一方、{10-10}面は、(10-10)
面、(01-10)面、(-1100)面、(-1010)
面、(0-110)面および(1-100)面であり、一般
にM面と呼ばれる。以下、{10-10}面をM面と呼
ぶ。また、{10-10}面からc軸方向またはc軸と垂
直な方向に0.03°〜20°傾斜した面をM面オフ面
と呼ぶ。
【0046】さらに、{0001}面は、(0001)
面および(000-1)面であり、一般にC面と呼ばれ
る。以下、{0001}面をC面と呼ぶ。
【0047】なお、A面およびM面はC面に垂直であ
り、A面とM面とは互いに垂直である。
【0048】サファイア基板1上に、厚さ200Åのア
ンドープのBAlGaNからなる低温バッファ層2、厚
さ4.5μmのアンドープのBGaN層3、厚さ4.5
μmのn−BGaN層4、および厚さ0.25μmのn
−クラック防止層5が順に形成されている。n−クラッ
ク防止層5は、厚さ60ÅのBAlGaNおよび厚さ6
0ÅのGaNが21対交互に積層されてなる。
【0049】n−クラック防止層5上には、厚さ1μm
のBAlGaNからなるn−クラッド層6、および厚さ
0.1μmのBGaNからなるn−光ガイド層7が順に
形成されている。n−光ガイド層7上には、BInGa
Nからなるn−多重量子井戸活性層(以下、MQW活性
層と呼ぶ)8が形成されている。n−MQW活性層8
は、図2のエネルギーバンド図に示すように、厚さ50
Åの4つのBInGaN量子障壁層81と厚さ20Åの
3つのBInGaN量子井戸層82とが交互に積層され
てなる多重量子井戸構造を有する。
【0050】n−MQW活性層8上には、厚さ200Å
のBAlGaNからなるp−キャリアブロック層9、厚
さ0.1μmのBGaNからなるp−光ガイド層10、
厚さ0.8μmのBAlGaNからなるp−クラッド層
11および厚さ0.05μmのBGaNからなるp−コ
ンタクト層12が順に形成されている。
【0051】以下、低温バッファ層2からp−コンタク
ト層12までをGaN系半導体層20と呼ぶ。
【0052】p−コンタクト層12からn−BGaN層
4までの一部領域がエッチングにより除去され、n−B
GaN層4が露出している。p−コンタクト層12上に
p電極13が形成され、n−BGaN層4の露出した上
面にn電極14が形成されている。
【0053】図1の半導体レーザ素子は、例えばMOC
VD(有機金属化学的気相成長)法により形成される。
表1に図1の半導体レーザ素子の各層2〜12の組成、
膜厚および成長温度を示す。
【0054】
【表1】
【0055】n型ドーパントとしてはSiが用いられ、
p型ドーパントとしてはMgが用いられる。表1に示す
ように、低温バッファ層2の成長温度は600℃であ
り、BGaN層3、n−BGaN層4、n−クラック防
止層5、n−クラッド層6、n−光ガイド層7、p−光
ガイド層10、p−クラッド層11およびp−コンタク
ト層12の成長温度は1080℃である。また、n−M
QW活性層8およびp−キャリアブロック層9の成長温
度は800℃である。
【0056】低温バッファ層2の成長時には、原料ガス
としてTMG(トリメチルガリウム)、TMA(トリメ
チルアルミニウム)、NH3 およびB24 を用いる。
BGaN層3の成長時には、原料ガスとしてTMG、N
3 およびB24 を用いる。n−BGaN層4および
n−光ガイド層7の成長時には、原料ガスとしてTM
G、NH3 およびB24 を用い、ドーパントガスとし
てSiH4 を用いる。n−クラック防止層5およびn−
クラッド層6の成長時には、原料ガスとしてTMG、T
MA、NH3 およびB24 を用い、ドーパントガスと
してSiH4 を用いる。
【0057】n−MQW活性層8の成長時には、原料ガ
スとしてTEG(トリエチルガリウム)、TMI(トリ
メチルインジウム)、NH3 およびB24 を用い、ド
ーパントガスとしてSiH4 を用いる。p−キャリアブ
ロック層9およびp−クラッド層12の成長時には、原
料ガスとしてTMG、TMA、NH3 およびB24
用い、ドーパントガスとしてCp2 Mg(シクロペンタ
ジエニルマグネシウム)を用いる。p−光ガイド層10
およびp−コンタクト層12の成長時には、原料ガスと
してTMG、NH3 およびB24 を用い、ドーパント
ガスとしてCp 2 Mgを用いる。
【0058】上記のようにしてサファイア基板1上にG
aN系半導体層20、p電極13およびn電極14を形
成した後、後述するようにサファイア基板1をGaN系
半導体層20とともにへき開することにより、共振器面
を形成する。
【0059】図3はサファイア基板の面方位および酸素
とAlとの位置関係を示す模式図である。また、図4は
サファイア基板の面方位とGaN系半導体層の面方位と
の位置関係を示す図である。
【0060】図3において、サファイア基板の面方位
は、一般的に白丸印の酸素を格子点として表される。こ
こで、サファイア基板において、黒丸印のAlは最密充
填六方格子を構成する酸素の間に位置している。
【0061】上記の点から、Alによる結晶面は、次の
ような関係を有する。 (1)Alによる結晶面はc軸に関してサファイア基板
の結晶面に対して30°回転方向にずれる。
【0062】(2)AlによるM面は、サファイア基板
のA面に対応する。 (3)AlによるA面は、サファイア基板のM面に対応
する。
【0063】サファイア基板上にGaN系半導体層が成
長する際の成長初期過程では、最初にサファイアのAl
に窒素(N)が吸着する。すなわち、微視的には、サフ
ァイア中のAlの位置とGaN系半導体層の窒素の位置
とがほぼ一致する。そのため、GaN系半導体層の面方
位は、窒素を格子点として表される。したがって、次の
関係が得られる。
【0064】(4)サファイア基板上に成長したGaN
系半導体層の面方位は、サファイア基板のAlによる結
晶面と一致する。
【0065】図4に示すように、サファイア基板の面方
位とそのサファイア基板上に成長したGaN系半導体層
の面方位とは次の関係を有する。
【0066】(5)サファイア基板のA面またはA面オ
フ面には、M面のGaN系半導体層が成長する。ただ
し、サファイア基板およびGaN系半導体層のc軸方向
は一致する。
【0067】(6)サファイア基板のM面またはM面オ
フ面には、A面のGaN系半導体層が成長する。ただ
し、サファイア基板およびGaN系半導体層のc軸方向
は一致する。
【0068】図5は本実施例のGaN系半導体レーザ素
子における共振器面の形成方法を示す図である。
【0069】図5(a)の例では、サファイア基板1の
A面またはA面オフ面上にGaN系半導体層20を成長
させ、サファイア基板1およびGaN系半導体層20を
C面でへき開することにより、サファイア基板1および
GaN系半導体層20のC面からなる両端面を形成す
る。この両端面を共振器面として用いる。
【0070】図5(b)の例では、サファイア基板1の
A面またはA面オフ面上にGaN系半導体層20を成長
させ、サファイア基板1およびGaN系半導体層20を
サファイア基板1のM面およびGaN系半導体層20の
A面でへき開することにより、サファイア基板1のM面
およびGaN系半導体層20のA面からなる両端面を形
成する。この両端面を共振器面として用いる。
【0071】図5(c)の例では、サファイア基板1の
M面またはM面オフ面上にGaN系半導体層20を成長
させ、サファイア基板1およびGaN系半導体層20を
C面でへき開することにより、サファイア基板1および
GaN系半導体層20のC面からなる両端面を形成す
る。この両端面を共振器面として用いる。
【0072】図5(d)の例では、サファイア基板1の
M面またはM面オフ面上にGaN系半導体層20を成長
させ、サファイア基板1およびGaN系半導体層20を
サファイア基板1のA面およびGaN系半導体層20の
M面でへき開することにより、サファイア基板1のA面
およびGaN系半導体層20のM面からなる両端面を形
成する。この両端面を共振器面として用いる。
【0073】サファイア基板1およびGaN系半導体層
20において、C面、M面およびA面の順にへき開を行
いやすい。したがって、図5(a),(c)に示すよう
にサファイア基板1およびGaN系半導体層20をC面
でへき開することが最も好ましく、図5(b)に示すよ
うに、サファイア基板1をM面でへき開することが次に
好ましい。
【0074】特に、サファイア基板1の結晶成長面とし
てA面オフ面またはM面オフ面を用いることが好まし
い。図6に示すように、サファイア基板1のA面オフ面
またはM面オフ面には、微細な段差が存在する。そのた
め、サファイア基板1のA面オフ面上またはM面オフ面
上にGaN系半導体層20が成長する際に、横方向の成
長(二次元成長性)が向上する。それにより、上下方向
に延びる貫通欠陥の発生が抑制される。この結果、素子
特性および素子寿命が向上する。
【0075】特に、A面オフ面またはM面オフ面の傾斜
角度としては、貫通欠陥発生の抑制の観点から0.03
°以上20°以下が好ましい。さらに加工精度の点から
0.3°以上であることが好ましい。また、半導体レー
ザ素子においてストライプ状に電流狭窄を行う場合に
は、ストライプ構造の対称性を良好にするために、A面
オフ面またはM面オフ面の傾斜角度を10°以下にする
ことが好ましい。
【0076】上記のように、本実施例の半導体レーザ素
子においては、へき開により容易にC面、M面またはA
面からなる平坦な共振器面が得られる。したがって、歩
留りが向上する。
【0077】なお、上記実施例では、本発明をGaN系
半導体レーザ素子に適用した場合について説明したが、
本発明は、GaN系発光ダイオード等の他の半導体発光
素子にも適用することができる。その場合、へき開によ
り容易に素子分離を行うことができるとともに、個々の
素子を矩形に形成することができる。したがって、歩留
りが向上する。
【0078】また、本発明は、GaN系電界効果型トラ
ンジスタ、GaN系バイポーラトランジスタ等の他の半
導体素子にも適用することができる。その場合にも、へ
き開により容易に素子分離を行うことができるととも
に、個々の素子を矩形に形成することができる。したが
って、歩留りが向上する。
【0079】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるGaN系半導体レー
ザ素子の模式的断面図である。
【図2】図1の半導体レーザ素子の主要部のエネルギー
バンド図である。
【図3】サファイア基板の面方位および酸素とAlとの
位置関係を示す模式図である。
【図4】サファイア基板の面方位とGaN系半導体層と
の面方位との位置関係を示す図である。
【図5】図1のGaN系半導体レーザ素子における共振
器面の形成方法を示す図である。
【図6】サファイア基板のA面オフ面またはM面オフ面
を結晶成長面として用いた場合のGaN系半導体層の成
長を説明するための図である。
【図7】従来のGaN系半導体レーザ素子の模式的断面
図である。
【図8】サファイア基板およびGaN系半導体層の結晶
方位の関係を示す図である。
【図9】サファイア基板上に形成されたGaN系半導体
層からなる従来の半導体レーザ素子の概略斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 サファイア基板 6,6a n−クラッド層 7 n−光ガイド層 8 n−MQW活性層 9 p−キャリアブロック層 10 p−光ガイド層 11 p−クラッド層 12 p電極 13 n電極 20 GaN系半導体層

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サファイア基板の{11-20}面または
    {11-20}面から所定方向に所定角度傾斜した面上
    に、ホウ素、ガリウム、アルミニウムおよびインジウム
    の少なくとも1つを含む窒化物系半導体層が形成され、
    前記サファイア基板の{0001}面および前記窒化物
    系半導体層の{0001}面からなる端面を有すること
    を特徴とする半導体素子。
  2. 【請求項2】 サファイア基板の{11-20}面または
    {11-20}面から所定方向に所定角度傾斜した面上
    に、ホウ素、ガリウム、アルミニウムおよびインジウム
    の少なくとも1つを含む窒化物系半導体層が形成され、
    前記サファイア基板の{10-10}面および前記窒化物
    系半導体層の{11-20}面からなる端面を有すること
    を特徴とする半導体素子。
  3. 【請求項3】 サファイア基板の{10-10}面または
    {10-10}面から所定方向に所定角度傾斜した面上
    に、ホウ素、ガリウム、アルミニウムおよびインジウム
    の少なくとも1つを含む窒化物系半導体層が形成され、
    前記サファイア基板の{0001}面および前記窒化物
    系半導体層の{0001}面からなる端面を有すること
    を特徴とする半導体素子。
  4. 【請求項4】 サファイア基板の{10-10}面または
    {10-10}面から所定方向に所定角度傾斜した面上
    に、ホウ素、ガリウム、アルミニウムおよびインジウム
    の少なくとも1つを含む窒化物系半導体層が形成され、
    前記サファイア基板の{11-20}面および前記窒化物
    系半導体層の{10-10}面からなる端面を有すること
    を特徴とする半導体素子。
  5. 【請求項5】 前記所定方向はc軸方向またはc軸に垂
    直な方向であり、前記所定角度は0.03度以上20度
    以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
    記載の半導体素子。
  6. 【請求項6】 前記所定方向はc軸方向またはc軸に垂
    直な方向であり、前記所定角度は0.3度以上10度以
    下であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記
    載の半導体素子。
  7. 【請求項7】 前記窒化物系半導体層は発光層を含み、
    前記端面は共振器面であることを特徴とする請求項1〜
    6のいずれかに記載の半導体素子。
  8. 【請求項8】 サファイア基板の{11-20}面または
    {11-20}面から所定方向に所定角度傾斜した面上
    に、ホウ素、ガリウム、アルミニウムおよびインジウム
    の少なくとも1つを含む窒化物系半導体層を成長させ、
    前記サファイア基板および前記窒化物系半導体層を前記
    サファイア基板の{0001}面および前記窒化物系半
    導体層の{0001}面でへき開することを特徴とする
    半導体素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 サファイア基板の{11-20}面または
    {11-20}面から所定方向に所定角度傾斜した面上
    に、ホウ素、ガリウム、アルミニウムおよびインジウム
    の少なくとも1つを含む窒化物系半導体層を成長させ、
    前記サファイア基板および前記窒化物系半導体層を前記
    サファイア基板の{10-10}面および前記窒化物系半
    導体層の{11-20}面でへき開することを特徴とする
    半導体素子の製造方法。
  10. 【請求項10】 サファイア基板の{10-10}面また
    は{10-10}面から所定方向に所定角度傾斜した面上
    に、ホウ素、ガリウム、アルミニウムおよびインジウム
    の少なくとも1つを含む窒化物系半導体層を成長させ、
    前記サファイア基板および前記窒化物系半導体層を前記
    サファイア基板の{0001}面および前記窒化物系半
    導体層の{0001}面でへき開することを特徴とする
    半導体発光素子の製造方法。
  11. 【請求項11】 サファイア基板の{10-10}面また
    は{10-10}面から所定方向に所定角度傾斜した面上
    に、ホウ素、ガリウム、アルミニウムおよびインジウム
    の少なくとも1つを含む窒化物系半導体層を成長させ、
    前記サファイア基板および前記窒化物系半導体層を前記
    サファイア基板の{11-20}面および前記窒化物系半
    導体層の{10-10}面でへき開することを特徴とする
    半導体素子の製造方法。
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