JP2000209331A - 伝送装置及び通信ネットワ―ク - Google Patents

伝送装置及び通信ネットワ―ク

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JP2000209331A
JP2000209331A JP11007761A JP776199A JP2000209331A JP 2000209331 A JP2000209331 A JP 2000209331A JP 11007761 A JP11007761 A JP 11007761A JP 776199 A JP776199 A JP 776199A JP 2000209331 A JP2000209331 A JP 2000209331A
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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回線影響時間を迅速に検出できる伝送装置及
び通信ネットワークを提供することを目的とする。 【解決手段】 伝送装置は、電源部と、電源部の電源復
旧を検出する第1検出部と、電源部が電源復旧すると、
回線設定情報に基づき、回線設定されている隣接伝送装
置に対して、自伝送装置に関する受信不可時刻及び受信
回復時刻を含む警報情報の送信を要求する要求コマンド
を送信する要求部とを含んでいる。伝送装置はさらに、
隣接伝送装置より送信された警報情報を受信する第1受
信部と、第1受信部が受信した警報情報に基づいて、隣
接伝送装置が受信不可から受信回復するまでの回線影響
時間の検出を行う第2検出部とを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,伝送装置及び通信
ネットワークに関し、特に、伝送装置の電源障害による
回線影響時間の検出に関する。
【0002】
【従来の技術】通信ネットワークを構成する伝送装置に
電源障害が発生すると、電源障害が発生した伝送装置に
起因して、隣接する伝送装置間での通信が不能となる。
電源が復旧すると,通信が可能となる。この電源障害に
より伝送装置間で通信不能になっていた時間(回線影響
時間)をセンタからユーザに通知している。
【0003】従来、伝送装置に電源障害が発生すると、
隣接伝送装置は、電源障害の発生した伝送装置から受信
不可であることを警報部で検出し、その警報情報を監視
・制御部に送り、履歴記録部に記録すると共に、警報部
からその警報情報が監視用LANを通して、各伝送装置
の回線設定・開通試験・監視・試験等を行うセンタに通
知する。
【0004】そして、伝送装置の電源障害が復旧した
時、電源障害によりどのくらいの時間通信回線に影響が
あったかを、保守管理者は、センタに集められた電源障
害のあった伝送装置の隣接伝送装置からの警報情報をプ
リンタ等に出力し、一つ一つ調べて目視により特定して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
伝送装置には、以下のような課題があった。
【0006】(1)ある伝送装置で電源障害が発生した
場合、その電源障害が復旧して装置が正常状態に至るま
での間、通信回線に影響が生じる。現在のマルチベンダ
環境(ハードウェアやソフトウェアのベンダ、通信事業
者のベンダ)においては、警報情報等はベンダ毎に異な
る可能性がある。保守担当者は、各ベンダによる警報情
報の相違を考慮して、電源障害発生による回線影響時間
を一つ一つ調べる必要があり、多くの時間を要すること
となり、ユーザに即座に回線影響時間を提供することは
困難である。
【0007】また、大規模なネットワークは階層構造を
とるので、電源障害を起こした装置に接続されている複
数の伝送装置がそれぞれ異なるセンタによって、集中監
視されている場合がある。この場合、各センタ毎に電源
障害を起こした伝送装置による回線影響時間を検出する
ことになる。しかし、回線影響時間を全体的に把握する
には、複数のセンタで検出した全ての回線影響時間を収
集する必要があり、更に多くの時間を要することとな
る。
【0008】さらに、センタにおいて、保守担当者が回
線影響時間を調べる場合、電源障害発生装置に隣接する
全ての伝送装置を特定して、これらの各伝送装置から送
られてきた警報情報から回線影響時間を検出しなければ
ならない。しかし、センタは数多くの伝送装置を管理し
ており、電源障害発生装置がどの伝送装置と対向してい
るかを人手により迅速に判断することはセンタが管理し
ている装置の多さから考えて、難しく、その把握には多
くの保守担当者及び時間が必要となる。
【0009】(2)電源障害が復旧すると、これまで電
源障害をしていた伝送装置は、電源復旧した旨をセンタ
に通知すると共に、回線設定情報などを装置の不揮発性
のバックアップメモリから装置内の揮発性メモリに転送
し、電源障害発生前と同じ状態に設定してから、通信を
再開する。
【0010】このとき、何らかの原因で回線設定が完全
に出来ないような二次障害が発生することがある。これ
は、回線情報バックアップメモリから回線情報メモリへ
のロードに一部の回線について失敗した場合などであ
る。
【0011】この場合、センタには、障害発生伝送装置
の電源復旧により伝送装置が正常に立ち上がったように
見える。しかし、実際には、回線設定を正常にできなか
った隣接装置では、依然として受信不能状態であり、警
報がセンタにあがったままである。
【0012】この時、保守担当者は、この警報を元に、
障害を特定して二次障害の復旧を図る必要があるが、電
源復旧した伝送装置からは警報があがらないため、二次
障害の特定に時間を要することがある。
【0013】さらに、センタより伝送装置に対して、回
線設定中に電源断が発生した場合には、電源障害発生伝
送装置の回線設定情報にはその情報が反映されず、隣接
伝送装置には、回線設定されることがある。しかし、電
源障害発生伝送装置が電源回復してから回線の立ち上げ
をする際に回線設定されていない隣接伝送装置には、信
号を送ることがないため、隣接伝送装置では受信不可の
ままである。
【0014】本来は、回線設定を正常に行えず二次電源
障害を起こした装置からの警報をセンタが見て、その復
旧にあたるのが時間的なロスを少なくし、通信ネットワ
ークの回復を図る最善の方法である。
【0015】よって、本発明の目的は、回線影響時間を
迅速に検出することができる伝送装置及び通信ネットワ
ークを提供することである。
【0016】本発明のさらに他の目的は、電源復旧した
伝送装置に二次障害が発生した場合でも、迅速に二次障
害を復旧することのできる伝送装置及び通信ネットワー
クを提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面によ
れば、伝送装置であって、電源部と、前記電源部の電源
復旧を検出する第1検出手段と、前記第1検出手段が電
源復旧を検出すると、回線設定情報に基づき、回線設定
されている隣接伝送装置に対して、自伝送装置に関する
受信不可時刻及び受信回復時刻を含む警報情報の送信を
要求する要求コマンドを送信する要求手段と、前記隣接
伝送装置より送信された前記警報情報を受信する第1受
信手段と、前記第1受信手段が受信した前記警報情報に
基づいて、前記隣接伝送装置が受信不可から受信回復す
るまでの回線影響時間の検出を行う第2検出手段とを具
備したことを特徴とする伝送装置が提供される。
【0018】好ましくは、前記回線設定情報により回線
設定されているある隣接伝送装置が受信回復していない
ことを示す前記警報情報を受信した場合は、再度、回線
設定をしてから、前記要求コマンドを再び送信するよう
にする。
【0019】さらに好ましくは、前記回線設定情報によ
り回線設定された隣接伝送装置との間で受信不可か否か
を検出する第3検出手段と、前記第3検出手段の検出結
果に基づいて、前記隣接伝送装置との間で前記受信不可
となった時刻及び受信回復した時刻をそれぞれ含む警報
情報を履歴ファイルに記録する記録手段と、前記回線情
報により回線回線設定された隣接伝送装置から要求コマ
ンドを受信する第2受信手段と、前記要求コマンドに基
づいて、該要求コマンドを送出した隣接伝送装置に関す
る前記各警報情報を前記履歴ファイルより取得して、該
隣接伝送装置に送信する送信手段とを具備する。
【0020】以上のような構成によれば、第1検出手段
が電源復旧したことを検出したとき、要求手段が回線設
定情報に従って、隣接伝送装置に対して、自伝送装置に
関する警報情報の送信を要求する要求コマンドを送信す
る。
【0021】隣接伝送装置の第2受信手段は、要求コマ
ンドを受信する。送信手段は、警報情報を履歴ファイル
から取得して、要求コマンドを送信してきた伝送装置に
送信する。障害発生伝送装置の第1受信手段は、警報情
報を受信する。第2検出手段は、警報情報を元に回線影
響時間を検出する。この回線影響時間を、例えば、セン
タに送信する。これにより回線影響時間の検出を迅速に
行うことができる。
【0022】また、二次障害が発生した場合には、回線
設定情報に従って回線再設定をしてから、再び、要求コ
マンドを送信する。これにより二次障害が発生した場合
にも自動復旧が可能となる。
【0023】本発明の他の側面によれば、センタと、そ
れぞれが前記センタに通信回線により接続される複数の
伝送装置とを含む通信ネットワークであって、前記各伝
送装置は、電源部と、前記電源部の電源復旧を検出する
第1検出手段と、前記第1検出手段が前記電源復旧を検
出すると、回線設定情報に基づき、回線設定されている
隣接伝送装置に対して、自伝送装置に関する受信不可時
刻及び受信回復時刻を含む警報情報の送信を要求する要
求コマンドを送信する要求手段と、前記隣接伝送装置よ
り送信された前記警報情報を受信する第1受信手段と、
前記第1受信手段が受信した前記警報情報に基づいて、
前記隣接伝送装置が受信不可から受信回復するまでの回
線影響時間の検出を行う第2検出手段と、全ての前記隣
接伝送装置が受信回復したことを示す前記警報情報を受
信すると、前記各回線影響時間を前記センタに送信する
送信手段と、前記センタより回線設定情報を受信する第
2受信手段とを具備する。
【0024】そして、前記センタは、前記各伝送装置に
ついて、回線設定情報を記録する記録手段と、前記記録
手段に記録された前記回線設定情報に基づき、回線設定
された全ての隣接伝送装置ついての回線影響時間が検出
されていなければ、前記回線設定情報を、前記回線影響
時間を送出した伝送装置に送信する第2送信手段とを具
備したことを特徴とする通信ネットワークが提供され
る。
【0025】以上のような構成によれば、障害発生伝送
装置は、上述したと同様にして、隣接伝送装置における
回線影響時間を検出する。全ての隣接伝送装置において
受信回復して回線影響時間が検出されると、回線影響時
間をセンタに通知する。
【0026】センタは、センタ内の回線設定情報により
回線設定されている電源障害発生装置のある隣接伝送装
置に関して、回線影響時間が検出されていない場合は、
回線設定情報を障害発生伝送装置に送信する。障害発生
伝送装置は、センタから送信された回線設定情報を受信
して、回線設定情報に従って、回線設定をする。これに
より、回線設定中に電源障害が発生したときも自動回復
できる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を説明する前
に、図1を参照して、本発明の原理を説明する。図1
は、伝送装置の原理ブロック図である。図1に示すよう
に、伝送装置2は、電源部4、第1検出手段6、要求手
段8、第1受信手段10及び第2検出手段12を具備す
る。伝送装置2の隣接伝送装置14は、第3検出手段1
6、記録手段18、第2受信手段20及び送信手段22
を具備する。
【0028】伝送装置2は、電源部4に電源断の障害が
発生した障害発生伝送装置であり、伝送装置14は、障
害発生伝送装置2の隣接伝送装置である。伝送装置2の
電源部4が、電源断の電源障害から復旧したものとす
る。第1検出手段6は、電源部4の電源復旧を検出し
て、要求手段8にその旨を通知する。
【0029】要求手段8は、回線設定情報より回線設定
された隣接伝送装置14を求め、隣接伝送装置14に自
伝送装置2に関する警報情報の送出を要求する要求コマ
ンドを送信する。
【0030】伝送装置14の第3検出手段16は、伝送
装置2から送られてくる主信号を監視して、受信可能で
あるか否かをチェックしている。記録手段18は、受信
不能になると、履歴ファイルに、伝送装置2から受信不
可の警報情報を発生時刻と共に記録し、受信回復する
と、受信回復の警報情報を発生時刻と共に記録する。
【0031】第2受信手段20は、要求コマンドを受信
する。送信手段22は、伝送装置2に関する警報情報を
履歴ファイルから取得して、伝送装置2に送信する。第
1受信手段10は、警報情報を受信する。第2検出手段
12は、伝送装置14から送信された警報履歴情報の受
信不可時刻から受信回復時刻までの回線影響時間を検出
する。
【0032】この回線影響時間の検出を全ての隣接伝送
装置について行う。このようにして検出された回線影響
時間は、センタにLANなどにより送信される。センタ
に送信された回線影響時間は、プリンタなどに出力され
て、保守担当者により、ユーザに連絡される。これによ
り、迅速に回線影響時間の検出を行うことができる。
【0033】第1実施形態 図2は、本発明の実施形態による通信ネットワーク構成
図である。図2に示すネットワークは、例えば、SDH
(Synchronous Digital Hierarchy)通信ネットワークで
ある。通信ネットワークは、伝送速度によって、階層的
に構築されて、複数のセンタ32A,32B,32C等
により管理される。例えば、プレインP1上に位置する
伝送装置は、1.5Mbpsであり、プレインP2上に
位置する伝送装置は、600Mbpsである。
【0034】各センタ32A,32B,32Cは、複数
の伝送装置の回線設定・開通試験・監視制御を行う。例
えば、センタ32Aは、伝送装置30A#1〜30A#9等
を管理する。センタ32Bは、伝送装置30B#1等を管
理する。センタ32Cは、伝送装置30C#1〜30C#
8等を管理する。
【0035】図3は、本発明の第1実施形態による伝送
装置の構成図である。図3に示す伝送装置は、図2中の
伝送装置30A#1〜30A#9,30B#1,30C#1〜
30C#8等に使用される。本例の伝送装置では、例え
ば、図2中の伝送装置30A#1である。
【0036】この図に示す伝送装置は、回線終端部40
#1〜40#n、ペイロードデータ終端部41#1〜41#n、
SOH終端部42#1〜42#n、電源部44、警報部4
6、監視・制御部48、回線情報メモリ50、回線情報
バックアップメモリ52、判定部54、警報履歴メモリ
56、回線影響時間メモリ58、履歴記録部60、LA
N IF部64、クロスコネクト(XC)部66、要求
部68、応答部70、ペイロードデータ挿入部72#1〜
72#n、SOH挿入部74#1〜74#n及び回線終端部7
5#1〜75#nを具備する。
【0037】回線終端部40#1〜40#nは、隣接伝送装
置に接続される光ファイバ等の伝送路からSDH情報信
号を入力して、光信号ならば光/電気信号変換を行っ
て、伝送装置内で処理する電気信号に変換するインタフ
ェース回路である。ペイロードデータ終端部41#1〜4
1#nは、SDH情報信号からペイロードデータを分離し
て、XC部66に出力する。
【0038】SOH終端部42#1〜42#nは、SDH情
報信号からセクションオーバヘッド(SOH)を分離
し、そのうちD1〜D12については、要求部68に出
力する。電源部44は、伝送装置内の各装置に電源電圧
を供給する。
【0039】警報部46は、各回線終端部40#i(1〜n)
から入力されるSDH情報信号のSOHをチェックする
ことにより、主信号が隣接伝送装置より受信可能である
か否かを判別し、主信号が受信不可ならば、監視・制御
部48にその旨を通知する。また、受信不可の回線終端
部40#iの主信号番号(ポート番号)及び受信不可の警
報情報を、LAN IF部64を介して、センタ32A
に通知する。
【0040】また、警報部46は、回線終端部40#iが
主信号の受信回復した場合は、監視・制御部48に受信
回復した旨を通知すると共に、受信回復した回線終端部
40#iの主信号番号と受信回復した旨の警報情報を、L
AN IF部64を介して、センタ30Aに通知する。
【0041】監視・制御部48は、以下の機能を有す
る。
【0042】(1) 電源部44の電源電圧のレベルをチェ
ックして、電源回復を検出し、電源回復すると、回線情
報バックアップメモリ52にバックアップされている回
線設定情報を回線情報メモリ50に読み込み、回線設定
を行う。回線設定情報により回線設定されている回線終
端部75#iのポート番号及び回線終端部75#iに接続さ
れる伝送装置の装置番号を回線設定情報より取得し、要
求部68に対して、該ポート番号を有する回線終端部7
5#iより要求コマンドを送出するよう指示する。
【0043】(2) 警報部46から各回線終端部40#iが受
信不可である旨の警報や受信回復した旨の警報を受ける
と、該警報情報を回線終端部40#iが接続される伝送装
置の装置番号及び警報発生時刻と共に、履歴記録部60
に記録する。
【0044】(3) 回線情報メモリ50にロードされた回
線設定情報に従って、XC部66が行うクロスコネクト
の制御を行う。
【0045】(4) 応答部70から要求コマンドを受信し
た旨の通知を受けると、要求コマンドが指示する隣接伝
送装置に係わる警報情報(装置番号,受信不可/受信回
復,警報発生時刻)を、履歴記録部60から読み出し
て、応答部70に通知する。
【0046】(5) 要求部68より警報情報の受信の通知
を受けると、判定部54に回線影響時間の検出を指示す
る。
【0047】(6) 判定部54よりある隣接伝送装置が受
信回復していない旨の判定結果通知を受けると、回線情
報バックアップメモリ52から回線情報の読み出し中に
二次障害が発生したものと判断して、回線情報バックア
ップメモリ52から回線設定情報を回線情報メモリ50
に読み込み、再度、回線設定してから、隣接伝送装置に
対して、要求コマンドを送信するよう要求部68に指示
する。
【0048】(7) センタ32Aからいずれかの隣接伝送
装置が受信回復していない旨の通知を受けると、センタ
32Aより回線設定情報を受信して、回線情報バックア
ップメモリ52にセーブする。再度、回線設定情報で回
線設定を行うと共に、回線設定された隣接伝送装置から
警報情報を取得するよう要求部68に指示する。
【0049】これは、例えば、隣接伝送装置では、回線
増設の設定が正常に行われたが、回線増設の設定中に電
源障害が発生し、障害発生装置では、当該回線増設の設
定が行われず,隣接伝送装置では、受信不可のままにな
っている場合を考慮したものである。
【0050】このような場合、障害発生伝送装置30A
では、回線設定の行われていない当該隣接装置には要求
コマンドを送信しないので、回線設定情報により回線設
定された全ての隣接伝送装置が受信回復して、正常に立
ち上がったように見えることがあるが、回線未設定とな
っているものについては、センタ32Aの回線設定情報
を伝送装置30Aにダウンロードして、再設定する必要
があるからである。
【0051】回線情報メモリ50は、回線情報バックア
ップメモリ52に格納された回線情報をロードするRA
M等の揮発性メモリである。回線情報バックアップメモ
リ52は、回線設定情報をセーブする磁気ディスクなど
である。
【0052】判定部54は、監視・制御部48より警報
情報を入力して、警報情報を送信した隣接伝送装置が受
信不可となった最新時刻の警報情報及び該時刻後に受信
回復した警報情報を抽出して、警報情報を警報履歴メモ
リ56に書き込む。
【0053】判定部54は、各伝送装置毎に、警報履歴
メモリ56に書き込まれた警報情報から回線影響時間を
検出し、回線影響時間メモリ58に書き込む。各隣接伝
送装置が受信回復したか否かを監視・制御部48に通知
する。監視・制御部48から指示を受けて、回線影響時
間を、LAN IF部44を通して、センタ32Aに通
知する。
【0054】警報履歴メモリ56は、各隣接伝送装置に
ついて、受信不可時刻及び受信回復時刻を隣接伝送装置
の装置番号と共に記録する。回線影響時間メモリ58
は、各隣接伝送装置について、回線影響時間を記録す
る。履歴記録部60は、各隣接伝送装置について、その
装置番号、警報内容及び警報発生時刻を含む警報情報を
記録するファイルである。
【0055】LAN IF部64は、LANのインタフ
ェースを司る。XC部66は、監視・制御部48の指示
に従って、各ペイロード終端部41#iから入力された
ペイロードデータを該当するペイロードデータ挿入部7
2#jにクロスコネクトする。
【0056】要求部68は、監視・制御部48の指示に
従って、後述する要求コマンドを、ポート番号に該当す
るSOH挿入部74#iに出力する。また、SOH終端部
42#iよりD1〜D12が入力されると、隣接伝送装
置からの警報履歴データであるか否かをチェックして、
警報履歴データならば、警報履歴データを送信元の装置
番号と共に、監視・制御部48に出力する。
【0057】図4は、要求コマンドの送信フォーマット
例を示す図である。図4に示すように、要求コマンド
は、同期ビット、送信元アドレス、送信先アドレス及び
警報履歴要求コマンドからなる。同期ビットは、受信デ
ータの同期をとるための特定のビットパターンである。
送信元アドレスは、送信元の伝送装置の装置番号であ
る。送信先アドレスは、送信先の伝送装置の装置番号で
ある。警報履歴要求コマンドは、固定長のコマンドコー
ドである。
【0058】応答部70は、SOH終端部42#iより
D1〜D12が入力されると、隣接伝送装置からの要求
コマンドであるか否かをチェックして、要求コマンドな
らば、要求コマンドを受信した旨を、送信元の伝送装置
の装置番号と共に、監視・制御部48に出力する。ま
た、監視・制御部48から警報履歴データ送信の指示を
受けると、警報履歴情報を送信先の伝送装置番号と共
に、指示されたポート番号に該当するSOH挿入部74
#iに出力する。
【0059】図5は、警報履歴データの送信フォーマッ
ト例を示す図である。図5に示すように、警報履歴デー
タは、同期ビット、送信元アドレス、送信先アドレス及
び警報履歴情報からなる。同期ビット、送信元アドレス
及び送信先アドレスは、要求コマンドのフォーマットの
場合と同様である。警報履歴情報は、警報発生時刻及び
警報情報を含む。警報履歴情報には、受信不可、受信回
復及び光信号のレベル劣化等が含まれる。
【0060】尚、警報履歴データを固定長のフレームに
挿入して送信する場合、1フレーム内に入り切らないと
きは、続き/エンドのビットを挿入して、複数のフレー
ムに分けて挿入する。本実施形態では、一例として、要
求コマンドや警報履歴データ中の同期ビットを除くデー
タは、STM−1フレームのSOHのD1〜D12に挿
入して送信する。尚、同期ビットは、STS−1フレー
ムのA1,A2フィールドに挿入して送信する。
【0061】図6は、STM−1(156Mb/s)の
フレーム構造を示す図である。図6に示すように、ST
M−1のフレームは、SOHとペイロードからなる。S
OHは、中継セクションオーバヘッドと多重セクション
オーバヘッドで構成される。中継セクションオーバヘッ
ドは、A1,A2(フレーム同期),C1(STM−N
内の各STM−1の識別番号),B1(中継セクション
の誤り監視),E1(中継セクションの音声打ち合わ
せ),F1(中継セクションの故障特定),D1〜D3
(中継セクションのデータ通信)からなる。
【0062】多重セクションオーバヘッドは、B2(各
セクションの誤り監視),K1(切替え系の制御),K
2(多重セクションク状態の転送),D4〜D12(多
重セクションのデータ通信),Z1(多重予測),Z2
(多重誤り状態通知),E2(多重セクションの音声打
ち合わせ)からなる。
【0063】SOHの中でD1〜D12を使用するの
は、要求コマンドや警報履歴データのデータの通信目的
に合致しているからである。但し、勿論、他のフィール
ドを使用することは可能である。
【0064】ペイロード挿入部72#iは、XC部66か
ら出力されるペイロードデータをSDH信号のペイロー
ドに挿入して、回線終端部75#iに出力する。SOH
挿入部74#iは、要求部68の指示を受けて、要求コマ
ンドをSOHのD1〜D12に挿入して、回線終端部7
5#iに出力する。また、応答部70の指示を受けて、警
報履歴データをSOHのD3〜D12に挿入して、回線
終端部75#iに出力する。
【0065】回線終端部75#iは、SOH挿入部74#i
及びペイロードデータ挿入部72#iから出力されるST
M−1フレームを外部インタフェースに形式に変換、例
えば、電気/光変換をして、光ファイバ等の伝送路に出
力する。
【0066】以下、図3の伝送装置の動作説明をする。
伝送装置は、図2中のいずれのものでもよいが、ここで
は、一例として、伝送装置30A#1の場合を例にその動
作を説明する。図7は、要求コマンドの送受信及び警報
履歴データの送受信に関わる図3の動作説明図である。
図8〜図11は、警報履歴収集処理フローチャートであ
る。図12〜図14は、警報履歴収集処理のシーケンス
チャートである。
【0067】図8中のステップS2において、伝送装置
30A#1の電源部44が障害により電源断状態になった
とする。図12に示すように、隣接伝送装置30A#7,
30A#5,30B#1,30C#1の警報部46は、伝送
装置30#1が接続される回線終端部40#jから主信号
が受信不可(REC)であることを検知して、監視・制
御部46に回線終端部40#jが受信不可になった旨を
通知すると共に、自装置の装置番号、回線終端部40#
jの入力ポート番号及び受信不可の警報情報を、LAN
IF部64を通して、センタ32A,32Bに通知す
る。
【0068】隣接伝送装置30A#5,30A#7,3
0B#1,30C#1中の監視・制御部48は、警報部
46から受信不可の警報情報を受けとると、履歴記録部
60に回線終端部40#jの入力ポート番号に該当する
伝送装置の装置番号及び警報発生時刻と共に、履歴記録
部60に記録する。
【0069】また、電源障害の発生した伝送装置30A
#1側でも、電源障害が発生したことが通知可能であれ
ば、警報部46からLAN IF部64を通して、自伝
送装置の装置番号及び電源障害発生の警報情報をセンタ
32Aに通知する。センタ32A,32Bに通知された
警報情報を元に保守担当者は、電源障害が発生した伝送
装置30A#1を特定して、電源障害を復旧する。
【0070】ステップS4において、電源部44の電源
障害が復旧したものとする。電源部44の電源が復旧す
ると、監視・制御部48は、電源電圧のレベルを検出す
ることにより、電源復旧を検知する。
【0071】ステップS6において、監視・制御部48
は、回線情報バックアップメモリ52から回線情報を回
線情報メモリ50にロードして、回線を立ち上げる。監
視・制御部48は、回線情報に従って、XC部66のク
ロスコネクトを制御すると共に、回線設定された出力ポ
ートに該当するSOH挿入部74#i及びペイロードデー
タ挿入部72#iにSOH挿入及びペイロードデータ挿入
を指示する。
【0072】SOH挿入部74#iは、監視・制御部48
の指示に従って、SOHを挿入する。ペイロードデータ
挿入部72#iは、XC部66でクロスコネクトされたペ
イロードデータをペイロードに挿入する。回線終端部7
5#iは、主信号のフレームデータを外部インタフェース
の信号形式に変換して、外部インタフェース信号を図示
しない伝送路を介して、隣接伝送装置30A#5,30A
#7,30B#1,30C#1に出力する。
【0073】例えば、伝送装置30A#1が電源障害から
復旧したとすると、回線情報バックアップメモリ52か
ら回線情報が回線情報メモリ50に正常にロードされた
回線については、電源障害が復旧することにより、隣接
伝送装置30A#5,30A#7,30B#1,30C#1に
フレームが伝送される。尚、電源復旧した直後は、隣接
伝送装置から主信号が障害発生伝送装置30A#1に送
信されないことがあり、主信号に、ペイロードデータが
含まれないことがあっても、少なくともSOHは含まれ
る。
【0074】隣接伝送装置30A#5,30A#7,30B#
1,30C#1の回線終端部40#jは、伝送装置30A#
1から主信号を受信して、内部フォーマット形式の信号
に変換する。警報部46は、内部フォーマット形式に変
換された信号のSOHを分離し、SOHをチェックし
て、受信回復したか否かを判別する。
【0075】警報部46は、回線終端部40#jが受信回
復(REC回復)すると、その旨を、LAN IF部6
4を通して、センタ32A,32Bに通知すると共に、
監視・制御部48に通知する。監視・制御部48は、回
線終端部40#jが受信回復すると、受信回復した旨の警
報情報、回線終端部40#jが収容する隣接伝送装置30
A#1の装置番号及び警報発生時刻を、履歴記録部60
に記憶する。
【0076】一方、ステップS8において、伝送装置3
0A#1中の監視・制御部48は、回線情報バックアッ
プメモリ52より回線設定されている全ての隣接伝送装
置30A#5,30A#7,30B#1,30C#1の装置番
号及び該隣接伝送装置30A#5,30A#7,30B#1,
30C#1を収容する各回線終端部75#iのポート番号
を取得する。
【0077】ステップS10において、監視・制御部4
8は、要求部68にポート番号に該当する回線終端部7
5#iから要求コマンドを送出するよう指示する。要求部
68は、監視・制御部48により指示されたポート番号
に該当するSOH挿入部74#iに、図4に示すように、
送信元アドレスとして自装置の装置番号(例えば、1100
1011)、送信先アドレスとして隣接伝送装置の装置番号
(例えば、10010011)及び警報履歴要求コマンドを出力
する。
【0078】SOH挿入部74#iは、図6に示したSO
HのA1,A2に同期ビットを挿入すると共に、D1〜
D12の所定の領域、例えば、D1に送信元アドレス、
D2に送信先アドレス、D3〜D12に警報履歴要求コ
マンドを挿入して、図7に示すように、回線終端部75
#iに出力する。
【0079】回線終端部75#iは、要求コマンドを含む
主信号を外部信号フォーマット形式の信号に変換して、
図12に示すように、隣接伝送装置30A#5,30A#
7,30B#1,30C#1に送信し、警報履歴データの送
信要求をする。
【0080】隣接伝送装置30A#5,30A#7,30B#
1,30C#1の回線終端部40#jは、図7に示すよう
に、要求コマンドを含む主信号を受信して、内部フォー
マット形式の信号に変換する。SOH終端部42#jは、
SOHに挿入されたA1,A2の同期ビットにより同期
をとって、D1〜D12を分離して、応答部70に出力
する。
【0081】応答部70は、入力されたD1〜D12か
ら送信先アドレスが自装置の装置番号であるか否か及び
警報履歴要求コマンドであるか否かをチェックして、自
装置の装置番号且つ警報履歴要求コマンドならば、要求
コマンドを受信した旨を、送信元の装置番号と共に、監
視・制御部48に通知する。
【0082】監視・制御部48は、送信元の装置番号を
インデックスとして、履歴記録部60を検索して、該装
置番号に係わる警報履歴情報(警報発生時刻,警報内
容)を発生時刻順に全て取得する。監視・制御部48
は、これらの警報履歴情報を送信するよう応答部70に
指示する。応答部70は、送信元の装置番号に該当する
SOH挿入部74#jに警報履歴情報及び送信元の装置番
号を出力する。
【0083】SOH挿入部74#jは、図5に示すよう
に、D1〜D12の所定の領域にそれぞれ、送信元アド
レスとして、自装置の装置番号(例えば、10010011)、
送信先アドレスとして、要求コマンドに送信元アドレス
として含まれる装置番号(例えば、1001011)及び警報
履歴情報を挿入する。尚、複数の警報履歴データがある
ときは、例えば、それぞれ警報履歴データを別々のフレ
ームのSOHに挿入すると共に、最後の警報履歴データ
にはその旨の情報をSOHに挿入する。
【0084】回線終端部75#jは、警報履歴データを含
む主信号を外部フォーマット形式の信号に変換して、図
示しない伝送路を介して、図12に示すように、送信元
の伝送装置30A#1に送信する。
【0085】図8中のステップS12において、伝送装
置30A#1の回線終端部40#iは、隣接伝送装置の回線
終端部75#jより送出された警報履歴情報データを受信
して、内部フォーマット信号に変換する。SOH終端部
42#iは、SOHのD1〜D12を分離して、要求部6
8に出力する。
【0086】要求部68は、D1〜D12を受信して、
送信先アドレスが自装置の装置番号であるか否かをチェ
ックして、自装置の装置番号ならば、送信元アドレスと
共に、警報履歴情報を監視・制御部48に出力する。
【0087】ステップS14において、監視・制御部4
8は、警報履歴データを送信元の装置番号と共に、判定
部54に出力して、回線影響時間の検出を指示する。す
なわち、図9中のステップS30において、判定部54
は、送信元の隣接伝送装置より送信された警報履歴情報
を順次入力して、該隣接伝送装置における、最近の受信
不可時刻、受信回復時刻を含む警報履歴情報を抽出し
て、警報履歴メモリ56の送信元の隣接伝送装置に該当
する領域に蓄積する。
【0088】ステップS32において、判定部54は、
各隣接伝送装置について、警報履歴メモリ56に格納さ
れた警報履歴情報から受信不可開始時刻と受信回復時刻
を求める。ステップS34において、判定部54は、隣
接伝送装置毎に、受信不可開始時刻及び受信回復時刻か
ら、回線影響時間を検出する。
【0089】再び図8を参照すると、ステップS16に
おいて、判定部54は、回線情報バックアップメモリ5
2にバックアップされた回線情報により設定された全て
の隣接伝送装置で受信回復したかを回線影響時間が検出
されたかによってチェックし、全ての隣接伝送装置で受
信回復したならば、ステップS18に進み、ある隣接伝
送装置で受信回復していなければ、その旨を監視・制御
部48に通知する。
【0090】図15は二次障害発生を示す図である。図
15に示すように、伝送装置30A#1が回線情報バック
アップメモリ52から回線情報メモリ50に回線情報を
ロードして回線を立ち上げる際に、一部の回線の回線情
報の読み込みエラー等により一部の回線の立ち上げに失
敗する場合がある。
【0091】例えば、伝送装置30A#1と隣接装置30
A#7との回線設定情報のリードエラーが発生したような
場合である。このような場合、主信号が回線終端部75
#iから隣接伝送装置30A#7に伝送されないため、隣
接伝送装置30A#7では、受信回復しない。
【0092】しかし、回線情報メモリ50からでなく回
線情報バックアップメモリ52から正しく回線情報が読
み込まれると、回線終端部75#7から送出した要求コマ
ンドが隣接伝送装置30A#7で受信され、警報履歴デー
タが送られる。このとき、隣接伝送装置30#7では、受
信回復していないので、伝送装置30A#1は、隣接伝送
装置30#7について、回線影響時間を検出することがで
きない。そこで、このような二次障害が発生した場合に
は、再度、回線設定を行うべく、図10のステップS4
0及び図13に進む。
【0093】ステップS18において、判定部54は、
全ての隣接伝送装置30A#5,30A#7,30B#1,3
0C#1の回線影響時間を、自装置の装置番号及び隣接
伝送装置の装置番号と共に、センタ32AにLAN I
F部64を通して、送信する。
【0094】センタ32Aは、障害発生伝送装置30A
#1の装置番号及び隣接伝送装置30A#5,30A#7,30
B#1,30C#1の装置番号を受信すると、自センタ3
2A内にセーブしてある回線設定情報を参照して、障害
発生伝送装置30A#1に隣接する全ての伝送装置の回
線影響時間が検出されたか否かをチェックする。
【0095】そして、全ての隣接伝送装置で回線影響時
間が検出されたならば、OKである旨を、ある伝送装置
で回線影響時間が検出されていなければ、NGである旨
を、障害発生伝送装置30A#1に送信する。
【0096】尚、隣接伝送装置30B#1のように障害発
生装置30A#1とは異なるセンタ32Bに管理されるよ
うな隣接伝送装置30B#1を含む場合であっても、障害
発生伝送装置30A#1に対して、隣接伝送装置30B#1
との間の回線設定を行うのは、センタ32A#1であるの
で、センタ32Aは、隣接伝送装置30B#1に関する回
線設定情報を有する。
【0097】即ち、センタ32Aは、障害発生伝送装置
30A#1の全ての回線情報を有するので、センタ30A
が障害発生伝送装置30A#1に隣接する全ての伝送装置
が受信回復して、回線影響時間の検出ができたか否かを
判断できる。
【0098】ステップS20において、監視・制御部4
8は、センタ30AよりOKの通知を受けたか否かをチ
ェックして、OK通知を受けたならば、正常に立ち上げ
られたものと判断し、NG通知を受けたならば、図11
のステップS52及び図14に進む。
【0099】センタ32AよりNG通知がされるのは、
例えば、隣接伝送装置30A#7との間の回線設定中に伝
送装置30A#1で電源断が発生し、該回線情報が伝送装
置30A#1の回線情報バックアップメモリ52にバック
アップできなかった場合である。この場合、センタ32
Aより回線設定が正常に終了した隣接伝送装置30A#7
では、伝送装置30A#1が電源復旧しても依然として、
伝送装置30A#1から受信不可の警報情報がセンタ32
Aにあがったままである。
【0100】しかし、伝送装置30A#1では、隣接伝送
装置30A#7との間では回線設定されていないので、回
線設定されている他の隣接伝送装置30A#5,30B#
1,30C#1から受信回復の警報情報を受けると、正
常に立ち上がったかのように見える。そこで、センタ3
2AからOK/NGの通知を受けて、正常に立ち上げた
か否かを判断している。
【0101】図10中のステップS40において、監視
・制御部48は、回線情報バックアップメモリ52より
回線情報を再度、回線情報メモリ50にロードして、回
線設定を行う。ステップS42において、図8中のステ
ップS10と同様に、隣接伝送装置30A#7,30A#
5,30B#1,30C#1に警報履歴情報を送信するよう
要求コマンドを出す。
【0102】ステップS44において、警報履歴データ
を隣接伝送装置30A#5,30A#7,30B#1,30C#
1から受信する。ステップS46において、ステップS
14と同様にして,判定部54は、回線影響時間を検出
する。
【0103】ステップS48において、判定部54は、
全ての隣接伝送装置30A#5,30A#7,30B#1,3
0C#1で受信回復したか否かをチェックして、全ての
隣接伝送装置30A#5,30A#7,30B#1,30C#
1で受信回復したならば、ステップS50に進み、ある
伝送装置で受信回復しなければ、図11のステップS5
2及び図14に進む。これにより二次障害が発生した場
合でも、再度、回線設定を行うことにより二次障害を自
動復旧することができる。
【0104】ステップS50において、判定部54は、
図8中のステップS18と同様にして、センタ32Aに
回線影響時間を通知する。ステップS51において、監
視・制御部48は、センタ32AよりOKの通知を受け
たか否かをチェックして、OK通知を受けたならば、正
常に立ち上げられたものと判断し、NG通知を受けたな
らば、図11のステップS52及び図14に進む。
【0105】図11中のステップS52において、監視
・制御部48は、回線設定情報の送信を、LAN IF
部64を通して、センタ32Aに要求する。図14に示
すように、センタ32Aは、障害発生装置30A#1の回
線設定情報を送信する。ステップS54において、監視
・制御部48は、センタ32Aから回線設定情報を受信
して、回線情報バックアップメモリ52に格納する。
【0106】ステップS56において、監視・制御部4
8は、回線情報バックアップメモリ52より回線設定情
報を回線情報メモリ50に読み込む。ステップS58〜
ステップS66において、伝送装置30A#1は、図8
中のステップS10〜ステップS18と同様の処理を行
う。ステップS68において、監視・制御部48は、異
常立ち上げを、LAN IF部64を通して、センタ3
2Aに通知する。
【0107】センタ32Aは、障害発生伝送装置30A
#1から回線影響時間の通知を受けると、各隣接伝送装置
毎に回線影響時間をディスプレイなどに出力する。保守
担当者は、ディスプレイ等に表示された回線影響時間を
見て、電源断による回線影響時間を通知する。また、セ
ンタ32Aは、伝送装置30A#1から異常立ち上げの通
知を受けると、保守担当者にその旨を通知する。
【0108】以上説明した第1実施形態によれば、障害
発生伝送装置が隣接伝送装置に要求コマンドを出して、
警報履歴データを受信し、回線影響時間を検出して、セ
ンタに送信するので、回線影響時間の検出が迅速にな
る。
【0109】二次障害が発生した場合は、回線を再度、
立ち上げるので、二次障害から自動復旧することができ
る。さらに、回線設定中に電源断をした回線について
は、センタから回線情報を自動でダウンロードして回線
設定をするので、障害からの復帰を迅速に行うことがで
きる。
【0110】第2実施形態 図16は、本発明の第2実施形態による伝送装置の構成
図であり、図3中の構成要素と実質的に同一の要素には
同一の符号を付している。
【0111】本発明の第2実施形態による伝送装置が図
3の伝送装置とは、隣接伝送装置と接続する伝送路を現
用系と予備系とで冗長構成したこと、要求コマンド及び
警報履歴データを予備系の伝送路のペイロードに挿入す
るようにしたことが異なる。
【0112】監視・制御部79、IF部80#1〜80#
n、SEL81#1〜81#n,82#1〜82#n,84#1〜
84#n,85#1〜85#n,86#1〜86#n,87#1〜8
7#n及びIF部88#1〜88#nが、図3の伝送装置と異
なる。
【0113】監視・制御部79は、図3中の監視・制御
部48の機能に加えて、要求コマンドや警報履歴データ
を送信しないときは、0系及び1系の伝送路に同一の主
信号を送出する、要求コマンド又は警報履歴データを送
出するときは、隣接伝送装置が予備系であると認識する
伝送路に送出する、自伝送装置が予備系と認識する伝送
路から入力した主信号を要求部68及び警報部70に出
力するよう制御するために、各SEL81#1〜81#n,
82#1〜82#n,84#1〜84#n,85#1〜85#n,8
6#1〜86#n,87#1〜87#nに選択信号を出力する機
能を有する。
【0114】尚、隣接伝送装置の伝送路の予備系は、例
えば、要求コマンドを送信するときは、電源断障害が発
生する直前の予備系の伝送路を収容する隣接伝送路の入
力ポート番号を隣接伝送装置側からSOHに挿入して、
通知すると共に、回線設定情報に自伝送装置の出力ポー
ト番号と隣接伝送装置の入力ポート番号の関係を含ませ
ることにより知ることができる。
【0115】また、電源復旧した伝送装置の予備系の伝
送路は、電源断となる直前の予備系の入力ポート番号を
回線情報バックアップメモリ52に格納しておき、入力
ポートの系を電源断となる直前と同じにする。
【0116】図17は、図16中のIF部80#i及び8
8#iに係わるブロック図である。IF部80#iは、0系
回線終端部89#i、0系ペイロードデータ終端部91#
i、0系SOH終端部94#i、1系回線終端部90#i、
1系ペイロードデータ終端部92#i及び1系SOH終
端部96#iを有する。
【0117】回線終端部89#i,90#i,97#i,98
#iは、外部インタフェースと内部インタフェースとの間
のインタフェースを司る。ペイロードデータ終端部91
#i,92#iは、フレームからペイロードデータを分離す
る。SOH終端部94#i,96#iは、フレームからSO
Hを分離する。
【0118】SEL81#i,82#iは、選択信号に従っ
て、ペイロードデータをXC部66及びSEL84#iの
いずれか一方に出力する。SEL84#iは、選択信号に
従って、予備系の伝送路から入力力されたペイロードデ
ータを選択して、要求部68及び応答部70に出力す
る。
【0119】SEL85#iは、選択信号に従って、回線
終端部97#i,98#iが接続される伝送装置が予備系と
認識するSEL86#i,87#iのいずれか一方に要求部
68又は応答部70からの出力信号を出力する。
【0120】SEL86#i,87#iは、選択信号に従っ
て、隣接伝送装置が現用系と認識する伝送路に接続され
る回線終端部97#i,98#iに対しては、常に、DAT
Aを選択し、隣接伝送装置が予備系と認識する伝送路に
接続される回線終端部97#i,98#iに対しては、要求
コマンドを送信するとき及び警報履歴データを送信する
とき、SEL85#iの出力を選択し、それ以外のとき
は、DATAを選択する。これにより、予備系の伝送路
についても、要求コマンド及び警報履歴データを送信す
るとき以外は、同じ主信号が伝送される。
【0121】ペイロードデータ挿入部99#i,100#i
は、ペイロードデータを挿入する。SOH挿入部102
#i,104#iは、監視・制御部79の指示に従って、S
OHを挿入する。
【0122】図16の伝送装置と図3の伝送装置とは、
要求コマンドの送受信及び警報履歴データの送受信に係
わる動作が異なるのみで他の点については、図3と同様
なのでこの相違点に関して、図16の動作説明をする。
【0123】監視・制御部79は、運用中において、回
線終端部89#i,90#iが接続される入力ポートのう
ち、予備系の伝送路を収容する入力ポート番号を、回線
情報バックアップメモリ52に格納すると共に、SOH
挿入部102#i,104#iによりSOHに挿入して、隣
接伝送装置に送信している。また、隣接伝送装置から予
備系の伝送路を収容する入力ポート番号を受信すると、
回線情報バックアップメモリ52に格納している。
【0124】図2中の伝送装置30A#1で電源障害が発
生し、その後、電源復旧したものとする。電源が復旧す
ると、監視・制御部79は、回線情報バックアップメモ
リ52から回線情報を回線情報メモリ50にロードし
て、回線設定を行う。
【0125】そして、回線情報バックアップメモリ52
に格納した予備系の伝送路の入力ポート番号に従って、
回線終端部89#i,90#iのいずれか一方を予備系、他
方を現用系とする。また、回線情報バックアップメモリ
52に格納した隣接伝送装置の入力ポート番号と自伝送
装置の出力ポート番号との対応関係に従って、回線終端
部97#i,98#iのいずれか一方を予備系、他方を現用
系とする。以下の説明では、回線終端部89#i,97#i
を現用系、回線終端部90#i,98#iを予備系とする。
【0126】監視・制御部79は、SEL81#iには、
XC部66に出力し、SEL82#iには、SEL84#i
に出力するよう指示する選択信号を出力する。また、S
EL84#iに、SEL82#iの出力信号を選択するよう
指示する選択信号を出力する。
【0127】さらに、監視・制御部79は、SEL85
#iに、SEL87#iに出力するよう指示する選択信号を
出力する。また、SEL86#iには、DATAを選択
し、SEL87#iには、SEL85#iの出力信号を選択
するよう指示する選択信号を出力する。
【0128】要求部68は、SEL85#iに要求コマン
ドを出力する。SEL85#iは、要求コマンドをSEL
87#iに出力する。SEL87#iは、SEL85#iの出
力信号(要求コマンド)を選択して、ペイロードデータ
挿入部100#iに出力する。
【0129】ペイロードデータ挿入部100#iは、要求
コマンドをペイロードの先頭から挿入して、回線終端部
98#iに出力する。SOH挿入部104#iは、同期ビッ
ト等をSOHに挿入して、回線終端部98#iに出力す
る。回線終端部98#iは、要求コマンドを含む主信号を
外部フォーマット形式の信号に変換して、伝送路に出力
する。
【0130】SEL86#iは、XC部66からのDAT
Aを選択して、ペイロードデータ挿入部99#iに出力す
る。ペイロードデータ挿入部99#iは、DATAをペイ
ロードの先頭から挿入して、回線終端部97#iに出力す
る。SOH挿入部102#iは、同期ビット等をSOHに
挿入して、回線終端部97#iに出力する。回線終端部9
7#iは、主信号を外部フォーマット形式の信号に変換し
て、伝送路に出力する。
【0131】一方、隣接伝送装置30A#5,30A#
7,30B#1,30C#1においても、電源障害発生
伝送装置30A#1と同様に、現用系/予備系に従って、
SEL81#j,82#j,84#j,85#j,86#
j,87#jに選択信号を出力している。現用系の回線
終端部89#i,97#iが接続される回線終端部97#j,
89#jは現用系、予備系の回線終端部90#i,98#iが
接続される回線終端部98#j,90#jは予備系となる。
【0132】予備系の回線終端部90#jは、要求コマ
ンドを含む主信号を内部インタフェース形式の信号に変
換する。ペイロードデータ終端部92#jは、要求コマ
ンドを含むペイロードデータを分離する。SEL82#
jは、選択信号に従って、要求コマンドを含むペイロー
ドデータをSEL84#jに出力する。SEL84#j
は、選択信号に従って、SEL82#jの出力信号を選
択して、応答部70に出力する。
【0133】応答部70は、ペイロードデータから要求
コマンドを分離して、監視・制御部79に出力する。監
視・制御部79は、履歴記録部60から障害伝送装置3
0A#1に係わる警報履歴情報を読み込み、応答部70に
出力する。応答部70は、警報履歴データをSEL85
#jに出力する。SEL85#jは、選択信号に従って、
警報履歴データをSEL87#jに出力する。
【0134】SEL87#jは、選択信号に従って、S
EL85#jから出力される警報履歴データを選択し
て、ペイロードデータ挿入部100#jに出力する。ペ
イロードデータ挿入部100#jは、警報履歴データを
ペイロードに挿入する。回線終端部98#jは、警報履
歴データを含む主信号を外部インタフェース形式の信号
に変換して、伝送路に出力する。一方、現用系の主信号
は、XC部66に入力されて、クロスコネクトされる。
そのため、運用には、支障がない。
【0135】一方、障害発生伝送装置30A#1の回線終
端部90#iは、警報履歴データを含む主信号を内部フ
ォーマット形式の信号に変換する。ペイロードデータ挿
入部92#iは、ペイロードデータを分離する。SEL
82#iは、選択信号に従って、SEL84#iにペイロ
ードデータを出力する。
【0136】SEL84#jは、選択信号に従って、S
EL82#iの出力信号を選択して、警報履歴データを
含むペイロードを要求部68に出力する。要求部68
は、警報履歴データを入力して、監視・制御部79に出
力する。これにより、障害発生伝送装置30A#1は、主
信号のペイロードを用いて、警報履歴データを受信する
ことができる。本実施形態のその他の点については、第
1実施形態と同様なので説明を省略する。
【0137】障害発生伝送装置30A#1は、正常に立ち
上がったことを確認すると、監視・制御部79は、現用
及び予備系の伝送路にDATAを出力し、現用・予備系
の伝送路からの主信号をXC部66に出力するように、
SEL81#i,82#i,84#i,85#i,86#
i,87#iに選択信号を出力する。
【0138】以上説明した第2実施形態によれば、第1
実施形態と同様の効果がある。
【0139】第3実施形態 図19は、本発明の第3実施形態による伝送装置の構成
図であり、図3中の構成要素と実質的に同一の要素には
同一の符号を付している。
【0140】本発明の第3実施形態による伝送装置と図
3の伝送装置とは、要求コマンドをセンタ32Aに送出
して、警報履歴データをセンタ32Aより受信するよう
にしたことが異なる。IF部112#1〜112#n,1
14#1〜114#n及び要求部116が、図3の伝送装
置と異なる。
【0141】IF部112#iは、回線の終端、ペイロ
ードの終端及びSOHの終端をする。IF部114#i
は、回線の終端、ペイロードの挿入及びSOHの挿入を
する。要求部116は、自装置の装置番号及び隣接伝送
装置の装置番号を含む要求コマンドを、LAN IF部
64を通してセンタ32Aに送信する。また、センタ3
2Aから送信された警報履歴データを受信して、監視・
制御部48に出力する。
【0142】センタ32Aは、障害発生伝送装置30A
#1から要求コマンドを受信すると、要求コマンドに含ま
れた装置番号で指定された隣接伝送装置について、障害
発生伝送装置30A#1に関する警報履歴情報を検索し
て、伝送装置30A#1に送信する機能を有する。
【0143】以下、図19の伝送装置の動作説明を行
う。
【0144】図19の伝送装置が図3の伝送装置と異な
る点は、要求コマンドの送信、警報履歴データの受信に
関する動作のみなので、この相違点について説明する。
【0145】伝送装置30A#1では、電源復旧すると、
監視・制御部48は、要求部116に要求コマンドの送
信を指示する。要求部116は、自装置の装置番号及び
回線設定されている隣接伝送装置の装置番号を含む要求
コマンドを、LAN IF部64を通して、センタ32
Aに送信する。
【0146】センタ32Aは、各伝送装置30A#1,3
0A#5,30A#7…の警報部46から送信された隣接伝
送装置に関する警報情報を、送信元の装置番号及び隣接
伝送装置の装置番号と共に、警報履歴データとして、履
歴ファイルに記録している。
【0147】センタ32Aは、要求コマンドに含まれる
隣接伝送装置の装置番号について、自装置の装置番号で
指定される障害発生伝送装置30A#1に関する警報履歴
データを履歴ファイルから読み出し、障害発生伝送装置
30A#1の装置番号,隣接伝送装置の装置番号を含む警
報履歴データを伝送装置30A#1に送信する。
【0148】伝送装置30A#1の要求部116は、警
報履歴データを、LAN IF部64を通して、監視・
制御部48に出力する。判定部54は、監視・制御部4
8の指示に従って、各回線設定された隣接伝送装置にお
ける回線影響時間を検出する。これにより、LAN I
F部64を通して、センタ32Aより警報履歴データを
受信して、回線影響時間の検出をすることができる。
【0149】以上説明した第3実施形態によれば、第1
実施形態と同様の効果がある。
【0150】第4実施形態 図20は、本発明の第4実施形態による伝送装置の構成
図であり、図3中の構成要素と実質的に同一の要素には
同一の符号を付している。
【0151】本発明の第4実施形態による伝送装置と図
3の伝送装置とは、電源断になると時計が停止し、電源
断時刻t1を記録する時計回路部120を設け、隣接伝送
装置に対して、電源断時刻t1以降の警報履歴データの送
信を要求する要求コマンドを送出するようにしたことが
異なる。
【0152】図21は、図20中の時計回路部のブロッ
ク図である。図21に示すように、時計回路部120
は、SEL128,130及び時計回路132,134
を有する。SEL128は、電源部44中の装置電源(M
ain)124が電源正常ならば、装置電源124の電源電
圧を選択し、装置電源124が装置電源断ならば、グラ
ウンド電圧を選択する。
【0153】SEL130は、電源部44中の装置電源
(Main)124が電源正常ならば、装置電源124の電源
電圧を選択し、装置電源124が装置電源断ならば、予
備電源(Sub)126を選択する。
【0154】時計回路132は、時刻を計時して、現時
刻を図示しない不揮発性メモリに記録する。但し、時計
回路132は、装置電源124が電源断となると、供給
される電源電圧が0Vとなり停止する。
【0155】時計回路134は、時刻を計時する回路で
あり、装置電源124が断となっても、予備電源126
から電源が供給されるので、停止することがない。尚、
予備電源126は、正常の装置電源124により充電さ
れるので、装置電源124が電源断となっても、その
後、SEL130に電源供給を継続して行う。
【0156】監視・制御部121は、電源部44が電源
復旧すると、時計回路132の不揮発性メモリに記録さ
れた時計停止時刻t1を読み出し、要求部116に時刻t
1以降の警報履歴要求コマンドを送出するよう指示す
る。
【0157】要求部116は、監視・制御部121の指
示に従って、回線設定された隣接伝送装置に、時刻t1以
降の警報履歴要求コマンドを送出する。図22は、要求
コマンドのフォーマットの一例を示す図である。図22
に示すように、要求コマンドは、送信元アドレス、送信
先アドレス及びt1以降の警報履歴要求コマンドを含む。
【0158】以下、図20の動作説明をする。
【0159】図20の伝送装置が図3の伝送装置と異な
る点は、要求コマンドの送信、警報履歴データの受信に
関する動作のみなので、この相違点について説明する。
【0160】時計回路132は、装置電源124の電源
正常時には、時刻を計時して、図示しない不揮発性メモ
リに記録している。予備電源126は、装置電源124
が正常時に充電されている。装置電源124が電源断に
なると、SEL128は、0Vを選択して、時計回路1
32に出力する。
【0161】時計回路部132は、装置電源124が電
源断になると、供給される電源電圧は0Vとなり、計時
を停止する。そのため、不揮発性メモリには、装置電源
断時の時刻が記録される。
【0162】一方、SEL130は、装置電源124が
電源正常ならば、装置電源124の電源電圧を選択し、
装置電源124が電源断になると、予備電源126の電
源電圧を選択して、時計回路134に電源電圧を供給す
る。時計回路134は、電源電圧が常に装置電源124
又は予備電源126から供給されるので、常に、計時す
る。
【0163】装置電源124が復旧すると、監視・制御
部121は、時計回路132の不揮発性メモリに記録さ
れた時刻t1を読み出す。監視・制御部121は、要求部
122に、時刻t1以降の警報履歴データを隣接伝送装
置に送信するよう指示する。
【0164】要求部122は、送信元アドレスとして自
装置の装置番号、送信先アドレスとして隣接伝送装置の
装置番号及び時刻t1以降の警報履歴データ要求コマン
ドを含む要求コマンドを、SOH挿入部74#iに出力す
る。
【0165】SOH挿入部74#iは、要求コマンドを
SOHに挿入して、回線終端部75#iより伝送路に出
力する。隣接伝送装置の応答部70は、要求コマンドを
受信すると、監視・制御部121に出力する。監視・制
御部121は、要求コマンドにより指示された時刻t1以
降の送信元アドレスで指定される装置番号に係わる警報
履歴データを履歴記録部60から読み出して、応答部7
0に出力する。
【0166】応答部70は、自装置の装置番号を送信元
アドレス、要求コマンドに含まれていた送信元アドレス
を送信先アドレスとして、時刻t1以降の警報履歴データ
を該当するSOH挿入部74#jに出力する。
【0167】SOH挿入部74#jは、時刻t1以降の警
報履歴データをSOHに挿入して、回線終端部75#j
より伝送路に出力する。障害発生伝送装置30A#1の判
定部54は、時刻t1以降の警報履歴データに基づいて、
回線影響時間を検出する。隣接伝送装置から送信されて
くる警報履歴データは、電源断になった時刻t1以降のも
のなので、データ量が少なくなり、回線影響時間の検出
がより迅速になる。
【0168】伝送装置30A#1が正常に立ち上がると、
時計回路132は、時計回路134の時刻に合わせて、
再び、時間を計時する。本実施形態のその他の点につい
ては、第1実施形態と同様なので説明を省略する。
【0169】以上説明した第4実施形態によれば、電源
断時刻t1以降の警報履歴データを送信するのみなので、
送信する警報履歴データ量が少なくなり、回線影響時間
の検出がより迅速になる。
【0170】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電源断の障害発生伝送装置が回線影響時間を検出して、
センタに通知するので、回線影響時間の検出が迅速にな
る。
【0171】また、障害発生伝送装置に回線設定された
全ての隣接伝送装置が受信回復できない場合は、再度、
回線設定を行うので二次障害が発生した場合でも迅速に
自動リカバリを行うことができる。
【0172】また、障害発生伝送装置が正常に立ち上が
った否かは、障害発生伝送装置からの回線影響時間の通
知とセンタの回線設定情報に基づいて行うので、回線設
定中の電源断にも対処することができる。
【0173】さらに、電源断になった時刻以降の隣接伝
送装置における警報履歴データに従って、回線影響時間
を検出するので、警報履歴データのデータ量が少なくな
り、回線影響時間の検出が迅速になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施形態による通信ネットワークの構
成図である。
【図3】本発明の第1実施形態による伝送装置の構成図
である。
【図4】要求コマンドのフォーマット例を示す図であ
る。
【図5】警報履歴データのフォーマット例を示す図であ
る。
【図6】STM−1(156Mb/s)のフレーム構造
例を示す図である。
【図7】図3の動作説明図である。
【図8】警報履歴収集処理のフローチャート(その1)
である。
【図9】図8中のステップS14の処理フローチャート
である。
【図10】警報履歴収集処理のフローチャート(その
2)である。
【図11】警報履歴収集処理のフローチャート(その
3)である。
【図12】警報履歴収集処理のシーケンスチャート(そ
の1)である。
【図13】警報履歴収集処理のシーケンスチャート(そ
の2)である。
【図14】警報履歴収集処理のシーケンスチャート(そ
の3)である。
【図15】二次障害発生を示す図である。
【図16】本発明の第2実施形態による伝送装置の構成
図である。
【図17】図16中のIF部のブロック図である。
【図18】図16の動作説明図である。
【図19】本発明の第3実施形態による伝送装置の構成
図である。
【図20】本発明の第4実施形態による伝送装置の構成
図である。
【図21】図20中の時計回路部のブロック図である。
【図22】要求コマンドのフォーマット例を示す図であ
る。
【符号の説明】
2,14 伝送装置 4 電源部 6 第1検出手段 8 要求手段 10 第1受信手段 12 第2検出手段 16 第3検出手段 18 記録手段 20 第2受信手段 22 送信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送装置であって、 電源部と、 前記電源部の電源復旧を検出する第1検出手段と、 前記第1検出手段が電源復旧を検出すると、回線設定情
    報に基づき、回線設定されている隣接伝送装置に対し
    て、自伝送装置に関する受信不可時刻及び受信回復時刻
    を含む警報情報の送信を要求する要求コマンドを送信す
    る要求手段と、 前記隣接伝送装置より送信された前記警報情報を受信す
    る第1受信手段と、 前記第1受信手段が受信した前記警報情報に基づいて、
    前記隣接伝送装置が受信不可から受信回復するまでの回
    線影響時間の検出を行う第2検出手段と、 を具備したことを特徴とする伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記伝送装置が前記隣接伝送装置に伝送
    する主信号は、オーバヘッド及びペイロードからなる同
    期フレームであり、前記要求手段は、前記オーバヘッド
    に前記要求コマンドを挿入することを特徴とする請求項
    1記載の伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記回線設定情報により回線設定されて
    いるある隣接伝送装置が受信回復していないことを示す
    前記警報情報を受信した場合は、再度回線設定をしてか
    ら前記要求コマンドを再び送信することを特徴とする請
    求項1記載の伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記回線設定情報により回線設定された
    隣接伝送装置との間で受信不可か否かを検出する第3検
    出手段と、 前記第3検出手段の検出結果に基づいて、前記隣接伝送
    装置との間で前記受信不可となった時刻及び受信回復し
    た時刻をそれぞれ含む警報情報を履歴ファイルに記録す
    る記録手段と、 前記回線設定情報により回線設定された隣接伝送装置か
    ら要求コマンドを受信する第2受信手段と、 前記要求コマンドに基づいて、該要求コマンドを送出し
    た隣接伝送装置に関する前記各警報情報を前記履歴ファ
    イルより取得して、該隣接伝送装置に送信する送信手段
    と、 を更に具備したことを特徴とする請求項1記載の伝送装
  5. 【請求項5】 前記電源部から供給される電源に基づ
    き、時刻を計時し、前記電源部が電源断になると電源断
    時の時刻t1を記録する時計部を更に具備し、 前記要求コマンドは、前記時刻t1以降に発生した前記
    警報情報を送信するよう指示する情報を含み、 前記送信手段は、前記時刻t1以降に発生した前記警報
    情報を送信することを特徴とする請求項4記載の伝送装
    置。
  6. 【請求項6】 伝送装置であって、 電源部と、 前記電源部の電源復旧を検出する第1検出手段と、 隣接伝送装置に接続され、第1主信号を出力する第1出
    力ポートと、 前記隣接伝送装置に接続され、第2主信号を出力する第
    2出力ポートと、 前記隣接伝送装置に接続され、第3主信号が入力される
    第1入力ポートと、 前記隣接伝送装置に接続され、第4主信号が入力される
    第2入力ポートと、 前記第1検出手段が電源復旧を検出すると、回線設定情
    報に基づき、回線設定されている前記隣接伝送装置が予
    備系であると認識する前記第1及び第2主信号のいずれ
    か一方の主信号に自伝送装置に関する警報情報の送信を
    要求する要求コマンドを挿入する要求手段と、 自伝送装置が予備系であると認識する前記第3及び第4
    主信号のいずれか一方の主信号に含まれる前記隣接伝送
    装置より送信された前記警報情報を受信する第1受信手
    段と、 前記第1受信手段が受信した前記警報情報に基づいて,
    該隣接伝送装置が受信不可から受信回復するまでの回線
    影響時間の検出を行う第2検出手段と、 を具備したことを特徴とする伝送装置。
  7. 【請求項7】 前記回線設定情報により回線設定された
    隣接伝送装置との間で受信不可か否かを検出する第3検
    出手段と、 前記第3検出手段の検出結果に基づいて、前記隣接伝送
    装置との間で前記受信不可となった時刻及び受信回復し
    た時刻をそれぞれ含む警報情報を履歴ファイルに記録す
    る記録手段と、 要求コマンドを自伝送装置が予備系であると認識する前
    記第3及び第4主信号のいずれか一方の主信号より受信
    する第2受信手段と、 前記要求コマンドを送出した隣接伝送装置に関する前記
    警報情報を前記履歴ファイルより取得して、該隣接伝送
    装置が予備系であると認識する前記第1及び第2主信号
    のいずれか一方の主信号に前記警報情報を挿入して、送
    信する送信手段と、 を更に具備したことを特徴とする請求項6記載の伝送装
    置。
  8. 【請求項8】 伝送装置であって、 電源部と、 前記電源部の電源復旧を検出する第1検出手段と、 隣接伝送装置に接続され、第1主信号を出力する第1出
    力ポートと、 前記隣接伝送装置に接続され、第2主信号を出力する第
    2出力ポートと、 前記隣接伝送装置に接続され、第3主信号が入力される
    第1入力ポートと、 前記隣接伝送装置に接続され、第4主信号が入力される
    第2入力ポートと、 前記第1出力ポートに接続され、外部インタフェースを
    司る第1回線終端手段と、 前記第2出力ポートに接続され、外部インタフェースを
    司る第2回線終端手段と、 前記第1入力ポートに接続され、外部インタフェースを
    司る第3回線終端手段と、 前記第2入力ポートに接続され、外部インタフェースを
    司る第4回線終端手段と、 前記第1検出手段が電源復旧を検出すると、回線設定情
    報に基づき、自伝送装置に関する警報情報の送信を要求
    する要求コマンドを出力する要求手段と、 第1選択信号に基づいて、前記要求コマンド及びデータ
    のいずれか一方を選択する第1セレクタと、 第2選択信号に基づいて、前記要求コマンド及び前記デ
    ータのいずれか一方を選択する第2セレクタと、 前記第1セレクタの出力信号を同期フレームのペイロー
    ドに挿入して、前記第1回線終端手段に出力する第1ペ
    イロードデータ挿入手段と、 前記第2セレクタの出力信号を同期フレームのペイロー
    ドに挿入して、前記第2回線終端手段に出力する第2ペ
    イロードデータ挿入手段と、 前記第3回線終端手段の出力信号から同期フレームのペ
    イロードデータを分離する第1ペイロードデータ終端手
    段と、 前記第4回線終端手段の出力信号から同期フレームのペ
    イロードデータを分離する第2ペイロードデータ終端手
    段と、 第3選択信号に基づいて、前記第1及び第2ペイロード
    データ終端手段のいずれか一方の出力信号を選択する第
    3セレクタと、 前記第3セレクタの出力信号から前記隣接伝送装置より
    送信された前記警報情報を分離する第1受信手段と、 前記第1~第3選択信号を生成する制御手段と、 前記第1受信手段が受信した前記警報情報に基づいて,
    該隣接伝送装置が受信不可から受信回復するまでの回線
    影響時間の検出を行う第2検出手段と、 を具備したことを特徴とする伝送装置。
  9. 【請求項9】 センタと、それぞれが前記センタに通信
    回線により接続される複数の伝送装置とを含む通信ネッ
    トワークであって、 前記各伝送装置は、 電源部と、 前記電源部の電源復旧を検出する第1検出手段と、 前記第1検出手段が電源復旧を検出すると、回線設定さ
    れている隣接伝送装置について、自伝送装置に関する受
    信不可時刻及び受信回復時刻を含む警報情報の送信を前
    記センタに要求する要求コマンドを送信する要求手段
    と、 前記センタより送信された前記警報情報を受信する第1
    受信手段と、 前記第1受信手段が受信した前記警報情報に基づいて、
    前記隣接伝送装置が受信不可から受信回復するまでの回
    線影響時間の検出を行う第2検出手段と、 前記回線影響時間を前記センタに送信する第1送信手段
    とを具備し、 前記センタは、 前記各伝送装置より隣接伝送装置に関する前記警報情報
    を受信して、履歴ファイルに記録する記録手段と、 前記要求コマンドを送出した伝送装置の隣接伝送装置か
    ら送信された該伝送装置に関する前記警報情報を前記履
    歴ファイルから取得して、該警報情報を、前記伝送装置
    に送信する第2送信手段と、 を具備したことを特徴とする通信ネットワーク。
  10. 【請求項10】 センタと、それぞれが前記センタに通
    信回線により接続される複数の伝送装置とを含む通信ネ
    ットワークであって、 前記各伝送装置は、 電源部と、 前記電源部の電源復旧を検出する第1検出手段と、 前記第1検出手段が電源復旧を検出すると、回線設定情
    報に基づき、回線設定されている隣接伝送装置に対し
    て、自伝送装置に関する受信不可時刻及び受信回復時刻
    を含む警報情報の送信を要求する要求コマンドを送信す
    る要求手段と、 前記隣接伝送装置より送信された前記警報情報を受信す
    る第1受信手段と、 前記第1受信手段が受信した前記警報情報に基づいて、
    前記隣接伝送装置が受信不可から受信回復するまでの回
    線影響時間の検出を行う第2検出手段と、 全ての前記隣接伝送装置が受信回復したことを示す前記
    警報情報を受信すると、前記各回線影響時間を前記セン
    タに送信する第1送信手段と、 前記センタより回線設定情報を受信する第2受信手段と
    を具備し、 前記センタは、 前記各伝送装置について、回線設定情報を記録する記録
    手段と、 前記記録手段に記録された前記回線設定情報に基づき、
    回線設定された全ての隣接伝送装置ついての回線影響時
    間が検出されていなければ、前記回線設定情報を、前記
    回線影響時間を送出した伝送装置に送信する第2送信手
    段と、 を具備したことを特徴とする通信ネットワーク。
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