JP2000209344A - 自動交換機 - Google Patents

自動交換機

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JP2000209344A
JP2000209344A JP11011095A JP1109599A JP2000209344A JP 2000209344 A JP2000209344 A JP 2000209344A JP 11011095 A JP11011095 A JP 11011095A JP 1109599 A JP1109599 A JP 1109599A JP 2000209344 A JP2000209344 A JP 2000209344A
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亘 大森
Masahiko Yamagishi
雅彦 山岸
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
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    • H04M3/42Systems providing special services or facilities to subscribers
    • H04M3/428Arrangements for placing incoming calls on hold
    • H04M3/4285Notifying, informing or entertaining a held party while on hold, e.g. Music On Hold

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動交換機に関し、第三者からの非通話中に
おける割込呼を迅速に処理可能なことを課題とする。 【解決手段】 第2の電話機20に対して発呼中/ダイ
ヤル中/呼出中の第1の電話機10に第3の電話機30
からの着信があったことにより、第1の電話機10に割
込着信を通知する割込通知手段2と、割込通知手段2に
よる割込着信通知後の第1の電話機10が割込着信を受
付けるための所定の操作をしたことにより、第1,第3
の電話機10,30間の通話回線を接続する割込呼制御
手段3とを備える。また第2の電話機20からの着信呼
出中の第1の電話機10に第3の電話機30からの着信
があった場合に、第1の電話機10が応答したことによ
る第2の電話機20との通話開始の際に通常の通話中コ
ールウェイティングサービスを実施する割込呼制御手段
3を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動交換機に関し、
更に詳しくは二者間の呼に第三者の呼が割込可能な自動
交換機に関する。
【0002】この種の自動交換機では、通話中の加入者
に対して第三者からの着信があったことを知らせると共
に、元々話していた相手との通話回線を一旦保留にし、
第三者に通話回線を切り替える所謂コールウェイティン
グサービスが行われる。
【0003】
【従来の技術】従来は、予めコールウェイティングサー
ビスを登録してある電話機1が発呼中(ダイヤルトーン
聴取中),ダイヤル中又は通話相手を呼出中の状態で、
該電話機1に第三者からの着信があった場合に、電話機
1の通話開始を待ち、該通話開始の際に第三者から着信
があったことを電話機1に知らせ、該電話機1のフッキ
ング操作により第三者に通話を切り替えるコールウェイ
ティング方式が知られている(特開平9−27085
5)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のコ
ールウェイティング方式では、発側電話機1の通話開始
を待ってからコールウェイティングサービスを開始する
為、割込者は電話機1が通話開始するまで待たなければ
ならないと言う問題があった。
【0005】また割込を掛けた電話機1が着信側で、か
つ呼出中の場合は、従来方式ではコールウェイティング
サービスが実施されず、第三者はリダイヤルをして電話
機1を再度呼出さなければならないと言う問題があっ
た。
【0006】本発明は上記従来技術の問題点に鑑み成さ
れたもので、その目的とする所は、第三者からの非通話
時における割込呼を迅速に処理可能な自動交換機を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題は例えば図1
の構成により解決される。即ち、本発明(1)の自動交
換機は、発呼中の第1の電話機10に第3の電話機30
からの着信があったことにより、第1の電話機10に割
込着信を通知する割込通知手段2と、割込通知手段2に
よる割込着信通知後の第1の電話機10が割込着信を受
付けるための特殊番号をダイヤル完了したことにより、
第1,第3の電話機10,30間の通話回線を接続する
割込呼制御手段3とを備えるものである。
【0008】本発明(1)においては、発呼者が発呼
(ダイヤルトーン聴取)中の割込呼でも直ちに発呼者に
通知する構成により、この割込呼を迅速に処理可能とな
る。また発呼者の特番ダイヤル完了により第1,第3の
電話機10,30間の通話回線を接続する構成により、
発呼者の意思で発呼又は割込呼を選択できる。
【0009】好ましくは、本発明(2)においては、上
記本発明(1)において、割込呼制御手段3は、割込通
知手段2による割込着信通知中又は通知後の第1の電話
機10が呼切断したことにより、第1の電話機10を呼
出し、第1の電話機10が応答すると、第1,第3の電
話機10,30間の通話回線を接続する。従って、第三
者はリダイヤルをしなくても割込呼が繋がる可能性があ
り、割込呼の呼損を有効に回避できる。
【0010】また好ましくは、本発明(3)において
は、上記本発明(1)において、割込呼制御手段3は、
割込通知手段2による割込着信通知中又は通知後、第3
の電話機30が呼切断したことにより、第1の電話機1
0にダイヤルトーンを接続し、第1の電話機10を発呼
可能とする。従って、発呼者は第1の電話機10を再発
呼状態(フックON→フックOFF)にする必要が無
い。また発呼者は、第1の電話機10へのダイヤルトー
ンの再接続により、割込呼が切断されたことを容易に認
識できる。
【0011】また好ましくは、本発明(4)において
は、上記本発明(1)において、割込呼制御手段3は、
割込通知手段2による割込着信通知後の第1の電話機1
0が第2の電話機20の電話番号をダイヤル完了したこ
とにより、第3の電話機30に割込不可を通知し、第2
の電話機20を呼出す。従って、発呼者は本来の発呼
(ダイヤル)操作を継続するだけの無駄の無い操作で自
己の発呼を選択できる。一方、第三者には話中(ビジ
ー)音等が通知される。
【0012】また好ましくは、本発明(5)において
は、上記本発明(1)において、割込呼制御手段3は、
割込通知手段2による割込着信通知後の第1の電話機1
0が第2の電話機20の電話番号をダイヤル途中又はダ
イヤル後に呼切断したことにより、第1の電話機10を
呼出し、第1の電話機10が応答すると、第1,第3の
電話機10,30間の通話回線を接続する。従って、第
三者の割込呼が繋がる機会が広がる。また発呼者の呼選
択操作にも柔軟性が増す。
【0013】また好ましくは、本発明(6)において
は、上記本発明(1)において、割込呼制御手段3は、
割込通知手段2による割込着信通知後の第1の電話機1
0が特殊番号をダイヤル途中又はダイヤル後に呼切断し
たことにより、第1の電話機10を呼出し、第1の電話
機10が応答すると、第1,第3の電話機10,30間
の通話回線を接続する。従って、第三者の割込呼が繋が
る機会が広がる。また発呼者の呼選択操作にも柔軟性が
増す。
【0014】また本発明(7)の自動交換機は、第2の
電話機20にダイヤル中の第1の電話機10に第3の電
話機30からの着信があったことにより、前記ダイヤル
完了後に、第1の電話機10に割込着信を通知する割込
通知手段2と、割込通知手段2による割込着信通知後の
第1の電話機10がフッキングしたことにより、第1,
第3の電話機10,30間の通話回線を接続する割込呼
制御手段3とを備えるものである。
【0015】本発明(7)においては、発呼者のダイヤ
ル中における割込呼でも、これをダイヤル完了後の発呼
者に通知する構成により、この割込呼を迅速に処理可能
となる。また発呼者のフッキングにより第1,第3の電
話機10,30間の通話回線を接続する構成により、発
呼者のダイヤル完了後でも簡単な操作により割込呼が繋
がる。
【0016】好ましくは、本発明(8)においては、上
記本発明(7)において、割込呼制御手段3は、割込通
知手段2による割込着信通知中又は通知後の第1の電話
機10が呼切断したことにより、第1の電話機10を呼
出し、第1の電話機10が応答すると、第1,第3の電
話機10,30間の通話回線を接続する。従って、第三
者はリダイヤルをしなくても割込呼が繋がる可能性があ
り、割込呼の呼損を有効に回避できる。
【0017】また好ましくは、本発明(9)において
は、上記本発明(7)において、割込呼制御手段3は、
割込通知手段2による割込着信通知中又は通知後に該通
知についてのタイムアウトが発生したことにより、第3
の電話機30に割込不可を通知し、第2の電話機20を
呼出す。従って、発呼者はフッキングをしないだけで割
込呼を拒否でき、操作がシンプルである。
【0018】また本発明(10)の自動交換機は、第2
の電話機20を呼出中の第1の電話機10に第3の電話
機30からの着信があったことにより、第1の電話機1
0に割込着信を通知する割込通知手段2と、割込通知手
段2による割込着信通知後の第1の電話機10がフッキ
ングしたことにより、第1,第3の電話機10,30間
の通話回線を接続する割込呼制御手段3とを備えるもの
である。
【0019】本発明(10)においては、発呼者が被呼
者を呼出中の割込呼でも、これを発呼者に通知する構成
により、この割込呼を迅速に処理可能となる。また発呼
者のフッキングにより第1,第3の電話機10,30間
の通話回線を接続する構成により、被呼者を呼出中でも
簡単な操作により割込呼が繋がる。
【0020】好ましくは、本発明(11)においては、
上記本発明(10)において、割込呼制御手段3は、割
込通知手段2による割込着信通知中又は通知後に該通知
についてのタイムアウトが発生したことにより、第3の
電話機30に割込不可を通知し、第2の電話機20を呼
出す。従って、発呼者はフッキングをしないだけで割込
呼を拒否でき、操作がシンプルである。
【0021】また好ましくは、本発明(12)において
は、上記本発明(10)において、割込呼制御手段3
は、第2の電話機20を呼出中に第1の電話機10が呼
切断したことにより、第2の電話機20の呼出しを停止
し、第1の電話機10を呼出す。従って、第三者はリダ
イヤルをしなくても割込呼が繋がる可能性があり、割込
呼の呼損を有効に回避できる。
【0022】また本発明(13)の自動交換機は、第2
の電話機20からの着信呼出中の第1の電話機10に第
3の電話機30からの着信があった場合に、第1の電話
機10が応答したことによる第2の電話機20との通話
開始の際に通常の通話中コールウェイティングサービス
を実施する割込呼制御手段3を備えるものである。
【0023】本発明(13)においては、被呼者を呼出
中の割込呼でも被呼者の応答(通話開始)の際に通常の
通話中コールウェイティングサービスに繋げる構成によ
り、割込呼が繋がる機会が増すと共に、被呼者への割込
呼を迅速かつ能率良くに処理可能となる。
【0024】好ましくは、本発明(14)においては、
上記本発明(13)において、割込呼制御手段3は、第
1又は第2の電話機10/20が呼切断したことによ
り、第1の電話機10を呼出し、第1の電話機10が応
答すると、第1,第3の電話機10,30間の通話回線
を接続する。従って、第三者はリダイヤルをしなくても
割込呼が繋がる可能性があり、割込呼の呼損を有効に回
避できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
好適なる実施の形態を詳細に説明する。なお、全図を通
して同一符号は同一又は相当部分を示すものとする。図
2は実施の形態による電話交換システムの構成を示す図
で、図において、10〜50は電話機、60,70は電
話機10〜40を収容する局交換機、80は電話機50
を収容する構内交換機、100は交換機60〜80間を
接続する公衆網である。なお、局交換機60は本発明に
よるコールウェイティング機能を備える。
【0026】局交換機60において、11は通話路スイ
ッチ、12〜14は電話機10〜30を収容する加入者
回路部、15,16は公衆網100を介して交換機7
0,80に接続する局線トランク、17は電話通信の際
に必要な各種サービス機能{ダイヤルトーンDTの送
出、PB(電番/特番)信号の受信、リングトーンRG
T,リングバックトーンRBT,ビジートーンBT及び
アナウンストーキの送出等}を行うサービストランク、
18は交換機60の共通(制御)バスである。
【0027】また21はCPU(不図示)のプログラム
実行により実現される主制御部であり、以下の各機能ブ
ロックが含まれる。即ち、22は通常の呼制御処理を行
う呼処理部、23は本発明によるコールウェイティング
の制御・処理を行うコールウェイティング処理部であ
る。更にコールウェイティング処理部23において、2
4はコールウェイティングの状態制御に基づき発生する
呼状態管理データの情報設定を行なう呼状態管理データ
設定処理部、25は二者間の呼に関する呼状態管理デー
タに対して第三者による割込呼の呼状態管理データをマ
ージする加入者情報マージ処理部、26は上記マージ処
理後に不要となった第三者の呼状態管理データを解放す
る呼状態管理データ解放処理部、27は第三者からの割
込着信後に被割込電話機から出力されたダイヤル番号
(*,#,数字等)を識別するダイヤル番号チェック処
理部、28は各電話機につき呼状態管理データ36の情
報に基づきコールウェイティングサービスに係るパスの
接続制御を行う回線接続制御部である。
【0028】また31はCPU21が実行する処理プロ
グラムを記憶すると共に以下の各種データを記憶するR
AM,ROM等からなる主メモリであり、32は加入者
情報を記憶する加入者データ、33は局情報を記憶する
局データ、34は加入者の登録サービス(コールウェイ
ティングサービス等)に関する情報を記憶するサービス
管理データ、35は電話機の使用有無状態等を記憶する
使用中管理データ、36は電話機の呼状態に関する情報
を記憶する呼状態管理データの各記憶エリアである。
【0029】図3は実施の形態による各種管理データを
説明する図で、図3(A)はサービス管理データの記憶
内容を示している。サービス管理データ34は、電話機
毎に割り付けられ、電話機10〜30についてコールウ
ェイティングサービス等の登録有/無状態を記憶してい
る。ここで、電話機10の登録は有りである。
【0030】図3(B)は使用中管理データの記憶内容
を示している。使用中管理データ35は、電話機毎に割
り付けられ、電話機10〜30についての使用状態(空
き,発信使用中,着信使用中等)を記憶している。ま
た、ある電話機につき呼が発生すると後述の呼状態管理
データが捕捉されるが、使用中管理データ35の呼状態
管理データ番号欄には当該電話機に捕捉された呼状態管
理データの番号(36a,36b等)が記録される。
【0031】図3(C)は呼状態管理データの記憶内容
を示している。呼状態管理データ36は、呼の発生の度
に捕捉・生成され、呼の発生から終話までの各呼状態
(図4〜図8参照)を表す呼状態番号並びに該呼に関連
する電話機(発電話機,着電話機,割込電話機)の情報
及び割込着信を通知するアナウンスメントトーキ等の情
報が記憶される。例えば電話機10から電話機20に発
呼すると、呼状態管理データ36aが捕捉され、その発
電話機欄には電話機10の情報(電番等)、また着電話
機の欄には電話機20の情報が書き込まれる。一方、電
話機30から電話機10に発呼すると、呼状態管理デー
タ36bが捕捉され、その発電話機欄には電話機30の
情報、また着電話機の欄には電話機10の情報が書き込
まれる。そして、電話機30の呼が電話機10に割込着
信すると、呼状態管理データ36aにおける割込電話機
欄には電話機30の情報が書き込まれる。
【0032】図4〜図8は実施の形態によるコールウェ
イティング処理の状態遷移図(1)〜(5)で、図4は
電話機20に発呼中の電話機10に対して電話機30が
割込む場合の交換機60における呼処理及び状態遷移を
示している。
【0033】まず電話機30からの割込が無い場合を説
明する。電話機10は、状態2では空き状態であり、発
呼者が受話器を取ると状態3(発呼中)に遷移する。状
態3では発呼者がダイヤルトーンDTを聴取しており、
更に発呼者が電番ダイヤル操作を開始すると状態4(ダ
イヤル中)に遷移する。状態4ではPBレシーバPBR
2が電話機10の発呼先ダイヤル番号を解析しており、
発呼者が電番ダイヤル入力を完了すると状態5(呼出
中)に遷移する。状態5では電話機20にリンギングト
ーンRGTを送出し、また電話機10にはリングバック
トーンRBTを送出する。
【0034】一方、状態1では電話機30が電話機10
宛にダイヤル中であり、この電番ダイヤル操作が上記電
話機10の発呼操作との関係でどのタイミングに完了
(オペレーションOPR1)するかに応じて、電話機1
0の状態3(DT聴取中),状態4(電話機20にダイ
ヤル中)又は状態5(電話機20を呼出中)に割込むこ
とになる。以下、夫々の場合のコールウェイティング処
理及び状態遷移の過程を詳細に説明する。
【0035】まず、電話機10が状態3(電話機10D
T聴取中)の時に電話機30が電番ダイヤルを完了した
場合は状態6(電話機10発呼中/電話機30割込準備
中)に遷移する。ここで、上記電番ダイヤル完了の際に
共通に実行される割込処理を詳細に説明する。
【0036】図9は実施の形態によるコールウェイティ
ング割込処理のフローチャートである。今、発信端末
(割込電話機)30から着信端末(被割込電話機)10
への電番ダイヤル操作が完了したとすると、主制御部2
1では着電番ダイヤル完了イベントが発生し、この処理
(主に呼処理部22が実行)に入力する。ステップS1
では使用中管理データ35における着信端末10の使用
状態を参照する。ステップS2では着信端末10が使用
中か否かを判別する。使用中でない場合はステップS1
1で通常に従い着信端末10を呼出す。
【0037】また使用中の場合はステップS3で更にサ
ービス管理データ34における着信端末10のコールウ
ェイティングサービスの登録情報を参照する。ステップ
S4ではコールウェイティングサービスの登録有/無を
判別する。登録していない場合はステップS12で通常
の話中(ビジー)処理を行う。また登録している場合は
ステップS5で使用中管理データ35における着信端末
10の呼状態管理データ番号欄から呼状態管理データ番
号(=36a)を抽出する。ステップS6では呼状態管
理データ36aにおける呼状態番号欄の呼状態番号(例
えば状態3)を参照する。ステップS7では呼状態番号
に基づき本発明によるコールウェイティングサービス
(即ち、電話機10の発呼〜通話前におけるコールウェ
イティングサービス)を実施可能か否かを判別する。実
施可能でない(即ち、通話中の)場合はステップS13
で通常のコールウェイティングサービス処理を行う。
【0038】また実施可能(非通話中)の場合はステッ
プS8で加入者情報マージ処理部25が電話機30を管
理する呼状態管理データ36bの発電話機欄から発電話
機の情報(=電話機30)を読出し、これを電話機10
を管理する呼状態管理データ36aの割込電話機欄に設
定(マージ)する。ステップS9では呼状態管理データ
解放処理部26が上記マージ処理により不要となった呼
状態管理データ36bを解放する。
【0039】図4に戻り、上記電話機10の状態6で呼
状態管理データ36aのマージ処理を完了(OPR2)
すると、フローは図5の処理1に進み、ここで回線接続
制御部28は電話機30にリングバックトーンRBTを
接続すると共に、電話機10に接続していたダイヤルト
ーンDTを解放し、電話機10に割込音信号IITを接
続する。そして、フローは図5の状態9(電話機10発
呼中/電話機30割込中)に遷移する。
【0040】状態9では電話機10が割込音信号IIT
を聴取し、かつ電話機30はリングバックトーンRBT
を聴取している。この状態で電話機10が割込応答特番
(1桁目は「*」)をダイヤル開始すると、ダイヤル番
号チェック処理部27はこの割込応答特番「*」を認識
し、応答特番ダイヤル開始イベントを送出(OPR5)
する。このイベントが送出されると、フローは処理2に
進み、回線接続制御部28は電話機10に接続している
割込音信号IITを解放する。そして、フローは状態1
0(電話機10応答特番ダイヤル中)に遷移する。
【0041】また上記状態9で電話機10が呼を切断
(OPR8)すると、フローは処理5に進み、回線接続
制御部28は電話機10に接続している割込音信号II
T及びPBレシーバPBR2を解放し、電話機10にリ
ンギングトーンRGTを接続する。そして、フローは図
7の状態18(電話機30→10呼出中)に遷移する。
【0042】また上記状態9で電話機30が呼を切断
(OPR7)すると、フローは処理4に進み、回線接続
制御部28は電話機10に接続していた割込音信号II
Tを解放し、電話機10にダイヤルトーンDTを接続す
る。また呼状態管理データ設定処理部24は呼状態管理
データ36aにおける割込電話機欄の情報(=電話機3
0)をクリアし、フローは図4の状態3(電話機10D
T聴取中)に遷移する。
【0043】また上記状態9で電話機10が元々発信し
ようとしていた電話機20の電話番号をダイヤル開始す
ると、ダイヤル番号チェック処理部27はダイヤル番号
が一般の電話番号(0〜9)であることにより、元々発
信しようとしていた電話機への電話番号と認識し、電番
ダイヤル開始イベントを送出(OPR11)する。この
イベントが送出されると、フローは処理7に進み、回線
接続制御部28は電話機10に接続している割込音信号
IITを解放する。そして、フローは図6の状態12
(電話機10→20ダイヤル中)に遷移する。
【0044】図5の状態10では電話機10が割込応答
特番をダイヤル中である。この状態で電話機10が応答
特番ダイヤル入力を完了(OPR6)すると、フローは
処理6に進み、回線接続制御部28は電話機30に接続
していたリングバックトーンRBTを解放し、電話機1
0に接続していたPBレシーバPBR2を解放すると共
に、電話機10,30間のパスを接続する。そして、フ
ローは図7の状態19(電話機10−30間通話中)に
遷移する。
【0045】また上記状態10で割込中の電話機30が
呼を切断(OPR9)すると、フローは処理3に進み、
回線接続制御部28は電話機30に接続していたリング
バックトーンRBTを解放し、かつ電話機10に接続し
ていたPBレシーバPBR2を解放すると共に、電話機
10にビジートーンBTを接続する。また呼状態管理デ
ータ設定処理部24は呼状態管理データ36aにおける
割込電話機欄の情報(=電話機30)をクリアし、状態
11(電話機10ビジートーン聴取中)に遷移する。
【0046】また上記状態10で応答特番ダイヤル中の
電話機10が呼を切断(OPR30)すると、フローは
処理28に進み、回線接続制御部28は電話機10に接
続していたPBレシーバPBR2を解放し、電話機10
にリンギングトーンRGTを接続する。そして、フロー
は図7の状態18(電話機30→10呼出中)に遷移す
る。
【0047】図5の状態11では応答特番ダイヤル中の
電話機10が電話機30の呼を切断によりビジートーン
BTを聴取中である。この状態で電話機10が呼を切断
(OPR10)すると、フローは処理27に進み、回線
接続制御部28は電話機10に接続しているビジートー
ンBTを解放する。また呼状態管理データ設定処理部2
4は呼状態管理データ36aを解放する。そして、フロ
ーは図4の状態2(電話機10空き)に遷移する。
【0048】図4に戻り、電話機10の状態4(電話機
10→20ダイヤル中)で電話機30が電番ダイヤルを
完了(OPR1)した場合は、上記図9の割込処理を経
て状態7(電話機10→20ダイヤル中/電話機30割
込準備中)に遷移する。この状態で発電話機10の呼状
態管理データ36aに割込電話機30の情報をマージ完
了(OPR3)すると、フローは図6の処理8に進み、
ここで回線接続制御部28は電話機30にリングバック
トーンRBTを接続する。そして、フローは状態12
(電話機10→20ダイヤル中/電話機30RBT聴取
中)に遷移する。
【0049】状態12では電話機30がリングバックト
ーンRBTを聴取中である。この状態12で電話機10
が継続して電話機20の電話番号をダイヤルし、やがて
ダイヤル完了(OPR12)すると、フローは処理10
に進み、回線接続制御部28は割込を通知する為のアナ
ウンスメントトーキを捕捉し、電話機10に接続する。
またアナウンスメントトーキ接続時間を計数するための
タイマを捕捉し、該タイマをスタートする。また呼状態
管理データ設定処理部24は、上記捕捉されたアナウン
スメントトーキの情報を呼状態管理データ36aのトー
キ欄に設定する。そして、フローは状態13(電話機1
0割込通知中/電話機30RBT聴取中)に遷移する。
【0050】また上記状態12で電話機10が呼を切断
(OPR18)すると、フローは処理16に進み、回線
接続制御部28は電話機10に接続しているPBレシー
バPBR2を解放し、電話機10にリンギングトーンR
GTを接続する。そして、フローは図7の状態18(電
話機30→10呼出中)に遷移する。
【0051】また上記状態12で電話機30が呼を切断
(OPR17)すると、フローは処理9に進み、回線接
続制御部28は電話機30に接続しているリングバック
トーンRBTを解放する。また呼状態管理データ設定処
理部24は呼状態管理データ36aにおける割込電話機
欄の情報(=電話機30)をクリアする。そして、フロ
ーは図4の状態4(電話機10→20ダイヤル中)に遷
移する。
【0052】図6の状態13では電話機20への電番ダ
イヤル完了後の電話機10に対して割込を通知するアナ
ウンスメントーキが接続している。この状態でアナウン
スメントトーキ接続タイマがタイムアウト(OPR1
3)すると、フローは処理11に進み、回線接続制御部
28は電話機30にビジートンBTを接続し、かつ電話
機10に接続しているアナウンスメントトーキを解放
し、電話機10にリングバックトーンRBTを接続す
る。また電話機20にリンギングトーンを接続する。そ
して、フローは状態14(電話機10→20呼出中/電
話機30BT聴取中)に遷移する。
【0053】また上記状態13で電話機10が呼を切断
(OPR19)すると、フローは処理17に進み、回線
接続制御部28は電話機10に接続しているアナウンス
メントトーキを解放し、かつ電話機10にリンギングト
ーンRGTを接続する。また呼状態管理データ設定処理
部24は呼状態管理データ36aにおける着電話機欄の
情報(=電話機20)をクリアする。そして、フローは
図7の状態18(電話機30→10呼出中)に遷移す
る。
【0054】また上記状態13で電話機10がフッキン
グ(OPR20)を行なうと、フローは処理18に進
み、回線接続制御部28は電話機30に接続しているリ
ングバックトーンRBTを解放し、かつ電話機10に接
続しているアナウンスメントトーキを解放し、電話機1
0−30間のパスを接続する。また呼状態管理データ設
定処理部24は呼状態管理データ36aにおける着電話
機欄の情報(=電話機20)をクリアする。そして、フ
ローは図7の状態19(電話機30→10通話中)に遷
移する。
【0055】また上記状態13で電話機30が呼を切断
(OPR21)すると、フローは処理14に進み、回線
接続制御部28は電話機30に接続しているリングバッ
クトーンRBTを解放し、かつ電話機10に接続してい
るアナウンスメントーキを解放する。また電話機10に
リングバックトーンRBTを接続し、かつ電話機20に
リンギングトーンRGTを接続する。また呼状態管理デ
ータ設定処理部24は呼状態管理データ36aにおける
割込電話機欄とトーキ欄の情報をクリアする。そして、
フローは図4の状態5(電話機10→20呼出中)に遷
移する。
【0056】図6の状態14では電話機10から電話機
20を呼出中に、電話機10に割込通知するアナウンス
メントトーキがタイムアウトしたことにより、電話機3
0が割込を却下され、ビジートーンBTを聴取中であ
る。この状態で電話機20が応答(OPR15)する
と、フローは処理12に進み、回線接続制御部28は電
話機20に接続しているリンギングトーンRGTを停止
し、かつ電話機10に接続しているリングバックトーン
RBTを解放し、電話機10−20間のパスを接続す
る。そして、フローは状態15(電話機10→20通話
中/電話機30BT聴取中)に遷移する。
【0057】また上記状態14で電話機30が呼を切断
(OPR14)すると、フローは処理15に進み,回線
接続制御部28は電話機30に接続しているビジートー
ンBTを解放する。また呼状態管理データ設定処理部2
4は呼状態管理データ36aにおける割込電話機欄の情
報(=電話機30)をクリアする。そして、フローは図
4の状態5(電話機10→20呼出中)に遷移する。
【0058】また上記状態14で電話機10が呼を切断
(OPR22)すると、フローは処理24に進み、回線
接続制御部28は電話機10に接続しているリングバッ
クトーンRBTを解放し、かつ電話機20に接続してい
るリンギングトーンRGTを停止する。また呼状態管理
データ設定処理部24は呼状態管理データ36aにおけ
る発電話機欄と着電話機欄の各情報(=電話機10,2
0)をクリアする。そして、フローは状態20(電話機
30BT聴取中)に遷移する。
【0059】状態15では電話機10−20間で通話中
に、電話機30が割込を却下され、ビジートーンBTを
聴取中である。この状態で電話機30が呼を切断(OP
R16)すると、フローは処理13に進み、回線接続制
御部28は電話機30に接続していたビジートーンBT
を解放する。また呼状態管理データ設定処理部24は呼
状態管理データ36aにおける割込電話機欄の情報(=
電話機30)をクリアする。そして、フローは状態16
(電話機10→20通話中)に遷移する。
【0060】図4に戻り、状態5は電話機10が電話機
20の電話番号をダイヤルし、呼出中の状態である。こ
の状態で電話機30が電話機10の電番ダイヤルを完了
(OPR1)すると、上記図9の割込処理を経て、コー
ルウェイティングサービス実施可能の場合は、状態8
(電話機10→20呼出中/電話機30割込準備中)に
遷移する。
【0061】状態8では電話機10が電話機20を呼出
中で、かつ電話機30の割込準備中である。この状態で
電話機10を管理する呼状態管理データ36aに電話機
30の情報をマージ完了(OPR4)すると、フローは
図7の処理20に進み、ここで回線接続制御部28は電
話機30にリングバックトーンRBTを接続し、かつ電
話機10に接続しているリングバックトーンRBTを解
放し、また電話機10に割込を通知する為のアナウンス
メントトーキを捕捉し、これを電話機10に接続する。
またアナウンスメントトーキ接続タイマを捕捉し、該タ
イマをスタートする。また呼状態管理データ設定処理部
24は上記捕捉されたアナウンスメントトーキの情報を
呼状態管理データ36aのトーキ欄に設定する。そし
て、フローは状態17(電話機10→20呼出中/電話
機30RBT聴取中)に遷移する。
【0062】状態17では電話機10が電話機20を呼
出中で、かつ電話機30はリングバックトーンを聴取中
である。この状態17で電話機10がフッキング(OP
R26)を行うと、フローは処理22に進み、ここで回
線接続制御部28は電話機30に接続しているリングバ
ックトーンRBTを解放し、かつ電話機20に接続して
いるリンギングトーンRGTを停止する。また電話機1
0に接続しているアナウンスメントトーキを解放し、電
話機10−30間のパスを接続する。また呼状態管理デ
ータ設定処理部24は呼状態管理データ36aにおける
着電話機欄とトーキ欄の各情報をクリアする。そして、
フローは状態19(電話機30→10通話中)に遷移す
る。
【0063】また上記状態17でアナウンスメント接続
タイマのタイムアウト(OPR27)が発生すると、フ
ローは処理19に進み、回線接続制御部28は電話機1
0にリングバックトーンRBTを接続し、かつ電話機3
0には割込を拒否されたことを通知する為のビジートー
ンBTを接続する。また呼状態管理データ設定処理部2
4は呼状態管理データ36aにおけるトキー欄の情報を
クリアする。そして、フローは図6の状態14(電話機
10→20呼出中/電話機30BT聴取中)に遷移す
る。
【0064】また上記状態17で電話機30が呼を切断
(OPR25)すると、フローは処理21に進み、回線
接続制御部28は電話機30に接続しているリングバッ
クトーンRBTを解放し、また電話機10に接続してい
るアナウンスメントトーキを解放し、かつ電話機10に
リングバックトーンRBTを接続する。また呼状態管理
データ設定処理部24は呼状態管理データ36aにおけ
る割込電話機欄とトーキ欄の各情報をクリアする。そし
て、フローは図4の状態5(電話機10→20呼出中)
に遷移する。
【0065】また上記状態17で電話機10が呼を切断
(OPR23)すると、フローは処理25に進み、回線
接続制御部28は電話機20に接続しているリンギング
トーンRGTを停止し、また電話機10に接続している
アナウンスメントトーキを解放し、かつ電話機10にリ
ンギングトーンを接続する。また呼状態管理データ設定
処理部24は呼状態管理データ36aにおける着電話機
欄とトーキ欄の各情報をクリアする。そして、フローは
状態18(電話機30→10呼出中)に遷移する。
【0066】また上記状態17で電話機20が応答(O
PR28)すると、フローは処理26に進み、回線接続
制御部28は電話機30に接続しているリングバックト
ーンRBTを解放し、電話機30にビジートーンBTを
接続する。また電話機20に接続しているリンギングト
ーンRGTと、電話機10に接続しているアナウンスメ
ントトーキを夫々解放し、電話機20−10間のパスを
接続する。また呼状態管理データ設定処理部24は呼状
態管理データ36aにおけるトーキ欄の情報をクリアす
る。そして、フローは図6の状態15(電話機10→2
0通話中/電話機30BT聴取中)に遷移する。
【0067】図7の状態18では電話機10に対してリ
ンギングトーンRGTが鳴動中、電話機30がリングバ
ックトーンRBTを聴取中である。この状態で電話機1
0が応答(OPR24)すると、フローは処理23に進
み、回線接続制御部28は電話機10に接続しているリ
ンギングトーンRGTを停止し、かつ電話機30に接続
しているリングバックトーンRBTを解放し、電話機1
0−30間のパスを接続する。そして、フローは状態1
9(電話機30→10通話中)に遷移する。
【0068】図8は着信電話機(被呼者)10に第三者
が割り込んだ場合のコールウェイティング処理を示して
いる。以下の説明では、電話機10はコールウェイティ
ングサービスの登録をした着信電話機、電話機20は電
話機10に発信する発信電話機、電話機30は電話機1
0に割り込む割込電話機である。
【0069】状態22は電話機20から電話機10に電
番ダイヤル中であり、ダイヤル完了すると状態23に遷
移する。状態23では電話機20から電話機10を呼出
中であり、電話機10にリンギングトーンRGTを接続
し、電話機20にはリングバックトーンRBTを接続し
ている。
【0070】一方、状態21では電話機30が電話機1
0に電番ダイヤル中であり、ダイヤル完了(OPR3
1)すると、状態23に割り込む。状態23では上記図
9と同様の割込処理を行い、コールウェイティングサー
ビスを実施可能な場合は状態24に遷移し,電話機30
の割込準備を行う。即ち、加入者情報マージ処理部25
は電話機30を管理する呼状態管理データ36bの発電
話機欄の情報(=電話機30)を電話機10を管理する
呼状態管理データ36aの割込電話機欄にマージする。
そして、マージ処理を完了(OPR32)すると、フロ
ーは処理29に進み、ここで回線接続制御部28は電話
機30にリングバックトーンRBTを接続する。そし
て、フローは状態25(電話機20→10呼出中)に遷
移する。
【0071】状態25では電話機10にリンギングトー
ンRGTを送出し、かつ電話機20,30はリングバッ
クトーンRBTを聴取中である。この状態で電話機10
が応答(OPR34)すると、フローは処理34に進
み、ここで回線接続制御部28は電話機20に接続して
いるリングバックトーンRBTを解放し、また電話機1
0に接続しているリンギングトーンRGTを停止し、か
つ電話機20−10間のパスを接続する。また割込音信
号IITを電話機10に接続し、フローは状態26(電
話機20→10通話中/電話機30割込中)に遷移す
る。
【0072】また上記状態25で電話機30が呼を切断
(OPR33)すると、フローは処理30に進み、回線
接続制御部28は電話機30に接続しているリングバッ
クトーンRBTを解放する。また呼状態管理データ設定
処理部24は呼状態管理データ36aにおける割込電話
機欄の情報(=電話機30)をクリアする。そして、フ
ローは状態23(電話機20→10呼出中)に遷移す
る。
【0073】また上記状態25で電話機20が呼を切断
(OPR35)すると、フローは処理32に進み、回線
接続制御部28は電話機20に接続しているリングバッ
クトーンRBTを解放する。また呼状態管理データ設定
処理部24は呼状態管理データ36aにおける発電話機
欄の情報(=電話機20)をクリアし、フローは状態2
8(電話機30→10呼出中)に遷移する。
【0074】状態26では電話機10が電話機20から
の呼出しに対して応答し、電話機10と20とが通話中
である。一方、電話機30は割込中であり、この為に電
話機10は割込音信号IITを聴取中で、かつ電話機3
0はリングバックトーンRBTを聴取中である。この状
態で電話機(加入者)10がフッキング(OPR36)
を行うと、フローは処理33に進み、回線接続制御部2
8は電話機20に保留音信号HSTを接続し、また電話
機30に接続しているリングバックトーンRBTを解放
し、かつ電話機10−30間のパスを接続する。そし
て、フローは状態27(電話機30→10通話中/電話
機20保留中)に遷移する。
【0075】また上記状態26で電話機10が呼を切断
(OPR38)すると、フローは処理36に進み、回線
接続制御部28は電話機20−10間のパスを解放し、
かつ電話機10に接続している割込音信号IITを解放
する。そして、フローは状態28(電話機30→10呼
出中)に遷移する。
【0076】また上記状態26で電話機30が呼を切断
(OPR37)すると、フローは処理34に進み、回線
接続制御部28は電話機30に接続しているリングバッ
クトーンRBTを解放し、かつ電話機10に接続してい
る割込音信号IITを解放する。また呼状態管理データ
設定処理部24は呼状態管理データ36aにおける割込
電話機欄の情報(=電話機30)をクリアする。そし
て、フローは状態30(電話機20→10通話中)に遷
移する。
【0077】状態27では電話機30の割込に対して、
電話機10がフッキングしたことにより、電話機10−
30間が通話中となり、かつ電話機20は保留音信号H
STを聴取中である。この状態で電話機20が呼を切断
(OPR41)すると、フローは処理38に進み、回線
接続制御部28は電話機20に接続している保留音信号
HSTを解放する。また呼状態管理データ設定処理部2
4は呼状態管理データ36aにおける発電話機欄の情報
(=電話機20)をクリアする。そして、フローは状態
29(電話機30→10通話中)に遷移する。
【0078】また上記状態27で電話機10がフッキン
グ(OPR40)すると、フローは処理37に進み、回
線接続制御部28は電話機10−30間のパスを解放
し、また電話機30に保留音信号HSTを接続し、かつ
電話機20−10間のパスを接続する。そして、フロー
は状態31(電話機20→10通話中/電話機30保留
中)に遷移する。
【0079】状態28では電話機30の割込中に電話機
10が呼を切断した結果、電話機30が電話機10を呼
出中の状態にある。この状態で電話機10が応答(OP
R42)すると、フローは処理39に進み、回線接続制
御部28は電話機10に接続しているリンギントーンR
GTを停止し、また電話機30に接続しているリングバ
ックトーンを解放し、かつ電話機10−30間のパスを
接続する。そして、フローは状態29(電話機30→1
0通話中)に遷移する。
【0080】状態31は電話機30と電話機10との通
話中に、電話機10がフッキングした結果、電話機10
と電話機20とが通話中になり、電話機30が保留音信
号HSTを聴取中の状態である。この状態で電話機30
が呼を切断(OPR43)すると、フローは処理40に
進み、回線接続制御部28は電話機30に接続している
保留音信号HSTを解放する。また呼状態管理データ設
定処理部24は呼状態管理データ36aにおける割込電
話機欄の情報(=電話機30)をクリアする。そして、
フローは状態30(電話機20→10通話中)に遷移す
る。
【0081】なお、上記実施の形態では同一の局交換機
60内に収容される電話機10〜30間の動作を述べた
が、電話機20,30の代わりに他の交換機70,80
に収容される電話機40,50が使用された場合でも同
様に処理できる。
【0082】また、上記実施の形態では局交換機60へ
の適用例を述べたが、本発明は構内交換機(PBX)8
0にも適用できる。
【0083】また、上記実施の形態では固定電話機10
〜50を収容する交換機への適用例を述べたが、本発明
はPHSや携帯電話等を収容する移動体交換機にも適用
できることは明らかである。
【0084】また、上記本発明に好適なる実施の形態を
述べたが、本発明思想を逸脱しない範囲内で各部の構
成、制御、処理及びこれらの組合せの様々な変更が行え
ることは言うまでも無い。
【0085】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、発信電
話機の発呼中/ダイヤル中/呼出中の如何によらず、ま
た着信電話機の呼出中でも、第三者からの着信割込を即
時受付可能とする構成により、割込呼が待たずに繋がる
機会が拡大し、よってコールウェイティングサービスの
サービス向上に寄与する所が極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する図である。
【図2】実施の形態による電話交換システムの構成を示
す図である。
【図3】実施の形態による各種管理データを説明する図
である。
【図4】実施の形態によるコールウェイティング処理の
状態遷移図(1)である。
【図5】実施の形態によるコールウェイティング処理の
状態遷移図(2)である。
【図6】実施の形態によるコールウェイティング処理の
状態遷移図(3)である。
【図7】実施の形態によるコールウェイティング処理の
状態遷移図(4)である。
【図8】実施の形態によるコールウェイティング処理の
状態遷移図(5)である。
【図9】実施の形態によるコールウェイティング割込処
理のフローチャートである。
【符号の説明】 10〜50 電話機 11 通話路スイッチ 12〜14 加入者回路部 15,16 局線トランク 17 サービストランク 18 共通(制御)バス 21 主制御部 22 呼処理部 23 コールウェイティング処理部 24 呼状態管理データ設定処理部 25 加入者情報マージ処理部 26 呼状態管理データ解放処理部 27 ダイヤル番号チェック処理部 28 回線接続制御部 31 主メモリ 32 加入者データ 33 局データ 34 サービス管理データ 35 使用中管理データ 36 呼状態管理データ 60,70 局交換機 80 構内交換機 100 公衆網

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発呼中の第1の電話機に第3の電話機か
    らの着信があったことにより、第1の電話機に割込着信
    を通知する割込通知手段と、 割込通知手段による割込着信通知後の第1の電話機が割
    込着信を受付けるための特殊番号をダイヤル完了したこ
    とにより、第1,第3の電話機間の通話回線を接続する
    割込呼制御手段とを備えることを特徴とする自動交換
    機。
  2. 【請求項2】 割込呼制御手段は、割込通知手段による
    割込着信通知中又は通知後の第1の電話機が呼切断した
    ことにより、第1の電話機を呼出し、第1の電話機が応
    答すると、第1,第3の電話機間の通話回線を接続する
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動交換機。
  3. 【請求項3】 割込呼制御手段は、割込通知手段による
    割込着信通知中又は通知後、第3の電話機が呼切断した
    ことにより、第1の電話機にダイヤルトーンを接続し、
    第1の電話機を発呼可能とすることを特徴とする請求項
    1に記載の自動交換機。
  4. 【請求項4】 割込呼制御手段は、割込通知手段による
    割込着信通知後の第1の電話機が第2の電話機の電話番
    号をダイヤル完了したことにより、第3の電話機に割込
    不可を通知し、第2の電話機を呼出すことを特徴とする
    請求項1に記載の自動交換機。
  5. 【請求項5】 割込呼制御手段は、割込通知手段による
    割込着信通知後の第1の電話機が第2の電話機の電話番
    号をダイヤル途中又はダイヤル後に呼切断したことによ
    り、第1の電話機を呼出し、第1の電話機が応答する
    と、第1,第3の電話機間の通話回線を接続することを
    特徴とする請求項1に記載の自動交換機。
  6. 【請求項6】 割込呼制御手段は、割込通知手段による
    割込着信通知後の第1の電話機が特殊番号をダイヤル途
    中又はダイヤル後に呼切断したことにより、第1の電話
    機を呼出し、第1の電話機が応答すると、第1,第3の
    電話機間の通話回線を接続することを特徴とする請求項
    1に記載の自動交換機。
  7. 【請求項7】 第2の電話機にダイヤル中の第1の電話
    機に第3の電話機からの着信があったことにより、前記
    ダイヤル完了後に、第1の電話機に割込着信を通知する
    割込通知手段と、 割込通知手段による割込着信通知後の第1の電話機がフ
    ッキングしたことにより、第1,第3の電話機間の通話
    回線を接続する割込呼制御手段とを備えることを特徴と
    する自動交換機。
  8. 【請求項8】 割込呼制御手段は、割込通知手段による
    割込着信通知中又は通知後の第1の電話機が呼切断した
    ことにより、第1の電話機を呼出し、第1の電話機が応
    答すると、第1,第3の電話機間の通話回線を接続する
    ことを特徴とする請求項7に記載の自動交換機。
  9. 【請求項9】 割込呼制御手段は、割込通知手段による
    割込着信通知中又は通知後に該通知についてのタイムア
    ウトが発生したことにより、第3の電話機に割込不可を
    通知し、第2の電話機を呼出すことを特徴とする請求項
    7に記載の自動交換機。
  10. 【請求項10】 第2の電話機を呼出中の第1の電話機
    に第3の電話機からの着信があったことにより、第1の
    電話機に割込着信を通知する割込通知手段と、 割込通知手段による割込着信通知後の第1の電話機がフ
    ッキングしたことにより、第1,第3の電話機間の通話
    回線を接続する割込呼制御手段とを備えることを特徴と
    する自動交換機。
  11. 【請求項11】 割込呼制御手段は、割込通知手段によ
    る割込着信通知中又は通知後に該通知についてのタイム
    アウトが発生したことにより、第3の電話機に割込不可
    を通知し、第2の電話機を呼出すことを特徴とする請求
    項10に記載の自動交換機。
  12. 【請求項12】 割込呼制御手段は、第2の電話機を呼
    出中に第1の電話機が呼切断したことにより、第2の電
    話機の呼出しを停止し、第1の電話機を呼出すことを特
    徴とする請求項10に記載の自動交換機。
  13. 【請求項13】 第2の電話機からの着信呼出中の第1
    の電話機に第3の電話機からの着信があった場合に、第
    1の電話機が応答したことによる第2の電話機との通話
    開始の際に通常の通話中コールウェイティングサービス
    を実施する割込呼制御手段を備えることを特徴とする自
    動交換機。
  14. 【請求項14】 割込呼制御手段は、第1又は第2の電
    話機が呼切断したことにより、第1の電話機を呼出し、
    第1の電話機が応答すると、第1,第3の電話機間の通
    話回線を接続することを特徴とする請求項13に記載の
    自動交換機。
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