JP2000199679A - プレハブ低温庫 - Google Patents

プレハブ低温庫

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JP2000199679A
JP2000199679A JP10372164A JP37216498A JP2000199679A JP 2000199679 A JP2000199679 A JP 2000199679A JP 10372164 A JP10372164 A JP 10372164A JP 37216498 A JP37216498 A JP 37216498A JP 2000199679 A JP2000199679 A JP 2000199679A
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JP
Japan
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ceiling panel
fluorescent lamp
mounting
mounting case
case
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Application number
JP10372164A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Shoda
友昭 正田
Yutaka Kurihara
豊 栗原
Masaki Negishi
正樹 根岸
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 埃等が照明装置と天井パネルとの間隙に蓄積
せず、照明装置の取付作業や蛍光灯の交換作業を容易化
できるプレハブ低温庫を提供する。 【解決手段】 蛍光灯9を収納する蛍光灯ケース15と
天井パネル3Aとの間に取付ケース13を介装させて取
り付けられる照明装置11を備えたプレハブ低温庫にお
いて、取付ケース13を枠状に形成し、この取付ケース
13と天井パネル3Aとの間にコーキング材を設け、取
付ケース13の取付フランジ23Aに切欠き33を形成
し、取付ケース13の取付フランジ23Bに大孔部35
aと小孔部35bとを有するだるま孔35を形成する。
照明装置11を天井パネル3Aに取り付ける時には、天
井パネル3Aに設けられた半締結状態のビス43を切欠
き33に差し込んで仮止めし、天井パネル3Aに設けら
れた半締結状態のビス45をだるま孔35の大孔部35
aに嵌合し、この大孔部35aから小孔部35bに位置
をずらして仮止めし、ビス43,45を本締めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明装置を備えた
プレハブ低温庫に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、蛍光灯を収納する蛍光灯ケース
と庫内に臨む天井パネルとの間に取付ケースを介装させ
て取り付けられる照明装置を備えたプレハブ低温庫が知
られている。
【0003】図12において、符号61は従来のプレハ
ブ低温庫の照明装置を示し、この照明装置61はプレハ
ブ低温庫の庫内に臨む天井パネル63に取り付けられ
る。この照明装置61は、前記天井パネル63に取り付
けられる取付ケース65と、この取付ケース65に固定
される蛍光灯ケース67とを備える。
【0004】取付ケース65は、図13に示すように箱
型であり、取付ケース65の上面65aには開口が形成
されていない。この取付ケース65の両端には取付フラ
ンジ69が形成され、この取付フランジ69に形成され
た丸孔71にビス(締結手段)73を貫通させて締結
し、取付フランジ69を天井パネル63に取り付ける。
取付ケース65の下面には、図12に示すように前記蛍
光灯ケース67が固定される。
【0005】蛍光灯ケース67は箱型であり、蛍光灯ケ
ース67の上面には、図14に示すように蛍光灯クリッ
プ75が貫通して取り付けられ、この蛍光灯クリップ7
5には透明な材料で形成された円筒カバー77が嵌め込
まれ、この円筒カバー77に蛍光灯79が収納されてい
る。符号81はヒータである。蛍光灯ケース67の下部
にはカバー支持部材83が設けられ、このカバー支持部
材83には矢印A方向にスライドさせることにより着脱
自在な断熱カバー85が取り付けられる。断熱カバー8
5を取り外すと蛍光灯ケース67の下面に開口87が形
成され、この開口87を通じて蛍光灯79の交換等を行
うことができる。蛍光灯ケース67に嵌め込まれた断熱
カバー85は、この断熱カバー85の端縁85aを押え
金具89で押さえ、押え金具取付ビス91でビス止めす
ることにより固定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
プレハブ低温庫では、例えば天井パネル63に凹凸があ
ると、この天井パネル63に照明装置61を取り付けた
ときに、この照明装置61の取付ケース65と天井パネ
ル63との間に間隙が生じやすく、この間隙に埃等が蓄
積し、最終的に蓄積した埃等が庫内に落下するという問
題がある。
【0007】また、取付ケース65が箱型であるので、
照明装置61全体の重量が重くなり、照明装置61の取
付作業が困難になるという問題がある。
【0008】また、照明装置61を天井パネル63に取
り付ける場合には、蛍光灯ケース67を固定した取付ケ
ース65を天井パネル63に押し付けながらビス73を
締結しなければならない。このとき、照明装置61の取
付作業を一人で行う場合には、照明装置61が小型軽量
であれば、作業者は一方の手で照明装置61を支持しな
がら他方の手でビス73を締結できるが、照明装置61
が重い場合又は大きい場合には、一人の作業者が照明装
置61を支持し、他の作業者がビス73を締結しなけれ
ばならず、二人以上で取付作業を行わなければならな
い。また、天井パネル63は高い位置にあるため照明装
置61の取付作業は例えば脚立に登っての高所の作業と
なり、大きい照明装置61を取り付ける場合には、一方
の取付フランジ69をビス止めした後に照明装置61を
支持しながら脚立に登った状態で他方の取付フランジ6
9まで移動することは不可能であり、二人以上で取付作
業を行わなくてはならないという問題がある。
【0009】また、蛍光灯79を交換する場合には、押
え金具取付ビス91を外して押え金具89を取り外し、
断熱カバー85をスライドさせて取り外し、蛍光灯79
を交換し、断熱カバー85をスライドさせて挿入し、押
え金具89を取り付けて押え金具取付ビス91を締結す
ることにより、蛍光灯79の交換作業が完了する。しか
しながら、この蛍光灯交換作業では、取り外した押え金
具89や断熱カバー85は一時的にどこかに置いたり、
押え金具取付ビス91を外したり締結したりする必要が
あるので手間がかかるという問題がある。
【0010】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する課題を解消し、埃等が照明装置と天井パネ
ルとの間隙に蓄積せず、照明装置の取付作業や蛍光灯の
交換作業を容易化できるプレハブ低温庫を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
蛍光灯を収納する蛍光灯ケースと庫内に臨む天井パネル
との間に取付ケースを介装させて取り付けられる照明装
置を備えたプレハブ低温庫において、前記取付ケースと
前記天井パネルとの間にシール材を設けたことを特徴と
するものである。
【0012】この発明によれば、取付ケースと天井パネ
ルとの間にシール材を設けたので、取付ケースと天井パ
ネルとの間の間隙が塞がれ、この間隙に埃等の蓄積せ
ず、庫内への埃等の落下が防止される。また、取付ケー
スと天井パネルとの間に設けられるシール材が接着剤の
役割を果たすので、照明装置が天井パネルに強固に取り
付けられる。
【0013】請求項2記載の発明は、蛍光灯を収納する
蛍光灯ケースと庫内に臨む天井パネルとの間に取付ケー
スを介装させて取り付けられる照明装置を備えたプレハ
ブ低温庫において、前記取付ケースを前記天井パネルと
の接触面に開口を有する枠状に形成し、この取付ケース
と前記天井パネルとの間にシール材を設けたことを特徴
とするものである。
【0014】この発明によれば、取付ケースを枠状に形
成したので、取付ケースが軽量化されて取付作業が容易
になる。また、取付ケースと天井パネルとの間にシール
材を設けたので、取付ケースと天井パネルとの間に形成
される間隙が閉塞され、この間隙に埃等の蓄積せず、庫
内への埃等の落下が防止される。また、取付ケースと天
井パネルとの間に設けられるシール材が接着剤の役割を
果たすので、照明装置が天井パネルに強固に取り付けら
れる。
【0015】請求項3記載の発明は、蛍光灯を収納する
蛍光灯ケースと庫内に臨む天井パネルとの間に取付ケー
スを介装させて取り付けられる照明装置を備えたプレハ
ブ低温庫において、前記取付ケースの一縁部に切欠きを
形成し、前記取付ケースの他縁部に大孔部と小孔部とを
有するだるま孔を形成し、前記天井パネルに設けられた
半締結状態の第1の締結手段を前記切欠きに差し込んで
仮止めし、前記天井パネルに設けられた半締結状態の第
2の締結手段を前記だるま孔の前記大孔部に嵌合し、こ
の大孔部から前記小孔部に位置をずらして仮止めし、前
記第1及び第2の締結手段を本締めすることにより、前
記取付ケースを前記天井パネルに取り付けることを特徴
とするものである。
【0016】この発明によれば、天井パネルに取り付け
た半締結状態の第1及締結手段を切欠きに差し込み、半
締結状態の第2締結手段をだるま孔の大孔部に嵌合させ
て、この大孔部から小孔部に位置をずらすだけで照明装
置の仮止めができるので、照明装置を支えながら第1及
び第2の締結手段を締結する必要がなくなり、たとえ照
明装置が重い場合でも大きい場合でも、照明装置の取付
作業を一人で行うことができる。取付ケースの一縁部に
形成された切欠きに半締結状態の第1の締結手段を差し
込む作業は、第1の締結手段を見ながら行うことができ
るので、作業性が向上する。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれか1項記載の発明において、前記蛍光灯ケースに前
記蛍光灯を収納可能な開口を形成し、この開口を覆う断
熱カバーをヒンジ部を介して蛍光灯ケースに設けて断熱
カバーを開閉自在に構成したことを特徴とするものであ
る。
【0018】この発明によれば、開口を覆う断熱カバー
をヒンジ部を介して蛍光灯ケースに設けて断熱カバーを
開閉自在に構成したので、例えば蛍光灯交換時に断熱カ
バーを取り外す手間や断熱カバーをどこかに置く手間が
省かれ、作業性が向上する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0020】図1において、符号1はプレハブ冷蔵庫等
のプレハブ低温庫を示している。このプレハブ低温庫1
は断熱箱3を備え、この断熱箱3は複数の断熱パネルを
連結して組み立てられ、天井パネル3A、側板パネル3
B、床パネル3Cで構成されている。側板パネル3Bの
前面には扉5が設けられている。庫内には冷却装置(図
示せず)が取り付けられ、この冷却装置は、冷凍サイク
ルを構成する蒸発器、及び送風機等を備え、庫内を冷却
する。
【0021】天井パネル3Aの庫内に臨む面には、蛍光
灯を収納した照明装置11(図2)が取り付けられる。
【0022】照明装置11は、図3に示すように、前記
天井パネル3Aに取り付けられる取付ケース13と、こ
の取付ケース13に例えば図示を省略したビスで固定さ
れる蛍光灯ケース15とを備えている。
【0023】本実施形態では、取付ケース13は、鋼板
から折り曲げ加工等により、図4に示すように枠状に形
成される。取付ケース13は2個の長側壁17と2個の
短側壁19を備え、各長側壁17の上縁からは折り曲げ
部21が内側に向けて延び、各短側壁19の上縁からは
取付フランジ23が外側に向けて延び、これら折り曲げ
部21及び取付フランジ23は上面開口25を囲んでい
る。この折り曲げ部21の上面及び取付フランジ23の
上面には、シリコン等のコーキング材(シール材)Sが
塗布されている。したがって、取付ケース13を天井パ
ネル3Aに取り付けた場合、コーキング材Sによって折
り曲げ部21の上面及び取付フランジ23の上面と天井
パネル3Aとの間隙が閉塞される。上面開口25は天井
パネル3Aとの接触面に位置する。また、長側壁17及
び短側壁19の下縁には蛍光灯ケース取付部27,29
が内側に向けて延び、これら蛍光灯ケース取付部27,
29は下面開口31を囲んでいる。
【0024】本実施形態では、一方の取付フランジ23
Aには、図5に示すように、2個の細長い切欠き33が
形成され、この切欠き33の入口側端部33aは外側に
向けて広がるようにカットされている(図5では、入口
側端部33aが直線状にカットされているが、例えば円
弧状にカットしてもよい。)。他方の取付フランジ23
Bには2個のだるま孔35が形成され、各だるま孔35
は大孔部35aとこの大孔部35aに繋がる小孔部35
bとからなる。
【0025】蛍光灯ケース15は、図2に示すように箱
型であり、上壁37と2個の長側壁39と2個の短側壁
41とを備える。上壁37には、図3に示すように蛍光
灯クリップ43が貫通して取り付けられ、この蛍光灯ク
リップ43には透明な材料で形成された円筒カバー45
が嵌め込まれ、この円筒カバー45の内部に前記蛍光灯
9が収納される。また、上壁37の上面(取付ケース1
3の下面開口31の位置)にはヒータ47が設けられ、
このヒータ47が発する熱により照明装置11の結露が
防止され、また照明装置11内部が保温されて蛍光灯9
の照度低下が防止される。
【0026】一方の長側壁39Aの外面にはヒンジ部5
1が取り付けられ、このヒンジ部51には曲折したカバ
ー支持部材53が取り付けられ、このカバー支持部材5
3には蛍光灯9の光を透過する断熱カバー55が設けら
れる。符号57はカバー止め具であり、このカバー止め
具57には凸部(図示せず)が設けられ、この凸部に対
応する凹部(図示せず)を長側壁39Bに設け、これら
凸部と凹部とを嵌合させて断熱カバー55を蛍光灯ケー
ス15に係止する。他の係止方法として、例えば磁石を
カバー止め具57又は/及び長側壁39Bに設け、当該
磁石の吸引力を用いて断熱カバー55を蛍光灯ケース1
5に係止させてもよい。このカバー止め具57の係止を
解除すると、図6及び図7に示すように断熱カバー55
は前記ヒンジ部51を中心として矢印B方向に回動可能
となり、断熱カバー55を開けることができる。
【0027】カバー止め具57の係止を解除して断熱カ
バー55を開けると、蛍光灯ケース15には蛍光灯着脱
用の開口58が形成され、この蛍光灯着脱用の開口58
を通じて蛍光灯9の交換等を行うことができる。
【0028】このように、カバー止め具57の係止を解
除するだけで蛍光灯9を交換することができるので、断
熱カバー33を蛍光灯ケース15に固定するためのビス
等を外したり断熱カバー33をどこかに置く作業が不要
となり、作業性が向上する。
【0029】次に、照明装置11の取付作業について図
8〜図11を参照して説明する。
【0030】蛍光灯ケース15には取付ケース13を予
め固定しておく。
【0031】作業者は、取付フランジ23A,23Bの
上面と折り曲げ部21(図4)の上面にコーキング材S
を塗布する。そして、所定の方法により天井パネル3A
にビスの取付位置を罫書き、その罫書いた位置にビスを
半締結状態まで締結する。
【0032】次いで、作業者は、例えば脚立に登って照
明装置11を持ち上げ、図8に示すように、ビス(第1
の締結手段)43を切欠き33の奥に向けて(矢印C方
向)に差し込んで仮止めを行う。この切欠き33に半締
結状態のビス43を差し込む作業はビス43を見ながら
行うことができるので容易に行うことができる。また、
切欠き33の入口側端部33aが広く形成されているの
で、半締結状態のビス43を挿入しやすくなっている。
【0033】そして、図9に示すように、2個のビス4
5の頭部をだるま孔35の大孔部35aに貫通させ、図
10に示すように照明装置11の位置を矢印D方向に移
動させることにより、図11に示すようにビス45を大
孔部35aから小孔部35bにずらし、照明装置11の
仮止めが終了する。最後に、ビス43,45の本締め
(増し締め)を行い、取付フランジ23A,23Bの上
面と折り曲げ部21の上面とに塗布されたコーキング材
Sにより照明装置11と天井パネル3Aとが密着し、照
明装置11の取付作業が完了する。
【0034】本実施形態では、取付ケース13を枠状に
形成しているので、取付ケース13が軽量化されて、照
明装置11の取付作業を容易化できる。また、作業者は
照明装置11を持ち上げて、天井パネル3Aに予め取り
付けた半締結状態のビス43を切欠き33に挿入し、ビ
ス45をだるま孔35の大孔部35aに嵌合させて照明
装置11の位置をずらすだけで照明装置11の仮止めが
できるので、照明装置11を支えながらビスの締結を行
う必要がなくなり、たとえ照明装置11が重い場合でも
大きい場合でも、照明装置11の取付作業を一人で行う
ことができる。また、一方の取付フランジ23Aに形成
された切欠き33に半締結状態のビス43を差し込む作
業は、ビス43を見ながら行うことができるので、照明
装置11の仮止め作業を容易化できる。
【0035】更に、取付ケース13と天井パネル3Aと
の間にコーキング材Sを設けたので、取付ケース13と
天井パネル3Aとの間の間隙が閉塞され、この間隙に埃
等が蓄積せず、庫内への埃等の落下を防止できる。ま
た、取付ケース13と天井パネル3Aとの間の間隙が閉
塞されるので、取付ケース13内への冷気の進入を防止
でき、取付ケース13内に設けられているヒータ47の
熱を効率良く利用できる。また、照明装置11(取付ケ
ース13)と天井パネル3Aとの間にコーキング材Sが
設けられるので、ビス43,45とコーキング材Sの両
方で照明装置11が天井パネル3Aに取り付けられてい
る状態になり、照明装置11が天井パネル3Aに強固に
取り付けられる。
【0036】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明はこれに限定されるものではない。本実
施形態では取付ケース13を枠状に形成しているが、例
えば箱型に形成してもよい。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、取付ケー
スと天井パネルとの間にシール材を設けたので、取付ケ
ースと天井パネルとの間に形成される間隙が塞がれ、こ
の間隙に埃等の蓄積せず、庫内への埃等の落下を防止す
ることができる。また、取付ケースと天井パネルとの間
に設けられるシール材が接着剤の役割を果たすので、照
明装置が天井パネルに強固に取り付けられる。
【0038】請求項2記載の発明によれば、取付ケース
を枠状に形成したので、取付ケースが軽量化されて照明
装置の取付作業を容易化することができる。また、取付
ケースと天井パネルとの間にシール材を設けたので、取
付ケースと天井パネルとの間に形成される間隙が塞が
れ、この間隙に埃等の蓄積せず、庫内への埃等の落下を
防止することができる。また、取付ケースと天井パネル
との間に設けられるシール材が接着剤の役割を果たすの
で、照明装置が天井パネルに強固に取り付けられる。
【0039】請求項3記載の発明によれば、天井パネル
に取り付けた半締結状態の第1及締結手段を切欠きに差
し込み、半締結状態の第2締結手段をだるま孔の大孔部
に嵌合させて、この大孔部から小孔部に位置をずらすだ
けで照明装置の仮止めができるので、照明装置を支えな
がら第1及び第2の締結手段の締結を行う必要がなくな
り、たとえ照明装置が重い場合でも大きい場合でも、照
明装置の取付作業を一人で行うことができる。また、取
付ケースの一縁部に形成された切欠きに半締結状態の第
1の締結手段を差し込む作業は、第1の締結手段を見な
がら行うことができるので、仮止め作業を容易化でき
る。
【0040】請求項4記載の発明によれば、開口を覆う
断熱カバーをヒンジ部を介して蛍光灯ケースに設けて断
熱カバーを開閉自在に構成したので、例えば蛍光灯交換
時に断熱カバーを取り外す手間や断熱カバーをどこかに
置く手間が省け、作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるプレハブ低温庫を示す
斜視図である。
【図2】プレハブ低温庫の照明装置を示す斜視図であ
る。
【図3】照明装置の断面図である。
【図4】照明装置の取付ケースを示す斜視図である。
【図5】取付ケースの取付フランジに形成される切欠き
及びだるま孔を示す平面図である。
【図6】断熱カバーを開いたときの照明装置を示す斜視
図である。
【図7】断熱カバーを開いたときの照明装置の断面図で
ある。
【図8】半締結状態のビスをだるま孔の大孔部に嵌合さ
せたときの照明装置を示す斜視図である。
【図9】半締結状態のビスをだるま孔の大孔部から小孔
部に向けてずらしたときの照明装置を示す斜視図であ
る。
【図10】半締結状態のビスをだるま孔の大孔部に嵌合
させたときのビス及びだるま孔の位置を示す平面図であ
る。
【図11】半締結状態のビスをだるま孔の大孔部から小
孔部に向けてずらしたときのビス及びだるま孔の位置を
示す平面図である。
【図12】従来のプレハブ低温庫における照明装置を示
す斜視図である。
【図13】従来のプレハブ低温庫における照明装置の取
付ケースを示す斜視図である。
【図14】従来のプレハブ低温庫における照明装置の断
面図である。
【符号の説明】
1 プレハブ低温庫 3A 天井パネル 9 蛍光灯 11 照明装置 13 取付ケース 15 蛍光灯ケース 23(23A,23B) 取付フランジ 33 切欠き 35 だるま孔 35a 大孔部 35b 小孔部 43 ビス(第1の締結手段) 45 ビス(第2の締結手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根岸 正樹 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3L045 AA05 AA07 BA01 CA02 3L102 JA02 LC32 LC33 LC40

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍光灯を収納する蛍光灯ケースと庫内に
    臨む天井パネルとの間に取付ケースを介装させて取り付
    けられる照明装置を備えたプレハブ低温庫において、 前記取付ケースと前記天井パネルとの間にシール材を設
    けたことを特徴とするプレハブ低温庫。
  2. 【請求項2】 蛍光灯を収納する蛍光灯ケースと庫内に
    臨む天井パネルとの間に取付ケースを介装させて取り付
    けられる照明装置を備えたプレハブ低温庫において、 前記取付ケースを前記天井パネルとの接触面に開口を有
    する枠状に形成し、この取付ケースと前記天井パネルと
    の間にシール材を設けたことを特徴とするプレハブ低温
    庫。
  3. 【請求項3】 蛍光灯を収納する蛍光灯ケースと庫内に
    臨む天井パネルとの間に取付ケースを介装させて取り付
    けられる照明装置を備えたプレハブ低温庫において、 前記取付ケースの一縁部に切欠きを形成し、前記取付ケ
    ースの他縁部に大孔部と小孔部とを有するだるま孔を形
    成し、前記天井パネルに設けられた半締結状態の第1の
    締結手段を前記切欠きに差し込んで仮止めし、前記天井
    パネルに設けられた半締結状態の第2の締結手段を前記
    だるま孔の前記大孔部に嵌合し、この大孔部から前記小
    孔部に位置をずらして仮止めし、前記第1及び第2の締
    結手段を本締めすることにより、前記取付ケースを前記
    天井パネルに取り付けることを特徴とするプレハブ低温
    庫。
  4. 【請求項4】 前記蛍光灯ケースに前記蛍光灯を収納可
    能な開口を形成し、この開口を覆う断熱カバーをヒンジ
    部を介して蛍光灯ケースに設けて断熱カバーを開閉自在
    に構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
    項記載のプレハブ低温庫。
JP10372164A 1998-12-28 1998-12-28 プレハブ低温庫 Pending JP2000199679A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7009402B2 (en) * 2003-02-28 2006-03-07 Nissan Motor Co., Ltd. Estimating apparatus and method of input and output enabling powers for secondary cell
EP1872693A1 (de) * 2006-06-28 2008-01-02 AHT Cooling Systems Gmbh Kühlgerät

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