JP2000202801A - 走行丸のこ盤などにおける刃口板の取付および調整装置 - Google Patents

走行丸のこ盤などにおける刃口板の取付および調整装置

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JP2000202801A
JP2000202801A JP11010418A JP1041899A JP2000202801A JP 2000202801 A JP2000202801 A JP 2000202801A JP 11010418 A JP11010418 A JP 11010418A JP 1041899 A JP1041899 A JP 1041899A JP 2000202801 A JP2000202801 A JP 2000202801A
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JP
Japan
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plate
mounting
saw
slit
circular
Prior art date
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JP11010418A
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English (en)
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Shigeharu Shirai
重治 白井
Takeshi Tanaka
武 田中
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Shinx Ltd
Original Assignee
Shinx Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械工作加工を簡単化して、製作コストの低
減を図る。 【解決手段】 両側一対の刃口板3を定盤1に取りつけ
て鋸走行用スリットAを構成し、そこから丸鋸2が突出
して切断加工を行う。上記の刃口板3の長手方向に所定
の間隔で丸穴30を設け、この丸穴30の段部aに座板
40をおき、この座板40の長孔41を通して取付ねじ
50を定盤1に螺合する。長孔41は鋸走行用スリット
Aと直角に交差する向きにしておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、走行丸のこ盤な
どの鋸走行用スリットを構成する刃口板の取付および調
整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】木材あるいは金属の切断加工に用いられ
る走行丸のこ盤においては、両側一対の刃口板で構成し
た鋸走行用スリットを丸鋸が走行移動すると共に、そこ
から丸鋸が突出して切断加工が行われるようになってい
る。丸鋸は切断負荷などによって変形し振れを生ずる。
このため上記の鋸走行用スリットは、刃先に触れて損耗
し、長期においては拡開してしまう。
【0003】上記の状態での切断加工は、切断精度の著
しい低下を招くので、これを補正する措置がとられる。
常法では両側の刃口板を接近して鋸走行用スリットの間
隔を詰め、丸鋸により挽き直して更新している。そこで
従来一般の丸のこ盤には、刃口板を鋸走行用スリットと
交差する方向に移動調整する構成が具備される。
【0004】図4および図5は、従来の刃口板の取付お
よび調整装置を示したものである。同図において、10
1は左右両側の定盤 102は丸鋸 103は定盤10
1上に取りつけた刃口板 Aは両刃口板103の間に形
成された鋸走行用スリット104は刃口板103の両側
にして定盤101の上面に取りつけたテーブル板であ
る。
【0005】上記の刃口板103には、丸鋸102の走
行方向と直交する向きの段付長孔105を間隔的に設
け、その段部105aに係合した固定ねじ106を定盤
101のねじ孔101aに螺合して刃口板103を固定
する。上記の刃口板103は、長孔105の方向におい
て移動調整が可能であり、鋸走行用スリットAの間隔を
調整することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の刃口
板の取付調整装置においては、段付長孔105によって
鋸走行用スリットAを調整するものである。この段付長
孔105は、フライス盤などの工作機械で加工される
が、その形状から製作に手間と時間が掛かり製品コスト
を大きく押し上げてしまう。特に数mにも及ぶ鋸走行用
スリットAをもつものにおいては、加工数も多く非常に
コスト高となってしまう。
【0007】本発明は、上記した従来技術の問題点に着
目してなされたものであり、機械工作が容易であり、製
作コストを低減することができる刃口板の取付および調
整装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る刃口板の取付および調整装置は次の
ように構成したものである。
【0009】すなわち、その要旨とするところは、両側
一対の刃口板をそれぞれ定盤に取りつけて鋸走行用スリ
ットを構成し、この鋸走行用スリットを丸鋸が移動して
加工材を切断する走行丸のこ盤などにおいて、上記刃口
板に丸穴を設けて、この丸穴に長孔を有する座板を取り
つけ、この座板と定盤とを取付ねじによって締結したこ
とにある。
【0010】刃口板には丸穴を機械加工するだけで良い
ので、手間が掛からず製作が簡単である。座板は金属板
のプレス打抜きなどにより製作し、長孔の向きを鋸走行
用スリットと交差するようにして上記の丸穴に取りつけ
る。
【0011】また請求項2に記載した発明は、請求項1
の刃口板の取付および調整装置において、丸穴に段部を
設けて、この段部に座板を係合したことを要旨とする。
【00012】上記のように構成したときは、段部を介
して座板を定盤に締め付け、刃口板を取付固定すること
ができる。上記の座板は、丸穴内に固定する必要はな
く、単に置くだけで良い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る走行丸のこ
盤などにおける刃口板の取付および調整装置を一実施例
について説明する。図1は縦断正面図、図2は平面図で
あり、1は左右両側に固定して配設した定盤 2は定盤
1の下方に配設した丸鋸 3、3は定盤1、1上に配置
した樹脂板製あるいは軽金属板製の刃口板である。この
刃口板3、3の突合わせ部には、丸鋸2が走行移動およ
び突出移動する鋸走行用スリットAを形成する。
【0014】30は各刃口板3の長手方向(鋸走行用ス
リットA方向)に、所定の間隔をもって設けた丸穴 こ
の丸穴30は、図3に明示するように段部aによって上
方に開口する大径部bと下方に開口する小径部cに区画
して構成する。
【0015】40は段部aによって丸穴30内に備えた
円形の座板 この座板40は、金属板からなり、プレス
加工などによって中央部に長孔41を設ける。この長孔
41は、鋸走行用スリットAと直角に交差する向きで配
置する。
【0016】4は丸穴30と同じ間隔で定盤1に設けた
ねじ孔 50は座板40の長孔41を通して上記ねじ孔
4に螺合した取付ねじである。この取付ねじ50の頭部
51は、丸穴30の大径部b内に位置しており、上方に
おいて回転操作することができる。
【0017】一実施例に係る刃口板の取付および調整装
置の構成は上記の通りであり、取付ねじ50を締め込む
ことによって、座板40を介して刃口板3を定盤1へ締
付固定することができる。座板40を備えた丸穴30
は、単純な円形で良く、これをボーリング錐加工によっ
て製作することができる。また座板40は、金属板から
なり、これを打抜きプレス加工によって容易に製作する
ことができる。
【0018】上記の構成において、刃口板3、3が損耗
したときには、取付ねじ50を緩めて両刃口板3、3の
間隔を閉じる方向に移動し、突合わせする。この移動調
整は、長孔41によって問題無く行うことができる。調
整後は取付ねじ50によって刃口板3を固定し、突合わ
せ端を丸鋸2によって挽き直し、鋸走行用スリットAを
更新する。
【0019】なお上記の一実施例では、座板40の締付
力を丸穴30の段部aによって受けることにより刃口板
3を締付固定したが、座板40を適宜の固定手段、例え
ばねじ止め、接着などのによって丸穴30に固定しても
良く、これによっても本発明は成立する。
【0020】また一実施例の座板40は、丸穴30に対
して緊密に嵌合する必要はなく、外周方向においてガタ
があっても良い。またその形状は、円形でなく例えば四
角形であっても良い。
【0021】また一実施例では、下方に位置する丸鋸が
鋸走行用スリットから上方に突出して移動するタイプの
丸のこ盤を例にとって説明をしたが、丸鋸が刃口板の上
方に位置し、この丸鋸が刃口板に切込みながら移動する
タイプの丸のこ盤においても例外無く適用することがで
きる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明に係る走行丸のこ盤
などにおける刃口板の取付および調整装置によれば、機
械工作加工を著しく簡単化することができるものであ
り、これによって製作コストを大幅に低減できるという
優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る刃口板の取付および調整装置の
一実施例を示す縦断正面図である。
【図2】同じく、平面図である。
【図3】同じく、分解斜視図である。
【図4】従来における刃口板の取付および調整装置の構
成を示す縦断正面図である。
【図5】同じく、平面図である。
【符号の説明】
A 鋸走行用スリット 1 定盤 2 丸鋸 3 刃口板 4 ねじ孔 30 丸穴 a 段部 b 大径部 c 小径部 40 座板 41 長孔 50 取付ねじ 51 頭部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側一対の刃口板をそれぞれ定盤に取り
    つけて鋸走行用スリットを構成し、この鋸走行用スリッ
    トを丸鋸が移動して加工材を切断する走行丸のこ盤など
    において、 上記刃口板に丸穴を設けて、この丸穴に長孔を有する座
    板を取りつけ、この座板と定盤とを取付ねじによって締
    結したことを特徴とする走行丸のこ盤などにおける刃口
    板の取付および調整装置。
  2. 【請求項2】 丸穴に段部を設けて、この段部に座板を
    係合したことを特徴とする請求項1に記載する走行丸の
    こ盤などにおける刃口板の取付および調整装置。
JP11010418A 1999-01-19 1999-01-19 走行丸のこ盤などにおける刃口板の取付および調整装置 Pending JP2000202801A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2212711A1 (es) * 2001-03-16 2004-07-16 Biesse S.P.A. Maquina para la realizacion de paneles.

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2212711A1 (es) * 2001-03-16 2004-07-16 Biesse S.P.A. Maquina para la realizacion de paneles.

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