JP2000207114A - 力覚提示方法及び力覚ペンタブレット - Google Patents
力覚提示方法及び力覚ペンタブレットInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 操作者に対して力(触感)のフィードバック
を返す。 【解決手段】 力覚ペンダブレットは、座標を指示する
ためのペン1と、このペン1の操作によって指示された
座標を検出する平板状のタブレット部2とから構成され
ている。ペン1とタブレット部2は、共に任意の磁力を
発生できる手段を有している。ペン1とタブレット部2
の各々に磁力を発生させることにより、ペンタブレット
を操作する操作者に対して力を伝達する。
を返す。 【解決手段】 力覚ペンダブレットは、座標を指示する
ためのペン1と、このペン1の操作によって指示された
座標を検出する平板状のタブレット部2とから構成され
ている。ペン1とタブレット部2は、共に任意の磁力を
発生できる手段を有している。ペン1とタブレット部2
の各々に磁力を発生させることにより、ペンタブレット
を操作する操作者に対して力を伝達する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポインティングデ
バイスとして用いられているペンタブレットに係り、特
にペンタブレットの操作者に対して触感のフィードバッ
クを返すための力覚提示方法と、この力覚提示方法に基
づいた力覚ペンタブレットに関するものである。
バイスとして用いられているペンタブレットに係り、特
にペンタブレットの操作者に対して触感のフィードバッ
クを返すための力覚提示方法と、この力覚提示方法に基
づいた力覚ペンタブレットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】物体の遠隔操作や仮想空間での操作、ま
た計算機上でのカーソルの操作には、時として操作者に
対し、力のフィードバックが必要となる。さらに、視覚
障害者がポインティングデバイス等を操作するために
は、視覚以外の感覚代行器として力覚手段を入力装置に
付加することが非常に有効である。
た計算機上でのカーソルの操作には、時として操作者に
対し、力のフィードバックが必要となる。さらに、視覚
障害者がポインティングデバイス等を操作するために
は、視覚以外の感覚代行器として力覚手段を入力装置に
付加することが非常に有効である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在、計算機のポイン
ティングデバイスの多くには、マウスやペンタブレット
が用いられている。これらは、コストパフォーマンスと
携帯性に優れた入力装置ではあるが、操作者へのフィー
ドバックは、原則としてディスプレイなどを介した視覚
からしか得ることができないという問題点があった。ま
た、これらの入力装置に振動手段を付加し、視覚以外の
フィードバックを実現した装置などもいくつか存在する
(例えば、振動子を指先で感知させるボタンのついたマ
ウス)。しかし、これらの装置は、実際の力覚の再現を
目的としたものでなく、操作者が得ることができる情報
量も限られているという問題点があった。
ティングデバイスの多くには、マウスやペンタブレット
が用いられている。これらは、コストパフォーマンスと
携帯性に優れた入力装置ではあるが、操作者へのフィー
ドバックは、原則としてディスプレイなどを介した視覚
からしか得ることができないという問題点があった。ま
た、これらの入力装置に振動手段を付加し、視覚以外の
フィードバックを実現した装置などもいくつか存在する
(例えば、振動子を指先で感知させるボタンのついたマ
ウス)。しかし、これらの装置は、実際の力覚の再現を
目的としたものでなく、操作者が得ることができる情報
量も限られているという問題点があった。
【0004】一方、アームロボットの手先にペンを装備
し、このペンの自由度を操作することによって目標対象
物を操作し、さらにアームロボットのアクチュエータに
よって目標対象物にかかる力を操作者に伝えることが可
能な入出力装置もある。しかしながら、このような装置
では、力の伝達にアームロボットが必要であることか
ら、高価で携帯性が悪いという問題点があった。
し、このペンの自由度を操作することによって目標対象
物を操作し、さらにアームロボットのアクチュエータに
よって目標対象物にかかる力を操作者に伝えることが可
能な入出力装置もある。しかしながら、このような装置
では、力の伝達にアームロボットが必要であることか
ら、高価で携帯性が悪いという問題点があった。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、操作者に対して力(触感)のフィードバッ
クを返すことができ、かつ低コストで省スペース性と携
帯性に優れたポインティングデバイスを実現できる力覚
提示方法及び力覚ペンタブレットを提供することを目的
とする。
れたもので、操作者に対して力(触感)のフィードバッ
クを返すことができ、かつ低コストで省スペース性と携
帯性に優れたポインティングデバイスを実現できる力覚
提示方法及び力覚ペンタブレットを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の力覚提示方法
は、ペンと平板状のタブレット部の各々に磁力を発生さ
せることにより、ペンタブレットを操作する操作者に対
して力を伝達することを特徴とするものである。これに
より、タブレット部の水平方向と垂直方向に任意の斥力
と引力を発生可能となるため、ペンを介してペンタブレ
ットの操作者に1次元、2次元又は3次元方向の力を伝
達することが可能となる。
は、ペンと平板状のタブレット部の各々に磁力を発生さ
せることにより、ペンタブレットを操作する操作者に対
して力を伝達することを特徴とするものである。これに
より、タブレット部の水平方向と垂直方向に任意の斥力
と引力を発生可能となるため、ペンを介してペンタブレ
ットの操作者に1次元、2次元又は3次元方向の力を伝
達することが可能となる。
【0007】また、本発明の力覚ペンタブレットは、請
求項6に記載のように、磁力を発生させるための手段を
備えたペン(1a,1b,1c)と、このペンの操作に
よって指示された座標を検出すると共に、磁力を発生さ
せるための手段を備えたタブレット部(2a,2b,2
c)と、ペンとタブレット部の間に発生させる力のパタ
ーンを算出し、その力パターン情報をタブレット部に出
力する力パターン処理部(3a,3b,3c)とを有
し、上記タブレット部は、上記ペンの操作によって指示
された座標を検出するパネル(21a,21b,21
c)と、力パターン処理部からの力パターン情報に応じ
た磁力をパネルに発生させる制御部(22a,22b,
22c)とを備えるものである。
求項6に記載のように、磁力を発生させるための手段を
備えたペン(1a,1b,1c)と、このペンの操作に
よって指示された座標を検出すると共に、磁力を発生さ
せるための手段を備えたタブレット部(2a,2b,2
c)と、ペンとタブレット部の間に発生させる力のパタ
ーンを算出し、その力パターン情報をタブレット部に出
力する力パターン処理部(3a,3b,3c)とを有
し、上記タブレット部は、上記ペンの操作によって指示
された座標を検出するパネル(21a,21b,21
c)と、力パターン処理部からの力パターン情報に応じ
た磁力をパネルに発生させる制御部(22a,22b,
22c)とを備えるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】[実施の形態の1]次に、本発明
の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態となる力覚ペンタブレ
ットの動作原理を示す図である。本実施の形態の力覚ペ
ンダブレットは、座標を指示するためのペン1と、この
ペン1の操作によって指示された座標を検出する平板状
のタブレット部2とから構成されている。そして、ペン
1とタブレット部2は、共に任意の磁力を発生できる手
段を有している。ペン1とタブレット部2との間は、ケ
ーブル等の有線通信手段によって接続されている。
の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態となる力覚ペンタブレ
ットの動作原理を示す図である。本実施の形態の力覚ペ
ンダブレットは、座標を指示するためのペン1と、この
ペン1の操作によって指示された座標を検出する平板状
のタブレット部2とから構成されている。そして、ペン
1とタブレット部2は、共に任意の磁力を発生できる手
段を有している。ペン1とタブレット部2との間は、ケ
ーブル等の有線通信手段によって接続されている。
【0009】次に、このような力覚ペンタブレットの動
作を説明する。まず、タブレット部2と垂直な上向きの
力を操作者に伝える場合には、ペン1とタブレット部2
との間に斥力を発生させればよく、このためにはペン1
の先端とタブレット部2の表面に同極の磁力を発生させ
ればよい。
作を説明する。まず、タブレット部2と垂直な上向きの
力を操作者に伝える場合には、ペン1とタブレット部2
との間に斥力を発生させればよく、このためにはペン1
の先端とタブレット部2の表面に同極の磁力を発生させ
ればよい。
【0010】例えば、図1(a)のように、タブレット
部2に上向きの磁力を発生させ(タブレット部2の表面
がN極)、ペン1の先端に下向きの磁力を発生させると
(ペン1の先端がN極)、ペン1とタブレット部2との
間の斥力により、ペン1を介してタブレット部2と垂直
な上向きの力が操作者に伝達される。
部2に上向きの磁力を発生させ(タブレット部2の表面
がN極)、ペン1の先端に下向きの磁力を発生させると
(ペン1の先端がN極)、ペン1とタブレット部2との
間の斥力により、ペン1を介してタブレット部2と垂直
な上向きの力が操作者に伝達される。
【0011】反対に、タブレット部2と垂直な下向きの
力を操作者に伝える場合には、ペン1とタブレット部2
との間に引力を発生させればよく、このためにはペン1
の先端とタブレット部2の表面に異極の磁力を発生させ
ればよい。例えば、図1(b)のように、タブレット部
2に下向きの磁力を発生させ(タブレット部2の表面が
S極)、ペン1の先端に下向きの磁力を発生させると
(ペン1の先端がN極)、ペン1とタブレット部2との
間の引力により、ペン1を介してタブレット部2と垂直
な下向きの力が操作者に伝達される。
力を操作者に伝える場合には、ペン1とタブレット部2
との間に引力を発生させればよく、このためにはペン1
の先端とタブレット部2の表面に異極の磁力を発生させ
ればよい。例えば、図1(b)のように、タブレット部
2に下向きの磁力を発生させ(タブレット部2の表面が
S極)、ペン1の先端に下向きの磁力を発生させると
(ペン1の先端がN極)、ペン1とタブレット部2との
間の引力により、ペン1を介してタブレット部2と垂直
な下向きの力が操作者に伝達される。
【0012】また、タブレット部2と水平な力を操作者
に伝える場合には、図1(c)、図1(d)のように、
タブレット面上に操作者に伝達すべき力の作用方向Aと
直角な境界線Bを設け、この境界線Bの両側のタブレッ
ト部2に異なる磁力を発生させる。ただし、タブレット
部2は、ペン1の先端と境界線Bとの間の領域について
は磁力を発生しない。境界線Bは、ペン1の先端から上
記A方向に距離Dだけ離れた位置に設定される。この距
離Dは、操作者に伝達すべき力の大きさに応じて決定さ
れる。
に伝える場合には、図1(c)、図1(d)のように、
タブレット面上に操作者に伝達すべき力の作用方向Aと
直角な境界線Bを設け、この境界線Bの両側のタブレッ
ト部2に異なる磁力を発生させる。ただし、タブレット
部2は、ペン1の先端と境界線Bとの間の領域について
は磁力を発生しない。境界線Bは、ペン1の先端から上
記A方向に距離Dだけ離れた位置に設定される。この距
離Dは、操作者に伝達すべき力の大きさに応じて決定さ
れる。
【0013】図1(c)、図1(d)の例では、下向き
の磁力を発生しているペン1に対して(ペン1の先端が
N極)、境界線Aを挟んだ作用方向A側の面が下向きの
磁力を発生し(タブレット部2の表面がS極)、境界線
Aを挟んだペン1側の面が上向きの磁力を発生している
(タブレット部2の表面がN極)。こうして、ペン1と
タブレット2部との間に作用方向Aに沿った、タブレッ
ト面と水平な方向の力を発生させることが可能となる。
なお、タブレット部2は、境界線Aを挟んだ作用方向A
側の面のみ磁力を発生するようにしてもよい。
の磁力を発生しているペン1に対して(ペン1の先端が
N極)、境界線Aを挟んだ作用方向A側の面が下向きの
磁力を発生し(タブレット部2の表面がS極)、境界線
Aを挟んだペン1側の面が上向きの磁力を発生している
(タブレット部2の表面がN極)。こうして、ペン1と
タブレット2部との間に作用方向Aに沿った、タブレッ
ト面と水平な方向の力を発生させることが可能となる。
なお、タブレット部2は、境界線Aを挟んだ作用方向A
側の面のみ磁力を発生するようにしてもよい。
【0014】タブレット部2は、意図する力の方向、大
きさに応じて、図1(a)、図1(b)で説明した動作
と図1(c)、図1(d)で説明した動作を組み合わせ
ることができる。以上のような動作により、力覚ペンタ
ブレットを介して、タブレット面と垂直な方向の力及び
タブレット面と水平な方向の力を操作者に伝えることが
可能となる。
きさに応じて、図1(a)、図1(b)で説明した動作
と図1(c)、図1(d)で説明した動作を組み合わせ
ることができる。以上のような動作により、力覚ペンタ
ブレットを介して、タブレット面と垂直な方向の力及び
タブレット面と水平な方向の力を操作者に伝えることが
可能となる。
【0015】[実施の形態の2]図2は本発明の第2の
実施の形態を示す力覚ペンタブレットの外観図、図3は
図2の力覚ペンタブレットのブロック図である。本実施
の形態の力覚ペンタブレットは、磁力を発生させるため
の手段を備えたペン1aと、このペン1aの操作によっ
て指示された座標を検出すると共に、磁力を発生させる
ための手段を備えたタブレット部2aと、ペン1aとタ
ブレット部2aとの間に発生させる力のパターンを算出
し、その力パターン情報をタブレット部2aに出力する
力パターン処理部3aとから構成されている。
実施の形態を示す力覚ペンタブレットの外観図、図3は
図2の力覚ペンタブレットのブロック図である。本実施
の形態の力覚ペンタブレットは、磁力を発生させるため
の手段を備えたペン1aと、このペン1aの操作によっ
て指示された座標を検出すると共に、磁力を発生させる
ための手段を備えたタブレット部2aと、ペン1aとタ
ブレット部2aとの間に発生させる力のパターンを算出
し、その力パターン情報をタブレット部2aに出力する
力パターン処理部3aとから構成されている。
【0016】図4はペン1aの構造を示す側面図であ
る。なお、図4では、ペン1aの外装を透視しているも
のとする。ペン1aは、所望の磁力を発生させるための
手段であるペンコイル11aと、ペン1aの座標、筆圧
を検出するための手段を備えたペン基本機能部12aと
から構成されている。なお、ペンコイル11aは、図示
しない鉄芯の周りに巻かれており、ペンコイル11aと
鉄芯で電磁石を構成している。
る。なお、図4では、ペン1aの外装を透視しているも
のとする。ペン1aは、所望の磁力を発生させるための
手段であるペンコイル11aと、ペン1aの座標、筆圧
を検出するための手段を備えたペン基本機能部12aと
から構成されている。なお、ペンコイル11aは、図示
しない鉄芯の周りに巻かれており、ペンコイル11aと
鉄芯で電磁石を構成している。
【0017】次に、タブレット部2aは、図3に示すよ
うに、ペン1aの操作によって指示された座標X1,Y
1を検出すると共に、所望の磁力を発生させるための手
段を備えた平板状のパネル21aと、力パターン処理部
3aからの力パターン情報に応じた磁力をペン1aとパ
ネル21aに発生させる制御部22aとから構成されて
いる。
うに、ペン1aの操作によって指示された座標X1,Y
1を検出すると共に、所望の磁力を発生させるための手
段を備えた平板状のパネル21aと、力パターン処理部
3aからの力パターン情報に応じた磁力をペン1aとパ
ネル21aに発生させる制御部22aとから構成されて
いる。
【0018】図5はパネル21aの構造を示す平面図、
図6はパネル21aの構造を示す側面図である。なお、
図5では、後述するタブレット基本機能部を透視してお
り、図6では、パネル21aの外装を透視しているもの
とする。パネル21aは、ペン1aの座標、筆圧を検出
するための手段を備えた平板状のタブレット基本機能部
24aを有している。
図6はパネル21aの構造を示す側面図である。なお、
図5では、後述するタブレット基本機能部を透視してお
り、図6では、パネル21aの外装を透視しているもの
とする。パネル21aは、ペン1aの座標、筆圧を検出
するための手段を備えた平板状のタブレット基本機能部
24aを有している。
【0019】また、タブレット面、すなわちパネル21
aの平面(タブレット基本機能部24aの平面)は、複
数の領域25aに分割される。タブレット基本機能部2
4aの下部には、所望の磁力を発生させるための手段で
あるタブレットコイル26aが領域25a毎に備えられ
ている。なお、タブレットコイル26aは、図示しない
鉄芯の周りに巻かれており、タブレットコイル26aと
鉄芯で電磁石を構成している。
aの平面(タブレット基本機能部24aの平面)は、複
数の領域25aに分割される。タブレット基本機能部2
4aの下部には、所望の磁力を発生させるための手段で
あるタブレットコイル26aが領域25a毎に備えられ
ている。なお、タブレットコイル26aは、図示しない
鉄芯の周りに巻かれており、タブレットコイル26aと
鉄芯で電磁石を構成している。
【0020】図7は力パターン処理部3aのブロック図
である。計算機によって構成される力パターン処理部3
aは、タブレット部2aとインタフェースをとるための
入出力部31aと、算出した力パターン情報を入出力部
31aを介してタブレット部2aに出力する中央処理部
32aと、画像表示のためのディスプレイ装置33aと
を有している。
である。計算機によって構成される力パターン処理部3
aは、タブレット部2aとインタフェースをとるための
入出力部31aと、算出した力パターン情報を入出力部
31aを介してタブレット部2aに出力する中央処理部
32aと、画像表示のためのディスプレイ装置33aと
を有している。
【0021】入出力部31aは、RS−232Cあるい
はUSB(Universal Serial Bus)等のインタフェース
規格に従うインタフェース装置であり、所定のインタフ
ェース規格に従ってタブレット部2aとの間で通信を行
うためのインタフェース変換を行う。アプリケーション
プログラムに従って処理を行う中央処理部32aは、対
象画像の各ピクセルの明度に比例した大きさを有する、
タブレット面と垂直な方向(図2のZ方向)の力をペン
1aに発生させる処理を行う。
はUSB(Universal Serial Bus)等のインタフェース
規格に従うインタフェース装置であり、所定のインタフ
ェース規格に従ってタブレット部2aとの間で通信を行
うためのインタフェース変換を行う。アプリケーション
プログラムに従って処理を行う中央処理部32aは、対
象画像の各ピクセルの明度に比例した大きさを有する、
タブレット面と垂直な方向(図2のZ方向)の力をペン
1aに発生させる処理を行う。
【0022】次に、本実施の形態の力覚ペンタブレット
の動作を説明する。ここで、ディスプレイ装置33aの
画面に表示される対象画像の各ピクセルの座標とパネル
21aの座標は、予め対応付けがなされているものとす
る。最初に、力パターン処理部3a内の中央処理部32
aは、対象画像の明度をピクセル毎に算出する。
の動作を説明する。ここで、ディスプレイ装置33aの
画面に表示される対象画像の各ピクセルの座標とパネル
21aの座標は、予め対応付けがなされているものとす
る。最初に、力パターン処理部3a内の中央処理部32
aは、対象画像の明度をピクセル毎に算出する。
【0023】続いて、中央処理部32aは、大きさが対
象画像の明度に対応した力の目標値をピクセル毎に算出
する(つまり、力パターンを算出する)。対象画像の明
度と力の大きさの関係は、図8に示すような比例関係に
ある。そして、中央処理部32aは、ピクセル毎の力の
目標値Fとこれに対応するピクセル座標X2,Y2とか
らなる力パターン情報を入出力部31aに出力する。力
パターン情報は、入出力部31aを介してタブレット部
2aに送出される。
象画像の明度に対応した力の目標値をピクセル毎に算出
する(つまり、力パターンを算出する)。対象画像の明
度と力の大きさの関係は、図8に示すような比例関係に
ある。そして、中央処理部32aは、ピクセル毎の力の
目標値Fとこれに対応するピクセル座標X2,Y2とか
らなる力パターン情報を入出力部31aに出力する。力
パターン情報は、入出力部31aを介してタブレット部
2aに送出される。
【0024】タブレット部2a内の制御部22aは、力
パターン処理部3aから送出された力の目標値Fおよび
ピクセル座標X2,Y2と、ペン1aによって指示され
る現在の座標X1,Y1とに基づいて、タブレット部2
a(パネル21a)と垂直な方向の力をペン1aに発生
させる。
パターン処理部3aから送出された力の目標値Fおよび
ピクセル座標X2,Y2と、ペン1aによって指示され
る現在の座標X1,Y1とに基づいて、タブレット部2
a(パネル21a)と垂直な方向の力をペン1aに発生
させる。
【0025】つまり、制御部22aは、ペン1aの現在
の座標X1,Y1に対応するピクセル座標X2,Y2を
力パターン情報中から選択して、これに対応する力の目
標値Fを力パターン情報から取得する。制御部22a
は、この力の目標値Fに基づいて、ペン1aに供給すべ
き電流I1の値を算出すると共に、パネル21aに供給
すべき電流I2の値を領域25a毎に算出する。
の座標X1,Y1に対応するピクセル座標X2,Y2を
力パターン情報中から選択して、これに対応する力の目
標値Fを力パターン情報から取得する。制御部22a
は、この力の目標値Fに基づいて、ペン1aに供給すべ
き電流I1の値を算出すると共に、パネル21aに供給
すべき電流I2の値を領域25a毎に算出する。
【0026】そして、制御部22aは、算出した電流I
1,I2を制御信号としてペン1a、パネル21aに供
給する。電流I1は、ペン1a内のペンコイル11aに
印加される。また、領域25a毎に算出された電流I2
は、パネル21a内の対応するタブレットコイル26a
に印加される。こうして、実施の形態の1と同様に、ペ
ン1aの磁力とパネル21aの磁力により、操作者に対
してZ方向の力が伝達される。
1,I2を制御信号としてペン1a、パネル21aに供
給する。電流I1は、ペン1a内のペンコイル11aに
印加される。また、領域25a毎に算出された電流I2
は、パネル21a内の対応するタブレットコイル26a
に印加される。こうして、実施の形態の1と同様に、ペ
ン1aの磁力とパネル21aの磁力により、操作者に対
してZ方向の力が伝達される。
【0027】例えば、ディスプレイ装置33aの画面に
図9(a)のような対象画像が表示されている場合、パ
ネル21a上の任意の位置をペン1aで指すと、このペ
ン1aの座標X1,Y1に対応したピクセル座標X2,
Y2の明度に応じた力がペン1aに発生する。図9
(b)は、図9(a)の対象画像の力パターンを立体的
に表したものである。図9(b)から分かるように、図
9(a)の対象画像において明度が高い位置ほど、ペン
1aの力も強く働くようになっている。
図9(a)のような対象画像が表示されている場合、パ
ネル21a上の任意の位置をペン1aで指すと、このペ
ン1aの座標X1,Y1に対応したピクセル座標X2,
Y2の明度に応じた力がペン1aに発生する。図9
(b)は、図9(a)の対象画像の力パターンを立体的
に表したものである。図9(b)から分かるように、図
9(a)の対象画像において明度が高い位置ほど、ペン
1aの力も強く働くようになっている。
【0028】このようにして、操作者は、タブレット部
2aと垂直なZ方向の力を受けるので、計算機上の画像
情報をディスプレイ装置33aからの視覚だけではな
く、触覚(力覚)によっても知覚することが可能とな
る。例えば、計算機にスキャナを接続して、絵や写真や
画像を力パターン処理部3aに取り込めば、視覚の感覚
代行器とすることが可能である。また、アーム等の力を
伝達する装置を必要としない、優れたコストパフォーマ
ンスと省スペース性及び携帯性が実現可能となる。
2aと垂直なZ方向の力を受けるので、計算機上の画像
情報をディスプレイ装置33aからの視覚だけではな
く、触覚(力覚)によっても知覚することが可能とな
る。例えば、計算機にスキャナを接続して、絵や写真や
画像を力パターン処理部3aに取り込めば、視覚の感覚
代行器とすることが可能である。また、アーム等の力を
伝達する装置を必要としない、優れたコストパフォーマ
ンスと省スペース性及び携帯性が実現可能となる。
【0029】[実施の形態の3]図10は本発明の第3
の実施の形態を示す力覚ペンタブレットのブロック図で
ある。本実施の形態の力覚ペンタブレットは、ペン1b
と、タブレット部2bと、力パターン処理部3bとから
構成されている。本実施の形態においてもペン1bの構
造は、実施の形態の2のペン1aと全く同じなので、ペ
ン1b内の動作については図4に示した符号を用いて説
明する。
の実施の形態を示す力覚ペンタブレットのブロック図で
ある。本実施の形態の力覚ペンタブレットは、ペン1b
と、タブレット部2bと、力パターン処理部3bとから
構成されている。本実施の形態においてもペン1bの構
造は、実施の形態の2のペン1aと全く同じなので、ペ
ン1b内の動作については図4に示した符号を用いて説
明する。
【0030】タブレット部2bは、図10に示すよう
に、ペン1bの操作によって指示された座標X1,Y1
を検出すると共に、所望の磁力を発生させるための手段
を備えた平板状のパネル21bと、力パターン処理部3
bからの力パターン情報に応じた磁力をペン1bとパネ
ル21bに発生させる制御部22bとから構成されてい
る。なお、パネル21bの構造は、実施の形態の2のパ
ネル21aと全く同じなので、パネル21b内の動作に
ついては図5、図6に示した符号を用いて説明する。
に、ペン1bの操作によって指示された座標X1,Y1
を検出すると共に、所望の磁力を発生させるための手段
を備えた平板状のパネル21bと、力パターン処理部3
bからの力パターン情報に応じた磁力をペン1bとパネ
ル21bに発生させる制御部22bとから構成されてい
る。なお、パネル21bの構造は、実施の形態の2のパ
ネル21aと全く同じなので、パネル21b内の動作に
ついては図5、図6に示した符号を用いて説明する。
【0031】図11は力パターン処理部3bのブロック
図である。計算機によって構成される力パターン処理部
3bは、タブレット部2bとインタフェースをとるため
の入出力部31bと、算出した力パターン情報を入出力
部31bを介してタブレット部2bに出力する中央処理
部32bと、画像表示のためのディスプレイ装置33b
とを有している。
図である。計算機によって構成される力パターン処理部
3bは、タブレット部2bとインタフェースをとるため
の入出力部31bと、算出した力パターン情報を入出力
部31bを介してタブレット部2bに出力する中央処理
部32bと、画像表示のためのディスプレイ装置33b
とを有している。
【0032】アプリケーションプログラムに従って処理
を行う中央処理部32bは、図12のような対象画像に
おける操作対象物(カーソル)80の背景明度に比例し
た大きさを有する、Z方向の力をペン1bに発生させる
処理を行う。次に、本実施の形態の力覚ペンタブレット
の動作を説明する。最初に、力パターン処理部3b内の
中央処理部32bは、対象画像の明度をピクセル毎に算
出する。
を行う中央処理部32bは、図12のような対象画像に
おける操作対象物(カーソル)80の背景明度に比例し
た大きさを有する、Z方向の力をペン1bに発生させる
処理を行う。次に、本実施の形態の力覚ペンタブレット
の動作を説明する。最初に、力パターン処理部3b内の
中央処理部32bは、対象画像の明度をピクセル毎に算
出する。
【0033】続いて、中央処理部32bは、実施の形態
の2と同様に力パターンを算出し、ピクセル毎の力の目
標値Fとこれに対応するピクセル座標X2,Y2とから
なる力パターン情報を入出力部31bに出力する。力パ
ターン情報は、入出力部31bを介してタブレット部2
bに送出される。
の2と同様に力パターンを算出し、ピクセル毎の力の目
標値Fとこれに対応するピクセル座標X2,Y2とから
なる力パターン情報を入出力部31bに出力する。力パ
ターン情報は、入出力部31bを介してタブレット部2
bに送出される。
【0034】一方、操作者は、ディスプレイ装置33b
に表示された図12のような対象画像を見ながら、従来
のポインティングデバイスのように力覚ペンタブレット
のペン1bを操作する。パネル21bによって検出され
たペン1bの現在の座標X1,Y1は、入出力部31b
を介して中央処理部32bに入力される。
に表示された図12のような対象画像を見ながら、従来
のポインティングデバイスのように力覚ペンタブレット
のペン1bを操作する。パネル21bによって検出され
たペン1bの現在の座標X1,Y1は、入出力部31b
を介して中央処理部32bに入力される。
【0035】中央処理部32bは、入出力部32bを介
して入力されたペン1bの座標X1,Y1を処理して、
操作対象物80に反映させる。つまり、ペン1bがパネ
ル21b上で移動すれば、これに応じて操作対象物80
を画面上で移動させる。タブレット部2b内の制御部2
2bは、力パターン処理部3bから送出された力の目標
値Fおよびピクセル座標X2,Y2と、ペン1bによっ
て指示される現在の座標X1,Y1とに基づいて、タブ
レット部2b(パネル21b)と垂直なZ方向の力をペ
ン1bに発生させる。
して入力されたペン1bの座標X1,Y1を処理して、
操作対象物80に反映させる。つまり、ペン1bがパネ
ル21b上で移動すれば、これに応じて操作対象物80
を画面上で移動させる。タブレット部2b内の制御部2
2bは、力パターン処理部3bから送出された力の目標
値Fおよびピクセル座標X2,Y2と、ペン1bによっ
て指示される現在の座標X1,Y1とに基づいて、タブ
レット部2b(パネル21b)と垂直なZ方向の力をペ
ン1bに発生させる。
【0036】つまり、制御部22bは、ペン1bの現在
の座標X1,Y1に対応するピクセル座標X2,Y2を
力パターン情報中から選択して、これに対応する力の目
標値Fを力パターン情報から取得する。制御部22b
は、この力の目標値Fに基づいて、ペン1bに供給すべ
き電流I1の値を算出すると共に、パネル21bに供給
すべき電流I2の値を領域25a毎に算出する。
の座標X1,Y1に対応するピクセル座標X2,Y2を
力パターン情報中から選択して、これに対応する力の目
標値Fを力パターン情報から取得する。制御部22b
は、この力の目標値Fに基づいて、ペン1bに供給すべ
き電流I1の値を算出すると共に、パネル21bに供給
すべき電流I2の値を領域25a毎に算出する。
【0037】そして、制御部22bは、算出した電流I
1,I2を制御信号としてペン1b、パネル21bに供
給する。電流I1は、ペン1b内のペンコイル11aに
印加される。また、領域25a毎に算出された電流I2
は、パネル21b内の対応するタブレットコイル26a
に印加される。このようにして、ペン1bの磁力とパネ
ル21bの磁力により、操作対象物80の現在位置の背
景明度に比例した大きさを有する、Z方向の力が操作者
に伝達される。
1,I2を制御信号としてペン1b、パネル21bに供
給する。電流I1は、ペン1b内のペンコイル11aに
印加される。また、領域25a毎に算出された電流I2
は、パネル21b内の対応するタブレットコイル26a
に印加される。このようにして、ペン1bの磁力とパネ
ル21bの磁力により、操作対象物80の現在位置の背
景明度に比例した大きさを有する、Z方向の力が操作者
に伝達される。
【0038】本実施の形態では、ディスプレイ装置33
bに表示された操作対象物(カーソル)80の位置の背
景色の変化を、Z方向の力のフィードバックによって感
知することが可能となる。例えば、カーソルが単色の背
景から、任意のフォルダやウィンドウフレームに移動し
たことを感知できる。また、任意の画像上でカーソルを
操作すれば、その絵や写真の色の変化を感知することが
可能となる。また、アーム等の力を伝達する装置を必要
としない、優れたコストパフォーマンスと省スペース性
及び携帯性が実現可能となる。
bに表示された操作対象物(カーソル)80の位置の背
景色の変化を、Z方向の力のフィードバックによって感
知することが可能となる。例えば、カーソルが単色の背
景から、任意のフォルダやウィンドウフレームに移動し
たことを感知できる。また、任意の画像上でカーソルを
操作すれば、その絵や写真の色の変化を感知することが
可能となる。また、アーム等の力を伝達する装置を必要
としない、優れたコストパフォーマンスと省スペース性
及び携帯性が実現可能となる。
【0039】[実施の形態の4]図13は本発明の第4
の実施の形態を示す力覚ペンタブレットのブロック図、
図14はこの力覚ペンタブレットを使用するアームロボ
ットシステムの外観図である。本実施の形態の力覚ペン
タブレットは、ペン1cと、タブレット部2cと、力パ
ターン処理部3cとから構成されている。
の実施の形態を示す力覚ペンタブレットのブロック図、
図14はこの力覚ペンタブレットを使用するアームロボ
ットシステムの外観図である。本実施の形態の力覚ペン
タブレットは、ペン1cと、タブレット部2cと、力パ
ターン処理部3cとから構成されている。
【0040】本実施の形態においてもペン1cの構造
は、実施の形態の2のペン1aと全く同じなので、ペン
1c内の動作については図4に示した符号を用いて説明
する。タブレット部2cは、図13に示すように、ペン
1cの操作によって指示された座標X1,Y1を検出す
ると共に、所望の磁力を発生させるための手段を備えた
平板状のパネル21cと、力パターン処理部3cからの
力パターン情報に応じた磁力をペン1cとパネル21c
に発生させる制御部22cと、ペン1cの筆圧を検出す
る基本機能処理部23cとから構成されている。
は、実施の形態の2のペン1aと全く同じなので、ペン
1c内の動作については図4に示した符号を用いて説明
する。タブレット部2cは、図13に示すように、ペン
1cの操作によって指示された座標X1,Y1を検出す
ると共に、所望の磁力を発生させるための手段を備えた
平板状のパネル21cと、力パターン処理部3cからの
力パターン情報に応じた磁力をペン1cとパネル21c
に発生させる制御部22cと、ペン1cの筆圧を検出す
る基本機能処理部23cとから構成されている。
【0041】パネル21cの構造は、実施の形態の2の
パネル21aと全く同じなので、パネル21c内の動作
については図5、図6に示した符号を用いて説明する。
アームロボットシステムは、図14に示すように、アー
ムロボット91と、アームロボット91を制御するロボ
ットコントローラ92と、計算機からなるロボット教示
装置93とから構成されている。そして、アームロボッ
ト91には、その手先の力を検出する力センサ94が設
けられている。
パネル21aと全く同じなので、パネル21c内の動作
については図5、図6に示した符号を用いて説明する。
アームロボットシステムは、図14に示すように、アー
ムロボット91と、アームロボット91を制御するロボ
ットコントローラ92と、計算機からなるロボット教示
装置93とから構成されている。そして、アームロボッ
ト91には、その手先の力を検出する力センサ94が設
けられている。
【0042】図15は力パターン処理部3cのブロック
図である。力パターン処理部3cは、入出力部31c
と、中央処理部32cと、ディスプレイ装置33cとを
有している。なお、本実施の形態の力パターン処理部3
cは、ロボット教示装置93内に組み込まれている。
図である。力パターン処理部3cは、入出力部31c
と、中央処理部32cと、ディスプレイ装置33cとを
有している。なお、本実施の形態の力パターン処理部3
cは、ロボット教示装置93内に組み込まれている。
【0043】入出力部31cは、ロボット教示装置93
のポートへタブレット部2cを接続するための変換装置
となる。中央処理部32cは、アームロボット91の手
先に備えられた力センサ94の値を処理する。
のポートへタブレット部2cを接続するための変換装置
となる。中央処理部32cは、アームロボット91の手
先に備えられた力センサ94の値を処理する。
【0044】次に、本実施の形態の力覚ペンタブレット
の動作を説明する。操作者は、ディスプレイ装置33c
に表示された画像あるいはアームロボット91を見なが
ら、従来のポインティングデバイスのように力覚ペンタ
ブレットのペン1cを操作する。基本機能処理部23c
は、ペン1cからの情報と、パネル21cからの情報に
基づいて、ペン1cの筆圧Pを検出する。
の動作を説明する。操作者は、ディスプレイ装置33c
に表示された画像あるいはアームロボット91を見なが
ら、従来のポインティングデバイスのように力覚ペンタ
ブレットのペン1cを操作する。基本機能処理部23c
は、ペン1cからの情報と、パネル21cからの情報に
基づいて、ペン1cの筆圧Pを検出する。
【0045】基本機能処理部23cは、パネル21cに
よって検出されたペン1cの現在の座標X1,Y1とペ
ン1cの筆圧Pとを力パターン処理部3cへ送出する。
力パターン処理部3c内の中央処理部32cは、入出力
部31cを介して入力されたペン1cの現在の座標X
1,Y1とペン1cの筆圧Pとを処理して、アームロボ
ット91の手先の動作に反映させる。
よって検出されたペン1cの現在の座標X1,Y1とペ
ン1cの筆圧Pとを力パターン処理部3cへ送出する。
力パターン処理部3c内の中央処理部32cは、入出力
部31cを介して入力されたペン1cの現在の座標X
1,Y1とペン1cの筆圧Pとを処理して、アームロボ
ット91の手先の動作に反映させる。
【0046】本実施の形態では、ペン1cの座標X1,
Y1をロボット91の手先の目標位置を示すX,Y座標
に反映させ、ペン1cの筆圧Pを同目標位置を示すZ座
標に反映させる。そして、中央処理部32cは、この目
標位置の座標X,Y,Zを入出力部31cを介してロボ
ットコントローラ92に出力し、ロボットコントローラ
92は、これに応じてアームロボット91の手先を制御
する。
Y1をロボット91の手先の目標位置を示すX,Y座標
に反映させ、ペン1cの筆圧Pを同目標位置を示すZ座
標に反映させる。そして、中央処理部32cは、この目
標位置の座標X,Y,Zを入出力部31cを介してロボ
ットコントローラ92に出力し、ロボットコントローラ
92は、これに応じてアームロボット91の手先を制御
する。
【0047】こうして、ペン1cをパネル21c上で操
作することによって、アームロボット91の手先を動か
すことができる。また、中央処理部32cは、入出力部
31cを介して入力された力センサ94の情報を基に、
力の目標値Fとその力の方向(X,Y,Z方向成分)を
示す情報Dとからなる力パターンを算出する。算出され
た力パターン情報は、入出力部31cを介してタブレッ
ト部2cに送出される。
作することによって、アームロボット91の手先を動か
すことができる。また、中央処理部32cは、入出力部
31cを介して入力された力センサ94の情報を基に、
力の目標値Fとその力の方向(X,Y,Z方向成分)を
示す情報Dとからなる力パターンを算出する。算出され
た力パターン情報は、入出力部31cを介してタブレッ
ト部2cに送出される。
【0048】タブレット部2c内の制御部22cは、力
パターン処理部3cから送出された力の目標値F及びそ
の力の方向を示す情報Dと、ペン1cの現在の座標X
1,Y1を基に、ペン1cに供給すべき電流I1の値を
算出すると共に、パネル21cに供給すべき電流I2の
値を領域25a毎に算出する。
パターン処理部3cから送出された力の目標値F及びそ
の力の方向を示す情報Dと、ペン1cの現在の座標X
1,Y1を基に、ペン1cに供給すべき電流I1の値を
算出すると共に、パネル21cに供給すべき電流I2の
値を領域25a毎に算出する。
【0049】そして、制御部22cは、算出した電流I
1,I2を制御信号としてペン1c、パネル21cに供
給する。電流I1は、ペン1c内のペンコイル11aに
印加される。また、領域25a毎に算出された電流I2
は、パネル21c内の対応するタブレットコイル26a
に印加される。こうして、タブレット部2c(パネル2
1c)と水平な2軸方向(図2のX,Y方向)の力と、
タブレット部2cと垂直な1軸方向(図2のZ方向)の
力が操作者に伝達される。
1,I2を制御信号としてペン1c、パネル21cに供
給する。電流I1は、ペン1c内のペンコイル11aに
印加される。また、領域25a毎に算出された電流I2
は、パネル21c内の対応するタブレットコイル26a
に印加される。こうして、タブレット部2c(パネル2
1c)と水平な2軸方向(図2のX,Y方向)の力と、
タブレット部2cと垂直な1軸方向(図2のZ方向)の
力が操作者に伝達される。
【0050】このように、本実施の形態では、ペンタブ
レットを用いて、3次元方向の力のフィードバックを得
ながらアームロボット91を操作することが可能とな
る。これにより、例えば遠隔地の表面形状を感知するこ
とが可能となり、手先にグリッパーを装着したロボット
の遠隔ハンドリングに用いれば、干渉物や目標対象物を
感知することが可能となる。また、アーム等の力を伝達
する装置を必要としない、優れたコストパフォーマンス
と省スペース性及び携帯性が実現可能となる。
レットを用いて、3次元方向の力のフィードバックを得
ながらアームロボット91を操作することが可能とな
る。これにより、例えば遠隔地の表面形状を感知するこ
とが可能となり、手先にグリッパーを装着したロボット
の遠隔ハンドリングに用いれば、干渉物や目標対象物を
感知することが可能となる。また、アーム等の力を伝達
する装置を必要としない、優れたコストパフォーマンス
と省スペース性及び携帯性が実現可能となる。
【0051】なお、以上の実施の形態では、ペン1a,
1b,1c内に、磁力を発生させるための手段として電
磁石を設けているが、永久磁石を設けるようにしてもよ
い。この場合、ペン1a,1b,1cからは一定強度の
磁力が発生しているので、制御部22a,22b,22
cは、パネル21a,21b,21cの磁力だけを制御
することになる。
1b,1c内に、磁力を発生させるための手段として電
磁石を設けているが、永久磁石を設けるようにしてもよ
い。この場合、ペン1a,1b,1cからは一定強度の
磁力が発生しているので、制御部22a,22b,22
cは、パネル21a,21b,21cの磁力だけを制御
することになる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、ペンと平板状のタブレ
ット部の各々に磁力を発生させることにより、ペンタブ
レットを操作する操作者に対して力を伝達するので、力
覚ペンタブレットを介して、その操作者に力(触感)の
フィードバックを伝えることができる。また、省スペー
ス性と携帯性とコストパフォーマンスに優れたポインテ
ィングデバイスを提供することができる。
ット部の各々に磁力を発生させることにより、ペンタブ
レットを操作する操作者に対して力を伝達するので、力
覚ペンタブレットを介して、その操作者に力(触感)の
フィードバックを伝えることができる。また、省スペー
ス性と携帯性とコストパフォーマンスに優れたポインテ
ィングデバイスを提供することができる。
【図1】 本発明の第1の実施の形態となる力覚ペンタ
ブレットの動作原理を示す図である。
ブレットの動作原理を示す図である。
【図2】 本発明の第2の実施の形態を示す力覚ペンタ
ブレットの外観図である。
ブレットの外観図である。
【図3】 図2の力覚ペンタブレットのブロック図であ
る。
る。
【図4】 図2のペンの構造を示す側面図である。
【図5】 図2のパネルの構造を示す平面図である。
【図6】 図2のパネルの構造を示す側面図である。
【図7】 図3の力パターン処理部のブロック図であ
る。
る。
【図8】 対象画像の明度と操作者に伝える力の大きさ
の関係を示す図である。
の関係を示す図である。
【図9】 本発明の第2の実施の形態における対象画像
と力パターンの関係を示す図である。
と力パターンの関係を示す図である。
【図10】 本発明の第3の実施の形態を示す力覚ペン
タブレットのブロック図である。
タブレットのブロック図である。
【図11】 図10の力パターン処理部のブロック図で
ある。
ある。
【図12】 本発明の第3の実施の形態における対象画
像を示す図である。
像を示す図である。
【図13】 本発明の第4の実施の形態を示す力覚ペン
タブレットのブロック図である。
タブレットのブロック図である。
【図14】 図13の力覚ペンタブレットを使用するア
ームロボットシステムの外観図である。
ームロボットシステムの外観図である。
【図15】 図13の力パターン処理部のブロック図で
ある。
ある。
1、1a、1b、1c…ペン、2、2a、2b、2c…
タブレット部、3a、3b、3c…力パターン処理部、
11a…ペンコイル、12a…ペン基本機能部、21
a、21b、21c…パネル、22a、22b、22c
…制御部、23c…基本機能処理部、24a…タブレッ
ト基本機能部、25a…領域、26a…タブレットコイ
ル、31a、31b、31c…入出力部、32a、32
b、32c…中央処理部、33a、33b、33c…デ
ィスプレイ装置、91…アームロボット、92…ロボッ
トコントローラ、93…ロボット教示装置、94…力セ
ンサ。
タブレット部、3a、3b、3c…力パターン処理部、
11a…ペンコイル、12a…ペン基本機能部、21
a、21b、21c…パネル、22a、22b、22c
…制御部、23c…基本機能処理部、24a…タブレッ
ト基本機能部、25a…領域、26a…タブレットコイ
ル、31a、31b、31c…入出力部、32a、32
b、32c…中央処理部、33a、33b、33c…デ
ィスプレイ装置、91…アームロボット、92…ロボッ
トコントローラ、93…ロボット教示装置、94…力セ
ンサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B068 AA01 AA21 AA36 BB16 BD02 BD07 BE14 CC01 EE01 5B087 AA06 AA07 BC03 BC34 CC11 CC32
Claims (16)
- 【請求項1】 操作者に対して触感のフィードバックを
返すための力覚提示方法であって、 ペンと平板状のタブレット部の各々に磁力を発生させる
ことにより、ペンタブレットを操作する操作者に対して
力を伝達することを特徴とする力覚提示方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の力覚提示方法において、 前記タブレット部に、磁力を個々に変えることが可能な
1つまたは複数の領域を設けることを特徴とする力覚提
示方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の力覚提示方法において、 前記ペンの磁力とタブレット部の磁力を同極にすること
によってペンとタブレット部の間にタブレット面と垂直
な方向の斥力を発生させ、ペンの磁力とタブレット部の
磁力を異極にすることによってペンとタブレット部の間
にタブレット面と垂直な方向の引力を発生させることを
特徴とする力覚提示方法。 - 【請求項4】 請求項1記載の力覚提示方法において、 タブレット面上に操作者に伝達すべき力の作用方向と直
角な境界線を設け、この境界線の両側に異なる磁力を発
生させるか、あるいは一方に磁力を発生させることによ
って、ペンとタブレット部の間に前記作用方向に沿っ
た、タブレット面と水平な方向の斥力又は引力を発生さ
せることを特徴とする力覚提示方法。 - 【請求項5】 請求項1記載の力覚提示方法において、 前記ペンの磁力とタブレット部の磁力を同極又は異極に
することによってペンとタブレット部の間にタブレット
面と垂直な方向の斥力又は引力を発生させると共に、タ
ブレット面上に操作者に伝達すべき力の作用方向と直角
な境界線を設け、この境界線の両側に異なる磁力を発生
させるか、あるいは一方に磁力を発生させることによっ
て、ペンとタブレット部の間に前記作用方向に沿った、
タブレット面と水平な方向の斥力又は引力を発生させる
ことを特徴とする力覚提示方法。 - 【請求項6】 ポインティングデバイスであるペンタブ
レットにおいて、 磁力を発生させるための手段を備えたペンと、 このペンの操作によって指示された座標を検出すると共
に、磁力を発生させるための手段を備えたタブレット部
と、 ペンとタブレット部の間に発生させる力のパターンを算
出し、その力パターン情報をタブレット部に出力する力
パターン処理部とを有し、 前記タブレット部は、前記ペンの操作によって指示され
た座標を検出するパネルと、力パターン処理部からの力
パターン情報に応じた磁力をパネルに発生させる制御部
とを備え、ペンとタブレット部の間に発生させる力によ
り操作者に対して触感のフィードバックを返すことを特
徴とする力覚ペンタブレット。 - 【請求項7】 請求項6記載の力覚ペンタブレットにお
いて、 前記制御部は、前記パネルに発生させる磁力を制御する
と共に、前記ペンに発生させる磁力を制御することを特
徴とする力覚ペンタブレット。 - 【請求項8】 請求項6又は7記載の力覚ペンタブレッ
トにおいて、 前記タブレット部は、前記ペンの筆圧を検出する基本機
能処理部を備えることを特徴とする力覚ペンタブレッ
ト。 - 【請求項9】 請求項6記載の力覚ペンタブレットにお
いて、 前記ペンは、前記磁力を発生させる手段として永久磁石
を備えることを特徴とする力覚ペンタブレット。 - 【請求項10】 請求項7記載の力覚ペンタブレットに
おいて、 前記ペンは、前記制御部からの制御信号に応じて任意の
磁力を発生させる手段を備えることを特徴とする力覚ペ
ンタブレット。 - 【請求項11】 請求項10記載の力覚ペンタブレット
において、 前記ペンは、前記磁力を発生させる手段としてコイルを
備えることを特徴とする力覚ペンタブレット。 - 【請求項12】 請求項6又は7記載の力覚ペンタブレ
ットにおいて、 前記パネルは、前記磁力を発生させる手段として、2次
元状に配置された磁力を個々に変えることが可能な1つ
または複数のコイルを備えることを特徴とする力覚ペン
タブレット。 - 【請求項13】 請求項6又は7記載の力覚ペンタブレ
ットにおいて、 前記制御部は、前記ペンが前記パネル上の任意の座標位
置にあるとき発生させる力の目標値とこれに対応する前
記座標とからなる力パターン情報と、ペンによって指示
される現在の座標に基づいて、制御信号を出力しペン及
びタブレット部の磁力を制御することを特徴とする力覚
ペンタブレット。 - 【請求項14】 請求項6又は7記載の力覚ペンタブレ
ットにおいて、 前記力パターン処理部は、前記力のパターンを算出し、
その力パターン情報を出力する中央処理部と、 この力パターン情報をタブレット部に出力する入出力部
とを備えることを特徴とする力覚ペンタブレット。 - 【請求項15】 請求項8記載の力覚ペンタブレットに
おいて、 前記力パターン処理部は、前記タブレット部の基本機能
処理部から送出されたペンの座標及び筆圧の情報を受け
る入出力部と、 入出力部を介して入力されたペンの座標及び筆圧の情報
に応じた処理を行う中央処理部とを備えることを特徴と
する力覚ペンタブレット。 - 【請求項16】 請求項8記載の力覚ペンタブレットに
おいて、 センサを備えたアームロボットを有し、 前記力パターン処理部は、前記タブレット部の基本機能
処理部から送出されたペンの座標及び筆圧の情報を受け
ると共に、アームロボットから送出されたセンサの情報
を受ける入出力部と、 入出力部を介して入力されたペンの座標及び筆圧の情報
に応じてアームロボットを制御すると共に、入出力部を
介して入力されたセンサの情報に基づいて力のパターン
を算出し、その力パターン情報を入出力部を介してタブ
レット部に出力する中央処理部とを備えることを特徴と
する力覚ペンタブレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP295099A JP2000207114A (ja) | 1999-01-08 | 1999-01-08 | 力覚提示方法及び力覚ペンタブレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP295099A JP2000207114A (ja) | 1999-01-08 | 1999-01-08 | 力覚提示方法及び力覚ペンタブレット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000207114A true JP2000207114A (ja) | 2000-07-28 |
Family
ID=11543663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP295099A Pending JP2000207114A (ja) | 1999-01-08 | 1999-01-08 | 力覚提示方法及び力覚ペンタブレット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000207114A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2384547B (en) * | 2002-01-08 | 2006-04-26 | Caterpillar Inc | Sensory feedback system |
KR101295356B1 (ko) | 2007-08-16 | 2013-08-16 | 에스케이플래닛 주식회사 | 필기감 제공 기능을 갖는 디지타이저 펜 및 구동 시스템 |
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-
1999
- 1999-01-08 JP JP295099A patent/JP2000207114A/ja active Pending
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